JPH07200249A - Fifo状態インジケータ - Google Patents

Fifo状態インジケータ

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JPH07200249A
JPH07200249A JP6264915A JP26491594A JPH07200249A JP H07200249 A JPH07200249 A JP H07200249A JP 6264915 A JP6264915 A JP 6264915A JP 26491594 A JP26491594 A JP 26491594A JP H07200249 A JPH07200249 A JP H07200249A
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fifo
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F5/00Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled
    • G06F5/06Methods or arrangements for data conversion without changing the order or content of the data handled for changing the speed of data flow, i.e. speed regularising or timing, e.g. delay lines, FIFO buffers; over- or underrun control therefor

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  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 データ転送に使用するFIFOバッファの状
態を監視しFIFOの状態にしたがって満杯(ful
l)および空(empty)信号を生成するようなシス
テムを提供する。 【構成】 多数のレベルを有するFIFOは送信側から
受信側へ転送中のデータを保持する。FIFOを監視
し、全てのレベルが満杯の場合、FIFO_FULL信
号を発行し、全てのレベルが空になった場合、FIFO
_EMPTY信号を発行する。これらの信号において、
タイミングが重要な4つの場合が存在する。(1)FI
FO_FULL信号の発行がすぐに行われる場合、
(2)FIFO_EMPTY信号の発行がすぐに行われ
る場合、(3)FIFO_EMPTY信号の作動停止が
FIFOを読み出すコンピュータのクロックと同期して
いる場合、(4)FIFO_EMPTY信号の作動停止
がFIFOに書き込むコンピュータのクロックと同期し
ている場合、の4つである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2台のコンピュータ間
でのデータ転送に使用する先入れ先出し(FIFO)レ
ジスタの状態(空または満杯)を表わす状態インジケー
タに関する。上記状態インジケータは2種類の異なるク
ロックに同期した2つの出力を生成する。
【0002】
【技術的背景】BというコンピュータからAというコン
ピュータへデータ転送を行なう方法は多数存在する。例
えば、2台のコンピュータが異なるクロック周波数で作
動している場合には、転送の際にFIFO(先入れ先出
し)バッファを使用することがある。FIFOバッファ
はコンピュータBからコンピュータAへの転送中のデー
タ保持部である。
【0003】FIFOはパイプラインであると考えても
良い。送信側のコンピュータBはデータ・ワードのシー
ケンス、例えばW1を読み込み、続けてW2、W3とパ
イプラインに送り込む。パイプラインはデータ・ワード
を保持し、逐次的にコンピュータAで利用できるように
する。受信側のコンピュータAはパイプラインにデータ
が送り込まれたのと同じ順序でパイプラインからデータ
を読み取る。第1にW1を読み取り、続けてW2、W3
と読み取る。
【0004】コンピュータAでのFIFOの読み取りの
順番は、コンピュータBで送出した順番と同じであるこ
とから、「先入れ先出し(First In, First Out)」と
呼ばれている。
【0005】このような方法の場合には2種類の問題が
ある。その第1は、FIFOの容量が限られていること
である。送出側はデータが満杯のFIFOへデータ・ワ
ードを送出しようとすべきではない。第2に、受信側は
空のFIFOからデータ・ワードを読み込もうとすべき
ではない。
【0006】これらの問題を解決するには幾つかの方法
がある。その1つはデータをFIFOと正確に同じ大き
さのブロックに分割することである。例えば、FIFO
が8ワード保持できる場合、送信側は8データ・ワード
のバースト転送によってFIFOに全て送り出す。次
に、送信側は適当な時間だけ待機し、その間に受信側が
先の8ワードを読み取る。この後、送信側が別の8ワー
ドを送出する。
【0007】要するに、この方法では転送時に遅延を必
要とする。
【0008】別の方法は図1を参照して説明する。カウ
ンタCOUNTERがFIFO内に現在格納されている
ワード数を表わす出力を生成すると仮定する(図1では
商業的に利用可能な74−193型カウンタを図示して
いる)。
【0009】図1の左上部の略図で示してあるように、
データワードがFIFOへ送出されるまで、カウンタ出
力は0000に設定されている。ここで、図1の右上部
に図示してあるように、送信側Bが、W1〜W4の4ワ
ードをFIFOへ送り込んだとする。
【0010】各々のワードが送り込まれるに従い、送信
側はカウンタの計数入力(COUNT UP)へパルス
を送る。各々のパルスでカウンタの出力がインクリメン
トされる。最終出力は0100(十進法の表記による4
に等しい)となる。カウンタの出力0100は、このカ
ウンタが4ワードを格納していることを表わす。
【0011】次に、受信側がこれらのワードを読み取
る。図1の左下に図示してあるように、受信側で各々の
ワードを読み取るごとに、カウンタの逆計数入力(CO
UNTDOWN)へパルスを送る。各パルスでカウンタ
の出力がデクリメントする。図の右下に図示してあるよ
うに、最終的なカウンタの出力は0000となり、FI
FOが空であることを表わす。
【0012】この方法による問題は、受信側がCOUN
T DOWNパルスを送信中には、同時に送信側がCO
UNT UPパルスを送信できないということである。
カウンタはこれらの矛盾するパルスに応答することが出
来ない。COUNT UP信号とCOUNT DOWN
信号の同時発生を防止して、送信側からのデータ送り込
みと受信側でのデータ読み取りが同時に発生しないよう
にする何らかの方法を提供する必要がある。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は送信側
と受信側の間のデータ転送の改良を提供することであ
る。
【0014】本発明のさらなる目的はデータ転送に使用
するFIFOバッファの状態を監視し該FIFOの状態
にしたがって満杯(full)および空(empty)
信号を生成するようなシステムを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の1つの態様にお
いて、FIFOをバッファとして使用し、送信側から受
信側への転送経路内でデータを保持する。送信側と受信
側は非同期である。本発明はFIFOの各レベルの状態
(空または満杯)を監視し、全レベルが満杯の場合には
FIFO_FULL信号を、また全レベルが空の場合に
はFIFO_EMPTY信号を発生する。各々の信号は
送信側または受信側のどちらか一方のクロックと同期す
る。
【0016】本発明の重要な特徴はFIFO用の状態イ
ンジケータが発生する信号の同期であるが、同期の説明
は後述する。第1にFIFO状態の考え方について説明
し、次に状態信号をどのように生成するかを説明する。
【0017】
【実施例】図20は本発明の1つの態様の略図である。
本図についての説明は、図2から初めて順を追って段階
的に行なう。
【0018】[FIFO_EMPTY信号の生成]図2
の左側には8個のメモリー・セルの列FF0〜FF7が
図示してある(右側にもFF列があるが、これについて
は後述する)。それぞれのセルFFは、右手に「レベル
0」などと表記してある8レベルのFIFOのうちの1
つのレベルに対応する。FIFO内の「レベル」は多ビ
ットのデータワードを格納する記憶位置を表わす。
【0019】図2のメモリーセルは2台のコンピュータ
間で送信されている実際のデータを保持せず、これはF
IFOが行なう。その代わり、これらのメモリーセルは
FIFOの各レベルの状態(空または満杯)を表わすビ
ットを保持するので、セルFFは「FIFO状態セル」
と呼ぶことが出来る。
【0020】FIFO内の所定のレベルは空の状態を有
する目的で文字どおり空になる必要はない。例えば、受
信側(例、コンピュータA)があるレベルを読み取った
後、そのレベル内のデータを読み取り操作で実際に消去
しなくとも、そのレベルは空になったものと見なされ、
データはそのレベルに保存されている。「読み取り済
み」のほうが術語として適しているかもしれないが、
「空」という術語が従来から使用されている。
【0021】データ転送の初期化時には、データをFI
FO内へ読み込む前に、図2に図示したように全ての状
態セルを「1」の状態にする。ANDゲートAND_1
で全てのメモリーセルをAND演算する。この時点でA
ND_1はFIFO_EMPTY線に「1」を出力し、
そのFIFOが空であることを表わす。
【0022】このFIFO_EMPTY信号は受信側で
使用する。受信側がFIFO_EMPTY信号を検出し
た場合、受信側ではFIFOからのデータ読み取りを行
なわない。
【0023】送信側がFIFOの第1のレベル「レベル
0」へデータ・ワードを送出すると(本好適実施例にお
いて、各ワードは32ビット幅である)、図3のHI−
LOW遷移を表わす記号2で図示したように、送出側で
WRITE線を引き下げる。これでレベル0に対応する
状態セルFF0を切り換え、図示したようにFF0で出
力「0」が生成されるようにする。これでFIFO_E
MPTY信号は図示したように「0」に引き下げられ
る。FIFOには1つのデータ・ワードが格納されたの
で、FIFO_EMPTY信号はFIFOが空であるこ
とをもはや示していない。
【0024】この「0」信号を検出すると、受信側では
FIFOにデータが格納されたことが分り、そのデータ
を読み出す。しかしここでは、読み取り操作が行われず
に送信側がFIFO内へのデータ・ワードの送出を単純
に継続するものと仮定しておく。
【0025】送信側がFIFOのレベル1に第2のデー
タ・ワードを送出するとき、送信側は図4に図示したよ
うに「レベル1」の状態セルであるFF1にWRITE
信号を印加する。状態セルFF1は図示したように出力
「0」に切り換わる。しかしFIFO_EMPTY信号
は図示したように「0」のままで、レベル1の書き込み
がFIFOの非空き状態(レベル0にはすでにデータが
格納されている)を変更しなかった事実と一致してい
る。
【0026】送信側がFIFOの第1の7つのレベルの
各々に書き込むと、WRITEを各々のレベルの状態セ
ルFFへ印加する。最後に、図5に図示してあるよう
に、送信側は第8のレベルへ書き込み、レベル7の状態
セルへWRITE信号を発行する。
【0027】ここで、8つのレベル全部にデータが取り
込まれると、図5の状態セルFFは全て「0」信号を発
生する。FIFO_EMPTY信号は「0」である。
【0028】ここで受信側がFIFO内に保持されてい
るデータの読み込みを開始するものと仮定する。受信側
がレベル0のデータを読み取るときに、図6のREAD
信号をレベル0の状態セルに向けて発行する。このRE
AD信号で、図示したように状態セルFF0を「0」か
ら「1」へ切り換える。しかしFIFOがまだ空になっ
ていないので、FIFO_EMPTY信号は変更されな
いまま(「0」のまま)である。
【0029】次に、受信側がレベル1のデータを読み取
り、図7に図示したようにそのレベルの状態セルFF1
へREAD信号を印加する。この状態セルは「0」から
「1」へ切り換わる。FIFO_EMPTY信号は依然
として変わらない。
【0030】受信側は各レベルの読み取りを継続する。
受信側が最後のレベルであるレベル7に達すると、図8
に図示したように、READ信号をそのレベルの状態セ
ルFF7に印加する。この状態セルは「0」から「1」
へ変化する。ここで、AND_1は8入力の「1」を受
信し、これの出力は「0」から「1」へ変わる。図示し
たようにFIFO_EMPTY信号は「0」から「1」
へ変化する。
【0031】FIFO_EMPTY信号が「1」である
ということは、FIFOが空であることを表わしてい
る。受信側はFIFO_EMPTY信号を監視し、FI
FO_EMPTY信号「1」に応答してFIFOの読み
取りを打ちきる。
【0032】従って、本発明は受信側によるFIFOの
読み取りに追従し、FIFOの全レベルが読み取られた
後でFIFO_EMPTY信号を生成する。
【0033】[FIFO_FULL信号の生成]本明細
書では次にFIFO_FULL信号の生成を説明する。
図9では8つの状態セルFF8〜FF15からなる第2
の列を図示してある。各々はFIFOの1つのレベルに
対応している(つまり、2つの状態セルがFIFOの各
々のレベルに対応していることになる。FF0とFF8
はレベル0に対応し、FF1とFF9はレベル2に対応
する、という具合である)。図示したように、初期化時
に、全ての状態セルFF8〜FF15は「0」出力状態
となるように駆動される。これらの出力(今は値が
「0」)は全てAND_2で論理積が取られる。AND
_2はここで出力「0」を生成する。AND_2の出力
はFIFO_FULL信号徒渉する。この信号が「1」
の場合、FIFOは満杯であると見なす。送信側はこの
信号を監視しており、この信号でFIFOが満杯である
と示された場合、送信側はこれ以上FIFOへのデータ
書き込みを行なわないようにする。
【0034】送信側がFIFOの第1のレベルであるレ
ベル0へデータ・ワードを書き込む場合、前述のように
WRITE信号を図3のFF0へ印加する。このWRI
TE信号は図10のFF0のWRITE入力で反復され
る。
【0035】さらに、同じWRITE信号が図10に図
示したようにFF8に印加される。FF0とFF8はそ
れぞれ対向する方向へ状態が変わる。FF0は状態
「1」から「0」へ変化し、一方FF8は状態「0」か
ら状態「1」へ変化する。
【0036】FIFO_FULL信号は、実際にFIF
Oが満杯でないので変化しない。しかし前述のように、
これまで空だったFIFOにデータ・ワードが読み込ま
れたので、FIFO_EMPTY信号がこの時点で変化
する。
【0037】送信側が第2のデータ・ワードをレベル1
のFIFOへ書き込む場合、WRITE信号をFF1と
FF9両方のセルへ印加する。両方のセルは図示したよ
うに状態が変化する。FIFO_EMPTY信号とFI
FO_FULL信号はどちらも「0」のまま変化しな
い。
【0038】送信側はFIFOへのデータ・ワード書き
込みを続け、各々のFFの対にWRITE信号を印加し
て、図12に図示したFF7とFF15へ印加されるW
RITE信号で書き込みを終える。この時点でFIFO
は満杯である。これらのFFはどちらも状態が変化す
る。しかし、FF15の状態変化によってAND_2は
8入力の「1」を受信し、AND_2の状態が変化す
る。ここでAND_2は値「1」のFIFO_FULL
信号を生成する。
【0039】FIFO_FULL信号は、FIFOの8
つのレベル全部がデータを含むことを表わしている。送
信側はこの信号を監視し、この時点でこれ以上のFIF
Oへのデータ書き込みをやめる。
【0040】[読み取り動作]これまでの説明は書き込
み動作を考えてきた。ここでは読み取り動作について考
察する。
【0041】FIFOが満杯だと仮定する。この時点
で、図13に図示したように、読み取り動作の前は、左
側のFF列(FF0〜FF7)全部がデータ「0」を保
持しており、これらの対応するレベルが満杯であること
を表わしている。同様に、右側のFF列(FF8〜FF
15)は全部データ「1」を保持しており、これらの対
応するレベルが満杯であることを表わしている。
【0042】受信側がFIFOのレベル0を読み取る時
点で、図示したように、受信側はFF0とFF8両方の
READ線にREAD信号を印加する。FF0の出力は
「1」から「0」に変化し、一方FF8の出力は「1」
から「0」に変化する。FIFO_FULL信号は
「1」から「0」に変化し、この時点でFIFOが満杯
ではないと見なされていることを表わす。送信側は所望
すれば別のデータ・ワードをこのFIFOへ送出するこ
とが出来る。
【0043】図14において、受信側はFIFOの読み
取りを継続している。受信側はレベル1を読み取り、レ
ベル1の両方のFF即ちFF1とFF9のREAD入力
へREAD信号を印加する。
【0044】受信側は残りのレベルの読み取りを続け、
各々のレベルに対応する2個のFFにREAD信号を印
加する。読み取り動作はレベル7の読み取りで終了し、
この時点で受信側は図15に図示したようにFF7とF
F15へREAD信号を印加する。この最後の読み取り
動作の後、FIFO_EMPTYフラグは「1」になる
ので、FIFOは空であると見なされる。
【0045】[部分的WRITEと部分的READ]こ
れまでの説明ではFIFO全部に書き込む書き込み動作
のシーケンスと、それに続けてFIFO全部を読み取る
読み取り動作について考察してきた。ここではFIFO
の部分的書き込みと部分的読み取りについて考察する。
【0046】図16において、送信側はレベル0からレ
ベル5までに6つのデータ・ワードを書き込む。つま
り、破線のWRITE信号と最後の実線のWRITE信
号で示したように、送信側はWRITE信号をFF0か
らFF5までに順次印加する。6回の書き込み動作の後
のFFの状態を図17に図示してある。
【0047】ここで、極端な例として、送信側が第7の
データ・ワードを書き込みできる前に受信側がデータ・
ワードのうちの5つを読み取ると仮定する。つまり、図
18に示したように、受信側はセルFF0からFF4ま
でにREAD信号を印加する。つまり、読み取り動作の
後、 −レベル0からレベル4に対応する状態セルは、これら
のレベルが空であることを示す。
【0048】−レベル5に対応する状態セルは、このレ
ベルが満杯であることを示す。
【0049】−レベル6とレベル7に対応する状態セル
は、これらのレベルが空であることを示す。
【0050】ここで、図19に図示したように、送信側
がレベル6にデータを書き込む。図19では、この最後
の書き込み動作の後の、状態セルの現在の状態を表わし
ている。
【0051】これまでの説明ではFIFO_FULL信
号とFIFO_EMPTY信号の生成を説明した。以下
の説明では、これらの信号が異なる2種類のクロック、
即ち送信側のクロックと受信側のクロックに対してどの
ように同期するかを説明する。
【0052】[メモリーセルFFの構造]メモリーセル
FF0〜FF15の各々は図20の破線の囲みを各々が
占有している。状態セルFF0〜FF7は全て同一であ
る。状態セルFF8〜FF15は全て同一である。これ
ら状態セルの対は図30に図示してある。状態セルFF
0〜FF15の各々はDFFRSPとラベルを付けてあ
るD型フリップフロップ(同期セットおよびリセットを
有するD型フリップフロップの略称)と、SYNCH
RPとラベルを付けたブロックとを含む。
【0053】SYNCH RPの詳細については後述す
る。ここでは、SYNCH RPが2つのことを行なう
と分かっていれば十分である。その1つは、入力の信号
SD(D:データ)を出力SQに複写する(SQバーは
Qの反転である)ことである。
【0054】もう1つは、出力信号(SQまたはSQバ
ーの出力)をクロック入力SCKと同期させることであ
る。つまり、「A CLOCK」信号を受信する「A
CLOCK」信号と同期させ、一方「B CLOCK」
信号を受信するSYNCHRPはその出力を「B CL
OCK」信号と同期させる。
【0055】[DFFRSPの動作]図31はDFFR
SP(本明細書においてはD型フリップフロップを指
す)の入出力動作を図示している。S(セット)入力は
出力QをHIにする。R(リセット)入力は出力QをL
Oにする。CK(クロック)入力はD(データ)入力に
現われる信号(HIまたはLO)を出力Qに取り出す。
QバーはQの論理的反転である。
【0056】[SYNCH RPの動作]図32はSY
NCH RPの入出力動作を図示したものである。SR
(リセット)入力は出力SQをHIにする。SCK(ク
ロック)入力はSD(データ)入力に現われる信号(H
IまたはLO)を出力Qに取り出す。SQバーはSQの
論理的反転である。
【0057】[初期化:INIT信号に対するFFの応
答]INIT(初期化)信号は図30に図示してある。
同じ信号が図20の左側上隅に図示してある。この信号
はコンピュータ、プロセッサ、またはその他の、FIF
O(図示していない)経由でデータを転送しようとする
装置が発行する。INIT信号は次のような動作を起こ
させる。
【0058】図30の、D型フリップフロップD1のS
(セット)入力に信号が到達する。これによりそのフリ
ップフロップのQバーが図示したようにLOになる。こ
のLO信号はFF0のSYNCH RPのSR入力へ供
給され、図示したようにSQバー出力をHIにする(S
QバーのHI信号は実際には2クロック周期遅れて出現
するが、これについては後述する)。このHI信号は、
例えば図2のFF0で図示した「1」信号に対応する。
このHI(または「1」)信号はレベル0(FF0が対
応しているレベル)が空であることを表わしている。
【0059】図30のINIT信号はFF8のD型フリ
ップフロップのS(セット)入力にも到達する。これに
よって図示したようにフリップフロップの出力QがHI
になる。このHI出力はFF8のSYNCH RPのS
D(D:データ)入力に供給される。HI信号はSYN
CH RPを通って伝播し、2クロック遅れてSQバー
出力に(反転した状態で)現われる(2クロックの遅延
については後述する)。この(SQバー出力での)LO
信号は、例えば図2においてFF8のLO信号に対応す
るものである。このLO(または「0」)信号は、レベ
ル0(FF8が対応しているレベル)が空であることを
表わしている。
【0060】つまり、INIT信号は全てのFFを図2
に図示した状態にセットする。図2のFIFO_EMP
TY信号はHIであり、FIFO_FULL信号はLO
である。FIFOはデータの受け入れ準備が完了する。
【0061】[WRITE信号に対するFFの応答]送
信側がFIFO内のあるレベルにデータを書き込む場
合、前述のように図2の対応するFFにWRITE信号
を印加する。図33はWRITE信号が各々のFF内で
(または状態セル内で)発生させる変化を表わしてい
る。
【0062】WRITE信号はFF0のD型フリップフ
ロップD1のR(リセット)入力へ供給される。これに
よって図示したようにQバー出力がHIになる。このH
I信号がSYNCH RPのSR(R:リセット)入力
へ供給され、SYNCH RPをリセット状態から解放
する(SRへ印加したそれまでのLO信号でSYNCH
RPはリセット状態に保持されていた)。
【0063】SYNCH RPはリセット状態から解放
されたので、A CLOCK信号が発生すると(A C
LOCK信号はシステムAが使用するクロック信号で、
今の例では受信側に相当する)、SYNCH RPはS
D(D:データ)に存在するデータをラッチする。この
データ信号は常にHIである。2クロックパルス遅れて
(これについては後述する)、データ信号がSQバーに
現われるが、ここでは反転している。つまり、SQバー
はLOである。
【0064】SQバーのLO信号は図3のFF0に現わ
れるLO(または「0」)信号に対応する。つまり、W
RITE信号によってFF0が「1」から「0」に変化
し、データが存在することを表わす。
【0065】図33において、WRITE信号はFF8
のD型フリップフロップD2のR(リセット)入力、お
よびFF8のSYNCH RPのSR(R:リセット)
入力にも供給される。WRITE信号は第1にSYNC
H RPをリセット状態に入れ、SQバーは図示したよ
うにHIになる。SQバーのHI状態はD型フリップフ
ロップをリセット状態にすることで維持され、これによ
って図示したように出力QがHIになる。
【0066】繰り返すが、WRITE信号はFF8のを
即時的に切り換える。WRITE信号はいつまでも持続
しないので、D型フリップフロップD2のQに発生した
HIを用いてSQバーをHIに維持する。QのHI状態
は、今の例では送信側の装置BのクロックであるB C
LOCKによりSYNCH RPを通してクロックされ
ている。
【0067】[READ信号に対するFFの応答]受信
側がFIFOのあるレベルからデータを読み取る場合、
前述のように対応するFFにもREAD信号を印加す
る。図34はREAD信号によって発生する変化を図示
したものである。
【0068】READ信号はD型フリップフロップD1
およびD2のCK(クロック)入力へ供給される。これ
によって図示したようにD1のQバー出力がLOにな
る。このLO信号はSYNCH RP10のSR(リセ
ット)入力へ供給されてSYNCH RP10をリセッ
ト状態に保持する。図示したように、出力SQバーはH
Iになる。このHI信号は図20のAND_1へ供給さ
れ、(あるレベルの読み出しでそのレベルが空と見なさ
れることになるため)FIFO_EMPTY信号を発生
させる。
【0069】READ信号は別のD型フリップフロップ
D2のCK(クロック)入力の両方にも供給される。R
EAD信号は第1にD2にD入力のHI信号をラッチさ
せ、図示したように出力QをHIにする。
【0070】D2のQにおけるHI出力はSYNCH
RP13のSD(D:データ)入力に供給される。この
HI入力は、2クロック周期遅れてSQバー出力に反転
して現われる。図示したようにSQバーはLOになる。
【0071】繰り返すが、READ信号はSYNCH
RP10を即時的に切り換える(D1のQバーがSYN
CH RPをすぐに(厳密にはクロックの速度に比べて
小さい伝播遅延の後)リセット状態にするため)。RE
AD信号は永久に持続しないので、フリップフロップD
1のQバー出力に現われたLOを用いてSQバーのHI
状態を維持する。このD1のQバーでのLOは、今の例
では送信側の装置AのクロックであるA CLOCKに
よりSYNCH RPを通してクロックされている。
【0072】[SYNCH RP]図35はSYNCH
RPの内部構造を図示したものである。図36は、図
35にも図示したDATA IN信号がどのようにCL
OCKと同期するか、またどのように2クロック周期の
遅延が挟まれるかを示している。
【0073】FIRST OUT端末はクロックと同期
した信号を生成する(術語「同期」は技術用語の1つで
ある。その定義は本明細書の後で示す。同期の概念にお
ける基本的前提は次のようなものである:ある信号があ
るクロック信号と同期するのは、その信号がクロック信
号の発生と同時に(または所定の時間内に)読み取られ
る準備が出来ている場合である)。
【0074】SYNCH RPにおいて、FIRST
OUT信号はINPUTデータが安定した後発生するC
LOCK信号の第1の立ち上がり縁に同期する。
【0075】SECOND OUT端末はこれもクロッ
クと同期した信号を生成するが、1クロック周期だけF
IRST OUT信号より遅延する。
【0076】つまりSYNCH RPは(a)SECO
ND OUT信号をクロックと同期させるが、(b)2
クロック周期だけ遅延させる。
【0077】[カウンタとデコーダ:図20]これまで
の説明では、READとWRITE信号が図2のFFに
シーケンスとして印加されると述べた。次に8つのFF
へのシーケンスとしてのREADおよびWRITE信号
の生成を説明する。
【0078】受信側のコンピュータAがFIFOを読み
取る場合、図20左上に図示したようにA_RD(A−
READの略称)信号を生成する。各々のA_RD信号
は3ビットカウンタCTRをクロックしている。つま
り、第1の読み取り動作では、カウンタ出力は000か
ら001へ変化する。第2の動作では、カウンタ出力は
001から011へ変化し、以下同様に続く。
【0079】カウンタCTRは000から111まで計
数し、このあとまた000からカウントを始める(カウ
ンタCTRは1方向にだけ連続的にカウントを行な
う)。カウンタCTRの3ビット出力は、「3対8」と
ラベル付けしてある3対8デコーダに供給される。この
デコーダはカウンタの3ビット出力に対応するバスLL
の1つの線を引き上げる。例えば、カウンタの3ビット
出力が000の場合、デコーダは「L0」とラベルを付
けてある線を高値にする(「L0」はL−ZEROであ
って「LO(ロー)」ではない)。カウンタの3ビット
出力が001の場合には、デコーダはL1をHIにす
る。
【0080】つまり、線L0からL1が順にHIにな
る。このシーケンスによってD1フリップフロップのC
K入力が順番にHIになる。つまり、FF0のD1のC
Kが第1にHIになり、FF0からFF7までの他の全
てのCKはLOとなる。
【0081】次に、FF1のD1のCKがHIになり、
FF0からFF7までの他の全てのCKはLOとなる。
【0082】次に、FF2のD1のCKがHIになり、
FF0からFF7までの他の全てのCKはLOとなる。
以下同様に続く。
【0083】NANDゲートNとインバータIは、カウ
ンタCTRと3対8でコーダと一緒にこの連続動作を行
なわせる。当然のことながら、8本のREAD線を1回
に1本づつ順番に作動させるための従来技術で周知の他
の方法が存在する。
【0084】ここでは図3から図5を参照して前述した
ように、順番に各々のFFにREAD信号を印加する方
法を説明した。WRITE信号は、図20の左上の部分
に図示したB_WR(B WRITEの略称)によって
供給されるカウンタCTRによって、同じ方法で順番に
各々のFFへ印加される。
【0085】[重要なポイント]ポイント1.以下のこ
とがらを説明する。
【0086】事項:図33のWRITE信号は、SYN
CH RP13が図20のANDゲート20へ供給され
るので、FIFO_FULL信号を作動させることが出
来る。
【0087】事項:逆に、同じWRITE信号で、図3
3のSYNCH RP10が図20のANDゲート23
へ供給されるため、FIFO_EMPTY信号を作動停
止させることが出来る。
【0088】事項:FIFO_FULL信号のこの動作
はWRITE信号により即時的に生成される。
【0089】事項:FIFO_EMPTY信号のこの動
作は受信側のクロックと同期しており、同期遅延の後で
発生する。
【0090】事項:図34のREAD信号は、SYNC
H RP13が図20のANDゲート20へ供給される
ので、FIFO_FULL信号を作動停止させることが
出来る。
【0091】事項:逆に、同じREAD信号で、図33
のSYNCH RP10が図20のANDゲート23へ
供給されるため、FIFO_EMPTY信号を作動させ
ることが出来る。
【0092】事項:このFIFO_EMPTY信号の作
動はREAD信号により即時的に行われる。
【0093】事項:FIFO_FULL信号の作動停止
は送信側のクロックと同期しており、同期遅延の後で発
生する。
【0094】[事項の説明]ここで考えている例では、
コンピュータBが送信側で、WRITE信号を発行して
いる。またコンピュータAが受信側で、READ信号を
発行している。
【0095】[WRITE信号の効果]図33におい
て、WRITE信号は主として2つの作用を起こす可能
性を有している:図33の「AND_1へ」の線上の信
号を経由して図2と図20のFIFO_EMPTY信号
を作動停止させ、「AND_2へ」と表記してある線上
の信号を経由してFIFO_FULL信号を作動させ
る。
【0096】つまり、0から6までの7つのレベルのF
IFOが満杯であると仮定すると、図2と図20のAN
D_2はFF8〜FF14の7つの状態セルから「1」
信号を受信しており、FF15状態セルからは「0」信
号を受信している。このANDゲートは出力「0」を生
成する。FIFO_FULL信号は発行されない。
【0097】コンピュータBがFIFOのレベル8に書
き込むと、WRITE信号がFF15に(READ信号
による反転が発生していないとして)到達する。WRI
TE信号は図33に図示してある。FF15の出力は
「1」となる。ここで図20のAND_2は「0」から
「1」へ切り換わり、FIFO_FULL信号を生成す
る。
【0098】同期は重要である。FIFO_FULL信
号は図33のSYNCH RPが発生する。前述したよ
うに、SYNCH RPはWRITE信号によって即時
的に切り換わる。即ち、FIFO_FULL信号の起動
時に同期遅延は起こらない。さらに、この信号を発行す
る装置(コンピュータB)もFIFOの満杯状態を引き
起こす装置であり、この信号を必要とする。
【0099】逆の状態を考えると、(前述のような)F
IFO_FULL信号を作動することの出来る同じWR
ITE信号が図2と図20のAND_1で生成されたF
IFO_EMPTY信号を作動停止することもできる。
作動停止は図33のフリップフロップD1に到達するW
RITE信号によって引き起される。
【0100】[異なる同期]繰り返すと、WRITE信
号はFIFO_FULL信号を作動させることが出来、
FIFO_EMPTY信号を作動停止させることが出来
る。しかし、起動と作動停止は別個に同期している。
【0101】FIFO_FULL信号の起動は図33の
SYNCH RP13のWRITE信号リセット動作に
より行われる。このリセットによってFIFO_FUL
L信号が即時的に(伝播遅延が起きる)発生する。
【0102】逆に、FIFO_EMPTY信号の作動停
止は図33のフリップフロップD1のWRITE信号切
り換えにより行われる。作動停止はSYNCH RP1
0による同期遅延の後で発生する。送信側の生成するW
RITE信号の直後に作動停止は行われないが、これ
は、受信側のクロックであるA CLOCKによってク
ロックされているSYNCH RP10で作動停止信号
が生成されるためである。
【0103】つまり、作動停止の場合には、送信側(コ
ンピュータB)がWRITE信号を発行し、これによっ
てFIFO_EMPTY信号の作動を停止する。しか
し、信号の作動停止は、実際には受信側(コンピュータ
A)のクロックによって引き起こされ、またこれと同期
している。
【0104】[READ信号の効果]図34において、
READ信号は主として2つの作用を引き起こす可能性
を有している:図2と図20のFIFO_EMPTY信
号を作動させ、同図に図示したFIFO_FULL信号
を停止させる。
【0105】つまり、FIFOの0から6までの7つの
レベルが空だと仮定する。図2と図20のAND_1は
7つの状態セルFF0〜FF6から「1」信号を受信し
ており、状態セルFF7からの「0」信号を受信してい
る。これによりANDゲートは出力「0」を生成する。
FIFO_EMPTY信号は作動されない。
【0106】コンピュータAがFIFOのレベル7を読
み込むとき、READ信号がFF7に到達する(WRI
TE信号による反転が発生しないものと仮定する)。R
EAD信号は図34に図示してある。FF7の出力は
「1」となる。ここで、図20のANDゲート23が
「0」から「1」に切り換わり、FIFO_EMPTY
信号を発生する。
【0107】同期は重要である。FIFO_EMPTY
信号は図25のSYNCH RP10に起因する。SY
NCH RPは即時的に(D1とSYNCH RP10
を通過する際の伝播遅延を除く)READ信号によって
切り換わる。つまり、FIFO_EMPTY信号の作動
時には同期遅延が発生しない。さらに、この信号を作動
させる装置(コンピュータA)もFIFO内の空の状態
を発生させる装置であり、この信号を必要とする。
【0108】逆の状況を考えてみると、(前述のよう
に)FIFO_EMPTY信号を作動させることの出来
るのと同じREAD信号で、図2と図20のANDゲー
ト20により生成されたFIFO_FULL信号を作動
停止させることもできる。作動停止は図34のフリップ
フロップD2に到達するREAD信号に起因する。
【0109】繰り返すが、READ信号はFIFO_E
MPTY信号を作動させることが出来、FIFO_FU
LL信号を作動停止させることが出来る。しかし、起動
と作動停止は別々に同期している。
【0110】FIFO_EMPTY信号の作動は、D1
のQバー出力を経由したREAD信号による図34のS
YNCH RP10のリセットで発生する。FIFO_
EMPTY信号はREAD信号の直後(伝播遅延が起こ
る)に発生する。
【0111】逆に、FIFO_FULL信号の作動停止
は図34のフリップフロップD2がREAD信号によっ
て切り換わることで発生する。作動停止はSYNCH
RP13による同期遅延の後で発生する。受信側により
生成されたREAD信号の直後に作動停止が発生しない
のは、作動停止信号がSYNCH RP13で生成さ
れ、これが送信側のクロックであるB CLOCKによ
りクロックされているためである。
【0112】つまり、作動停止の場合、受信側(コンピ
ュータA)はREAD信号を発行し、これによってFI
FO_FULL信号の作動停止を行なうことが出来る。
しかし、この信号の作動停止は実際には送信側(コンピ
ュータB)のクロックに起因しており、これと同期して
いる。
【0113】ポイント2.送信側から受信側への転送中
にFIFOはデータを保持する。データ転送は一方通行
である。受信側が送信側へデータを送信することを所望
する場合、第2のFIFOと、図20の本発明の複製を
設けることが出来る。
【0114】ポイント3.本発明により、FIFOが満
杯になるまで、送信側は送信側の各クロック周期毎に1
つのデータ・ワードをFIFOへ書き込むことが出来
る。この時点でFIFO_FULLフラグが立てられ
(直後、伝播遅延が起こる)、送信側によるこれ以上の
データの書き込みを停止させる。
【0115】逆に、本発明により、FIFOが空になる
まで、受信側は受信側の各クロック周期毎にFIFOか
ら1つのデータ・ワードを読み出すことが出来る。この
時点でFIFO_EMPTYフラグが立てられ(直後、
伝播遅延が起こる)、受信側によるこれ以上のデータの
読み込みを停止させる。
【0116】例えば、図37では送信側のクロックが受
信側のクロックより速い場合を図示している。送信側に
よる最後の4回の書き込み動作の後、図示してあるよう
にFIFOは満杯になる。受信側がFIFOを読み出す
場合、図示したように、READ信号によって送信側の
第2のクロック立ち上がり端でFIFO_FULL信号
が作動停止する。ここで送信側はさらにデータを書き込
むことが出来るようになる。しかし、受信側のFIFO
読み取りは中断されない。受信側はそのクロックパルス
毎に1つのデータ・ワードを読み出すことが出来る。
【0117】一般に、受信側のクロックが送信側のクロ
ックよりも遅い場合、受信側は受信側のクロックパルス
毎に1つのデータ・ワードをFIFOから読み出すこと
が出来る。送信側には図37に示した形式の遅延が発生
する。
【0118】逆に、送信側のクロックが受信側のクロッ
クよりも遅い場合、送信側は送信側のクロックパルス毎
に1つのデータ・ワードをFIFOへ書き込むことが出
来る。
【0119】両者のクロックが周波数的に十分近いけれ
ども、同期してはいない場合、送信側はクロックパルス
1つ毎に1つのデータ・ワードを書き込むことが出来、
受信側はクロックパルス1つ毎にFIFOから1つのデ
ータ・ワードを読み出すことが出来る。
【0120】ポイント4.簡単な例で「同期」を説明す
る。だれかが光の点滅する回数を数えたいと仮定する。
点滅は無作意な時刻に発生するものとする。光は送信側
であり、この人の目は受信側である。しかし、その人が
まばたきをするので、点滅の計数には問題が発生するこ
とがある。
【0121】つまり、点滅した時点でその光が常に1秒
間持続するものとし、またまばたきが1/10秒で行な
えるものと仮定すると、明らかなように、まばたきを行
なった瞬間がどうあれ、まばたきによって計数が中断さ
れることはない。
【0122】しかし、光が1/15秒間だけ転倒する場
合には、点滅がまばたきと同時に発生し得ることが考え
られ、計数できないことがある。この場合、ある人が無
作意な点滅を正確に計数するのは不可能である。
【0123】しかし、フラッシュが1秒間のブザー音が
鳴っている間にだけ点滅することにするという規則を付
け加えた場合、その人はブザー音の度に1秒間にわたっ
て目を開いたままにしておくことが出来る。これで目と
点滅を同期させることが出来、全ての点滅を計数するこ
とが出来るようになる。
【0124】つまり、「同期」の1つの定義は、信号
(点滅)がクロック(ブザー音)にたいして所定の時間
枠内で発生する場合、信号とクロックが同期していると
いう。他の「同期」の定義も可能である。
【0125】ポイント5.送信側のクロックが受信側の
クロックより大幅に速い場合、一般に、FIFO_EM
PTY信号は発生しなくなるが、これはいつでも送信側
がFIFO_FULL信号の作動停止とほぼ同時にFI
FO内へ再書き込みを行なってしまうためである。受信
側はFIFOを空にすることが出来なくなる。一般的に
は、FIFOは少なくとも7つのデータ・ワードを含む
ことになる。
【0126】逆に、受信側のクロックが送信側のクロッ
クより大幅に速い場合、一般にFIFO_FULL信号
は発生しなくなるが、これは、FIFO_EMPTY信
号が作動停止するとほぼ同時に受信側が常にFIFOを
読み出してしまうためである。送信側はFIFOを満杯
にすることが出来なくなる。一般的には、FIFOは最
大でも1つのデータ・ワードを含むだけである。
【0127】つまり、1つの条件下で、FIFO_FU
LL信号はまったく使用されず、別の条件下では、FI
FO_EMPTY信号がまったく使用されない。そのた
め、本発明では2種類のクロックが相互に近接している
ような場合に広く適用範囲を求めることが出来る。
【0128】ポイント6.図30はフリップフロップD
1とD2の両方が同じ入力を受信することを表わしてい
る。その結果、各々のFFの対の2個のフリップフロッ
プを、図38のように接続した1つのフリップフロップ
D3に置き換えることが可能になる。
【0129】ポイント7.FIFOはコンピュータ間を
移動するデータを保持する必要はない。他の形式の装置
間でのデータ転送に本発明を使用することが可能であ
る。ポイント8.書き込み動作と読み出し動作は一般に
FIFOの1つのレベルに処理を行なう動作と見なすこ
とが出来る。書き込み動作はそのレベルにデータを書き
込み、一方読み出し動作はあるレベルから読み出して、
そのレベルを空にするものと考えられる。読みだしと書
き込みの両方を「FIFOレベル操作」と称することが
出来る。
【0130】
【発明の効果】本発明は送信側と受信側の間のデータ転
送の改良を提供する。また、データ転送に使用するFI
FOバッファの状態を監視し該FIFOの状態にしたが
って満杯(full)および空(empty)信号を生
成するようなシステムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 カウンタ回路をFIFOの状態インジケータ
として使用する方法を示し、発明者の創作である。
【図2】 初期化の直後の状態インジケータの半分の状
態を図示する。
【図3】 状態レジスタの半分が8回の書き込み操作に
応答する方法を図示する。
【図4】 状態レジスタの半分が8回の書き込み操作に
応答する方法を図示する。
【図5】 状態レジスタの半分が8回の書き込み操作に
応答する方法を図示する。
【図6】 図3から図5までの書き込み操作に続けて行
なう8回の読み取り操作に対して状態レジスタが応答す
る方法を図示する。
【図7】 図3から図5までの書き込み操作に続けて行
なう8回の読み取り操作に対して状態レジスタが応答す
る方法を図示する。
【図8】 図3から図5までの書き込み操作に続けて行
なう8回の読み取り操作に対して状態レジスタが応答す
る方法を図示する。
【図9】 初期化直後の状態レジスタ全部の状態を図示
する。
【図10】 状態レジスタ全部が8回の書き込み操作に
応答する方法を図示する。
【図11】 状態レジスタ全部が8回の書き込み操作に
応答する方法を図示する。
【図12】 状態レジスタ全部が8回の書き込み操作に
応答する方法を図示する。
【図13】 図10から図12に図示した8回の書き込
み操作に続けて、8回の読み取り操作に対し状態レジス
タ全部が応答する方法を図示する。
【図14】 図10から図12に図示した8回の書き込
み操作に続けて、8回の読み取り操作に対し状態レジス
タ全部が応答する方法を図示する。
【図15】 図10から図12に図示した8回の書き込
み操作に続けて、8回の読み取り操作に対し状態レジス
タ全部が応答する方法を図示する。
【図16】 状態レジスタ全部が6回の書き込み操作に
対して応答する方法を図示する。
【図17】 図16の書き込み操作の後の状態レジスタ
の状態を図示する。
【図18】 図16の書き込み操作の直後に、書き込み
操作と干渉しないで5回の読み取り操作に対し状態レジ
スタ全部が応答する方法を図示する。
【図19】 図18の6回の読み取り操作に続けて、さ
らに書き込み操作を続ける状態レジスタの状態を図示す
る。
【図20】 本発明の1つの態様を図示する。
【図21】 本発明の1つの態様を図示する。
【図22】 本発明の1つの態様を図示する。
【図23】 本発明の1つの態様を図示する。
【図24】 本発明の1つの態様を図示する。
【図25】 本発明の1つの態様を図示する。
【図26】 本発明の1つの態様を図示する。
【図27】 本発明の1つの態様を図示する。
【図28】 本発明の1つの態様を図示する。
【図29】 本発明の1つの態様を図示する。
【図30】 図20のFF0〜FF8の内部構造と、F
F0〜FF8がINIT(初期化)信号に応答する方法
を図示する。
【図31】 図30の素子D1の入出力応答を図示す
る。
【図32】 図30の素子D2の入出力応答を図示す
る。
【図33】 書き込み(WRITE)信号へのFF0〜
FF8の応答を図示する。
【図34】 読み取り(READ)信号に対するFF0
〜FF8の応答を図示する。
【図35】 FF0とFF8の両方に図示したSYNC
H RPの構造を図示する。
【図36】 SYNCH RPの動作を図示する。
【図37】 受信側のクロックが送信側のクロックより
も遅い場合に発生する1シーケンスの動作を図示する。
【図38】 図20の状態レジスタFFの別の構造を図
示する。
【符号の説明】
10 SYNCH RP 13 SYNCH RP 20 ANDゲート 23 ANDゲート FF 状態セル
フロントページの続き (72)発明者 ステファン エム.ジョンソン アメリカ合衆国 コロラド州 80909 コ ロラド スプリングス、イースト パイク ス ピーク エス・203 2581

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる速度で作動するクロックを有し非
    同期状態にある送信側から受信側へデータを転送するた
    めのシステムにおいて、 a)前記送信側から前記受信側へ転送中のデータを保持
    するためのFIFOと、 b)前記FIFOが満杯になるまで、前記送信側が前記
    送信側のクロックパルス毎に前記FIFOへ1つのデー
    タ・ワードを書き込むことが出来るようにするための手
    段とを含むことを特徴とする改良。
JP26491594A 1993-10-29 1994-10-28 Fifo状態インジケータ Expired - Lifetime JP3765547B2 (ja)

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