JPH07199760A - 電子写真記録装置 - Google Patents
電子写真記録装置Info
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- JPH07199760A JPH07199760A JP33497993A JP33497993A JPH07199760A JP H07199760 A JPH07199760 A JP H07199760A JP 33497993 A JP33497993 A JP 33497993A JP 33497993 A JP33497993 A JP 33497993A JP H07199760 A JPH07199760 A JP H07199760A
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- JP
- Japan
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- cleaning blade
- toner cartridge
- belt
- waste toner
- photoconductor belt
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クリーニングブレードの耐久性を増大させ、
コピー１枚当たりのランニングコストを低減する。 【構成】 作像動作時には廃トナーカートリッジ９のク
リーニングブレード16を感光体ベルト１に対向設置し、
作像動作終了時あるいはそれから一定時間経過後に、ク
リーニングブレード16を一時的に感光体ベルト１から離
間させるようにする。
コピー１枚当たりのランニングコストを低減する。 【構成】 作像動作時には廃トナーカートリッジ９のク
リーニングブレード16を感光体ベルト１に対向設置し、
作像動作終了時あるいはそれから一定時間経過後に、ク
リーニングブレード16を一時的に感光体ベルト１から離
間させるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、感光体にベルト方式を
採用し、かつ廃トナーカートリッジのクリーニング部に
ブレード方式を採用している電子写真記録装置に関する
ものである。
採用し、かつ廃トナーカートリッジのクリーニング部に
ブレード方式を採用している電子写真記録装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】電子写真記録装置は周知のように、感光
体をプリチャージした後、光書き込みをして静電潜像を
形成する。この静電潜像にトナーを付けて現像し、トナ
ー像が転写された記録紙は加熱，定着して排出し、一
方、感光体に残留したトナーはクリーニングブレードで
掻き落として廃トナーとして回収し、また残留電荷は光
を照射して除電する。
体をプリチャージした後、光書き込みをして静電潜像を
形成する。この静電潜像にトナーを付けて現像し、トナ
ー像が転写された記録紙は加熱，定着して排出し、一
方、感光体に残留したトナーはクリーニングブレードで
掻き落として廃トナーとして回収し、また残留電荷は光
を照射して除電する。
【０００３】この種の電子写真記録装置のクリーニング
装置に用いられているクリーニングブレードは、殆どが
ポリウレタン樹脂製の板材が用いられている。クリーニ
ングブレードの耐久性の増大のために特開平２−219081
号公報に記載されたような方法が提案されている。
装置に用いられているクリーニングブレードは、殆どが
ポリウレタン樹脂製の板材が用いられている。クリーニ
ングブレードの耐久性の増大のために特開平２−219081
号公報に記載されたような方法が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】μ−ＩＳＰ方式などの
低コストな一成分現像方式は、現像ローラと感光体とを
力学的に接触させなければ現像できない。接触といって
も画像を良好にするには線接触ではなく、ある程度のニ
ップが必要である。
低コストな一成分現像方式は、現像ローラと感光体とを
力学的に接触させなければ現像できない。接触といって
も画像を良好にするには線接触ではなく、ある程度のニ
ップが必要である。
【０００５】そこで、一般的には感光体の素管に可撓性
のニッケル電鋳などを用い、感光体ベルトにしてニップ
形成している。通常、感光体ベルトは、駆動源から動力
を伝達する駆動ローラ，駆動ローラと対の従動ローラ，
ベルトに張りを与えるテンションローラの３本のローラ
によって支持されている。
のニッケル電鋳などを用い、感光体ベルトにしてニップ
形成している。通常、感光体ベルトは、駆動源から動力
を伝達する駆動ローラ，駆動ローラと対の従動ローラ，
ベルトに張りを与えるテンションローラの３本のローラ
によって支持されている。
【０００６】感光体ベルトは３本の独立したローラによ
って支持されているため、長手方向に少量の余裕寸法
(いわゆるガタ)を持って支持されるように設計される。
もし、この余裕分がない場合は、ローラ同士が干渉し合
って駆動が円滑に行われないばかりか、感光体ベルトの
破損につながるおそれがある。その結果として、感光体
にベルト方式を採用した場合、ドラム方式と比較して、
長手方向(副走査方向)に微少に変動しやすい。
って支持されているため、長手方向に少量の余裕寸法
(いわゆるガタ)を持って支持されるように設計される。
もし、この余裕分がない場合は、ローラ同士が干渉し合
って駆動が円滑に行われないばかりか、感光体ベルトの
破損につながるおそれがある。その結果として、感光体
にベルト方式を採用した場合、ドラム方式と比較して、
長手方向(副走査方向)に微少に変動しやすい。
【０００７】現在、感光体ベルトで、クリーニング部に
カウンタ方式やトレーディング方式といったクリーニン
グブレード方式を採用すると、感光体ドラムで使用した
場合より耐久性が減少してしまうのが現状である。その
原因として有力視されているのが、上述した感光体ベル
トの微少変動による影響である。
カウンタ方式やトレーディング方式といったクリーニン
グブレード方式を採用すると、感光体ドラムで使用した
場合より耐久性が減少してしまうのが現状である。その
原因として有力視されているのが、上述した感光体ベル
トの微少変動による影響である。
【０００８】クリーニングブレードの劣化過程を図10，
図11，図12，図13を参照して以下に示す。図10は感光体
ベルトへのクリーニングブレードの当接状態を示してお
り、感光体ベルト１は、駆動ローラ13，従動ローラ14，
テンションローラ15の３本のローラに支持されている。
感光体ベルト１の駆動は、駆動源から感光体駆動ギヤ12
に動力を伝達することにより実施されている。クリーニ
ングブレード16は、ブレードホルダ17に接着され、電子
写真記録装置本体に設置されている廃トナーカートリッ
ジ９内部に固定されていて、感光体ベルト１の回転によ
って感光体ベルト１を摺擦する。
図11，図12，図13を参照して以下に示す。図10は感光体
ベルトへのクリーニングブレードの当接状態を示してお
り、感光体ベルト１は、駆動ローラ13，従動ローラ14，
テンションローラ15の３本のローラに支持されている。
感光体ベルト１の駆動は、駆動源から感光体駆動ギヤ12
に動力を伝達することにより実施されている。クリーニ
ングブレード16は、ブレードホルダ17に接着され、電子
写真記録装置本体に設置されている廃トナーカートリッ
ジ９内部に固定されていて、感光体ベルト１の回転によ
って感光体ベルト１を摺擦する。
【０００９】このとき、感光体ベルト１は、従動ローラ
14上を図11，図12に示すように、長手方向に左右に微少
変動している。当然、感光体ベルト１上を摺擦している
クリーニングブレード16は、ブレードホルダ17によって
本体部に固定されているので、感光体ベルト１の移動に
伴って先端部分が屈曲する。
14上を図11，図12に示すように、長手方向に左右に微少
変動している。当然、感光体ベルト１上を摺擦している
クリーニングブレード16は、ブレードホルダ17によって
本体部に固定されているので、感光体ベルト１の移動に
伴って先端部分が屈曲する。
【００１０】この動作が感光体ベルト１の回転のたびに
行われるので、クリーニングブレード16の先端は疲労
し、図13に示すような裂け目Ａができてしまう。
行われるので、クリーニングブレード16の先端は疲労
し、図13に示すような裂け目Ａができてしまう。
【００１１】本発明の目的は、前記感光体ベルト独特の
クリーニングブレード劣化障害を防止して、クリーニン
グブレードの耐久性を増大させ、コピー１枚当たりのラ
ンニングコストを低減した電子写真記録装置を提供する
ことにある。
クリーニングブレード劣化障害を防止して、クリーニン
グブレードの耐久性を増大させ、コピー１枚当たりのラ
ンニングコストを低減した電子写真記録装置を提供する
ことにある。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、感光体ベルトを用い、しかも感光体ベル
ト表面の残留トナーを除去するクリーニングブレードを
有する廃トナーカートリッジを備えた電子写真記録装置
において、作像動作時には廃トナーカートリッジを感光
体ベルトに対して設置させ、作像動作終了時には廃トナ
ーカートリッジを一時的に感光体ベルトから離間する離
間手段を備えたことを特徴とする。
に、本発明は、感光体ベルトを用い、しかも感光体ベル
ト表面の残留トナーを除去するクリーニングブレードを
有する廃トナーカートリッジを備えた電子写真記録装置
において、作像動作時には廃トナーカートリッジを感光
体ベルトに対して設置させ、作像動作終了時には廃トナ
ーカートリッジを一時的に感光体ベルトから離間する離
間手段を備えたことを特徴とする。
【００１３】また、前記電子写真記録装置において、作
像動作時にはクリーニングブレードを感光体ベルトに接
触させ、作像動作終了時にはクリーニングブレードを一
時的に感光体ベルトから離間する離間手段を備えたこと
を特徴とする。
像動作時にはクリーニングブレードを感光体ベルトに接
触させ、作像動作終了時にはクリーニングブレードを一
時的に感光体ベルトから離間する離間手段を備えたこと
を特徴とする。
【００１４】また、前記電子写真記録装置において、タ
イマと、廃トナーカートリッジを感光体ベルトから離間
させる離間手段を備え、作像動作時には廃トナーカート
リッジを感光体ベルトに対して設置させ、作像動作終了
時から一定時間経過後に廃トナーカートリッジを一時的
に感光体ベルトから離間することを特徴とする。
イマと、廃トナーカートリッジを感光体ベルトから離間
させる離間手段を備え、作像動作時には廃トナーカート
リッジを感光体ベルトに対して設置させ、作像動作終了
時から一定時間経過後に廃トナーカートリッジを一時的
に感光体ベルトから離間することを特徴とする。
【００１５】また、前記電子写真記録装置において、タ
イマと、クリーニングブレードを感光体ベルトから離間
させる離間手段を備え、作像動作時にはクリーニングブ
レードを感光体ベルトに接触させ、作像動作終了時から
一定時間経過後にクリーニングブレードを一時的に感光
体ベルトから離間することを特徴とする。
イマと、クリーニングブレードを感光体ベルトから離間
させる離間手段を備え、作像動作時にはクリーニングブ
レードを感光体ベルトに接触させ、作像動作終了時から
一定時間経過後にクリーニングブレードを一時的に感光
体ベルトから離間することを特徴とする。
【００１６】
【作用】前記構成の電子写真記録装置によれば、コピー
動作完了時に感光体ベルトからの廃トナーカートリッジ
離間動作を行うため、感光体の長手方向の変動を受けて
のクリーニングブレードの先端の引き裂き力が解除さ
れ、感光体ベルト方式で発生するクリーニングブレード
引き裂き障害が未然に防止されることになる。
動作完了時に感光体ベルトからの廃トナーカートリッジ
離間動作を行うため、感光体の長手方向の変動を受けて
のクリーニングブレードの先端の引き裂き力が解除さ
れ、感光体ベルト方式で発生するクリーニングブレード
引き裂き障害が未然に防止されることになる。
【００１７】また、コピー動作完了時に廃トナーカート
リッジ内部でクリーニングブレードのみ感光体ベルトか
らの離間動作を行うため、極力廃トナー流出を防止して
感光体の長手方向の変動を受けてのクリーニングブレー
ドの先端の引き裂き力が解除され、機内のトナー汚染を
防止しつつ、感光体ベルト方式で発生するクリーニング
ブレード引き裂き障害が未然に防止されることになる。
リッジ内部でクリーニングブレードのみ感光体ベルトか
らの離間動作を行うため、極力廃トナー流出を防止して
感光体の長手方向の変動を受けてのクリーニングブレー
ドの先端の引き裂き力が解除され、機内のトナー汚染を
防止しつつ、感光体ベルト方式で発生するクリーニング
ブレード引き裂き障害が未然に防止されることになる。
【００１８】また、タイマにより任意の時間ごとに感光
体ベルトからの廃トナーカートリッジ離間動作を行うた
め、感光体の長手方向の変動を受けてのクリーニングブ
レードの先端の引き裂き力が解除され、感光体ベルト方
式で発生するクリーニングブレード引き裂き障害が未然
に防止されることになる。
体ベルトからの廃トナーカートリッジ離間動作を行うた
め、感光体の長手方向の変動を受けてのクリーニングブ
レードの先端の引き裂き力が解除され、感光体ベルト方
式で発生するクリーニングブレード引き裂き障害が未然
に防止されることになる。
【００１９】また、タイマにより任意の時間ごとに廃ト
ナーカートリッジ内部でクリーニングブレードのみ感光
体ベルトからの離間動作を行うため、極力廃トナー流出
を防止して感光体の長手方向の変動を受けてのクリーニ
ングブレードの先端の引き裂き力が解除され、機内のト
ナー汚染を防止しつつ、感光体ベルト方式で発生するク
リーニングブレード引き裂き障害が未然に防止されるこ
とになる。
ナーカートリッジ内部でクリーニングブレードのみ感光
体ベルトからの離間動作を行うため、極力廃トナー流出
を防止して感光体の長手方向の変動を受けてのクリーニ
ングブレードの先端の引き裂き力が解除され、機内のト
ナー汚染を防止しつつ、感光体ベルト方式で発生するク
リーニングブレード引き裂き障害が未然に防止されるこ
とになる。
【００２０】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【００２１】図３は本発明の第１実施例における全体構
成の概要図であり、１は感光体ベルト、２は帯電器、３
は露光部、４は現像器、５は記録紙、６は転写器、７は
加圧ローラ、８は定着ローラ、９は廃トナーカートリッ
ジ、10は除電ＬＥＤ、11は排紙センサである。
成の概要図であり、１は感光体ベルト、２は帯電器、３
は露光部、４は現像器、５は記録紙、６は転写器、７は
加圧ローラ、８は定着ローラ、９は廃トナーカートリッ
ジ、10は除電ＬＥＤ、11は排紙センサである。
【００２２】作像工程は、まず感光体ベルト１を帯電器
２でプリチャージした後、露光部３で光書き込みをして
静電潜像を形成する。この静電潜像に現像器４でトナー
を付けて現像する。給紙カセット内部に収納されている
記録紙５は、転写器６によってトナーを転写され、加圧
ローラ７と定着ローラ８で挟持されて、像定着された
後、排出される。装置外への記録紙５の排出の検知は、
排紙センサ11によって行われる。一方、感光体ベルト１
に残留したトナーは、後述するように廃トナーカートリ
ッジ９で掻き落として廃トナーとして回収され、また残
留電荷は除電ＬＥＤ10で光を照射して除電される。
２でプリチャージした後、露光部３で光書き込みをして
静電潜像を形成する。この静電潜像に現像器４でトナー
を付けて現像する。給紙カセット内部に収納されている
記録紙５は、転写器６によってトナーを転写され、加圧
ローラ７と定着ローラ８で挟持されて、像定着された
後、排出される。装置外への記録紙５の排出の検知は、
排紙センサ11によって行われる。一方、感光体ベルト１
に残留したトナーは、後述するように廃トナーカートリ
ッジ９で掻き落として廃トナーとして回収され、また残
留電荷は除電ＬＥＤ10で光を照射して除電される。
【００２３】図１，図２は第１実施例の要部の概要図で
ある。
ある。
【００２４】図１に示すように、廃トナー回収状態に
は、廃トナーカートリッジ９に設けられたクリーニング
ブレード16が感光体ベルト１に当接されて、感光体ベル
ト１上の廃トナーをクリーニングする。前記排紙センサ
11によってコピー動作の終了を検知すると、廃トナーカ
ートリッジ離間動作を行う。
は、廃トナーカートリッジ９に設けられたクリーニング
ブレード16が感光体ベルト１に当接されて、感光体ベル
ト１上の廃トナーをクリーニングする。前記排紙センサ
11によってコピー動作の終了を検知すると、廃トナーカ
ートリッジ離間動作を行う。
【００２５】図２に示すように、廃トナーカートリッジ
離間状態には、モータ18の回転軸上に設置されたカム19
により台形レバー20が押し出される。廃トナーカートリ
ッジ９には、固定軸21が固定されていて、台形レバー20
に乗り上げるようになることにより感光体ベルト１から
離間される。離間動作が終了すると、制御回路25からモ
ータ18に信号が送られ、カム19を、図１に示す状態まで
回転させる。すると、台形レバー20は引っ張りバネ22に
よって引き戻され、廃トナーカートリッジ９は感光体ベ
ルト１に設置される。
離間状態には、モータ18の回転軸上に設置されたカム19
により台形レバー20が押し出される。廃トナーカートリ
ッジ９には、固定軸21が固定されていて、台形レバー20
に乗り上げるようになることにより感光体ベルト１から
離間される。離間動作が終了すると、制御回路25からモ
ータ18に信号が送られ、カム19を、図１に示す状態まで
回転させる。すると、台形レバー20は引っ張りバネ22に
よって引き戻され、廃トナーカートリッジ９は感光体ベ
ルト１に設置される。
【００２６】図４，図５は本発明の第２実施例の要部の
概要図である。
概要図である。
【００２７】図４に示すように、廃トナー回収状態に
は、クリーニングブレード16が感光体ベルト１に当接さ
れて、感光体ベルト１上の廃トナーをクリーニングす
る。第１実施例と同様に図３の排紙センサ11によってコ
ピー動作の終了を検知すると、クリーニングブレード離
間動作を行う。
は、クリーニングブレード16が感光体ベルト１に当接さ
れて、感光体ベルト１上の廃トナーをクリーニングす
る。第１実施例と同様に図３の排紙センサ11によってコ
ピー動作の終了を検知すると、クリーニングブレード離
間動作を行う。
【００２８】図５に示すように、クリーニングブレード
離間状態には、制御回路25からソレノイド23に動作信号
を送り、ホルダ13の一端を押す。ホルダ13は、支点24を
中心に回動できる構成にしたため、ソレノイド23の押し
付け動作によりクリーニングブレード16が離間される。
離間動作が終了すると、制御回路25から信号を送り、ソ
レノイド23を元に戻す。すると、ホルダ13の先端に締結
された引っ張りバネ22によって引き戻され、クリーニン
グブレード16は感光体ベルト１に当接される。
離間状態には、制御回路25からソレノイド23に動作信号
を送り、ホルダ13の一端を押す。ホルダ13は、支点24を
中心に回動できる構成にしたため、ソレノイド23の押し
付け動作によりクリーニングブレード16が離間される。
離間動作が終了すると、制御回路25から信号を送り、ソ
レノイド23を元に戻す。すると、ホルダ13の先端に締結
された引っ張りバネ22によって引き戻され、クリーニン
グブレード16は感光体ベルト１に当接される。
【００２９】図６，図７は第３実施例の要部の概要図で
あり、この第３実施例は、第１実施例と基本的に同じ構
成を採用しており、タイマ26によって、任意の時間ごと
に廃トナーカートリッジ９の離間動作を行うようになっ
ている。他の動作は第１実施例と同じであるので、第１
実施例の部材に対応する部材には同一符号を付すことで
説明を省略する。
あり、この第３実施例は、第１実施例と基本的に同じ構
成を採用しており、タイマ26によって、任意の時間ごと
に廃トナーカートリッジ９の離間動作を行うようになっ
ている。他の動作は第１実施例と同じであるので、第１
実施例の部材に対応する部材には同一符号を付すことで
説明を省略する。
【００３０】図８，図９は第４実施例の要部の概要図で
あり、この第４実施例は、第２実施例と基本的に同じ構
成を採用しており、タイマ26によって、任意の時間ごと
にクリーニングブレード16の離間動作を行うようになっ
ている。他の動作は第２実施例と同じであるので、第２
実施例の部材に対応する部材には同一符号を付すことで
説明を省略する。
あり、この第４実施例は、第２実施例と基本的に同じ構
成を採用しており、タイマ26によって、任意の時間ごと
にクリーニングブレード16の離間動作を行うようになっ
ている。他の動作は第２実施例と同じであるので、第２
実施例の部材に対応する部材には同一符号を付すことで
説明を省略する。
【００３１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電子写真
記録装置は、請求項１記載の発明によれば、コピー動作
完了時に感光体ベルトからの廃トナーカートリッジ離間
動作を行うため、感光体の長手方向の変動を受けてのク
リーニングブレードの先端の引き裂き力を解除できるの
で、感光体ベルト方式で発生するクリーニングブレード
引き裂き障害を未然に防止して耐久性を向上できる。
記録装置は、請求項１記載の発明によれば、コピー動作
完了時に感光体ベルトからの廃トナーカートリッジ離間
動作を行うため、感光体の長手方向の変動を受けてのク
リーニングブレードの先端の引き裂き力を解除できるの
で、感光体ベルト方式で発生するクリーニングブレード
引き裂き障害を未然に防止して耐久性を向上できる。
【００３２】請求項２記載の発明によれば、コピー動作
完了時に廃トナーカートリッジ内部でクリーニングブレ
ードのみ感光体ベルトからの離間動作を行うため、極力
廃トナー流出を防止して感光体の長手方向の変動を受け
てのクリーニングブレードの先端の引き裂き力を解除で
きるので、機内のトナー汚染を防止しつつ、感光体ベル
ト方式で発生するクリーニングブレード引き裂き障害を
未然に防止して上記と同様の効果を得る。
完了時に廃トナーカートリッジ内部でクリーニングブレ
ードのみ感光体ベルトからの離間動作を行うため、極力
廃トナー流出を防止して感光体の長手方向の変動を受け
てのクリーニングブレードの先端の引き裂き力を解除で
きるので、機内のトナー汚染を防止しつつ、感光体ベル
ト方式で発生するクリーニングブレード引き裂き障害を
未然に防止して上記と同様の効果を得る。
【００３３】請求項３記載の発明によれば、タイマによ
り任意の時間ごとに感光体ベルトからの廃トナーカート
リッジ離間動作を行うため、感光体の長手方向の変動を
受けてのクリーニングブレードの先端の引き裂き力を解
除できるので、感光体ベルト方式で発生するクリーニン
グブレード引き裂き障害を未然に防止して耐久性を向上
させ、かつブレードの永久変形を防止してクリーニング
性能を長期間保持することができる。
り任意の時間ごとに感光体ベルトからの廃トナーカート
リッジ離間動作を行うため、感光体の長手方向の変動を
受けてのクリーニングブレードの先端の引き裂き力を解
除できるので、感光体ベルト方式で発生するクリーニン
グブレード引き裂き障害を未然に防止して耐久性を向上
させ、かつブレードの永久変形を防止してクリーニング
性能を長期間保持することができる。
【００３４】請求項４記載の発明によれば、タイマによ
り任意の時間ごとに廃トナーカートリッジ内部でクリー
ニングブレードのみ感光体ベルトからの離間動作を行う
ため、極力廃トナー流出を防止して感光体の長手方向の
変動を受けてのクリーニングブレードの先端の引き裂き
力を解除できるので、機内のトナー汚染を防止しつつ、
感光体ベルト方式で発生するクリーニングブレード引き
裂き障害を未然に防止して上記と同様の効果を得る。
り任意の時間ごとに廃トナーカートリッジ内部でクリー
ニングブレードのみ感光体ベルトからの離間動作を行う
ため、極力廃トナー流出を防止して感光体の長手方向の
変動を受けてのクリーニングブレードの先端の引き裂き
力を解除できるので、機内のトナー汚染を防止しつつ、
感光体ベルト方式で発生するクリーニングブレード引き
裂き障害を未然に防止して上記と同様の効果を得る。
【図１】本発明の電子写真記録装置の第１実施例におけ
る要部の概要図である。
る要部の概要図である。
【図２】本発明の第１実施例の要部の作動時の概要図で
ある。
ある。
【図３】本発明の第１実施例の全体構成の概要図であ
る。
る。
【図４】本発明の第２実施例の要部の概要図である。
【図５】本発明の第２実施例の要部の作動時の概要図で
ある。
ある。
【図６】本発明の第３実施例の要部の概要図である。
【図７】本発明の第３実施例の要部の作動時の概要図で
ある。
ある。
【図８】本発明の第４実施例の要部の概要図である。
【図９】本発明の第４実施例の要部の作動時の概要図で
ある。
ある。
【図１０】感光体ベルトと廃トナーカートリッジ部の斜
視図である。
視図である。
【図１１】クリーニングブレードの変形を示す図であ
る。
る。
【図１２】クリーニングブレードの変形を示す図であ
る。
る。
【図１３】従来例の経時劣化後のクリーニングブレード
の斜視図である。
の斜視図である。
１…感光体ベルト、 ９…廃トナーカートリッジ、 16
…クリーニングブレード、 25…制御回路、 26…タイ
マ。
…クリーニングブレード、 25…制御回路、 26…タイ
マ。
Claims (4)
- 【請求項１】 感光体ベルトを用い、しかも感光体ベル
ト表面の残留トナーを除去するクリーニングブレードを
有する廃トナーカートリッジを備えた電子写真記録装置
において、作像動作時には廃トナーカートリッジを感光
体ベルトに対して設置させ、作像動作終了時には廃トナ
ーカートリッジを一時的に感光体ベルトから離間する離
間手段を備えたことを特徴とする電子写真記録装置。 - 【請求項２】 感光体ベルトを用い、しかも感光体ベル
ト表面の残留トナーを除去するクリーニングブレードを
有する廃トナーカートリッジを備えた電子写真記録装置
において、作像動作時にはクリーニングブレードを感光
体ベルトに接触させ、作像動作終了時にはクリーニング
ブレードを一時的に感光体ベルトから離間する離間手段
を備えたことを特徴とする電子写真記録装置。 - 【請求項３】 感光体ベルトを用い、しかも感光体ベル
ト表面の残留トナーを除去するクリーニングブレードを
有する廃トナーカートリッジを備えた電子写真記録装置
において、タイマと、廃トナーカートリッジを感光体ベ
ルトから離間させる離間手段を備え、作像動作時には廃
トナーカートリッジを感光体ベルトに対して設置させ、
作像動作終了時から一定時間経過後に廃トナーカートリ
ッジを一時的に感光体ベルトから離間することを特徴と
する電子写真記録装置。 - 【請求項４】 感光体ベルトを用い、しかも感光体ベル
ト表面の残留トナーを除去するクリーニングブレードを
有する廃トナーカートリッジを備えた電子写真記録装置
において、タイマと、クリーニングブレードを感光体ベ
ルトから離間させる離間手段を備え、作像動作時にはク
リーニングブレードを感光体ベルトに接触させ、作像動
作終了時から一定時間経過後にクリーニングブレードを
一時的に感光体ベルトから離間することを特徴とする電
子写真記録装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33497993A JPH07199760A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電子写真記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33497993A JPH07199760A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電子写真記録装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07199760A true JPH07199760A (ja) | 1995-08-04 |
Family
ID=18283371
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33497993A Pending JPH07199760A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 電子写真記録装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07199760A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009237062A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2013077037A (ja) * | 2013-01-31 | 2013-04-25 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33497993A patent/JPH07199760A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009237062A (ja) * | 2008-03-26 | 2009-10-15 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
| JP2013077037A (ja) * | 2013-01-31 | 2013-04-25 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
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