JPH07199398A - スピード及び安定性が改良された写真要素 - Google Patents

スピード及び安定性が改良された写真要素

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JPH07199398A
JPH07199398A JP6313448A JP31344894A JPH07199398A JP H07199398 A JPH07199398 A JP H07199398A JP 6313448 A JP6313448 A JP 6313448A JP 31344894 A JP31344894 A JP 31344894A JP H07199398 A JPH07199398 A JP H07199398A
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silver halide
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acid substituent
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Roger Lok
ロック ロジャー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高感度及び優れた耐貯蔵性を示す新規なハロ
ゲン化銀写真要素を提供することを目的とする。 【構成】 表面上にハロゲン化銀乳剤層を有する支持体
を含んでなる写真要素であって、前記乳剤層が、チオス
ルホン酸置換基を有する有機化合物、スルフィン酸置換
基を有する有機化合物及びアルキニルアミンを含有する
写真要素である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は写真要素に関する。特
に、本発明は、高感度及び貯蔵変化に対して優れた耐性
を示す新規なハロゲン化銀写真要素に関する。
【0002】
【従来の技術】一世紀以上にわたって、ある種の材料が
化学線に対し感度を有し、そのような化学線に対し露光
すると、後に有用な可視画像に現像されうる潜像を形成
することが知られていた。これらの感放射線材料の商業
上の用途には、専ら、他の感放射線材料と比較して優れ
た感度を示すハロゲン化銀が用いられており、そのいく
つかは、ハロゲン化銀が使用されている限り、そのため
のものとして知られている。このようにハロゲン化銀の
感度が優れていると、そのようなハロゲン化銀をカメラ
及び他の写真器械に用いるのがさらに実用的になる。何
故なら、そのようなハロゲン化銀は、低光量の場合、又
はカメラの機械特性(他の露光手段)のための最適露光
が妨害される場合にも用いることができるからである。
【0003】ハロゲン化銀結晶の感度、したがってそれ
らのハロゲン化銀を含む写真要素の感度を改良すること
が望ましいので、写真化学者は、何年にもわたって、ハ
ロゲン化銀乳剤、又はそこに含まれる成分の製造方法の
改良を試みてきた。典型的に、写真乳剤の製造方法は、
以下の工程からなると考えられている: 1.保護コロイド溶液中にハロゲン化銀微結晶の分散体
を形成すること。 2.望ましい粒子サイズにするための物理的熟成。 3.洗浄又は凝集により過剰の溶解性塩を分散体から除
去し、続いて塩を含まない媒体に再分散すること。 4.感光性を高めるための(増感剤の存在下で行うこと
が多いが)熱処理。この処理は、後熟成、第二熟成、化
学熟成、又は熟成(digestion)と様々な呼び
方をする。 5.望ましい特性を付与する薬剤、例えば、増感色素、
カブリ防止剤、安定剤及び硬化剤の添加。
【0004】ある種の乳剤特性を最適化するために、さ
らなる成分を乳剤へ添加するか、又は乳剤を形成する条
件を変更するのは、前記の工程中である。このような特
性の1つは、コントラストであり、コントラストを最高
にするのが一般に望ましい。高コントラストは、乳剤の
鮮鋭性の発現に直接関連するので望ましい。コントラス
トの目安の1つは、乳剤のD−logE曲線の脚部分の
鮮鋭性である。脚部分の鮮鋭性は、通常、脚部分の相対
濃度を意味する。例えば、シャープな脚部は、比較的低
い(小さい)脚部濃度に相当し、ソフトな脚部は比較的
高い(大きい)脚部濃度に相当する。一般に、脚部濃度
を測定する点は、0.3logE感度のスピード点に相
当し、この点は、濃度が1.0であるD−logE曲線
上の点として定義する。
【0005】写真乳剤のコントラストは、ドーピング剤
としての又は粒子表面改質剤としての各種の遷移金属を
用いることにより改良できることが知られている。ドー
ピング剤は、ハロゲン化銀の沈澱の際乳剤に添加される
物質であり、これらは典型的にハロゲン化銀粒子の内部
構造内に取り込まれる。対照的に、粒子表面改質剤は、
沈澱後に添加され、したがって、ハロゲン化銀粒子の内
部構造ではなくむしろその表面と結合するようになる。
【0006】最近、ニトロシル又はチオニトロシルリガ
ンドを有する遷移金属錯塩を含む乳剤ドーピング剤が記
載されている。ヨーロッパ特許出願第0325235号
及び第0457298号は、1つのそのような錯塩、す
なわち、カリウム第二鉄ペンタシアノニトロシルの使用
を開示している。第二のタイプのドーピング剤、レニウ
ムニトロシル又はレニウムチオニトロシルは、米国特許
第4,835,093号に開示されており、第三のジセ
シウムペンタクロロニトロシルオスメートは米国特許第
4,933,272号に開示されている。前記の第三の
ものは、ある場合、写真乳剤のコントラストを高めるこ
とが知られている。しかしながら、このことは、感度が
それに対応して低下するという犠牲のもとに行われる。
乳剤の感度(又は“スピード”)は、通常、濃度1.0
を生じるLogE×100の相対光量の逆数として定義
する。
【0007】ハロゲン化銀乳剤のpH及び/又はpAgを
調整することにより、写真感度(スピード)を高めるこ
とができることが、当該技術分野において認められてい
る。あるタイプの化学増感剤を添加することにより、写
真感度を高めることができることも知られている。数種
類のタイプの増感剤がある。最も普及しているのは金及
びイオウ化合物であり、その両者は、ハロゲン化銀結晶
表面上に電子トラップ又は光孔トラップを形成すること
により乳剤スピードを高めると考えられている。
【0008】増感はまた、他の遷移金属の添加によって
も行われている。具体的には、白金塩が用いられている
が、白金塩による増感は、ゼラチンにより著しく遅延さ
れる。さらに、イリジウム塩並びにロジウム、オムミウ
ム及びルテニウムの錯体イオンが、化学増感剤として用
いられている。これら金属の感度に及ぼす全体的効果
は、それらの原子価状態に依存するようである。
【0009】粒子表面改質剤として写真乳剤中に包含さ
れた場合(後沈澱)のある種のアルキニルアミン類のス
ピード増加能は、先行技術である米国特許第4,37
8,426号及び第4,451,557号に記載されて
いる。還元増感は、感度を高めることができる他の手段
である。既知還元剤としては、塩化第一スズ、アスコル
ビン酸(ヨーロッパ特許出願第0369491号及び第
0369424号のような)及びジメチルアミンボレー
ン(borane)(米国特許第4,150,093号
及び第3,782,959号)が挙げられる。しかしな
がら、このような増感剤、並びに前記の他のタイプの増
感剤を使用すると、無差別の、しかも望ましくない、銀
イオンの銀原子への還元を引き起こすことが多い。この
銀原子は、現像中、画像形成露光の作用と関連しない、
一般的な又は部分的な現像濃度を引き起こす。この濃度
を典型的にカブリと称し、乳剤のD−LogE曲線上の
最少濃度として測定される。
【0010】カブリは、写真画像と未露光域間の区別の
低下を示す指標であるので望ましくない。従って、得ら
れる画像の品質は最適より低下する。臭化銀又はヨウ化
銀(又はそれらの混合物)を含有する乳剤より、還元さ
れやすい塩化銀乳剤については、この課題はさらに深刻
である。カブリと密接に関連する課題は、ハロゲン化銀
乳剤が、化学増感されているか否かにかかわらず、その
貯蔵中(熟成中)の望ましくないセンシトメトリー上の
変化、例えば、スピードの増加を示す傾向があることで
ある。これらの貯蔵中の変化に対する乳剤の抵抗力を、
乳剤安定性(又は“保存力”)と称する。
【0011】乳剤の安定性を改良し、カブリ生成を制御
するために、乳剤に、カブリ防止剤及び安定剤として知
られている化学品を添加することが知られている。これ
らの化合物のいくつかは、両能力の機能を発揮するの
で、単に1種の化合物のみを添加することが多い。既知
のカブリ防止剤としては、メルカプトテトラゾール類、
テトラアザインデン類、ベンゾチアゾリウム塩類、及び
チオスルホネート類が挙げられる。チオスルホネート類
は、特に、近年多くの研究の対象となっている。これら
の使用例は、以下の文献に見出すことができる:ヨーロ
ッパ特許出願第0369424号、第0435355
号、第0371338号、第0368304号、第03
48934号、米国特許第5,079,138号、ドイ
ツ特許第3,908,835号、特開平3−237,4
53号及び特開平4−083,241号並びにS.Ga
hler,Veroff,wiss.Photola
b,Wolfen X,63(1965)、及びZ.W
iss.Photo.63 133(1969)に見出
すことができる。
【0012】チオスルホネート類及び特にそのアルカリ
塩は、特に分解しやすいという欠点を有する。注意深く
制御しなければ、このような分解により、スピードが変
動しやすくそしてカブリが高い、許容しがたい写真乳剤
が生成することが多い。チオサルフェート類のカブリ防
止効果/安定効果を改良する一方法は、一定量のスルフ
ィネート塩と共にそれらを乳剤中に取り入れることであ
る。米国特許第2,394,198号は、スルフィネー
ト塩の効果を、一定量のチオスルホネート類をハロゲン
化銀乳剤へ添加することにより改良することを開示して
いる。特開平3−208041号は、カブリ防止効果を
さらに明白にするために、粒子形成の際にチオスルホネ
ート類及びスルフィネート類を使用することを開示して
いる。ヨーロッパ特許出願第0358170号は、直接
ポジ乳剤にチオスルホネート類及びスルフィネート類の
使用について開示している。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】チオスルホネート類と
スルフィネート類の組み合せは知られているが、この組
合せを含む乳剤は、望ましい程度の感度及び貯蔵変化に
対する抵抗性が欠ける。したがって、高感度及び貯蔵変
化抵抗性を示す、チオスルホネート類及びスルフィネー
ト類を含む写真乳剤を提供することは望ましい。さらに
そのような乳剤が、コントラストを有意に失うことなく
それらの特性を示すことが望ましい。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、表面上にハロ
ゲン化銀乳剤層を有する支持体を含んでなる写真要素で
あって、前記乳剤層が、チオスルホン酸置換基を有する
有機化合物、スルフィン酸置換基を有する有機化合物及
びアルキニルアミンを含有する写真要素を提供する。
【0015】ハロゲン化銀乳剤、特に、主として塩化銀
である乳剤中に、これらの化合物を組み合せると、乳剤
に、高感度及び貯蔵変化に対する優れた耐性という有利
な特性を付与する。前記化合物をさらに、ニトロシル又
はチオニトロシルリガンド、及び米国化学会により採用
されかつChemical and Engineer
ing News,1985年2月4日、第26頁に刊
行されている周期律表の第V〜X(Xも含む)族から選
ばれる遷移金属を含んでなる遷移金属錯塩と組合せる
と、本発明の利点を乳剤中のコントラストを有意に損失
することなく実現することができる。
【0016】
【実施態様】本発明は、数種類のアジュバント(補剤)
を含有し、そして高感度及び高安定性の望ましい特性を
示すハロゲン化銀要素に関する。具体的には、本発明が
意図する要素は、カブリ防止剤/安定剤化合物の組合せ
を含有する。これらの第一は、チオスルホン酸置換基を
有する有機化合物であり;第二はスルフィン酸置換基を
有する有機化合物である。これらは、構造上、それぞれ
式I及び式IIにより以下のように定義される: R1 −SO2 S−M1 (式I) R2 −SO2 −M2 (式II) 各化合物について、R置換基(R1 であってもR2 であ
っても)は、独立して脂肪族基、炭素環式基(アリール
も含む)又は複素環式基であって置換されていても非置
換であってもよいものを表す。好ましくは、R置換基
は、独立して、非置換もしくは置換の炭素原子数1〜2
2個のアルキル、非置換もしくは置換の炭素原子数6〜
20のアリール基、又は非置換もしくは置換の、ヘテロ
原子1〜2個を有する3員〜15員の複素環式基からな
る群より選ばれる。
【0017】適切な脂肪族基の例としては、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、エチルヘキシル、デシル、ドデシル、ヘキサデシ
ル、オクタデシル、イソプロピル、t−ブチル、ブテニ
ル、プロピニル及びブチニルが挙げられる。適切な炭素
環式基の例は、フェニル、トリル、ナフチル、シクロヘ
キシル、シクロヘプタトリエニル、シクロオクタトリエ
ニル及びシクロノナトリエニルである。
【0018】適切な複素環式基の例は、ピロール、フラ
ン、テトラヒドロフラン、ピリジン、ピコリン、ピペリ
ジン、モルホリン、ピロリジン、チオフェン、オキサゾ
ール、チアゾール、イミダゾール、セレナゾール、テル
ラゾール、トリアゾール、テトラゾール及びオキサジア
ゾールである。R1 又はR2 上の置換基にとって適切な
基としてはアルキル基(例えば、メチル、エチル、ヘキ
シル)、フルオロアルキル基(例えば、トリフルオロメ
チル)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキシ、
オクチルオキシ)、アリール基(例えば、フェニル、ナ
フチル、トリル)、ヒドロキシ基、ハロゲン基、アリー
ルオキシ基(例えば、フェノキシ)、アルキルチオ基
(例えば、メチルチオ、ブチルチオ)、アリールチオ基
(例えば、フェニルチオ)、アシル基(例えば、アセチ
ル、プロピオニル、ブチリル、バレリル)、スルホニル
基(例えば、メチルスルホニル、フェニルスルホニ
ル)、アシルアミノ基、スルホニルアミノ基、アシルオ
キシ基(例えば、アセトキシ、ベンゾキシ)、カルボキ
シ基、シアノ基、スルホ基及びアミノ基が挙げられる。
【0019】R置換基は、さらに1個又はそれ以上の二
価連結基と組み合わさっていてもよい。連結基として
は、原子又は、少くとも1個の炭素、窒素、イオウ又は
酸素を含有する基が挙げられる。例としては、アルキレ
ン、アルケニレン、アルキニレン、アリーレン、O,
S,NH,CO及びSO2 が挙げられる。このような連
結基は、カブリ防止剤/安定剤化合物中に存在し、前記
化合物は好ましくはポリマーである。
【0020】式I及びIIにより表される化合物の各々に
ついて、M1 及びM2 は独立して任意の1価、2価又は
3価カチオンを表す。したがって、M1 及びM2 として
は、金属イオン、例えば、ナトリウムイオン、カリウム
イオン、カルシウムイオン及びリチウムイオン、並びに
アンモニウムイオン及びホスホニウムイオンが挙げられ
る。好ましくは、M1 及びM2 はナトリウムイオンを表
す。
【0021】本発明の好ましい実施態様において、乳剤
は、チオスルホン酸置換基を有する有機化合物(式I)
をハロゲン化銀1モル当り約20〜約2300mgの量、
そしてスルフィン酸置換基を有する有機化合物(式II)
をハロゲン化銀1モル当り約20〜約20,000mgを
含有し、チオスルホン酸置換基含有化合物の、スルフィ
ン酸置換基含有化合物に対する比は、約20:1〜約
1:20(重量で)である。好ましくは、乳剤はチオス
ルホン酸置換基を有する有機化合物をハロゲン化銀1モ
ル当り約100〜約1500mg、及びスルフィン酸置換
基を有する有機化合物をハロゲン化銀1モル当り約10
0〜15,000mg含有し、チオスルホン酸置換基含有
化合物の、スルフィン酸置換基含有化合物に対する比
は、約10:1〜約1:10(重量で)である。
【0022】最適には、前記化合物は、それぞれトリル
チオスルホネート塩及びトリルスルフィネート塩であ
る。これら、及びカブリ防止剤/安定剤の他の好ましい
例は、当該技術分野において知られており、そして例え
ば、Journal of Oragnic Chem
istry,53巻、386頁(1988年)及びCh
emical Abstracts,59巻、9777
eに記載されている方法により合成することができる。
【0023】本発明によれば、意図する要素は、また以
下の構造式: Y−NHCH2 C≡CR3 により一般に定義されてもよいアルキニルアミンもまた
含有する。前記式中、R3 は、水素原子、脂肪族基、炭
素環式基(アリールを含む)又は複素環式基であって、
置換されていても非置換であってもよいものである。好
ましくは、R3 は水素以外である。さらに好ましくは、
炭素原子数1〜20個のアルキルである。最適にはメチ
ル基である。
【0024】適切な脂肪族基の例としては、メチル、エ
チル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、オクチ
ル、エチルヘキシル、デシル、ドデシル、ヘキサデシ
ル、オクタデシル、イソプロピル、t−ブチル、ブテニ
ル、プロピニル及びブチニルが挙げられる。適切な炭素
環式基の例はフェニル、トリル、ナフチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプタトリエニル、シクロオクタトリエニ
ル、シクロノナトリエニル、p−メトキシフェニル及び
p−クロロフェニルである。
【0025】適切な複素環式基の例としては、ピロー
ル、フラン、テトラヒドロフラン、ピリジン、ピコリ
ン、ピペリジン、モルホリン、ピロリジン、チオフェ
ン、オキサゾール、チアゾール、イミダゾール、セレナ
ゾール、テルラゾール、トリアゾール、テトラゾール及
びオキサジアゾールである。前記Yにより表される置換
基は、好ましくは、窒素含有複素環(2個又はそれ以上
の縮合環の複素環系を含む)である。したがって、Yと
しては、置換及び非置換の、オキサゾール類、チアゾー
ル類、セレナゾール類、オキサジアゾール類、チアジア
ゾール類、トリアゾール類、テトラゾール類、ピリミジ
ン類、ピロール類、ピリジン類、キノリン類及びベンゾ
イミダゾール類が挙げられる。好ましくは、Yは窒素含
有アゾールである。
【0026】Y(同様にR3 )上の置換基のために適切
な基としては、アルキル基(例えば、メチル、エチル、
ヘキシル)、フルオロアルキル基(例えば、トリフルオ
ロメチル)、アルコキシ基(例えば、メトキシ、エトキ
シ、オクチルオキシ基)、アリール基(例えば、フェニ
ル、ナフチル、トリル)、ハロゲン基、アリールオキシ
基(例えば、フェノキシ)、アルキルチオ基(例えば、
メチルチオ、ブチルチオ)、アリールチオ基(例えば、
フェニルチオ)、アシル基(例えば、アセチル、プロピ
オニル、ブチリル、バレリル)、スルホニル基、アシル
アミノ基、スルホニルアミノ基、シアノ基及びアシルオ
キシ基(例えば、アセトキシ、ベンゾオキシ)が挙げら
れる。
【0027】好ましいアルキニルアミン類は、アルキニ
ルアミンが、以下の構造に示すようにN=C成分の炭素
上が置換されているものである:
【0028】
【化1】
【0029】前記式中、Zは、5〜9員の複素環式環
系、好ましくは、9員の縮合ヘテロ芳香族環系、例え
ば、ベンゾオキサゾールを完成するのに必要な原子を表
す。この構造のR3 は先のように定義する。最も好まし
いアルキニルアミン類は、ベンゾオキサゾール、ベンゾ
セレナゾール、又はベンゾチアゾール成分を含有し、以
下の構造により表される:
【0030】
【化2】
【0031】前記式中、Xは置換もしくは非置換の窒
素;又は酸素、イオウ又はセレンを表し、好ましくは酸
素を表し;R3 は先に定義したようであり;そしてR5
及びR 4 は独立して水素、ハロゲン、又は置換もしくは
非置換のアルキル又はアルコキシ基、好ましくは炭素原
子数1〜10個のものを表す。前記のアルキニルアミン
類において、R4 及びR5 は、好ましくはそれぞれ5位
及び6位にある。
【0032】本発明のアルキニルアミン類は、水溶性で
あること、すなわち、これらはさらに水可溶化基を含む
こともまた意図されている。この実施態様では、水可溶
化基は、アルキニルアミン上のいずれにおいて(例え
ば、R3 ,R4 もしくはR5 として、又はR3 ,R4
しくはR5 上で)置換されることができるが、アミン基
の窒素原子上ではないことが好ましい。好ましくは、ア
ルキルアミンが水1リットル当り0.1g溶解可能とな
るのに十分であるべきである。代表的な可溶化基として
は、カルボキシ、カルボキシアルキル、スルホ、スルホ
アルキル、ホスファト、ホスファトアルキル、ホスホ
ノ、ホスホノアルキル、カルボンアミド、スルホンアミ
ド、ヒドロキシ及びそれらの塩が挙げられる。好ましく
は、水可溶化基は、カルボキシ又はスルホ基、又はそれ
らの塩である。最適には、カルボキシ基のナトリウム塩
もしくはカリウム塩である。
【0033】本発明の範囲内であると意図される具体的
化合物としては以下が挙げられる:
【0034】
【化3】
【0035】
【化4】
【0036】
【化5】
【0037】前記のアルキニルアミン類は、好ましく
は、ハロゲン化銀1モル当り約0.1mg〜約1000mg
の量乳剤中に包含せしめる。包含されるアルキニルアミ
ンのさらに好ましいレベルは、ハロゲン化銀1モル当り
約1mg〜約500mgである。理想的には、本発明のアル
キルアミンはブチニルアミノベンゾオキサゾール(化合
物G)である。この化合物は、好ましくは乳剤中に、ハ
ロゲン化銀1モル当り約1mg〜約200mgの量包含せし
める。さらに好ましくは、ハロゲン化銀1モル当り約5
mg〜約50mgの量;最適にはハロゲン化銀1モル当り約
5mg〜約20mgの量包含せしめる。
【0038】本発明のアルキニルアミンは、当該技術分
野において知られている任意の方法により製造してよ
い。このような方法例は、米国特許第4,451,55
7号及び第4,378,426号、並びに同時に出願し
た米国特許出願第169,833号に見出すことがで
き、そのすべては引用することにより本明細書中に包含
する。
【0039】前記のアルキニルアミンは、式I及び式II
の化合物と同様、黒白又はカラー乳剤層に、ハロゲン化
銀粒子の沈澱中を含む、写真要素の調製中の任意の時点
で添加してもよい。しかしながら、沈澱後に、そして支
持体上に乳剤を塗布する直前に添加するのが好ましい。
前記化合物は、主として塩化銀から構成される乳剤に添
加することがまた好ましい。本発明の利点は、任意のタ
イプ(臭化銀、塩化銀もしくはヨウ化銀又はそれらの混
合物)又は形状(すなわち、立方、八面体、十二面体、
球形又は平板状)のハロゲン化銀粒子を含む乳剤におい
ても認められるが、少くとも70モル%の塩化銀含有
量、2モル%未満のヨウ化銀含有量が好ましい。さらに
好ましいものは、98モル%の塩化銀を含有し、残りの
ハロゲン化銀が臭化銀及びヨウ化銀である乳剤である。
最も好ましいものは、単一のハロゲン化銀としての塩化
銀を含有する乳剤である。
【0040】本発明に用いられる粒子のタイプに拘ら
ず、本発明のある実施態様では、粒子をドーピング剤又
は粒子表面改質剤により内部的に又は外部的に改質する
ことが好ましい。改質粒子を用いると、乳剤は、還元増
感剤を含有する乳剤でしばしば観察されるようなコント
ラスト低下を示すこともなく、高い感度及び優れた安定
性という望ましい特性を示すことができる。
【0041】本発明によって適切なドーピング剤又は粒
子表面改質剤は、好ましくは遷移金属錯塩である。これ
は、一般に以下の式により定義してもよい: 〔MLm(NZ)〕n 前記式中、Mは、米国化学会に採用され、Chemic
al and Engineering News,1
985年2月4日、26頁に記載されている周期律表の
第V族〜第X族(第X族を含む)から選ばれる遷移金属
であり;Zは、酸素又はイオウであり、窒素と一緒にな
ってニトロシル又はチオニトロシルリガンドを形成する
ものであり;Lは、ニトロシル又はチオニトロシルリガ
ンドに対して追加のリガンドを表し;mは、4〜7、好
ましくは5又は6であり;そしてnは、ゼロ、−1,−
2又は−3である。
【0042】Lにより先に定義されるリガンドは、事実
上、任意の既知タイプのリガンドを表すことができる。
任意の組合せのリガンドが意図される。好ましいリガン
ドの具体例としては、アクオ(aquo)リガンド、ハ
ライドリガンド、シアニドリガンド、シアネートリガン
ド、チオシアネートリガンド、セレノシアネートリガン
ド、テルロシアネートリガンド、アジドリガンド及び他
のニトロシル又はチオニトロシルリガンドが挙げられ
る。
【0043】好ましいドーピング剤及び粒子表面改質剤
としては以下が挙げられる:
【0044】
【化6】
【0045】
【化7】
【0046】
【化8】
【0047】最も好ましいものは〔Os(NO)C
5 -2である。それを適用する際には、カチオン、す
なわち、2Cs+1と組み合わさってCs2 Os(NO)
Cl5 を形成する。本発明のハロゲン化銀を、ドーピン
グ剤で改質するならば、ドーピング剤は、各ハロゲン化
銀粒子の93%コア域中に包含せしめること、すなわ
ち、粒子体積の93%が形成するまでの沈澱中に添加す
ることが好ましい。しかしながら、ハロゲン化銀粒子の
表面より下の位置である限り、沈澱中前記時点より後に
乳剤中に添加してもよい。
【0048】本発明のハロゲン化銀粒子を、粒子表面改
質剤で改質するならば、臭化銀キャリア中のハロゲン化
銀粒子の表面に沿って間隔をおいて改質剤を付着させる
のが好ましい。このような場合、臭化銀キャリアは、結
晶のハロゲン化物の総含有量の約2モル%未満、好まし
くは約1モル%未満を占める。最適には、臭化銀キャリ
アは、リップマン臭化物乳剤であり、この乳剤は、平均
粒子サイズ約0.05ミクロンの極微細粒子臭化銀乳剤
である。このような乳剤は、その粒子中にあるレベルの
粒子表面改質剤を包含せしめているであろう。これらの
乳剤は、はるかに大きい本発明ハロゲン化銀粒子の存在
下で熟成される。次に、これらの粒子は、より大きい粒
子の表面上に再結晶し、粒子表面改質剤を配在させる。
【0049】リップマン臭化物キャリアは、ハロゲン化
銀粒子中の総ハロゲン化物の約2モル%未満(好ましく
は約1モル%未満)を占めるので、これらは、より大き
い粒子を取りまくシエルを形成することはない。むし
ろ、これらは粒子表面に沿って間隔をおいた付着物を形
成する。一般に、これらの付着物はハロゲン化銀粒子の
角に形成される。
【0050】粒子表面改質剤を単独で後−沈澱乳剤に添
加することにより、又は臭化カリウム溶液を用いて、本
発明の乳剤を形成することも可能である。本発明に用い
るドーピング剤又は粒子表面改質剤は、好ましくは、熟
成剤の存在下で熟成した塩化銀乳剤に適用する。また、
これらは、ハロゲン化銀1モル当り約0.01〜約10
マイクログラムの量乳剤に添加するのが好ましい。さら
に好ましくは、ハロゲン化銀1モル当り約0.1〜約
5.0マイクログラムの量施こす。最も好ましくは、こ
れらは、ハロゲン化銀1モル当り約0.75〜約2.0
マイクログラムの量施こす。
【0051】本発明は、任意の既知乳剤製造技法を用い
て実施してよい。このような技法としては、普通に用い
られるもの、例えば、シングルジェット沈澱もしくはダ
ブルジェット沈澱が挙げられ、また別のミキサー中又は
第1コンテナ中でハロゲン化銀粒子の核形成を行い、第
2コンテナでの後成長によるハロゲン化銀乳剤形成が挙
げられる。これらの技法のすべては、Research
Disclosure,1989年12月、3081
19、第I〜IV節、993〜1000頁において検討さ
れている特許において参照されている。
【0052】ハロゲン化銀の沈澱後、乳剤を洗浄して過
剰塩を除去する。次に、これらを、先に引用したRes
earch Disclosure,308119に開
示されているような任意の慣用法で化学増感又は分光増
感することができる。本発明により用いることができる
具体的増感色素としては、ポリメチン色素群が挙げら
れ、これらとしてはさらにシアニン類、メロシアニン
類、複合シアニン類及びメロシアニン類(すなわち、三
核、四核及び多核シアニン類及びメロシアニン類)、オ
キソノール類、ヘミオキソノール類、スチリル類、メロ
スチリル類及びストレプトシアニン類が挙げられる。用
いることができる他の色素は、Research Di
sclosure,308119に開示されている。
【0053】本発明により用いることができる化学増感
剤としては、金及びイオウ群の増感剤、又は先に検討し
た遷移金属増感剤が挙げられる。さらに、これらは、
esearch Disclosure,30811
9、第VI節に開示されているような、他の既知のカブリ
防止剤又は安定剤と組合せることができる。これらとし
ては、ハロゲン化物イオン、クロロパラデート類、及び
クロロパラダイト類が挙げられる。さらに、これらとし
ては、第四アンモニウム塩、テルラゾリウム塩、及び遷
移金属、例えば、マグネシウム、カルシウム、カドミウ
ム、コバルト、マンガン及び亜鉛の水溶性無機塩が挙げ
られる。
【0054】増感後、乳剤を任意の適切なカプラー(2
当量であるか又は4当量)及び/又はカプラー分散剤と
混合して望ましいカラーフィルム又はプリント写真材料
を製造することができ;又これらを用いて黒白写真フィ
ルム及びプリント材料に用いることができる。本発明に
より用いることができるカプラーは、Research
Disclosure、第176巻、1978年、1
7643、第VIII節及びResearch Discl
osure,308119、第VII 節に記載されてお
り、その開示を全体として引用することにより包含す
る。
【0055】本発明乳剤は、好ましくはネガティブ作動
性乳剤であるが、ポジティブ作動性乳剤であることもで
きる。これらの乳剤は、写真要素中に包含され、露光さ
れると、任意の既知方法(例えば、米国特許第3,82
2,129号及びResearch Disclosu
re,308119、第XIX 節に開示されているような
方法)により処理する。典型的に、カラー写真要素は、
支持体(フィルム又は紙を含有することができ、既知サ
イジング法によりサイジングされたもの);及び少くと
も3層の異なるカラー形成乳剤層を含んでなる。要素
は、典型的に追加層、例えば、フィルター層、中間層、
オーバーコート層、下塗り層等もまた含有する。要素
は、蛍光増白剤、ステイン防止剤、硬化剤、可塑剤及び
潤滑剤、並びにマット剤及び現像改質剤を含有してもよ
い。これらの各々の具体例、及びそれらの施工法は、前
記のResearch Disclosure,308
119及びResearch Disclosure
17643に開示されている。
【0056】本発明はまた、前記乳剤に、写真有効量
の、チオスルホン酸置換基を有する有機化合物、スルフ
ィン酸置換基を有する有機化合物、及びアルキニルアミ
ンを添加することを含んでなる、ハロゲン化銀乳剤の感
度及び安定性の改良方法にも関する。写真有効量とは、
ある所望の写真効果を達成するのに必要な量を意味す
る。このような量は、本発明の好ましい写真要素につい
ての記載中に例示する。
【0057】本発明方法は、乳剤に写真有効量の、以下
の式: 〔MLm(NZ)〕n 前記式中、Mは、周期律表の第V族〜第X族(第X族を
含む)から選ばれる遷移金属であり;Zは、酸素又はイ
オウであり、窒素と一緒になってニトロシル又はチオニ
トロシルリガンドを形成するものであり;Lは、リガン
ドを表し;mは、4〜7であり;そしてnは、ゼロ、−
1,−2又は−3である、を有する遷移金属錯塩を添加
するさらなる工程を含んでなることもまた意図してい
る。
【0058】本発明は、以下の具体例を参照することに
よりさらにより良く理解することができる。これらの例
は、本発明乳剤並びにその製造方法、及び使用方法を具
体的に説明するためのものであり、限定することを意図
するものではない。 例1 本発明による乳剤は、アルキニルアミンを、ジ−n−ブ
チルフタレートカプラー溶媒(0.27g/m2 )及び
ゼラチン(1.51g/m2 )中のイエロー色素形成カ
プラー、α−(4−(4−ベンジルオキシフェニルスル
ホニル)フェノキシ)−α(ピバリル)−2−クロロ−
5−(γ−(2,4−ジ−5−アミルフェノキシ)ブチ
ルアミド)アセトアニリド(1.08g/m2 )を有す
る化学増感されそして青色分光増感された単分散塩化銀
ネガティブ乳剤に添加することにより調製した。さら
に、銀1モル当り1−(3−アセトアミドフェニル)−
5−メルカプトテトラゾール0.104g及び臭化カリ
ウム1.033gを添加した。この乳剤(0.34g
Ag/m2 )を樹脂被覆紙支持体上に塗布し、そして
1.076g/m2 のゲルオーバーコートを保護層とし
て、総ゼラチン重量の1.8%量の硬化剤、ビス(ビニ
ルスルホニル)メチルエーテルと共に施した。このよう
にして得た試料を、カラーネガティブプリント露光源を
シミュレートするように作成されたタングステンランプ
を用いて露光した。このランプは3000Kのカラー温
度、log lux2.95を有し、被膜をマゼンタフ
ィルター、シアンフィルター、0.3ND(Neutr
al Density)、及びUVフィルターを組合せ
たものを介して露光した。発色現像(45秒、35
℃)、漂白−定着(45秒、35℃)及び安定化又は水
洗(90秒、35℃)、それに続く乾燥(60秒、60
℃)からなる処理を行った。用いた処理液は以下のとお
りであった:現像液 スルホン化ポリスチレンのリチウム塩 0.25mL トリエタノールアミン 11.0mL N,N−ジエチルヒドロキシルアミン(85重量%) 6.0mL 亜硫酸カリウム(45重量%) 0.5mL 発色現像主薬、(4−(N−エチル−N−2− メタンスルホニルアミノエチル)−2−メチル− フェニレンジアミンセスキ硫酸塩一水和物 5.0g スチルベン化合物ステイン低減剤 2.3g 硫酸リチウム 2.7g 塩化カリウム 2.3g 臭化カリウム 0.025g 金属イオン封鎖剤 0.8mL 炭酸カリウム 25.0g 水で全量を1リットルにする、pHを10.12に調整漂白定着剤 亜硫酸アンモニウム 58g チオ硫酸ナトリウム 8.7g エチレンジアミン四酢酸第二鉄アンモニウム塩 40g 酢酸 9.0mL 水で全量を1リットルにする、pHを7.2に調整安定剤 クエン酸ナトリウム 1g 水で全量を1リットルにする、pHを7.2に調整。
【0059】1.0濃度でのスピードを、乳剤感度のめ
やすとした。脚部は、相対スピードポイントより0.3
logE単位感度が高い点で測定した濃度であった。第
1表は、アルキニルアミキ化合物A及びGの感度上昇効
果を具体的に示すものである。試料2〜5は、化合物A
又はGを含有する乳剤は、対照乳剤と比べてスピードが
増加すること、化合物Gを含有する乳剤は、増加がより
大きいことを実証する。試料4及び5(化合物G)はま
た、試料1(対照)、又は試料2及び試料3(化合物
A)よりカブリ及び脚部濃度がより高い(脚部がよりソ
フト)ことも示している。
【0060】2週間120°F(49℃)で貯蔵後、試
料2〜5は、対照試料(1)よりカブリが高く、化合物
Gを含有する被膜は、化合物Aを含有する被膜よりカブ
リの増加が大きかった。しかしながら、前者はインキュ
ベーション後のスピード増加がより少ない。このデータ
は、本発明のアルキニルアミン類が、スピード不安定性
を低減させながら、乳剤感度を高めることを示してい
る。しかしながらこのような乳剤を一定期間貯蔵した場
合には、このような効果は、相当するカブリ増加を伴う
ことがわかる。
【0061】
【表1】
【0062】例2 本例では、アルキニルアミン、チオスルホン酸置換基を
有する有機化合物及びスルフィン酸置換基を有する有機
化合物の組合せのカブリ低減効果を赤色増感乳剤におい
て実証する。乳剤は、0.18g Ag/m2 で塗布
し、そしてジ−n−ブチルフタレートカプラー溶媒
(0.429g/m2 )及びゼラチン(1.08g/m
2 )中のシアン色素形成カプラー、2−(α(2,4−
ジ−tert−アミルフェノキシ)ブチルアミド)−
4,6−ジクロロ−5−エチルフェノール(0.42g
/m2 )を用いた以外は例1と同様に増感した。1−
(3−アセトアミドフェニル)−5−メルカプトテトラ
ゾール及び臭化カリウムの量は、銀1モル当り0.38
及び1.1gにそれぞれ変更した。塗布直前に、化合物
G、トリチオスルホン酸ナトリウム(TSS)及びトリ
スルフィン酸ナトリウム(TS)を乳剤に添加した。
【0063】第II表は、また、アルキニルアミン類を写
真乳剤に用いた場合、スピード増加を得ることができる
(試料8及び10)ことを実証するものである。さら
に、第II表は、TSS及びTSを写真乳剤に包含せしめ
ると、これらは、インキュベーション後のスピード及び
カブリの増加を抑制するが、しかし実質的に同一のフレ
ッシュスピードが得られる(試料7)ことを実証する。
アルキニルアミンをTSS及びTSと組合せると(試料
9及び11)、貯蔵後のカブリ安定性について対応する
低下をすることなく、スピードを増加し、そしてスピー
ド安定性を大きくすることができることが、実証され
た。
【0064】
【表2】
【0065】例3 0.73μm塩化銀乳剤の沈澱の際、銀1モル当りCs
2 Os(NO)Cl50.75μgを添加した。この乳
剤を次に例1のように増感した。化合物G並びにTSS
及びTSの混合物を塗布前に乳剤に添加した。第III 表
は、写真乳剤中の、TSS,TS及びアルキニルアミ
ン、例えば、化合物Gの組合せ、並びに遷移金属錯塩ド
ーピング剤(試料19)は、スピード、コントラスト、
並びにスピード及びカブリの安定性を増加させることが
できることを実証している。
【0066】
【表3】
【0067】
【追加の実施態様】
<態様1> 前記の乳剤層が、主に塩化銀であるハロゲ
ン化銀粒子からなる請求項1記載の写真要素。 <態様2> 前記のハロゲン化銀粒子が、少くとも70
モル%の塩化銀及び2モル%未満のヨウ化銀を含有し、
残りのハロゲン化銀が臭化銀である態様1記載の写真要
素。
【0068】<態様3> 前記のハロゲン化銀粒子が、
少くとも98モル%の塩化銀を含有し、残りのハロゲン
化銀が臭化銀及びヨウ化銀である態様2記載の写真要
素。 <態様4> 塩化物が、前記ハロゲン化銀粒子中の唯一
のハロゲン化物である態様3記載の写真要素。 <態様5> 前記のチオスルホン酸置換基を有する有機
化合物が、式: R1 −SO2 S−M1 前記式中、R1 は、置換もしくは非置換であってよい、
脂肪族、炭素環式又は複素環式基を表し、M1 は任意の
1価、2価又は3価のカチオンを表す、を満足し、そし
て前記のスルフィン酸置換基を有する有機化合物が、
式: R2 −SO2 −M2 前記式中、R2 は、置換もしくは非置換であってよい、
脂肪族、炭素環式又は複素環式基を表し、M2 は、1
価、2価又は3価のカチオンを表す、を満足する態様1
記載の写真要素。
【0069】<態様6> 前記のチオスルホン酸置換基
を有する有機化合物が、ハロゲン化銀1モル当り約20
〜約2300mgの量存在し、そして前記のスルフィン酸
置換基を有する有機化合物が、ハロゲン化銀1モル当り
約20〜約20,000mgの量存在し、チオスルホン酸
置換基含有化合物のスルフィン酸置換基含有化合物の比
が約20:1〜約1:20(重量で)である態様5記載
の写真要素。
【0070】<態様7> 前記のチオスルホン酸置換基
を有する有機化合物が、ハロゲン化銀1モル当り約10
0〜約1500mgの量存在し、そして前記のスルフィン
酸置換基を有する有機化合物が、ハロゲン化銀1モル当
り約100〜約1500mgの量存在し、チオスルホン酸
置換基含有化合物のスルフィン酸置換基含有化合物の比
が、10:1〜1:10(重量で)である態様6記載の
写真要素。
【0071】<態様8> 前記のチオスルホン酸置換基
を有する有機化合物がトリルチオスルホネート塩であ
り、前記のスルフィン酸置換基を有する有機化合物がト
リルスルフィネート塩である態様7記載の写真要素。 <態様9> 前記のアルキニルアミンが、式: Y−NHCH2 C≡CR3 前記式中、R3 は、水素原子、置換もしくは非置換であ
ってよい、脂肪族、炭素環式又は複素環式基を表し;そ
してYは、窒素含有複素環を表す、を満足する態様8記
載の写真要素。
【0072】<態様10> ハロゲン化銀1モル当り約
0.1〜約1000mgの量前記アルキニルアミンを含ん
でなる態様9記載の写真要素。 <態様11> ハロゲン化銀1モル当り約1〜約500
mgの量前記アルキニルアミンを含んでなる態様10記載
の写真要素。 <態様12> 前記アルキニルアミンが、置換もしくは
非置換のブチニルアミノベンゾオキサゾールである態様
11記載の写真要素。
【0073】<態様13> ハロゲン化銀1モル当り約
1〜約200mgの量ブチニルアミノベンゾオキサゾール
を含んでなる態様12記載の写真要素。 <態様14> 式: 〔MLm(NZ)〕n 前記式中、Mは、周期律表の第V族〜第X族(第X族を
含む)から選ばれる遷移金属であり;Zは、酸素又はイ
オウであり、そして前記窒素と一緒になってニトロシル
又はチオニトロシルリガンドを形成し;Lは、リガンド
を表し;mは、4〜7であり;そしてnは、ゼロ、−
1,−2又は−3である、を有する遷移金属錯塩をさら
に含んでなる態様13記載の写真要素。
【0074】<態様15> Mがオムミウムである態様
14記載の写真要素。 <態様16> 前記の遷移金属錯塩は、〔Os(NO)
Cl5 -2である態様15記載の写真要素。 <態様17> ハロゲン化銀1モル当り約0.01マイ
クログラム〜約10マイクログラムの量〔Os(NO)
Cl5 -2を含んでなる態様16記載の写真要素。
【0075】<態様18> ハロゲン化銀1モル当り約
0.1マイクログラム〜約5.0マイクログラムの量
〔Os(NO)Cl5 -2を含んでなる態様17記載の
写真要素。 <態様19> 支持体及びハロゲン化銀乳剤層を含んで
なる写真要素であって、前記乳剤層が、チオスルホン酸
化合物、スルフィン酸化合物、及びアルキニルアミンを
含有し;前記乳剤層が、主に塩化銀であり、そしてニト
ロシル又はチオニトロシルリガンド及び周期律表の第V
族〜第X族(第X族を含む)から選ばれる遷移金属から
なるドーピング剤を内部に含有するハロゲン化銀粒子か
らなる写真要素。
【0076】<態様20> 前記乳剤に、写真有効量
の、式: 〔MLm(NZ)〕n 前記式中、Mは、周期律表の第V族〜第X族(第X族を
含む)から選ばれる遷移金属であり;Zは、酸素又はイ
オウであり、そして前記窒素と一緒になってニトロシル
又はチオニトロシルリガンドを形成し;Lは、リガンド
を表し;mは、4〜7であり;そしてnは、ゼロ、−
1,−2又は−3である、を有する遷移金属錯塩を添加
することからなる請求項2記載の方法。
【0077】本発明を、その好ましい実施態様を特に参
照して詳細に述べてきたが、本発明の精神及び範囲内で
変更及び修正を行うことができることが理解されるであ
ろう。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面上にハロゲン化銀乳剤層を有する支
    持体を含んでなる写真要素であって、前記乳剤層が、チ
    オスルホン酸置換基を有する有機化合物、スルフィン酸
    置換基を有する有機化合物及びアルキニルアミンを含有
    する写真要素。
  2. 【請求項2】 ハロゲン化銀乳剤の感度及び安定性の改
    良方法であって、前記乳剤に、写真有効量の、チオスル
    ホン酸置換基を有する有機化合物、スルフィン酸置換基
    を有する有機化合物及びアルキニルアミンを添加するこ
    とを含んでなる方法。
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