JPH07199339A - カメラのフィルムカートリッジ取出し装置 - Google Patents
カメラのフィルムカートリッジ取出し装置Info
- Publication number
- JPH07199339A JPH07199339A JP5337463A JP33746393A JPH07199339A JP H07199339 A JPH07199339 A JP H07199339A JP 5337463 A JP5337463 A JP 5337463A JP 33746393 A JP33746393 A JP 33746393A JP H07199339 A JPH07199339 A JP H07199339A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film cartridge
- cartridge
- lid
- camera
- loading chamber
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- Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
- Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成によるフィルムカートリッジの落
下等が防止できるカメラのフィルムカートリッジ取出し
装置を提供する。 【構成】 フィルムカートリッジをカメラから取り出す
ための開閉蓋と、少なくとも前記カートリッジを取り出
し途中で停止させる第1の位置と、該カートリッジの取
り出しを許容する第2の位置に移動自在なカートリッジ
途中停止手段と、前記開閉蓋の開き動作に連動して前記
カートリッジ途中停止手段を前記第1の位置に移動させ
る連動手段と、前記連動手段によって前記第1の位置に
移動させられた前記カートリッジ途中停止手段を、前記
第1の位置に保持する保持手段とを有するカメラのフィ
ルムカートリッジ取り出し装置。
下等が防止できるカメラのフィルムカートリッジ取出し
装置を提供する。 【構成】 フィルムカートリッジをカメラから取り出す
ための開閉蓋と、少なくとも前記カートリッジを取り出
し途中で停止させる第1の位置と、該カートリッジの取
り出しを許容する第2の位置に移動自在なカートリッジ
途中停止手段と、前記開閉蓋の開き動作に連動して前記
カートリッジ途中停止手段を前記第1の位置に移動させ
る連動手段と、前記連動手段によって前記第1の位置に
移動させられた前記カートリッジ途中停止手段を、前記
第1の位置に保持する保持手段とを有するカメラのフィ
ルムカートリッジ取り出し装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフィルムカートリッジを
カメラから取り出す為のカートリッジ取出し装置に関す
るものである。
カメラから取り出す為のカートリッジ取出し装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラからフィルムカートリッジ
を取り出す方式として、取り出しを容易にする為、蓋を
開放すると、装填時にチャージしたスプリングによりフ
ィルムカートリッジが押し出されるものがあった。この
方式では不用意に蓋を開放した場合や、開口部が下を向
いているとフィルムカートリッジが飛び出して落下、紛
失の恐れがあった。その為、落下防止の機構が種々考案
されているが、いずれも特別な機構を用いたものであっ
た。
を取り出す方式として、取り出しを容易にする為、蓋を
開放すると、装填時にチャージしたスプリングによりフ
ィルムカートリッジが押し出されるものがあった。この
方式では不用意に蓋を開放した場合や、開口部が下を向
いているとフィルムカートリッジが飛び出して落下、紛
失の恐れがあった。その為、落下防止の機構が種々考案
されているが、いずれも特別な機構を用いたものであっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】この為、上記従来
例では、上記特別な機構が複雑なものとなっており、次
のような欠点があった。 (1)構成部品が多く、部品費、組立費のコストアッ
プ。 (2)機構分だけ新たなスペースが必要となり、本体の
小型化が妨げられる。
例では、上記特別な機構が複雑なものとなっており、次
のような欠点があった。 (1)構成部品が多く、部品費、組立費のコストアッ
プ。 (2)機構分だけ新たなスペースが必要となり、本体の
小型化が妨げられる。
【0004】本発明は、以上の事情に鑑み為されたもの
で、簡単な構成によりフィルムカートリッジの落下等が
防止できるカメラのフィルムカートリッジ取出し装置を
提供しようとするものである。
で、簡単な構成によりフィルムカートリッジの落下等が
防止できるカメラのフィルムカートリッジ取出し装置を
提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】その為に本発明は、フィ
ルムカートリッジをカメラから取り出すための開閉蓋
と、少なくとも前記カートリッジを取り出し途中で停止
させる第1の位置と、該カートリッジの取り出しを許容
する第2の位置に移動自在なカートリッジ途中停止手段
と、前記開閉蓋の開き動作に連動して、前記カートリッ
ジ途中停止手段を前記第1の位置に移動させる連動手段
と、前記連動手段によって前記第1の位置に移動させら
れた前記カートリッジ途中停止手段を、前記第1の位置
に保持する保持手段とを有するカメラのフィルムカート
リッジ取出し装置とするものである。
ルムカートリッジをカメラから取り出すための開閉蓋
と、少なくとも前記カートリッジを取り出し途中で停止
させる第1の位置と、該カートリッジの取り出しを許容
する第2の位置に移動自在なカートリッジ途中停止手段
と、前記開閉蓋の開き動作に連動して、前記カートリッ
ジ途中停止手段を前記第1の位置に移動させる連動手段
と、前記連動手段によって前記第1の位置に移動させら
れた前記カートリッジ途中停止手段を、前記第1の位置
に保持する保持手段とを有するカメラのフィルムカート
リッジ取出し装置とするものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0007】図1〜図3は本発明の第1の実施例を示す
カメラのフィルムカートリッジ装填室の断面図である。
カメラのフィルムカートリッジ装填室の断面図である。
【0008】図1〜図3において、1はカメラ本体、1
aはカメラ本体に設けられたフィルムカートリッジ装填
室、1bは軸、1cはカメラ本体1に設けられた、クリ
ック穴、21は鋼球、22はクリックバネで、鋼球21
およびクリックバネ22はクリック穴1cに内装されて
いる。
aはカメラ本体に設けられたフィルムカートリッジ装填
室、1bは軸、1cはカメラ本体1に設けられた、クリ
ック穴、21は鋼球、22はクリックバネで、鋼球21
およびクリックバネ22はクリック穴1cに内装されて
いる。
【0009】20はフィルムカートリッジ装填室の蓋で
軸1bによりカメラ本体1に開閉自在に軸支されてい
る。20aは蓋20に設けられたストッパ部、20b、
20c、20dはそれぞれ蓋20に設けられたクリック
溝でありクリックバネ22により付勢された剛球21が
クリック溝に入りこむことにより、蓋20の位置を規制
するクリックを形成している。
軸1bによりカメラ本体1に開閉自在に軸支されてい
る。20aは蓋20に設けられたストッパ部、20b、
20c、20dはそれぞれ蓋20に設けられたクリック
溝でありクリックバネ22により付勢された剛球21が
クリック溝に入りこむことにより、蓋20の位置を規制
するクリックを形成している。
【0010】6はイジェクターバネで、フィルムカート
リッジ2をフィルムカートリッジ装填室1aより押し出
す働きをする。図1は蓋20を開けた状態である。
リッジ2をフィルムカートリッジ装填室1aより押し出
す働きをする。図1は蓋20を開けた状態である。
【0011】剛球21がクリック溝20cに入り込むこ
とにより、図1の開位置に位置しているフィルムカート
リッジ2はイジェクターバネ6によりフィルムカートリ
ッジ装填室1aから押し出されるがEの部分で、蓋20
のストッパ部20aに当接し、これ以上フィルムカート
リッジ2がフィルムカートリッジ装填室1aより出てこ
ないようになっている。したがって、不用意に蓋20が
開いてしまっても、カメラ本体1からフィルムカートリ
ッジ2が飛び出し、落下、紛失等の事故防止が発生する
のを防止できる。
とにより、図1の開位置に位置しているフィルムカート
リッジ2はイジェクターバネ6によりフィルムカートリ
ッジ装填室1aから押し出されるがEの部分で、蓋20
のストッパ部20aに当接し、これ以上フィルムカート
リッジ2がフィルムカートリッジ装填室1aより出てこ
ないようになっている。したがって、不用意に蓋20が
開いてしまっても、カメラ本体1からフィルムカートリ
ッジ2が飛び出し、落下、紛失等の事故防止が発生する
のを防止できる。
【0012】図1の状態で手でフィルム容器2をさらに
引き出すと、E部でフィルム容器2が蓋20のストッパ
部20aを押し、蓋20を時計方向に回転させる。
引き出すと、E部でフィルム容器2が蓋20のストッパ
部20aを押し、蓋20を時計方向に回転させる。
【0013】蓋20の回転に伴い、剛球21がクリック
溝20cと20dの間の山を乗りこえ、鋼球21がクリ
ック溝20dに落ち込むと蓋20は更に鋼球21に押さ
れて時計方向に回転し、図2の開位置で停止する。この
位置ではストッパ部20aは退避したフィルムカートリ
ッジ2をフィルムカートリッジ装填室1aから取り出す
ことができる。
溝20cと20dの間の山を乗りこえ、鋼球21がクリ
ック溝20dに落ち込むと蓋20は更に鋼球21に押さ
れて時計方向に回転し、図2の開位置で停止する。この
位置ではストッパ部20aは退避したフィルムカートリ
ッジ2をフィルムカートリッジ装填室1aから取り出す
ことができる。
【0014】次にフィルムカートリッジ2をカメラ1に
装填する時は、図2に示すようにストッパ部20aが退
避した状態で、フィルムカートリッジ2をフィルムカー
トリッジ装填室1aに装填することができる。
装填する時は、図2に示すようにストッパ部20aが退
避した状態で、フィルムカートリッジ2をフィルムカー
トリッジ装填室1aに装填することができる。
【0015】フィルムカートリッジ2がフィルムカート
リッジ装填室1aに完全に装填され、蓋20を閉めた状
態が図3である。鋼球21はクリック溝20bに入り込
み押し出しバネ6は圧縮されている。
リッジ装填室1aに完全に装填され、蓋20を閉めた状
態が図3である。鋼球21はクリック溝20bに入り込
み押し出しバネ6は圧縮されている。
【0016】蓋20は不図示のロック部材により閉位置
にロックされている。尚、本実施例においては、イジェ
クトバネ6を用いて、フィルムカートリッジ2をフィル
ムカートリッジ装填室1aより押し出しているが、イジ
ェクトバネ6は無くしてもよく、この場合も図1〜図3
のカメラの姿勢でのフィルムカートリッジ2の落下を防
止でき、同様の効果を有する。
にロックされている。尚、本実施例においては、イジェ
クトバネ6を用いて、フィルムカートリッジ2をフィル
ムカートリッジ装填室1aより押し出しているが、イジ
ェクトバネ6は無くしてもよく、この場合も図1〜図3
のカメラの姿勢でのフィルムカートリッジ2の落下を防
止でき、同様の効果を有する。
【0017】図4〜図7は本発明の第2の実施例を示す
カメラのフィルムカートリッジ装填室の断面図で、第1
の実施例と同一の構成には同一の符号が付してある。こ
れら図において、10はフィルムカートリッジ装填室の
蓋で軸1bによりカメラ本体1に開閉自在に軸支されて
いる。
カメラのフィルムカートリッジ装填室の断面図で、第1
の実施例と同一の構成には同一の符号が付してある。こ
れら図において、10はフィルムカートリッジ装填室の
蓋で軸1bによりカメラ本体1に開閉自在に軸支されて
いる。
【0018】10bはストッパ部、10cは当接部で、
それぞれ蓋10に設けられている。11は板バネでカメ
ラ本体1に固定されている図4は蓋10を開けた状態で
ある。
それぞれ蓋10に設けられている。11は板バネでカメ
ラ本体1に固定されている図4は蓋10を開けた状態で
ある。
【0019】蓋10は当接部10cが板バネ11に当接
し、図4の開位置に位置しているフィルムカートリッジ
2はイジェクターバネ6によりフィルムカートリッジ装
填室1aから押し出されるが、cの部分で蓋10のスト
ッパ部10bに当接し、これ以上フィルムカートリッジ
2はフィルムカートリッジ装填室1aより出てこない。
したがって、カメラ本体1からフィルムカートリッジ2
が飛び出し、落下、紛失等の事故が発生するのを防止で
きる。
し、図4の開位置に位置しているフィルムカートリッジ
2はイジェクターバネ6によりフィルムカートリッジ装
填室1aから押し出されるが、cの部分で蓋10のスト
ッパ部10bに当接し、これ以上フィルムカートリッジ
2はフィルムカートリッジ装填室1aより出てこない。
したがって、カメラ本体1からフィルムカートリッジ2
が飛び出し、落下、紛失等の事故が発生するのを防止で
きる。
【0020】図4の状態で手でフィルムカートリッジ2
をさらに引き出すとc部でフィルムカートリッジ2が蓋
10のストッパ部10bを押し、蓋10を時計方向に回
転させ、蓋10の当接部10cは板バネ11を矢印の方
向に押し変形させる。蓋10の時計方向の回転によりス
トッパ部10bが退避し、フィルムカートリッジ2は矢
印の方向に動けるようになる。この状態が図5である。
をさらに引き出すとc部でフィルムカートリッジ2が蓋
10のストッパ部10bを押し、蓋10を時計方向に回
転させ、蓋10の当接部10cは板バネ11を矢印の方
向に押し変形させる。蓋10の時計方向の回転によりス
トッパ部10bが退避し、フィルムカートリッジ2は矢
印の方向に動けるようになる。この状態が図5である。
【0021】これによってフィルムカートリッジ2をフ
ィルムカートリッジ装填室1aから取り出すことができ
る。
ィルムカートリッジ装填室1aから取り出すことができ
る。
【0022】次にフィルムカートリッジ2をカメラ1に
装填する時は図6に示すようにDの部分でフィルムカー
トリッジ2とストッパ部10bが当接し、蓋10を時計
方向に回転し、さらにフィルムカートリッジ2を矢印の
方向に押し込むとストッパ部20bは板ばね11の付勢
力に抗して時計方向に退避し、図5の状態になる。
装填する時は図6に示すようにDの部分でフィルムカー
トリッジ2とストッパ部10bが当接し、蓋10を時計
方向に回転し、さらにフィルムカートリッジ2を矢印の
方向に押し込むとストッパ部20bは板ばね11の付勢
力に抗して時計方向に退避し、図5の状態になる。
【0023】フィルムカートリッジ2をフィルムカート
リッジ装填室1aに完全に装填し蓋10を閉めた状態が
図7である。押し出しバネ6は圧縮され、蓋10は不図
示のロック部材により閉位置にロックされる。
リッジ装填室1aに完全に装填し蓋10を閉めた状態が
図7である。押し出しバネ6は圧縮され、蓋10は不図
示のロック部材により閉位置にロックされる。
【0024】図8〜図11は本発明の第3の実施例を示
すカメラのフィルムカートリッジ装填室の断面図で第
1、第2の実施例と同一の構成には同一の符号が付して
ある。
すカメラのフィルムカートリッジ装填室の断面図で第
1、第2の実施例と同一の構成には同一の符号が付して
ある。
【0025】これら図において3はフィルムカートリッ
ジ装填室1aの蓋で軸1bによりカメラ本体に開閉自在
に軸支されている。3aは蓋3に設けられた軸、3bは
抜け止めである。
ジ装填室1aの蓋で軸1bによりカメラ本体に開閉自在
に軸支されている。3aは蓋3に設けられた軸、3bは
抜け止めである。
【0026】4は係止部材、5は加圧バネであり、係止
部材4は軸3aに嵌合し、加圧バネ5で付勢され抜け止
め3bで止まっている。図8は蓋3が開いた状態であ
る。蓋3はカメラ本体1に当接し、図の開位置に位置し
ているフィルムカートリッジ2はイジェクターバネ6に
よりフィルムカートリッジ装填室1aから押し出される
がAの部分で係止部材4に当接し、これ以上フィルムカ
ートリッジ2はフィルムカートリッジ装填室1aより出
てこない。したがって不意に蓋3が開いてもカメラ本体
1からフィルムカートリッジ2が飛び出し、落下、紛失
等の事故が発生することを防止できる。
部材4は軸3aに嵌合し、加圧バネ5で付勢され抜け止
め3bで止まっている。図8は蓋3が開いた状態であ
る。蓋3はカメラ本体1に当接し、図の開位置に位置し
ているフィルムカートリッジ2はイジェクターバネ6に
よりフィルムカートリッジ装填室1aから押し出される
がAの部分で係止部材4に当接し、これ以上フィルムカ
ートリッジ2はフィルムカートリッジ装填室1aより出
てこない。したがって不意に蓋3が開いてもカメラ本体
1からフィルムカートリッジ2が飛び出し、落下、紛失
等の事故が発生することを防止できる。
【0027】図8の状態から手でフィルムカートリッジ
2を引き出した状態を図9に示す。係止部材4はフィル
ムカートリッジ2の側面と接触し、加圧バネ5に抗して
矢印の方向に押し込まれ、退避し、フィルムカートリッ
ジ2の矢印の方向の動きを妨げずフィルムカートリッジ
2をフィルムカートリッジ装填室1aから取り出すこと
ができる。
2を引き出した状態を図9に示す。係止部材4はフィル
ムカートリッジ2の側面と接触し、加圧バネ5に抗して
矢印の方向に押し込まれ、退避し、フィルムカートリッ
ジ2の矢印の方向の動きを妨げずフィルムカートリッジ
2をフィルムカートリッジ装填室1aから取り出すこと
ができる。
【0028】次に、フィルムカートリッジ2をカメラ1
に装填する時は図10に示すようにBの部分で、フィル
ムカートリッジ2と係止部材4が当接し、さらにフィル
ムカートリッジ2を矢印の方向に押し込むと、係止部材
4は加圧バネ5に抗して矢印の方向に押し込まれ、退避
し、図9の状態になる。フィルムカートリッジ2をフィ
ルムカートリッジ装填室1aに完全に装填し、蓋3を閉
めた状態が、図11である。押し出しバネ6、加圧バネ
5は圧縮されている蓋3は不図示のロック部材で、閉位
置にロックされている。又、2aはフィルムカートリッ
ジ内部のフィルム巻取りスプールに設けられた位置の決
め穴である。そして、阻止部材4は、フィルムカートリ
ッジ2の位置決め穴2aに入り込み、加圧バネ5によっ
て押し込まれ、フィルムカートリッジ2の位置決めおよ
び保持をしている。
に装填する時は図10に示すようにBの部分で、フィル
ムカートリッジ2と係止部材4が当接し、さらにフィル
ムカートリッジ2を矢印の方向に押し込むと、係止部材
4は加圧バネ5に抗して矢印の方向に押し込まれ、退避
し、図9の状態になる。フィルムカートリッジ2をフィ
ルムカートリッジ装填室1aに完全に装填し、蓋3を閉
めた状態が、図11である。押し出しバネ6、加圧バネ
5は圧縮されている蓋3は不図示のロック部材で、閉位
置にロックされている。又、2aはフィルムカートリッ
ジ内部のフィルム巻取りスプールに設けられた位置の決
め穴である。そして、阻止部材4は、フィルムカートリ
ッジ2の位置決め穴2aに入り込み、加圧バネ5によっ
て押し込まれ、フィルムカートリッジ2の位置決めおよ
び保持をしている。
【0029】以上説明した実施例によれば、フィルムカ
ートリッジ装填室を覆う蓋を、蓋の半開領域で一旦停止
し、そこでフィルムカートリッジの落下を止めて、その
後は手操作によりフィルムカートリッジの突出部をつか
んで取り出せるようにすることにより構成部品が少な
く、小型で、カメラ本体からフィルムカートリッジが飛
び出し、落下、紛失することを防止できる。
ートリッジ装填室を覆う蓋を、蓋の半開領域で一旦停止
し、そこでフィルムカートリッジの落下を止めて、その
後は手操作によりフィルムカートリッジの突出部をつか
んで取り出せるようにすることにより構成部品が少な
く、小型で、カメラ本体からフィルムカートリッジが飛
び出し、落下、紛失することを防止できる。
【0030】尚、以上の実施例においてフィルムカート
リッジのフィルム装填室からの取り出しを一旦停止させ
る部材は、フィルムカートリッジの蓋に一体的に設けら
れているが、これに限らず、蓋の開閉に連動するような
ものであればよく、また、蓋の一部であってもよい。
リッジのフィルム装填室からの取り出しを一旦停止させ
る部材は、フィルムカートリッジの蓋に一体的に設けら
れているが、これに限らず、蓋の開閉に連動するような
ものであればよく、また、蓋の一部であってもよい。
【0031】更に、フィルムカートリッジに限らず他の
種類のカートリッジや電池等、他のものでカメラから取
り出すものについても本発明が広く適用できることは言
うまでもない。
種類のカートリッジや電池等、他のものでカメラから取
り出すものについても本発明が広く適用できることは言
うまでもない。
【0032】更に本発明は、以上の各実施例又はそれら
技術要素を必要に応じて組み合わせるようにしてもよ
い。
技術要素を必要に応じて組み合わせるようにしてもよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、簡
単な構成によりフィルムカートリッジの落下等が防止で
きるカメラのフィルムカートリッジ取出し装置が提供で
きるものである。
単な構成によりフィルムカートリッジの落下等が防止で
きるカメラのフィルムカートリッジ取出し装置が提供で
きるものである。
【図1】本発明の第1の実施例のフィルムカートリッジ
装填室の断面図。
装填室の断面図。
【図2】本発明の第1の実施例のフィルムカートリッジ
装填室の断面図。
装填室の断面図。
【図3】本発明の第1の実施例のフィルムカートリッジ
装填室の断面図。
装填室の断面図。
【図4】本発明の第2の実施例フィルムカートリッジ装
填室の断面図。
填室の断面図。
【図5】本発明の第2の実施例フィルムカートリッジ装
填室の断面図。
填室の断面図。
【図6】本発明の第2の実施例フィルムカートリッジ装
填室の断面図。
填室の断面図。
【図7】本発明の第2の実施例フィルムカートリッジ装
填室の断面図。
填室の断面図。
【図8】本発明の第3の実施例のフィルムカートリッジ
装填室の断面図。
装填室の断面図。
【図9】本発明の第3の実施例のフィルムカートリッジ
装填室の断面図。
装填室の断面図。
【図10】本発明の第3の実施例のフィルムカートリッ
ジ装填室の断面図。
ジ装填室の断面図。
【図11】本発明の第3の実施例のフィルムカートリッ
ジ装填室の断面図。
ジ装填室の断面図。
1 カメラ本体 2 フィルムカートリッジ 3 蓋 4 係止部材 5 加圧バネ 10 蓋 11 板バネ 20 蓋 21 鋼球 22 クリックバネ
Claims (3)
- 【請求項1】 フィルムカートリッジをカメラから取り
出すための開閉蓋と、少なくとも前記カートリッジを取
り出し途中で停止させる第1の位置と、該カートリッジ
の取り出しを許容する第2の位置に移動自在なカートリ
ッジ途中停止手段と、前記開閉蓋の開き動作に連動して
前記カートリッジ途中停止手段を前記第1の位置に移動
させる連動手段と、前記連動手段によって前記第1の位
置に移動させられた前記カートリッジ途中停止手段を前
記第1の位置に保持する保持手段とを有することを特徴
とするカメラのフィルムカートリッジ取出し装置。 - 【請求項2】 前記保持手段は弾性部材を含むことを特
徴とする請求項1に記載のカメラのフィルムカートリッ
ジ取出し装置。 - 【請求項3】 前記保持手段は、クリック部材を含むこ
とを特徴とする請求項1に記載のカメラのフィルムカー
トリッジ取出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33746393A JP2952145B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カメラ及びカメラのフィルムカートリッジ取出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33746393A JP2952145B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カメラ及びカメラのフィルムカートリッジ取出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07199339A true JPH07199339A (ja) | 1995-08-04 |
JP2952145B2 JP2952145B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=18308883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33746393A Expired - Fee Related JP2952145B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | カメラ及びカメラのフィルムカートリッジ取出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2952145B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5983040A (en) * | 1996-01-29 | 1999-11-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera with cartridge chamber cover having press-fitted friction piece |
JP2006350055A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 蓋体を具えた電気機器 |
JP2008028841A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Canon Inc | バッテリ収納装置及びその収納方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33746393A patent/JP2952145B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5983040A (en) * | 1996-01-29 | 1999-11-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Camera with cartridge chamber cover having press-fitted friction piece |
JP2006350055A (ja) * | 2005-06-17 | 2006-12-28 | Sanyo Electric Co Ltd | 蓋体を具えた電気機器 |
JP2008028841A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Canon Inc | バッテリ収納装置及びその収納方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2952145B2 (ja) | 1999-09-20 |
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