JPH07197759A - 水平ボーリングマシン - Google Patents

水平ボーリングマシン

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Publication number
JPH07197759A
JPH07197759A JP33850193A JP33850193A JPH07197759A JP H07197759 A JPH07197759 A JP H07197759A JP 33850193 A JP33850193 A JP 33850193A JP 33850193 A JP33850193 A JP 33850193A JP H07197759 A JPH07197759 A JP H07197759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutter
motor
boring machine
frequency
horizontal boring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP33850193A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sekino
峻 関野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ISHIKAWAJIMA ZOSEN KAKOKI KK
Original Assignee
ISHIKAWAJIMA ZOSEN KAKOKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by ISHIKAWAJIMA ZOSEN KAKOKI KK filed Critical ISHIKAWAJIMA ZOSEN KAKOKI KK
Priority to JP33850193A priority Critical patent/JPH07197759A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)
  • Earth Drilling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 土質に応じて供給電力の周波数を変えること
により、インバータモータ13を介してカッター7の回転
数を変えて、この種ボーリングマシンの掘削作業の能率
を高めること。 【構成】 地中を略水平方向に掘進する水平ボーリング
マシンのカッター7を駆動するためのモータをインバー
タモータ13とする。このモータ13に供給する電力の周波
数を土質に応じて変えることにより前記インバータモー
タ13の回転数を変えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、地中を略水平方向に掘
進する水平ボーリングマシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水平ボーリングマシンは、その先
端部に設けた円盤状のカッターを駆動するモータとして
は、回転数が一定している交流電動機を使用していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
水平ボーリングマシンのカッターは、回転数が一定して
いる交流電動機を使用しているので、掘削する地盤の土
質が変化してもカッターの回転数が変わらないから、使
用するモータの定格を負荷の最大値を基準に定めなけれ
ばならなかった。換言すれば、掘削抵抗の大きい土質の
掘削時においては、ボーリングマシンの性能を十分に発
揮するが、掘削抵抗の小さい土質の掘削時には、ボーリ
ングマシンの性能の一部しか使用しないため、無駄が多
く、掘削作業の能率が悪いという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ため本発明においては、地中を略水平方向に掘進する水
平ボーリングマシンのカッターを駆動するためのモータ
をインバータモータとし、このモータに供給する電力の
周波数を土質に応じて変えることにより前記インバータ
モータの回転数を変えるようにして水平ボーリングマシ
ンを構成する。
【0005】
【作用】上述のように本発明においては、水平ボーリン
グマシンのカッターを駆動するためのモータをインバー
タモータとし、このモータに供給する電力の周波数を土
質に応じて変えることにより前記インバータモータの回
転数を変えるようにしたから、掘削抵抗の小さい土質を
掘削する場合は、カッターの回転数を増加させて、掘進
性能を高めることができる。
【0006】このため本発明によれば、掘削しようとす
る地盤の土質が変化しても、常にその土質に最適な回転
数をカッターに与えることができるから、ボーリングマ
シンの性能を常に十分発揮させることができる。したが
って本発明によれば、この種掘削作業の能率を著しく高
めることができる。
【0007】
【実施例】以下、図面について本発明の一実施例を説明
する。図中1は外筒、2は外筒1の前端に固定して設け
た外輪、3は外輪2内に回転自在に設けた回転輪、4は
回転輪3の後端に連結した内歯歯車、5は回転輪3の前
端に連結して設けた隔壁、6は隔壁5の前面に連結した
円筒状のカッターフード、7はカッターフード6の前端
に固定して設けたカッターで、図2に示すように、3本
の放射状アームからなるカッターフレーム7aと、このフ
レーム7aの外周部に設けたリング7bと、かったーフレー
ム7aの各アーム部に突設したカッタービット7cとにより
形成されている。
【0008】8はカッター7の中心より後方へ突設した
回転軸で、隔壁5を貫通しており、軸受9,10により回
転自在に支持されている。なお11は軸継手であり、12は
隔壁5に前端を接続した排泥管である。
【0009】本実施例においては、前記外筒1内の前部
にインバータモータ13を設置すると共に、減速機14を介
して取り出した出力軸15にピニオンギヤ16を固着し、こ
のピニオンギヤ16を前記した内歯歯車4と噛合するよう
にする。
【0010】上述のように構成した本発明装置を運転す
るには、まづ外筒1内に設置したインバータモータ13を
駆動する。モータ13が回転すると、減速機14を介して減
速された回転が、出力軸15に伝わり、ピニオンギヤ16を
回転させる。ピニオンギヤ16は内歯歯車4と噛合してい
るため、ピニオンギヤ16の回転によって内歯歯車4が回
転し、内歯歯車4と連結した回転輪3が回転し、この回
転輪3と連結している隔壁5およびカッターフード6を
介してカッター7が回転する。
【0011】カッター7の回転によって地盤が掘削さ
れ、掘削された土砂はカッターフード6内に入り、水を
含んで泥状になった土砂が隔壁5に接続した排泥管12内
に入って後方へ送られる。カッター7の堀進に伴って、
後続の装置も油圧ジャッキ(図示せず)等によって押し
進められるから、装置全体がカッター7の掘進作用に伴
って前方へ移動する。
【0012】上述したように水平ボーリングマシンが掘
進して、例えば掘進抵抗の小さい土質部に入ると、その
土質に応じた高い周波数の電力をインバータモータ13に
供給してカッター7の回転数を増大させることによって
カッター7の掘進性能を高める。逆にカッター7が掘進
抵抗の大きい土質部に入ると、その土質に応じた低い周
波数の電力をインバータモータ13に供給してカッター7
の回転数を減少させることによってカッター7の掘削性
能を低下させる。
【0013】図5は横座標に周波数(Hz)と、インバータ
モータ13の回転数(rpm) と、カッター7の回転数(rpm)
をとり、縦座標にカッタートルク(kgm) と、連続定格ト
ルクに対する比率(%)をとつて示した図表で、図中D
は本発明装置による連続定格トルクを表わす特性曲線で
あり、Eは60秒短時間定格(電子サーマル特性)を表わ
す特性曲線を示すものである。
【0014】
【発明の効果】上述のように本発明においては、水平ボ
ーリングマシンのカッター7を駆動するためのモータを
インバータモータ13とし、このモータ13に供給する電力
の周波数を土質に応じて変えることにより前記インバー
タモータ13の回転数を変えるようにしたから、掘削抵抗
の小さい土質を掘削する場合は、カッター7の回転数を
増加させて、掘進性能を高めることができる。
【0015】このため本発明によれば、掘削しようとす
る地盤の土質が変化しても、常にその土質に最適な回転
数をカッター7に与えることができるから、ボーリング
マシンの性能を常に十分発揮させることができる。した
がって本発明によれば、この種掘削作業の能率を著しく
高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水平ボーリングマシンの前部を示す断
面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】図1のC−C断面図である。
【図5】本発明装置の特性曲線図である。
【符号の説明】
1 外筒 2 外輪 3 回転輪 4 内歯歯車 5 隔壁 6 カッターフード 7 カッター 8 回転軸 9,10 軸受 11 軸継手 12 排泥管 13 インバータモータ 14 減速機 15 出力軸 16 ピニオンギヤ
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中を略水平方向に掘進する水平ボーリ
    ングマシンのカッターを駆動するためのモータをインバ
    ータモータとし、このモータに供給する電力の周波数を
    土質に応じて変えることにより前記インバータモータの
    回転数を変えるようにしたことを特徴とする水平ボーリ
    ングマシン。
JP33850193A 1993-12-28 1993-12-28 水平ボーリングマシン Pending JPH07197759A (ja)

Priority Applications (1)

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JP33850193A JPH07197759A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 水平ボーリングマシン

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JP33850193A JPH07197759A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 水平ボーリングマシン

Publications (1)

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JPH07197759A true JPH07197759A (ja) 1995-08-01

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ID=18318755

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JP33850193A Pending JPH07197759A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 水平ボーリングマシン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230897A (ja) * 2003-02-01 2004-08-19 Hilti Ag 送り制御されたコアドリル装置及びその制御方法
CN106150340A (zh) * 2015-03-24 2016-11-23 王傳宗 推进设备

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004230897A (ja) * 2003-02-01 2004-08-19 Hilti Ag 送り制御されたコアドリル装置及びその制御方法
JP4596785B2 (ja) * 2003-02-01 2010-12-15 ヒルティ アクチエンゲゼルシャフト 送り制御されたコアドリル装置及びその制御方法
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