JPH07197663A - 発泡材切断装置 - Google Patents

発泡材切断装置

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JPH07197663A
JPH07197663A JP1140294A JP1140294A JPH07197663A JP H07197663 A JPH07197663 A JP H07197663A JP 1140294 A JP1140294 A JP 1140294A JP 1140294 A JP1140294 A JP 1140294A JP H07197663 A JPH07197663 A JP H07197663A
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JP
Japan
Prior art keywords
cutting device
rod
heat transfer
foam material
corner
Prior art date
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Pending
Application number
JP1140294A
Other languages
English (en)
Inventor
Tashiro Kawabata
太四郎 川端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Home Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Home Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造用パネルの芯材たる発泡材を部分的に切
断するのであって、切残しのない凹陥溝を形成してなる
発泡材切断装置を提供する。 【構成】 発泡材21を芯材とすると共にその両面に構
造用面材22を接着して成形された構造用パネル20に
おいて発泡材21を部分的に切断するものであって、電
源部11を納めた切断装置本体10とこの先端に突設す
る伝熱杆体1とからなる。伝熱杆体1は電源部11と連
係させた発熱線5を筒状部材内に納めてなり、この伝熱
杆体1は両側杆部2,2と奥杆部3とを有してコ字状に
形成されてなると共に、基端の連係杆部7を介して上記
切断装置本体10への突設がなされる。各側杆部2と奥
杆部3との間の角部4に外方に突出する突出部を設けら
れてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般住宅等の建築時に
発泡材を芯材とすると共にその両面に構造用面材を接着
して成形された構造用パネルを用いる場合において、上
記発泡材を部分的に切断する発泡材切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般住宅等を構造用パネルを用いて建築
する場合においては、これら構造用パネル同士を連結す
るため、この構造用パネルの芯材たる発泡材を部分的に
切断して凹陥溝を形成する必要がある。従来、このよう
な発泡材の切断作業においては、一般に発泡材を切断す
るための専用装置がなく、他の作業で使用する種々の装
置や工具を流用して発泡材を切断して凹陥溝を形成して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のこ
のような発泡材の切断装置においては、発泡材専用の装
置でなく他の作業の装置等を流用していたため、必ずし
も十分な切断作業が行なえず、特に発泡材の凹陥溝のコ
ーナー部に切り残しが出て、完全な凹陥溝が形成できな
いという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような従来の発泡材
切断装置における問題点を解決するために本発明は、発
泡材を芯材とすると共にその両面に構造用面材を接着し
て成形された構造用パネルにおいて上記発泡材を部分的
に切断するものであって、電源部を納めた切断装置本体
とこの先端に突設する伝熱杆体とからなり、上記伝熱杆
体は上記電源部と連係させた発熱線を筒状部材内に納め
てなり、この伝熱杆体は両側杆部と奥杆部とを有してコ
字状に形成されると共に、基端の連係杆部を介して上記
切断装置本体への突設がなされてなり、かつ、上記各側
杆部と上記奥杆部との間の角部に外方に突出する突出部
を設けられてなることを特徴として構成されている。
【0005】さらに請求項2の本発明においては上記角
部に設けた突出部は上記角部を上記奥杆部より奥方に突
出させて形成されてなることを特徴とし、請求項3の本
発明においては上記角部に設けた突出部は上記角部を屈
曲させて形成したつなぎ部よりなり、このつなぎ部を介
在して上記側杆部と奥杆部が連係されてなることを特徴
として構成されている。また請求項4の本発明において
は上記角部を屈曲させて形成したつなぎ部は上記奥杆部
より奥方に突出させてなることを特徴とし、請求項5の
本発明においては上記角部に設けた突出部は上記伝熱杆
体を構成する筒状部材を楕円、山型、三角、四角、台型
等の変形断面として形成されてなることを特徴とし、請
求項6の本発明においては上記角部に設けた突出部は上
記伝熱杆体を構成する筒状部材を楕円等の突出状の円形
断面として形成されてなることを特徴として構成されて
いる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の発泡材切断装置の一実施例に
ついて図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施例
における発泡材切断装置の全体斜視図、図2は図1の要
部側面図、図3は図1の要部正面図である。これら各図
において本実施例は、発泡材21を芯材とすると共にそ
の両面に構造用面材22を接着して成形された構造用パ
ネル20の上記発泡材21を部分的に切断するものであ
って、電源部11を納めた切断装置本体10とこの先端
に突設する伝熱杆体1とから構成されている。上記切断
装置本体10は、図1に示すように、筒状部材から形成
されるもので、その内部には上記電源部11が納められ
ると共に、電源スイッチや電源コード等が設けられ、先
端に上記伝熱杆体1が突設されている。また上記切断装
置本体10は本実施例のような筒状ではなく、図8に示
すように、人の手に略適応させた握り部を有するハンド
ル型等種々の形状で形成されてよい。
【0007】この伝熱杆体1は、図3に示すように、上
記電源部11と連係させた発熱線5を筒状部材内に納め
てなると共に、図1に示すように、両側杆部2,2と奥
杆部3とを有してコ字状に形成されている。すなわち上
記伝熱杆体1は、細径の筒状部材の内部の全長に渡って
ニクロム線等の通電時に発熱する部材からなる発熱線5
が納められており、この筒状部材を屈曲等させることに
より上記各側杆部2と上記奥杆部3とからコ字形に形成
されている。またこの伝熱杆体1はその幅を上記発泡材
21と略同一とされている。
【0008】上記伝熱杆体1は、図1に示すように、基
端の連係杆部7を介して上記切断装置本体10に連設さ
れてなる。すなわち上記伝熱杆体1は上部の略中央に基
端たる上記連係杆部7が一体的に設けられており、この
連係杆部7を介して上記切断装置本体10に連係され、
この切断装置本体10に対して傾斜状に取付けられてい
る。この伝熱杆体1は、本実施例のように傾斜状とされ
る必要はなく、上記切断装置本体10に対して略平行状
に取付けられてもよい。
【0009】上記各側杆部2と上記奥杆部3との間の角
部4には、図2・3に示すように、外方に突出する突出
部8が設けられている。この突出部8は上記角部4を上
記側杆部2に対して略直角に屈曲させて形成したつなぎ
部9よりなり、このつなぎ部9を介在して上記側杆部2
と奥杆部3が連係されてなる。上記伝熱杆体1はこのよ
うに突出部8が形成されることにより側面形状を略L字
とされている。このつなぎ部9は、本実施例においては
角部4を立上げ状として屈曲させているが、逆方向に屈
曲させて形成されてもよい。さらに本実施例において
は、上記つなぎ部9は上記奥杆部3より奥方に突出する
ものとされている。すなわち上記つなぎ部9は、その上
記奥杆部3側の端部が若干傾斜状とされることにより、
上記奥杆部より奥方に突出することとされ、上記突出部
8は伝熱杆体1の最奥側に配設されている。
【0010】また上記突出部8は必ずしも上記のように
つなぎ部9として形成されなくともよい。すなわち図5
に示すように、上記突出部8は、コ字状とした伝熱杆体
1の角部4を上記奥杆部3より奥方に突出させて形成さ
れてもよい。この場合にも上記突出部8は伝熱杆体1の
最奥側に配設されている。あるいは上記突出部8は本実
施例のようにその奥杆部3側の端部を傾斜状とされるこ
となく、図6に示すように、単に上記角部4を上記側杆
部2に対して略直角に屈曲させて形成されてもよい。も
しくは上記突出部8は、上記伝熱杆体1を構成する筒状
部材を楕円、山型、三角、四角、台形等の変形断面や突
出状の円形断面として形成してもよい。上記伝熱杆体1
を構成する筒状部材を台形とした場合の例を図7に、楕
円とした場合の例を図8に示す。
【0011】上記伝熱杆体1には、図1・3に示すよう
に、切断ガイド15が取付けられている。この切断ガイ
ド15は、上記伝熱杆体1より広幅のガイドプレート1
6と該ガイドプレート16と略同一幅の補助プレート1
7とこれらを締結自在としてなる締結具18からなり、
上記伝熱杆体1の任意の位置に取付け自在とされてい
る。また上記伝熱杆体1の両側杆部2の外側周面には、
複数の位置合せ目標6,9が設けられている。
【0012】あるいは上記切断ガイド15は、図8に示
すように、両側のガイドプレート16,16とこれら各
ガイドプレート16を連結する補助プレート17と締結
具18からなるようにしてもよい。この各ガイドプレー
ト16は上記構造用面材22の縁角部の外形に略適応し
た板材よりなり、上記補助プレート17により上記構造
用パネル20の幅に略適応した間隔で連係されると共
に、上記締結具18を介して上記奥杆部3との間隔を調
整自在とされている。上記切断装置本体10の上記連係
杆部7との連係端には、図1に示すように、スタンドプ
レート12が設けられている。このスタンドプレート1
2は、略V字形状の板材で、上記切断装置本体10より
も上方に突出するように配設されている。なお上記スタ
ンドプレート12は、上記のような形状でなくともよ
く、T字形やY字形等、逆さにした上記切断装置本体1
0を支持し得る種々の形状で形成されてよい。
【0013】次に本実施例の切断装置による発泡材切断
手順について説明する。まず伝熱杆体1の切断ガイド1
5を所定の位置にセットする。すなわち上記締結具18
を緩めて、ガイドプレート16及び補助プレート17を
複数の位置合せ目標6のうち所要の切断深さに対応した
位置合せ目標6に合せ、締結具18を締付けて切断ガイ
ド15のセットを行なう。
【0014】そして切断装置本体1の電源スイッチを操
作して伝熱杆体1の内部のニクロム線5に通電して発熱
させ、この伝熱杆体1を上記ガイドプレート16が上記
構造用パネル20の構造用面材22に当接するまで発泡
材21に押し当て、図2に示すように、発泡材21の長
手方向に沿って動作させる。この動作に伴って、上記ニ
クロム線5の発する熱が側杆部2と奥杆部3を介して発
泡材21に伝達され、この発泡材21が熱により溶断さ
れる。本実施例においては、側杆部2と奥杆部3の角部
4に突出部8が設けられているので、図4に示すよう
に、この突出部8により上記発泡材21の切断面の両端
部が中央部に比べて深めに溶断される。
【0015】
【発明の効果】上記したように本発明の発泡材切断装置
は、切断装置本体に突設した伝熱杆体は発熱線を円筒部
材内に納めてなると共に、両側杆部と奥杆部とを有して
コ字状に形成され角部に外方に突出する突出部を設けて
なるので、切断時に発泡材の凹陥溝のコーナー部に突出
部が配設され、コーナー部に切り残しのない完全な凹陥
溝が確実かつ容易に形成できるという効果がある。
【0016】しかも本発明は、角部に設けた突出部を角
部を奥杆部より奥方に突出させて形成した場合には、こ
の突出部が奥杆部より奥方で発泡材に当接して凹陥溝の
コーナー部をより深く切断でき、切り残しのない凹陥溝
がより確実に形成できるという効果がある。
【0017】しかもまた本発明は、角部に設けた突出部
がつなぎ部よりなる場合には、角部の径をつなぎ部の断
面の径として筒状部材の曲げ半径より小さくできるの
で、この小径部により凹陥溝のコーナー部を切断でき、
このコーナー部の切り残しを極めて小さくできるという
効果がある。
【0018】さらに本発明は、突出部を伝熱杆体の筒状
部材を変形断面として形成した場合には、角部の径を変
形断面の外径としてつなぎ部の断面径より小さくできる
ので、この小径部により凹陥溝のコーナー部を切断で
き、このコーナー部の切り残しをさらに小さくできると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発泡材切断装置の全体斜視図である。
【図2】図1の要部側面図である。
【図3】図1の要部正面図である。
【図4】発泡材の一部切断後における構造用パネルの要
部正面図である。
【図5】角部を突出させた伝熱杆体の要部正面図であ
る。
【図6】角部につなぎ部を形成した伝熱杆体の要部正面
図である。
【図7】変形断面の筒状部材よりなる伝熱杆体の要部正
面図である。
【図8】本発明の他の実施例における全体斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 伝熱杆体 2 側杆部 3 奥杆部 4 角部 5 発熱線 6 位置合せ目標 7 連係杆部 8 突出部 9 つなぎ部 10 切断装置本体 11 電源部 12 スタンドプレート 15 切断ガイド 16 ガイドプレート 17 補助プレート 18 締結具 20 構造用パネル 21 発泡材 22 構造用面材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡材を芯材とすると共にその両面に構
    造用面材を接着して成形された構造用パネルにおいて上
    記発泡材を部分的に切断するものであって、 電源部を納めた切断装置本体とこの先端に突設する伝熱
    杆体とからなり、 上記伝熱杆体は上記電源部と連係させた発熱線を筒状部
    材内に納めてなり、この伝熱杆体は両側杆部と奥杆部と
    を有してコ字状に形成されると共に、基端の連係杆部を
    介して上記切断装置本体への突設がなされてなり、か
    つ、 上記各側杆部と上記奥杆部との間の角部に外方に突出す
    る突出部を設けられてなることを特徴とする発泡材切断
    装置。
  2. 【請求項2】 上記角部に設けた突出部は上記角部を上
    記奥杆部より奥方に突出させて形成されてなることを特
    徴とする上記請求項1記載の発泡材切断装置。
  3. 【請求項3】 上記角部に設けた突出部は上記角部を屈
    曲させて形成したつなぎ部よりなり、このつなぎ部を介
    在して上記側杆部と奥杆部が連係されてなることを特徴
    とする上記請求項1記載の発泡材切断装置。
  4. 【請求項4】 上記角部を屈曲させて形成したつなぎ部
    は上記奥杆部より奥方に突出させてなることを特徴とす
    る上記請求項3記載の発泡材切断装置。
  5. 【請求項5】 上記角部に設けた突出部は上記伝熱杆体
    を構成する筒状部材を楕円、山型、三角、四角、台型等
    の変形断面として形成されてなることを特徴とする上記
    請求項3記載の発泡材切断装置。
  6. 【請求項6】 上記角部に設けた突出部は上記伝熱杆体
    を構成する筒状部材を楕円等の突出状の円形断面として
    形成されてなることを特徴とする上記請求項3記載の発
    泡材切断装置。
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