JPH07196462A - 揮発性アルキルメチルシリコーンを含む髪用スタイリング助剤 - Google Patents

揮発性アルキルメチルシリコーンを含む髪用スタイリング助剤

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JPH07196462A
JPH07196462A JP6298341A JP29834194A JPH07196462A JP H07196462 A JPH07196462 A JP H07196462A JP 6298341 A JP6298341 A JP 6298341A JP 29834194 A JP29834194 A JP 29834194A JP H07196462 A JPH07196462 A JP H07196462A
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styling
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Judith M Vincent
マーベイン ビンセント ジュディス
Annette Marie Hami
マリー ハミ アネット
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 髪のスタイリング助剤に関する。 【構成】 1〜5個の炭素原子を有するアルキルアルコ
ール溶媒;フィルム形成コポリマー又はターポリマー樹
脂;水;揮発性短鎖の線状又は環状アルキルメチルシリ
コーン流体;及び中和剤、香料及び芳香の混合物を含む
髪用スタイリング助剤に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、メチル基及び6,7又は8個の
炭素原子を含むアルキル基を分子に有する揮発性短鎖の
線状又は環状シリコーン流体を含む、可塑剤を有さない
スタイリング助剤、すなわち低揮発性有機化合物(VO
C)含有物に関する。
【0002】髪のためのスタイリング助剤は、多くのタ
イプ及びカテゴリーで市販されており、そしてスタイリ
ング助剤の最とも単純な形はヘアスプレーである。それ
らの製品は、髪が最終の髪型に整えられた後にその乾燥
髪に適用される。ヘアスプレーは、(i)剛質ポリマー
の薄い付着物により個々の髪を被覆すること及び(ii)
それらが交叉する点で髪を一緒に接着することを包含す
る方法により髪を適切な位置に維持するように企画され
ている。それらの製品に含まれる溶媒は急速に揮発し、
そして維持効果は一時的である。
【0003】ヘアスプレーの主成分は、(i)フィルム
形成樹脂であるポリマー;(ii)溶媒又は溶媒システ
ム;(iii)前記ポリマーのための可塑剤;(iv)前記ポ
リマーのための中和剤;(v)香料;及び(vi)アジュ
バントである。
【0004】初期ヘアスプレーはポリマーとしてセラッ
クをあてにするが、しかしこのラッカーは現在、近代の
合成フィルム形成樹脂材料により代用されて来た。それ
らの材料は、ホモポリマー、コポリマー、ターポリマ
ー、カドリポリマー及び四量体化された樹脂を包含す
る。
【0005】実際の実施においては、非エアゾールヘア
スプレーのために実にたった1種の溶媒が存在し、そし
てその溶媒はエタノールである。エタノールは単独で使
用され得、又は水により希釈され得る。それは急速な蒸
発速度、香料により容易にマスクされる無害の臭気及び
ほとんどの樹脂のための卓越した溶媒性質を有する。そ
の手ごろな価格はまた、消費者適合製品系の配合者に魅
力あるものである。
【0006】たとえば、ヨーロッパ社会は、彼らの共通
する市場を通して、安息香酸デナトニウムにより変性さ
れ、そしてtert−ブチルアルコールにより特徴づけ
られるエタノールを標準化した。ヘアスプレーの溶媒シ
ステムへの水の添加は、エタノールに完全には溶解性で
はないヘアスプレー成分の溶解性を改良するために又は
いくつかの特製品系における蒸発速度を遅らせるために
必要である。現在のアメリカ合衆国の環境規制下で、水
は溶媒パッケージのより重要な部分になっている。なぜ
ならば、その包含は非−VOC成分のカテゴリー下に落
ち入るからである。
【0007】可塑剤は、フィルム形成ポリマー樹脂の性
質を変性するために、すなわちそれをより柔軟にするた
めに約0.5重量%の少量でヘアスプレーに使用され
る。それらの材料は、種々のタイプの液体エステル、タ
ンパク質、ポリオール、たとえばポリプロピレングリコ
ール、ラノリン誘導体、グリセリン及びシリコーングリ
コールを包含する。
【0008】中和剤は、その名称が暗示するように、消
費者用途のために許容できるレベルにフィルム形成樹脂
を中和する。典型的には、中和剤は市販されているアミ
ノアルコール、たとえば2−アミノ−2−メチル−1,
3−プロパンジオール(AMPD);2−アミノ−2−
エチル−1,3−プロパンジオール(AEPD);2−
アミノ−2−メチル−1−プロパノール(AMP−95
登録商標);2−アミノ−1−ブタノール(AB);モ
ノエタノールアミン(MEA);ジエタノールアミン
(DEA);トリエタノールアミン(TEA);モノイ
ソプロパノールアミン(MIPA);ジイソプロパノー
ルアミン(DIPA)及びトリイソプロパノールアミン
(TIPA)である。
【0009】種々のタイプの香料及び芳香は、いづれか
の不快な又は攻撃的な臭気をマスクするために及びより
美的であり、そして知覚にアピールする製品を消費者に
提供するために、ヘアスプレーに使用される。典型的に
ヘアスプレーに見出されるアジュバントの中には、少量
のビタミン、タンパク質、アミノ酸及び植物抽出物が存
在する。ヘアスプレーがエタノール基材のものである場
合、保存剤は必要とされない。エアゾール製品において
は、噴射剤、たとえば二酸化炭素、窒素、亜酸化窒素、
ブタン、イソブタン、プロパン、ジクロロジフルオロメ
タン、ジクロロ−テトラフルオロエタン又はジメチルエ
ーテルが含まれる。
【0010】セット用ローションはヘアスプレーのよう
なスタイリング助剤であり、そしてセット用ローション
がぬれた髪に適用されることにおいてのみ異なるが、ヘ
アスプレーは乾燥した髪に適用できる。水溶性フィルム
形成樹脂ポリマーが使用され得るが、しかしアルコール
含有率は低い傾向がある。従って、水基材の溶媒パッケ
ージが、乾燥時間はヘアスプレーの場合におけるように
臨界ではないので、セット用ローションのために使用さ
れ得る。
【0011】製品用棚は他のタイプのスタイリング助剤
により満たされ、そして“スプリット(sprit
z)”;“スプレーゲル(spray gel)”;及
び“形を作るスプレー(scalpting spra
y)”のような品名で市販されている。それらの製品は
典型的には、ヘアスプレー又はセット用ローションの1
つの種類又は他の種類のマイナーな変種である。スタイ
リング助剤は、発泡剤及び空気と共に混合される場合、
湿潤テキスチャーを有するかなり荒いフォームの形で供
給され得る。このタイプのスタイリング助剤は“ムー
ス”として市販されている。
【0012】ほとんどの髪用スタイリング助剤は、個々
の髪上に付着されるフィルム形成ポリマー樹脂により髪
のボリウムを高めることができる。この効果は、乾燥し
た髪に適用されるスタイリング助剤の場合に、より顕著
である。対照的に、髪のボリウムは、いわゆる“湿った
ように見える”場合は減じられ、ここで形を作られた髪
のスタイルはより粗大な外観を提供する個々の髪のラン
ダム配向においてよりもむしろ、平行なラインで一緒に
隣接した髪を付着する傾向がある。
【0013】従来の技術に比較して、本発明に関して独
得である特徴は、本発明の特定の揮発性線状及び環状ア
ルキルメチルシリコーンが、低VOCスタイリング助剤
配合において一部の水と置換される場合、そのスタイリ
ング助剤に予測できない利点及び有益性を提供すること
を発見したことである。
【0014】従って、それらの揮発性線状又は環状アル
キルメチルシリコーンは、スタイリング助剤に改良され
た保持性及び良好なスプレーパターンを提供する。さら
に且つまったく予測できないことには、それらは
(v)、樹脂のための個々の可塑剤のためにスタイリン
グ助剤における必要性を排除する。さらに且つ予測でき
ないことには、それらは(v)、水及びエタノールと共
に、それらの3種の成分の一定の指図された範囲で混合
される場合、相溶性システムを形成する。この後者の特
徴は(v)、揮発性シリコーン流体についての典型的な
可溶性性質がそれらの流体が通常、水に不溶性であるこ
とを示すことが考慮される場合、特に有意且つまれであ
る。さらに、それらの同じ揮発性シリコーン流体は、シ
リコーンの部分:溶媒の部分のレベルが10:1〜1:
10の範囲で使用される場合、99%純度の脱水された
エタノールに溶解できる。
【0015】本発明は、成分として、その分子にメチル
基及び12個の炭素原子もの多くの原子を含むが、しか
し好ましくは6,7又は8個の炭素原子を含むアルキル
基を有する揮発性短鎖の線状又は環状シリコーン流体を
含むスタイリング助剤に関する。本発明のスタイリング
助剤はシリコーン流体の包含のために可塑化され、そし
てそれは消費者のためのパーソナルケアー製品へのVO
Cの使用に対して、種々の環境規制により制限される種
々の規制を満たす。
【0016】従って、本発明のスタイリング助剤は、シ
リコーン流体を含むエタノール水溶液として配合され
る。それらの水溶液は、既知の空気汚染規制に十分に従
う。
【0017】空気汚染規制は、大気中に放出され得る有
機溶媒の量を制限する。溶媒について使用される用語
は、“揮発性有機化合物”(VOC)である。VOC
は、20℃の温度及び101.3kPa(760mm水銀)で
13.3Pa(0.1mmの水銀)よりも高い蒸気圧を有す
る炭素のいづれかの化合物であるか、又は蒸気圧が知ら
れていない場合、12個以上の炭素原子を有するいづれ
かの化合物である。
【0018】“揮発性有機含有物”はまた、標準化され
た産業試験であるASTM D3690及びEPA R
eference Method 24により規定され
るように、被膜から放されるVOCの量として定義され
て来た。この定義下で、VOCは大気中に入り、そして
その大気中で、酸化窒素を光化学的に反応し、オゾンを
減じ、そして光化学スモッグを形成するいづれかの化合
物である。
【0019】VOCの低下はいくつかの州で強制されて
おり、そしてカリフォルニアの規制は大気中に入る生成
物1l当たり揮発物180g以下である。これは110
℃でのオーブンで1時間、生成物10gを焼くことによ
って決定され得る。残存する固形物の量は、試験される
合計10gから引き算される。計算は蒸発した揮発物の
重量に基づかれ、そしてそれはg/lとして報告され
る。
【0020】アメリカ合衆国環境保護機関(EPA)
は、消費製品に存在する多くのVOC、たとえば通常の
溶媒、たとえばエタノール、イソプロピルアルコール、
ケロシン及びプロピレングリコール及び炭化水素溶媒、
たとえばイソブタン、ブタン及びプロパン(これらはし
ばしば消費製品において噴射剤として使用される)を同
定した。
【0021】California Air Regulation Board(CAR
B)を含むいくつかの州は、種々の消費製品、たとえば
家庭及び研究消費者により使用される化学的に配合され
た製品に許可されるVOCの量を制限し、そして減じる
基準を有する。それらの規制は、界面活性剤;洗浄化合
物;磨き剤;床製品;化粧品;パーソナルケア製品;
家、芝及び庭製品;消毒剤;衛生用剤及び自動車用特製
品を包含する。
【0022】それらのCARBタイプの基準は、シェー
ビング用セッケン泡、ヘアスプレー、シャンプー、コロ
ン、香水、アフターシェービング剤、デオドラント、発
汗防止剤、日焼け調製物、ローション、口臭フレッシュ
ナー及び室内デオドラントのような広く使用される消費
製品に影響を及ぼす。従って、有機物放出を減じるため
の新規配合物及び技法の必要性が明らかである。
【0023】本発明の髪スタイリング助剤は、1〜5個
の炭素原子を有するアルキルアルコール溶媒50.0〜
95.0重量%;コポリマー又はターポリマー樹脂から
選択されたフィルム形成樹脂0.5〜10.0重量%;
水1.0〜15.0重量%;短鎖の線状アルキルメチル
シリコーン流体又は環状アルキルメチルシリコーン流体
から選択された揮発性シリコーン1.0〜45.0重量
%の混合物である。髪スタイリング助剤はさらに、他の
通常のアジュバント、たとえば中和剤、香料及び芳香を
少量含むことができる。しかしながら、その髪スタイリ
ング助剤は、従来の固定剤により通常必要とされる個々
の可塑剤を含まない。
【0024】アルキルアルコール溶媒は、エチルアルコ
ール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコール又
はtert−ブチルアルコールの1種である。それらの
アルキルアルコールは、水と完全に相溶できることが知
られている理由のために、本発明において特に利用でき
る。エチルアルコールは最とも好ましいアルキルアルコ
ール溶媒である。例において、200プルーフのエタノ
ールが言及される場合、これは、そのプルーフ数の半分
がアルコールの体積%であるので、100%純粋な脱水
された無水アルコールを言及することが理解される。
【0025】本発明の髪スタイリング助剤のフィルム形
成成分は、コポリマー又はターポリマー樹脂である。適
切な樹脂は、ポリビニルピロリドンエチルメタクリレー
ト−メタクリル酸ターポリマー;ポリ(ビニルピロリド
ン−ジメチルアミノエチル−メタクリレート)コポリマ
ー;酢酸ビニル−クロトン酸コポリマー;ビニルメチル
エーテル−無水マレイン酸コポリマー;酢酸ビニル−ク
ロトン酸−ビニルネオデコネートターポリマー;ポリ
(ビニルピロリドンエチルメタクリレート)メタクリル
酸コポリマー;又はそれらの樹脂のいづれかの誘導体で
ある、選択される樹脂はビニルメチルエーテル−無水マ
レイン酸コポリマーであり、これはWayne,New Jersey U
SA のGAF Chemicals Corporation により商標GANT
REZ登録商標ES225として市販されている。
【0026】本発明の髪スタイリング助剤のシリコーン
成分は、揮発性短鎖の線状アルキルメチルシリコーン流
体又は揮発性環状アルキルメチルシリコーン流体のいづ
れかであり得る。
【0027】揮発性短鎖の線状アルキルメチルシリコー
ン流体は下記式を有する:
【化1】
【0028】前記式において、nにより示される整数は
5〜12の値を有する。好ましくは、nは5〜8の値を
有する。化合物は、最とも好ましくは、3−ヘキシルヘ
プタメチルトリシロキサン及び3−n−オクチル−ヘプ
タメチルトリシロキサンである。25℃で測定される場
合、それらの好ましい化合物は、それぞれ2mm2 /s
(センチストークス)及び5mm2 /s(センチストーク
ス)の粘度を有する。
【0029】揮発性環状アルキルメチルシリコーン流体
は次の式を有する:
【化2】
【0030】この式において、zにより示される整数は
1〜12の値を有する。b及びcの合計は、4,5又は
6であり、但し、b及びcはそれぞれゼロではない。こ
の式によりカバーされる適切な環状化合物の例は、
(i)bが1であり、そしてcが3,4、又は5であ
り;(ii)bが2であり、そしてcが2,3又は4であ
り;(iii)bが3であり、そしてcが1,2又は3であ
り;(iv)bが4であり、そしてcが1又は2であり;
(v)bが5であり、そしてcが1であるものである。
整数zは好ましくは、5〜8である。
【0031】他の髪スタイリングアジュバントの包含が
所望される場合、少量(一般的に約1重量%よりも少な
い)が添加され得る。たとえば、使用され得る種々の入
手可能中和剤の中に適切なものは、いづれか1又は複数
のアミノアルコール、たとえば2−アミノ−2−メチル
−1,3−プロパンジオール(AMPD);2−アミノ
−2−エチル−1,3−プロパンジオール(AEP
D);2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール(A
MP−95登録商標);2−アミノ−1−ブタノール
(AB);モノエタノールアミン(MEA);ジエタノ
ールアミン(DEA);トリエタノールアミン(TE
A);モノイソプロパノールアミン(MIPA);ジイ
ソプロパノールアミン(DIPA);及びトリイソプロ
パノールアミン(TIPA)である。本発明において最
とも好ましい中和剤は、2−アミノ−2−メチル−1−
プロパノールであり、これはNorthbrook, Illinois USA
のAngus Chemical Companyにより商標AMP−95登録
商標として製造され、そして販売されている製品であ
る。
【0032】含まれ得る他の通常のアジュバントは、い
づれかの不快な又は攻撃的臭気をマスクするための香料
及び芳香、ビタミン、タンパク質、アミノ酸及び植物抽
出物である。エタノール基材の髪スタイリング助剤は一
般的に保存剤を必要としない。そのスタイリング助剤の
エアゾール供給のためには、適切な噴射剤、たとえば二
酸化炭素、窒素、窒素酸化物、ブタン、イソブタン、プ
ロパン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロテトラフ
ルオロエタン又はジメチルエーテルが含まれる。本発明
の髪スタイリング助剤はまた、ポンプスプレーの形で髪
に供給するよう適合される。
【0033】次の例は、髪スタイリング助剤及びそれを
用いての方法を示すためにより詳細に記載される。重量
%で例において示される量は、100として考慮される
スタイリング助剤の合計重量に基づいての個々の成分の
重量%を言及する。そのスタイリング助剤中に3−ヘキ
シル−ヘプタメチル−トリシロキサンを非−VOC含有
成分として導入することによって、以下の例は水に対し
てのその使用の利点を示す。
【0034】
【実施例】例 1 “対照”の髪スタイリング助剤を、本発明のスタイリン
グ助剤に対する評価に使用するために調製した。“対
照”は、10.0重量%のGANTREZ登録商標ES
225;75.0重量%の200プルーフエタノール;
及び0.2重量%のAMP−95登録商標を順に一緒に
混合することによって調製された。それらの成分に、1
4.8重量%の水が添加された。その水は、ゆっくりと
添加され、そして撹拌を伴った。GANTREZ登録商
標ES225は、ビニルメチルエーテル−無水マレイン
酸コポリマーであり、そしてその材料はWayne, New Jer
seyUSA のGAF Chemicals Corporation により製造され
る、エタノール中、50%溶液として市販されている。
AMP−95登録商標は2−アミノ−2−メチル−1−
プロパノールであり、これはNorthbrook, Illinois USA
のAngus Chemical Compnayの市販されている製品であ
る。
【0035】例 2 本発明の髪スタイリング助剤II〜VIは表1に示され、そ
して例1に示されるのと同じ方法に従って調製し、ここ
で同じ成分が使用された。“対照”のスタイリング助剤
Iと本発明のスタイリング助剤II−VIとの間の差異は;
スタイリング助剤II−VIがまた、2mm2 /s(センチス
トークス)の粘度を有する揮発性短鎖の線状アルキルメ
チルシリコーン流体(VLAMS)3−ヘキシル−ヘプ
タメチルトリシロキサンを含むことである。VLMAS
はその配合物において同%の水と置換される。VLMA
S及び水の合計は、スタイリング助剤において14.8
重量%であった。それらのスタイリング助剤は表1に示
される。
【0036】
【表1】
【0037】髪スタイリング助剤を、約2gの未処理の
ヒトの髪の15.2cm(6インチ)の髪用ストレス(s
tress)を用いることによって評価した。個々のス
トレスは、髪の上方部分を5.1cm×5.1cm(2イン
チ×2インチ)のプラスチック製タブに接着することに
よって行なわれた。タブ上での乾燥の後、髪を15.2
cm(6インチ)に切った。次に、個々のストレスをアニ
オン性/両性シャンプーにより清浄し、ここで前記シャ
ンプーは次の成分を有する: 蒸留水 61.45% メチルクロロイソチアゾリノン及び 0.05% メチルイソチアゾリノン アンモニウムラウリルスルフェート 35.00% コカミドDEA 3.00% くえん酸 q.s. 塩化アンモニウム 0.50%
【0038】ストレスをまず、40℃の水道水により1
5分間すすぎ、そして0.5cm3 の上記シャンプーを適
用した。30秒間のシャンプー処理の後、30秒間すす
いだ。次に、ストレスを、直径約1.3cm(1/2イン
チ)のプラスチックローラー上にセットし、そして一晩
乾燥せしめた。髪スタイリング助剤を、0.5g上にひ
たし、又は0.3gをスプレーすることによって髪に適
用した。ひたすことの適用が用いられる場合、髪を3度
すすぎ、そしてローラー上で再セットした。樹脂溶液が
ポンプから供給される場合、髪を再セットしなかった。
溶液は、エタノール基の配合物に関しては1〜2時間及
び水基材の配合物に関しては一晩、髪上で硬化せしめら
れた。乾燥されたストレスを、90%の相対湿度での一
定の湿度チャンバーにつるし、そして初期読み取りを行
ない、そして追加の読み取りを予定された期間で行なっ
た。ストレスが再セットされる場合、ローラーは暴露の
前に除去された。%カールを、延長された長さ−初期の
長さにより割算された、延長された長さ−予定された間
隔の最後での長さとして計算した。その結果は表2に示
されており、そして2時間の暴露の後の初期カールドロ
ップを表わす。初期カールドロップは、80%VOC配
合物を評価することにおいて重要な因子である。
【0039】表2は、2時間後、初期カールドロップが
揮発性線状アルキルメチルシリコーンによる水の部分的
置換により改良されたことを示す。初期カールドロップ
は、揮発性線状アルキルメチルシリコーンによる水の全
体又は全体に近い置換によりわずかに影響された。%カ
ールは、因子(15.3−初期長さ)により割り算され
た、因子(15.3−最終長さ)×100として計算さ
れた。開始でのすべてのストレスの%カールは100%
であった。
【0040】
【表2】
【0041】カールドロップ研究の間、6種のスタイリ
ング助剤の主観的評価は、“対照”のスタイリング助剤
Iにより処理された髪はすくのが困難であり、そして髪
はざらざらした感じを有していたことを示した。髪上で
の“対照”のスタイリング助剤樹脂のわずかなフレーキ
ングがまた注目された。対照的に、スタイリング助剤II
〜VIにより処理された髪は樹脂フレーキングを示さなか
った。髪のすきは、アルキルメチルシリコーンの量が配
合物において高まるにつれて改良した。アルキルメチル
シリコーン含有配合物により処理された髪が対照よりも
柔らかな感じを有することがまた観察された。配合物I
V,V及びVIにより処理された髪は良好な状態にされた
感じを示した。
【0042】スタイリング助剤における揮発性線状アル
キルメチルシリコーンの量の上昇につれての水の量の低
下はスプレーパターンを改良することが観察された。表
1におけるスタイリング助剤I,III, IV 及びVIが、溶
媒感受性紙の垂直に積層されたシート上に25.4cm
(10インチ)の距離でCalmar Mark IVTM
ポンプにより分散された。そのスプレーパターンを、垂
直位置で乾燥せしめた。したたりが対照に観察された。
したたりの量は、配合物において水のために置換される
揮発性線状アルキルメチルシリコーンの量を高めること
によって低められた。したたりはスタイリング助剤VIに
は観察されず、その配合物は14.8%のアルキルメチ
ルシリコーンを含み、そして水を含まなかった。より高
いアルキルメチルシリコーン含有配合物は、より細かな
小滴を有するより均等に分布されたスプレーパターンを
生成した。
【0043】本発明のアルキルメチルシリコーンは、鎖
にSi−H官能基を有する線状シロキサン、たとえば
(Me3 SiO1/2)2(OSiMeH)x 〔ここで、Me
はメチルであり、そしてxは40〜100である〕及び
式(Me2 SiO)x (ここで、Meはメチルであり、
そしてxは3〜6、好ましくは4又は5の整数である)
の(Me2 SiO)単位を有する環状シロキサンの反応
により生成され得る。その反応生成物は、炭素上、白金
触媒の存在下で、わずかに理論的に過剰のアルケンCH
2 =CHRを接触され、そして上記に示される構造を有
するアルキルメチルシロキサンが生成される。
【0044】本発明のアルキルメチルシリコーンはま
た、シクロメチル水素ポリシロキサンを形成するために
メチル水素ジクロロシランの直接的な加水分解により又
はシクロメチル水素−シロキシジメチルシロキシコポリ
マーを形成するためにメチル水素ジクロロシラン及びジ
メチルジクロロシランの直接的な同時加水分解により生
成され得る。その反応生成物は、炭素上、白金触媒の存
在下でわずかに理論的に過剰のアルケンCH2 −CHR
と接触せしめられ、そして上記に示される構造を有する
アルキルメチルシロキサンが生成される。
【0045】アルキルメチルシリコーンのバッチ生成
は、60℃でアルケン中、前記触媒の非撹拌懸濁液に反
応生成物を添加することによって行なわれる。アルキル
メチルポリシロキサンの連続生成は、炭素上、白金触媒
チップを含む充填カラムに、5%の理論的過剰のアルケ
ンCH2 =CHR及び前記反応生成物の予備加熱された
溶液を通すことによって行なわれる。そのカラムは、反
応の発熱性質のために、熱の除去のための準備を要する
であろう。
【0046】材料は、いづれかの残存する環状シロキサ
ン及び(MeHSiO)(Me2 SiO)3 として存在
するいづれかの残存するメチル水素ジメチルシロキサン
共環状物(cocyclics)を生成物から除去する
ことによって、より化粧的に許容できる生成物を供給す
るために本発明に従ってさらに加工される。本発明によ
り生成されるアルキルメチルシリコーンは、多くとも
0.5%の残留アルケン及び約99.5%のアルキルメ
チルシリコーン生成物を含むことが見出された。測定で
きる量の白金は検出されなかった。生成物は、無色、無
臭、透明且つ安定した材料である。本明細書に記載され
る化合物、組成物及び方法に関しては、本発明の範囲内
で変更及び修飾が行なわれ得る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 髪用スタイリング助剤であって、(i)
    1〜5個の炭素原子を有するアルキルアルコール溶媒5
    0.0〜95.0重量%;(ii)コポリマー又はターポ
    リマー樹脂から選択されたフィルム形成樹脂0.5〜1
    0.0重量%;(iii)水1.0〜15.0重量%;(i
    v)短鎖の線状アルキルメチルシリコーン流体又は環状
    アルキルメチルシリコーン流体から選択された揮発性シ
    リコーン1.0〜45.0重量%の混合物を含んで成
    り、前記混合物の残りは中和剤、香料及び芳香から選択
    され;そして前記スタイル助剤が可塑剤を含まないこと
    を特徴とする髪用スタイリング助剤。
JP6298341A 1993-12-06 1994-12-01 揮発性アルキルメチルシリコーンを含む髪用スタイリング助剤 Withdrawn JPH07196462A (ja)

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US16136793A 1993-12-06 1993-12-06
US161367 1993-12-06

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