JPH07196104A - パレット搬送装置 - Google Patents

パレット搬送装置

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Publication number
JPH07196104A
JPH07196104A JP35015993A JP35015993A JPH07196104A JP H07196104 A JPH07196104 A JP H07196104A JP 35015993 A JP35015993 A JP 35015993A JP 35015993 A JP35015993 A JP 35015993A JP H07196104 A JPH07196104 A JP H07196104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pallet
movable frame
stacker crane
frame
fixed frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP35015993A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Katsuyama
大輔 勝山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP35015993A priority Critical patent/JPH07196104A/ja
Publication of JPH07196104A publication Critical patent/JPH07196104A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スタッカクレーン等に対する搬入搬出時は、
スタッカクレーン等の停止ずれを吸収してパレットの受
渡しが行え、他端ではパレットを精度良く位置決めでき
るものとする。 【構成】 車輪付きパレット9を載せる一対のガイドレ
ール12,12を有する可動フレーム13を設ける。こ
の可動フレーム13をガイドレール12と直交する方向
に位置ずれ自在に支持する固定フレーム14を設ける。
この位置ずれ自在な支持は、ローラ17を介して行う。
固定フレーム14には、パレット9をガイドレール12
の一端から引き込んで他端まで移動させる走行体15を
設ける。また、可動フレーム13を固定フレーム14に
対して前記直交方向の正規位置に戻す位置補正装置1
6,16を両端に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、板金等を載せたパレ
ットを自動倉庫のスタッカクレーン等から引き込んで搬
送するパレット搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板金加工ラインにおいて、車輪の
付いた鉄パレットを、自動倉庫のスタッカクレーンから
台車上に引き込み、台車の走行でパレットを搬送する構
成が採られている。前記台車は、スタッカクレーンの走
行経路から直角に延びるレール上を走行するものであ
り、パレットの使用後は再度スタッカクレーンの手前に
戻ってパレットを入庫する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スタッカクレ
ーンの停止位置に若干のばらつきがあるため、受渡し時
に、パレットの台車に対する載置位置にずれが生じるこ
とがある。このような受渡しをスタッカクレーンと台車
の間で繰り返すため、ずれが累積し、そのため台車から
板材加工機への自動搬入に支障を来したり、入出庫に支
障を来たすことがある。
【0004】この発明の目的は、スタッカクレーン等に
対する搬入搬出時は、スタッカクレーン等の停止ずれを
吸収してパレットの受渡しが行え、他端ではパレットを
精度良く位置決めできるパレット搬送装置を提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明のパレット搬送
装置は、車輪付きのパレットを載せるガイドレールを有
する可動フレームと、この可動フレームを前記ガイドレ
ールと直交する方向に位置ずれ自在に支持する固定フレ
ームと、前記パレットを前記ガイドレールの一端から引
き込んで他端まで移動させる走行体とを備える。また、
可動フレームを固定フレームに対して前記直交方向の正
規位置に戻す位置補正装置を設ける。
【0006】
【作用】スタッカクレーン等からパレットを受け取る際
は、可動フレームはガイドレールの直交方向に自由に動
き、スタッカクレーン等の停止位置のずれを吸収する。
パレットが可動フレームに完全に載ると、位置補正装置
で可動フレームを正規位置に戻すことにより、パレット
の前記直交方向の位置が精度良く定まる。再度スタッカ
クレーン等にパレットを戻すときは、位置補正装置を解
除することにより、可動フレームが自由になり、スタッ
カクレーン等の停止位置のずれを吸収して搬出すること
ができる。
【0007】
【実施例】この発明の一実施例を図1ないし図8に基づ
いて説明する。図1は、この実施例にかかるパレット搬
送装置を装備した板金加工ラインおよび自動倉庫を示
す。自動倉庫1は、縦横に配列した複数の棚2aを有す
るラック2と、ラック2の前面の通路10を走行するス
タッカクレーン3とを備える。ラック2の各棚2aに
は、複数枚の子パレット9を横並びに載置した親パレッ
ト8が格納される。各子パレット9は走行車輪9a(図
3)を有する鉄パレットからなり、パレット上面とほぼ
同寸法の板材Wが積載される。
【0008】この実施例のパレット搬送装置4は、前記
子パレット9を搬送するものであり、自動倉庫1の前方
の複数箇所に、スタッカクレーン通路10から直角方向
に延びて設けられる。パレット搬送装置4の終端にはタ
レットパンチプレス等の板材加工機12が設置され、ま
たは他の搬送装置(図示せず)等が接続される。なお、
自動倉庫1のラック2の一部には親パレット入出庫トラ
バーサ5を待機させる親パレット入出庫エリア6が設け
られ、親パレット入出庫トラバーサ5がレール7に沿っ
てラック2に背面側から出入り自在とされている。
【0009】パレット搬送装置4は、図2ないし図4に
示すように、パレット9を載せる一対のガイドレール1
2,12を有する可動フレーム13と、この可動フレー
ム13をガイドレール12と直交する方向に位置ずれ自
在に支持する固定フレーム14とを備える。固定フレー
ム14には、パレット9をガイドレール12の一端から
引き込んで他端まで移動させる走行体15を設け、かつ
可動フレーム13を固定フレーム14に対して前記直交
方向の正規位置に戻す位置補正装置16,16を両端に
設ける。
【0010】可動フレーム12は、前記ガイドレール1
2を上面に固定した縦枠材13aおよびその両端間に設
けた横枠材13bを有し、横枠材12bの下面に前記位
置ずれの許容のための車輪17を有している。ガイドレ
ール12は、山形鋼等の断面L形部材からなり、その一
端は、立フランジ部が外側へ次第に広がる引き込み案内
部12aとなっている。
【0011】固定フレーム14は、走行体15を走行自
在に案内する一対のガイド枠材14a,14aを支柱1
4cの上端に架設すると共に、可動フレーム13の車輪
17を受ける横枠材14bを前後端で支柱14cに設置
したものであり、その他に補強枠材14d等を有してい
る。一対のガイド枠材14a,14aは、可動フレーム
13のガイドレール13a,13a間に嵌まる幅に形成
されている。また、横枠材14bには、可動フレーム1
3の各車輪17を嵌まり込ませて移動可能範囲を規制す
る矩形枠状の転がり規制部材18(図4)が設けてあ
る。
【0012】位置補正装置16は、図7(A),(B)
に示すように、V形の補正溝19aを上面に有する補正
部材19と、この補正部材19を昇降させるシリンダ装
置20と、前記補正溝19aに嵌まる係合部材21とを
有する。係合部材21はブラケット21aに回転自在に
支持されたローラからなり、可動フレーム13の横枠材
13bに前記ブラケット21aが取付けられている。シ
リンダ装置20は、取付板22を介して固定フレーム1
4の横枠材14b等に設置され、補正部材19は前記取
付板22に設けられた両側のガイド部材23に昇降自在
に案内される。ガイド部材23には滑り部材23aがガ
イド面に設けてある。なお、位置補正装置16のシリン
ダ装置20による持ち上げ力により可動フレーム13が
浮き上がることを防止するためのシリンダ装置からなる
浮き上がり防止装置40(図3(B))が、固定フレー
ム14の略中央で可動フレーム13に連結してある。
【0013】図3に示すように、前記走行体15は、両
側の車輪24で固定フレーム14のガイド枠材14aに
走行自在に設置され、固定フレーム14の前後端のスプ
ロケット25,25間に掛装された左右一対のチェーン
26に結合されて走行駆動される。チェーン26は、一
端のスプロケット25に伝達機構(図示せず)を介して
連結したモータ27で回動駆動される。これらチェーン
26およびモータ27で走行駆動装置28が構成され
る。
【0014】走行体15は、図5に拡大して示すように
左右一対のパレット連結装置31,31と、中央のパレ
ット係脱装置30と、パレット当たり部材32とを有し
ている。パレット連結装置31は、子パレット9の前面
を吸着する電磁式のマグネットチャックを可動支持部材
35で横ずれ可能に弾性的に支持したものである。パレ
ット係脱装置30は、水平軸回りに回動する回動片30
aにより、子パレット9の脱落止め機構29の係脱操作
を行うものである。脱落止めフック29は、詳細な説明
を省略するが、子パレット9に上下回動自在に設けられ
たフック部材が親パレット8の上面の落ち止め突起に係
合することにより、子パレット9が親パレット8から前
後に移動して脱落することを阻止するものである。
【0015】なお、パレット9には前記走行車輪9a
(図3)とは別に、前端両側に幅方向ガイドローラ9
b,9bが垂直軸心回りに回動自在に設けてあり、後端
両側にも同様て幅方向ガイドローラ(図示せず)が設け
てある。また、図3および図6に示すように、固定フレ
ーム14のガイド枠材14aの端部には、取付部材33
を介して親パレット結合装置34が取付けてある。親パ
レット結合装置34は、親パレット8の前面に吸着する
電磁式のマグネットチャック34aと、このチャック3
4aを進退させるシリンダ装置34bと、進退案内部材
34cとからなる。
【0016】上記構成の動作を説明する。自動倉庫1か
ら子パレット9を出庫するときは、スタッカクレーン3
上の希望の子パレット9がパレット搬送装置4と対応す
るようにスタッカクレーン3を停止させる。この状態
で、スタッカクレーン3上の親パレット8を、固定フレ
ーム14の親パレット結合装置34(図3,図6)で固
定し、親パレット8が振らつかないようにする。つい
で、走行体15のパレット係脱装置30でパレット落ち
止め機構29の親パレット8に対する係合を解除すると
共に、マグネット式のパレット連結装置31で子パレッ
ト9を走行体15に連結する。この後、走行体15が走
行してパレット9を可動フレーム13のレール12上に
引き込む。
【0017】このとき、スタッカクレーン3の停止位置
がレール12に対して若干のずれを生じていても、可動
フレーム13が固定フレーム14に対して自由に横移動
することにより、そのずれを吸収してパレット9を円滑
にレール12,12上に引き込むことができる。また、
レール12,12に外側へ広がった引き込みガイド部1
2aが設けてあることからも、パレット9の円滑な引き
込みが行われる。引き込まれたパレット9は、引き込み
ガイド部12aで案内されて、レール12,12間の中
心にパレット中心が位置することになる。
【0018】パレット9の全体がレール12上に載る
と、位置補正装置16の補正部材19を上昇させてV形
の補正溝19aに可動フレーム13の係合部材21に係
合させ、可動フレーム13を固定フレーム14に対して
正規位置に位置補正する。この位置補正は、パレット9
がレール12の終端に達してから行っても良い。このよ
うに位置補正することより、パレット9は固定フレーム
14に対して走行方向と直交する方向に、常に精度良く
位置決めされる。そのため、パレット9上の板材Wを板
材ローダ(図示せず)等で板材加工機11へ自動搬入す
る作業が精度良く行える。また、このパレット搬送装置
4から他の搬送装置へ移載する場合にも精度良く移載で
きる。
【0019】パレット9をスタッカクレーン3上に戻す
ときは、パレット9がスタッカクレーン9に達するまで
に位置補正装置16の係合を解除し、可動フレーム13
を自由状態とする。これにより、レール12に対してス
タッカクレーン3の停止位置が引き込み時のようにずれ
ていても、そのずれを可動フレーム13の移動で吸収し
てスタッカクレーン3の親パレット8上に子パレット9
を円滑に戻すことができる。
【0020】このパレット搬送装置4によると、このよ
うにスタッカクレーン3に対する搬入搬出時は、スタッ
カクレーン3の停止ずれを吸収してパレット9の受渡し
が行え、他端ではパレット9を精度良く位置決めするこ
とができる。また、搬入搬出を繰り返しても、停止ずれ
の累積の問題が生じない。
【0021】なお、前記実施例はスタッカクレーン3上
に親パレット8を介して子パレット9を載せる場合を説
明したが、スタッカクレーン3上に直接に車輪付きの鉄
パレットを載せる構成の場合も、その鉄パレットの搬送
にこのパレット搬送装置4を使用することができる。
【0022】
【発明の効果】この発明のパレット搬送装置は、パレッ
トを載せるガイドレールを有する可動フレームを固定フ
レーム上に直交方向に位置ずれ自在に設置し、パレット
を引き込む走行体を設けると共に、可動フレームを正規
位置に戻す位置補正装置を設けたため、スタッカクレー
ン等に対して、その停止位置のずれを吸収して搬入搬出
が行え、また搬入したパレットを搬送方向と直交する方
向に精度良く位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかるパレット搬送装置
を設置した板金加工ラインおよび自動倉庫の平面図であ
る。
【図2】パレット搬送装置の分解斜視図である。
【図3】パレット搬送装置の平面図および側面図であ
る。
【図4】同拡大正面図である。
【図5】走行体とパレットとの連結部付近を示す拡大平
面図である。
【図6】親パレットと固定フレームとを結合部を示す拡
大平面図である。
【図7】位置補正装置の周辺部を示す正面図および破断
側面図である。
【符号の説明】
1…自動倉庫、3…スタッカクレーン、4…パレット搬
送装置、8…親パレット、9…子パレット、9a…走行
用車輪、12…ガイドレール、12a…引き込み案内
部、13…可動フレーム、14…固定フレーム、15…
走行体、16…位置補正装置、17…車輪、19…補正
部材、19a…補正溝、21…係合部材、26…チェー
ン、28…走行駆動装置、29…脱落止め機構、30…
パレット係脱装置、31…パレット連結装置、34…親
パレット結合装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪付きのパレットを載せるガイドレー
    ルを有する可動フレームと、この可動フレームを前記ガ
    イドレールと直交する方向に位置ずれ自在に支持する固
    定フレームと、前記パレットを前記ガイドレールの一端
    から引き込んで他端まで移動させる走行体と、前記可動
    フレームを固定フレームに対して前記直交方向の正規位
    置に戻す位置補正装置とを備えたパレット搬送装置。
JP35015993A 1993-12-28 1993-12-28 パレット搬送装置 Pending JPH07196104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35015993A JPH07196104A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 パレット搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35015993A JPH07196104A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 パレット搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07196104A true JPH07196104A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18408629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35015993A Pending JPH07196104A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 パレット搬送装置

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JP (1) JPH07196104A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189910A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Toyota Industries Corp 車両のバッテリ交換システム

Cited By (1)

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