JPH07195927A - 車両用空調装置の送風量制御方法 - Google Patents

車両用空調装置の送風量制御方法

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Publication number
JPH07195927A
JPH07195927A JP35383293A JP35383293A JPH07195927A JP H07195927 A JPH07195927 A JP H07195927A JP 35383293 A JP35383293 A JP 35383293A JP 35383293 A JP35383293 A JP 35383293A JP H07195927 A JPH07195927 A JP H07195927A
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JP
Japan
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air
sensor
vehicle
temperature
blast
Prior art date
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Pending
Application number
JP35383293A
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English (en)
Inventor
Koji Tanaka
浩二 田中
Koji Maeno
孝次 前野
Yasufumi Kurahashi
康文 倉橋
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NIPPON CLIMATE SYS KK
NIPPON CLIMATE SYST KK
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NIPPON CLIMATE SYS KK
NIPPON CLIMATE SYST KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既存のセンサでの検出信号に基づいて送風量
を制御する。 【構成】 外気温度と内気温度とが所定条件を満たすと
き、エンジン冷却水温度に基づいて送風量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用空調装置の送風量
制御方法、特に、暖房運転時の送風量の制御方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置では、暖房運転時
の送風量の制御を次のようにして行っている。すなわ
ち、冬場、エンジン冷却水が暖まるまではヒータコアで
の加熱ができないため、ヒートモードが選択されてヒー
ト吹出口から送風されるようになっている場合、このヒ
ート吹出口から乗員の足元に冷気が吹き付けられること
にならないように、送風を減少あるいは停止するように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、選択した送風モードに応じて送風量を制御する
のでは、いずれの送風モードが選択されているのかを判
断させるために、送風モード判定用のセンサが必要であ
る。このため、部品点数が増え、取付工程が増える等、
コストアップを招来していた。そこで、本発明は前記問
題点に鑑み、既存のセンサでの検出信号に基づいて送風
量を制御することのできる車両用空調装置の送風量制御
方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そして、本発明は、前記
目的を達成するため、外気温度と内気温度とが所定条件
を満たすとき、エンジン冷却水温度に基づいて送風量を
制御するようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図1は車両用空調装置の概略図を示し、外気セ
ンサ1、内気センサ2及びエンジン冷却水温センサ3
や、送風モード選択スイッチ4からの信号が制御装置5
に入力されている。制御装置5は前記各センサ1,2,
3、スイッチ4からの入力信号に基づいて送風モード及
びブロア6の回転数(送風量)を制御する。
【0006】前記外気センサ1は車両前方部に設けら
れ、前記内気センサ2は車内前方部の内気吸引口に設け
られ、エンジン冷却水温センサ3はユニット7内に設け
たヒータコア8近傍のエンジン冷却水循環路9に設けら
れている。これら各センサ1,2,3にはサーミスタ等
が使用可能である。
【0007】前記送風モード選択スイッチ4は車内前方
部のパネルに設けられ、ヒート、デフ、ベント等の各モ
ードを選択し、足元、フロントガラス近傍、車内前方部
等の各送風口から送風可能とする。
【0008】前記ブロア6は車内前方部のユニット7内
上流に設けられ、モータ6aを駆動することにより回転
し、内気又は外気をユニット7内に吸引し、前記各送風
口から車内に送風する。
【0009】前記制御装置5では、外気センサ1、内気
センサ2及びエンジン冷却水温センサ3からの入力信号
に基づいて暖房運転開始直後の送風量の制御を行なう。
すなわち、入力される外気温度及び内気温度の関係が所
定条件であるかどうかを判断する。所定条件としては、
例えば、図2に示すように、外気温度Toutが23℃以
下であり、かつ、内気温度Tinが−8/43Tout+1173/43
以下となる領域Aとすることができる。
【0010】そして、前記外気温度及び内気温度の関係
が領域A内になければ、通常の空調制御を行い、領域A
内にあれば、例えば、図3のグラフに従ってエンジン冷
却水温度TWに基づいて送風量を制御する。
【0011】このエンジン冷却水温度TWに基づく送風
量制御では、エンジン冷却水温度TWが45℃以下であ
れば、ブロアモータ6aに印加する電圧VBには定電圧
3.7(V)を印加し、45℃を越えれば、VB=7.4
/20TW−12.95に従って徐々に印加電圧を上昇さ
せるようにしている。
【0012】このように、外気温度及び内気温度が共に
所定温度よりも低く、暖房運転を必要とする場合、エン
ジン冷却水温度に基づいて送風量を制御するようにした
ので、暖房運転開始直後であっても選択した送風モード
に関係なく、適切な送風量で車内空調を行なうことがで
きる。
【0013】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車両用空調装置の送風量制御方法によれば、外気
温度及び内気温度が所定条件を満足する場合、エンジン
冷却水温度に基づいて送風量を制御するようにしたの
で、従来のように、別個に送風モードを選択するための
センサを設ける必要がなく、安価に送風量制御を行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施例に係る車両用空調装置の概略図であ
る。
【図2】 送風量制御の条件を決定するための外気温度
と内気温度との関係を示すグラフである。
【図3】 送風量制御を行なう場合のエンジン冷却水温
度と送風量との関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1…外気センサ、2…内気センサ、3…エンジン冷却水
温センサ、5…制御装置、6…ブロア、6a…ブロアモ
ータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気温度と内気温度とが所定条件を満た
    すとき、エンジン冷却水温度に基づいて送風量を制御す
    ることを特徴とする車両用空調装置の送風量制御方法。
JP35383293A 1993-12-28 1993-12-28 車両用空調装置の送風量制御方法 Pending JPH07195927A (ja)

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JP35383293A JPH07195927A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 車両用空調装置の送風量制御方法

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JP35383293A JPH07195927A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 車両用空調装置の送風量制御方法

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Publication Number Publication Date
JPH07195927A true JPH07195927A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18433522

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35383293A Pending JPH07195927A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 車両用空調装置の送風量制御方法

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JP (1) JPH07195927A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121242A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Denso Corp 冷凍サイクル装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005121242A (ja) * 2003-10-14 2005-05-12 Denso Corp 冷凍サイクル装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Effective date: 20050921

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523