JPH07195776A - 作像装置 - Google Patents
作像装置Info
- Publication number
- JPH07195776A JPH07195776A JP5350525A JP35052593A JPH07195776A JP H07195776 A JPH07195776 A JP H07195776A JP 5350525 A JP5350525 A JP 5350525A JP 35052593 A JP35052593 A JP 35052593A JP H07195776 A JPH07195776 A JP H07195776A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image forming
- recording sheet
- image
- recording
- conveyed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handling Of Cut Paper (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作像中の記録シートに対する接触外乱や作像
面への攻撃を排除して良質な画像を確保するとともに、
作業効率が高く、かつ小型化し得る作像装置を提供する
こと。 【構成】 装置本体に装填されたマガジン2から、この
マガジン2内に収納された記録シート1を画像形成部6
に給送して画像を記録するレーザープリンタにおいて、
記録シート1の一定方向の曲りのみ許容して案内する搬
送路5が設けられるとともに、該記録シート1はその作
像面が前記曲りの内側を向いた状態で前記搬送路5に沿
って搬送されるように構成した。
面への攻撃を排除して良質な画像を確保するとともに、
作業効率が高く、かつ小型化し得る作像装置を提供する
こと。 【構成】 装置本体に装填されたマガジン2から、この
マガジン2内に収納された記録シート1を画像形成部6
に給送して画像を記録するレーザープリンタにおいて、
記録シート1の一定方向の曲りのみ許容して案内する搬
送路5が設けられるとともに、該記録シート1はその作
像面が前記曲りの内側を向いた状態で前記搬送路5に沿
って搬送されるように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、収納容器内に収納され
た記録媒体を画像形成部に給送して画像を記録する作像
装置に係り、特に、記録媒体を搬送する搬送路を改良し
て良質な画像の確保と装置の小型化を図ったものに関す
る。
た記録媒体を画像形成部に給送して画像を記録する作像
装置に係り、特に、記録媒体を搬送する搬送路を改良し
て良質な画像の確保と装置の小型化を図ったものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、画像形成部に搬送される記録シ
ート上を光ビームで走査して画像を記録するレーザービ
ームプリンタにあっては、きわめて高画質な画像が要求
される分野において使用される場合がある。
ート上を光ビームで走査して画像を記録するレーザービ
ームプリンタにあっては、きわめて高画質な画像が要求
される分野において使用される場合がある。
【0003】したがって、このような高画質な画像が要
求される場合には、作像中の記録シートが画像形成部以
外の他の部材、例えば収納容器や記録済みの記録シート
に接触するのを避けなければならない。これは、作像中
の記録シートが他の部材に触れると、このことが外乱と
して画像に影響を及ぼすことになるからである。
求される場合には、作像中の記録シートが画像形成部以
外の他の部材、例えば収納容器や記録済みの記録シート
に接触するのを避けなければならない。これは、作像中
の記録シートが他の部材に触れると、このことが外乱と
して画像に影響を及ぼすことになるからである。
【0004】これに対し、従来から種々の方策が採られ
てきている。例えば、収納容器と画像形成部との間の搬
送路を水平に設け、この搬送路の長さを十分大きく確保
するように構成したものがある。このようにすれば、記
録シートが搬送されてきて前記画像形成部に位置する場
合でも、該記録シートの端部が収納容器や記録済みの記
録シート、あるいは現像部に接触するようなことはな
い。
てきている。例えば、収納容器と画像形成部との間の搬
送路を水平に設け、この搬送路の長さを十分大きく確保
するように構成したものがある。このようにすれば、記
録シートが搬送されてきて前記画像形成部に位置する場
合でも、該記録シートの端部が収納容器や記録済みの記
録シート、あるいは現像部に接触するようなことはな
い。
【0005】また、収納容器から記録シートを給紙し
て、一旦、作像することなく画像形成部を通過させ、こ
の後、逆方向に戻すようにして搬送しながら作像するこ
とにより、作像中の記録シートが収納容器等に接触しな
いように構成したものもある(特開平3−36174号
公報参照)。
て、一旦、作像することなく画像形成部を通過させ、こ
の後、逆方向に戻すようにして搬送しながら作像するこ
とにより、作像中の記録シートが収納容器等に接触しな
いように構成したものもある(特開平3−36174号
公報参照)。
【0006】このようにして、作像中の記録シートが収
納容器等の他の部材に触れることが防止され、画像に影
響を及ぼす接触外乱を排除するようになっている。
納容器等の他の部材に触れることが防止され、画像に影
響を及ぼす接触外乱を排除するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、前者の場合は、確かに作像中の記録シー
トに対する接触外乱のの問題は解消されるものの、作像
装置全体が水平方向に大型化するという欠点を有してい
る。
来例において、前者の場合は、確かに作像中の記録シー
トに対する接触外乱のの問題は解消されるものの、作像
装置全体が水平方向に大型化するという欠点を有してい
る。
【0008】また、後者の場合は、装置の小型化が図れ
る利点はあるが、記録シートが行き戻りするいわゆるス
イッチバック方式で動作させるものであるため、記録シ
ートの搬送時間が長くなり、ひいてはこの作像装置を用
いての作業効率の低下を招くという問題があった。
る利点はあるが、記録シートが行き戻りするいわゆるス
イッチバック方式で動作させるものであるため、記録シ
ートの搬送時間が長くなり、ひいてはこの作像装置を用
いての作業効率の低下を招くという問題があった。
【0009】さらに、記録シートをカーブした搬送路に
沿って搬送する場合に、作像面を外側に向けた状態でカ
ーブさせて搬送するものであるため、きず等のダメージ
を受け易いものであった。
沿って搬送する場合に、作像面を外側に向けた状態でカ
ーブさせて搬送するものであるため、きず等のダメージ
を受け易いものであった。
【0010】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、作像中の
記録シートに対する接触外乱や作像面への攻撃を排除し
て良質な画像を確保するとともに、作業効率が高く、か
つ小型化し得る作像装置を提供することにある。
鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、作像中の
記録シートに対する接触外乱や作像面への攻撃を排除し
て良質な画像を確保するとともに、作業効率が高く、か
つ小型化し得る作像装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、装置本体に装填された収納容器から、この
収納容器内に収納された記録媒体を画像形成部に給送し
て画像を記録する作像装置において、前記記録媒体の一
定方向の曲りのみ許容して案内する搬送路が設けられる
とともに、該記録媒体はその作像面が前記曲りの内側を
向いた状態で前記搬送路に沿って搬送されることを特徴
とする作像装置である。
の本発明は、装置本体に装填された収納容器から、この
収納容器内に収納された記録媒体を画像形成部に給送し
て画像を記録する作像装置において、前記記録媒体の一
定方向の曲りのみ許容して案内する搬送路が設けられる
とともに、該記録媒体はその作像面が前記曲りの内側を
向いた状態で前記搬送路に沿って搬送されることを特徴
とする作像装置である。
【0012】
【作用】このように構成した本発明にあっては、収納容
器に収納された記録媒体は、1枚ずつ給紙され、画像形
成部に向けて搬送路を通って搬送される。
器に収納された記録媒体は、1枚ずつ給紙され、画像形
成部に向けて搬送路を通って搬送される。
【0013】ここで、記録媒体は、搬送路の曲りの内側
の面が作像面となっているので、曲りの外側の部分およ
び作像面がこすれることなく送られる。このように、搬
送路の曲りの方向が常に一定であるため、記録媒体は、
作像面にきず等のダメージを受けることなく搬送され
る。
の面が作像面となっているので、曲りの外側の部分およ
び作像面がこすれることなく送られる。このように、搬
送路の曲りの方向が常に一定であるため、記録媒体は、
作像面にきず等のダメージを受けることなく搬送され
る。
【0014】しかも、記録媒体のカール方向に対して、
常に一定の方向に曲って搬送されることになるため、搬
送作業の信頼性が向上する。
常に一定の方向に曲って搬送されることになるため、搬
送作業の信頼性が向上する。
【0015】また、上記のように、搬送路にて作像面が
こすれることなく搬送され、作像面はダメージを受けに
くいものとなるため、搬送路の曲りの半径を小さくして
装置の小型化が図られる。このため、装置を大型化する
ことなく、搬送路は、画像形成部の搬送方向前後とも記
録媒体の長手方向長さ以上の長さを確保することが可能
となる。したがって、収納容器等との接触により作像中
の記録媒体が外乱を受けることなく、記録媒体上に良質
な画像が形成される。
こすれることなく搬送され、作像面はダメージを受けに
くいものとなるため、搬送路の曲りの半径を小さくして
装置の小型化が図られる。このため、装置を大型化する
ことなく、搬送路は、画像形成部の搬送方向前後とも記
録媒体の長手方向長さ以上の長さを確保することが可能
となる。したがって、収納容器等との接触により作像中
の記録媒体が外乱を受けることなく、記録媒体上に良質
な画像が形成される。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の作像装置の一実施例に係るレ
ーザープリンタの全体構成を示す概略断面図である。
明する。図1は、本発明の作像装置の一実施例に係るレ
ーザープリンタの全体構成を示す概略断面図である。
【0017】このレーザープリンタは、内部を暗箱状態
に形成された装置本体21内に、主に、収納容器として
のマガジン2、給紙手段3、搬送ローラ4、搬送路5、
画像形成部6、作像手段7、および現像手段8が、それ
ぞれ図1に示したように配設されている。
に形成された装置本体21内に、主に、収納容器として
のマガジン2、給紙手段3、搬送ローラ4、搬送路5、
画像形成部6、作像手段7、および現像手段8が、それ
ぞれ図1に示したように配設されている。
【0018】マガジン2は、装置本体21内の最下部に
交換自在に装填され、未露光の記録媒体としての感光性
の記録シート1を複数枚積層して収納したものである。
このマガジン2は、上面を遮光性のカバー部材としての
マガジンカバーで覆い、巻取ローラ22により必要に応
じて自動的に開口部を開放したり遮蔽したりするように
構成されている。
交換自在に装填され、未露光の記録媒体としての感光性
の記録シート1を複数枚積層して収納したものである。
このマガジン2は、上面を遮光性のカバー部材としての
マガジンカバーで覆い、巻取ローラ22により必要に応
じて自動的に開口部を開放したり遮蔽したりするように
構成されている。
【0019】前記マガジン2の上方には、この中に収納
された記録シート1を1枚ずつ給紙するためのバキュー
ム方式の給紙手段3が設けられている。この給紙手段3
は、図示のように、真空吸着盤3aがアームの先端に取
り付けられ、このアームが支軸3bを中心に矢印で示す
ように揺動し、前記真空吸着盤3aにより最上部の記録
シート1を吸着して前記搬送路5の入口部に接離可能に
配置された搬送ローラ4の間に送り込むように構成され
る。
された記録シート1を1枚ずつ給紙するためのバキュー
ム方式の給紙手段3が設けられている。この給紙手段3
は、図示のように、真空吸着盤3aがアームの先端に取
り付けられ、このアームが支軸3bを中心に矢印で示す
ように揺動し、前記真空吸着盤3aにより最上部の記録
シート1を吸着して前記搬送路5の入口部に接離可能に
配置された搬送ローラ4の間に送り込むように構成され
る。
【0020】この搬送ローラ4は、駆動ローラである下
ローラと従動ローラである上ローラとから構成され、上
ローラは下ローラに対して接離可能に移動自在となって
おり、その解放状態において前記給紙手段3でピックア
ップされた1枚の記録シート1の先端が挿入され、次い
で圧接状態においてくわえ込んだ該記録シート1を前記
搬送路5を通って画像形成部6に送るようになってい
る。
ローラと従動ローラである上ローラとから構成され、上
ローラは下ローラに対して接離可能に移動自在となって
おり、その解放状態において前記給紙手段3でピックア
ップされた1枚の記録シート1の先端が挿入され、次い
で圧接状態においてくわえ込んだ該記録シート1を前記
搬送路5を通って画像形成部6に送るようになってい
る。
【0021】搬送路5は、前記記録シート1の一定方向
の曲りのみ許容して案内する搬送ガイド板を有してお
り、該記録シート1はその作像面が前記曲りの内側を向
いた状態で前記搬送路5に沿って搬送されるように構成
されている。したがって、現像手段8を経て排紙される
まで前記曲りの外側の搬送ガイド板および作像面がこす
れることなく搬送される。
の曲りのみ許容して案内する搬送ガイド板を有してお
り、該記録シート1はその作像面が前記曲りの内側を向
いた状態で前記搬送路5に沿って搬送されるように構成
されている。したがって、現像手段8を経て排紙される
まで前記曲りの外側の搬送ガイド板および作像面がこす
れることなく搬送される。
【0022】画像形成部6は、図1に示したように、複
数の送りローラを有している。前記搬送路5に沿ってこ
の画像形成部6まで搬送されてきた記録シート1は、前
記作像手段7によって潜像が形成される。ここで、図示
しない半導体レーザー光源を有する光学ユニットからな
る作像手段7は、記録シート1の幅方向にレーザービー
ムLを照射して走査することで作像し、画像形成部6の
送りローラが該レーザービーム走査と同期した一定速度
で前記記録シート1を搬送する。
数の送りローラを有している。前記搬送路5に沿ってこ
の画像形成部6まで搬送されてきた記録シート1は、前
記作像手段7によって潜像が形成される。ここで、図示
しない半導体レーザー光源を有する光学ユニットからな
る作像手段7は、記録シート1の幅方向にレーザービー
ムLを照射して走査することで作像し、画像形成部6の
送りローラが該レーザービーム走査と同期した一定速度
で前記記録シート1を搬送する。
【0023】また、前述のように、搬送ガイド板と作像
面とがこすれることがなく搬送されるので記録シート1
の作像面はきず等のダメージを受けにくいものとなり、
搬送路5の曲りの半径を小さくして装置の小型化が図ら
れている。このため、装置を大型化することなく、搬送
路5は、画像形成部6の搬送方向前後とも記録シート1
の長手方向長さ以上の長さを確保することが可能とな
る。したがって、マガジン2や後述する現像手段8との
接触で、作像中の記録シート1が外乱を受けないように
構成されている。また、前記搬送ローラ4も、作像中は
接触外乱を与えないよう解放状態に設定される。
面とがこすれることがなく搬送されるので記録シート1
の作像面はきず等のダメージを受けにくいものとなり、
搬送路5の曲りの半径を小さくして装置の小型化が図ら
れている。このため、装置を大型化することなく、搬送
路5は、画像形成部6の搬送方向前後とも記録シート1
の長手方向長さ以上の長さを確保することが可能とな
る。したがって、マガジン2や後述する現像手段8との
接触で、作像中の記録シート1が外乱を受けないように
構成されている。また、前記搬送ローラ4も、作像中は
接触外乱を与えないよう解放状態に設定される。
【0024】現像手段8では、画像露光された記録シー
ト1が熱現像され、所定の画像形成を完了する。また、
排紙トレイ10が設けられており、排紙部9から排出さ
れる画像形成が完了した記録シート1が載置されるよう
になっている。
ト1が熱現像され、所定の画像形成を完了する。また、
排紙トレイ10が設けられており、排紙部9から排出さ
れる画像形成が完了した記録シート1が載置されるよう
になっている。
【0025】次に、本実施例の作用を説明する。まず、
巻取ローラ22が図示しない駆動手段により回転されな
がら後方に移動することにより、装置本体21内に装填
されたマガジン2の上面を覆うマガジンカバーが巻き取
られ、マガジン2の開口部が開放される。
巻取ローラ22が図示しない駆動手段により回転されな
がら後方に移動することにより、装置本体21内に装填
されたマガジン2の上面を覆うマガジンカバーが巻き取
られ、マガジン2の開口部が開放される。
【0026】マガジン2に収納された記録シート1は、
給紙手段3により、一番上の1枚だけが前記開口部から
取り出され、持ち上げられる。次いで、1枚に分離され
た記録シート1は、圧接・解放が可能な搬送ローラ4に
より画像形成部6の方向へ搬送路5を通って送られる。
給紙手段3により、一番上の1枚だけが前記開口部から
取り出され、持ち上げられる。次いで、1枚に分離され
た記録シート1は、圧接・解放が可能な搬送ローラ4に
より画像形成部6の方向へ搬送路5を通って送られる。
【0027】ここで、記録シート1は、搬送路5の曲り
の内側の面が作像面となっているので、曲りの外側の搬
送ガイド板と作像面とがこすれることなく送られる。こ
のように、搬送路5の曲りの方向が現像されるまで一定
であるため、記録シート1は、作像面にきず等のダメー
ジを受けることなく搬送される。
の内側の面が作像面となっているので、曲りの外側の搬
送ガイド板と作像面とがこすれることなく送られる。こ
のように、搬送路5の曲りの方向が現像されるまで一定
であるため、記録シート1は、作像面にきず等のダメー
ジを受けることなく搬送される。
【0028】画像形成部6に搬送された記録シート1
は、作像手段7からレーザービームLが照射されて幅方
向に走査されつつ、これに同期して画像形成部6の送り
ローラにより搬送されることにより、画像露光される。
なお、連続的な作像を行う場合は、1枚目の作像作業中
に、次の記録シートを搬送路5の途中まで搬送させてお
くようになっており、これにより作像作業時間が短縮さ
れる。
は、作像手段7からレーザービームLが照射されて幅方
向に走査されつつ、これに同期して画像形成部6の送り
ローラにより搬送されることにより、画像露光される。
なお、連続的な作像を行う場合は、1枚目の作像作業中
に、次の記録シートを搬送路5の途中まで搬送させてお
くようになっており、これにより作像作業時間が短縮さ
れる。
【0029】また、搬送ガイド板と作像面とがこすれる
ことがなく搬送されるので作像面はダメージを受けにく
いものとなり、搬送路5の曲りの半径を小さくして装置
の小型化が図られる。このため、装置を大型化すること
なく、搬送路5は、画像形成部6の搬送方向前後とも記
録シート1の長手方向長さ以上の長さを確保することが
可能となる。したがって、マガジン2や現像手段8等と
の接触により作像中の記録シート1が外乱を受けること
なく、記録シート1の画像露光が行われる。
ことがなく搬送されるので作像面はダメージを受けにく
いものとなり、搬送路5の曲りの半径を小さくして装置
の小型化が図られる。このため、装置を大型化すること
なく、搬送路5は、画像形成部6の搬送方向前後とも記
録シート1の長手方向長さ以上の長さを確保することが
可能となる。したがって、マガジン2や現像手段8等と
の接触により作像中の記録シート1が外乱を受けること
なく、記録シート1の画像露光が行われる。
【0030】そして、画像露光された記録シート1は、
現像手段8に送られ、熱現像された後、排紙部9から排
紙トレイ10に向けて送られ排出される。
現像手段8に送られ、熱現像された後、排紙部9から排
紙トレイ10に向けて送られ排出される。
【0031】このように、本実施例のレーザープリンタ
は、記録シート1の一定方向の曲りのみ許容して案内す
る搬送路5が設けられるとともに、該記録シート1はそ
の作像面が前記曲りの内側を向いた状態で前記搬送路5
に沿って搬送されるようにしたので、曲りの外側の搬送
ガイド板と作像面とのこすれが回避できる。したがっ
て、記録シート1は、作像面にきず等のダメージを受け
ることなく搬送されるため、良質な画像を得ることがで
きる。
は、記録シート1の一定方向の曲りのみ許容して案内す
る搬送路5が設けられるとともに、該記録シート1はそ
の作像面が前記曲りの内側を向いた状態で前記搬送路5
に沿って搬送されるようにしたので、曲りの外側の搬送
ガイド板と作像面とのこすれが回避できる。したがっ
て、記録シート1は、作像面にきず等のダメージを受け
ることなく搬送されるため、良質な画像を得ることがで
きる。
【0032】しかも、記録シート1のカール方向に対し
て、常に一定の方向に曲って搬送されることになるた
め、搬送作業の信頼性が向上する。特に、記録シートに
ロールのシートを使用した場合、巻きぐせの方向と搬送
路5の曲りの方向とを合わせるとよい。
て、常に一定の方向に曲って搬送されることになるた
め、搬送作業の信頼性が向上する。特に、記録シートに
ロールのシートを使用した場合、巻きぐせの方向と搬送
路5の曲りの方向とを合わせるとよい。
【0033】また、記録シート1の作像面は、きず等の
ダメージを受けにくいものとなるため搬送路5の曲りの
半径を小さくでき、装置の小型化を図ることができる。
このため、装置を大型化することなく、画像形成部6の
搬送方向前後とも記録シート1の長手方向長さ以上の長
さを確保することが可能となる。したがって、マガジン
2や現像手段8等との接触により作像中の記録シート1
が外乱を受けることが防止され、高画質な画像を得るこ
とができる。
ダメージを受けにくいものとなるため搬送路5の曲りの
半径を小さくでき、装置の小型化を図ることができる。
このため、装置を大型化することなく、画像形成部6の
搬送方向前後とも記録シート1の長手方向長さ以上の長
さを確保することが可能となる。したがって、マガジン
2や現像手段8等との接触により作像中の記録シート1
が外乱を受けることが防止され、高画質な画像を得るこ
とができる。
【0034】さらに、従来のように記録シートの搬送中
にスイッチバック等の動作をすることがなく、記録シー
トは一方向の搬送のみ行われるため、搬送時間が短くて
済み作像作業の効率がきわめて向上する。
にスイッチバック等の動作をすることがなく、記録シー
トは一方向の搬送のみ行われるため、搬送時間が短くて
済み作像作業の効率がきわめて向上する。
【0035】図2は、本発明の作像装置の別の実施例を
示す概略断面図である。図1と共通する部材については
同一の符号を付し、その説明を一部省略する(以下の実
施例において同様とする)。この実施例では、現像手段
を内蔵しておらず、その代わりに画像露光済みの記録シ
ート1を収納するレシーブマガジン11が設けられてお
り、このように構成しても上記実施例と同様の効果を奏
することができる。
示す概略断面図である。図1と共通する部材については
同一の符号を付し、その説明を一部省略する(以下の実
施例において同様とする)。この実施例では、現像手段
を内蔵しておらず、その代わりに画像露光済みの記録シ
ート1を収納するレシーブマガジン11が設けられてお
り、このように構成しても上記実施例と同様の効果を奏
することができる。
【0036】また、画像形成部6と作像手段7とが一体
構造となっており、このため作像中の記録シート1と作
像手段7との位置合わせが、容易に、しかもより正確に
できるという利点を有している。なお、現像手段7は、
レーザービーム方式に限定されるものではなく、例え
ば、LEDアレイやCRT装置などの別方式のものでも
よい。
構造となっており、このため作像中の記録シート1と作
像手段7との位置合わせが、容易に、しかもより正確に
できるという利点を有している。なお、現像手段7は、
レーザービーム方式に限定されるものではなく、例え
ば、LEDアレイやCRT装置などの別方式のものでも
よい。
【0037】図3は、搬送路5が、画像形成部6におい
て作像中の記録シート1がマガジン2や現像手段8等と
接触しないような搬送路長を有し、なおかつ装置を小型
化するのに効果的な各機器の配置および搬送路の設定を
図ったさらに別の実施例を示す概略断面図である。
て作像中の記録シート1がマガジン2や現像手段8等と
接触しないような搬送路長を有し、なおかつ装置を小型
化するのに効果的な各機器の配置および搬送路の設定を
図ったさらに別の実施例を示す概略断面図である。
【0038】この実施例の場合は、特に、記録シート1
は、マガジン2の下方を通過して搬送されるように構成
されている。したがって、搬送路5は、前記マガジン2
の周囲をほぼ3面以上囲むように構成されているので、
非常に長い搬送路長が簡単に確保でき、従来のように、
搬送路長を取るために装置全体が大型化する事態をきわ
めて効果的に防止できる。
は、マガジン2の下方を通過して搬送されるように構成
されている。したがって、搬送路5は、前記マガジン2
の周囲をほぼ3面以上囲むように構成されているので、
非常に長い搬送路長が簡単に確保でき、従来のように、
搬送路長を取るために装置全体が大型化する事態をきわ
めて効果的に防止できる。
【0039】図4は、図3に示される搬送路と同様な搬
送路を有し、現像手段の代わりに画像露光済みの記録シ
ート1を収納するレシーブマガジン11が設けられた実
施例を示す概略断面図、図5は、装置本体21の上部
に、別体となった現像機を載置するだけで接続できるよ
うに構成した実施例を示す概略断面図、図6は、図3に
示される搬送路を若干変更した実施例を示す概略断面図
である。
送路を有し、現像手段の代わりに画像露光済みの記録シ
ート1を収納するレシーブマガジン11が設けられた実
施例を示す概略断面図、図5は、装置本体21の上部
に、別体となった現像機を載置するだけで接続できるよ
うに構成した実施例を示す概略断面図、図6は、図3に
示される搬送路を若干変更した実施例を示す概略断面図
である。
【0040】いずれも、図3に示した実施例と同様な効
果を奏することが可能である。搬送路5がマガジン2を
3面以上囲む構成は、これらに限定されるものではな
く、この他にも種々考えられ、同様な効果を得ることが
できる。
果を奏することが可能である。搬送路5がマガジン2を
3面以上囲む構成は、これらに限定されるものではな
く、この他にも種々考えられ、同様な効果を得ることが
できる。
【0041】なお、以上説明した実施例は、本発明の理
解を容易にするために記載されたものであって、本発明
を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記実施例に開示された各要素は、本発明の技術的
範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨であ
る。
解を容易にするために記載されたものであって、本発明
を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記実施例に開示された各要素は、本発明の技術的
範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨であ
る。
【0042】たとえば、上述した実施例では、現像手段
8は熱現像タイプのものとしたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、湿式現像機を使用して湿式タイプ
の記録シートに画像を形成する作像装置にも適用可能で
ある。また、現像手段を定着部、作像部を電子写真等の
作像系とすれば、銀塩感材に限られず、種々の記録媒体
に画像を形成する作像装置にも適用することができる。
8は熱現像タイプのものとしたが、これに限定されるも
のではなく、例えば、湿式現像機を使用して湿式タイプ
の記録シートに画像を形成する作像装置にも適用可能で
ある。また、現像手段を定着部、作像部を電子写真等の
作像系とすれば、銀塩感材に限られず、種々の記録媒体
に画像を形成する作像装置にも適用することができる。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように本発明の作像装置は、
記録媒体の一定方向の曲りのみ許容して案内する搬送路
が設けられるとともに、該記録媒体はその作像面が前記
曲りの内側を向いた状態で前記搬送路に沿って搬送され
るようにしたので、該搬送路の曲りの外側の部分と前記
記録媒体の作像面との間のこすれを回避することができ
る。
記録媒体の一定方向の曲りのみ許容して案内する搬送路
が設けられるとともに、該記録媒体はその作像面が前記
曲りの内側を向いた状態で前記搬送路に沿って搬送され
るようにしたので、該搬送路の曲りの外側の部分と前記
記録媒体の作像面との間のこすれを回避することができ
る。
【0044】したがって、記録媒体は、作像面にきず等
のダメージを受けることなく搬送されるため、良質な画
像を得ることができる。しかも、記録媒体のカール方向
に対して、常に一定の方向に曲って搬送されることにな
るため、搬送作業の信頼性が向上する。
のダメージを受けることなく搬送されるため、良質な画
像を得ることができる。しかも、記録媒体のカール方向
に対して、常に一定の方向に曲って搬送されることにな
るため、搬送作業の信頼性が向上する。
【0045】また、記録媒体の作像面は、きず等のダメ
ージを受けにくいものとなるため搬送路の曲りの半径を
小さくでき、装置の小型化を図ることができる。このた
め、装置を大型化することなく、画像形成部の搬送方向
前後とも記録媒体の長手方向長さ以上の長さを確保する
ことが可能となる。したがって、収納容器等との接触に
より作像中の記録媒体が外乱を受けることが防止され、
高画質な画像を得ることができる。
ージを受けにくいものとなるため搬送路の曲りの半径を
小さくでき、装置の小型化を図ることができる。このた
め、装置を大型化することなく、画像形成部の搬送方向
前後とも記録媒体の長手方向長さ以上の長さを確保する
ことが可能となる。したがって、収納容器等との接触に
より作像中の記録媒体が外乱を受けることが防止され、
高画質な画像を得ることができる。
【0046】さらに、従来のように記録媒体の搬送中に
スイッチバック等の動作をすることがなく、記録媒体は
一方向の搬送のみ行われるため、搬送時間が短くて済み
作像作業の効率がきわめて向上する。
スイッチバック等の動作をすることがなく、記録媒体は
一方向の搬送のみ行われるため、搬送時間が短くて済み
作像作業の効率がきわめて向上する。
【図1】 本発明の作像装置の一実施例に係るレーザー
プリンタの全体構成を示す概略断面図である。
プリンタの全体構成を示す概略断面図である。
【図2】 本発明の作像装置の別の実施例を示す概略断
面図である。
面図である。
【図3】 本発明の作像装置のさらに別の実施例を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図4】 本発明の作像装置のさらに別の実施例を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図5】 本発明の作像装置のさらに別の実施例を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
【図6】 本発明の作像装置のさらに別の実施例を示す
概略断面図である。
概略断面図である。
1…記録シート(記録媒体)、 2…マガジン
(収納容器)、3…給紙手段、
4…搬送ローラ、5…搬送路、
6…画像形成部、7…作像手段、
8…現像手段、9…排紙部、
10…排紙トレイ。
(収納容器)、3…給紙手段、
4…搬送ローラ、5…搬送路、
6…画像形成部、7…作像手段、
8…現像手段、9…排紙部、
10…排紙トレイ。
Claims (1)
- 【請求項1】 装置本体に装填された収納容器から、こ
の収納容器内に収納された記録媒体を画像形成部に給送
して画像を記録する作像装置において、 前記記録媒体の一定方向の曲りのみ許容して案内する搬
送路が設けられるとともに、該記録媒体はその作像面が
前記曲りの内側を向いた状態で前記搬送路に沿って搬送
されることを特徴とする作像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5350525A JPH07195776A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 作像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5350525A JPH07195776A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 作像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07195776A true JPH07195776A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18411093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5350525A Pending JPH07195776A (ja) | 1993-12-29 | 1993-12-29 | 作像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07195776A (ja) |
-
1993
- 1993-12-29 JP JP5350525A patent/JPH07195776A/ja active Pending
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