JPH07195732A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

Info

Publication number
JPH07195732A
JPH07195732A JP33554793A JP33554793A JPH07195732A JP H07195732 A JPH07195732 A JP H07195732A JP 33554793 A JP33554793 A JP 33554793A JP 33554793 A JP33554793 A JP 33554793A JP H07195732 A JPH07195732 A JP H07195732A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
correction
scanning direction
dot
pixel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP33554793A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikinori Kurata
実記徳 倉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP33554793A priority Critical patent/JPH07195732A/ja
Publication of JPH07195732A publication Critical patent/JPH07195732A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は記録装置に係り、特にフレームメモ
リの容量を増加することなく、また高密度な印字ヘッド
を使用することなく、主走査方向の分解能を向上し、優
れた印字品質の記録装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明は、主走査方向にアレー状の画像形成
素子を有する記録装置において、フレームメモリに記憶
されたビデオデータの連続する3ラインのデータを選択
し、補正回路13へ出力し、補正回路13内で、例えば
3×3のドットデータの中心ドットデータを補正するも
のであり、特定パターンに対して予め設定された補正情
報に基づいて補正値を出力する。特に、実質的に印字ヘ
ッドの主走査方向に対する印字密度を高密度化する様な
補正情報を用いることにより擬似的に印字ヘッドの分解
能を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LEDプリンタ、LC
Sプリンタ等の主走査方向にアレー状のヘッドを有する
記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホスト機器であるパーソナルコンピュー
タ等から出力される印字情報に基づいて記録紙へ印字を
行う記録装置として、例えばLEDプリンタやLCSプ
リンタ等の記録装置が知られている。
【0003】図19(a)は記録装置として、ホストコ
ンピュータに接続された上述のプリンタの基本構成を示
す。同図(a)において、プリンタ装置1はプリンタコ
ントローラ1a、エンジンコントローラ1b、PPCエ
ンジン1cで構成され、プリンタコントローラ1aは、
不図示のCPU、ROM、RAM、キャラクタジェネレ
ータ、フレームメモリ等を内蔵し、ホストコンピュータ
2から出力される印字情報を、例えばセントロニクスイ
ンターフェイスを介して入力する。プリンタコントロー
ラ1aは、ホストコンピュータ2から出力される印字情
報を解析し、文字コードはキャラクタジェネレータで対
応するパターンデータに変換し、各種コマンドに対して
は対応する処理を実行する。このような処理を繰り返す
ことにより、フレームメモリに用紙1頁分のパターンデ
ータ(ドットデータ)を記憶する。エンジンコントロー
ラ1bは、上述のフレームメモリに記憶したドットデー
タをPPCエンジン1cの一部を構成する印字ヘッドへ
出力し、不図示のPPC機構により記録紙に印字を行
う。尚、同図に示すPPCエンジン1cは印字ヘッドを
含むプリンタ装置1の画像形成機構全体を意味する。
【0004】また、図19(b)は、プリンタコントロ
ーラ1a内のフレームメモリに記憶されたビデオ信号を
LEDヘッド1c’へ出力するシステムを説明する図で
ある。また、図20はこの時のタイムチャートを示す。
両図において、エンジンコントローラ1bから水平同期
信号 外1 がプリンタコントローラ1aに出力され
【0005】
【外1】
【0006】ると、プリンタコントローラ1aは上述の
フレームメモリに記憶されたビデオ信号の中の1ライン
分のデータを示す有効信号 外2 をエンジンコントロ
ーラ1
【0007】
【外2】
【0008】bへ出力し、以後クロック信号 外3 に
同期してフレームメモリに記憶された
【0009】
【外3】
【0010】ビデオデータ(ドットデータ) 外4 を
エンジンコントローラ1bへ出力する
【0011】
【外4】
【0012】。すなわち、フレームメモリに記憶された
ドットデータの最上位が、例えばAラインであれば、先
ずAラインのドットデータをクロック信号 外5 に同
期して
【0013】
【外5】
【0014】順次エンジンコントローラ1bへ出力す
る。その後、エンジンコントローラ1bに供給されたA
ラインのドットデータは露光データとしてクロック信号
(DCLK)に同期してLEDヘッド1c’内のラッチ
へ出力され、一旦ラッチ信号(LAT)によりLEDヘ
ッド1c’内にラッチされた後、ストローブ信号 外6
の出力タイミングに従って不図示の感光体ドラムの感光
面に露光される。
【0015】
【外6】
【0016】以後、上述の如くPPCプロセスに従って
記録紙に印字するわけであるが、図22はこの時の、例
えば1ドットの印字処理を示す図である。すなわち、副
走査方向に移動する感光体に対して、主走査方向に配列
されたLED素子から書き込み周期TW (水平同期信号
外7 の出力周期)の例えば1/4の期間だけ露光
【0017】
【外7】
【0018】を行い、予め帯電された感光面にドットの
静電潛像を形成する。ここでAは露光開始時のドットの
位置、Bは露光終了時のドットの位置を示し、この間に
ドットは副走査方向に1/4DOP(ドットオブピッ
チ)移動する。そして、適当な現像バイアスが印加され
た現像器により1ドットを記録紙上(感光面)に顕像化
する。尚、現像バイアスレベルは形成される1ドットの
主走査方向の幅(1DOP)に対して副走査方向の幅が
同一になるように設定される。この処理により主走査方
向、副走査方向ともにフレームメモリに記憶された所定
の解像力の印字が行える。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ここで、記録装置の印
字品質を決定する要素である分解能を向上させる為に
は、個々の発光ドットの大きさを小さくする必要があ
る。すなわち、分解能を増す為には印字密度を240D
PIから300DPI、300DPIから400DPI
へと増加する必要があり、それに伴ってフレームメモリ
の容量を増加する必要もある。
【0020】但し、上述の副走査方向に対する印字密度
は、書き込み周期TW と感光体の移動速度Vで決定され
る為、副走査方向に対しての記録密度の向上は上記書き
込み周期TW の調整と感光体の移動速度Vの調整で可能
である。しかし、主走査方向の記録密度の向上は、上述
の様にフレームメモリの容量増加以外に手段はない。ま
た、主走査方向への高密度記録を行う為には、フレーム
メモリの容量増加だけでなく、LED等の記録素子を高
密度に形成した印字ヘッドも必要になる。
【0021】本発明は上記従来の問題点に鑑み、フレー
ムメモリの容量を増加することなく、また特に高密度な
印字ヘッドを使用することなく、主走査方向の分解能を
向上し、優れた印字品質の記録装置を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は、原記録
密度の画素集合画像に対応する画素定義データを主走査
方向の各ライン毎に複数ライン分記憶する記憶手段と、
所定の画素形状を有し、前記原記録密度に対応して主走
査方向にアレー状に配設され、対向する被記録手段に画
素形成作用を与える画素形成手段と、前記記憶手段に記
憶された複数ライン分の画素定義情報中の着目画素デー
タを前記記憶手段に記憶された隣接画素データに基づき
前記原画素密度よりも副走査方向に対して高密度な画素
データに補正する補正手段と、該補正手段により補正さ
れた高密度画素データに従って、前記画素形成手段の画
素形成作用時間を制御する制御手段とで構成され、予め
設定された補正規則に応じて副走査方向に対する高密度
画素を印字することによって、主走査方向の画素段差部
に対して疑似的に段差補正を行うものである。
【0023】
【作 用】本発明は、主走査方向にアレー状の画像形成
素子を有する記録装置において、記憶手段に連続する画
素データを複数ライン分記憶し、補正手段により前記記
憶手段に記憶された隣接画素データに基づき、該隣接画
素データの中心ドットデータを補正し、この補正の際、
該補正手段に実質的に印字ヘッドの主走査方向に対する
印字密度を高密度化する様な補正情報を用い、擬似的に
印字ヘッドの分解能を向上させるものである。
【0024】
【実 施 例】以下、本発明の一実施例について図面を
参照しながら説明する。本実施例は記録装置としてプリ
ンタ装置の例を説明するものであり、特に図示しない
が、プリンタ装置は所謂画像形成部と、用紙を給紙する
為の用紙搬送機構と、プリンタコントローラ及びエンジ
ンコントローラ等の制御部で構成されている。画像形成
部は感光体ドラムや帯電器、画素形成手段としての印字
ヘッド、現像器、転写器等で構成され、用紙搬送機構
は、所定量の用紙を収納する給紙カセット、給紙カセッ
トから用紙を搬出する給紙コロ、待機ロール等で構成さ
れている。
【0025】制御部はプリンタコントローラ、エンジン
コントローラ、PPCエンジンで構成され、図2はその
システム構成を示す図である。尚、同図において、LE
Dヘッド5はPPCエンジンの中に含まれる装置であ
り、PPCエンジンは他に、上述の感光体ドラム、帯電
器、現像器等を含む。
【0026】プリンタコントローラ3は、不図示のCP
U、ROM、RAM、キャラクタジェネレータ、フレー
ムメモリ等を内蔵し、エンジンコントローラ4はプリン
タコントローラ3から出力されるビデオデータに後述す
る補正を行う回路を内蔵し、その補正データをLEDヘ
ッド5へ出力する。尚、同図に示す水平同期信号 外8
、有効信号 外9 、クロック信号 外10 、ビデ
オ信号 外11 、ラ
【0027】
【外8】
【0028】
【外9】
【0029】
【外10】
【0030】
【外11】
【0031】ッチ信号(LAT)、ストローブ信号 外
12 は前述の図19の(b)で説明
【0032】
【外12】
【0033】した信号の意味と同じである。図1は、上
述のエンジンコントローラ4の詳しい回路構成を説明す
る図である。同図に示すように、エンジンコントローラ
4はデバイダ7と、デバイダ7によって振り分けられた
ビデオデータが供給される記憶手段としての4個のライ
ンバッファ8〜11と、4個のラインバッファ8〜11
の中から3個のラインバッファの出力を選択するセレク
タ12と、選択した3個のラインバッファのデータから
補正データを作成する補正手段としての補正回路13
と、補正回路13で補正されたビデオデータが供給され
るラインバッファ14、15と、補正回路13の出力又
はラインバッファ14、15の出力を選択するセレクタ
16、及び上述のデバイダ7やセレクタ12、16、補
正回路13等へ制御信号を出力する制御回路17で構成
されている。
【0034】ラインバッファ8〜11は各々同容量のバ
ッファで構成され、シリアルに入力するビデオデータを
順次シフトし、各々1ライン分のビデオ信号を保持でき
る。また、ラインバッファ14、15の構成も同じであ
り、シリアルに入力する補正データを順次シフトし、各
々1ライン分の補正データを保持できる。
【0035】一方、補正回路13は、3ライン分のビデ
オ信号の中で後述する方法で3×3のドットデータを選
択し、その真ん中に位置するビデオ信号に補正を施す回
路である。例えば図3(イ)で説明すれば、同図(イ)
に示す3×3の9ドットのデータa〜iが選択された場
合、その真ん中に位置するドットeのデータを補正する
ものである。また、この補正値は補正回路13のロジッ
ク回路により定まり、補正回路13の構成は後述する
が、a〜iの3×3ドットのデータに従ってその補正値
は以下の様に定まる。
【0036】同図の(ロ)〜(リ)、及び図4の(ロ)
〜(リ)は上述の9ドットのデータa〜iの中の所定ド
ットを参照することにより得られる特定パターンの補正
値を示すものである。尚、図4に示す(イ)は図3に示
す(イ)と同様、ドットの位置を示すものである。ま
た、両図に示す(ロ)〜(リ)は、それぞれ3個の図で
構成されている。すなわち、それぞれ左側の図は補正回
路13での検出パターンを示し、中央の図は当該パター
ンに対する補正値を示し、右側の図はその補正結果を示
す。例えば、補正回路13に供給されるパターンデータ
が図3の(ロ)の例の場合、a、b、fが白データ
(尚、白データはデータ“0”を意味するものとする)
であり、d、e、iが黒データ(尚、黒データはデータ
“1”を意味するものとする)であり、この検出パター
ンの場合、真ん中のドットeは、副走査方向に3分割さ
れたデータe1〜e3として白、黒、黒(“0、1、
1”)のデータに補正される。尚、この時破線で囲まれ
たc,g,hのデータは、白データであろうと黒データ
であろうと、補正値の決定には関与しないことを意味す
る。
【0037】また、例えば図4の(ロ)の例の場合、
b、e、iが黒データであり、a、d、hが白データで
あり、この時、真ん中のドットeは白、黒、黒(“0、
1、1”)のデータに補正されることを示す。この場合
も上述と同様、破線で囲まれたc,f,gは補正値の決
定には関与しない。尚、他の例の場合も同様、図3及び
図4に示す(ハ)〜(リ)の検出パターンに対応した補
正値が出力される。
【0038】図5と図6は上述の補正回路13の具体的
な回路図であり、図5に示す回路13aの出力A〜I、
外13 が図6に示すロジック回路13bの対応する
入力
【0039】
【外13】
【0040】に供給される構成である。以下、具体的に
説明すると、図5の回路13aは3段構成のD形フリッ
プフロップ(以下単にF.Fという)が並列に3回路形
成されたものであり、前述のセレクタ12から出力され
るビデオデータ(以下、この回路へ出力されるビデオデ
ータをビデオデータ1〜ビデオデータ3という)を各ラ
イン毎に3ドット保持する。すなわち、F.F21−1
〜F.F21−3にラインバッファ8から出力された例
えばAラインのビデオデータの中の3ドットが保持され
る時、F.F22−1〜F.F22−3にはラインバッ
ファ9から出力されたBラインのビデオデータの対応す
る3ドットが保持され、F.F23−1〜F.F23−
3にラインバッファ10から出力されたCラインのビデ
オデータの対応する3ドットが保持される。
【0041】F.F21−1の出力A、 外14 、
F.F21−2の出力B、 外15
【0042】
【外14】
【0043】
【外15】
【0044】・・・、F.F23−3の出力I、 外1
6 は、図6のロジック回路13bの
【0045】
【外16】
【0046】対応する入力へ供給される。ロジック回路
13bは、アンドゲート(以下ANDゲートという)2
5〜32、及び33〜40と、ANDゲート25〜32
の出力が供給されるオアゲート(以下ORゲートとい
う)41、ANDゲート33〜40の出力が供給される
ORゲート42、及びイクスクルーシブORゲート(以
下EORゲートという)43、44で構成されている。
尚、このロジック回路13bの出力は補正されたデータ
e1〜e3(補正信号1〜3)として前述のセレクタ1
6、ラインバッファ14、15へ出力される。
【0047】尚、前述の様に、図3と図4に示した3×
3ドットの検出パターンに対する補正値は、上述の図5
と図6(補正回路13)により作成されるものであり、
具体的な回路動作は後述する。
【0048】以上の構成のページプリンタにおいて、以
下にその印字動作を説明する。図7は本実施例の記録装
置により記録処理を行う際の動作を説明するタイムチャ
ートである。同図において、先ず水平同期信号 外17
が前述の如くエンジ
【0049】
【外17】
【0050】ンコントローラ4からプリンタコントロー
ラ3へ出力されると、プリンタコントローラ3から有効
信号 外18 がエンジンコントローラ4へ出力される
のと同
【0051】
【外18】
【0052】時にエンジンコントローラ4へクロック信
号 外19 に同期してプリンタコン
【0053】
【外19】
【0054】トローラ3内のフレームメモリから1ライ
ン(先ずAライン)のビデオデータ外20 がエンジン
コントローラ4へ出力される。デバイダ7はこの時、制
御回
【0055】
【外20】
【0056】路17から出力される制御信号により、例
えばラインバッファ8を選択する。したがって、エンジ
ンコントローラ4へ供給されたビデオデータ 外21
は、先
【0057】
【外21】
【0058】ずラインバッファ8へ入力する。その後、
ラインバッファ8へビデオ信号がシリアルに順次供給さ
れ、1ライン分のビデオデータが全てラインバッファ8
に格納され、さらに所定時間が経過すると、同図に示す
書き込み周期TW 後、次の水平同期信号 外22 が出
力される。
【0059】
【外22】
【0060】次の水平同期信号がプリンタコントローラ
3へ出力されると、上述と同様にしてプリンタコントロ
ーラ3から有効信号 外23 が出力され、クロック信
号2
【0061】
【外23】
【0062】2 外24 に同期して次の1ライン(B
ライン)のビデオデータがエンジンコ
【0063】
【外24】
【0064】ントローラ4へ出力される。この時、デバ
イダ7は制御回路17から出力される制御信号により、
ラインバッファ9を選択しており、Bラインのビデオデ
ータはラインバッファ9へ供給される。
【0065】以後、同様の処理が順次繰り返えされ、プ
リンタコントローラ3から1ライン分のデータが出力さ
れる毎にデバイダ7は選択するラインバッファを8→9
→10→11→8・・・と切り換え、選択されたライン
バッファ8〜11に連続する4ラインのビデオデータを
保持する。
【0066】その後、上述の処理が繰り返えされ、例え
ば図7のIに示す如く、ラインバッファ11にラインn
のデータが保持された状態から新たなラインn+4のビ
デオデータが書き込まれた時、ラインバッファ8にはラ
インn+1のビデオデータが保持され、ラインバッファ
9にはラインn+2のビデオデータが保持され、ライン
バッファ10にはラインn+3のビデオデータが保持さ
れている。
【0067】この状態の時、セレクタ12はラインバッ
ファ8に保持されたラインn+1のビデオデータをビデ
オデータ1として補正回路13のF.F21−3へ出力
し、ラインバッファ9に保持されたラインn+2のビデ
オデータをビデオデータ2としてF.F22−3へ出力
し、ラインバッファ10に保持されたラインn+3のビ
デオデータをビデオデータ3としてF.F23−3へ出
力する。
【0068】一方、図7に示す領域IIは、書き込み周期
TW 毎の各ラインバッファ8〜11に保持されるライン
データの変化を示し、同領域IIに長幅で示したラインデ
ータが書き込み中のラインデータを示す。そして上記II
の状態の時、セレクタ12の選択により領域IIIに示す
書換え処理が行われていない3個のラインバッファが選
択され、当該3個のラインバッファに保持されたビデオ
データが上述のビデオデータ1〜3として補正回路13
へ出力される。
【0069】補正回路13は前述の様に、図3と図4に
示す補正パターンに従って、保持された3×3ドットの
中の真ん中のデータeを補正する。この補正回路13の
動作を具体的な印字例を用いて説明する図が図8〜図1
2である。図8は24×24で1文字を構成するフォン
トを用いた時の、例えば仮名文字「て」の補正処理を示
す図である。尚、同図(a)は補正前のフレームメモリ
に記憶されたドットデータの状態を示し、同図(b)は
補正後のドットデータの状態を示す。
【0070】以下、具体的な文字の補正方法を個々に説
明する。先ず、図9は、例えば図8に示す3×3ドット
のドットデータX1の中心ドットX1’を補正する例を
示す図であり、図9(a)が補正前のデータを示し、同
図(b)が補正後のデータを示す。この場合、補正前の
データから、図5の回路13aには、F.F21−1〜
F.F21−3に“0、1、1”のデータ、F.F22
−1〜F.F22−3に“0、0、1”のデータ、F.
F23−1〜F.F23−3に“0、0、0”のデータ
が保持されている。したがって、補正回路13bの検出
パターンは、図3の(ロ)〜(リ)及び図4の(ロ)〜
(リ)に示すいずれの状態でもなく、この場合には中心
ドットX1’の白データ(データ“0”)は補正後もそ
のまま白データ(データ“0”)となる。すなわち、こ
の場合には図6に示すロジック回路13bのANDゲー
ト25〜32、及びANDゲート33〜40の出力は全
て“0”であり、従ってORゲート41及び42の出力
は共に“0”である。またこの場合、入力Eにはデータ
“0”が供給される為、補正信号2がデータ“0”とな
り、EXORゲート43の出力である補正信号1、及び
EXORゲート44の出力である補正信号3も共に
“0”となる。したがって、図9(a)に示す3×3ド
ットのドットデータX1の中心ドットX1’は、同図
(b)に示す補正データx1 ’として出力される。具体
的には、補正信号1は図1に示すセレクタ16へ出力さ
れ、補正信号2はラインバッファ14へ出力され、補正
信号3はラインバッファ15へ出力される。
【0071】一方、図10は図8に示す3×3ドットの
ドットデータX2の中心ドットX2’を補正する例を示
す図であり、図10(a)が補正前のデータを示し、同
図(b)が補正後のデータを示す。この例の場合、補正
前のデータから、図5に示す回路13aのF.F21−
1〜F.F21−3には“0、1、0”が保持され、
F.F22−1〜F.F22−3には“0、1、1”が
保持され、F.F23−1〜F.F23−3には“0、
0、1”が保持されている。したがって、この時の検出
パターンは図4の(ロ)に示す検出パターンであり、こ
の時F.F21−1〜F.F23−3の端子Qからの出
力A〜Iは、“0、1、0、0、1、1、0、0、1”
であり、またF.F21−1〜F.F23−3の端子
外25 か
【0072】
【外25】
【0073】らの出力 外26 は、“1、0、1、
1、0、0、1、1、0”である。
【0074】
【外26】
【0075】したがって、この時、ロジック回路13b
のANDゲート25〜28、ANDゲート30〜40の
出力は“0”であるが、ANDゲート29の出力が
“1”となり、従ってORゲート41の出力は“1”、
ORゲート42の出力は“0”となる。また、この時、
入力Eのデータは“1”であるから、EXORゲート4
3の出力は“0”となり、EXORゲート44の出力は
“1”となる。すなわち、図10(a)の時(図8
(a)に示すX2の3×3ドットのドットデータの
時)、補正信号1が“0”、補正信号2が“1”、補正
信号3が“1”となり、3×3ドットのドットデータX
2の中心ドットX2’の補正データは、両図(b)に示
すx2 ’となる。
【0076】また、図11は図8に示す3×3ドットの
ドットデータX3の中心ドットX3’を補正する例を示
す図であり、前述と同様、図11(a)が補正前のデー
タを示し、同図(b)が補正後のデータを示す。この場
合、補正前のデータは、F.F21−1〜F.F21−
3に“1、1、1”として保持され、F.F22−1〜
F.F22−3に“1、1、1”として保持され、F.
F23−1〜F.F23−3に“0、1、0”として保
持されている。したがって、図3の(ロ)〜(リ)及び
図4の(ロ)〜(リ)に示す検出パターンには該当せ
ず、この場合には中心ドットX3’の黒データ(データ
“1”)は補正後もそのまま黒データ(データ“1”)
となる。すなわち、この場合にはロジック回路13bの
ANDゲート25〜32、及びANDゲート33〜40
の出力は全て“0”であり、従ってORゲート41及び
42の出力は共に“0”であり、入力Eにはデータ
“1”が供給される為、補正信号2がデータ“1”とな
り、EXORゲート43の出力である補正信号1、及び
EXORゲート44の出力である補正信号3も共に
“1”となる。したがって、図11(a)に示す3×3
ドットのドットデータX3の中心ドットX3’は、同図
(b)に示す補正データx3 ’として出力される。
【0077】さらに、図12は図8に示す3×3ドット
のドットデータX4の中心ドットX4’を補正する例を
示す図であり、同図(a)が補正前のデータを示し、同
図(b)が補正後のデータを示す。この場合、図5に示
す回路13bのF.F21−1〜F.F21−3は
“0、1、1”のデータを保持し、F.F22−1〜
F.F22−3は“0、0、1”のデータを保持し、及
びF.F23−1〜F.F23−3は“0、0、1”の
データを保持する。したがって、この時には図4に示す
パターン(ハ)の状態である。すなわち、この時F.F
21−1〜F.F23−3の端子Qからの出力A〜I
は、“0、1、1、0、0、1、0、0、1”であり、
またF.F21−1〜F.F23−3の端子 外27
からの出力 外2
【0078】
【外27】
【0079】8 は、“1、0、0、1、1、0、1、
1、0”である。したがって、ロジッ
【0080】
【外28】
【0081】ク回路13bのANDゲート25〜36、
ANDゲート38〜40の出力は“0”であるが、AN
Dゲート37の出力が“1”となり、ORゲート41の
出力は“0”、ORゲート42の出力は“1”となる。
また、この時、入力Eのデータは“0”であることか
ら、EXORゲート43の出力は“0”であり、EXO
Rゲート44の出力は“1”となる。したがって、補正
信号1は“0”、補正信号2は“0”、補正信号3は
“1”となり、3×3ドットのドットデータX4の中心
ドットX4’は、同図(b)に示すx4 ’の如く、補正
される。
【0082】以下、上述と同様にして補正処理を行い、
仮名文字「て」について全ての領域の補正処理を完了す
ると、前述の如く、補正データを含む図8(b)の状態
となる。尚、同図(b)の状態は実際に印字した状態を
示すものではなく、あくまでデータレベルの表示であ
る。
【0083】次に、上述の補正データに基づいて、実際
の印字処理を行う場合について説明する。図13は上述
の補正データ1〜3に基づきLEDヘッド4により印字
処理を行う時の露光量とドットの大きさとの関係を示す
図である。本実施例では従来例の場合と異なり、従来の
1ドットの形成処理を副走査方向に対応して1/3分割
して行っている為、LEDヘッド5からの露光も1/3
に分けて行う。すなわち、図13に示す如く従来の書き
込み周期TW を1/3に分割し、各期間の最初の例えば
1/4の期間(すなわち書き込み周期TW に対して1/
12の期間)補正信号1〜3に従った露光処理を行う。
尚、図13の例は補正データ1〜3が全て“1”である
場合の例であり、この場合にはLEDヘッド4から副走
査方向に移動する感光体ドラムに対して、図13に示す
タイミングでTW /12の時間ずつ3回の露光を行う。
感光体ドラムには露光が行われる毎に予め帯電された電
荷が除去され、帯電レベルの異なる静電潛像が形成さ
れ、現像器により所定の現像バイアスを印加して1ドッ
トを顕像化する。この時適切な現像バイアスレベルを設
定することにより、主走査方向と同じ幅のドットを形成
できる。
【0084】また、図14(a)は2ドット連続して印
字する例であり、同図(b)と(c)は1ドットを印字
した後、補正データ1〜3により次の1ドット全てを印
字しない場合の例であり、同図の(b)が2/3ドット
を印字する場合の例であり、同図の(c)が1/3ドッ
トを印字する場合の例である。例えば、2/3ドットの
黒印字(“1”)を補正する時は同図の(b)に示す如
く、その前のラインの印字処理でLEDヘッド5が(T
W /12)×3回の露光処理を行っており、その後さら
に2回の露光処理を連続する処理となる。したがって、
上述の現像バイアスレベルで現像処理を行い用紙Pに転
写処理を行うと、同図に示す如く5/3ドットの大きさ
のドット印字が行える。また、1/3ドットの黒印字
(“1”)を補正する時は同図の(c)に示す如く、そ
の前のラインの印字処理(TW /12)×3回に続い
て、その後さらに1回の露光処理を行い、同図に示す4
/3のドットの大きさの印字を行うことになる。尚、こ
のような処理は主に副走査方向への解像度の補正に有効
である。
【0085】一方、図15は上述の仮名文字「て」の一
部分について、具体的な範囲を示して補正箇所の印字を
説明する図である。特に、この場合には主走査方向に対
する解像度の補正に有効である。図15(a)は、図8
(b)に示す領域Yの拡大図である。図15(a)に示
す「A」は、主走査方向に配設されたLEDヘッド5内
の1個のLED素子を示し、「B」はその隣りのLED
素子を示す。
【0086】LED素子「A」について考えると、副走
査方向に移動する感光体ドラムに対して、同図(a)に
示すタイミングで露光、及び露光停止を繰り返す。すな
わち、同図(a)に示すA1〜A7の期間露光を継続
し、A8の期間露光を停止し、A9、A10の期間露光
を行い、A11、A12の期間露光を停止し、A13の
期間露光を行い、A14以降の期間露光を停止する。ま
た、上述の期間A1、A2等は、それぞれ前述の1/3
ドットを印字する期間に対応し、従って期間A1〜A7
では露光を継続しているので通常のドット印字として用
紙に印字される。すなわち、感光体ドラム上の対応する
位置の電荷は充分な露光により、帯電電荷は低下し、同
図(b)に示すバイアスレベルの現像器により反転現像
処理を行うと、充分なトナーが感光体ドラムに吸着し、
同図(c)に(イ)で示す様に、用紙に黒ドット印字を
行うことができる。
【0087】一方、期間A8においては、LED素子
「A」から露光が行われない為、対応する位置の露光量
は少ない。すなわち、次の期間A9、A10の期間に露
光が再開されても、露光量は積分値に対応する為、上述
と同じバイアスレベルの現像器により現像を行うと、露
光量の少ない領域では図15(c)の(ロ)に示す如
く、吸着するトナー量も少ない。すなわち、この位置に
対応する感光体ドラムには少ない量のトナーが吸着し、
対応する用紙位置には上述の(イ)の場合より薄い黒ド
ット印字となる。
【0088】さらに、期間A11、A12においては、
LED素子「A」から2回連続して露光が行われない
為、対応する位置の露光量は極めて少なく、次の期間A
13で露光が行われても、上述の如く露光量は積分値に
対応する為、吸着するトナー量も極めて少ない。すなわ
ち、この位置に対応する感光体ドラムには極めて少ない
トナーが吸着し、同図(c)の(ハ)に示す如く、対応
する用紙位置には所謂用紙の地汚れ程度のトナーしか付
着しない。
【0089】上述の様に、LED素子「A」の露光によ
り1本のラインとして印字する場合でも、上述の
(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ)(尚、(ニ)は白印
字))の如く、順次印字濃度を薄くすることにより主走
査方向に対して生じるドットの段差部を目立たない様に
することができる。
【0090】すなわち、同図(a)に示す様に1ドット
を1/3分割し、最初のドットでは期間A8のみ露光を
停止し、次のドットでは期間A11、A12で露光を停
止し、さらに次のドットでは露光を全く行わない様に制
御することで、主走査方向に対して生じるドットの段差
部を目立たなくすることができる。
【0091】尚、LED素子「B」については具体的に
示さないが、期間A11〜A13において1ドットを印
字し、期間A8、A9において2/3ドットを印字し、
期間A5において1/3ドットを印字するので、LED
素子「B」により作成されるラインについては上方のド
ットほど徐々に濃度が薄くなるので主走査方向に対して
徐々に左方向に曲がって見えるような線を擬似的に印字
することができる。したがって、本実施例では、図8に
示す仮名文字「て」の領域Yにおける湾曲線部が下方へ
いくに従って、段差がなく自然に右方向に曲がっている
ように印字することができる。
【0092】以上のように本実施例は、フレームメモリ
に記憶されたビデオデータの連続する3ラインのデータ
を4個のラインバッファ8〜11に保持し、データの書
換えが行われていない3個のラインバッファに保持され
たデータを補正回路13へ出力し、補正回路13に出力
された3×3のドットデータの中心ドットデータを補正
するものである。このことにより、フレームメモリの容
量を増すことなく、記録装置の印字品質を向上すること
ができる。
【0093】尚、本実施例では図5に示す回路13a、
及び図6に示すロジック回路13bで補正回路13を構
成したが、この回路構成に限定されるわけではなく、例
えば図16に示すROM46を使用し、補正回路として
も良い。すなわち、この場合にはセレクタ12で選択さ
れたビデオデータ1〜3を図17に示す回路のF.F5
7−3,F.F58−3,F.F59−3に各々出力し
た後、次段のF.F57−2,F.F57−1等へシフ
トし、ビデオデータ1〜3のデータに基づく出力A〜I
を図16に示すROM46へ出力する。このROM46
には入力するA〜Iのデータによって、前述の図3と図
4の(ロ)〜(リ)に示した、所定の特定パターン時に
予め設定された補正データ1〜3を出力する情報が記憶
されており、従ってこのように構成することによっても
補正回路へ出力された3×3のドットデータの真ん中の
データeを補正することができ、フレームメモリの容量
を増すことなく、記録装置の印字品質を改善することが
できる。
【0094】また、補正パターンについても前述の図
3、図4に限定されるわけではなく、図18に示す如
く、他の補正パターンを使用しても良い。また、本実施
例では黒印字をデータ“1”とし、白印字をデータ
“0”とし、データ“1”の時LEDヘッド5により露
光を行い、所謂反転現像方式による印字処理について説
明したが、本発明はデータ“0”の時露光を行う、所謂
正現像方式により印字処理を行う構成としても良い。
【0095】また、本実施例ではラインバッファ8〜1
1として4個のラインバッファを使用し、1ドットを副
走査方向に3分割して印字処理を行う構成としたが、さ
らに多くのラインバッファを用いて分割数を増す構成と
しても良い。このように構成すれば、さらに印字品質を
向上させることができる。
【0096】さらに、本実施例ではプリンタ装置につい
て説明したが、主走査方向に一度に印字処理を行う記録
装置であれば、同様に実施できる。
【0097】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
ればフレームメモリの記憶容量を増すこと無く、印字ヘ
ッドの主走査方向の分解能を実質的に向上させることが
できる。
【0098】また、印字ヘッドについても、特に印字素
子を高密度に形成した高密度素子を使用する必要がな
く、装置をコストアップすることなく記憶装置の印字品
質を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の記録装置のエンジンコントローラの
回路ブロック図である。
【図2】一実施例の記録装置のシステム構成図である。
【図3】特定パターンに対する補正値の例を示す図であ
る。
【図4】特定パターンに対する補正値の例を示す図であ
る。
【図5】補正回路の回路図である。
【図6】補正回路を構成するロジック回路である。
【図7】一実施例の記録装置の動作を説明するタイムチ
ャートである。
【図8】(a)、(b)は、具体的な文字について補正
を行った場合の例を示す図である。
【図9】(a)、(b)は、具体的な補正方法を説明す
る図である。
【図10】(a)、(b)は、具体的な補正方法を説明
する図である。
【図11】(a)、(b)は、具体的な補正方法を説明
する図である。
【図12】(a)、(b)は、具体的な補正方法を説明
する図である。
【図13】一実施例の記録装置により1ドットの印字処
理の例を示す図である。
【図14】(a)は一実施例の記録装置により2ドット
の印字処理を示す図である。(b)は一実施例の記録装
置により5/3ドットの印字処理を示す図である。
(c)は一実施例の記録装置により4/3ドットの印字
処理を示す図である。
【図15】(a)は、図8(b)の領域Yの補正ドット
構成を示す図である。(b)は、(a)のLED素子
「A」の露光量、及び現像器のバイアスレベルを示す図
である。(c)は、LED素子「A」により実際に露光
した場合の印字ドット状態を示す図である。
【図16】補正回路の変形例を示す回路図である。
【図17】補正回路の変形例を示す回路図である。
【図18】特定パターンに対する補正値の他の例を示す
図である。
【図19】(a)ホストコンピュータを含む記録装置の
システム構成図である。(b)記録装置のシステム構成
図である。
【図20】従来の記録装置の動作を説明するタイムチャ
ートである。
【図21】従来の記録装置による1ドットを印字処理を
説明する図である。
【符号の説明】
3 プリンタコントローラ 4 エンジンコントローラ 5 LEDヘッド 7 デバイダ 8〜11 ラインバッファ 12、16 セレクタ 13 補正回路 14、15 ラインバッファ 17 制御回路 21−1〜21−3、22−1〜22−3、23−1〜
23−3、57−1〜57−3、58−1〜58−3、
59−1〜59−3 F.F 25〜40 ANDゲート 41、42 ORゲート 43、44 EXORゲート 46 ROM
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41B 19/00 B41J 2/485 5/30 Z H04N 1/387 101

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原記録密度の画素集合画像に対応する画
    素定義データを主走査方向の各ライン毎に複数ライン分
    記憶する記憶手段と、 所定の画素形状を有し、前記原記録密度に対応して主走
    査方向にアレー状に配設され、対向する被記録手段に画
    素形成作用を与える画素形成手段と、 前記記憶手段に記憶された複数ライン分の画素定義情報
    中の着目画素データを前記記憶手段に記憶された隣接画
    素データに基づき前記原画素密度よりも副走査方向に対
    して高密度な画素データに補正する補正手段と、 該補正手段により補正された高密度画素データに従っ
    て、前記画素形成手段の画素形成作用時間を制御する制
    御手段とを有し、 予め設定された補正規則に応じて副走査方向に対する高
    密度画素を印字することによって、主走査方向の画素段
    差部に対して疑似的に段差補正を行うことを特徴とする
    記録装置。
JP33554793A 1993-12-28 1993-12-28 記録装置 Withdrawn JPH07195732A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33554793A JPH07195732A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33554793A JPH07195732A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07195732A true JPH07195732A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18289804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33554793A Withdrawn JPH07195732A (ja) 1993-12-28 1993-12-28 記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07195732A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5455681A (en) Low resolution grey level printing method from high resolution binary input file
JP2007193143A (ja) 画像形成装置およびその画像処理方法
JPH11161780A (ja) 画像サイズ変換装置及び方法並びに画像サイズ変換プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP3294071B2 (ja) 画像形成方法及び画像形成装置
JP5233851B2 (ja) 画像書き込み装置、画像形成装置、画像書き込み方法、画像書き込みプログラム及び記録媒体
US6344870B1 (en) Methods of providing lower resolution format data into higher resolution format
JP4465943B2 (ja) 画像補正方法及び画像補正装置
JP4557145B2 (ja) 画像書込装置
JPH07195732A (ja) 記録装置
JP2008070469A (ja) 光書き込み装置及び画像形成装置
JP2001245156A (ja) 画像形成装置
JP3990086B2 (ja) 画像データ処理装置
JP4977434B2 (ja) 画像書き込み装置及び画像形成装置
EP0620535B1 (en) Line printer for high density printing
JP4841188B2 (ja) 画像書込み装置及び画像形成装置
JP2001260422A (ja) 画像形成装置
US20030011617A1 (en) Smoothing method, smoothing circuit, image forming apparatus and display unit
JPH0615874A (ja) 記録装置
JP5402654B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体
JP2927494B2 (ja) 画像信号のパルス形成装置
JP2000037908A (ja) 画像形成装置
JP2002067380A (ja) 発光素子アレイ書き込み装置
JP3256365B2 (ja) 画像形成装置及びその方法
JP5777356B2 (ja) 画像形成装置、その主走査倍率補正方法、及び主走査倍率補正プログラム、並びに記録媒体
JP4004312B2 (ja) 画像データ処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20010306