JPH07195487A - 樹脂フィルム成形装置 - Google Patents
樹脂フィルム成形装置Info
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- JPH07195487A JPH07195487A JP5349388A JP34938893A JPH07195487A JP H07195487 A JPH07195487 A JP H07195487A JP 5349388 A JP5349388 A JP 5349388A JP 34938893 A JP34938893 A JP 34938893A JP H07195487 A JPH07195487 A JP H07195487A
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- Japan
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- die
- resin film
- resin
- roll
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- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ポリプロピレンやエチレン酢酸ビニル等の場
合であっても耳高のないフィルムやシートを成形する装
置の提供。 【構成】 T型押し出しダイ1であって、下方の部分7
a,8a が、樹脂押出口4付近に向かってそれぞれテーパ
ー状となっているTダイ1と、押し出された樹脂フィル
ム12を冷却するためのクーリングロール2と、クーリ
ングロール2との間に樹脂フィルム12を挟持して加圧
するためのニップロール3とを具備する樹脂フィルム成
形装置において、Tダイ1の樹脂押出口4下端と、クー
リングロール2及びニップロール3の当接部分5との間
に形成されるエアーギャップ6の長さが40〜90mm
であることを特徴とする、樹脂フィルム成形装置。
合であっても耳高のないフィルムやシートを成形する装
置の提供。 【構成】 T型押し出しダイ1であって、下方の部分7
a,8a が、樹脂押出口4付近に向かってそれぞれテーパ
ー状となっているTダイ1と、押し出された樹脂フィル
ム12を冷却するためのクーリングロール2と、クーリ
ングロール2との間に樹脂フィルム12を挟持して加圧
するためのニップロール3とを具備する樹脂フィルム成
形装置において、Tダイ1の樹脂押出口4下端と、クー
リングロール2及びニップロール3の当接部分5との間
に形成されるエアーギャップ6の長さが40〜90mm
であることを特徴とする、樹脂フィルム成形装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、エチレン酢酸ビニル等の合成樹脂からなるフ
ィルムやシートを成形するためのT型押し出しダイ(T
ダイ)と、樹脂フィルムを冷却するためのクーリングロ
ールと、該クーリングロールとの間に樹脂フィルムを挟
持して加圧するためのニップロールとを具備する樹脂フ
ィルム成形装置に関する。より詳しくは、本発明は、ポ
リプロピレンやエチレン酢酸ビニルのような従来はフィ
ルムに耳高(フィルム両端に生じるエッジビーズ)が生
じてしまっていた合成樹脂を用いてフィルムやシートを
成形するのに特に適した樹脂フィルム成形装置に関す
る。
ロピレン、エチレン酢酸ビニル等の合成樹脂からなるフ
ィルムやシートを成形するためのT型押し出しダイ(T
ダイ)と、樹脂フィルムを冷却するためのクーリングロ
ールと、該クーリングロールとの間に樹脂フィルムを挟
持して加圧するためのニップロールとを具備する樹脂フ
ィルム成形装置に関する。より詳しくは、本発明は、ポ
リプロピレンやエチレン酢酸ビニルのような従来はフィ
ルムに耳高(フィルム両端に生じるエッジビーズ)が生
じてしまっていた合成樹脂を用いてフィルムやシートを
成形するのに特に適した樹脂フィルム成形装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ポリエチレンやポリプロピレンのフィル
ムを成形する方法にはインフレーション法とTダイ法が
ある。このうちTダイ法はポリエチレン等のフィルムを
押し出し成形し、これを熱いうちに金属箔、セロハン
紙、クラフト紙等に重ねてロール加圧することによって
ラミネートして肥料袋、防湿袋等をつくるのに利用され
ており、さらに薬包材や食品包材等の包装材、各種樹脂
シート等の製造にも広範に使用されている。
ムを成形する方法にはインフレーション法とTダイ法が
ある。このうちTダイ法はポリエチレン等のフィルムを
押し出し成形し、これを熱いうちに金属箔、セロハン
紙、クラフト紙等に重ねてロール加圧することによって
ラミネートして肥料袋、防湿袋等をつくるのに利用され
ており、さらに薬包材や食品包材等の包装材、各種樹脂
シート等の製造にも広範に使用されている。
【0003】かかるTダイを改良して好適なフィルムを
効率よく製造する試みが種々提案されている。例えば、
本願発明の発明者による実用新案登録第1726281
号、実用新案登録第1603083号、実用新案登録第
1777587号、特許第1568629号、特許第1
631933号等である。これらの提案にかかる従来の
Tダイによれば、一般に透明性に優れたフィルムが得ら
れ、ポリエチレン等の特定の樹脂を用いれば厚みが均一
でかつ耳高も発生せず、ほぼ満足した製品が得られた。
効率よく製造する試みが種々提案されている。例えば、
本願発明の発明者による実用新案登録第1726281
号、実用新案登録第1603083号、実用新案登録第
1777587号、特許第1568629号、特許第1
631933号等である。これらの提案にかかる従来の
Tダイによれば、一般に透明性に優れたフィルムが得ら
れ、ポリエチレン等の特定の樹脂を用いれば厚みが均一
でかつ耳高も発生せず、ほぼ満足した製品が得られた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、Tダイ
法に使用する合成樹脂は非常に多様化してきており、高
・中・低密度ポリエチレン(PE)以外にも、ポリプロ
ピレン(PP)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、アイ
オノマー、LLDP、EVOH、EAA等様々な種類の
樹脂が使用されるようになってきた。また、オートクレ
ーブ法、チューブラー法等の樹脂の製造法によっても得
られる樹脂の特性は異なるので、この点でもTダイ法に
使用する合成樹脂の特性は多岐に亙っている。
法に使用する合成樹脂は非常に多様化してきており、高
・中・低密度ポリエチレン(PE)以外にも、ポリプロ
ピレン(PP)、エチレン酢酸ビニル(EVA)、アイ
オノマー、LLDP、EVOH、EAA等様々な種類の
樹脂が使用されるようになってきた。また、オートクレ
ーブ法、チューブラー法等の樹脂の製造法によっても得
られる樹脂の特性は異なるので、この点でもTダイ法に
使用する合成樹脂の特性は多岐に亙っている。
【0005】そのため、従来のTダイを用いた樹脂フィ
ルム成形装置においては、使用する樹脂の種類によって
は依然としてフィルムの両端に耳高が発生したり、厚み
が不均一になり易いといった問題があり、特にポリプロ
ピレン及びエチレン酢酸ビニルを用いた場合にかかる問
題が顕著であった。
ルム成形装置においては、使用する樹脂の種類によって
は依然としてフィルムの両端に耳高が発生したり、厚み
が不均一になり易いといった問題があり、特にポリプロ
ピレン及びエチレン酢酸ビニルを用いた場合にかかる問
題が顕著であった。
【0006】図3に特許第1631933号に記載のT
ダイを用いた従来の樹脂フィルム成形装置の一例を示
す。図3は上記従来の樹脂フィルム成形装置の側断面図
である。
ダイを用いた従来の樹脂フィルム成形装置の一例を示
す。図3は上記従来の樹脂フィルム成形装置の側断面図
である。
【0007】図3において、樹脂フィルム成形装置はT
ダイ1′、クーリングロール2′及びニップロール3′
を具備しており、Tダイ1′のマニホールド部9′、ラ
ンド部10′及びリップ部11′を経て樹脂押出口4′
から押し出された樹脂フィルム12′はクーリングロー
ル2′とニップロール3′との間で冷却及び加圧され
る。
ダイ1′、クーリングロール2′及びニップロール3′
を具備しており、Tダイ1′のマニホールド部9′、ラ
ンド部10′及びリップ部11′を経て樹脂押出口4′
から押し出された樹脂フィルム12′はクーリングロー
ル2′とニップロール3′との間で冷却及び加圧され
る。
【0008】このような従来の樹脂フィルム成形装置に
おけるTダイ1′は、通常、その両側面7a′,8a′が樹
脂押出口4′付近に向かって傾斜してテーパー状となっ
ているものの、その傾斜角度α′,β′は従来問題とさ
れておらず、鉛直上方に対して45°程度あるいはそれ
以上であった。また、クーリングロール2′は、樹脂フ
ィルムの冷却効率を高めるために直径の大きなもの、通
常600mmφ程度のものが使用され、他方ニップロー
ル3′は通常250mmφ程度のものが使用されてき
た。
おけるTダイ1′は、通常、その両側面7a′,8a′が樹
脂押出口4′付近に向かって傾斜してテーパー状となっ
ているものの、その傾斜角度α′,β′は従来問題とさ
れておらず、鉛直上方に対して45°程度あるいはそれ
以上であった。また、クーリングロール2′は、樹脂フ
ィルムの冷却効率を高めるために直径の大きなもの、通
常600mmφ程度のものが使用され、他方ニップロー
ル3′は通常250mmφ程度のものが使用されてき
た。
【0009】そのため、Tダイ1′をクーリングロール
2′及びニップロール3′にあまり近付けて配置するこ
とができず、Tダイ1′がクーリングロール2′に接触
しないように近付けても樹脂押出口4′下端とクーリン
グロール2′及びニップロール3′の当接部分5′との
間に形成されるエアーギャップ6′の長さは通常120
mm程度あるいはそれ以上であった。しかしながら、従
来はかかるエアーギャップ6′の長さは特に問題とされ
ておらず、ましてはその長さが得られる樹脂フィルムの
耳高に著しく影響するなどということは何ら予想されて
いなかったため、エアーギャップ6′の長さは120m
m程度以上で充分とされてきた。
2′及びニップロール3′にあまり近付けて配置するこ
とができず、Tダイ1′がクーリングロール2′に接触
しないように近付けても樹脂押出口4′下端とクーリン
グロール2′及びニップロール3′の当接部分5′との
間に形成されるエアーギャップ6′の長さは通常120
mm程度あるいはそれ以上であった。しかしながら、従
来はかかるエアーギャップ6′の長さは特に問題とされ
ておらず、ましてはその長さが得られる樹脂フィルムの
耳高に著しく影響するなどということは何ら予想されて
いなかったため、エアーギャップ6′の長さは120m
m程度以上で充分とされてきた。
【0010】ところが、上記のようにエアーギャップ
6′の長さが120mm程度以上の樹脂フィルム成形装
置においては、エアーギャップの間に樹脂フィルムが必
要以上に空気冷却され、使用する樹脂の種類によっては
クーリングロール2′とニップロール3′によって加圧
されてもその両端に発生した耳高が充分に除去されない
という不都合が生じた。特に、ポリプロピレン及びエチ
レン酢酸ビニルを用いた場合にはこの傾向が顕著であ
り、得られる樹脂フィルムの殆どは耳高が残存したもの
であった。
6′の長さが120mm程度以上の樹脂フィルム成形装
置においては、エアーギャップの間に樹脂フィルムが必
要以上に空気冷却され、使用する樹脂の種類によっては
クーリングロール2′とニップロール3′によって加圧
されてもその両端に発生した耳高が充分に除去されない
という不都合が生じた。特に、ポリプロピレン及びエチ
レン酢酸ビニルを用いた場合にはこの傾向が顕著であ
り、得られる樹脂フィルムの殆どは耳高が残存したもの
であった。
【0011】本発明は、かかる従来技術の有する課題に
鑑みてなされたものであり、従来は耳高が発生したポリ
プロピレンやエチレン酢酸ビニル等の合成樹脂を使用し
た場合であっても完全に耳高のないフィルムやシートを
成形することが可能な樹脂フィルム成形装置を提供する
ことを目的とする。
鑑みてなされたものであり、従来は耳高が発生したポリ
プロピレンやエチレン酢酸ビニル等の合成樹脂を使用し
た場合であっても完全に耳高のないフィルムやシートを
成形することが可能な樹脂フィルム成形装置を提供する
ことを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記目的を達
成すべく鋭意研究した結果、従来は問題とされていなか
ったエアーギャップの長さが得られる樹脂フィルムの耳
高に著しく影響するということを見出し、すなわちTダ
イをクーリングロール及びニップロールに従来より近付
けて配置してエアーギャップの長さを40〜90mmと
することによって上記課題が解決されることを見出し、
本発明に到達した。
成すべく鋭意研究した結果、従来は問題とされていなか
ったエアーギャップの長さが得られる樹脂フィルムの耳
高に著しく影響するということを見出し、すなわちTダ
イをクーリングロール及びニップロールに従来より近付
けて配置してエアーギャップの長さを40〜90mmと
することによって上記課題が解決されることを見出し、
本発明に到達した。
【0013】すなわち本発明は、(1) 合成樹脂製のフィ
ルムを押し出し成形するためのT型押し出しダイであっ
て、該Tダイの両側面の少なくとも下方の部分が、該T
ダイの下面に長手方向に延在する樹脂押出口付近に向か
ってそれぞれ傾斜してテーパー状となっているTダイ
と、(2) 前記樹脂押出口から押し出された樹脂フィルム
を冷却するためのクーリングロールと、(3) 前記クーリ
ングロールに当接し、該クーリングロールとの間に前記
樹脂フィルムを挟持して加圧するためのニップロールと
を具備する樹脂フィルム成形装置において、前記Tダイ
の樹脂押出口下端と、前記クーリングロール及び前記ニ
ップロールの当接部分との間に形成されるエアーギャッ
プの長さが40〜90mmであることを特徴とする、樹
脂フィルム成形装置である。
ルムを押し出し成形するためのT型押し出しダイであっ
て、該Tダイの両側面の少なくとも下方の部分が、該T
ダイの下面に長手方向に延在する樹脂押出口付近に向か
ってそれぞれ傾斜してテーパー状となっているTダイ
と、(2) 前記樹脂押出口から押し出された樹脂フィルム
を冷却するためのクーリングロールと、(3) 前記クーリ
ングロールに当接し、該クーリングロールとの間に前記
樹脂フィルムを挟持して加圧するためのニップロールと
を具備する樹脂フィルム成形装置において、前記Tダイ
の樹脂押出口下端と、前記クーリングロール及び前記ニ
ップロールの当接部分との間に形成されるエアーギャッ
プの長さが40〜90mmであることを特徴とする、樹
脂フィルム成形装置である。
【0014】
【実施例】以下、本発明の樹脂フィルム成形装置を図面
を参照してより具体的に説明する。
を参照してより具体的に説明する。
【0015】図1は本発明の樹脂フィルム成形装置の一
実施例を示す正面図、図2は図1の樹脂フィルム成形装
置のX−X断面の断面図である。
実施例を示す正面図、図2は図1の樹脂フィルム成形装
置のX−X断面の断面図である。
【0016】本発明の樹脂フィルム成形装置は、Tダイ
1とクーリングロール2とニップロール3とを具備して
おり、Tダイ1の樹脂押出口4の鉛直下方でクーリング
ロール2とニップロール3とが当接するように配置され
ている。
1とクーリングロール2とニップロール3とを具備して
おり、Tダイ1の樹脂押出口4の鉛直下方でクーリング
ロール2とニップロール3とが当接するように配置され
ている。
【0017】本発明においては、Tダイ1の樹脂押出口
4の下端と、クーリングロール2及びニップロール3の
当接部分5との間に形成されるエアーギャップ6の長さ
(高さ)を40〜90mm、好ましくは80〜90mm
とすることが重要である。エアーギャップ6の長さが9
0mmを超えると使用する樹脂の種類によっては樹脂フ
ィルムに発生した耳高がクーリングロール2とニップロ
ール3との間で加圧されても残存し、他方、40mm未
満ではTダイ1がロール2,3に接触する危険性が高い
からである。
4の下端と、クーリングロール2及びニップロール3の
当接部分5との間に形成されるエアーギャップ6の長さ
(高さ)を40〜90mm、好ましくは80〜90mm
とすることが重要である。エアーギャップ6の長さが9
0mmを超えると使用する樹脂の種類によっては樹脂フ
ィルムに発生した耳高がクーリングロール2とニップロ
ール3との間で加圧されても残存し、他方、40mm未
満ではTダイ1がロール2,3に接触する危険性が高い
からである。
【0018】本発明の樹脂フィルム成形装置に使用する
Tダイ1の具体的構成は特に制限されないが、従来のT
ダイのように両側面の傾斜角度が鉛直上方に対して45
°程度以上のものでは、エアーギャップの長さを上記範
囲にすることが困難である。したがって、本発明にかか
るTダイ1は、両側面7,8の少なくとも下方の部分7
a,8aが、Tダイ1の下面に長手方向に延在する樹脂押
出口4付近に向かってそれぞれ傾斜してテーパー状とな
っていると共に、テーパー状となっている両側面7a,8a
のうちの少なくとも一方の傾斜角度(αまたはβ)が鉛
直上方に対して30°以下であることが好ましい。
Tダイ1の具体的構成は特に制限されないが、従来のT
ダイのように両側面の傾斜角度が鉛直上方に対して45
°程度以上のものでは、エアーギャップの長さを上記範
囲にすることが困難である。したがって、本発明にかか
るTダイ1は、両側面7,8の少なくとも下方の部分7
a,8aが、Tダイ1の下面に長手方向に延在する樹脂押
出口4付近に向かってそれぞれ傾斜してテーパー状とな
っていると共に、テーパー状となっている両側面7a,8a
のうちの少なくとも一方の傾斜角度(αまたはβ)が鉛
直上方に対して30°以下であることが好ましい。
【0019】特に、通常クーリングロール2の方がニッ
プロール3より直径が大きいことから、テーパー状とな
っている両側面7a,8aのうちクーリングロール側7aの傾
斜角度αが鉛直上方に対して30°以下であることが好
ましい。傾斜角度αを30°以下とすることによって、
クーリングロール2の直径が400〜800mmφ、通
常600mmφ程度であってもTダイ1をクーリングロ
ール2に接触させずに充分に近付けてエアーギャップの
長さを上記範囲にすることが可能となる。また、その
際、ニップロール側の側面8aの傾斜角度βが鉛直上方に
対して45°以下であれば、ニップロール3の直径が1
50〜400mmφ、通常250mmφ程度であっても
エアーギャップの長さを上記範囲にすることが容易とな
るので好ましい。
プロール3より直径が大きいことから、テーパー状とな
っている両側面7a,8aのうちクーリングロール側7aの傾
斜角度αが鉛直上方に対して30°以下であることが好
ましい。傾斜角度αを30°以下とすることによって、
クーリングロール2の直径が400〜800mmφ、通
常600mmφ程度であってもTダイ1をクーリングロ
ール2に接触させずに充分に近付けてエアーギャップの
長さを上記範囲にすることが可能となる。また、その
際、ニップロール側の側面8aの傾斜角度βが鉛直上方に
対して45°以下であれば、ニップロール3の直径が1
50〜400mmφ、通常250mmφ程度であっても
エアーギャップの長さを上記範囲にすることが容易とな
るので好ましい。
【0020】本発明にかかるTダイ1の他の構成は特に
制限されず、図1〜2に示したものはその好ましい一態
様である。図1〜2に示したTダイ1はマニホールド部
9、ランド部10及びリップ部11を具備しており、押
出機Aから高圧下で押し出された溶融樹脂(図1中矢線
で示す)はマニホールド部9を通ってTダイ1の長手方
向に拡がり、細溝状のランド部10を通ってリップ部1
1に導かれる。そして、細溝状の樹脂押出口(排出オリ
フィス)4から高圧下の溶融樹脂が押し出されてフィル
ム12が形成される。
制限されず、図1〜2に示したものはその好ましい一態
様である。図1〜2に示したTダイ1はマニホールド部
9、ランド部10及びリップ部11を具備しており、押
出機Aから高圧下で押し出された溶融樹脂(図1中矢線
で示す)はマニホールド部9を通ってTダイ1の長手方
向に拡がり、細溝状のランド部10を通ってリップ部1
1に導かれる。そして、細溝状の樹脂押出口(排出オリ
フィス)4から高圧下の溶融樹脂が押し出されてフィル
ム12が形成される。
【0021】リップ部11の間隔、すなわち樹脂押出口
4の幅を調節することによって得られるフィルム12の
厚みが制御される。図1〜2に記載のTダイ1は、その
一方の側面8の下方の部分8aに切り欠き13を設け、そ
の切り欠き13より先(下方)の部分をネジ等のリップ
調節手段14によって動かすことによって樹脂押出口4
の幅を調節する、いわゆるリップベンディング方式のT
ダイである。本発明にかかるリップ部11の調節方法は
特に制限されないが、図3に示すようにTダイの両側に
配置したリップ部材17′をリップ調節手段(図示せ
ず)によって動かして樹脂押出口4′の幅を調節するタ
イプのTダイよりリップベンディング方式のTダイの方
がテーパー面の傾斜角度(特にα)を小さくすることが
容易なので好ましい。
4の幅を調節することによって得られるフィルム12の
厚みが制御される。図1〜2に記載のTダイ1は、その
一方の側面8の下方の部分8aに切り欠き13を設け、そ
の切り欠き13より先(下方)の部分をネジ等のリップ
調節手段14によって動かすことによって樹脂押出口4
の幅を調節する、いわゆるリップベンディング方式のT
ダイである。本発明にかかるリップ部11の調節方法は
特に制限されないが、図3に示すようにTダイの両側に
配置したリップ部材17′をリップ調節手段(図示せ
ず)によって動かして樹脂押出口4′の幅を調節するタ
イプのTダイよりリップベンディング方式のTダイの方
がテーパー面の傾斜角度(特にα)を小さくすることが
容易なので好ましい。
【0022】図1〜2に記載のTダイ1においては、マ
ニホールド部9及びランド部10の両端部内にインナー
デッケル15が配置されており、その間の距離を調節す
ることによって溶融樹脂の幅が調節される。なお、イン
ナーデッケル15は、特許第1568629号に記載の
ように埋込みインナーデッケル部15a と旗付きインナー
デッケル部15b との上下に分割されていると樹脂幅をよ
り円滑に規制できるので望ましい。また、ランド部12
の両端部内においてリップ部11の上面とインナーデッ
ケル15の下端との間にインナーデッケル棒16が配置
されており、その間の距離を調節することによって溶融
樹脂の幅が最終的に調節され、得られるフィルム12の
幅が制御される。
ニホールド部9及びランド部10の両端部内にインナー
デッケル15が配置されており、その間の距離を調節す
ることによって溶融樹脂の幅が調節される。なお、イン
ナーデッケル15は、特許第1568629号に記載の
ように埋込みインナーデッケル部15a と旗付きインナー
デッケル部15b との上下に分割されていると樹脂幅をよ
り円滑に規制できるので望ましい。また、ランド部12
の両端部内においてリップ部11の上面とインナーデッ
ケル15の下端との間にインナーデッケル棒16が配置
されており、その間の距離を調節することによって溶融
樹脂の幅が最終的に調節され、得られるフィルム12の
幅が制御される。
【0023】上記のようにしてTダイ1の樹脂押出口4
から押し出された樹脂フィルム12はクーリングロール
2とニップロール3との間で冷却及び加圧される。本発
明の樹脂フィルム成形装置においては、上述のようにエ
アーギャップ6の長さが40〜90mmと短いため、樹
脂押出口4から押し出された樹脂フィルム12はエアー
ギャップの間に必要以上に空気冷却されることなく加圧
・冷却されるため、ポリプロピレンやエチレン酢酸ビニ
ルを用いた場合であってもその両端に発生した耳高はク
ーリングロール2とニップロール3との間を通ることに
よって完全に除去される。
から押し出された樹脂フィルム12はクーリングロール
2とニップロール3との間で冷却及び加圧される。本発
明の樹脂フィルム成形装置においては、上述のようにエ
アーギャップ6の長さが40〜90mmと短いため、樹
脂押出口4から押し出された樹脂フィルム12はエアー
ギャップの間に必要以上に空気冷却されることなく加圧
・冷却されるため、ポリプロピレンやエチレン酢酸ビニ
ルを用いた場合であってもその両端に発生した耳高はク
ーリングロール2とニップロール3との間を通ることに
よって完全に除去される。
【0024】本発明にかかるクーリングロール2及びニ
ップロール3の具体的構成は特に制限されず、上述のエ
アーギャップ6の長さ(40〜90mm)を達成できる
ものであればよいが、クーリングロール2は直径400
〜800mmφ、ニップロール3は直径150〜400
mmφが好ましい。クーリングロール2の直径が上記下
限より小さいと樹脂フィルムの冷却効率が低下する傾向
にあり、他方上記上限より大きいと上述のエアーギャッ
プ6の長さが達成できなくなる傾向にある。また、ニッ
プロール3の直径が上記下限より小さいとフィルムによ
じれが生じる傾向にあり、他方上記上限より大きいと上
述のエアーギャップ6の長さが達成できなくなる傾向に
ある。また、クーリングロール2及びニップロール3に
は駆動手段(図示せず)が適宜設けられる。
ップロール3の具体的構成は特に制限されず、上述のエ
アーギャップ6の長さ(40〜90mm)を達成できる
ものであればよいが、クーリングロール2は直径400
〜800mmφ、ニップロール3は直径150〜400
mmφが好ましい。クーリングロール2の直径が上記下
限より小さいと樹脂フィルムの冷却効率が低下する傾向
にあり、他方上記上限より大きいと上述のエアーギャッ
プ6の長さが達成できなくなる傾向にある。また、ニッ
プロール3の直径が上記下限より小さいとフィルムによ
じれが生じる傾向にあり、他方上記上限より大きいと上
述のエアーギャップ6の長さが達成できなくなる傾向に
ある。また、クーリングロール2及びニップロール3に
は駆動手段(図示せず)が適宜設けられる。
【0025】また、樹脂フィルム12を金属箔、セロハ
ン紙、クラフト紙等とラミネートする場合は、樹脂フィ
ルム12は金属箔等(図示せず)と重ねられてクーリン
グロール2とニップロール3との間に導入され、ロール
加圧される。
ン紙、クラフト紙等とラミネートする場合は、樹脂フィ
ルム12は金属箔等(図示せず)と重ねられてクーリン
グロール2とニップロール3との間に導入され、ロール
加圧される。
【0026】本発明の樹脂フィルム成形装置において
は、樹脂の種類を変える際にTダイ1内を効率よく加熱
または冷却するために、Tダイ1上部を包囲する保温カ
バー(図示せず)、冷却手段(図示せず)等を設けても
よい。
は、樹脂の種類を変える際にTダイ1内を効率よく加熱
または冷却するために、Tダイ1上部を包囲する保温カ
バー(図示せず)、冷却手段(図示せず)等を設けても
よい。
【0027】さらに、本発明にかかるTダイ1において
は、Tダイ中を流れる溶融樹脂の温度をより均一にする
ために、Tダイ1の長手方向にヒートパイプ(図示せ
ず)を設けてもよく、該ヒートパイプの外周面がマニホ
ールド部9及び/又はランド部10の内面に露出すると
樹脂フィルムの偏肉防止に有効である。
は、Tダイ中を流れる溶融樹脂の温度をより均一にする
ために、Tダイ1の長手方向にヒートパイプ(図示せ
ず)を設けてもよく、該ヒートパイプの外周面がマニホ
ールド部9及び/又はランド部10の内面に露出すると
樹脂フィルムの偏肉防止に有効である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樹脂フィ
ルム成形装置においては、溶融樹脂フィルムが成形され
てから押圧・冷却されるまでの間隔が従来より短く、樹
脂フィルムが必要以上に空気冷却されることなく加圧・
冷却されるため、Tダイから押し出された段階ではフィ
ルム両端に耳高が発生していてもクーリングロールとニ
ップロールとの間で押圧・冷却される間に耳高は完全に
除去される。
ルム成形装置においては、溶融樹脂フィルムが成形され
てから押圧・冷却されるまでの間隔が従来より短く、樹
脂フィルムが必要以上に空気冷却されることなく加圧・
冷却されるため、Tダイから押し出された段階ではフィ
ルム両端に耳高が発生していてもクーリングロールとニ
ップロールとの間で押圧・冷却される間に耳高は完全に
除去される。
【0029】従って、本発明の樹脂フィルム成形装置を
使用すれば、使用樹脂の種類に関係なく耳高のないフィ
ルムやシートを得ることが可能となり、従来は耳高が発
生して歩留りが非常に低かったポリプロピレンやエチレ
ン酢酸ビニル等の合成樹脂を使用しても完全に耳高のな
いフィルムやシートを成形することが可能となる。
使用すれば、使用樹脂の種類に関係なく耳高のないフィ
ルムやシートを得ることが可能となり、従来は耳高が発
生して歩留りが非常に低かったポリプロピレンやエチレ
ン酢酸ビニル等の合成樹脂を使用しても完全に耳高のな
いフィルムやシートを成形することが可能となる。
【図1】 本発明の樹脂フィルム成形装置の一実施例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図2】 図1の樹脂フィルム成形装置のX−X断面の
断面図である。
断面図である。
【図3】 従来の樹脂フィルム成形装置の一例を示す側
断面図である。
断面図である。
1:Tダイ、2:クーリングロール、3:ニップロー
ル、4:樹脂押出口、5:クーリングロールとニップロ
ールとの当接部分、6:エアーギャップ、7,8:Tダ
イの側面、7a,8a:Tダイ側面の傾斜部分、9:マ
ニホールド部、10:ランド部、11:リップ部、1
2:樹脂フィルム、13:Tダイ側面の切り欠き、1
4:リップ調節手段、15:インナーデッケル、15
a:埋込みインナーデッケル部(上部インナーデッケル
部)、15b:旗付きインナーデッケル部(下部インナ
ーデッケル部)、16:インナーデッケル棒、17:リ
ップ部材、α:クーリングロール側側面の傾斜角度、
β:ニップロール側側面の傾斜角度、A:押出機。
ル、4:樹脂押出口、5:クーリングロールとニップロ
ールとの当接部分、6:エアーギャップ、7,8:Tダ
イの側面、7a,8a:Tダイ側面の傾斜部分、9:マ
ニホールド部、10:ランド部、11:リップ部、1
2:樹脂フィルム、13:Tダイ側面の切り欠き、1
4:リップ調節手段、15:インナーデッケル、15
a:埋込みインナーデッケル部(上部インナーデッケル
部)、15b:旗付きインナーデッケル部(下部インナ
ーデッケル部)、16:インナーデッケル棒、17:リ
ップ部材、α:クーリングロール側側面の傾斜角度、
β:ニップロール側側面の傾斜角度、A:押出機。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 23:00 B29L 7:00
Claims (6)
- 【請求項1】 (1) 合成樹脂製のフィルムを押し出し成
形するためのT型押し出しダイであって、該Tダイの両
側面の少なくとも下方の部分が、該Tダイの下面に長手
方向に延在する樹脂押出口付近に向かってそれぞれ傾斜
してテーパー状となっているTダイと、(2) 前記樹脂押
出口から押し出された樹脂フィルムを冷却するためのク
ーリングロールと、(3) 前記クーリングロールに当接
し、該クーリングロールとの間に前記樹脂フィルムを挟
持して加圧するためのニップロールとを具備する樹脂フ
ィルム成形装置において、 前記Tダイの樹脂押出口下端と、前記クーリングロール
及び前記ニップロールの当接部分との間に形成されるエ
アーギャップの長さが40〜90mmであることを特徴
とする、樹脂フィルム成形装置。 - 【請求項2】 前記Tダイにおいてテーパー状となって
いる両側面のうち少なくとも一方の傾斜角度が、鉛直上
方に対して30°以下である、請求項1に記載の樹脂フ
ィルム成形装置。 - 【請求項3】 前記Tダイにおいてテーパー状となって
いる両側面のうちクーリングロール側の傾斜角度が、鉛
直上方に対して30°以下である、請求項1または2に
記載の樹脂フィルム成形装置。 - 【請求項4】 前記Tダイにおいてテーパー状となって
いる両側面のうちニップロール側の傾斜角度が、鉛直上
方に対して45°以下である、請求項3に記載の樹脂フ
ィルム成形装置。 - 【請求項5】 前記クーリングロールの直径が400〜
800mmφであり、かつ前記ニップロールの直径が1
50〜400mmφである、請求項1〜4のうちのいず
れか1項に記載の樹脂フィルム成形装置。 - 【請求項6】 前記Tダイがリップベンディング方式の
Tダイである、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記
載の樹脂フィルム成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5349388A JPH07195487A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 樹脂フィルム成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5349388A JPH07195487A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 樹脂フィルム成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07195487A true JPH07195487A (ja) | 1995-08-01 |
Family
ID=18403419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5349388A Pending JPH07195487A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 樹脂フィルム成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07195487A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10296839A (ja) * | 1997-04-23 | 1998-11-10 | Tonen Chem Corp | ポリオレフィン微多孔膜の製造方法 |
JP2002050336A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-15 | Asahi Kasei Corp | 亜鉛ハロゲン電池用セパレータ |
KR20090059067A (ko) * | 2007-12-05 | 2009-06-10 | 후지필름 가부시키가이샤 | 열가소성 수지 필름의 제조장치 및 그것의 제조방법 |
JP2011131602A (ja) * | 2011-03-22 | 2011-07-07 | Kaneka Corp | アクリル系樹脂フィルム |
JP2014037064A (ja) * | 2012-08-13 | 2014-02-27 | Konica Minolta Inc | 光学フィルムの製造方法及び製造装置 |
JP2015007255A (ja) * | 2014-10-01 | 2015-01-15 | 株式会社カネカ | アクリル系樹脂フィルム |
JP2018161755A (ja) * | 2017-03-24 | 2018-10-18 | 東芝機械株式会社 | シート・フィルム成形ロール装置、シート・フィルム製造装置、およびシート・フィルム製造方法 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP5349388A patent/JPH07195487A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009154518A (ja) * | 2007-12-05 | 2009-07-16 | Fujifilm Corp | 熱可塑性樹脂フィルムの製造装置及び熱可塑性樹脂フィルムの製造方法 |
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---|---|---|---|
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