JPS629069Y2 - - Google Patents
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- JPS629069Y2 JPS629069Y2 JP1980126950U JP12695080U JPS629069Y2 JP S629069 Y2 JPS629069 Y2 JP S629069Y2 JP 1980126950 U JP1980126950 U JP 1980126950U JP 12695080 U JP12695080 U JP 12695080U JP S629069 Y2 JPS629069 Y2 JP S629069Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- exhaust
- deep drawing
- deep
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 229920006248 expandable polystyrene Polymers 0.000 description 3
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は熱可塑性樹脂シートに対する深絞り
成形用型に関し、適切な厚みと形状とを有する成
形良好な深絞り成形品を提供するのに好適なもの
である。
成形用型に関し、適切な厚みと形状とを有する成
形良好な深絞り成形品を提供するのに好適なもの
である。
従来より熱可塑性樹脂シート例えば発泡ポリス
チレンシート或はこれと非発泡樹脂シート等との
複合シートから深絞り成形を行なう場合には、使
用金型としてはマツチモールド型にせねばならぬ
が、特に深絞り成形であつてもその生産性維持の
点からも、例えば発泡ポリスチレンシートを用い
る場合、通常200mm/sec以上の成形速度が要求さ
れるため、円滑な型内排気動作が行なわれる必要
が生じるし、また深絞り成形品に対する型内冷却
にて該成形品は収縮し、プラグフイツトするため
離型性についてもすこぶる悪くなり、生産性が落
ちるおそれがある点を克服せねばならなかつた。
特に多数個取り成形の場合は成形品を同時且つ確
実に離型する必要がある。
チレンシート或はこれと非発泡樹脂シート等との
複合シートから深絞り成形を行なう場合には、使
用金型としてはマツチモールド型にせねばならぬ
が、特に深絞り成形であつてもその生産性維持の
点からも、例えば発泡ポリスチレンシートを用い
る場合、通常200mm/sec以上の成形速度が要求さ
れるため、円滑な型内排気動作が行なわれる必要
が生じるし、また深絞り成形品に対する型内冷却
にて該成形品は収縮し、プラグフイツトするため
離型性についてもすこぶる悪くなり、生産性が落
ちるおそれがある点を克服せねばならなかつた。
特に多数個取り成形の場合は成形品を同時且つ確
実に離型する必要がある。
そこで、この考案においては上記課題を解決す
るのに適した成形用型を提供できるものであつ
て、その構成としては、排気用および圧空用流路
が連続した単一の配管に接続された成形品の多数
個取りのための深絞り成形用型であり、雌雄型か
らなる各成形型の型コーナー部には、排気用およ
び圧空用流路と連通するスリツトを形成すると共
に、これら流路にあつては、排気および圧空のた
めの流量制御が流路内へ出入調整自在にしたボル
トにて行なわれるようにしたことを特徴とするも
のである。
るのに適した成形用型を提供できるものであつ
て、その構成としては、排気用および圧空用流路
が連続した単一の配管に接続された成形品の多数
個取りのための深絞り成形用型であり、雌雄型か
らなる各成形型の型コーナー部には、排気用およ
び圧空用流路と連通するスリツトを形成すると共
に、これら流路にあつては、排気および圧空のた
めの流量制御が流路内へ出入調整自在にしたボル
トにて行なわれるようにしたことを特徴とするも
のである。
次いで、この考案の実施態様について図を参照
しながら以下に例示する。図は型合致時で部分断
面図を示すものであり、10は雌型となる凹型本
体、11は凹型基盤、20は雄型となるプラグ本
体、21はプラグ基盤、22はプラグコアを示し
ており、凹型側とプラグ側の双方を組合せて深絞
り成形用型を成し、両者間には容器等の深絞りに
よる成形品Aが成形される。成形品となるシート
は例えば加熱前の厚み1.0〜4.0mm、坪量130〜500
g/m2の発泡ポリスチレンシートおよびこれとそ
の他シート、フイルムとのラミネート品で、ラミ
ネート材はハイインパクトポリスチレンシート、
二軸延伸ポリスチレンシート、ポリオレフインシ
ート等が例示できる。
しながら以下に例示する。図は型合致時で部分断
面図を示すものであり、10は雌型となる凹型本
体、11は凹型基盤、20は雄型となるプラグ本
体、21はプラグ基盤、22はプラグコアを示し
ており、凹型側とプラグ側の双方を組合せて深絞
り成形用型を成し、両者間には容器等の深絞りに
よる成形品Aが成形される。成形品となるシート
は例えば加熱前の厚み1.0〜4.0mm、坪量130〜500
g/m2の発泡ポリスチレンシートおよびこれとそ
の他シート、フイルムとのラミネート品で、ラミ
ネート材はハイインパクトポリスチレンシート、
二軸延伸ポリスチレンシート、ポリオレフインシ
ート等が例示できる。
さらに12は凹型本体10の外周に設けた温調
盤で、凹型本体10と温調盤12との間にはジヤ
ケツト13が形成され、加温水および冷却水のた
めの通路14が温調盤12に形成されて上記ジヤ
ケツト13と通じている。15はパツキンを示し
ている。
盤で、凹型本体10と温調盤12との間にはジヤ
ケツト13が形成され、加温水および冷却水のた
めの通路14が温調盤12に形成されて上記ジヤ
ケツト13と通じている。15はパツキンを示し
ている。
23はプラグ本体20とプラグコア22間に形
成したジヤケツトで、加温水および冷却水のため
の通路24と通じている。25はリブフランジで
ある。26はO−リングである。
成したジヤケツトで、加温水および冷却水のため
の通路24と通じている。25はリブフランジで
ある。26はO−リングである。
特に、この考案では凹型側およびプラグ側の各
型コーナー部に排気および圧空のための流路5
0,60と連通する0.5〜2mm程度のスリツト3
0,40を形成している。また排気用および圧空
用の流量制御機構を凹型側およびプラグ側の各流
路50,60に対し設けられており、図では流量
調整が流路50,60内の螺孔70′,80′にて
出入調整自在にしたボルト70,80にて行なえ
るようにしてある。
型コーナー部に排気および圧空のための流路5
0,60と連通する0.5〜2mm程度のスリツト3
0,40を形成している。また排気用および圧空
用の流量制御機構を凹型側およびプラグ側の各流
路50,60に対し設けられており、図では流量
調整が流路50,60内の螺孔70′,80′にて
出入調整自在にしたボルト70,80にて行なえ
るようにしてある。
実施上、雌雄型の深絞り範囲として口径:深さ
の比が1:0.6以上で1:2以下の型が好ましい
もので、特に少なくとも型表面の材質としては弗
素樹脂(テフロン)、ナイロン等熱伝導性の低い
材質を用いて成形時の型合致によるシートの冷え
を各型の温調可能なジヤケツト化と共に相まつて
防げるようなし、シートの伸び悪化を避け、残留
応力の解消を円滑にできる。
の比が1:0.6以上で1:2以下の型が好ましい
もので、特に少なくとも型表面の材質としては弗
素樹脂(テフロン)、ナイロン等熱伝導性の低い
材質を用いて成形時の型合致によるシートの冷え
を各型の温調可能なジヤケツト化と共に相まつて
防げるようなし、シートの伸び悪化を避け、残留
応力の解消を円滑にできる。
この考案は上記のごとく構成されており、以下
のごとく多数個取りのための深絞り成形上の課題
を解決できる。
のごとく多数個取りのための深絞り成形上の課題
を解決できる。
即ち、成形スピードの維持のために円滑にすべ
き凹型側およびプラグ側の排気については、型コ
ーナー部に排気孔としても利用できるスリツト3
0,40を形成しているので、排気面積を大きく
取れるにも拘らず排気孔跡が成形品に付かないこ
とになる。この結果、コーナー部のアール出し
(エツジ出し)は真空成形に依存することなく、
プレス圧力(2〜4Kg/cm2)にてシヤープなエツ
ジ出しも可能で、非常に形状性に優れた深絞り成
形品を提供できる。
き凹型側およびプラグ側の排気については、型コ
ーナー部に排気孔としても利用できるスリツト3
0,40を形成しているので、排気面積を大きく
取れるにも拘らず排気孔跡が成形品に付かないこ
とになる。この結果、コーナー部のアール出し
(エツジ出し)は真空成形に依存することなく、
プレス圧力(2〜4Kg/cm2)にてシヤープなエツ
ジ出しも可能で、非常に形状性に優れた深絞り成
形品を提供できる。
さらに深絞り成形品は一般に型内冷却後収縮し
てプラグフイツトし、離型性が悪くなり易い点に
ついては、この考案による成形用型使用の場合、
離型方法として圧力空気をプラグ側より吹出し、
成形品を凹型側に押さえ付けたままの状態でプラ
グ側のみ降下させ離型させる方法をとれば上記問
題点は解消できる。
てプラグフイツトし、離型性が悪くなり易い点に
ついては、この考案による成形用型使用の場合、
離型方法として圧力空気をプラグ側より吹出し、
成形品を凹型側に押さえ付けたままの状態でプラ
グ側のみ降下させ離型させる方法をとれば上記問
題点は解消できる。
この際、多数個取り金型の場合での成形品は前
記したごとく同時且つ確実に離型させねばならな
い。実際の連続成形の場合、エアーブロー時間は
せいぜい0.5〜1秒程度であり、連続した単一の
配管系統においては、それぞれのプラグへのエア
ーブロー圧力はその位置によつて様々に変わるこ
とになる。均一なエアーブローを行なうために時
間を長く取ることは成形品の圧縮化を来たし好ま
しくないが、この考案の場合、各プラグのエアー
ブロー流量を流路内へ出入調整自在にしたボルト
にて調整できるので多数個取り金型における全成
形品の確実な離型が一斉に行なえるようになる。
記したごとく同時且つ確実に離型させねばならな
い。実際の連続成形の場合、エアーブロー時間は
せいぜい0.5〜1秒程度であり、連続した単一の
配管系統においては、それぞれのプラグへのエア
ーブロー圧力はその位置によつて様々に変わるこ
とになる。均一なエアーブローを行なうために時
間を長く取ることは成形品の圧縮化を来たし好ま
しくないが、この考案の場合、各プラグのエアー
ブロー流量を流路内へ出入調整自在にしたボルト
にて調整できるので多数個取り金型における全成
形品の確実な離型が一斉に行なえるようになる。
なお、成形時の排気はスムーズに行なわれる必
要がある旨前記したが、凹型側にあつては若干の
背圧を残すことが成形品低部のシート引込み(薄
肉化)を防ぎ、リブ外周よりの引込み量を増すこ
とができる。このことは成形品のシートに対する
重量効率を増し、強度アツプにもつながる。その
ため凹型側の流量制御機構については主に排気量
の調整に使用されることになる。凹型の場合、プ
ラグ側ほど離型の困難性はないので何等の支障は
ない。
要がある旨前記したが、凹型側にあつては若干の
背圧を残すことが成形品低部のシート引込み(薄
肉化)を防ぎ、リブ外周よりの引込み量を増すこ
とができる。このことは成形品のシートに対する
重量効率を増し、強度アツプにもつながる。その
ため凹型側の流量制御機構については主に排気量
の調整に使用されることになる。凹型の場合、プ
ラグ側ほど離型の困難性はないので何等の支障は
ない。
以上のごとくこの考案による成形用型を用いる
ことにより多数個取りの深絞り成形が何等の欠点
および不便なく能率的に行なわれ、適切な厚みと
形状とを有する高品質な深絞り成形品を提供でき
ることになる。
ことにより多数個取りの深絞り成形が何等の欠点
および不便なく能率的に行なわれ、適切な厚みと
形状とを有する高品質な深絞り成形品を提供でき
ることになる。
図はこの考案の実施態様を例示する型合致時で
の部分断面図である。 10……雌型となる凹型本体、20……雄型と
なるプラグ本体、22……プラグコア、30,4
0……スリツト、50,60……流路、70,8
0……流量制御機構となるボルト、A……深絞り
成形品。
の部分断面図である。 10……雌型となる凹型本体、20……雄型と
なるプラグ本体、22……プラグコア、30,4
0……スリツト、50,60……流路、70,8
0……流量制御機構となるボルト、A……深絞り
成形品。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 排気用および圧空用流路が連続した単一の配
管に接続された成形品の多数個取りのための深
絞り成形用型であり、雌雄型からなる各成形型
の型コーナー部には、排気用および圧空用流路
と連通するスリツトを形成すると共に、これら
流路内にあつては、排気および圧空のための流
量制御が流路内へ出入調整自在にしたボルトに
て行なわれるようにしたことを特徴とする熱可
塑性樹脂シートに対する深絞り成形用型。 2 雌雄型が深絞り範囲として口径:深さの比が
1:0.6以上で1:2以下のものからなる上記
実用新案登録請求の範囲第1項記載の熱可塑性
樹脂シートに対する深絞り成形用型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980126950U JPS629069Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980126950U JPS629069Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5750325U JPS5750325U (ja) | 1982-03-23 |
JPS629069Y2 true JPS629069Y2 (ja) | 1987-03-03 |
Family
ID=29487360
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980126950U Expired JPS629069Y2 (ja) | 1980-09-05 | 1980-09-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS629069Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS604019A (ja) * | 1983-06-23 | 1985-01-10 | Kishimoto Akira | フランジ部付容器の製造方法 |
JPH0369003U (ja) * | 1989-11-11 | 1991-07-09 | ||
JP4599966B2 (ja) * | 2004-09-27 | 2010-12-15 | 東洋製罐株式会社 | フランジ付容器のフランジ成形方法、フランジ付容器、及び易開封性容器 |
JP4974723B2 (ja) * | 2007-03-19 | 2012-07-11 | 吉村化成株式会社 | 発泡耐熱容器の製造方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5065573A (ja) * | 1973-10-08 | 1975-06-03 | ||
JPS5486551A (en) * | 1977-12-07 | 1979-07-10 | Modules Sanitaires Sa | Method of making medical equipment parts by processing thermoplastic press material |
-
1980
- 1980-09-05 JP JP1980126950U patent/JPS629069Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5065573A (ja) * | 1973-10-08 | 1975-06-03 | ||
JPS5486551A (en) * | 1977-12-07 | 1979-07-10 | Modules Sanitaires Sa | Method of making medical equipment parts by processing thermoplastic press material |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5750325U (ja) | 1982-03-23 |
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