JPH0719452B2 - トラックシ−ク装置 - Google Patents

トラックシ−ク装置

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JPH0719452B2
JPH0719452B2 JP18039587A JP18039587A JPH0719452B2 JP H0719452 B2 JPH0719452 B2 JP H0719452B2 JP 18039587 A JP18039587 A JP 18039587A JP 18039587 A JP18039587 A JP 18039587A JP H0719452 B2 JPH0719452 B2 JP H0719452B2
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track
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circuit
moving
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、情報がスパイラル状あるいは同心円状等に記
録された記録担体上の目標トラック位置を検索するため
のトラックシーク装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、このようなトラックシーク装置としては、例えば
特公昭60−48055号公報に記載されるものがあった。以
下、その構成を第2図〜第6図を参照しつつ説明する。
従来のこの種のトラックシーク装置においては、画像あ
るいは音楽情報が記録担体である記録円盤上に同心円状
あるいはスパイラル状に記録されており、希望する情報
を検索し再生することができる構成となっている。
第2図は、従来のトラックシーク装置の一構成例を示す
ブロック図である。
このトラックシーク装置は、光ビーム1aを発生するため
のHe−Neレーザ等の光源1、情報が記録された記録円盤
2を回転させるためのモータ3、及び記録円盤2上の情
報を再生するための信号再生手段であるピックアップ装
置10を備えている。ピックアップ装置10は、中間レンズ
11、光源1から発生する光ビーム1aの方向を変えるため
の全反射ミラー12、光ビーム1aを記録円盤2上に収束さ
せるための収束レンズ13、光ビーム1aの記録円盤2上よ
りの反射光を分離するたえの半透明鏡14、及び第1と第
2の検出器を有し半透明鏡14で分離された反射光より記
録円盤2上の情報を電気信号に変換するための2分割で
光検出器15より構成されている。
光検出器15の出力側には、移動検出回路20及び番地読取
り回路21の各入力側が接続され、その番地読取り回路21
の出力側と番地入力装置22とが演算装置23の入力側に接
続されている。演算装置23及び移動検出回路20の各出力
側は、計数手段であるアップダウンカウンタ24の入力側
に接続され、そのアップダウンカウンタ24の出力側がデ
ィジアル/アナログ変換器(以下、D/A変換器という)2
5に接続され、さらにその出力側が駆動回路26及び駆動
素子27で構成される移動手段に接続されている。ここ
で、移動検出回路20は、光検出器15より記録円盤2上の
情報信号及び記録トラックを横切った信号を得て、ピッ
クアップ装置10と記録円盤2の相対的な移動量に応じて
パルスを発生すると共に、その移動方向をも検出する回
路である。番地読取り回路21は光検出器15の情報信号出
力より、現在再生している情報の番地を読取る回路、番
地入力装置22は希望する情報に対応した番地を入力する
装置、演算装置23は番地入力装置22の出力と番地読取り
回路21の出力より、アップダウンカウンタ24のプリセッ
ト値を算出する装置である。このアップダウンカウンタ
24は移動検出回路20からの移動量及び移動方向に関連し
た信号により動作し、その出力がD/A変換器25によって
アナログ信号に変換される。駆動回路26はD/A変換器25
から出力されるアナログ信号によって動作する回路であ
り、この回路の出力によって直流(DC)モータやリニア
モータ等で構成される駆動素子27が駆動し、ピックアッ
プ装置10を矢印28の方向に移動させて希望する情報を検
索するようになっている。
第3図は、記録円盤2の説明図である。
記録円盤2は、同心円状に記録された複数本のトラック
2aを有し、その各トラック2aにはそれぞれ1コマの画像
情報が記録されると共に、それぞれの検索番地が記録さ
れている。記録円盤2上に記録できるトラック数をN本
とした場合、その最外周のトラックを1番地とし、内周
に向って順次2、3、4、…番地とし、最内周のトラッ
クをN番地とする。記録円盤2上には、それらの番地を
2進数に変換して記録する。
第4図は、第2図における2分割の光検出器15の構成図
である。
この光検出器15は第1と第2の検出器15−1,15−2を有
し、それらの出力側に和回路30及び差回路31が接続され
ている。第1,第2の検出器15−1,15−2上には、光ビー
ム1aの記録円盤2上での反射光がビームスポット32の形
で照射されるようになっている。このビームスポット32
は、記録円盤2上の各トラック2a間における未記録部で
の反射光32aと、トラック2aでの反射光32bとで形成され
ている。また、和回路30は第1,第2の検出器15−1,15−
2における出力の合成信号、つまり和信号S30を得るた
めの回路、差回路31は第1,第2の検出器15−1,15−2に
おける出力の差信号S31を得るための回路である。
第5図は、第2図における移動検出回路20の構成図であ
る。
この移動検出回路20は、第4図の和信号S30と差信号S31
より、第2図のピックアップ装置10の移動パルスと移動
方向をアップダウンカウンタ24に供給する回路であり、
和信号S30を検波する検波回路40を有し、その検波回路4
0にはシュミットゲート回路41、微分回路42、波形整形
回路43、及び整流回路44が縦続接続されると共に、その
シュミットゲート回路41の出力側にインバータ45が接続
されている。また、差信号S31を波形整形する波形整形
回路46が設けられ、その波形整形回路46に整流回路47及
びアンドゲート(以下、ANDゲートという)48が接続さ
れると共に、その整流回路47にインバータ49を介してAN
Dゲート50が接続され、さらにそのANDゲート48,50がフ
リップフロップ回路(以下、FF回路という)51のセット
端子Sとリセット端子Rにそれぞれ接続されている。な
お、第5図におけるS40,S41,S42,S44,S45,S47,S48,S49,
S50,S51は、検波回路40、シュミットゲート回路41、微
分回路42、整流回路44、インバータ45、整流回路47、AN
Dゲート48、インバータ49、ANDゲート50、及びFF回路51
の各出力信号である。
第6図は、第5図における移動検出回路20の各出力信号
の波形図である。
ここで、和信号S30は記録円盤2上を光ビーム1aが例え
ば5本横切ったときの波形を表わしており、この5本の
うち、最初の2本のトラックを横切ったときのピックア
ップ装置10の移動方向と、残り3本のトラックを横切っ
たときのピックアップ装置10の移動方向は反対とする。
そして第5図において、光ビーム1aが記録円盤2上のト
ラック2aを横切った信号、つまりトラック横断パルス
は、検波回路40、シュミットゲート回路41及びインバー
タ45を通してそのインバータ45の出力信号S45より得ら
れ、さらにその時のピックアップ装置10の移動方向は、
波形整形回路46、整流回路47、ANDゲート48、インバー
タ49、ANDゲート50、及びFF回路51を通してそのFF回路5
1の出力信号S51より得られる構成になっている。
以上のように構成されるトラックシーク装置の動作を説
明する。
第2図において、番地入力装置22を操作して希望する画
像等の検索番地Aを演算装置23へ入力する。現在光ビー
ム1aが照射している記録円盤2上におけるトラック2aの
検索番地、つまり番地読取り回路21の出力をBとする
と、演算装置23では 2n+1+A−B の計算を行い、その計算結果をアップダウンカウンタ24
にプリセットする。D/A変換器25がアップダウンカウン
タ24の値をアナログ信号に変換すると、そのアナログ信
号は駆動回路26を介して駆動素子27を駆動し、ピックア
ップ装置10を矢印28の方向に移動させる。この際、移動
検出回路20より出力される記録円盤2上のトラック2aを
横切った信号(トラック横断パルス)S45と、ピックア
ップ装置10の移動方向の信号S51とで、アップダウンカ
ウンタ24を動作させれば、希望する番地、つまり番地入
力装置22に入力した番地Aの記録トラック2a上に光ビー
ム2aが来たとき、D/A変換器25の出力は零になり、駆動
素子27が止まる。このようにして希望する検索番地Aへ
ピックアップ装置10を移動させることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記構成のトラックシーク装置では、次
のような問題点があった。
従来のように、記録円盤2上に記録されている画像ある
いは音楽情報を再生するためのトラックシーク装置にお
いては、トラック順次再生していることが多く、ピック
アップ装置10の移動速度は比較的低速で十分であった。
これに対し、コンピュータ用外部記憶装置として用いら
れる光ディスク装置においては、種々のトラックに情報
をランダムに書込み、あるいは再生するため、ピックア
ップ装置10の移動速度としてはより高速なものが要求さ
れている。そして従来のトラックシーク装置では、ピッ
クアップ装置10の移動速度が再生信号の周波数に近づく
か、あるいはそれ以上になると、2分割の光検出器15か
ら出力される和信号S30に対して検波回路40によるエン
ベロープ検波ができなくなり、従ってトラック横断パル
スが得られなくなる。つまり、ピックアップ装置10の移
動速度に上限があるため、高速なシーク動作が不可能で
あり、コンピュータ用の光ディスク装置のトラックシー
ク装置としては不十分であるという問題点があった。
本発明は、前記従来技術が持っていた問題点として、ピ
ックアップ装置の高速移動時においてトラック横断パル
スが得られないために、高速移動が不可能であるという
点について解決したトラックシーク装置を提供するもの
である。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明は、前記問題点を解決するために、予めピッ
トの形態で形成された識別(identifier、以下IDとい
う)部を有する複数本のトラックが形成された記録担体
に記録されている信号を再生する信号再生手段と、前記
記録担体のトラックを横断する方向に前記信号再生手段
を移動させる移動手段と、前記移動手段の駆動によって
前記信号再生手段が前記トラックを横断する回数を計数
する計数手段と、前記計数手段の計数値が所定値になっ
たときに前記移動手段の駆動を停止する停止手段とを、
備えたトラックシーク装置において、前記信号再生手段
から検出される連続する2つ以上のトラック横断信号か
ら前記信号再生手段の移動速度を検出する移動速度検出
手段と、前記信号再生手段が前記ID部を横断する時に前
記移動速度検出手段で検出された最新の移動速度を計数
して擬似トラック横断信号を発生する擬似信号発生手段
と、前記信号再生手段が前記ID部を横断する時に該信号
再生手段の出力信号の変化から該ID部を検出するID部検
出手段と、ID部補正手段とを、設けている。
ここで、ID部補正手段は、前記ID部検出手段によって前
記ID部が検出された区間において、前記移動速度が所定
値より小さい場合はローパスフィルタを通して前記トラ
ック横断信号を検出して前記移動速度検出手段に与え、
前記移動速度が所定値より大きい場合は前記トラック横
断信号を前記擬似トラック横断信号に切換えて前記移動
速度検出手段に与える構成となっている。
第2の発明では、第1の発明のID部補正手段に代えて、
それと構成の異なるID部補正手段を設けている。即ち、
この第2の発明のID部補正手段は、前記ID部検出手段に
よって前記ID部が検出された区間において、シークの残
りトラック数が所定値より小さい場合はローパスフィル
タを通して前記トラック横断信号を検出して前記移動速
度検出手段に与え、前記残りトラック数が所定値より大
きい場合は前記トラック横断信号を前記擬似トラック横
断信号に切換えて前記移動速度検出手段に与える構成に
なっている。
(作 用) 第1の発明によれば、以上のようにトラックシーク装置
を構成したので、信号再生手段から検出されるトラック
横断信号に基づき、移動速度検出手段によって信号再生
手段の移動速度を測定し、常に最新の速度情報から擬似
信号発生手段で擬似トラック横断信号を発生させてお
く。そして、信号再生手段におけるID部の横断時がID部
検出手段で検出されると、ID部補正手段では、信号再生
手段の高速移動時においてトラック横断信号を擬似トラ
ック横断信号に置き換え、さらに低速移動時においてト
ラック横断信号を補正した信号に置き換え、信号再生手
段の的確なシーク動作とその高速移動化を図っている。
第2の発明によれば、信号再生手段におけるID部の横断
時がID部検出手段で検出されると、ID部補正手段では、
シークの残りトラック数が所定値より大きい場合、トラ
ック横断信号を擬似トラック横断信号に置き換え、シー
クの残りトラック数が所定値より小さい場合、トラック
横断信号を補正した信号に置き換え、信号再生手段の的
確なシーク動作とその高速移動化を図っている。従っ
て、前記問題点を除去できるのである。
(実施例) 第1図は本発明の実施例に係るシーク制御回路の構成
図、第7図はこのシーク制御回路を有する本実施例にお
けるトラックシーク装置の全体の構成図、第8図は第7
図における記録担体として例えば光磁気ディスクの記録
円盤の説明図、及び第9図は第8図におけるトラックの
拡大図である。
先ず、本実施例のトラックシーク装置を説明する前に、
コンピュータ用外部記憶装置等で用いる光磁気ディスク
の記録円盤を第8図を参照しつつ説明する。
記録円盤100は、スパイラル状あるいは同心円状に情報
を記録・再生するための複数の案内溝(以下、プリグル
ーブという)を有し、このプリグルーブ1周分がトラッ
ク100aである。各トラック100aは、扇形に分割されてお
り、セクタ100bと呼ばれる。各セクタ100bはプリアンブ
ル、トラックアドレス、セクタアドレス等からなるID部
100cを有し、このID部100cは記録円盤100を製造する時
に生成されるので、プリフォーマット部と呼ばれる。
第9図は、ID部100cを含むトラック100cの一部を拡大し
た図である。光磁気ディスクの記録円盤100は、ピット1
00c−1の集まりであるID部100cと、プリグルーブ100a
−1のデータ書込領域100dとから構成される。
次に、以上のような記録円盤100を用いた本実施例のト
ラックシーク装置について、第7図を参照しつつ説明す
る。
このトラックシーク装置は、従来の第2図の装置と同様
に、光源、記録円盤100を回転するためのモータ3、信
号再生手段であるピックアップ装置10、番地読取り回路
21、及び駆動回路26と駆動素子27で構成される移動手段
を備える他に、新たに、番地読取り回路21に接続された
マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)101
と、このマイコン101及び駆動回路26に接続されたシー
ク制御回路110とが、設けられている。
マイコン101は中央処理装置(以下、CPUという)、メモ
リ、及び入出力装置等で構成されるもので、外部から入
力される所望のトラック位置、つまり指定番地と、番地
読取り回路21から出力される現在番地とを比較し、その
差分と方向を信号の形でシーク制御回路110に与える機
能等を有している。
シーク制御回路110は、マイコン101及び2分割の光検出
器15の各出力に基づき、ピックアップ装置10の移動量と
移動速度を制御する回路であり、該マイコン101に接続
されたダウンカウンタ120及びそれに接続された基準速
度発生器130と、2分割の光検出器15に接続された信号
処理回路140及びそれに接続された現在速度発生器150と
を有している。さらに、基準速度発生器130及び現在速
度発生器150には、減算器160を介してD/A変換器170が接
続されている。
ダウンカウンタ120は、マイコン101及び光検出器15の各
出力信号に基づきピックアップ装置10のトラック横断回
数を計数する計数手段としての機能を有する回路、基準
速度発生器130は、ダウンカウンタ120の出力信号に基づ
き基準速度Vsを発生する回路であって読出し専用メモリ
(以下、ROMという)等で構成される。信号処理回路140
は、2分割の光検出器15から出力される和信号S30及び
差信号S31とマイコン101の出力信号とに基づき、トラッ
ク横断パルスとその補正されたパルスとを生成する回路
である。現在速度発生器150は、前記トラック横断パル
ス等からピックアップ装置10の現在速度Vmを算出する回
路、減算器160は、基準速度Vsと現在速度Vmの差を求め
る回路、またD/A変換器170は、減算器160の出力信号を
アナログ信号に変換してそのアナログ信号を駆動回路26
へ与える回路である。
以上のように構成されるトラックシーク装置の動作を説
明する。
外部から所望のトラック位置、つまり指定番地がマイコ
ン101に入力されると、そのマイコン101は番地読取り回
路21から出力される光ビーム1aの現在番地と指定番地と
を比較し、その差分と方向(外周方向か内周方向)をシ
ーク制御回路110へ出力する。シーク制御回路110におい
て、指定番地と現在番地の差はダウンカウンタ120にセ
ットされ、シーク動作が開始される。ダウンカウンタ12
0の値に応じて、基準速度発生器130は基準速度Vsを発生
する。一方、信号処理回路140は2分割の光検出器15か
ら出力される和信号S30及び差信号S31を入力し、ピック
アップ装置10が1トラック横断する毎にトラック横断パ
ルスを発生する。このトラック横断パルスはダウンカウ
ンタ120の値を1つだけ減らす。現在速度発生器150は、
連続する2つのトラック横断パルスの時間間隔から、現
在速度Vmを算出する。基準速度Vsと現在速度Vmは、減算
器160で減算され、その減算値(Vs−Vm)がD/A変換器17
0でアナログ信号に変換される。
D/A変換器170から出力されるアナログ信号は、駆動回路
26を介して駆動素子27を駆動し、それによってピックア
ップ装置10が矢印28の方向へ移動する。すると、ピック
アップ装置10が第8図のトラック100aを横断する毎に、
2分割の光検出器15から出力される和信号S30及び差信
号S31に基づいて信号処理回路140からトラック横断パル
スが出力され、ダウンカウンタ120の値が零になった時
にシーク動作が終了する。シーク動作が終了すると、シ
ーク制御回路110はマイコン101に終了を通知する。
ここで、シーク制御回路110の動作原理を明らかにする
ために、第10図(1),(2)及び第11図を参照しつ
つ、ピックアップ装置10のトラック横断時における2分
割の光検出器15の出力波形等について説明する。
第10図(1),(2)は、ピックアップ装置10における
トラック横断時の移動が低速時及び高速時の2つの場合
の2分割の光検出器15から出力される差信号S31と和信
号S30の波形図である。
第10図(1)の低速時、第9図における記録円盤100の
データ書込領域100dにおいては、2分割の光検出器15か
ら出力される差信号S31と和信号S30はともに正弦波状の
波形であり、この周波数はトラック横断周波数である。
ID部100cにおいては、第9図のピット100c−1の影響に
より、そのピット100c−1の再生信号が高周波信号とし
て差信号S31及び和信号S30にのる。
一方、第10図(2)の高速時、差信号S31はデータ書込
領域100dにおけるトラック横断周波数と、ID部100cにお
ける再生信号周波数とが近づく。和信号S30は、データ
書込領域100dにおいて第9図のプリグルーブ100a−1が
連続しており、ID部100cにおいて第9図のピット100c−
1が不連続のため、ID部100cの振幅が大きくなる。
第11図は、第7図の信号処理回路140から出力されるト
ラック横断パルスと、その信号処理回路140内で生成さ
れるIDゲート信号との説明図である。
2分割の光検出器15から出力される差信号S31及び和信
号S30のうち、差信号S31をある2値化レベルで2値化す
ると、2値差信号であるトラック横断パルスが得られ
る。和信号S30をある2値化レベルで2値化すると、2
値和信号が得られる。そこで、2値和信号の立上りで、
例えば単安定マルチバイブレータを動作させれば、その
単安定マルチバイブレータからIDゲート信号が得られ
る。
従って、IDゲート信号によって2値差信号であるトラッ
ク横断パルスを禁止し、擬似トラック横断パルスを発生
させれば、ID部100cの影響によるためのトラック横断パ
ルスの発生を防ぐことができ、それによってピックアッ
プ装置10が横断したトラック数を正しくカウントでき
る。しかも、ピックアップ装置10の移動が低速であって
も、高速であっても、この方法は正しく動作するので、
高速なシーク動作が可能となる。
次に、このような動作原理に基づき構成された第1図の
シーク制御回路110について説明する。
このシーク制御回路110において、信号処理回路140は、
2分割の光検出器15から出力される差信号S31及び和信
号S30のうち、差信号S31の処理機能等を有するローパス
フィルタ141、ヒステリシス付比較器142、モノクロック
回路143及び切換回路144と、和信号S30を処理する比較
器145及び単安定マルチバイブレータ146とを備えてい
る。さらに、マイコン101の出力信号であるシーク方向S
101a、シークトラック数S101b及び制御信号S101cのう
ち、制御信号S101cを反転するインバータ147、及びその
反転信号により単安定マルチバイブレータ146の出力を
開閉制御するANDゲート148が設けられている。
ここで、ローパスフィルタ141は、制御信号S101cにより
オンまたはオフ状態となり、オン状態でS31の高周波成
分を遮断し、オフ状態で差信号S31をバイパスさせる機
能を有し、出力信号S141をヒステリシス付比較器142に
与える。ヒステリシス付比較器142は、ローパスフィル
タ141の出力信号S141を2値化して2値差信号を生成
し、それを出力信号S142の形で出力する回路である。モ
ノクロック回路143は、ヒステリシス付比較器142の出力
信号S142を入力してトラック横断パルス143を生成する
回路であり、FF回路及びゲート等で構成されている。切
換回路144は、ANDゲート148の出力信号に基づき、トラ
ック横断パルスS143または擬似トラック横断パルスS154
のいずれかを切換え選択して出力信号S144を送出する回
路である。比較器145は和信号S30を2値化して2値和信
号を求める回路、単安定マルチバイブレータ146は2値
和信号からIDゲート信号S146を出力する回路であり、こ
れらの比較器145及び単安定マルチバイブレーダ146によ
ってID部検出手段を構成している。また、ローパスフィ
ルタ141、切換回路144及びANDゲート148等は、ID部補正
手段を構成している。
シーク制御回路110における現在速度発生器150は、速度
カウンタ151、レジスタ152及びROM153からなる移動速度
検出手段と、擬似信号発生手段である補正カウンタ154
とで構成されている。ここで、速度カウンタ151は、ク
ロック端子CKに入力される速度検出用クロックφでカウ
ントアップされ、クリア端子CRに入力される切換回路出
力信号S144によりクリアされるカウンタである。レジス
タ152は速度カウンタ151の値を一時記憶する回路、ROM1
53はレジスタ152の値を速度に変換して現在速度Vmを減
算器160へ供給する回路である。補正カウンタ154は、ダ
ウンカウンタで構成され、クロック端子CKに入力される
速度検出用クロックφに同期して速度カウンタ151の値
をカウントダウンしていき、オール0検出信号端子であ
るボロウ端子Bから擬似トラック横断パルスS154を出力
する機能を有している。
なお、第7図には図示されていないが、この第1図のシ
ーク制御回路110には、マイコン101から出力されるシー
ク方向S101a及びシークトラック数S101bのうち、シーク
方向S101aと減算器160の出力との排他的論理和をとるエ
クスクルーシブオアゲート(以下、EXORゲートという)
161が設けられ、その出力がD/A変換器170に入力され
る。
第12図は、第1図におけるローパスフィルタ141及びヒ
ステリシス付比較器142の構成例を示す回路図である。
ローパスフィルタ141は、差信号S31が入力される直列接
続された抵抗180、スイッチ181及びコンデンサ182を有
し、その抵抗180とスイッチ181の間に演算増幅器183が
分岐接続されている。スイッチ181は制御信号S101cによ
り、オン,オフ動作する。ヒステリシス付比較器142
は、電圧比較器190を有し、その+側入力端子が抵抗191
を介して演算増幅器183の出力側に接続されると共に、
抵抗192を介して該電圧比較器190の出力端子に接続され
ている。電圧比較器190の−側入力端子は、電圧+Vと
−Vが印加される基準電圧用の可変抵抗193に接続さ
れ、さらにその電圧比較器190の出力端子に抵抗194を介
して電源電圧(例えば、+5V)が接続されている。ここ
で、ローパスフィルタ141の遮断周波数fcは、抵抗180の
抵抗値をR、コンデンサ182の容量値をCとすると、 となる。
第13図は第1図のタイムチャート、及び第14図は第12図
の波形図であり、これらの図面を参照しつつ、第1図の
シーク制御回路及び第12図の回路の動作を説明する。
第7図のマイコン101からシーク方向S101a及びシークト
ラック数S101bが出力され、そのシークトラック数S101b
がダウンカウンタ120にセットされると、シーク動作が
開始する。ダウンカウンタ120の値に従って、基準速度
発生器130は基準速度Vsを発生し、それを減算器160に供
給する。一方、第7図の2分割の光検出器15から出力さ
れる差信号S31及び和信号S30のうち、差信号S31はロー
パスフィルタ141に入力される。この際、マイコン101か
ら出力される制御信号S101cが“L"レベルで、ローパス
フィルタ141がオフ状態になっているとすると、差信号S
31はそのローパスフィルタ141を通過し、ヒステリシス
付比較器142で2値化されて2値差信号である出力信号S
142となり、その出力信号S142の立上りがモノクロック
回路143で検出されてトラック横断パルスS143が出力さ
れる。
ここで、IDゲート信号S146が非アクティブ状態(つまり
“L"レベル)のときは、ANDゲート148の出力が“L"レベ
ルとなり、切換回路144がモノクロック回路143側に接続
されているため、トラック横断パルスS143はその切換回
路144を通してそのまま出力信号S144の形でダウンカウ
ンタ120、速度カウンタ151、レジスタ152及び補正カウ
ンタ154に供給される。そのため、第7図のピックアッ
プ装置10が1トラックを横断する毎に、ダウンカウンタ
120はその値を1つだけ減らす。速度カウンタ151はその
クロック端子CKに、トラック横断パルスS143の最高周波
数の数倍以上の速度検出用クロックφが供給されてお
り、通常そのクロックφが入力される毎にカウントアッ
プし、クリア端子CRに入力される出力信号S144によりク
リアされる。
レジスタ152はトラック横断パルスS143、即ち出力信号S
144でクリアされる直前の速度カウンタ151の値を記憶す
る。つまり、速度カウンタ151は連続する2つのトラッ
ク横断パルスS143の時間を測定しており、従ってレジス
タ152は常に最新のピックアップ装置10がトラック横断
に要した時間を記憶している。レジスタ152の値はROM15
3で速度に変換され、そのROM153からピックアップ装置1
0の現在速度Vmが出力され、減算器160に供給される。減
算器160は基準速度Vsから現在速度Vmを引き、その速度
差(Vs−Vm)をD/A変換器170に出力する。このとき、減
算器160の符号(最上位ビットMSB)と、マイコン101か
ら供給されるシーク方向S101aとは、EXORゲート161で排
他的論理和がとられ、D/A変換器170に供給される。
トラック横断パルスS143が第9図のID部100cの影響を受
けないとすると、上記の方法で正しく動作する。ところ
が、ID部100cにおいては、第10図に示すようにトラック
横断パルスが正しくないので、ダウンカウンタである補
正カウンタ154を用いて擬似トラック横断パルスS154を
発生させる。即ち、補正カウンタ154はレジスタ152と同
様に、ロード端子LDに入力されるトラック横断パルスS1
43(S144)でクリアされる直前の速度カウンタ151の値
を記憶する。この補正カウンタ154のクロック端子CKに
は、速度カウンタ151のクロックと同じ速度検出用クロ
ックφが供給されており、また該補正カウンタ154はダ
ウンカウンタであるので、そのボロウ端子Bの出力信号
は最新のトラック横断パルスの周期と同じである。つま
り、ボロウ端子Bの出力信号は、擬似トラック横断パル
スS154として用いることができ、これが切換回路144へ
供給される。
2分割の光検出器15から出力された和信号S30は、比較
器145で2値化されて2値和信号となり、その2値和信
号の立上りで単安定マルチバイブレータ146がトリガさ
れる。単安定マルチバイブレータ146では、第7図のモ
ータ3の回転数と第9図のID部100cの長さとで決まるそ
のID部100cの時間の長さに相当するIDゲート信号S146を
生成する。この際、“L"レベルの制御信号S101cはイン
バータ147で反転され“H"レベルとなり、IDゲート信号S
146がアクティブ、つまり“H"レベルであるとき、ANDゲ
ート148の出力信号“H"レベルとなって切換回路144が補
正カウンタ154側に切換わる。すると、補正カウンタ154
から出力される擬似トラック横断パルスS154はその切換
回路144を通して出力信号S144の形でダウンカウンタ12
0、速度カウンタ151、レジスタ152及び補正カウンタ154
に供給される。そして擬似トラック横断パルスS154でダ
ウンカウンタ120及び速度カウンタ151等が動作するの
で、ピックアップ装置10における移動トラック数のカウ
ント及び移動速度の検出が正しく行われることになる。
ところが、補正カウンタ154が出力する擬似トラック横
断パルスS154は、直前のトラック横断パルスS143の周期
で発生されるので、その擬似トラック横断パルスS154の
周期は近似値である。つまり、ピックアップ装置10がID
部100cを横断している区間、シーク制御回路110の速度
フィードバック制御において現在速度の測定は、擬似ト
ラック横断パルスS154による近似値を用いており、実際
の移動速度を測定していないので、ピックアップ装置10
が誤って加速もしくは減速されるおそれがある。
特に、ピックアップ装置10が、シークトラック数の大半
を移動し、停止する前の低速移動時に、ID部100cの区
間、擬似トラック横断パルスS154により誤って加速ある
いは減速させられると、残りトラック数が少いので速度
フィードバック制御が十分に働く時間がなくなり、指定
シークトラック数を移動完了したにもかかわらず、ピッ
クアップ装置10の実際の速度が零とならないで、停止で
きないことがある。そのため、高速移動時には、ローパ
スフィルタ141をオフ状態にしておく。さらに低速移動
時には、そのローパスフィルタ141をオン状態にすると
共にIDゲート信号S146を禁止し、差信号S31をローパス
フィルタ141及びヒステリシス付比較器142を用いて、ID
部100cのピット100c−1の影響を取り除いたトラック横
断波形を取り出すことが必要となる。
そこで、第7図のマイコン101は、第1図のROM153から
出力される現在速度を参照して所望の値と比較し、現在
速度が所望の値よりも小さい場合には制御信号S101cを
“H"レベルにし、現在速度が所望の値よりも大きい場合
には制御信号S101cを“L"レベルにする。制御信号S101c
が“H"レベルになると、第12図のローパスフィルタ141
はスイッチ181によりオン状態になると共に、インバー
タ147で反転された“L"レベルによってANDゲート148の
出力が“L"となり、それによって切換回路144がモノク
ロック回路143の出力側に切換えられる。
第12図のローパスフィルタ141がオン状態になると、差
信号S31はそのローパスフィルタ141中の抵抗180及びコ
ンデンサ182によって高周波成分が除去される。ここ
で、ローパスフィルタ141における遮断周波数fcの値
は、ID部100cのピット100c−1の影響で発生する高周波
信号の周波数よりも十分小さい値に設定しておく。する
と、ローパスフィルタ141はID部100cのピット100c−1
を横切った時に発生する高周波信号のみに作用するた
め、そのローパスフィルタ141の出力信号S141は、第14
図に示すように、ID部100cの影響によって現われる波形
が低減ろ過された波形となる。そのため、第12図のヒス
テリシス付比較器142において、第14図における電圧レ
ベルV1,V2のように、ローパスフィルタ141で低減ろ過さ
れたID部信号振幅より大きな幅のヒシテリシスを設ける
ことにより、ID部100cの影響を受けない2値差信号をこ
の比較器142から出力できる。このヒステリシス付比較
器142の出力信号S142により、モノクロック回路143でト
ラック横断パルスS143が生成され、それが切換回路144
を通してダウンカウンタ120及び速度カウンタ151等へ供
給されるため、ピックアップ装置10は誤って加速もしく
は減速されることがない。
なお、以上の説明において、マイコン101はピックアッ
プ装置10の移動速度が低い時に制御信号S101cを“H"レ
ベルにすることで、動作説明を行ってきた。移動開始時
の低速時に、現在速度の測定に誤差があっても、停止す
るまでに速度フィードバックする時間が十分ある。その
ため、マイコン101が制御信号101を“H"レベにする条件
として、残りトラック数が一定値以下になった時とする
ことも可能である。
ダウンカウンタ120の値が零になると、シーク動作が終
了する。第7図のマイコン101は、シーク動作が終了す
ると、番地読取り回路21の出力を参照し、現在番地を確
認し、指定番地と一致していたら、シーク動作は完了す
る。現在番地と指定番地が不一致の場合は、再び前記と
同じ動作を繰返すか、もしくはジャンプと呼ばれる隣接
トラックへの移動の繰返しで指定番地にピックアップ装
置10を移動させてシーク動作を完了させる。
本実施例では、次のような利点を有する。
2分割の光検出器15から出力される差信号S31及び和信
号S30のうち、差信号S31に基づきヒステリシス付比較器
142及びモノクロック回路143で得られるトラック横断パ
ルスS143から速度カウンタ151によりピックアップ装置1
0の移動速度を測定し、常に最新の速度情報から補正カ
ウンタ154で擬似トラック横断パルスS154を発生させて
おき、前記和信号S30を用いて比較器145及び単安定マル
チバイブレータ146でID部100cを検出してIDゲート信号S
146を出力する。そして、ピックアップ装置10がID部100
cを横断する時、高速移動時にはANDゲート148の出力信
号で切換回路144を切換えて擬似トラック横断パルスS15
4を用い、低速移動時には前記ANDゲート148の出力信号
で切換回路144を切換え、差信号S31をローパスフィルタ
141、ヒステリシス付比較器142及びモノクロック回路14
3を通して得られる補正されたトラック横断パルスS143
を用いる。これにより、ID部100cによる偽のトラック横
断パルスにより誤ってトラック数をカウントすることが
なくなり、ID部100cにおけるピット100c−1の再生信号
の周波数以上の高速なシーク動作が可能になる。
なお、本発明は図示の実施例に限定されず、第7図にお
けるトラックシーク装置の全体構成、例えばピックアッ
プ装置10を他の構成にしたり、さらにはシーク制御回路
110の内部回路を他の構成にする等、種々の変形が可能
である。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、第1及び第2の発明によれ
ば、ID部検出手段のIDゲート信号がないときにはトラッ
ク横断信号を用いてシーク動作を行わせる。ID部検出手
段でID部が検出されると、ID部補正手段により、高速移
動時(あるいはシークの残りのトラック数が所定値より
大きい場合)において前記トラックシーク横断信号を擬
似トラック横断信号へ切換え、さらに低速移動時(ある
いはシークの残りトラック数が所定値より小さい場合)
において前記トラック横断信号を補正した信号に切換
え、それらの擬似トラック横断信号及び補正した信号に
より、シーク動作を行わせる。これにより、信号再生手
段における移動トラック数のカウント及び移動速度の検
出が精度良く行われ、それによって高速移動が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るシーク制御回路の構成
図、第2図は従来のトラックシーク装置の構成図、第3
図は従来の記録円盤の説明図、第4図は第2図の光検出
器の構成図、第5図は第2図の移動検出回路の構成図、
第6図は第5図の信号波形図、第7図は本発明の実施例
を示すトラックシーク装置の構成図、第8図は第7図に
おける光磁気ディスクの記録円盤の説明図、第9図は第
8図のトラック拡大図、第10図(1),(2)は第7図
のトラック横断時の波形図、第11図は第7図のトラック
横断パルスとIDゲート信号の波形図、第12図は第1図の
ローパスフィルタ及びヒステリシス付比較器の回路図、
第13図は第1図のタイムチャート、第14図は第12図の波
形図である。 1……光源、1a……光ビーム、3……モータ、10……ピ
ックアップ装置、15……光検出器、15−1,15−2……第
1,第2の検出器、21……番地読取り回路、26……駆動回
路、27……駆動素子、100……記録円盤、100a……トラ
ック、100c……ID部、101……マイクロコンピュータ
(マイコン)、110……シーク制御回路、120……ダウン
カウンタ、130……基準速度発生器、140……信号処理回
路、141……ローパスフィルタ、142……ヒステリシス付
比較器、143……モノクロック回路、144……切換回路、
145……比較器、146……単安定マルチバイブレータ、14
7……インバータ、148……ANDゲート、150……現在速度
発生器、151……速度カウンタ、152……レジスタ、153
……ROM、154……補正カウンタ、160……減算器、170…
…D/A変換器。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予めピットの形態で形成された識別部を有
    する複数本のトラックが形成された記録担体に記録され
    ている信号を再生する信号再生手段と、前記記録担体の
    トラックを横断する方向に前記信号再生手段を移動させ
    る移動手段と、前記移動手段の駆動によって前記信号再
    生手段が前記トラックを横断する回数を計数する計数手
    段と、前記計数手段の計数値が所定値になったときに前
    記移動手段の駆動を停止する手段とを、備えたトラック
    シーク装置において、 前記信号再生手段から検出される連続する2つ以上のト
    ラック横断信号から前記信号再生手段の移動速度を検出
    する移動速度検出手段と、 前記信号再生手段が前記識別部を横断する時に前記移動
    速度検出手段で検出された最新の移動速度を計数して擬
    似トラック横断信号を発生する擬似信号発生手段と、 前記信号再生手段が前記識別部を横断する時に該信号再
    生手段の出力信号の変化から該識別部を検出する識別部
    検出手段と、 前記識別部検出手段によって前記識別部が検出された区
    間において、前記移動速度が所定値より小さい場合はロ
    ーパスフィルタを通して前記トラック横断信号を検出し
    て前記移動速度検出手段に与え、前記移動速度が所定値
    より大きい場合は前記トラック横断信号を擬似トラック
    横断信号に切換えて前記移動速度検出手段に与える識別
    部補正手段とを、 設けたことを特徴とするトラックシーク装置。
  2. 【請求項2】予めピットの形態で形成された識別部を有
    する複数本のトラックが形成された記録担体に記録され
    ている信号を再生する信号再生手段と、前記記録担体の
    トラックを横断する方向に前記信号再生手段を移動させ
    る移動手段と、前記移動手段の駆動によって前記信号再
    生手段が前記トラックを横断する回数を計数する計数手
    段と、前記計数手段の計数値が所定値になったときに前
    記移動手段の駆動を停止する手段とを、備えたトラック
    シーク装置において、 前記信号再生手段から検出される連続する2つ以上のト
    ラック横断信号から前記信号再生手段の移動速度を検出
    する移動速度検出手段と、 前記信号再生手段が前記識別部を横断する時に前記移動
    速度検出手段で検出された最新の移動速度を計数して擬
    似トラック横断信号を発生する擬似信号発生手段と、 前記信号再生手段が前記識別部を横断する時に該信号再
    生手段の出力信号の変化から該識別部を検出する識別部
    検出手段と、 前記識別部検出手段によって前記識別部が検出された区
    間において、シークの残りトラック数が所定値より小さ
    い場合はローパスフィルタを通して前記トラック横断信
    号を検出して前記移動速度検出手段に与え、前記残りト
    ラック数が所定値より大きい場合は前記トラック横断信
    号を前記擬似トラック横断信号に切換えて前記移動速度
    検出手段に与える識別部補正手段とを、 設けたことを特徴とするトラックシーク装置。
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