JPH07194512A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH07194512A
JPH07194512A JP5351330A JP35133093A JPH07194512A JP H07194512 A JPH07194512 A JP H07194512A JP 5351330 A JP5351330 A JP 5351330A JP 35133093 A JP35133093 A JP 35133093A JP H07194512 A JPH07194512 A JP H07194512A
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JP
Japan
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unit
forceps raising
fixed
wire
tip
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP5351330A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Nakazawa
雅明 中沢
Koji Nakamoto
孝治 中本
Yasuto Kura
康人 倉
Seiji Kitano
誠二 北野
Hideo Ito
秀雄 伊藤
Hisao Yabe
久雄 矢部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP5351330A priority Critical patent/JPH07194512A/ja
Publication of JPH07194512A publication Critical patent/JPH07194512A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B1/00Instruments for performing medical examinations of the interior of cavities or tubes of the body by visual or photographical inspection, e.g. endoscopes; Illuminating arrangements therefor
    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
    • A61B1/00098Deflecting means for inserted tools

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は組立作業性が良く、組立作業時間も短
く、かつ部品管理もしやすくすることを最も主要な特徴
とする。 【構成】内視鏡の挿入部3と操作部1とをそれぞれ別個
に組立てる独立の組立てユニットによって形成するもの
において、前記挿入部ユニット318が挿入部可撓管
と、この挿入部可撓管に内蔵された内蔵物とからなるも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の機能が付加される
内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から内視鏡に複数の機能を付加する
為に、挿入部の先端部に配設された先端硬性部に画像伝
達部材、照明光伝達部材、湾曲駆動部材、処置具挿通管
路、鉗子起上駆動部材、送気送水吸引管路等の長尺部材
が連結され、それを挿入部の湾曲管部および可撓管部に
挿通させる構成にしたものが提案されている。
【0003】この種のものとして、例えば、特開平4−
20323号公報にはイメージガイドファイバ、ライト
ガイドファイバ、チャンネルチューブ及び湾曲操作ワイ
ヤ等の長尺部材の先端部が先端硬性部に固定され、それ
を湾曲管部、可撓管部に挿通した挿入部が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平4−20323
号公報のものは内視鏡の組立て作業時には挿入部と操作
部との連結作業は挿入部の先端部、湾曲管部、長尺部
材、可撓管部等を操作部側の各部分とそれぞれ個別に接
続する作業が時系列的に順次行なわれている。そのた
め、接続作業を行なう部分が多く、組立作業が複雑であ
ると共に、組立に時間がかかる問題がある。
【0005】また、修理時においても、例えば湾曲管部
を交換する際に、不必要な部分の取り外しが必要となる
問題がある。さらに、挿入部全体を交換する場合も、前
述のパーツ類を1つ1つ組み込んで修理するためにやは
り作業が繁雑で手間がかかる問題がある。そのため、修
理工場でのリペアパーツ類の管理もやりにくい問題があ
る。また、操作部についても同様の欠点がある。
【0006】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、組立作業性が良く、組立作業時間も短
く、かつ部品管理のしやすい内視鏡を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は内視鏡の挿入部
と操作部とをそれぞれ別個に組立てる独立の組立てユニ
ットによって形成するものにおいて、前記挿入部ユニッ
トが挿入部可撓管と、この挿入部可撓管に内蔵された内
蔵物とからなるものである。
【0008】
【作用】本発明は内視鏡の組立て作業時には挿入部と操
作部とをそれぞれ別個に組立て、独立の組立てユニット
をそれぞれ形成し、別個に組立てられた挿入部ユニット
と操作部ユニットとを最終段階で組付けて一体化するよ
うにしたものである。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1乃至図2
3を参照して説明する。図1〜図3に示すように内視鏡
は操作部1を備えている。操作部1にはこれを手で保持
するためのグリップ部2が設けられている。
【0010】操作部1には挿入部3とユニバーサルコー
ド4が接続される。ユニバーサルコード4は端部にコネ
クターを有している。このコネクター5は照明光を供給
する光源装置6に接続される。
【0011】挿入部3の先端側には操作部1に設けたア
ングルノブ7により湾曲される湾曲部8と、その先に設
けた先端部9とを有している。先端部9には、挿入部3
の内部を延びている鉗子チャンネルの開口が設けられて
いる。
【0012】鉗子チャンネルの他方の開口は操作部1に
鉗子開口部10として設けられている。鉗子開口部10
には鉗子栓11が付けられる。鉗子栓11には塩化ビニ
ル、シリコンゴムなどの弾性体で形成された吸引チュー
ブ302の一端部が管路分岐部材303を介して取り付
けられる。
【0013】この吸引チューブ302は図2(B)に示
すようにグリップ2に設けられたチューブ固定用溝部3
04にはめ込み固定されている。さらに、吸引チューブ
302の他端部は吸引ピストン23に設けられた入口管
路305に接続される。
【0014】また、吸引ピストン23には出口管路30
6が設けられており、ここに吸引接続チューブ307の
一端部がエルボ部材308を介して接続される。この吸
引接続チューブ307の他端部はユニバーサルコード4
に取り付けられたチューブ固定部材309を介して図示
されない吸引ポンプへつながる第2の吸引チューブ31
0と接続される。
【0015】また、操作部1には硬い樹脂製のFEレバ
ー301が取り付けられている。そして、このFEレバ
ー301は湾曲部8を湾曲固定状態に保ったり、湾曲固
定状態を開放するときに使用される。
【0016】さらに、挿入部3にはこの挿入部3の破損
を防止するためのオレドメ12が操作部1側の端部に設
けられている。なお、コネクター5には送気装置13と
送水装置14が接続されている。
【0017】さらに、映像信号を処理するビデオプロセ
ッサ15が接続アダプタ16を介してコネクター5に接
続されている。ビデオプロセッサ15には、信号処理さ
れた映像信号による被写体像を表示するモニター17
と、映像信号を記録再生するVTRデッキ18と、映像
信号により被写体像を印字するビデオプリンタ19と、
映像信号を記録する大容量の記憶装置であるビデオディ
スク20等が接続されている。
【0018】また、操作部1にはビデオプロセッサ15
を操作するスイッチ21が設けられている。さらに、こ
の操作部1には、挿入部3の先端部9へ送気・送水する
ための送気・送水ピストン22と、吸引するための吸引
ピストン23とが設けられている。
【0019】さらに、操作部1のグリップ部2の下方に
は鉗子起上ワイヤ開口部24が設けられている。また、
操作部1のグリップ部2には駆動軸開口部25が設けら
れている。
【0020】ここで、鉗子起上ワイヤ開口部24からは
鉗子起上ワイヤ25の一端が導出されている。さらに、
駆動軸開口部25からは駆動軸28の一端が導出されて
いる。この駆動軸28はアングルノブ7と同軸に設けた
鉗子起上レバー27により移動される。
【0021】また、駆動軸28の挿入部側に設けられた
駆動軸28と鉗子起上ワイヤ26との接続部29には鉗
子起上ワイヤ26が固定ねじによって接続部29に取り
外し可能に押圧固定されている。
【0022】さらに、鉗子起上ワイヤ26の先端側には
後述する鉗子起上台36に連結されている。この鉗子起
上台36も先端部9に対し取り外し可能になっている。
又、接続部29を覆う電気絶縁物からなる保護カバー2
05が操作部2に着脱自在に設けられている。
【0023】次に、先端部9の構成を図4〜図12に示
す。ここで、先端部9の先端部本体33には図4に示す
ように対物レンズ30、照明レンズ31、これらに空
気、水等を噴出するノズル32が設けられている。
【0024】さらに、先端部9には図6に示すように操
作部1の鉗子開口部10に連通するチャンネル34の先
端開口部35が設けられ、その先にチャンネル34に挿
通した鉗子(図示せず)を起上させる鉗子起上台36が
設けられる。
【0025】また、鉗子起上台36には図9(A)〜
(C)に示すようにチップ収納部38が設けられてい
る。このチップ収納部37には鉗子起上ワイヤ26の先
端にステージングで設けたチップ38が挿入されてい
る。なお、鉗子起上台36はプラスチック等の起上軸3
9によりスロープ部本体40に所定の角度範囲内で回転
可能に軸支されている。
【0026】また、先端部本体33は例えばポリサルホ
ン、変性PPO等の絶縁部材からなる着脱カバー41と
固定カバー42とで構成されている。ここで、固定カバ
ー42は図8に示すように先端部本体33の側孔44内
に挿入され、接着固定される止めピン43によって先端
部本体33に固定されている。
【0027】さらに、着脱カバー41は図4に示すよう
に鉗子起上台36、鉗子起上ワイヤ26、スロープ部本
体40と一体で先端部本体33に対して着脱自在に連結
されている。
【0028】また、スロープ部本体40の底部には図9
(D),(E)に示すように起上軸39の通る起上軸穴
45が形成されている。さらに、このスロープ部本体4
0の図の向って左側から上部に向って鉗子起上ワイヤ2
6の走行に沿った滑らかなスロープ46が形成されてい
る。このスロープ46はスロープ部本体40の上部に貫
通する起上ワイヤガイド穴47とほぼ平行な上面48と
円滑につながるように構成されている。さらに、スロー
プ部本体40の上面48、鉗子起上台36側側壁には、
鉗子起上台36の起上範囲を規定するストッパ突起部4
9が突設されている。
【0029】また、スロープ部本体40にはチャンネル
34の開口する先端開口部面50を図の向って右側に有
し、その面より鉗子起上台36に滑らかにつながる鉗子
経路部51が構成されている。さらに、その鉗子経路部
51の上面は、鉗子起上時に鉗子が曲る形状に沿った起
上ガイド部52を構成している。この際、起上ワイヤガ
イド穴47と鉗子経路部51の中心線はほぼ平行でそれ
らと起上軸穴45はほぼ垂直に構成されている。
【0030】また、スロープ46の鉗子起上台36側接
触面53は鉗子起上台36の側壁とほぼ平行に設けてい
る。さらに、スロープ部本体40の底部には、鉗子起上
台36の底部が位置する切り欠き部54を有している。
この際、先端部本体33は対物レンズ30、照明レンズ
31、ノズル32を有する部分を少なくとも鉗子起上台
36側の面が平面になるように形成されるとともに、チ
ャンネル口金55、案内管56の開口端もやはり平面に
なる様に、糸巻き接着部57に対してL字状に設けられ
ている。
【0031】また、固定カバー42は図7(A)に示す
ように略L字状に形成されている。この場合、糸巻き接
着部57、側端の底部89はO状リングで形成され、そ
の上方に一部切り欠き部59を有する凹状溝60が設け
られている。
【0032】そのさらに上方には、レンズ30,31
類、ノズル32等を除いて先端部本体33を覆うように
形成されている。糸巻き接着部57は、湾曲部8に湾曲
し易いように設けられたフッ素ゴム等の弾性材からなる
湾曲ゴム61を固定する部分である。
【0033】また、着脱カバー41は底部58を一部切
り欠き部62を有するC状リングで形成し、固定カバー
42の凹状溝60に弾性変形して嵌合するように設けら
れている。ここで、固定カバー42の少なくとも凹状溝
60の硬さは、固定カバー42の底部89と略同等、も
しくは硬くするように設定されている。またそれと共
に、着脱カバー41は固定カバー42より弾性が高く、
滑り性の良いプラスチック材料にして、より着脱しやす
くすることが考えられる。
【0034】また、着脱カバー41は弾性の高い同材質
を使用してもかまわない。具体的には硬さについてはガ
ラスを含有することによって硬くすることが考えられ
る。弾性についてはポリエチレン・ポリアセタール・ポ
リプロピレン等は弾性が高くポリサルホン、変性PPO
は弾性が低い材料である。滑り性についてはPTFEの
コート、フッ素樹脂コートを施したり、塗装を施した
り、親水性処理・撥水性処理を施したりまたプラスチッ
クの型にガラスビーズやしぼを施すことにより、滑り性
を高めることが考えられる。
【0035】さらに、着脱カバー41は底部58の上方
に固定カバー42と嵌合する切り欠き部63を有し、そ
の上方にフック部64を有している。一方上端部65は
滑らかなR形状で形成されている。フック部64は着脱
カバー41の着脱方向と略垂直方向に延びた係止手段で
先端部本体33の端部と嵌合している。
【0036】また、スロープ部本体40、鉗子起上台3
6、着脱カバー41は図9(B)に示すように、少なく
とも鉗子起上台36が起上軸39に対して所定の角度範
囲で回転できるように形成されている。あるいは図9
(A)に示すように、鉗子起上台36をプラスチック等
で起上ピン66と一体に形成し、スロープ部本体40に
対して回転できるように、スロープ部本体40に設けた
穴に起上ピン66を挿入し、その後で起上ピン66の頭
を熱でつぶして固定してもよい。
【0037】スロープ部本体40と着脱カバー41は、
スロープ部本体40に設けた凸部67と着脱カバー41
に設けた位置決め穴68により位置決めされ接着されて
いる。このため、スロープ部本体40には接着だまり部
69を設けてある。
【0038】さらに、図9(C)に示すように、起上軸
39で鉗子起上台36とスロープ部本体40を回転可能
に連結し、スロープ部本体40と着脱カバー41を接着
して三体を一体化してもよい。
【0039】また、図5は組立完成時の先端部9の構成
を示す。鉗子起上台36を通り図4の紙面に垂直かつ軸
に平行な面で切った先端部の断面を図6に示す。ここ
で、照明レンズ31には光源装置6から照明光を送るラ
イトガイドファイバー70が対向配置されている。
【0040】このライトガイドファイバー70は先端部
本体33の切り欠き部71内に接着剤を充填して固定し
てあり、その切り欠き部71には接着カバー72がかぶ
せられ、先端部本体33より湾曲部8から挿入部3の全
長にわたってシリコン等の保護チューブ73を接着固定
し、さらにその上から湾曲部8のみシリコン等の保護チ
ューブ74を糸75で縛って固定している。
【0041】さらに、ライトガイドファイバー70は図
8のように先端部本体33の側壁ねじ部76、HUねじ
77でとめられている。同じように対物レンズ30には
ビデオプロセッサ15に導かれる導線(図示せず)が接
続されたCCD78が対向している。
【0042】対物レンズ30のレンズユニット79は図
9(A)に示すように、先端部本体33の側壁ねじ部9
0にHUねじ91でとめられており、ノズル32は、そ
の先端が絞られていて、先端部本体33に接着固定され
ており他端には、送気・送水ピストン22のシリンダ
(図示せず)につながっている送気・送水チューブ80
が糸81で縛られて固定されている。この送気・送水チ
ューブ80の接続部では先端部本体33に切り欠き部8
2が設けてあり、送気・送水チューブ80の曲りを可能
にしている。
【0043】また、図6に示すように、チャンネル34
は少なくとも湾曲部8内において、コイル83を外装し
ており管部材からなるチャンネル口金55の外周に設け
た凸部84に突きあてて接着固定されている。
【0044】チャンネル口金55の凸部84は先端部本
体33の凹部85に突きあてて先端部本体33に接着固
定するとともに、チャンネル口金55の鉗子起上台36
側端は、先端開口部35に滑らかに接着剤を塗布してい
る。他端側は外に広がるラッパ部を有している。
【0045】鉗子起上台36の鉗子接触面86は、滑ら
かな立ち上がりでU字状溝形状を形成している。また鉗
子起上ワイヤ26は先端開口部92に設けられた案内管
56によって挿入部3内を経由して操作部1、鉗子起上
ワイヤ開口部24に至っている。
【0046】案内管56には、鉗子起上台36側端ラッ
パ部87が形成されており、先端部本体33にあけられ
た段歪穴88に接着固定されている。先端部本体33に
は、鉗子起上ワイヤ26の移動経路にスロープ部本体4
0を形成しており、その途中にはストッパ突起部49を
設け、鉗子起上台36の起上範囲を規制している。
【0047】上記に示す構成により、先端着脱部93は
先端部本体33に対し、着脱可能となる。
【0048】鉗子起上ワイヤ開口部24の詳細を図10
に示す。鉗子起上ワイヤ開口部24には操作部1内に設
けたフレーム94が延びており、グリップ部2、口金固
定カバー95、鉗子ワイヤ開口部本体96がフレーム9
4に設けたネジ部97に螺合されたストッパリング98
と操作部本体99に挟み込まれて固定されている。
【0049】挿入部3を構成する外装チューブ100の
操作部1に接着等で固定された後端口金101に螺合し
ている接続口金102のフランジ部103と後端口金1
01に螺合している固定リング104がフレーム94内
に突出した凸部105を挟み込むことによって固定され
ている。尚、後端口金101と接続口金101に設けら
れた孔106と接続口金102に設けられた溝116に
固定ピン107を嵌入することにより固定されている。
【0050】外装チューブ100を保護するオレドメ1
2はオレドメ12にインサート成形されたオレドメ口金
109の内面に設けたネジ部110とフレーム94のネ
ジ部97が螺合することにより固定されている。
【0051】グリップ部2と、固定カバー95、口金固
定カバー95と鉗子ワイヤ開口部本体96、鉗子ワイヤ
開口部本体96とフレーム94、フレーム94と後端口
金101の水密はそれぞれOリングA112、異形パッ
キン113、OリングB114、OリングC115によ
って行われている。
【0052】ここで、固定ピン107は、フレーム94
に取り付けられる前の状態で抜けないように熱収縮チュ
ーブ、天然ゴムNBR、シリコンゴム、ウレタンゴム、
粘着テープ(いずれも図示しない)で仮固定して、組立
時はずすようにするか、あとから取り外し可能な接着剤
で仮固定しても良い。
【0053】組立後は、フレーム94端部の凸部105
で抜けないようにしている。この際、前述の接続口金1
02の内径は挿入部3の内径以上としている。固定ピン
107はせん断強さの強いものとしてクロムモリブデン
鋼を用い、さらに複数本でも可とする。固定ピン107
は作業性を良くする為に頭を太径にしている。
【0054】また、固定ピン107が移動する溝116
は接続口金102上で閉じた溝116でこの長さで調整
幅を規制している。ここで溝116は図では、貫通して
いるが有底でも良い。
【0055】よって挿入部3の操作部1端は固定ピン1
07を抜いた状態で接続口金102を回転し、挿入部3
の全長を調整することができる。この際、調整範囲は螺
合部108のピッチを変えたり、接続口金102上の溝
116を複数設けるか後端口金101に設けられた孔1
06を複数設けることによって微調整が可能としても良
い。
【0056】接続口金102の外径はフレーム94の内
径をと嵌合し、しかも後端口金101ともネジ嵌合とい
うダブルで嵌合しており、フレーム94の凸部105の
平面端111とフランジ部103で面突き当てしてい
る。
【0057】口金固定カバー95は図11に示す図10
のI−I断面のように、フレーム94にビス固定された
固定具117に、固定カバー95に設けている突出部1
18によって形成された溝部119を嵌入することによ
って位置決めされている。ここで、鉗子起上ワイヤ開口
部本体96は、口金固定カバー95の異形部と略同形で
嵌合しているので、鉗子起上ワイヤ開口部本体96もま
た位置決めされている。
【0058】また、図10に示すように、固定カバー9
5の開口部120には、鉗子起上案内管口金121がそ
の外周に形成した凹状溝122に設けたOリング23を
介して、シール固定されている。この場合、固定カバー
95の突出部124の孔125にピン126を嵌入し、
さらにこのピン126を鉗子起上案内管口金121の切
り欠き部127に嵌入することにより、鉗子起上案内管
口金121は位置決めされている。
【0059】鉗子起上ワイヤ26が導入される鉗子起上
案内管128は、鉗子起上案内管128の後端パイプ1
29が鉗子起上案内管口金121に接着固定されてお
り、他端は先端鉗子起上案内チューブ130が先端部3
3に設けられている案内管56に糸縛り後、接着固定さ
れ、挿入部3内に配されている。
【0060】また、図12は、鉗子起上案内管128の
構成を示す。鉗子起上案内管128は、先端部本体33
に設けられた案内管56に先端鉗子起上案内パイプ13
1の一端に設けられた先端鉗子起上案内チューブ130
の一端を先端部本体端面139に突き当てた状態で糸縛
り部140で固定し、それに突き当てるように先端鉗子
起上案内チューブ130の外側に先端コイルパイプ13
8を被せている。
【0061】先端コイルパイプの操作部1端は、鉗子起
上案内パイプ131に半田付けして固定している。鉗子
起上案内パイプ131のもう一端には、端部を突き出し
た状態でチューブ止め管132を半田付けしている。鉗
子起上案内パイプ131の突き出し端には、後端パイプ
129とを結ぶ後端案内チューブ133をかぶせチュー
ブ止め管132に突き当て、糸縛り部134を設けさら
に後端案内チューブ133の外装として後端コイルパイ
プ135を糸縛り部134に突き当てさらにもう一端側
は糸縛り部136で止めている。
【0062】一方、鉗子起上案内管128の操作部1端
は、案内板143に設けられた案内経路溝144に納め
られ、案内板143に設けられた嵌合穴146に合う嵌
合突起147を有する案内板ふた145ではさみ込み、
鉗子ワイヤ開口部本体96の内部に設けられた導入部1
53を有する。押さえ部152で押さえると共に口金固
定カバー95に設けられた口金受部151に案内板14
3に設けられた上部受け部149を抑えるようにしてい
る。案内板143と案内板ふた145の挿入部3端はフ
レーム94の外周に乗せるようにしている。
【0063】次に第16図に挿入部ユニット318につ
いて示す。挿入部ユニット318は大きく分けて、先端
部ユニット319、湾曲部ユニット320と可撓管ユニ
ット321に分けられそれぞれのユニット間を接着固
定、ネジ止め固定等で接合し最後に湾曲ゴム61を湾曲
部ユニット320の上に外装して挿入部ユニット318
を構成している。
【0064】それぞれのユニットとして先端部ユニット
は、図4〜図9(C),図15に示すように構成され、
図12に示す鉗子起上案内管128及び図5,6に示す
チャンネル34、送気用チャンネル312と送水用チャ
ンネル313が送気送水分岐321で一緒にした送気・
送水チューブ80、ライトガイドファイバー70、電気
ケーブル314等が取り付けられている。
【0065】また、湾曲部ユニット320には図13
(A),(B)および図14(A),(B)に示すよう
に複数の湾曲コマ322を複数の回動ピン323で回動
自在にカシメており、先端部9側の一番前の湾曲コマ3
22には1〜4本のアングル操作用ワイヤ311がロー
付けされている(図13(A),(B)および図14
(A),(B)中に2点鎖線で示す)とともに、各湾曲
コマ322に設けられたワイヤガイド部328を介して
湾曲管ユニット320の後方開口端より延出している。
【0066】さらに湾曲コマ322を回動自在に連結し
た外周には、金属性の網状管325を被覆している。可
撓管ユニット321は図13(A)〜図15(C)に示
すように、内側より1〜3重のフープ部材326その外
に金属性の網状管327その上に樹脂層の外装チューブ
100等を被覆した物の両端にツナギカン328と後端
口金101を接着固定している。
【0067】後端口金101の上にはさらに熱収縮チュ
ーブ329で固定している。ツナギカン328には1〜
4本のアングル操作用ワイヤ311をガイドするガイド
コイル330をロー付けしている。後端口金101には
図10のごとく接続口金102を調節可能に設けてい
る。ガイドコイル330は接続口金102の端面から延
出しており接続口金102端から一定の距離を保って、
取り付け調整具331を有している。
【0068】また、取り付け調整具331は固定部33
2と可動部333とからなり、固定部332は、普数の
平面からなるストッパ部334とネジ部335とからな
りガイドコイル330に半田付けされている。一方の可
動部333は固定部のネジ部335に螺合されており軸
方向に移動可能であり外周には、ストッパ部336を有
すると共に一部に溝337を有している。図17(B)
に取り付け調整具331を示す。
【0069】次に、図1の駆動軸開口部25と鉗子起上
レバー27の周辺部の詳細を図16(A),(B)に示
す。鉗子起上レバー27は操作部1内に延びるアングル
ノブ7と共通の支軸156に対して支軸156の凹状溝
157に向けたOリング158に接する軸受け159を
介して回転可能に取り付けられている。
【0070】軸受け159は一端に鉗子起上レバー27
を押さえる押圧フランジ160を有し、他端にネジ部
(図示しない)を外周に有し、継手部材161に螺合固
定されている。
【0071】鉗子起上レバー27は押圧フランジ160
と接着等の手段で一体に固定されている。実際に指を掛
けるツマミ部162はビス163により腕部164に固
定されている。
【0072】軸受け159は外周に凹状溝165を有
し、その中にOリング166が設けられ、操作部本体9
9と水密に回転可能に設けられている。継手部材161
の操作部本体99内の一端はフック部167を有し、ピ
ン168を介してリンク腕169と回転可能に設けられ
ている。
【0073】リンク腕169の他端は同様にピン170
を介して台座171に回転可能に設けられている。台座
171の両サイドには操作部本体99内に固定された断
面凹状のガイド壁172を有している。
【0074】台座171の挿入部3側には、係合穴17
3が設けられており、この係合穴173には、駆動軸2
8に取り付けられている継手固定具171に螺合して固
定されている駆動継手棒175が挿入されている。
【0075】従って鉗子起上レバー27を回転させれば
台座171は進退するので、この進退が駆動継手棒17
5、駆動軸28、鉗子起上ワイヤ26を介して先端部9
の鉗子起上台36へ伝えられ、鉗子起上台36の起上・
倒置が行われる。
【0076】この進退のストロークは起上時は、先端部
本体33にあるストッパ突起部49、倒置時は台座17
1の進退するガイド板176に取り付けられたストッパ
板177でそれぞれ決められる。
【0077】又、駆動軸28の傾きを抑えるため、駆動
軸開口部25には数個のOリング178と樹脂でできた
駆動軸受179が配された駆動軸受け口金183が接着
固定されており、駆動軸28を受けている。駆動軸28
の水密はシール部180で行われる。
【0078】シール部180はインサート金物184を
駆動軸受け口金183に螺合し取り付けられる。駆動軸
開口部25は樹脂でできたグリップ部2に設けられたビ
ス受181にビス受け182を螺合することにより固定
されている。
【0079】駆動軸受け口金183と駆動軸開口部2
5、駆動軸開口部25とグリップ2、グリップ部2とビ
ス受け181、グリップ部2と操作部本体99の水密は
それぞれOリングA185、異形パッキン186、Oリ
ングB187、OリングC188で行われる。
【0080】図17(A)には、図13(A)〜図14
(B)に示す取り付け調整具331の操作部1内の接続
を示す。この取り付け調整具331は操作部1を支える
ジイタ338に取り付け板339をビス340,341
でネジ止め固定している。
【0081】図18(A)は取り付け板339の斜視図
を示し、図18(B)は取り付け板339に取り付け調
整具331の溝337部を取り付け板339に設けられ
た取り付け孔342の開口部343を弾性変形させては
め込む図を示している。尚、図示しないが取り付け板3
39をジイタ338に対して調整可能にしても良い。
(取り付け板339またはジイタ338に複数のネジ穴
を設ける等)。
【0082】また、駆動軸28の挿入部3側に設けられ
ている接続部29の構造を図19(A),(B)に示
す。駆動軸28の接続部本体189にワイヤ押圧部本体
190が螺合されており、鉗子起上ワイヤ26を案内す
るワイヤ案内部191が固定ビス192によって接続部
本体189に固定されている。
【0083】そして、接続部本体189に設けられた溝
13に挿入されたワイヤ押圧部本体190の抜けを防止
する抜け止め194がワイヤ案内部191によって抜け
止めされ固定されている。
【0084】鉗子起上ワイヤ26を固定する時には、鉗
子起上ワイヤ26をワイヤ案内部191の突き当て部1
95まで挿入し、ワイヤ押圧部本体190を回転させ、
鉗子起上ワイヤ26をワイヤ押圧部196で押圧変形さ
せることにより固定する。このとき、鉗子起上レバー2
7を倒置側に、台座171がストッパ板177に突き当
たるまで回転した状態で先端着脱部93を先端部9に取
り付けた後、先端部9に鉗子起上台36を倒置させる治
具を取り付けると、前述の通り、鉗子起上案内管128
の全長の寸法のバラツキは最小限に抑えているので、鉗
子起ワイヤ26の全長の寸法のバラツキを最小限に抑え
てやれば自然に鉗子起上ワイヤ26はワイヤ案内部19
1の突き当て部195に突き当たる。
【0085】ワイヤ案内部191には第1ワイヤ案内部
197と第2ワイヤ案内部198が設けられており、第
1ワイヤ案内部197は鉗子起上ワイヤ26を作業者が
導入し易くする為、その第1案内開口部199を大きく
している。第2ワイヤ案内部198は鉗子起上ワイヤ2
6の急激な曲りを防止する為、その第2案内開口部20
0は小さくかつ案内するテーパの角度は鋭角にしてい
る。
【0086】抜け止め194はその動きを規制するた
め、ワイヤ押圧部本体190の抜け止め係合部201と
ワイヤ案内部191で挟み込んでいる。また挟み込んで
いる方向の垂直方向も、抜け止め係合部201が抜け止
め194に対し、常に係合しているので抜け止め194
の動きを規制する。
【0087】接続部本体189は加工を簡単にする為、
ワイヤ押圧部本体190用のネジ部202と固定ビス1
92用のネジ部202を同軸、つまり、ネジの加工を同
一にしている。
【0088】鉗子起上ワイヤ26の押圧変形部は硬質部
148でありワイヤ押圧部本体190のワイヤ押圧部1
96の外径と鉗子起上ワイヤ26の硬質部148の全長
の関係は(ワイヤ押圧部196の外径)<(硬質部14
8の全長)となっている。
【0089】接続部29の小型化の為、ワイヤ押圧部本
体190には回転手段(例えばローレット部)を設け
ず、回転用係合突起204を設け、そこに回転手段を係
合させ回転させる。
【0090】また、接続部29には図17に示すように
絶縁材からなる保護カバー205が操作部1に対して着
脱自在に設けられている。保護カバー205は駆動軸開
口部25に設けられた位置決め穴206に保護カバー2
05の位置決め突起207を挿入したのち、操作部1側
に保護カバー205を押し込み、次に鉗子起上案内管口
金121に設けられたシリンジテーパ凸部208に保護
カバー205のシリンジテーパ凹部209を嵌合させる
ことにより固定される。
【0091】また、図20は操作部ユニット238を示
すものである。この操作部ユニット238は操作部本体
99とグリップ部2とスイッチボックス154に分けら
れる。ここで、操作部本体99にはアングルノブ7等の
支軸156が設けられている。この支軸156にはギヤ
364が設けられており、端部にチェーンエンド349
を有するチェーン365と可動自在にかみあっている。
【0092】また、送気・送水ピストン22が送気・送
水シリンダ366と同軸に設けられている。この送気・
送水シリンダ366には第4の送水チューブ235、第
4の送気チューブ234、第2の送水チューブ368、
第2の送気チューブ367が接続されている。第2の送
水チューブ368と第2の送気チューブ367にはそれ
ぞれ接続口金371が取付けられている。
【0093】さらに、第4の送気チューブ234は送気
接続部236を介し第3の送気チューブ369に継が
り、第4の送水チューブ235は送水接続部237を介
し送水チューブ370に継がる。
【0094】又、スイッチボックス154と操作部本体
99には各種の機能を有するスイッチ21を有し、それ
にはコード239がつながっている。グリップ部2は前
述のチェーン365とチェーンエンド349を覆うよう
に操作部本体99と水密嵌合されている。
【0095】また、図21(A)はユニバーサルコード
ユニット228を示すものである。このユニバーサルコ
ードユニット228は可撓管ユニット321と同様、外
層部229と網状管230とフープ材231からなりそ
の両端に操作部側口金233とコネクター側口金232
を有している。
【0096】また、図21(B)はコネクタユニット3
75を示すものである。このコネクタユニット375に
はコネクタケース378に各種の口金、例えば送水口金
216、送気口金380、連結口金377、固定口金2
25が設けられていると共に、接点開口部226が設け
られている。さらに、このコネクタユニット375の操
作部1側には接続用のネジ部227と接続管249とが
設けられている。
【0097】また、送水口金216には、第3の送水チ
ューブ370と送水口金221でつながっている送水チ
ューブ219を第2の糸縛り部218で固定している。
送気口金380は分岐部240を有し、第3の送気チュ
ーブ369と送気口金222でつながっている第2の送
気チューブ20を送気口金380側と中継チューブ37
9側に分けている。この中継チューブは連結口金377
に糸縛り部217で固定されている。
【0098】さらに、固定口金225には口金固定具3
74がカバーガラス372を有するガラス保持具373
ではさみこんで固定されている。接点開口部226とコ
ネクタケース378には電気ケーブルから出た第2のコ
ード241がつながった接点ピン224が設けられてい
る。
【0099】また、図22(A)は各ユニット(挿入部
ユニット318、操作部ユニット328、ユニバーサル
ユニット228、コネクタユニット375)の接続状態
を示すものである。ここで、操作部ユニット328と挿
入部ユニット318の接続部では図10に示すように鉗
子起上案内管128は鉗子起上案内管口金121を介し
て口金固定カバー95と接続されている。
【0100】同じく挿入部ユニット318の後端口金1
01と操作部ユニット328のフレーム94の接続は図
10に示すようにストッパリング98で固定されてい
る。この時、挿入部ユニット318のチャンネル34は
口金416を介し口金カバー413で操作部ユニット3
28と接続されている。さらに、挿入部ユニット318
の取り付け調整具331は操作部ユニット328の取り
付け板339で接続されると共に、挿入部ユニット31
8のガイドコイル330から延出したアングル操作用ワ
イヤー311は操作部ユニット328、チェーンエンド
349と接続されている。
【0101】また、挿入部ユニット318の送気用チャ
ンネル312と送水用チャンネル313は操作部ユニッ
ト328の送気・送水シリンダ366と連通する第2の
送気チューブ367と第2の送水チューブ368と接続
口金371で接続される。
【0102】さらに、挿入部ユニット318の電気ケー
ブル314は、スイッチボックス154から延びるコー
ド239と一緒にコネクタユニット375内で接続され
る。ライトガイドファイバー70も同様に操作部本体9
9内を経由し、ユニバーサルコード4を通って図22
(B)に示すようにコネクタユニット375の口金36
2に口金固定具374をねじ込んで接続されている。
【0103】また、コネクタユニット375と操作部ユ
ニット228との接続は途中にユニバーサルコードユニ
ット228を介しており、その中にライトガイドファイ
バー70、電気ケーブル223、第3の送水チューブ3
70、第3の送気チューブ69を連通している。
【0104】操作部ユニット328の第3の送気チュー
ブ370と第3の送水チューブ69はコネクタケース3
78内でそれぞれ送気口金222と送水口金221を介
して第2の送気チューブ20と送水チューブ219と接
続される。
【0105】また、図23は図22のブロック図を示す
ものである。各ユニットから延出された部材は図23中
にYで示す接続部材で接続部を構成すると共に、各ユニ
ット同志は図23中にXで示す接続部材で構成される。
このように各ユニット同志が一体になった後、前述のオ
レドメ12、第1のオレドメ210、第2のオレドメ2
11、カバー部材409、操作部裏ブタ242等の総組
立部品類でY、Xの接続部を見えないように水密にシー
ルした状態で組付け組立が完了する。
【0106】次に、上記構成の作用について説明する。
内視鏡の組み立て作業時には予め操作部1と挿入部ユニ
ット318とをそれぞれ別個に組立てる。ここで、挿入
部ユニット318は図15に示す如く先端部ユニット3
19と、湾曲部ユニット320と、可撓管ユニット32
1とから構成されている。そして、挿入部ユニット31
8の組立て作業時には最初は、湾曲部ユニット320の
アングル操作ワイヤー311を可撓管ユニット321の
ガイドコイル330の中に通しながら、湾曲部ユニット
320の最も操作部1側の湾曲コマ322を可撓管ユニ
ット321のツナギカン328の外周に外嵌し、トメビ
ス(NUビス)214で螺合接着固定する。
【0107】次に、先端部ユニット319の電気ケーブ
ル314、ライトガイドファイバー70、チャンネル3
4、鉗子起上案内管128等を長さの長い順に湾曲部ユ
ニット320の先端部9側開口により挿入してゆき、先
端部本体33の外周に先端部9側、湾曲コマ323を外
嵌し、接着、ビス固定を行う。
【0108】その後、湾曲部8に湾曲ゴム61を外装
し、その両端を糸巻き接着部57,215で固定する。
その後、先端部本体33のM面(図4)より決められた
寸法に可撓管ユニット321のフランジ部103のN面
(図14(A))がなるように接続口金102を回転調
整する。それについて、N面(図14(A))より決め
られた寸法にチャンネル34をカットする。
【0109】また、ガイドコイル330にN面より決め
られた寸法に固定部323を半田付けすると共に、可動
部333をネジ部335に可動自在に螺合する。鉗子起
上案内管128はM面(図4)から決められた長さにあ
らかじめ設定しておき、最後に接続口金102よりの延
出端に鉗子起上案内管口金121を接着固定する。以上
で挿入部ユニット318が完成する。
【0110】次に、操作部1と挿入部ユニット318と
を最終段階で組付けて一体化する。この一体化組付け作
業時にはまず、グリップ2とフレーム94を操作部1か
らはずした状態でフレーム94に図10に示すように固
定リング104ではさみ込んで挿入部ユニット318を
固定する。
【0111】その後、フレーム94を操作部1とネジ4
04で再度ドッキングする。その次に図17(A)に示
すように取り付け板339の開口部343より取り付け
調整具331の溝337を可動部333を決められた寸
法に調整して挿入固定する。具体的には、現物合わせで
±0の位置からだいたい2mm押し込んで固定すると良
い。
【0112】次に、アングル操作用ワイヤー311とチ
ャンネル34を決められた寸法でカットし接続する(図
示しない)。その後、グリップ2を先端部9より挿入固
定し、口金固定カバー95を次に挿入し、鉗子起上案内
管口金121を固定する。続いて、鉗子ワイヤー開口部
本体96を挿入し、ストッパリング98でネジ固定し、
挿入部3にオレドメ12を外装してドッキングを完了す
る。最後に先端着脱部93の鉗子起上ワイヤー26を先
端開口部92の案内管56に挿入して、着脱カバー41
の底部58を弾性変形させ固定カバー42の凹状溝60
にはめ込む(図5)。
【0113】また、向鉗子起上ワイヤー26は、鉗子起
上案内管口金121より延出し、図17に示す接続部2
9にて、図19(A),(B)の様に接続部本体189
の突き当て部195に押し当て、ワイヤー押圧部本体1
91を回転して鉗子起上ワイヤー26を接続する。尚、
この際、鉗子起上台36は倒置状態で行うこととする。
修理時は前述の手順を逆に行う。
【0114】そこで、上記構成のものにあっては鉗子起
上台36の周りが先端着脱部93ごと取り外せ、残され
た先端部本体33は平面のみとなるので、洗浄性が向上
すると共に洗浄に要する手間も少なくなる。鉗子起上ワ
イヤー26も取り外せる為、案内管56の中の洗浄も容
易になる。
【0115】これにより、鉗子起上ワイヤー26の消耗
に対するリペアも簡単になる。また接続具29のセッテ
イングも簡単であると共にグリップ2の下にある為、術
者の手や顔に体腔内液等の汚物が付着しにくく衛生的で
ある。
【0116】この接続の際、挿入部ユニット318の長
さのバラツキを接続口金102を調整することにより吸
収でき、決められた寸法にすることができる。この為、
1本の内視鏡の先端部9に異なるロットの先端着脱部9
3を持ってきても、ジャストフィットすると共に、ユー
ザサイドでの接続具29での調整を必要としない為、症
例間の組み替え等が簡単である。逆に1つの先端着脱部
93を複数のロットの違う同機種間についても調整を必
要とせずに接続可能である。
【0117】また、製造段階でのガイドコイル330の
バラツキを取り付け調整具331を調整することにより
吸収でき、決められた押し込み量を与えられる為、挿入
部3にテンションを加えることなく、しかも症例数を重
ねることによるガイドコイル330の内蔵物への影響も
少ない為、耐性UPにもつながる。
【0118】また、修理センター等で挿入部ユニット3
18での管理になる管理が楽であると共に、リペアー時
の作業者のバラツキも最小限におさえられると共に、多
少の経時変化にも許容できる。ジイタ338取り付け板
339の位置を調整可能にすれば前述よりも調整範囲が
広がる。
【0119】また、図24および図25は本発明の第2
の実施例を示すものである。これは、第1の実施例の挿
入部ユニット318およびチャンネル34の組付け部の
構成を変更したものである。
【0120】図24において、チャンネル34の接続口
金102からの延出端にフランジ部103のN面より決
められた寸法で、ネジ部317を有するチャンネル調整
部材316をチャンネル34のテトラエッチ処理(化学
処理)した部分に接着固定している。
【0121】また、図25は鉗子開口10部分を示すも
のである。ここで、内視鏡のグリップ2の内部には、湾
曲部を湾曲させるための金属素線を編んで作ったアング
ル操作用ワイヤー311、フッ素樹脂から形成される送
気用チャンネル312、送水用チャンネル313、撮像
素子からの出力信号伝達用の電気ケーブル314が組み
込まれている。
【0122】グリップ2の内部にはこれら内装物の保護
と他の部材の保持などを目的としたアルミニウム合金製
のフレーム94が設けられている。フレーム94にはそ
の右側端部から中央部にかけての上面に長方形の開口部
であるフレーム94の開口部401が設けられるととも
に、グリップ2内部に設けられた金属製の固定用フレー
ム402に金属製のツギイタ403とネジ404で固定
されている。
【0123】また、フレーム94には金属製のクチガネ
ササエ405がネジ406によって取り付けられてい
る。グリップ2は、このフレーム94の外周中央部に設
けられたネジ部407に螺合する金属製のグリップ固定
用リング408を締めこむことで固定される。
【0124】グリップ2の端部にはポリサルフォンなど
の硬い樹脂で形成されるカバー部材409が取り付けら
れており、グリップ2とカバー部材409の接合部はO
リング410によって水密を確保している。
【0125】また、グリップ2にはグリップ開口部41
1が設けられており、その開口端は開口平面部412を
形成している。開口平面部412の上に取り付けるポリ
サルフォンなどの硬い樹脂で形成されるクチガネカバー
413には嵌合部414が形成されており、この嵌合部
414とグリップ開口部411が嵌合する。グリップ開
口部411とクチガネカバー413の間には水密性の確
保のためのOリング415がはめ込まれている。
【0126】クチガネカバー413の内側には金属製の
クチガネ416がはめ込まれている。クチガネ416の
内部にはフッ素樹脂などの比較的硬い樹脂によって形成
される鉗子挿通用チャンネル34が固定されている。
【0127】チャンネル34の外周部には保護用のコイ
ル315が巻いてあるとともにチャンネル調整部材31
6が固定されている。またチャンネル湾曲部155には
チャンネルササエ417がクチガネササエ405とは円
周上で反対方向からフレーム94にネジ418により固
定されている。
【0128】クチガネササエ405にはクチガネカン4
19の下部に設けられているネジ部420によりクチガ
ネカン419が螺合されて固定され、同時にクチガネカ
ン419のフランジ部421によりクチガネカバー41
3もグリップ2に挾持されて固定されている。
【0129】クチガネカン419内周には回動可能にカ
ンカクカン422が嵌合されており、チャンネル調整部
材316の外周に設けられたネジ部317とカンカクカ
ン422に設けられたネジ部423を螺合させて、チャ
ンネル34の押し込み量を調整している。
【0130】カンカクカン422と、クチガネカン41
9の上端にはそれぞれ4つのキー溝424,425が設
けられており、クチガネカバー413の開口端にもキー
溝426が設けられている。
【0131】カンカクカン422の4つのキー溝425
は回転防止用の固定リング427の内周よりも突出した
4つのキー428に嵌合し、外周より突出したキー42
9はクチガネカン419の4つのキー溝424のうち1
つとクチガネカバー413のキー溝426に嵌合してそ
れぞれの回動を規制している。そののちクチガネ416
は下部に設けられたネジ部430によりクチガネカン4
19に螺合されて固定されている。
【0132】また、クチガネカン419とグリップ2の
間には水密確保のためのOリング431がはめこまれて
おり、固定リング427とクチガネカン419、固定リ
ング427とクチガネ416の間にも水密確保のための
Oリング433,433がはめ込まれている。また、ク
チガネ416とクチガネカバー開口部434の間の凹部
にはシリコンゴム等のカバー435が嵌着されている。
【0133】次に、チャンネル34の組付け方法につい
て説明する。まず、チャンネル調整部材316にカンカ
クカン422を回動自在に取り付け、接続口金102の
フランジ部103N面より決められた長さになるように
カンカクカン422を回動調整する。
【0134】その後、カンカクカン422の端面に突き
当てるようにクチガネ416を接着する。次に、キー4
28で回転を固定すると共にカバー435でクチガネカ
バー413に固定してドッキングは完成する。その後、
余分なチャンネル34(クチガネ416から延出した2
点鎖線で示された部分)をカットする。
【0135】そこで、上記構成のものにあってはチャン
ネル34にも調整機構が付いている為、第1の実施例で
のチャンネル34のカット時のバラ付き等がなく、適切
な挿入部3内でのチャンネル34の配設が可能でむやみ
に挿入部3内でたるむことによる処置具挿通性の悪化、
またそれによる挿入部3内の内蔵物のダメージがないと
共に、突っ張った状態での配設による挿入部3の蛇行も
ないので、患者挿入時の苦痛軽減にもなる。
【0136】また、図26および図27(A)〜(E)
は本発明の第3の実施例を示すものである。これは、第
2の実施例の挿入部ユニット318およびアングル操作
用ワイヤー311の組付け部の構成を変更したものであ
る。
【0137】図26中で、アングル操作用ワイヤー31
1の接続口金102からの延出端であると共にガイドコ
イル330からの延出部にフランジ部103のN面より
決められた寸法でねじ調整部344をアングル操作用ワ
イヤー311に接着または半田等で固定している。
【0138】ねじ調整部344はねじ固定部345とそ
のねじ348の上に可動可能なねじ可動部346からな
る。またねじ固定部345の操作部1端には、ねじ固定
部345の抜け止めフランジ347を有している。第2
5図はねじ調整部344の調整部の構成を示している。
【0139】チェーンエンド349は、アングルノブ7
の支軸156の底部で操作部本体99内いあるギヤ36
4にかみあうチェーン365に孔350を介して連結し
ている。
【0140】孔350を有する端部は凸状部351を有
していてもう一端は引っ掛かり部352を有していると
共にその間は、溝353を有していて一部に側孔354
を有している。溝353は2種類の溝幅を有していて、
幅の広い第1の溝355と、それより狭い第2の溝35
6とで構成されている。
【0141】また、抜け止めフランジ347に導入テー
パ357とすりわり部358を有しており、外観形状
は、第1の溝355内で回転しないように矩形断面35
9を有している。ねじ可動部346は断面がたる型で前
述側孔354より小径であると共に偏心してねじ固定部
345と螺合するねじ部360を有している。
【0142】以上アングル操作用ワイヤー311の調整
部は図17のストッパ板177の両サイドに1〜2個づ
つ配設されている。
【0143】次に、アングル操作用ワイヤー311の組
付け方法について説明する。まず、ねじ固定部345に
ねじ可動部346を螺合した状態で接続口金102のフ
ランジ部103N面より決められた長さになるように半
田付けまたは接着固定する。この際は、抜け止めフラン
ジ347よゐ延出したアングル操作用ワイヤー311は
カットする。この状態で操作部本体99に設けられたチ
ェーンエンド349に決められた位置になるようにねじ
可動部346を回転し側孔354に入れて調整完了であ
る。
【0144】そこで、上記構成のものにあってはアング
ル操作用ワイヤー311にも調整機構が付いている為、
第1,2の実施例でのアングル操作用ワイヤー311の
カット時のバラ付き等がなく、適切な湾曲状態が可能
で、症例を多くこなすことによる湾曲ダウンの修理も従
来の様な繁雑さがなく簡単に行える。
【0145】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、チャンネル34の調整機構及びア
ングル操作用ワイヤー311の調整機構及びガイドコイ
ル330の調整機構等の組み合わせは前述の限りではな
く、あらゆる組み合わせが考えられると共に、必要に応
じて他の長尺部材についても調整機構を設けることは容
易である。さらに、その他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々変形実施できることは勿論である。
【0146】
【発明の効果】本発明によれば作業者によるバラツキを
少なくできると共に組立作業の簡略化が実現でき、組み
直しが簡単であるばかりか市場に何例も使われ湾曲角度
がダウンしてしまったスコープに対する修理性も非常に
良い。しかも1種類の操作部ユニットに対しても複数種
の挿入部ユニットが組付け可能である。また、部材の管
理も簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例による電子内視鏡全体
を示す概略構成図。
【図2】 (A)は操作部の側面図、(B)は(A)の
E−E線断面図。
【図3】 操作ノブの取付け状態を示す操作部の側面
図。
【図4】 (A)は先端着脱部の取外し状態を示す側面
図、(B)は(A)のE方向矢視図。
【図5】 (A)は先端部の組み立て状態を示す平面
図、(B)は同縦断面図、(C)は(B)のD−D線断
面図。
【図6】 鉗子起上台を示す先端部の縦断面図。
【図7】 (A)は固定カバーの側面図、(B)は同正
面図。
【図8】 図5(B)のE−E線断面図。
【図9】 (A)は図5(A)のF−F線断面図、
(B)は鉗子起上台の取付け状態を示す横断面図、
(C)は図6のH−H線断面図、(D)はスロープ部本
体の側面図、(E)は同平面図。
【図10】 鉗子起上ワイヤ開口部を示す縦断面図。
【図11】 図10のI−I線断面図。
【図12】 鉗子起上案内管を示す縦断面図。
【図13】 (A)は挿入部ユニットの先端部を示す縦
断面図、(B)は挿入部ユニットの後部を示す縦断面
図。
【図14】 (A)は挿入部ユニットの後部を示す縦断
面図、(B)は鉗子起上案内管口金を示す縦断面図。
【図15】 (A)は先端部ユニットの側面図、(B)
は湾曲部ユニットの側面図、(C)は可撓管ユニットの
側面図。
【図16】 (A)は鉗子起上レバーの連結状態を示す
平面図、(B)は同縦断面図。
【図17】 (A)は取り付け調整具の取付け状態を示
す縦断面図、(B)は取り付け調整具の斜視図。
【図18】 (A)は取り付け板の斜視図、(B)は取
り付け板の平面図。
【図19】 (A)は接続部の内部構造を示す縦断面
図、(B)は接続部の平面図。
【図20】 操作部ユニットの内部構成を示す横断面
図。
【図21】 (A)はユニバーサルユニットの側面図、
(B)はコネクタユニットの横断面図。
【図22】 (A)は挿入部ユニット、操作部ユニッ
ト、ユニバーサルユニット、コネクタユニットの接続状
態を示す概略構成図、(B)はガラス保持具の縦断面
図。
【図23】 図22(A)のブロック図。
【図24】 本発明の第2の実施例の挿入部ユニットの
後部を示す縦断面図。
【図25】 同実施例のチャンネルの組付け部の縦断面
図。
【図26】 本発明の第3の実施例の挿入部ユニットの
後部を示す縦断面図。
【図27】 同実施例のアングル操作用ワイヤーの組付
け部を示すもので、(A)はねじ可動部を示す縦断面
図、(B)は組付け部の横断面図、(C)は同正面図、
(D)は(B)のP−P線断面図、(E)は組付け部の
一部を断面にして示す側面図。
【符号の説明】
1…操作部、3…挿入部、318…挿入部ユニット。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年4月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】操作部1には挿入部3とユニバーサルコー
ド4が接続される。ユニバーサルコード4は端部にコネ
クター5を有している。このコネクター5は照明光を供
給する光源装置6に接続される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】また、鉗子起上台36には図9(A)〜
(C)に示すようにチップ収納部38が設けられてい
る。このチップ収納部37には鉗子起上ワイヤ26の先
端にスウェージングで設けたチップ38が挿入されてい
る。なお、鉗子起上台36はプラスチック等の起上軸3
9によりスロープ部本体40に所定の角度範囲内で回転
可能に軸支されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】挿入部3を構成する外装チューブ100の
操作部1に接着等で固定された後端口金101に螺合し
ている接続口金102のフランジ部103と後端口金1
01に螺合している固定リング104がフレーム94内
に突出した凸部105を挟み込むことによって固定され
ている。尚、後端口金101と接続口金102に設けら
れた孔106と接続口金102に設けられた溝116に
固定ピン107を嵌入することにより固定されている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】グリップ部2と、口金固定カバー95、口
金固定カバー95と鉗子ワイヤ開口部本体96、鉗子ワ
イヤ開口部本体96とフレーム94、フレーム94と後
端口金101の水密はそれぞれOリングA112、異形
パッキン113、OリングB114、OリングC115
によって行われている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】口金固定カバー95は図11に示す図10
のI−I断面のように、フレーム94にビス固定された
固定具117に、口金固定カバー95に設けている突出
部118によって形成された溝部119を嵌入すること
によって位置決めされている。ここで、鉗子起上ワイヤ
開口部本体96は、口金固定カバー95の異形部と略同
形で嵌合しているので、鉗子起上ワイヤ開口部本体96
もまた位置決めされている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】また、図10に示すように、口金固定カバ
ー95の開口部120には、鉗子起上案内管口金121
がその外周に形成した凹状溝122に設けたOリング2
3を介して、シール固定されている。この場合、口金固
定カバー95の突出部124の孔125にピン126を
嵌入し、さらにこのピン126を鉗子起上案内管口金1
21の切り欠き部127に嵌入することにより、鉗子起
上案内管口金121は位置決めされている。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正内容】
【0063】次に図15に挿入部ユニット318につい
て示す。挿入部ユニット318は大きく分けて、先端部
ユニット319、湾曲部ユニット320と可撓管ユニッ
ト321に分けられそれぞれのユニット間を接着固定、
ネジ止め固定等で接合し最後に湾曲ゴム61を湾曲部ユ
ニット320の上に外装して挿入部ユニット318を構
成している。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】また、湾曲部ユニット320には図13
(A),(B)および図14(A),(B)に示すよう
に複数の湾曲コマ322を複数の回動ピン323で回動
自在にカシメており、先端部9側の一番前の湾曲コマ3
22には1〜4本のアングル操作用ワイヤ311がロー
付けされている(図13(A),(B)中に2点鎖線で
示す)とともに、各湾曲コマ322に設けられたワイヤ
ガイド部328を介して湾曲管ユニット320の後方開
口端より延出している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0102
【補正方法】変更
【補正内容】
【0102】さらに、挿入部ユニット318の電気ケー
ブル314は、スイッチボックス154から延びるコー
ド239と一緒にコネクタユニット375内で接続され
る。ライトガイドファイバー70も同様に操作部本体9
9内を経由し、ユニバーサルコード4を通って図22
(B)に示すようにコネクタユニット375の口金固定
具374に口金362をねじ込んで接続されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0105
【補正方法】変更
【補正内容】
【0105】また、図23は図22(A)のブロック図
を示すものである。各ユニットから延出された部材は図
23中にYで示す接続部材で接続部を構成すると共に、
各ユニット同志は図23中にXで示す接続部材で構成さ
れる。このように各ユニット同志が一体になった後、前
述のオレドメ12、第1のオレドメ210、第2のオレ
ドメ211、カバー部材409、操作部裏ブタ242等
の総組立部品類でY、Xの接続部を見えないように水密
にシールした状態で組付け組立が完了する。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0113
【補正方法】変更
【補正内容】
【0113】また、鉗子起上ワイヤー26は、鉗子起上
案内管口金121より延出し、図17に示す接続部29
にて、図19(A),(B)の様に接続部本体189の
突き当て部195に押し当て、ワイヤー押圧部本体19
1を回転して鉗子起上ワイヤー26を接続する。尚、こ
の際、鉗子起上台36は倒置状態で行うこととする。修
理時は前述の手順を逆に行う。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0115
【補正方法】変更
【補正内容】
【0115】これにより、鉗子起上ワイヤー26の消耗
に対するリペアも簡単になる。また接続具29のセッテ
ィングも簡単であると共にグリップ2の下にある為、術
者の手や顔に体腔内液等の汚物が付着しにくく衛生的で
ある。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0124
【補正方法】変更
【補正内容】
【0124】グリップ2の端部にはポリサルホンなどの
硬い樹脂で形成されるカバー部材409が取り付けられ
ており、グリップ2とカバー部材409の接合部はOリ
ング410によって水密を確保している。
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正16】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図19
【補正方法】変更
【補正内容】
【図19】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 誠二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 伊藤 秀雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部と操作部とをそれぞれ別
    個に組立てる独立の組立てユニットによって形成するも
    のにおいて、前記挿入部ユニットが挿入部可撓管と、こ
    の挿入部可撓管に内蔵された内蔵物とからなることを特
    徴とする内視鏡。
JP5351330A 1993-12-29 1993-12-29 内視鏡 Withdrawn JPH07194512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351330A JPH07194512A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 内視鏡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5351330A JPH07194512A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 内視鏡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07194512A true JPH07194512A (ja) 1995-08-01

Family

ID=18416573

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5351330A Withdrawn JPH07194512A (ja) 1993-12-29 1993-12-29 内視鏡

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JP (1) JPH07194512A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009247791A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
JP2014050510A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Hoya Corp 内視鏡の可撓管端部構造
JP2022523229A (ja) * 2019-03-15 2022-04-21 新光維医療科技(蘇州)股▲フン▼有限公司 内視鏡

Cited By (3)

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JP2009247791A (ja) * 2008-04-10 2009-10-29 Olympus Medical Systems Corp 内視鏡
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Effective date: 20010306