JP3328044B2 - 内視鏡用カバー部材 - Google Patents

内視鏡用カバー部材

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    • A61B1/00064Constructional details of the endoscope body
    • A61B1/00071Insertion part of the endoscope body
    • A61B1/0008Insertion part of the endoscope body characterised by distal tip features
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内視鏡の挿入部先端に
着脱自在に取着され、鉗子起上機構等を内装した内視鏡
用カバー部材に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ガストロスコープや十二
指腸スコープ等の医療用内視鏡は、その挿入部を患者の
体腔内に挿通して、患部の観察や処置等を行なうもので
ある。患部を観察しながら鉗子を用いて生検組織の採取
や治療を行なう際、所望の患部に鉗子を向ける機構が鉗
子起上装置である。この鉗子起上装置は、挿入部の先端
部に回転可能に設けられた鉗子起上台と、この鉗子起上
台に連結された操作ワイヤーとによって基本的に構成さ
れ、操作ワイヤーを手元側で進退操作することにより、
鉗子起上台の回動角度を調整して、内視鏡の先端から突
出する鉗子の突出方向を規制する。
【0003】内視鏡の使用時、鉗子起上台を収納する鉗
子起上台収納室や操作ワイヤーを案内するための案内管
の内部には体腔内液が浸入する。したがって、内視鏡使
用後には、これらの部位を洗浄する必要がある。特に、
操作ワイヤーの案内管は、細径であり、しかも、その内
部に操作ワイヤーが通っているため、洗浄には大変手間
がかかる。
【0004】そこで、実開昭52−67790号や実公
昭59−15601号公報では、案内管の先端開口部に
浸入防止用部材(パッキン)を設け、これによって案内
管内に体液が侵入することを防止している。
【0005】また、案内管をチュ―ブ体からなる外層管
状部材と密着巻きコイル体からなる内層管状部材とによ
って構成し、鉗子起上台と操作ワイヤ―と前記内層管状
部材とを着脱可能な構成とすることにより、これらの部
材の洗浄の容易化を図ったものが特開昭56−8030
号公報に開示されている。
【0006】一方、鉗子起上台を収納する鉗子起上台収
納室を外部に露呈せしめ、この露呈した部分を着脱自在
なカバー部材によって覆う構成が特開平4−31443
9号公報や特開昭57−75629号公報に開示されて
いる。この構成は、カバー部材を取り外すだけで鉗子起
上台収納室の洗浄を容易に行なうことができる点で有益
である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に汚れ易
い鉗子起上台収納室を簡単かつ確実に洗浄するために
は、以上説明した従来の構成のうち特開平4−3144
39号公報や特開昭57−75629号公報に示される
構成、すなわち、カバー部材を取り外すことにより体液
が侵入しやすい部位を外部に露呈せしめる構成のものが
有益である。
【0008】こうしたカバー部材の中には、内視鏡挿入
部に着脱される係止部分が薄く細い形状をなしているも
のがある。特に、こうした係止部分がカバー部材の最大
外径部分となっていると、係止部分に外力が積極的に作
用し、係止部分が破損してしまう虞がある。係止部分が
破損すればカバー部材の着脱機能に支障をきたし、好ま
しくない。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、係止部分の破損を極
力防止できる内視鏡用カバー部材を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、内視鏡の挿入部の先端側部分に係止可能
な弾性を有する略環状の係止片を備え、この係止片を用
いて前記挿入部の先端側部分に着脱自在に取着可能な内
視鏡用カバー部材において、前記係止片の圧縮時におけ
る弾性変形限界径よりも大きな外径を有する保護部を設
けたものである。
【0011】
【作用】上記構成では、保護部の外径が、係止片の弾性
変形限界径すなわち係止片が圧縮変形されて弾性限度に
達した際のその係止片外径より大きくなっている。した
がって、係止片に外力が作用しても、その外力は係止片
が弾性限度に達する前に保護部に分散される。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説
明する。図1ないし図19は本発明の第1の実施例を示
している。このうち、図1は内視鏡の全体構成図であ
る。図示のごとく、内視鏡は操作部1を備えている。操
作部1には、これを手で保持するためのグリップ部2が
設けられている。また、操作部1には、挿入部3とユニ
バーサルコード12とが接続されている。ユニバーサル
コード12は端部にコネクター7を有している。このコ
ネクター7は、照明光を供給する光源装置8に接続され
る。
【0013】挿入部3は、操作部1に設けられたアング
ルノブ6を回動操作することにより湾曲動作される湾曲
部5と、湾曲部5の先端に設けられた先端部4とを有し
ている。先端部4には、挿入部3内を全長にわたって延
びる鉗子チャンネルの一方の開口が設けられている。鉗
子チャンネルの他方の開口は、操作部1に鉗子開口部2
1として設けられている。鉗子開口部21には必要に応
じて鉗子栓22を取り付けることができるようになって
いる。挿入部3には、破損を防止するための折れ止め3
が操作部1側の端部に設けられている。
【0014】送気装置13と送水装置14とがコネクタ
ー7に接続されている。映像信号を処理するビデオプロ
セッサ10が接続アダプター9を介してコネクター7に
接続されている。ビデオプロセッサ10には、信号処理
された映像信号による被写体像を表示するモニター11
と、映像信号を記録再生するVTRデッキ17と、映像
信号により被写体像を印字するビデオプリンタ16と、
映像信号を記録する大容量の記憶装置であるビデオディ
スク15等が接続されている。ビデオプロセッサ10を
操作するスイッチ20は、操作部1に設けられている。
さらに、操作部1には、挿入部3の先端部4へ送気・送
水するための送気・送水ピストン18と、吸引用の吸引
ピストン19とが設けられている。
【0015】操作部1には、鉗子起上ワイヤー開口部2
3がグリップ部2の下方に設けられ、また、駆動軸開口
部24がグリップ部2に設けられている。鉗子起上ワイ
ヤー開口部23からは鉗子起上ワイヤー26の一端が導
出され、駆動軸開口部24からはアングルノブ6と同軸
に設けられた鉗子起上レバー29により移動される駆動
軸27の一端が導出されている。駆動軸27と鉗子起上
ワイヤー26とは接続具28によって取り外し可能に連
結されており、この連結部は電気絶縁物からなる着脱自
在な保護カバー25によって覆われている。
【0016】次に、先端部4の詳細について図2を参照
しつつ説明する。先端部4は、挿入部3と一体をなす先
端部本体37と、この先端部本体37に着脱自在に設け
られるカバー部材31とから構成されている。先端部本
体37には、対物レンズ34と、照明レンズ35と、こ
れら対物レンズ34と照明レンズ35とに空気や水等を
噴射するためのノズル36とが設けられている。
【0017】また、先端部4には、操作部1の鉗子開口
部21に連通するチャンネル38(図4参照)の先端開
口部39(図4参照)が設けられ、その先にチャンネル
38に挿通した鉗子(図示せず)を起上させる起上台4
0が設けられている。
【0018】図5に示すように、起上台40はチップ収
納部41を有しており、このチップ収納部41には鉗子
起上ワイヤー26の先端部をプラズマ加工して球状に形
成した固定部チップ42が収納されている。なお、この
固定部チップ42は鉗子起上ワイヤ26の外径よりも大
きい径を有している。
【0019】鉗子起上ワイヤー26は、チップ収納部4
1を基点に起上台40内を鋭角に斜め上に向って貫通し
ているガイド穴43内に挿通され、その後、起上台40
の側面44に接するように逆方向に折り曲げられてい
る。この構成では、ワイヤー26と起上台40とが図6
に示すような起上台部組を形成し、ワイヤー26と起上
台40とが部品点数の少ない簡単な方法によって固定さ
れる。なお、図示のごとく、カバー部材31は、起上台
40と起上ワイヤー26と絶縁ブロック52との3部材
からなる部組とともに先端部本体37から一体となって
取り外すことができる。すなわち、カバー部材31と3
部材からなる前記部組とは一体となって鉗子起上台ユニ
ット53を構成して先端部本体37に着脱自在に取り付
けられる。
【0020】また、起上台40は絶縁性のプラスチック
等で成形されている。起上台40の基端側部位の側面に
は起上台40と一体に成形された起上軸45が突設され
ている。起上軸45は、カバー部材31に設けられたス
ロープ部47の軸穴49に嵌合し、起上台40を所定の
角度範囲内で回転可能にしている。
【0021】先端部本体37に着脱可能に取り付けられ
るカバー部材31はポリサルホンや変性PPO等の絶縁
部材からなる。先端部本体37の外周には固定カバー4
6が被覆されている。この固定カバー46は、図7に示
すように、先端部本体37の側孔51にピン50を嵌め
込んで接着固定することにより先端部本体37に取り付
けられる。
【0022】なお、図中、87はライトガイド、88は
接着剤を充填した接着充填部、89は接着板、91は対
物レンズ群、92はレンズ枠、93はレンズ枠92を固
定する固定ビス、99はCCD、104は送気送水チュ
ーブ、105,106はライトガイド87の外周に被覆
された保護チューブ、107はカバー部材31に形成さ
れた鉗子案内溝、108は湾曲部5の湾曲動作を司る湾
曲駒、109はチャンネルチューブ、110は半田付け
された半田固定部、139はプリズム、140はCCD
99を保持するCCD枠、141はライトガイド87を
先端部本体46内において誘導する誘導孔、142はブ
レード、143は絶縁枠、144は保護板、145は案
内管68の先端開口部である。
【0023】次に、前述した鉗子起上台ユニット53の
構成を図5および図6を参照しつつ説明する。
【0024】図6に示すように、鉗子起上台ユニット5
3は分解可能である。最近の内視鏡検査術は多様化して
おり、使われる鉗子や起上動作が症例毎に異なる。した
がって、起上台40は、鉗子の大きさや種類によって案
内溝の形状が違うものや、起上角度の違うものが、症例
毎に組み換えられる。そこで、本発明の構成では、種類
の異なる起上台40には異なった数字や異なった色を付
して、各々の起上台40を見分けることができるように
なっている。
【0025】また、カバー部材31も、挿入性重視型
や、耐高周波処置用の材質にしたものを組み換えること
ができる。起上台40の選択が面倒な時は、すべての処
置具に対応きるように、外径の一番大きな処置具に対応
した案内溝82を有する起上台40を使用すれば良い。
また、種類の異なる起上台40とカバー部材31とを結
合することができるように、互いの結合部分の構成は全
種類共通の構成になっている。
【0026】ところで、図示のごとく、カバー部材31
には、ワイヤー26の走行に沿ったスロープ部47が設
けられており、スロープ部47の端部には、絶縁ブロッ
ク52と係止する係止部54が設けられている。係止部
54の端部には第1の引掛部57が形成されている。カ
バー部材31はプラスチック等によるモールド部品であ
るため、図7に示すように、肉厚となるスロープ部47
にはヒケ防止のための肉抜き穴55が設けられている。
なお、この肉抜き穴55は1つに限らず、図8に示すよ
うに多数設けても良い。
【0027】また、絶縁ブロック52にはカバー部材3
1の前記係止部54が係止できる係止穴56が設けられ
ている。係止穴56の内面にはテーパ部59と第2の引
掛部58とが設けられている。
【0028】したがって、カバー部材31の前記係止部
54を絶縁ブロック52の係止穴56内にテーパ部59
側から押し込むと、係止部54は弾性変形しながらその
第1の引掛部57が係止穴56の第2の引掛部58に引
掛かるため、カバー部材31と絶縁ブロック52とが接
続される。
【0029】また、カバー部材31と絶縁ブロック52
とをこのように接続する際には、起上台40の起上軸4
5をスロープ部47の軸穴49に嵌合させる。そうする
ことにより、絶縁ブロック52に設けられた押さえ突起
部60が、起上台40の起上軸45裏側近傍に設けられ
た平面61に当接するので、起上台40が軸穴49から
外れることがない。
【0030】このように、カバー部材31と絶縁ブロッ
ク52とを係止穴56と係止部54とによって接続すれ
ば、これと一緒に起上台40をも固定することができる
ため、接着剤等の組立て作業が省略されて、起上台ユニ
ット53の値段が安くなる。
【0031】また、図4および図6に示すように、絶縁
ブロック52には、先端部本体37のチャンネル先端開
口部39とほぼ同軸上に設けられた鉗子挿通口200
と、この鉗子挿通口200に滑らかにつながり鉗子起上
時の鉗子の湾曲形状に沿うような曲面を有する起上ガイ
ド部62とが設けられている。
【0032】ワイヤー26の走行に沿った滑らかなスロ
ープ部47は、その上端面が絶縁ブロック52の上部に
貫通する起上ワイヤーガイド穴63の平行な底面64に
滑らかにつながるように構成されている。
【0033】図2に示すように、先端部本体37は、鉗
子起上台40側の面66の少なくとも対物レンズ34と
照明レンズ35とノズル36とを有する部分が平面とな
るように形成されているとともに、チャンネル口金67
およびワイヤ案内管68の各先端部が開口する面もやは
り平面となるように形成されている。つまり、カバー部
材31と接触する先端部本体37側の面は糸巻き接着部
69に対してL字形状をなす平面として形成されている
ものである。
【0034】固定カバー46は、図10(図3のC方向
矢視図)に示すようにL字状に形成されるとともに、そ
の糸巻き接着部69側端の端部71がO状リング74で
形成されている。また、固定カバー46には、O状リン
グ74の先端側に、切り欠き部72を有する凹状溝73
が設けられている。さらに、凹状溝73よりも先端側の
固定カバー46の部位は、レンズ34,35とノズル3
6とを除いて先端部本体37を外側から覆うように形成
されている。なお、前記糸巻き接着部69は、湾曲部5
に湾曲し易いように設けられたフッ素ゴム等の弾性材か
らなる湾曲ゴム79を固定する部分である。
【0035】前述したように、固定カバー46と先端部
本体37との間にはピン50が貫通しているが、このピ
ン50は、固定カバー46のO状リング74のねじれ方
向の力に対する補強をしている。
【0036】また、図7に示すように、先端部本体37
のうち起上台40に面する側の側面の下部には第1の突
起75が設けられ、また、固定カバー46には前記第1
の突起75に当接する第2の突起76が設けられてお
り、第1の突起75と第2の突起76とが当接すること
により、先端部本体37に対する固定カバー46の回転
が防止されている。
【0037】一方、カバー部材31の端部70には、切
り欠き部80を有するC状リングの係止片81が設けら
れている。このC状リングの係止片81は、固定カバー
46の凹状溝73に弾性変形して嵌合するように形成さ
れている。また、カバー部材31の先端側には係止片8
1の外径とほぼ等しい外径を有する保護部33が設けら
れている。
【0038】図9はカバー部材31の正面図である。図
示のごとく、カバー部材31の外周部には平面部83が
設けられており、この平面部83によって、カバー部材
31を先端部本体37から取り外した時にカバー部材3
1が転がらないようになっている。
【0039】図11に示すように、カバー部材31の先
端の保護部33には、ワイヤー26の先端部85が係合
可能な係合穴84が設けられている。鉗子起上ユニット
53を保管する際には、図12の(a)に示すようにワ
イヤーの先端部85を係合穴84に係合させれば、ワイ
ヤー先端部85を保護する部材が不用となり、また、鉗
子起上ユニット53を梱包した際にワイヤー先端部85
が梱包材を突き破ることもない。
【0040】また、図12の(b)に示すように、起上
台40を倒置させた状態で保護部33の係合穴84と対
向する第2の係合穴86が起上台40に設けられてい
る。したがって、起上ワイヤー26の先端部85を、カ
バー部材31の先端側から、係合穴84、第2の係合穴
86の順に係合させれば、鉗子起上ユニット53の保管
時あるいは梱包時に、起上台40の動きをワイヤー26
によって規制することができる。
【0041】図13ないし図16にはスロープ部を先端
部本体37に設けた構成が示されている。図13および
図14に示すように、スロープ部97は固定カバー46
から突出するように設けられている。また、図15に示
すように、絶縁ブロック52にはこのスロープ部97が
嵌合状態で貫通可能な貫通穴96が設けられている。こ
の構成では、鉗子起上ユニット53を先端部4に取り付
けた際、絶縁ブロック52の貫通穴96にスロープ部9
7が嵌合し、スロープ部97が起上台40の側面98ま
で延びて起上台40の横の動きをおさえる。
【0042】また、絶縁ブロック52の後端部には係合
穴94が設けられ、また、この係合穴94に対応するよ
うに先端部本体37の先端部に係合突起95が突設され
ている。したがって、鉗子起上ユニット53を先端部本
体37に取り付けた際、絶縁ブロック52の係合穴94
に先端部本体37の係合突起95が係合するため、先端
部本体37に対する鉗子起上ユニット53の回転が規制
される。鉗子起上ユニット53を先端部本体37に取り
付けた後、固定カバー46の凹状溝73に係合するカバ
ー部材31の係止片81と固定カバー46の端部71と
にまたがって超極薄のフィルムカバ―100(図3
(b)に示す。)を被覆して、カバ―部材31の脱落を
防止するようにしている。
【0043】このように、スロープ部は、先端部本体3
7あるいはカバー部材31のいずれに設けても良いが、
どちらの構成の場合にも、先端部本体37に対してカバ
ー部材31を取付ける場合には、カバー部材31の係止
片81を先端部本体37の固定カバー46の凹状溝73
に係合すれば良い。このセット状態では、カバー部材3
1に設けられたリブ77と固定カバー46に設けられた
係合穴78とが係合するとともに、カバー部材31に設
けられた凹部138と先端部本体37に設けられた凸部
137とが係合する。
【0044】図17に鉗子起上ユニット53の梱包状態
を示す。カバー部材31の係合穴84にワイヤー26の
先端部85を係合させた状態の鉗子起上ユニット53を
パーテーション101で区切られたプラチックケース1
02に梱包する。この場合、図示するように、パーテー
ション101に設けられた引掛部103を用いてワイヤ
ー26を除く鉗子起上ユニット53の主要部を嵌合部1
02aに嵌め込み、残るワイヤ26をワイヤ収容部10
2bに配置した状態にする。このような構成のプラチッ
クケース102を用いて鉗子起上ユニット53の梱包を
行なえば、梱包時におけるワイヤー26のばらけを防止
することができ、鉗子起上ユニット53の装着作業の簡
略化を図ることができる。
【0045】また、鉗子起上台ユニット53を収納する
収納部材の他の構成を図19に示す。通常、ワイヤー2
6は1m以上あり、ワイヤー26が折れ曲ったりする
と、起上台40の起上操作に支障をきたしてしまう。し
かし、そのために、ワイヤー26を真直にして梱包しよ
うとすると、梱包形態が大きくなり、内視鏡をキャリン
グケースに入れた場合にケース内に収まらず取り扱いが
不便となる。また、梱包形態を小さくしようとして、カ
バー部材31の軸方向の長さの2倍以下の半径でワイヤ
ー26を巻くと、ワイヤー26が折れ曲ったり、曲り癖
がついたりして、起上台40の起上操作に支障をきたし
てしまう虞がある。
【0046】そこで、図19に示す鉗子起上台ユニット
収納部材112にあっては、ワイヤー26をカバー部材
31の軸方向長さの2倍以上の半径で巻けるような構成
となっている。
【0047】すなわち、この鉗子起上台ユニット収納部
材112(以下、収納部材112という。)は、起上ワ
イヤー巻き取り部113(以下、巻き取り部113とい
う。)と、カバー部材収納部114とによって構成され
ている。
【0048】カバー部材収納部114には、カバー部材
31の外観形状と略等しい収納スペース115が設けら
れており、鉗子起上台ユニット53のカバー部材31が
収納スペース115内に嵌挿されるようになっている。
また、収納スペース115内には突起116が突設され
ており、カバー部材31の先端(保護部材33の先端)
には前記突起116が係合し得る係合穴117が穿設さ
れている。したがって、カバー部材31を収納スペース
115内に嵌挿すると、収納スペース115内の突起1
16がカバー部材31の係合穴117に係合して、カバ
ー部材31が収納スペース115内で固定される。
【0049】また、前記係合穴117は各図に図示され
ているように係合穴84まで貫通されている。また、突
起116の先端にはカバー部材31の係合穴84および
起上台40の第2の係合穴86のそれぞれと係合し得る
突出部118が延設されている。したがって、カバー部
材31を収納スペース115内に嵌挿すると、突出部1
18が係合穴84、第2の係合穴86の順に係合して、
収納スペース115内でカバー部材31と起上台40の
両方を固定することができる。
【0050】カバー部材収納部114の開口部124に
はカバー部材31の係止片81の外径より広げられた拡
張部119が設けられている。したがって、カバー部材
31をカバー部材収納部114に収納したままの状態で
先端部本体37に装着しても、係止片81が収納スペー
ス115の内面に当たることがない。また、カバー部材
収納部114には、カバー部材31の係止片81の切り
欠き部80を外側から見ることができる切り欠き部12
0と、起上台40を外側から見ることができる切り欠き
部121とが設けられている。したがって、先端部本体
37とカバー部材31との装着状態および起上台40の
セッティング状態を確認することがきる。
【0051】一方、巻き取り部113の内部には略円形
状のワイヤー収納スペース122が設けられており、巻
き取り部113の開口部123はカバー部材収納部11
4の開口部124と略同方向に開口している。また、巻
き取り部上面125にはワイヤー26の巻き取り状態が
わかるように切り欠き部126が設けられている。な
お、この巻き取り部上面125はワイヤー26の浮きを
防止する浮き防止部127を形成している。そして、こ
の浮き防止部127はカバー部材収納部114から延出
するワイヤー26の高さよりも高くなっている。また、
巻き取り部113の中央には穴128が設けられてお
り、穴128の周囲にはワイヤー26がばらけるのを防
止する壁129が設けられている。
【0052】上記構成の収納部材112に鉗子起上台ユ
ニット53を収納する場合は、前述したようにカバー部
材収納部114に鉗子起上台ユニット53のカバー部材
31を固定した後、巻き取り部113の中心に対してカ
バー部材収納部114と反対側の巻き取り部開口部12
3からワイヤー26を挿入していく。なお、ワイヤー収
納スペース122内のワイヤー巻き取り径は、ワイヤー
26が折れ曲がらず、かつ、収納スペース122を最小
にできるような大きさに設定されている。
【0053】このような構成の収納部材112は、巻き
取り部113とカバー部材収納部114とが1体となっ
ているため、鉗子起上ユニット53をコンパクトに収納
することができ、ワイヤー26を折り曲げることなく巻
き取って収納することができる。また、先端部本体37
に対して鉗子起上台ユニット53を装着する際、起上台
40を倒置させる手間が省ける。
【0054】また、鉗子起上台ユニット53を先端部本
体37に装着する時は、挿入部3を略直線状に伸ばし、
起上台40を倒置させた状態で、図1の駆動軸27に接
続具28を介してワイヤー26を接続する。そして、図
18に示すように、ワイヤー接続検具132の凸部13
3を起上台40の案内溝82に合わせるとともに、ワイ
ヤー接続検具132の平面134を絶縁ブロック52に
当接させた状態で、起上レバー29(図1参照)を介し
てワイヤ26を引き、起上台40を起上させる。ワイヤ
ー接続検具132を起上台40と絶縁ブロック52との
間に挟んだ状態で起上レバー29を数秒間引いて、駆動
軸27とワイヤー26との接続が外れないことを確認し
て、内視鏡検査を行なう。
【0055】以上説明したように、本発明の内視鏡用カ
バー部材31は、係止片81の外形と略等しい外径を有
する保護部33を有しているため、外力がカバー部材3
1に作用したとしても、その外力は係止片81だけに集
中することなく保護部33にも作用し、係止片81が必
要以上に力を受けることがない。つまり、従来、カバー
部材31の部位で最も大径であったのは係止片81の部
位であり、それゆえに係止片81だけに外力が作用し
て、薄肉な係止片81を破損させてしまうといった不都
合が生じていたが、本実施例のカバー部材31は、これ
に加わる外力を係止片81と保護部33とによって分散
できるため、係止片81に加わる力が従来に比べて減少
し、係止片81が壊れにくい。したがって、カバー部材
31の着脱機能を損なうことがない。
【0056】例えば、カバー部材31は使用後に消毒す
る必要があり、また、カバー部材31を使い捨てにする
場合であっても使用前にカバー部材31を消毒しておく
必要があるが、オートクレーブ滅菌を行なう場合、カバ
ー部材31はピールパックに1つずつ梱包された後に滅
菌工程に供給され、その後、ピールパック毎に内視鏡室
に保管される。この場合、ピールパック内においてカバ
ー部材31は保護部33と係止片81とがピールパック
の内面に接するように入れられるが、こうした状況にお
いても、外力は必ず保護部33と係止片81とに分散さ
れる。
【0057】また、本実施例のカバー部材31は、図5
に示すように、起上台40を側方から露出させた状態で
配置する構成になっているため、鉗子起上ユニット53
構成時に、起上台収容部に異物が混入していないか、あ
るいは、起上台40等が正しく組立てられているかどう
かを容易に確認することができる。
【0058】図20は本発明の第2の実施例を示すもの
である。本実施例では、保護部33の外径が係止片81
の外径よりも大きくなっている。それ以外の構成は第1
の実施例と同一である。この構成の場合、カバー部材3
1に作用する外力は、まず、保護部33に作用するた
め、係止片81が破損する危険性は第1の実施例に比べ
てさらに少なくなる。
【0059】図21は本発明の第3の実施例を示すもの
である。本実施例の場合、保護部33の外径は、係止片
81の外径よりは小さいが、係止片81の弾性変形限界
径すなわち係止片81が圧縮変形されて弾性限度に達し
た際のその係止片外径よりは大きくなっている。したが
って、係止片81に外力が作用しても、その外力は係止
片81が弾性限度に達する前に保護部33に分散される
ため、係止片81の破損が極力防止される。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡用
カバー部材は、保護部の外径が、係止片の弾性変形限界
径すなわち係止片が圧縮変形されて弾性限度に達した際
のその係止片外径より大きくなっている。したがって、
係止片に外力が作用しても、その外力は係止片が弾性限
度に達する前に保護部に分散される。つまり、カバー部
材に作用する外力は係止片だけに集中することなく保護
部にも作用し、係止片が必要以上に力を受けることがな
い。よって、係止片に加わる力が従来に比べて減少し、
係止片が破損しにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカバー部材が取付可能な内視鏡の全体
構成図である。
【図2】内視鏡挿入部の先端部本体と、この先端部本体
に着脱可能な第1の実施例としてのカバー部材の平面図
である。
【図3】(a)は先端部本体にカバー部材を取付けた状
態を示す平面図、(b)は(a)のE−E線に沿う断面
図、(c)は(b)のD−D線に沿う断面図である。
【図4】図3の(a)のF−F線に沿う断面図である。
【図5】(a)は本発明の第1の実施例に係るカバー部
材の平面図、(b)は(a)のカバー部材の側面図であ
る。
【図6】(a)はカバー部材31とこれに組み付けられ
る各種の部材の平面図、(b)は(a)の側面図であ
る。
【図7】図3の(a)のB−B線に沿う断面図である。
【図8】図7の変形例を示す断面図である。
【図9】カバー部材の正面図である。
【図10】図3の(b)のC方向矢視図である。
【図11】カバー部材に起上台等の部材を組み付けた状
態を示す正面図である。
【図12】ワイヤ先端部の保護方法を説明するためのカ
バー部材の側面図である。
【図13】図2の構成の変形例を示す平面図である。
【図14】図13の先端部本体の側面図である。
【図15】図13の構成において、先端部本体にカバー
部材を取付けた状態の絶縁部材位置における断面図であ
る。
【図16】図13の構成において、先端部本体にカバー
部材を取付けた状態の起上台位置における断面図であ
る。
【図17】鉗子起上ユニットの梱包状態を示す概略図で
ある。
【図18】ワイヤー接続検具を用いてワイヤーの接続状
態を調整する方法を示す説明図である。
【図19】鉗子起上台ユニット収納部材の構成図であ
る。
【図20】(a)は本発明の第2の実施例に係るカバー
部材の側面図、(b)は(a)の断面図である。
【図21】(a)は本発明の第3の実施例に係るカバー
部材の側面図、(b)は(a)の正面図である。
【符号の説明】
31…カバー部材、33…保護部、81…係止片。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中本 孝治 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢部 久雄 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−314439(JP,A) 特開 平7−171091(JP,A) 特開 昭56−8030(JP,A) 特開 昭57−75629(JP,A) 実開 昭57−42804(JP,U) 実開 昭52−67790(JP,U) 実開 昭52−38986(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61B 1/00 - 1/32

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の挿入部の先端側部分に係止可能
    な弾性を有する略環状の係止片を備え、この係止片を用
    いて前記挿入部の先端側部分に着脱自在に取着可能な内
    視鏡用カバー部材において、前記係止片の圧縮時におけ
    る弾性変形限界径よりも大きな外径を有する保護部が設
    けられていることを特徴とする内視鏡用カバー部材。
JP35415693A 1993-05-07 1993-12-28 内視鏡用カバー部材 Expired - Fee Related JP3328044B2 (ja)

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