JPH07194508A - 集塵機能を備えた床面艶出機 - Google Patents
集塵機能を備えた床面艶出機Info
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- JPH07194508A JPH07194508A JP35128693A JP35128693A JPH07194508A JP H07194508 A JPH07194508 A JP H07194508A JP 35128693 A JP35128693 A JP 35128693A JP 35128693 A JP35128693 A JP 35128693A JP H07194508 A JPH07194508 A JP H07194508A
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Abstract
の内部にパッドの回転に従って強力な旋回気流を発生さ
せ、この強力な旋回気流に乗せて艶出しによって生じた
ダストをフイルターに送って捕集させ、捕集後の気流を
再びパッドカバーに循環させてダストの捕集効率を高め
る。 【構成】 モータMによって高速回転される床面艶出し
用パッド8の上面にファン7a…を取付け、このファン
7aの回転によってパッドカバー14の内部に強力な旋
回気流を生じさせる一方、この気流をパッドカバー14
の外側寄りに設けた送気口14Tからフイルター20側
に送り込むことにより、ダストをフイルター20に捕集
させ、フイルター20の排気側をパッドカバー14の中
央部寄りに接続して排気を循環させる。
Description
パッドモータを高速回転して床面の艶出しを行う床面艶
出機の技術分野で利用されるものであって、具体的に
は、パッドを高速回転して艶出しする時に発生するパッ
ド屑とか床面上のゴミと云った各種のダスト類を、周囲
に飛散させることなく集塵することができる集塵機能を
備えた床面艶出機に関するものである。
走行させながらパッドをモータで高速回転して床面の艶
出しを行う従来の床面艶出機は、パッドの周囲をパッド
カバーで覆うことにより、パッドの回転時に発生する各
種のダストを周囲に飛散させないように構成している。
うだけでは、運転が進むに従ってカバー内部にダストが
溜ってしまって、パッドカバーの下端口に取付けたシー
ルスカートが凹凸面とか段差面等でまくれたり引掛った
りして床面との間に隙間が生じた時に、この隙間から内
部に溜っていたダストが旋回気流と共に勢い良く飛散し
て周囲を汚してしまう問題があった。
報に開示されているように、パッドカバーにダクトを介
してフイルターを接続することにより、艶出しによって
生じた各種のダストをパッドの回転による旋回気流に乗
せてダクトを通してフイルターに集塵させるように構成
したエアブリード方式とか、艶出機に吸引専用のブロア
ーを取付け、このブロアーの吸引作用をフイルターを介
してパッドカバーの内部に及ぼすことにより、パッドカ
バー内に生じたダストをフイルターに集塵させるように
構成したバキューム方式と云った、各種形式の集塵装置
を備えた艶出機が考えられた。
ブリード方式は、構造が簡単で低コストにて実施できる
経済性を備えている反面、パッドの回転によって生じる
旋回気流だけを利用して集塵するため、ダストの捕集効
率が低くて不安定であると共に、旋回気流の全てをフイ
ルター側に集中的に送ることが出来ない。吹き漏れの割
合が多い。フイルターの破損時にダストが吹き出てしま
う。と云った各種の問題があった。
ロアーを使用してパッドカバー内のダストを強制的に吸
引するため、優れた捕集効果を発揮できる利点を備える
反面、構造が複雑で高コスト化するとか、パッド回転用
の動力の他にブロアー専用の動力が必要になるから、バ
ッテリを搭載する機種の場合は動力的負担が大きくなっ
てバッテリが大型化し、コンパクト設計が出来なくなる
と云った問題があり、加えて、運転中の騒音が増大する
と云った問題もあった。
ロアーを使用せずに旋回気流の全てをフイルター側に集
中的に送って優れた捕集効果を発揮でき、且つ、ダスト
の吹き漏れの割合が少くできると共に、フイルターが破
損してもダストが外に吹き出る心配が無く、而かも、低
騒音でコンパクト設計を可能にした集塵機能付き床面艶
出機を提供することである。
するために本発明で講じた手段は以下の如くである。
付けたパッドをモータで高速回転して床面の艶出しを行
い、且つ、艶出しによって生じたダストをパッドの回転
による旋回気流に乗せてフイルターに送り込んで集塵す
るように構成した床面艶出機に於いて、
るパッドの上面に、パッドと一体に回転してパッドカバ
ー内に旋回気流を生じさせるファンを取付けると共に、
上記フイルターの気流取入れ側を上記パッドカバーの外
寄りに接続し、同じくフイルターの排気側を上記パッド
カバーの上面中央部寄りに接続すること。
に取付けたガイドカバー枠によって囲むと共に、このガ
イドカバー枠の周面にはパッドカバーの内壁に向けて旋
回気流の噴射口を設けること。
く作用する。
ドと一体に高速回転するファンがパッドカバー内により
強力な旋回気流を生じさせ、この強力な旋回気流に乗せ
てダストをパッドカバーの外寄りに開口した取入口から
漏れなくフイルターに送ってこれを捕集することができ
るから、吸塵専用のブロアーを設ける必要がなく、ま
た、集塵後の排気は再びパッドカバーの中央部寄りに戻
される所謂循環方式を採用したから、ダストの捕集を安
定的に行うことができると共に、フイルターが破損して
もダストが外部に吹き出る心配が無く、床面の艶出しを
低騒音にて安定した状態で、而かも、周囲を汚染するこ
となく衛生的に進めることを可能にする。
と一体に高速回転されるファンによって生じた気流は、
周囲のガイドカバー枠に沿って旋回し、次いで、噴射口
からジェット噴流となって勢い良くパッドカバーの内壁
に向けて噴射され、更にこのジェット噴流がパッドカバ
ーの内壁に沿って旋回するから、パッドカバーの内部に
より強力な旋回気流が生じて、艶出しによって生じたダ
ストを隈無くフイルター側に送り込んで集塵させること
を可能にする。
て上述した技術的課題を解決して、前記従来の技術の問
題点を解消することができる。
えた床面艶出機の好適な実施例を添付した図面と共に詳
細に説明する。
艶出機の要部を断面にして示した側面図であって、図
中、1は床面艶出機の機体で、2と3は走行用の車輪、
4,5は機体1内に搭載した動力源となるバッテリ、M
は駆動源となるモータ、MaはモータMの回転軸、8は
このモータによって高速回転されるパッド、7はパッド
8をモータMの回転軸Maに取付けるパッド取付台を示
す。
8とその取付部分の構造を説明した平面図と正断面図、
及び、分解斜視図を示したものであって、これ等の図面
と上述した図1に於いて、符号10で全体的に示したの
はパッド8の回転機構であって、上述した回転軸Maは
機体1に取付けた固定フレーム11の上面に取付けられ
ている基台12の軸穴12aを挿通して下方に垂設さ
れ、且つ、その下端部にパッド取付台7の中央部7cが
ネジ6を用いて固定されている。
状に形成した複数枚のファン(回転羽根)で、7bはそ
の中心に形成した上記ネジ6用のネジ穴、9はパッド取
付台7の底面中央部に設けたナット7dにネジ込んで締
付けることによって、パッド8をパッド取付台7の底面
に固定するパッド取付ネジ、9aはパッド固定用のツメ
付き座金を示す。
底面に調節ネジ11a付きの伸縮自在なジャバラ15を
介して取付けたパッドカバー、16は上端縁に形成した
取付縁16aをパッドカバー14の下端縁に形成した嵌
込部14aに嵌込むことによって、パッドカバー14の
下側部に脱着自在に取付けた軟質ゴム製のスカート部
で、パッドカバー14とこのスカート部16によって構
成される回転室10H内で、上述したパッド8がモータ
Mによって高速回転される仕組に成っている。
を囲むように上記固定フレーム11の底面に取付けたガ
イドカバー枠で、このガイドカバー枠13の外側には、
上記ファン7a…の回転によって生じた旋回気流を、ジ
ェット噴流状に圧縮して上記パッドカバー14の内壁面
に対して一定の角度で吹き付ける噴射口13aが開口さ
れており、従って、各ファン7a…の回転によって発生
した気流は、ダストを巻き込みながら勢い良くパッドカ
バー14の内壁面に沿って旋回するように構成されてい
る。
に設けた専用のボックス内に交換自在に取付けた紙パッ
クフイルターで、このフイルター20の侵入口20a側
は、ダクト又はホースを介して上記パッドカバー14の
外寄りの上面に開口した送気口14Tに接続され、ま
た、排気口20b側は、同じくダクト又はホースを介し
て上記基台12の中央部寄りの上面に突設した吸気口1
2Tに接続されていて、回転室10Hとフイルター20
の間を所謂循環経路で結んでいる。
央に開口した通気口、17はこの通気穴11bを通して
フイルター20側から循環されて来る気流を再びファン
7a…の部分に送り込むために、各ファン7a…の上面
に取付けた全体が略傘形状を成す気流ガイドで、このガ
イド17の上端口17aが上記通気口11bの外側に遊
嵌されている。
フレームで、このフレーム18の各支持板18a…は、
固定フレーム11側に取付けた計3本の支柱19…に対
して夫々バネ19S…を介して上下作動自在に支持され
ていて、モータMの回転によってパッド8が高速回転し
た時に、回転室10Hに生じる負圧によってモータMを
降下させ、パッド8を床面に密着させた状態で高速回転
させる仕組に成っている。
は以上述べた如き構成であるから、パッド8をモータM
によって高速回転させながら機体1を走行させると、パ
ッド8によって床面を磨くことができ、また、このパッ
ド8の高速回転、即ち、艶出しによって回転室10H内
に生じたダストは、ファン7a…の回転によって発生
し、且つ、ガイドカバー枠13によって圧縮されて勢い
良く回転室10H内に噴射された旋回気流に乗って、回
転室10Hの外寄りに設けた送気口14Tからダクト又
はホースを通して紙パックフイルター20に送り込ま
れ、ここで濾過された後、再びその排気がダクト又はホ
ースを通って回転室10Hの中央部寄りに循環され、こ
の循環作用を連続して繰返すことによって、艶出しによ
って生じた各種のダストを順次紙パックフイルター20
に捕集することができる。
交換式の紙パックフイルター20を使用しているが、代
りにバッグ式のフイルターとか成形フイルターと云った
他のフイルターを使用することも可能である。
能を備えた床面艶出機によれば、パッドの高速回転によ
る艶出し作業によってパッドカバー内に生じた各種のダ
ストを、ファンの回転によって生じた強力な旋回気流に
乗せてフイルターに捕集させることができるものであっ
て、従来のパッドの高速回転による旋回気流だけでダス
トの捕集を行っていた機種に比較して、ダストの捕集を
より確実に、且つ、安定的に行うことができる。
力とか吸塵用のブロアー等を別途設ける必要が無いた
め、動力的な負担が軽減されてバッテリの小型化を可能
にするから、艶出機全体のコンパクト設計を可能にする
ことができ、更に、循環方式を採用した関係で、フイル
ターが破損してもダストを外部に吹き出す心配がなく、
且つ、ダストの吹き漏れも可及的に少くして極めて衛生
的に、而かも低騒音にて運転できる利点を発揮すること
ができる。
部を断面にして示した側面図である。
を示した平面図である。
面図である。
視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 機体を走行させながらパッドカバー内に
取付けたパッドをモータで高速回転して床面の艶出しを
行い、且つ、艶出しによって生じたダストをパッドの回
転による旋回気流に乗せてフイルターに送り込んで集塵
するように構成した床面艶出機に於いて、 上記モータによって高速回転されるパッドの上面に、パ
ッドと一体に回転してパッドカバー内に旋回気流を生じ
させるファンを取付けると共に、上記フイルターの気流
取入れ側を上記パッドカバーの外寄りに接続し、同じく
フイルターの排気側を上記パッドカバーの上面中央部寄
りに接続したことを特徴とする集塵機能を備えた床面艶
出機。 - 【請求項2】 ファンの周囲を、パッドカバー内に取付
けたガイドカバー枠によって囲むと共に、このガイドカ
バー枠の周面にはパッドカバーの内壁に向けて旋回気流
の噴射口を設けたことを特徴とする請求項1記載の集塵
機能を備えた床面艶出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35128693A JP3202467B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 集塵機能を備えた床面艶出機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35128693A JP3202467B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 集塵機能を備えた床面艶出機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07194508A true JPH07194508A (ja) | 1995-08-01 |
JP3202467B2 JP3202467B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=18416284
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35128693A Expired - Fee Related JP3202467B2 (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | 集塵機能を備えた床面艶出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3202467B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009285786A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Makita Corp | ダストボックス及び電動工具 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP35128693A patent/JP3202467B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009285786A (ja) * | 2008-05-29 | 2009-12-10 | Makita Corp | ダストボックス及び電動工具 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3202467B2 (ja) | 2001-08-27 |
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