JPH07194126A - 半波整流回路 - Google Patents

半波整流回路

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JPH07194126A
JPH07194126A JP5335661A JP33566193A JPH07194126A JP H07194126 A JPH07194126 A JP H07194126A JP 5335661 A JP5335661 A JP 5335661A JP 33566193 A JP33566193 A JP 33566193A JP H07194126 A JPH07194126 A JP H07194126A
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JP
Japan
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circuit
voltage
operational amplifier
capacitor
output
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Application number
JP5335661A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Kitani
和弘 木谷
Yuji Segawa
裕司 瀬川
Kunihiko Goto
邦彦 後藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to US08/332,299 priority patent/US5579214A/en
Publication of JPH07194126A publication Critical patent/JPH07194126A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/02Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal
    • H02M7/04Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/12Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
    • H02M7/21Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M7/217Conversion of ac power input into dc power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a triode or transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Rectifiers (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入力信号の大きさに応じた直流電圧を得るた
めの半波整流回路に関し,入力信号の直流成分をカット
するために設けたコンデンサにより生じるオフセット電
圧の影響がない精度の高い出力電圧を得ることを目的と
する。 【構成】 入力信号を入力して基準値と比較するコンパ
レータ(2) と,コンパレータ(2) の出力に応動するスイ
ッチ回路(3) と,平滑回路(4) とを備え,スイッチ回路
(3) のスイッチ動作により入力信号を半波整流して平滑
回路(4) に入力して平滑することにより入力レベルに応
じた直流電圧出力を得る半波整流回路において,スイッ
チ回路(3) は平滑回路(4) に直列に接続され,スイッチ
回路(3) から平滑回路(4) への出力がない状態におい
て,平滑回路(4) の入力側が高インピーダンスである構
成をもつ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,入力信号の大きさに応
じた直流電圧を得るための半波整流回路に関する。
【0002】コンパンダ(圧縮伸張器),ALC等の入
力信号レベルに応じて出力を調整する回路は,入力レベ
ルに応じた直流電圧を得るための半波整流回路を必要と
する。
【0003】このような半波整流回路は,入力信号の直
流成分をカットするためにコンデンサを介して半波整流
回路に入力信号を入力するが,そのコンデンサによりオ
フセット電圧を生じ,半波整流出力に誤差を生じる。入
力信号が小さい場合にはその誤差は相対的に大きくなる
のでそのコンデンサにより発生するオフセット電圧が半
波整流出力に影響しない半波整流回路が必要とされる。
【0004】
【従来の技術】図7は従来の半波整流回路を示す。図7
(A)は半波整流回路である。
【0005】図7(A)において,210はコンデンサ
1 であって,入力信号の直流成分をカットするもので
ある。
【0006】211はコンパレータであって,直流成分
をカットした入力電圧V1 と基準電圧(GND)と比較
するものである。212は抵抗R1 である。
【0007】213はスイッチ回路であって,MOSF
ET等のスイッチ素子により構成されるものであり,コ
ンパレータ211の出力に応動してオン(ac間導
通),オフ(bc間導通)するものである。
【0008】214は平滑回路であって,スイッチ回路
213の出力を平滑するものである。215はコンデン
サC2 である。
【0009】216は抵抗R2 である。図7(B)はタ
イムチャートであって,図7(A)の半波整流回路の動
作を表すものである。
【0010】図7(B)において,(a)は入力信号の電
圧Viを表す。入力電圧ViにおいてA0 は最大振幅で
ある。
【0011】(b)は入力信号の電圧Viの直流成分をコ
ンデンサC1 によりカットされた電圧V1 を表すもので
ある。(c)はコンパレータ211から出力される電圧V
cを表し,スイッチ回路213の制御信号となるもので
ある。
【0012】(d)はスイッチ回路213から出力される
電圧Viであって,最大振幅がA0−Voffの半波整
流された信号である。(e)はV2 の平滑化された出力電
圧Voであって,出力レベルが(A0 /π)−(Vof
f/2)である。
【0013】図7(B)を参照して,図7(A)の半波
整流回路の動作を説明する。入力電圧Viはコンデンサ
1 で直流成分をカットされ,V1 はオフセットVof
fだけ電圧が低下した信号となる。V1 はコンパレータ
211に入力され,基準電圧(GND)と比較され,出
力電圧Vcを生成する。スイッチ回路213はVcがH
のときオン(ac間導通),Lのときオフ(ac間不導
通,bc間導通)となる。従って,スイッチ回路213
はVcがHのときオンV1 が平滑回路214に入力さ
れ,VcがLのとき平滑回路214の入力電圧は接地電
圧になる。その結果, (d)の半波整流電圧V2 が平滑回
路214に入力される。スイッチ回路213がオンのと
き,抵抗R2 を介してコンデンサC2 に電流が流れ,ス
イッチ回路213がオフのとき,コンデンサC2 から抵
抗R2 を介して接地側に電流が流れ,平滑回路214の
出力電圧Voが得られる。このとき,オフセット電圧
(Voff)の影響が出力電圧Voに表れ,出力電圧V
oは,Vo=(A0 /π)−(Voff/2)となる。
【0014】従来の半波整流回路のオフセット電圧(V
off)は次のようになる。 Vi=A0 sinθ
【0015】
【数1】
【0016】である。ここで,抵抗R2 を流れる電流を
Ia,抵抗R1 を流れる電流をIbとすると, Ia=(V1 −V2 )/R2 ,Ib=V1 /R1 である。
【0017】全電流をIとすると,
【0018】
【数2】
【0019】である。ここで,I=0となるVoffを
求めると, Voff=2R1 0 /(π(R1 +4R2 )) である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】従って,従来の半波整
流回路では,コンデンサC1 により生じるオフセット電
圧の影響で,正確な平滑出力が得られず,特に入力レベ
ルが小さい場合には,信号電圧とオフセット電圧の相対
的な誤差が大きくなり正確な出力が得られなかった。
【0021】本発明は,入力信号の直流成分をカットす
るために設けたコンデンサにより生じるオフセット電圧
の影響が半波整流出力電圧に表れず,精度の高い出力電
圧をえることのできる半波整流回路を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の基本構成
を示す。図1(A)は半波整流回路である。
【0023】図1(A)において,1はコンデンサC1
であって,入力電圧Viの直流成分をカットするもので
ある。
【0024】2はコンパレータであって,コンデンサC
1 を通過した入力信号の電圧を基準値(GND)と比較
するものである。3はスイッチ回路であって,MOSF
ET等のスイッチ素子により構成されるものであり,オ
ンのときbc間が導通し,オフのときにbc間が不導通
となるものである。
【0025】4は平滑回路である。10は抵抗R1 であ
る。11はコンデンサC2 である。
【0026】12は抵抗R2 である。図1(B)はタイ
ムチャートてあって,図1(A)の半波整流回路の各部
の電圧の時間変化を表すものである。
【0027】(a)は入力電圧Viであり,最大振幅A0
である。(b)はコンデンサC1 により直流成分をカット
された入力電圧V1 であり,入力電圧Viがオフセット
電圧Voffだけ低下した電圧である。
【0028】(c)はコンパレータ2から出力される電圧
Vcを表し,スイッチ回路3の制御信号となるものであ
る。(d)は入力電圧V1 を半波整流した電圧V2 であ
り,スイッチ回路3の出力電圧である。
【0029】(e)は半波整流電圧V2 を平滑化した出力
電圧Voである。なお,図1(B)のタイムチャートで
はオフセット電圧Voffが示されているが,本発明の
Voffは過渡的な状態において現れるだけであり,定
常状態においては現れない。図1(B)の半波整流電圧
2 と出力電圧Voは過渡的な状態においてオフセット
電圧が生じた場合を示している。
【0030】
【作用】本発明の基本構成の動作を説明する。入力電圧
ViはコンデンサC1 で直流分をカットされ,オフセッ
トVoffだけ電圧が低下した電圧となる。V1 がコン
パレータ2および抵抗R1 に入力される。コンパレータ
2において,入力電圧は基準電圧(GND)と比較さ
れ,出力電圧Vcが生成される。スイッチ回路3は,V
cに応動してオンもしくはオフされる。例えば,Vcの
Hでオンし,VcのLでオフとなる。スイッチ回路3が
オンのときac間が導通されV1 は平滑回路4に入力さ
れる。スイッチ回路3がオフのときは入力電圧Viは平
滑回路4に入力されない。スイッチ回路3がオフのとき
平滑回路4の入力側のインピーダンスはハイインピーダ
ンスとなり,コンデンサC2 に蓄積された電荷に基づく
出力電圧V0 に等しい電圧がV2 に表れる。そして,電
圧V2 は,抵抗R2 とコンデンサC2 によって平滑化さ
れ,出力電圧Voが出力される。
【0031】本発明の基本構成によれば,コンデンサC
1 を介して入力される入力信号の電圧Viは,スイッチ
回路3がオンとなった時,C1 のVi入力側から見て,
反対側が直流電圧を失うことにより,電流の安定化が破
られViからVoの方向へ電流が流れ,V1 の電位を下
げようとするが,次にスイッチ回路3がオフになると出
力電圧Vo側がハイインピーダンスとなってスイッチ回
路3がオンであったときの出力電圧Voのレベルを保持
する。従って,スイッチ回路3がオンであったときのV
oにスイッチ回路3がオフしている時のVoが波形面積
で足されるため,平滑出力電圧はViを半波整流したと
きに得られる電圧に等しい出力電圧Voとなる。つま
り,オフセット電圧による電位低下をVo側から防ぐよ
うに働く。
【0032】厳密には,入力が加わった直後,最初にス
イッチ回路3がオンした時のみ電流がVi側からVo側
へ流れ,この分オフセット電圧が発生し,出力電圧Vo
に影響するが,スイッチ回路3の動作が繰り返されるう
ちにそのVoffは見えなくなる(図1(B)のタイム
チャートはオフセット電圧が発生している状態のときを
示している)。
【0033】本発明の基本構成によれば,オフセット電
圧が平滑出力に表れないことは次のように理論的に示さ
れる。 Vi=A0 sinθ である。
【0034】
【数3】
【0035】∴ Vo=(2A0 /π)−Voff 抵抗R2 を流れる電流をIa,抵抗R1 を流れる電流を
Ibとする。 Ia=(V1 −Vo)/R2 ,Ib=V1 /R1 である。
【0036】全電流Iは,
【0037】
【数4】
【0038】である。従って,I=0となるVoffを
求めると,Voff=0である。
【0039】
【実施例】図2は本発明の実施例1を示す。図2におい
て,25はオフセットキャンセル型コンパレータであっ
て,コンパレータ兼演算増幅器34のオフセット電圧の
影響がないようにしてスイッチ回路37の制御信号を発
生するものである。
【0040】30はコンデンサC1 である。31はスイ
ッチ回路であって,制御信号φ1 がHのときcdが接続
(オン),Lのときにcdが解放(オフ)となり,制御
信号φ2 がHのときabが接続(オン),φ2 がLのと
きにabが解放(オフ)となるものである。
【0041】32はコンデンサC3 である。33はスイ
ッチ回路であって,φ1 がHのときefが接続(オ
ン),φ1 がLのときefが解放(オフ)するものであ
る。
【0042】34はコンパレータ兼演算増幅器であっ
て,スイッチ回路33がオンのとき反転増幅器として動
作し,オフのとき比較器として動作するものである(以
後,コンパレータとして使用する場合は単にコンパレー
タ,もしくは反転増幅器として使用する場合は単に反転
増幅器と称する場合がある)。
【0043】35はNOT回路であって,制御信号φ2
の否定論理を出力するものである。36はフリップフロ
ップであって,クロック入力V5 が立ち上がるときにD
の論理を取り込み,取り込まれた論理をQに出力し,否
定論理をXQに出力するものである。
【0044】37はスイッチ回路であって,フリップフ
ロップ36の出力電圧V6 (XQ)を制御信号としてオ
ン(g,hを接続)もしくはオフ(g,hを解放)する
ものである。
【0045】38は平滑回路である。39はコンデンサ
2 である。40は抵抗R2 である。
【0046】41は抵抗R1 である。図3は,実施例1
のタイムチャートである。(a)は入力電圧Viである。
【0047】(b)は制御信号φ1 であって,スイッチ回
路31およびスイッチ回路33を制御するものである。
(c)は制御信号φ2 であって,スイッチ回路31を制御
するものである(φ1とφ2 は互いに逆の論理であ
る)。
【0048】(d)は入力電圧V1 であって,コンデンサ
1 の出力側の電圧であり,本発明では定常状態におい
てViに等しくなるものである。(e)はスイッチ回路3
1から出力される電圧V2 である。
【0049】(f)はコンデンサC3 (32)から出力される
信号であって,V2 がコンパレータ兼演算増幅器34の
オフセット電圧Voffoppだけ上昇したものであ
る。(g)はコンパレータ兼演算増幅器34から出力され
る信号V4 である。 (g)のVoffswはスイッチ回路
31,スイッチ回路33のスイッチ素子のケート容量に
基づくオフセット電圧である。実際上は無視できるもの
である。
【0050】(h)はNOT回路35の出力V5 であっ
て,制御信号φ2の否定論理(φ1 の論理に等しい)も
のである。(i)はフリップフロップ36の出力Qであ
る。
【0051】(j)はフリップフロップ36の出力V
6 (XQ出力)である。(k)はスイッチ回路37の出力
電圧V7 であって,スイッチ回路37で半波整流された
電圧である。
【0052】(l)は平滑回路38の出力電圧Voであ
る。図2の構成の全体の動作を説明するのに先立って,
図4を参照し,オフセットキャンセル型コンパレータ2
5のオフセットキャンセル動作について説明する。
【0053】図4において,図2と共通の番号は共通部
分を示す。(a)は制御信号φ1 と制御信号φ2 である。
(b)はφ1 ,φ2 のタイミングが(a)のの場合である。
(c)はφ1 ,φ2 のタイミングが (a)のの場合であ
る。
【0054】 φ1 =H,φ2 =Lの場合。このと
き,スイッチ回路31,スイッチ回路33は図4 (b)の
ようになる。V2 =GND,V3 =GND+Voffo
ppとなる。Voffoppはコンパレータ兼演算増幅
器34のオフセット電圧である。
【0055】従って,コンデンサC3 の電荷は, Q=C(V2 −V3 )(CはコンデンサC3 の容量) である。
【0056】演算増幅器34の出力電圧V4 は演算増幅
器34のオフセット電圧Voffoppに反転入力
(−)に入力される電圧変化の反転が加わるので, V4 =Voffopp+GND となる。
【0057】 次に,φ1 =L,φ2 =Hの場合。こ
のとき,スイッチ回路31,スイッチ回路33は図4
(c)のようになる。V2 =V1 となり,V1 −GNDだ
け変化する。
【0058】V3 =GND+Voffopp+(V1
GND) である。動作において,コンデンサC3 の両端の電位
が安定することにより,コンデンサC3 に蓄積する電荷
量が固定される。この状態より,V2 に変化を起こした
場合,電荷保存の法則により,V3 はV2 と同量の変化
をし安定する(同量の電荷による変化)。
【0059】電荷量Q=C〔GND+(V1 −GND)
−(GND+Voffopp)+(V1 −GND)) となる。
【0060】Qが固定であるため,Vも固定するように
働く。コンパレータ兼演算増幅器34はスイッチ回路3
3がオフすることにより,コンパレータとして動作す
る。
【0061】比較対象となる電位はV3 とGNDであ
る。比較式は,−V3 +GND+Voffoppであ
る。従って,比較式VCOMP =−V3 +GND+Voffopp=−{GND+Vo
ffopp+(V1 −GND)}+GND+Voffo
pp=−V1 +GND 従って,コンパレータ兼演算増幅器34によりコンパレ
ータ兼演算増幅器34のオフセット電圧Voffopp
の影響を受けない比較が可能となる。
【0062】図3を参照して,図2の実施例1の動作を
説明する。制御信号φ2 のHのタイミングで,Viはコ
ンデンサC1 を通過してコンパレータ兼演算増幅器34
の反転入力側(−)に入力される。φ2 =L,φ1 =H
のときコンパレータ兼演算増幅器34は反転増幅器とし
て動作する。この過程におけるVi,V1 ,V2 ,V3
の信号はそれぞれ,図3の (a)入力信号の電圧Vi,
(d)入力電圧V1 , (e)スイッチ回路31の出力電圧V
2 , (f)コンパレータ兼演算増幅器34の入力電圧V3
のようになる。
【0063】コンパレータ兼演算増幅器34は,制御信
号φ1 ,φ2 によりコンパレータもしくは反転増幅器と
して動作する。そして, (g)に示す電圧V4 を出力す
る。コンパレータ兼演算増幅器34の出力V4 は,フリ
ップフロップ36の入力端子Dに入力され,φ2 の立ち
下がりエッジでフリップフロップ36に取り込まれ,次
回のφ2 の立ち下がりのタイミングまで保持される。そ
して,そのとき,フリップフロップ36は既に取り込ん
で保持されていたV4 の値を出力Qに出力し,その否定
論理をXQ(V6 )に出力する。このような動作で制御
信号V6 が得られる。このV6 はViをGNDと比較し
た結果であり,正確なレベルであるので,スイッチ回路
37による整流動作のタイミングを正確にとることがで
きる。
【0064】そして,V6 はスイッチ回路37の制御ク
ロックとなりスイッチ回路37により,入力電圧Viが
半波整流され,スイッチ回路37から半波整流電圧V7
が出力される。半波整流電圧V7 は平滑回路38に入力
され,平滑出力Voを得る。
【0065】本実施例によれば,平滑回路38の平滑出
力VoがコンデンサC1 により生じるオフセット電圧の
影響を受けないばかりでなく,スイッチ回路37を制御
する制御信号V6 もコンパレータ兼演算増幅器34のオ
フセット電圧の影響をうけないようになるので正確なタ
イミングで半波整流でき,平滑回路の出力電圧Voは入
力電圧Viの大きさを正確に反映する。
【0066】図5は本発明の実施例2である図5におい
て,45はオフセットキャンセル型コンパレータであ
る。
【0067】50はコンデンサC1 である。51はスイ
ッチ回路である。52はコンデンサC3 である。
【0068】53はスイッチ回路である。54はコンパ
レータ兼演算増幅器であって,コンパレータもしくはボ
ルテージホロワ型演算増幅器(正相演算増幅器)となる
ものである。
【0069】55はNOT回路である。56はフリップ
フロップである。57はスイッチ回路である。
【0070】58は平滑回路である。59はコンデンサ
2 である。60は抵抗R2 である。
【0071】61は抵抗R1 である。図6は本発明の実
施例2のタイムチャートである。図6において,(a)は
入力電圧Viである。
【0072】(b)は制御信号φ1 であって,スイッチ回
路51およびスイッチ回路53を制御する信号である。
(c)は制御信号φ2 であって,スイッチ回路51を制御
する信号である。
【0073】(d)はスイッチ回路51の出力電圧V1
ある。(e)はコンパレータ兼演算増幅器54の出力電圧
2 である。(f)はフリップフロップ56の出力Qの出
力電圧Vcである。
【0074】(g)はスイッチ回路57の出力V3 であっ
て,コンデンサC1 から出力されるViを半波整流した
ものである。(h)は平滑回路58の出力電圧Voであっ
て,半波整流電圧V3 を平滑したものである。
【0075】図5の本発明の実施例2の動作を説明する
(必要に応じて図6を参照する)。図5の構成におい
て,制御信号φ1 がHのとき,スイッチ回路51のcd
間がオンとなって,V1 がGNDに接続される。このと
き,スイッチ回路53はオンになり,コンパレータ兼演
算増幅器54がボルテージフォロワ型演算増幅器とな
り,演算増幅器54のオフセット電圧によりコンデンサ
3 に電荷が充電される。φ2 =Hのとき,スイッチ回
路51のab間が接続され,コンパレータ兼演算増幅器
54に信号V1 が入力され,コンデンサC3(52)に
より保持されているオフセット電圧と比較される。従っ
て,コンパレータ兼演算増幅器54自身のオフセット電
圧とコンデンサC3 の電圧でオフセットがキャンセルさ
れ,入力電圧V1 とGNDがコンパレータのオフセット
電圧がない場合と同様に比較され,正確な出力がコンパ
レータ兼演算増幅器54から得られる。
【0076】図5の構成の動作は上記の点以外は,図2
の構成の動作と同様である。入力電圧V1 をコンパレー
タ兼演算増幅器54で比較し,その出力V2 をフリップ
フロップ56に取り込む。フリップフロップ56によ
り,φ2 のタイミングに同期して比較結果をQに出力電
圧Vcを出力する。
【0077】フリップフロップ56の出力電圧Vcをス
イッチ回路57の制御信号として,スイッチ回路57を
オン,オフし,入力電圧Viを半波整流した出力電圧V
3 を得る。半波整流出力電圧V3 は平滑回路58で抵抗
2 とコンデンサC2 により平滑され,出力電圧Voを
得る。
【0078】本実施例によれば,実施例1と同様に,平
滑回路58の平滑出力VoにコンデンサC1 により生じ
るオフセット電圧の影響を受けないばかりでなく,スイ
ッチ回路57を制御する制御信号Vcもコンパレータ兼
演算増幅器54のオフセット電圧の影響をうけないよう
にして正確なタイミングで半波整流できるようにされて
いるので,平滑回路58の出力電圧Voは入力電圧Vi
の大きさを正確に反映できる。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば,入力のカップリングコ
ンデンサC1 により生じるオフセット電圧をキャンセル
することができ,精度の高い半波整流出力を得ることが
できる。そのため,小信号の入力電圧であっても,正確
に入力レベルを検出することがてきるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す図である。
【図2】本発明の実施例1を示す図である。
【図3】本発明の実施例1のタイムチャートである。
【図4】本発明で使用するオフセットキャンセル型コン
パレータの動作説明図である。
【図5】本発明の実施例2を示す図である。
【図6】本発明の実施例2のタイムチャートである。
【図7】従来の半波整流回路を示す図である。
【符号の説明】
1:コンデンサC1 2:コンパレータ 3:スイッチ回路 4:平滑回路 10:抵抗R1 11:コンデンサC2 12:抵抗R2

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号を入力して基準値と比較するコ
    ンパレータ(2) と,該コンパレータ(2) の出力に応動す
    るスイッチ回路(3) と,平滑回路(4) とを備え,該スイ
    ッチ回路(3) のスイッチ動作により該入力信号を半波整
    流して該平滑回路(4) に入力して平滑することにより入
    力レベルに応じた直流電圧出力を得る半波整流回路にお
    いて,該スイッチ回路(3) は平滑回路(4) に直列に接続
    され,該スイッチ回路(3) から該平滑回路(4) への出力
    がない状態において,該平滑回路(4) の入力側が高イン
    ピーダンスであることを特徴とする半波整流回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において,該コンパレータ(2)
    を演算増幅器により構成するとともに該演算増幅器の入
    力端子にコンデンサを接続し,該コンデンサに該演算増
    幅器のオフセット電圧に基づく電荷を蓄積することによ
    り該演算増幅器のオフセット電圧をキャンセルしてコン
    パレータとして使用することを特徴とする半波整流回
    路。
  3. 【請求項3】 請求項2において,演算増幅器(34)と,
    該演算増幅器(34)の反転入力端子側に接続されるコンデ
    ンサ(32)を備え,非反転入力側に基準電圧を入力し,演
    算増幅器(34)の出力側からスイッチ回路(33)を介して反
    転入力側に帰還回路を設け,該スイッチ回路(33)がオフ
    のときは該演算増幅器(34)をコンパレータとして使用
    し,該スイッチ回路(33)がオンのときに反転増幅器とし
    て動作させることにより該帰還回路を介して該演算増幅
    器(34)のオフセット電圧により該コンデンサ(32)に電荷
    を蓄積させ,該演算増幅器(34)の反転入力側に該コンデ
    ンサ(32)を介して入力信号を入力し,該蓄積電荷に基づ
    く該コンデンサ(32)の電圧により該演算増幅器(34)のオ
    フセット電圧をキャンセルすることを特徴とする半波整
    流回路。
  4. 【請求項4】 請求項2において,演算増幅器(54)の正
    転入力側に入力信号を入力し,該演算増幅器(54)の出力
    からスイッチ回路(53)を介して反転入力側に帰還回路を
    設けてボルテージホロワ回路とし,該反転入力側にコン
    デンサ(52)を接続し,該スイッチ回路(53)がオンのと
    きに該帰還回路により該コンデンサ(52) に電荷を蓄積
    し,該スイッチ回路(53)がオフのときに該コンデンサ
    (52) の電圧により該演算増幅器(54)のオフセット電圧
    をキャンセルすることを特徴とする半波整流回路。
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