JPH0719404U - 水平ブレース - Google Patents

水平ブレース

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JPH0719404U
JPH0719404U JP5525693U JP5525693U JPH0719404U JP H0719404 U JPH0719404 U JP H0719404U JP 5525693 U JP5525693 U JP 5525693U JP 5525693 U JP5525693 U JP 5525693U JP H0719404 U JPH0719404 U JP H0719404U
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shaft
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次郎 山中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一端をコーナーのプレート27に仮止めし、
片手で他端の軸材19を把持し、他の片手でターンバッ
クル13を回して水平ブレース20の長さを調整するこ
とが出来、その際、仮止めするボルト28がナット29
を螺着しなくてもプレート27のボルト差込孔26から
外れないようにする。 【構成】 水平ブレース20の一方の軸材(16または
19)の羽子板(15または18)に軸材(16または
19)の軸芯30に直角にボルト差込孔21を穿設し、
他方の軸材(19または16)の羽子板(18または1
5)に軸材(19または16)の軸芯30に直角に軸芯
31を向けてボルト22を溶接する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、鉄骨構造物23の筋違として使用される水平ブレース20に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
水平ブレース20は、左右両端に軸芯を同じくする左螺子孔11と右螺子孔1 2を有するターンバックル13の当該左螺子孔11に、一端に左螺子ボルト14 を有し他端に羽子板15を有する軸材16の当該左螺子ボルト14を螺着し、当 該ターンバックル13の他方の右螺子孔12に、一端に右螺子ボルト17を有し 他端に羽子板18を有する軸材19の当該右螺子ボルト17を螺着し、ターンバ ックル13を介して左右の軸材16・19を接合し、それらの羽子板15・18 に軸材16・19の軸芯に直角にボルト差込孔21を穿設して構成されている。
【0003】 水平ブレース20を取り付ける鉄骨構造物23のコーナー24・25には、羽 子板15・18のボルト差込孔21と同じボルト差込孔26を穿設したプレート 27が溶接されている。 水平ブレース20は、プレート27のボルト26に羽子板15・18のボルト 差込孔21を重ね合わせ、ボルト28を差し込みナット29を螺着して鉄骨構造 物23のコーナー間24・25に架け渡され、その後、ターンバックルを回して 水平ブレース20の全長を縮め、コーナー間24・25で緊張される。
【0004】 そのように水平ブレース20をコーナー間24・25に取り付けるに当たって は、まず、水平ブレース20の全長をコーナー間24・25の距離と略同じにな るように調整し、一方のコーナー24のプレート27にボルト28を介して一端 の羽子板15を仮止めする。 次に、他方のコーナー25のプレート27にボルト28を介して他端の羽子板 18を仮止めし、それらのボルト28にナット29を螺着して両端を各コーナー 24・25のプレート27・27に固定する。 ターンバックル13は、その後に回されることになる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
水平ブレース20の取付作業は通常単独で一人で行われ、その長さの調整は片 手でターンバックル13を把持し、他の片手で一方の軸材(16・19)を回し 、次いで他の方の軸材(19・16)を回して行われる。 何故なら、片手で一方の軸材16を把持し、他の片手でターンバックル13を 回すと、その時把持されない他方の軸材19がターンバックル13と伴回りして 左右の軸材16・19のターンバックル13への嵌込長さにアンバランスが生じ るためである。
【0006】 そのように軸材16・19のターンバックル13への嵌込長さのアンバランス を生じることなく、片手で一方の軸材19を把持し、他の片手でターンバックル 13を回して水平ブレース20の長さを調整するには、他方の軸材16の羽子板 15をコーナーのプレート27にボルト28を介して仮止めしておくとよい訳で ある。 しかしながら、羽子板15のプレート27への仮止めは、ナット29を螺着す ることなくボルト28を羽子板15とプレート27のボルト差込孔21・26に 差し込んで行われている。 そのように仮止めして長さを調整すると、ターンバックル13を回しているう ちに仮止めしているボルト28がプレート27のボルト差込孔26から外れ、水 平ブレース20がプレート27から脱落し易い。
【0007】 勿論、仮止めしているボルト28がプレート27のボルト差込孔26から外れ ないように、差し込んだボルト28にナット29を螺着して羽子板15をプレー ト27に軽く固定することも考えられる。 然るに、水平ブレース20を取り付けるためのボルト28には、それに螺着す るために回すナット29の回転回数を少なくするため、或いは、螺着したナット 29からボルト28の先端が長く突き出ないようにするために、辛うじてナット 29が螺着する程度に短いものが使用されている。
【0008】 このため水平ブレース20を水平に支持せず、若干傾けて支持すると、羽子板 15とプレート27のボルト差込孔21・26に差し込んだボルト28のプレー ト27のボルト差込孔26からの突出長さは極短くなるのでナット29が螺着し 難くなる。
【0009】 その場合、水平ブレース20を水平に支持してナット29を螺着すると、水平 ブレース20を手から離した場合には、水平ブレース20が羽子板15とプレー ト27によって片持ち梁状に支持されることになり、水平ブレース20の自重に よる回転モーメントが作用して羽子板やプレートが変形することになる。
【0010】
【考案の目的】
そこで本考案は、一端をコーナーのプレート27に仮止めし、片手で他端の軸 材19を把持し、他の片手でターンバックル13を回して水平ブレース20の長 さを調整する場合において、その仮止めするボルト28がナット29を螺着しな くてもプレート27のボルト差込孔26から外れないようにすることを目的とす る。
【0011】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案に係る水平ブレース20は、 (a) 左右両端に軸芯を同じくする左螺子孔11と右螺子孔12を有するター ンバックル13の当該左螺子孔11に、一端に左螺子ボルト14を有し他端羽子 板15を有する軸材16の当該左螺子ボルト14を螺着し、当該ターンバックル 13の他方の右螺子孔12に、一端に右螺子ボルト17を有し他端に羽子板18 を有する軸材19の当該右螺子ボルト17を螺着し、ターンバックル13を介し て左右の軸材16・19を接合して構成され、 (b) 一方の軸材(16または19)の羽子板(15または18)には軸材( 16または19)の軸芯30に直角にボルト差込孔21が穿設されており、他方 の軸材(19または16)の羽子板(18または15)には軸材(19または1 6)の軸芯30に直角に軸芯31を向けてボルト22が溶接されて突き出ている ことを特徴とするものである。
【0012】
【実施例】
以下、図示する実施例により本考案を説明する。 図1は、水平ブレース20を図示するものである。 水平ブレース20は、ターンバックル13と2本の軸材16・19とによって 構成されている。 各軸材16・19は、一端が左螺子ボルト14または右螺子ボルト17になっ ており、他端には羽子板15・18が溶接されている。 軸材16の羽子板15には軸材16の軸芯30に直角にボルト差込孔が穿設さ れ、ボルト差込孔に差し込まれたボルト22が、その軸芯31を軸材16の軸芯 30に直角に向けて羽子板15に溶接されている。 軸材19の羽子板18には軸材19の軸芯30に直角にボルト差込孔21が穿 設されている。
【0013】 図2は、水平ブレース20の使用状態を図示し、そこでは水平ブレース20が 鉄骨構造物23の筋違として使用されている。 水平ブレース20は、そのボルト22の取り付けられていない軸材側19を持 ち、そのボルト22の溶接されている羽子板15を鉄骨構造物のコーナー(24 ・25)の一方のプレート27へと突き出し、その突き出たボルト22を一方の プレート27のボルト差込孔26に嵌め込んで羽子板15をプレート27に仮止 めする。 次いで、片手でボルト22の溶接されていない軸材19を把持し、他の片手で ターンバックル13を回して水平ブレース20の長さを調整する。 そのようにしてボルト差込孔21を他方のプレート27のボルト差込孔26に 合わせた後、それらのボルト差込孔21と26をボルト(28)によって固定し 、水平ブレース20が鉄骨構造物23に取り付けられることになる。
【0014】
【考案の効果】
このように本考案に係る水平ブレース20は、その片側の軸材16の羽子板1 5に、軸材16の軸芯30に直角に軸芯31を向けてボルト22が溶接されて突 き出ているので、そのボルト22の取り付けられていない軸材側19を持ち、そ のボルト22の溶接されている羽子板15をコーナー(24・25)のプレート 27へと突き出し、その突き出たボルト22をプレート27のボルト差込孔26 に嵌め込めば、そのまま羽子板15がプレート27に仮止めされることになる。
【0015】 そしてその際、その仮止めするボルト28が羽子板15に溶接されているので 、水平ブレース20を水平にせず若干傾けてもボルト28が容易にはボルト差込 孔26から外れなくなる。
【0016】 このため、本考案に係る水平ブレース20は、片手で一方の軸材19を把持し 、他の片手でターンバックル13を回して水平ブレース20の長さを簡便に調整 することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る水平ブレースの斜視図である。
【図2】水平ブレースの使用状態における平面図であ
る。
【図3】従来の水平ブレースの羽子板の鉄骨構造物のコ
ーナーへの仮止め状態における断面正面図である。
【符号の説明】
11 左螺子孔 12 右螺子孔 13 ターンバックル 14 左螺子ボルト 15 羽子板 16 軸材 17 右螺子ボルト 18 羽子板 19 軸材 20 水平ブレース 21 ボルト差込孔 22 ボルト 23 鉄骨構造物 24 コーナー 25 コーナー 26 ボルト差込孔 27 プレート 28 ボルト 29 ナット 30 軸芯 31 軸芯

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右両端に軸芯を同じくする左螺子孔1
    1と右螺子孔12を有するターンバックル13の当該左
    螺子孔11に、一端に左螺子ボルト14を有し他端に羽
    子板15を有する軸材16の当該左螺子ボルト14を螺
    着し、当該ターンバックル13の他方の右螺子孔12
    に、一端に右螺子ボルト17を有し他端に羽子板18を
    有する軸材19の当該右螺子ボルト17を螺着し、ター
    ンバックル13を介して左右の軸材16・19を接合し
    て構成され、 一方の軸材(16または19)の羽子板
    (15または18)には軸材(16または19)の軸芯
    30に直角にボルト差込孔21が穿設されており、他方
    の軸材(19または16)の羽子板(18または15)
    には軸材(19または16)の軸芯30に直角に軸芯3
    1を向けてボルト22が溶接されて突き出ていることを
    特徴とする水平ブレース。
JP1993055256U 1993-09-18 1993-09-18 水平ブレース Expired - Fee Related JP2600408Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180000745U (ko) * 2016-09-05 2018-03-14 이재웅 용접형 턴버클

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20180000745U (ko) * 2016-09-05 2018-03-14 이재웅 용접형 턴버클

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