JPH0719379Y2 - 化粧材繰出機構 - Google Patents
化粧材繰出機構Info
- Publication number
- JPH0719379Y2 JPH0719379Y2 JP1989087545U JP8754589U JPH0719379Y2 JP H0719379 Y2 JPH0719379 Y2 JP H0719379Y2 JP 1989087545 U JP1989087545 U JP 1989087545U JP 8754589 U JP8754589 U JP 8754589U JP H0719379 Y2 JPH0719379 Y2 JP H0719379Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spiral
- cylindrical
- main body
- dish
- operating rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Toys (AREA)
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、口紅、シャドウ等の棒状化粧材を傷付けるこ
となく確実に出入できる化粧材繰出機構に関する。
となく確実に出入できる化粧材繰出機構に関する。
(従来の技術) 従来の化粧材繰出機構には、次の2つのタイプがある。
その1つは、化粧材を支持する皿部材と、この皿部材を
収納する本体と、この本体上部に回動可能に嵌着された
皿ガイド等よりなる。そして本体内に螺旋溝を構成し、
該螺旋溝に皿部材下部を係合させ、かつ皿部材に構成し
た回転止を皿ガイドの縦溝に係合させ、皿ガイドと本体
を相対的に回動して化粧材を繰出すタイプである。
その1つは、化粧材を支持する皿部材と、この皿部材を
収納する本体と、この本体上部に回動可能に嵌着された
皿ガイド等よりなる。そして本体内に螺旋溝を構成し、
該螺旋溝に皿部材下部を係合させ、かつ皿部材に構成し
た回転止を皿ガイドの縦溝に係合させ、皿ガイドと本体
を相対的に回動して化粧材を繰出すタイプである。
他方は、機構部を本体内に全て収納したものである。皿
ガイドを下方に延長し、皿部材下部に突起を構成する。
該突起を前記皿ガイドの縦スリットに係合し、さらにこ
の突起を本体内に配された螺旋溝と係合させ、皿ガイド
と本体とを相対的に回動させることにより、螺旋溝に沿
って化粧材を繰出すタイプであった。
ガイドを下方に延長し、皿部材下部に突起を構成する。
該突起を前記皿ガイドの縦スリットに係合し、さらにこ
の突起を本体内に配された螺旋溝と係合させ、皿ガイド
と本体とを相対的に回動させることにより、螺旋溝に沿
って化粧材を繰出すタイプであった。
(考案が解決しようとする課題) 皿ガイドや皿部材に回転止を付けたものは、この突起あ
るいはこの突起と係合する溝が化粧材と接するため、化
粧材自体に傷がつき、美感をそこねている。また前述の
機構部を本体内に全て収納したものは、皿部材を上部と
下部とに分けて構成し夫々を組立過程で嵌合して一体と
するため、部品数が多く、組立が困難で高価となってい
た。
るいはこの突起と係合する溝が化粧材と接するため、化
粧材自体に傷がつき、美感をそこねている。また前述の
機構部を本体内に全て収納したものは、皿部材を上部と
下部とに分けて構成し夫々を組立過程で嵌合して一体と
するため、部品数が多く、組立が困難で高価となってい
た。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するため、割り型の金型で形成
され、上部に化粧材を保持する保持部を形成した皿材を
上端に設け、該皿材の下方に形成した筒体の内周に螺旋
溝を形成すると共に、筒体の下部に設けた底板の外周に
突起を形成した円筒状螺旋体と、下方内面に上記円筒状
螺旋体の突起が嵌合する縦溝を形成し、かつ外周に本体
に回動自在に係合する係合部を形成した円筒状皿ガイド
と、上端に上記螺旋溝と螺合する、両側辺を曲面部に形
成した略平行四辺形状の突起を設け、下部に本体と回動
不能な係合部を形成した作動杆と、下部内周に上記皿ガ
イドの係合部と回動自在に係合する係合部及び作動杆の
係合部と係合する係合部を形成した本体とからなり、上
記円筒状螺旋体下部の突起を円筒状皿ガイドの下方内面
の縦溝に嵌合し、本体下端内部に固定された作動杆の上
端に形成された上記略平行四辺形状の突起を上記円筒状
螺旋体の螺旋溝に係合させたことを特徴とする。
され、上部に化粧材を保持する保持部を形成した皿材を
上端に設け、該皿材の下方に形成した筒体の内周に螺旋
溝を形成すると共に、筒体の下部に設けた底板の外周に
突起を形成した円筒状螺旋体と、下方内面に上記円筒状
螺旋体の突起が嵌合する縦溝を形成し、かつ外周に本体
に回動自在に係合する係合部を形成した円筒状皿ガイド
と、上端に上記螺旋溝と螺合する、両側辺を曲面部に形
成した略平行四辺形状の突起を設け、下部に本体と回動
不能な係合部を形成した作動杆と、下部内周に上記皿ガ
イドの係合部と回動自在に係合する係合部及び作動杆の
係合部と係合する係合部を形成した本体とからなり、上
記円筒状螺旋体下部の突起を円筒状皿ガイドの下方内面
の縦溝に嵌合し、本体下端内部に固定された作動杆の上
端に形成された上記略平行四辺形状の突起を上記円筒状
螺旋体の螺旋溝に係合させたことを特徴とする。
(作用) 本体と皿ガイドを相対回転させると、バットが回転し螺
旋体に対して移動していく。すなわち化粧材を繰出す
際、バットは螺旋体の下方に向かって移動しようとする
が、作動杆の下端は本体に固定されているため移動でき
ず、螺旋体が上方に移動する。また、これと反対に、化
粧材を収納する際には螺旋体の上方に移動する。
旋体に対して移動していく。すなわち化粧材を繰出す
際、バットは螺旋体の下方に向かって移動しようとする
が、作動杆の下端は本体に固定されているため移動でき
ず、螺旋体が上方に移動する。また、これと反対に、化
粧材を収納する際には螺旋体の上方に移動する。
螺旋体上部に固定されている化粧材は回転せずに皿ガイ
ドより繰出あるいは収納される。
ドより繰出あるいは収納される。
(実施例) 本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。第1図
は第1実施例の縦断正面図、第2図は化粧材を繰出した
後の同縦断正面図、第3図は同螺旋体の正面図である。
は第1実施例の縦断正面図、第2図は化粧材を繰出した
後の同縦断正面図、第3図は同螺旋体の正面図である。
本考案の第1実施例は、第1図に示すように化粧材Lを
固定する螺旋体2と、この螺旋体2と係合して回転する
作動杆20と、前記螺旋体2を内部に装着する皿ガイド30
と、この皿ガイド30を回転自在に取付ける本体50等より
なる。
固定する螺旋体2と、この螺旋体2と係合して回転する
作動杆20と、前記螺旋体2を内部に装着する皿ガイド30
と、この皿ガイド30を回転自在に取付ける本体50等より
なる。
ところで繰出機構に使用される螺旋体は、割り型の金型
により作成され、割り面には100分の3乃至100分の5ミ
リ程度のつぎ目段差、つまりパーティングラインが構成
される。また、螺旋溝はほとんど樹脂成形による抜型で
行っていたため、それに係合する皿のバットについて
は、それほど注意も払われていなかった。
により作成され、割り面には100分の3乃至100分の5ミ
リ程度のつぎ目段差、つまりパーティングラインが構成
される。また、螺旋溝はほとんど樹脂成形による抜型で
行っていたため、それに係合する皿のバットについて
は、それほど注意も払われていなかった。
そこで本実施例の螺旋体2は、樹脂材3を螺旋状に巻装
して間隙5と中空部2aを有する筒体を構成し、この筒体
の外周面長手方向に沿って、第3図乃至第5図に示すよ
うに支柱4、4を固着し、該支柱4、4の上下端にそれ
ぞれ皿材6及び輪状の底板7を固定する。
して間隙5と中空部2aを有する筒体を構成し、この筒体
の外周面長手方向に沿って、第3図乃至第5図に示すよ
うに支柱4、4を固着し、該支柱4、4の上下端にそれ
ぞれ皿材6及び輪状の底板7を固定する。
また前記皿材6の中央上部には化粧材Lの保持部9を設
け、底板7の外周に突起8、8を構成する。本実施例の
螺旋体2は割り型で成形する。
け、底板7の外周に突起8、8を構成する。本実施例の
螺旋体2は割り型で成形する。
作動杆20は、第7図乃至第9図に示すように底盤21に支
柱23を立設して、上記螺旋体2の底板7に出入可能な構
成とする。さらに底盤21外周に、突条22を構成すると共
に帯状の嵌合部21aを有し、支柱23上端両側にバット2
4、24を構成している。
柱23を立設して、上記螺旋体2の底板7に出入可能な構
成とする。さらに底盤21外周に、突条22を構成すると共
に帯状の嵌合部21aを有し、支柱23上端両側にバット2
4、24を構成している。
バット24は、支柱23の長手方向に対して直交するように
設けられている。その形状は、図示のように横長の略平
行四辺形状である。上辺と下辺は平行な水平部24b、24b
を構成していて、両側辺は曲面部24a、24aを構成してい
る。上記曲面部24aと水平部24bの一端は曲面で連結して
いるが、他端部は鋭角状に連結して尖部24cを構成して
いる。そして、この曲面部24aの一点が樹脂材3の間隙
5に当接するのである。
設けられている。その形状は、図示のように横長の略平
行四辺形状である。上辺と下辺は平行な水平部24b、24b
を構成していて、両側辺は曲面部24a、24aを構成してい
る。上記曲面部24aと水平部24bの一端は曲面で連結して
いるが、他端部は鋭角状に連結して尖部24cを構成して
いる。そして、この曲面部24aの一点が樹脂材3の間隙
5に当接するのである。
このバット(突起)24によれば、作動杆に形成された略
平行四辺形状のバット(突起)24が螺旋体2の割り型鋳
造時に螺旋溝に形成されたパーティングラインを通過す
る際に感じるひっかかるような抵抗感を上記略平行四辺
形状突起の両側辺に形成された曲面部24aにより解消で
きるためスムーズな作動を得ることができる。なお、バ
ット(突起)24の形状は前述の形状に限定されず、流線
形の翼断面のような形状などのように、螺旋溝の多少の
凸凹にひっかからないような形状であってもよい。
平行四辺形状のバット(突起)24が螺旋体2の割り型鋳
造時に螺旋溝に形成されたパーティングラインを通過す
る際に感じるひっかかるような抵抗感を上記略平行四辺
形状突起の両側辺に形成された曲面部24aにより解消で
きるためスムーズな作動を得ることができる。なお、バ
ット(突起)24の形状は前述の形状に限定されず、流線
形の翼断面のような形状などのように、螺旋溝の多少の
凸凹にひっかからないような形状であってもよい。
なお、支柱23の最上端には、バット24を上記間隙5に嵌
装するための切込部25を構成する。
装するための切込部25を構成する。
皿ガイド30は、上記螺旋体2及び作動杆20を内部に収納
できる円筒形状である。下方内面に縦溝31、31を構成
し、この縦溝31、31が上記螺旋体2の突起8、8と摺動
自在に嵌合する。
できる円筒形状である。下方内面に縦溝31、31を構成
し、この縦溝31、31が上記螺旋体2の突起8、8と摺動
自在に嵌合する。
また、下方外周に本体50と回動自在な係合部としてのフ
ランジ部33を形成する。このフランジ部33は、本体50の
係合部としての下部内周の径大部53に回動可能に係合さ
れる。
ランジ部33を形成する。このフランジ部33は、本体50の
係合部としての下部内周の径大部53に回動可能に係合さ
れる。
本体50は、上記皿ガイド30下部のフランジ部33と回動可
能に嵌着する径大部53が形成され、さらに下端内周に上
述の作動杆の本体50への係合部としての嵌合部21aと係
合する係合部としての固着部52を設けている。皿ガイド
30と本体50との回動可能な係合関係、及び作動杆20と本
体50との回動不能な係合関係が実現できれば、具体的な
係合部の形状については本実施例のものに限定されるも
のではない。さらに突条22によって回転拘束状態となっ
ている。図中Cはキャップである。
能に嵌着する径大部53が形成され、さらに下端内周に上
述の作動杆の本体50への係合部としての嵌合部21aと係
合する係合部としての固着部52を設けている。皿ガイド
30と本体50との回動可能な係合関係、及び作動杆20と本
体50との回動不能な係合関係が実現できれば、具体的な
係合部の形状については本実施例のものに限定されるも
のではない。さらに突条22によって回転拘束状態となっ
ている。図中Cはキャップである。
上記構成に基づき、本実施例の作用を述べる。
本体50と皿ガイド30を相対回転させる。すると、作動杆
20は本体50と共に回転し、この回転に伴って、作動杆20
のバット24は螺旋体2の間隙5に沿って移動する。しか
し、作動杆20は本体50に固定されているため、作動杆20
は下方移動できないそのため、螺旋体2の突起8が皿ガ
イド30の縦溝31に沿って上方移動し、化粧材Lが皿ガイ
ド30の上端より繰出される(第2図参照)。上述のよう
に、化粧材Lが繰出される過程で、バット24が螺旋体2
のパーティングライン2aを乗り越える際、第10図のよう
に、曲面部24aがなめらかに段差に当接して移動してい
くため、パーティングライン2aにひっかかる違和感が生
じない。
20は本体50と共に回転し、この回転に伴って、作動杆20
のバット24は螺旋体2の間隙5に沿って移動する。しか
し、作動杆20は本体50に固定されているため、作動杆20
は下方移動できないそのため、螺旋体2の突起8が皿ガ
イド30の縦溝31に沿って上方移動し、化粧材Lが皿ガイ
ド30の上端より繰出される(第2図参照)。上述のよう
に、化粧材Lが繰出される過程で、バット24が螺旋体2
のパーティングライン2aを乗り越える際、第10図のよう
に、曲面部24aがなめらかに段差に当接して移動してい
くため、パーティングライン2aにひっかかる違和感が生
じない。
化粧材Lを収納する場合は、上記と逆方向に回転させ、
螺旋体2を下方移動させればよい。このように本実施例
では、縦溝31に沿って突起8が上方に摺動移動するた
め、化粧材Lは皿ガイド30に対し回転することなく繰出
すことができる。
螺旋体2を下方移動させればよい。このように本実施例
では、縦溝31に沿って突起8が上方に摺動移動するた
め、化粧材Lは皿ガイド30に対し回転することなく繰出
すことができる。
また、本実施例では、化粧材支持部は回転止を設ける必
要がないため、この回転止と係合する溝を化粧材Lの皿
ガイド内面に構成しないため、従来のように繰出・収納
時に化粧材Lに傷がつかない。さらに本実施例は部品数
が少なく組立が容易である。そのうえ、表面部材をかえ
る事で違ったタイプの容器となる。加えて、化粧材支持
部を替えることにより、化粧材を直充填するもの、ある
いは差換タイプの両方に使用できる。
要がないため、この回転止と係合する溝を化粧材Lの皿
ガイド内面に構成しないため、従来のように繰出・収納
時に化粧材Lに傷がつかない。さらに本実施例は部品数
が少なく組立が容易である。そのうえ、表面部材をかえ
る事で違ったタイプの容器となる。加えて、化粧材支持
部を替えることにより、化粧材を直充填するもの、ある
いは差換タイプの両方に使用できる。
第6図に、化粧材Lの保持部の他例を示す。この保持部
10は円筒状であり、化粧材Lを差し型で充填する場合に
用いる。螺旋体12は、同図に示すように、円筒体13の内
部に螺旋溝14を螺刻し、外周下端に突起8、8を構成す
る。この螺旋体12の作用及び効果は、螺旋体2と同様で
あるので説明を省略する。従って、螺旋体2の保持部9
に代えて保持部10を構成したり、螺旋体12の保持部10に
代えて保持部9を構成することもできる。
10は円筒状であり、化粧材Lを差し型で充填する場合に
用いる。螺旋体12は、同図に示すように、円筒体13の内
部に螺旋溝14を螺刻し、外周下端に突起8、8を構成す
る。この螺旋体12の作用及び効果は、螺旋体2と同様で
あるので説明を省略する。従って、螺旋体2の保持部9
に代えて保持部10を構成したり、螺旋体12の保持部10に
代えて保持部9を構成することもできる。
第11図は第2実施例の化粧材繰出機構41である。第2実
施例は第1実施例の皿ガイド30に代えて、中間部分が透
明素材43で構成された皿ガイド42を使用したものであ
る。この皿ガイド42は、収納時に中間部分43が、キャッ
プCと本体50の間に挾置され、外部に露出したままの状
態となる。その他の構成は第1実施例と同構成である。
本実施例の作用、効果は第1実施例と同様であるが、本
実施例特有の効果として、収納されている化粧材Lの色
彩をキャップC装着状態で外部より確認できる。
施例は第1実施例の皿ガイド30に代えて、中間部分が透
明素材43で構成された皿ガイド42を使用したものであ
る。この皿ガイド42は、収納時に中間部分43が、キャッ
プCと本体50の間に挾置され、外部に露出したままの状
態となる。その他の構成は第1実施例と同構成である。
本実施例の作用、効果は第1実施例と同様であるが、本
実施例特有の効果として、収納されている化粧材Lの色
彩をキャップC装着状態で外部より確認できる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、化粧材に傷がつかないた
め、化粧品として美観を損なうことがない。そして部品
点数が少ないため、組立も容易である。また化粧材が皿
ガイドより回転することなく繰出されるため、使用しや
すい。
め、化粧品として美観を損なうことがない。そして部品
点数が少ないため、組立も容易である。また化粧材が皿
ガイドより回転することなく繰出されるため、使用しや
すい。
また、使用する金型が割り型であるためコストが安価で
あり、生産性もよい。
あり、生産性もよい。
さらに作動杆上部の突起を略平行四辺形状にし、その両
側辺を曲面部に形成する等の処置を行えば、円筒状螺旋
体の割り型鋳造時に形成された螺旋溝のパーティングラ
インの段差を上記の突起が移動する際、その曲面部が当
接摺動するため、クリック的な抵抗感を感じることなく
化粧材を円滑に送出すこともできるので、さらに使い心
地よい化粧材繰出機構を提供できる。
側辺を曲面部に形成する等の処置を行えば、円筒状螺旋
体の割り型鋳造時に形成された螺旋溝のパーティングラ
インの段差を上記の突起が移動する際、その曲面部が当
接摺動するため、クリック的な抵抗感を感じることなく
化粧材を円滑に送出すこともできるので、さらに使い心
地よい化粧材繰出機構を提供できる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は第1実施
例の縦断正面図、第2図は化粧材を繰出した後の同縦断
正面図、第3図は同螺旋体の正面図、第4図は第3図の
IV-IV線断面図、第5図は同螺旋体の平面図、第6図は
螺旋体の他例の一部断面正面図、第7図は作動杆の正面
図、第8図は同側面図、第9図は同作動杆の平面図、第
10図は同バットの拡大説明図、第11図は第2実施例の縦
断正面図である。 1、41……化粧材繰出機構、2……螺旋体 3……樹脂材、4……支柱、5……間隙 6……皿材、7……底板、8……突起 9、10……保持部、20……作動杆 21a……嵌合部、22……突条 23……支柱、24……バット 24a……曲面部、24b……水平部 24c……尖部、25……切込部 30、42……皿ガイド、50……本体
例の縦断正面図、第2図は化粧材を繰出した後の同縦断
正面図、第3図は同螺旋体の正面図、第4図は第3図の
IV-IV線断面図、第5図は同螺旋体の平面図、第6図は
螺旋体の他例の一部断面正面図、第7図は作動杆の正面
図、第8図は同側面図、第9図は同作動杆の平面図、第
10図は同バットの拡大説明図、第11図は第2実施例の縦
断正面図である。 1、41……化粧材繰出機構、2……螺旋体 3……樹脂材、4……支柱、5……間隙 6……皿材、7……底板、8……突起 9、10……保持部、20……作動杆 21a……嵌合部、22……突条 23……支柱、24……バット 24a……曲面部、24b……水平部 24c……尖部、25……切込部 30、42……皿ガイド、50……本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−204515(JP,U) 実開 昭52−125969(JP,U) 実公 昭36−12238(JP,Y1) 実願昭59−195188号(実開昭61−110322 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)
Claims (1)
- 【請求項1】割り型の金型で形成され、上部に化粧材を
保持する保持部を形成した皿材を上端に設け、該皿材の
下方に形成した筒体の内周に螺旋溝を形成すると共に、
筒体の下部に設けた底板の外周に突起を形成した円筒状
螺旋体と、下方内面に上記円筒状螺旋体の突起が嵌合す
る縦溝を形成し、かつ外周に本体に回動自在に係合する
係合部を形成した円筒状皿ガイドと、上端に上記螺旋溝
と螺合する、両側辺を曲面部に形成した略平行四辺形状
の突起を設け、下部に本体と回動不能な係合部を形成し
た作動杆と、下部内周に上記皿ガイドの係合部と回動自
在に係合する係合部及び作動杆の係合部と係合する係合
部を形成した本体とからなり、上記円筒状螺旋体下部の
突起を円筒状皿ガイドの下方内面の縦溝に嵌合し、本体
下端内部に固定された作動杆の上端に形成された上記略
平行四辺形状の突起を上記円筒状螺旋体の螺旋溝に係合
させるようにした化粧材繰出機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989087545U JPH0719379Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 化粧材繰出機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989087545U JPH0719379Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 化粧材繰出機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0327416U JPH0327416U (ja) | 1991-03-19 |
JPH0719379Y2 true JPH0719379Y2 (ja) | 1995-05-10 |
Family
ID=31637188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989087545U Expired - Fee Related JPH0719379Y2 (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | 化粧材繰出機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0719379Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7224262B2 (ja) * | 2019-08-30 | 2023-02-17 | 株式会社吉野工業所 | 繰出容器 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52125969U (ja) * | 1976-03-17 | 1977-09-24 | ||
JPS5829085A (ja) * | 1981-07-24 | 1983-02-21 | 富士通株式会社 | 紙幣鑑別方式 |
JPS61110322U (ja) * | 1984-12-25 | 1986-07-12 | ||
JPH0346654Y2 (ja) * | 1986-06-18 | 1991-10-02 |
-
1989
- 1989-07-26 JP JP1989087545U patent/JPH0719379Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0327416U (ja) | 1991-03-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5605408A (en) | Replacable lipstick tube with a clamping seat | |
JPH0719379Y2 (ja) | 化粧材繰出機構 | |
CN101505630A (zh) | 半固态或糊状产品的轴向导向分配器 | |
JPH0747056Y2 (ja) | 化粧材繰出機構 | |
JPH0614673Y2 (ja) | 化粧材繰出機構の螺旋体係合バット | |
JPH0233705Y2 (ja) | ||
JPH0350813Y2 (ja) | ||
JPS5823289Y2 (ja) | 棒状化粧品容器 | |
JPS6137664Y2 (ja) | ||
JPH0538679Y2 (ja) | ||
JP2601027Y2 (ja) | 口紅等の収納容器 | |
JPS64832Y2 (ja) | ||
JPH064840Y2 (ja) | 口紅等の収納容器 | |
JP3238836B2 (ja) | 棒状化粧品用サンプル容器 | |
JPH0747057Y2 (ja) | 口紅等の収納容器 | |
JPH08187122A (ja) | 棒状化粧料繰り出し容器 | |
JP2528574Y2 (ja) | 口紅等の収納容器 | |
JPS5939949Y2 (ja) | 繰出し容器 | |
JPH056901Y2 (ja) | ||
JPS6394789U (ja) | ||
JP2527491Y2 (ja) | 棒状化粧品繰出し容器 | |
JPS6127534Y2 (ja) | ||
JPH084891Y2 (ja) | 棒状化粧料繰り出し容器 | |
JPH0328831Y2 (ja) | ||
JPH0315476Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |