JPH0614673Y2 - 化粧材繰出機構の螺旋体係合バット - Google Patents

化粧材繰出機構の螺旋体係合バット

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JPH0614673Y2
JPH0614673Y2 JP9352489U JP9352489U JPH0614673Y2 JP H0614673 Y2 JPH0614673 Y2 JP H0614673Y2 JP 9352489 U JP9352489 U JP 9352489U JP 9352489 U JP9352489 U JP 9352489U JP H0614673 Y2 JPH0614673 Y2 JP H0614673Y2
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JP
Japan
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bat
spiral
feeding mechanism
cosmetic material
spiral body
Prior art date
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JP9352489U
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English (en)
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JPH0334416U (ja
Inventor
淳 大庭
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Suzuno Kasei Co Ltd
Original Assignee
Suzuno Kasei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、口紅、シャドウ等の棒状化粧材の繰出機構に
関し、特に本体と皿ガイドを相互回転させることによ
り、化粧材を上下動させる繰出機構の螺旋体の係合バッ
トに関する。
(従来の技術) 従来より化粧材を繰出すため、螺旋体あるいは螺旋溝
と、これらに係合するバットを繰出機構として使用して
いる。
従来の螺旋体あるいは螺旋溝は、樹脂成形による抜き型
で作成されていた。それに係合する皿部材60の突起つ
まりバット64の形状は、第11図、第12図に示すよ
うに、単なる短円柱形状に形成されていた。
この螺旋体に対して、低コストの割り型により作成され
る螺旋体が開発され、この螺旋体を用いた化粧材繰出機
構が製造されている。しかし、この螺旋体の割り面には
100分の3乃至100分の5ミリ程度のつぎ目段差つ
まりパーティングラインが構成されている。また螺旋体
は内径螺旋と共に、従来知られている外径螺旋でもよ
い。
(考案が解決しようとする課題) 割り型で作成された螺旋体を使用する場合は、第13図
に示すように、バット64がこのパーティングライン2
aを乗り越える際、パーティングライン2aの段差にひ
っかかるため、スムーズな作動感が得られず不快感が生
じ、化粧品としての価値を損ねていた。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記課題を解決するため、樹脂材により成形さ
れ、かつパーティングラインを有する螺旋体と該螺旋体
にバットを係合させて化粧材を上下動させる化粧材繰出
機構であって、バットを略平行四辺形に形成し、パーテ
ィングラインに接する部分に曲面部を形成したことを特
徴とする。
(作用) 螺旋体の間隙にバットを嵌入し、バットと螺旋体を相互
に回転させて、螺旋体に沿ってバットをあるいはバット
に沿って螺旋体を摺動移動させる。
摺動移動の際、バットの曲面部がパーティングラインに
なめらかに当接して乗り越えるため、抵抗感がなくスム
ーズな作動が行える。
(実施例) 本考案の一実施例を図面に基づき説明する。第1図は本
実施例の正面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第
3図は同平面図、第4図は他の実施例の正面図、第5図
は作動杆の正面図である。
化粧材繰出機構1は、第9図に示すように化粧材Lを固
定する螺旋体2と、この螺旋体2内に出入する作動杆2
0と、前記螺旋体2を内部に装着する皿ガイド30と、
この皿ガイド30を回転自在に取付ける本体50等より
なる。
本実施例の螺旋体2は、樹脂材3を螺旋状に巻装して間
隙5と中空部2aを有する筒体を構成する。この筒体の
外周面長手方向に沿って、第1図乃至第3図に示すよう
に支柱4、4を固着し、該支柱4、4の上下端に、それ
ぞれ皿材6及び底板7を固定している。また前記皿材6
の中央上部には化粧材Lの保持部9を設け、底板7の外
周に突起8、8を構成する。本実施例の螺旋体2は割り
型により成形する。
作動杆20は、第5図乃至第8図に示すように底盤21
に支柱23を立設して、上記螺旋体2の底板7に出入可
能な構成とする。底盤21外周に突条22を構成すると
共に、支柱23上端両側にバット24、24を構成して
いる。
バット24は、支柱23の長手方向に対して直交するよ
うに設けられている。その形状は、図示のように横長の
略平行四辺形である。上辺と下辺は平行な水平部24
b、24bを構成していて、両側辺は曲面部24a、2
4aを構成している。上記曲面部24aと水平部24b
の一端は曲面で連結しているが、他端部は鋭角状に連結
して尖部24cを構成している。そして、この曲面部2
4aの一点が樹脂材3の間隙5に当接するのである。
このバット24によれば、従来、皿部材に構成された突
起(バット)がパーティングラインを載り超える際に感
じていた、ひっかかるような抵抗感を、曲面部24aに
より解消でき、スムーズな作動を得ることができる。
なお、支柱23の最上端には、バット24を上記間隙5
に嵌装するための切込部25を構成する。
皿ガイド30は、上記螺旋体2及び作動杆20を内部に
収納できる円筒形状である。下方内面に縦溝31、31
を構成し、この縦溝31、31が上記螺旋体2の突起
8、8と摺動自在に嵌合する。
本体50は、上記皿ガイド30の下部と回動可能に嵌着
され、下端内周に上述の作動杆の嵌合部21aと係合す
る固着部52を設けている。さらに突条22によって回
転拘束状態となっている。図中Cはキャップである。
上記構成に基づき、本実施例の作用を述べる。
本体50と皿ガイド30を相対回転させる。すると、作
動杆20は本体50と共に回転し、この回転に伴って、
作動杆20のバット24は螺旋体2の間隙5に沿って移
動する。しかし、作動杆20は本体50に固定されてい
るため、作動杆20は下方移動できない。そのため、螺
旋体2の突起8が皿ガイド30の縦溝31に沿って上方
移動し、化粧材Lが皿ガイド30の上端より繰出される
(第2図参照)。
上述のように、化粧材Lが繰出される過程で、バット2
4が螺旋体2のパーティングライン2aを乗り越える
際、第8図のように、曲面部24aがなめらかに段差に
当接して移動していくため、パーティングライン2aに
ひっかかる違和感が生じない。
化粧材Lを収納する場合は、上記と逆方向に回転させ、
螺旋体2を下方移動させればよい。
第4図に、化粧材Lの保持部の他例を示す。この保持部
10は円筒状であり、化粧材Lを差し型で充填する場合
に用いる。螺旋体12は、同図に示すように、円筒体1
3の内部に螺旋溝14を螺刻し、外周下端に突起8、8
を構成する。この螺旋体12の作用及び効果は、螺旋体
2と同様であるので説明を省略する。従って、螺旋体2
の保持部9に代えて保持部10を構成したり、螺旋体1
2の保持部10に代えて保持部9を構成することもでき
る。
以上説明したように本実施例の螺旋体2及びその係合バ
ット24を化粧材繰出機構1に使用することにより、バ
ット24がパーティングライン2aの段差にひっかかる
ことがなく、化粧材Lをスムーズに繰出・収納すること
ができる。
なお、本実施例の螺旋体2及びその係合バット24は、
上記化粧材繰出機構1に使用できるのみならず、筆記具
等他の繰出機構の用途にも使用可能である。
(考案の効果) このように本考案によれば、パーティングラインをバッ
トがなめらかに乗り越えることはできるため、繰出時、
収納時に生じる、ひっかかりの感触がなくなる。従っ
て、化粧材のスムーズな繰出し・収納が可能となり、化
粧材の美観を損なうことがない。また螺旋体は内径螺旋
と共に、従来知られている外径螺旋でもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本実施例
の正面図、第2図は第1図のII−II線断面図、第3図は
同平面図、第4図は他の実施例の正面図、第5図は作動
杆の正面図、第6図は同側面図、第7図は同平面図、第
8図はパーティングライン上のバットの拡大説明図、第
9図は本実施例を備えた化粧材繰出機構の縦断正面図、
第10図は化粧材を繰出した後の同縦断正面図、第11
図は従来のバットの正面図、第12図は同側面図及び第
13図は従来のパーティングラインの説明図である。 1……化粧材繰出機構、2……螺旋体 3……樹脂材、4……支柱 5……間隙、6……皿材 7……底板、8……突起 9、10……保持部、20……作動杆 21……底板、23……支柱 24……バット、24a……曲面部 24……b傾斜部、24c……尖部 25……切込部、30……皿ガイド 50……本体、52……溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂材により成形され、かつパーティング
    ラインを有する螺旋体と該螺旋体にバットを係合させて
    化粧材を上下動させる化粧材繰出機構であって、 バットを略平行四辺形に形成し、かつパーティングライ
    ンに接する部分に曲面部を形成したことを特徴とする化
    粧材繰出機構の螺旋体係合バット。
JP9352489U 1989-03-29 1989-08-09 化粧材繰出機構の螺旋体係合バット Expired - Lifetime JPH0614673Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9352489U JPH0614673Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 化粧材繰出機構の螺旋体係合バット
US07/496,843 US4993857A (en) 1989-03-29 1990-03-22 Cosmetic container

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9352489U JPH0614673Y2 (ja) 1989-08-09 1989-08-09 化粧材繰出機構の螺旋体係合バット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0334416U JPH0334416U (ja) 1991-04-04
JPH0614673Y2 true JPH0614673Y2 (ja) 1994-04-20

Family

ID=31642899

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JP9352489U Expired - Lifetime JPH0614673Y2 (ja) 1989-03-29 1989-08-09 化粧材繰出機構の螺旋体係合バット

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JPH0334416U (ja) 1991-04-04

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