JP4121593B2 - 棒状化粧料容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、口紅,リップクリーム,チック等の棒状化粧料を容器から繰り出して使用する棒状化粧料容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、口紅等の棒状化粧料の繰り出し容器として、その組立工程を簡素化したものが、特開平8−275822号公報に提案されている。この棒状化粧料繰り出し容器は、図15に示すように、棒状化粧料30の下部を保持する保持筒31と、この保持筒31を上下摺動自在に内装するガイド筒32と、このガイド筒32に回動自在に外嵌し内周面に浅くて細かいローレットらせん溝33aを刻設したスリーブ33(図16参照)と、上記ガイド筒32の下端大径部を止着する外筒34と、この外筒34に冠着するキャップ35とを備えており、保持筒31の外周面に突設したら合部31aを、ガイド筒32に穿設したガイド溝32aに挿通して横側方に突出させることにより、スリーブ33のローレットらせん溝33aにら合させている。図において、32bはガイド筒32の下部外周面に形成した環状溝であり、33bはスリーブ33の下端部に等間隔をあけて内向きに形成した3つの突部であり、各突部33bがガイド筒32の環状溝32bに回動自在に係合している。この棒状化粧料繰り出し容器を使用する場合には、スリーブ33と外筒34とを相対回動させることにより、外筒34に止着したガイド筒32とスリーブ33とを相対回動させ、この相対回動に伴い保持筒31を昇降させることを行う。これにより、ガイド筒32の上端開口部から棒状化粧料30を繰り出したり、繰り下げたりすることができる。このものでは、組み立て時に、保持筒31のら合部31aとスリーブ33のローレットらせん溝33aとを位置合わせすることなく、保持筒31を内装したガイド筒32にスリーブ33を外嵌させるだけで、上記ら合部31aとローレットらせん溝33aとをら合させることができ、組み立てが簡単である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このものでは、ガイド筒32の下部外周面に環状溝32b(いわゆるアンダーカット)を形成するのに、特別の治具が必要になるため、製品コストが高価になる。しかも、スリーブ33の各突部33bをガイド筒32の環状溝32bに係合する際に、スリーブ33の下端部を拡径させなければならず、この拡径によりスリーブ33が変形,破損等するおそれがある。
【0004】
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、安価で、組み立てに際し変形,破損等するおそれのない棒状化粧料容器の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の棒状化粧料容器は、棒状化粧料保持用の有底筒状の繰出筒と、この繰出筒が繰出自在に収容される有底筒状の内筒と、この内筒に相対回動自在に外嵌される外筒と、上記内筒に一体的に取り付けられそれ自体の回動により上記繰出筒を進退させる回動操作部を備え、上記繰出筒の周壁部分の外周面にガイド突部を突設し、上記ガイド突部の外周面にらせん溝を刻設し、上記内筒の周壁部分に、上記ガイド突部に挿通状に係合して外部に突出する縦穴を形成し、この縦穴の上端部から上記内筒の周壁部分の上端面に達する拡径用の縦溝を切欠き形成し、上記外筒の内周面に、上記ガイド突部のらせん溝にら合するらせん溝を刻設し、上記回動操作部を、上記外筒に回動自在に外嵌される筒状の袴と、上記内筒の下端部外周面から突設され上記袴の下端開口部に固着される筒状の鍔部とで構成し、この鍔部の外周部を段落ち状に形成し、この鍔部の外周部の段落ち部に対応する上記袴の下端開口部の下端面の部分に複数個のリブを下向きに突設し、これら複数個のリブを上記鍔部の段落ち部にかしめて溶着し、上記外筒の下端部外周面から環状の鍔部を突設して、この鍔部を上記内筒の鍔部上に回動自在に載置し、上記袴の下端部内周面から、上記外筒の鍔部と係合してこの鍔部が上方に抜け出すのを防止する抜け止め係合部を突設したという構成をとる。
【0006】
すなわち、本発明の棒状化粧料容器は、棒状化粧料保持用の繰出筒と内筒と外筒と回動操作部とを備えており、この回動操作部を、外筒に回動自在に外嵌される筒状の袴と、内筒の下端部外周面から突設され袴の下端開口部に固着される筒状の鍔部とで構成している。また、外筒の下端部外周面から突設した環状の鍔部を内筒の鍔部上に回動自在に載置し、袴の下端部内周面から、外筒の鍔部と係合してこの鍔部が上方に抜け出すのを防止する抜け止め係合部を突設している。このものを組み立てる場合には、まず、繰出筒を内筒に繰出自在に収容し、外筒を内筒に相対回動自在に外嵌する。ついで、外筒を下降させて外筒の鍔部を内筒の鍔部上に回動自在に載置し、つぎに、これを袴の下方に位置決めして袴の下端開口部から袴の内部に挿入し、外筒の鍔部を袴の抜け止め係合部に回動自在に略当接させる。そののち、内筒の鍔部を袴の下端開口部に固着することを行う。この状態で、袴を外筒に対して相対回動させると、この相対回動に伴い内筒が外筒に対して相対回動し、この相対回動する内筒に繰出筒が連れ回りし、この連れ回りにより繰出筒が進退する(繰り出されたり、繰り下げられたりする)。このように、本願発明では、外筒に従来例のような環状溝(アンダーカット)を形成することなく、外筒と内筒とを相対回動自在に組み立てることができるため、従来例のような特別の治具を必要とせず、製品コストが安価になる。しかも、組み立て時に、外筒等を拡径させることがないため、外筒等の変形,破損等が発生するおそれがない。さらに、このような優れた効果を奏しながらも、部品点数を増やす必要がなく、かつ、組み立て作業が容易であるという利点もある。
【0007】
また、本発明において、上記内筒の外周面に、上記外筒の内周面に摺接する突部を突設した場合には、内筒の外周面と外筒の内周面との間に微小隙間があっても、内筒の外周面に突設した突部が外筒の内周面に摺接し、両周面の間にがたつきが生じず、スムーズに回動する。
【0008】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。
【0009】
【実施例】
図1は本発明の棒状化粧料容器の一実施の形態を示している。この棒状化粧料容器は、棒状化粧料6が保持されるABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン共重合体)製の中皿(繰出筒)1と、この中皿1が繰り出し自在に収容されるABS樹脂製の内筒2と、この内筒2に相対回動自在に外嵌されるPC樹脂(ポリカーボネート)製もしくはABS樹脂製のスリーブ3(外筒)と、このスリーブ3に相対回転自在に外嵌されるABS樹脂製の袴(回動操作部7の一方を構成している)4と、この袴4に冠着されるABS樹脂製のキャップ5からなる(図2参照)。
【0010】
より詳しく説明すると、上記中皿1は有底円筒状に形成されており、図3〜図5に示すように、その外周面の相対峙する位置に、縦長形状(長方形の4隅が1/4円弧状に切欠かれている)の薄肉湾曲板体からなる一対のガイド突部11が突設されている。これら両ガイド突部11には、その表面にらせん溝10が刻設されており、それぞれ、後述するスリーブ3のらせん溝21にら合するらせん形状に形成されている。また、上記中皿1には、その内周面に等間隔をあけて、棒状化粧料6の回り止め用および抜け止め用として縦リブ12が四本突設されている。図3において、13は上記中皿1の底壁1aの中央部に穿設された貫通孔である。
【0011】
上記内筒2は有底円筒状に形成されており、図6〜図8に示すように、その周壁部分の相対峙する位置に、その上端部から下端部に垂直に延びる縦穴2aが形成されているとともに、これら両縦穴2aの上端部および下端部に横穴2bが周方向に切欠き形成されている。これら両縦穴2aのうち、一方の縦穴2aには、その上端部から上端開口面に達する拡径用の隙間(縦溝)16が垂直に切欠き形成されている。また、上記内筒2の下端部には、その外周面から円環状の段付き鍔部17(回動操作部7の他方を構成している)が突設されている。この鍔部17は、上側の小径円環状部分17aと、下側の大径円環状部分17bからなり、小径円環状部分17aの上面に後述するスリーブ3の鍔部20を回動自在に載置し、大径円環状部分17bの上面に後述する袴4のリブ25を固着するようにしている。一方、上記内筒2の周壁部分の下端部に(上記鍔部20のすぐ上側に)は、その外周面の相対峙する位置に、スリーブ3の内周面に摺接する2つの摺接突部18が突設されており、それぞれ、断面形状略円形の山形隆起体(側面視では、略長方形である)に形成されている。
【0012】
上記スリーブ3は円筒状に形成されており、図9および図10に示すように、その内周面に、上記両ガイド突部11のらせん溝10にら合するらせん溝21が刻設されている。このらせん溝21は、37.7mmの間に36条の右ねじを設けたものであり、そのねじ山高さは0.5mmに設定されている。また、このらせん溝21の下側部分の内周面は、上記内筒2の摺接突部18に摺接する円柱面に形成されている。一方、上記スリーブ3の下端部外周面から円環状の鍔部20が突設されており、上記内筒2の小径円環状部分17aの上面に回動自在に載置される。このようなスリーブ3の外周面には紫外線カット層が蒸着もしくは塗装により形成されている。図において、22は上記スリーブ3の下端部外周面に多数刻設された縦溝であり、上記らせん溝21加工時にスリーブ3を回り止めするために利用する。
【0013】
上記袴4は、図11〜図13に示すように、円筒状に形成されており、上部に形成された細径部4aには、後述するキャップ5の円環状溝5aに圧接状に内嵌する3つの突部23が等間隔をあけて突設されている。また、上記袴4には、その下端開口部4aに円環状の二段の段部24が形成されており、(上記内筒2の鍔部17の大径円環状部分17bが納まる)下側段部24aの天井面に等間隔をあけて、周方向に沿って略1/18円弧状に延びる12個のリブ25が下向きに突設されている。これらリブ25は、上記内筒2の鍔部17の大径円環状部分17bの上面にかしめられ、超音波溶接により固着される。また、(上記内筒2の鍔部17の小径円環状部分17aが納まる)上側段部(抜け止め係合部)24bの天井面の高さ(両段部24a,24bの天井面間の距離)は、上記スリーブ3の鍔部20の高さと略同じ高さに(やや高く)形成されている。一方、上記上側段部24bの天井面の内径は、上記スリーブ3の鍔部20の外径よりやや小径に形成されており、かつ、天井面の外径は、上記スリーブ3の鍔部20の外径よりやや大径に形成されている。これにより、上記上側段部24bは、スリーブ3の鍔部20に回動自在に係合しかつこの鍔部20が上方へ抜け出すのを防止する作用をする。一方、上記キャップ5は、図14に示すように、有天円筒状に形成されており、その下端部内周面に、上記袴4の細径部4aの各突部23に圧接状に外嵌する円環状溝5aが形成されている。
【0014】
このような棒状化粧料容器を、つぎのようにして組み立てることができる。すなわち、まず、内筒2の上端開口部の上方に中皿1を配置し、内筒2の両縦穴2aに中皿1の両ガイド突部11を位置決めし、その状態で、中皿1を内筒2側に押し込む。これにより、両ガイド突部11の一方が内筒2の上端部を拡径しながら内筒2の隙間16を通り、内筒2の縦穴2aに係合する。ついで、内筒2の上方からスリーブ3を挿通させる。これにより、両ガイド突部11のらせん溝10とスリーブ3のらせん溝21とがら合する。つぎに、スリーブ3を下降させて、スリーブ3の鍔部20を内筒2の鍔部17の小径円環状部分17aの上面に載置する。つぎに、スリーブ3の上方から袴4を挿通させて外嵌状に装着し、袴4の下側段部24aのリブ25を内筒2の大径円環状部分17bの上面に当接状に係合させる。このとき、袴4の上側段部24bの天井面がスリーブ3の鍔部20の上面に略当接するようになる。つぎに、袴4の細径部4aにキャップ5を冠着する。そののち、袴4のリブ25を内筒2の大径円環状部分17bの上面に超音波溶接により固着することを行う。なお、この固着は、キャップ5を冠着する前に行ってもよい。
【0015】
このようにして組み立てられた棒状化粧料容器は、袴4およびこの袴4に一体的に取り付けられた内筒2がスリーブ3に対して相対回動自在になっており、袴4をスリーブ3に対して相対回動させると、この相対回動に伴い内筒2がスリーブ3に対して相対回動し、この内筒2の回動により連れ回りする中皿1が縦穴2a内を上下移動する。これにより、中皿1が内筒2内を昇降する。そして、不使用時には、中皿1を下降させてその下降端位置で周方向に回動させて横穴2bに係合させ、不用意に中皿1が上昇しないようにし、この状態でキャップ5を袴4の細径部4aに冠着させておく。また、使用時には、キャップ5を取り外してスリーブ3を露呈させ、袴4をスリーブ3に対して相対的に回動させる。これにより、中皿1が袴4と連れ回りして上昇する。その上昇端位置で周方向に回動させて横穴2bに係合させ、不用意に中皿1が下降しないようにする。これで棒状化粧料6がスリーブ3の上端開口から突出して使用可能状態になる。
【0016】
このように、上記実施の形態では、スリーブ3の鍔部20が内筒2の小径円環状部分17aと袴4の上側段部24b間に回動自在に配設されているため、内筒2とスリーブ3が周方向に相対回動して、この回動がスムーズに行われるうえ、上記上側段部24bがスリーブ3の抜け止め用として作用している。しかも、スリーブ3に従来例のような環状溝32bを形成する必要がなく、製品コストが安価になる。さらに、組み立て時に、スリーブ3等を拡径させることがないため、スリーブ3等の変形,破損等が発生しない。さらに、部品点数が増えず、組み立て作業が容易である。そのうえ、回動時に、内筒2の摺接突部18がスリーブ3の内周面に摺接しているため、内筒2とスリーブ3との間にがたつきが生じず、両者がスムーズに相対回動する。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、本発明の棒状化粧料容器によれば、外筒に従来例のような環状溝(アンダーカット)を形成することなく、外筒と内筒とを相対回動自在に組み立てることができるため、従来例のような特別の治具を必要とせず、製品コストが安価になる。しかも、組み立て時に、外筒等を拡径させることがないため、外筒等の変形,破損等が発生するおそれがない。さらに、このような優れた効果を奏しながらも、部品点数を増やす必要がなく、かつ、組み立て作業が容易であるという利点もある。
【0018】
また、本発明において、上記内筒の外周面に、上記外筒の内周面に摺接する突部を突設した場合には、内筒の外周面と外筒の内周面との間に微小隙間があっても、内筒の外周面に突設した突部が外筒の内周面に摺接し、両周面の間にがたつきが生じず、スムーズに回動する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の棒状化粧料容器の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】上記棒状化粧料容器の分解斜視図である。
【図3】中皿の断面図である。
【図4】上記中皿の側面図である。
【図5】上記中皿の平面図である。
【図6】内筒の平面図である。
【図7】上記内筒の断面図である。
【図8】上記内筒の側面図である。
【図9】スリーブの断面図である。
【図10】スリーブの底面図である。
【図11】袴の断面図である。
【図12】上記袴の平面図である。
【図13】上記袴の底面図である。
【図14】キャップの断面図である。
【図15】従来例を示す断面図である。
【図16】従来例のスリーブの斜視図である。
【符号の説明】
1 中皿
2 内筒
3 スリーブ
4 袴
4a 下端開口部
6 棒状化粧料
7 回動操作部
17,20 鍔部
24b 上側段部
Claims (2)
- 棒状化粧料保持用の有底筒状の繰出筒1と、この繰出筒1が繰出自在に収容される有底筒状の内筒2と、この内筒2に相対回動自在に外嵌される外筒3と、上記内筒2に一体的に取り付けられそれ自体の回動により上記繰出筒1を進退させる回動操作部7を備え、上記繰出筒1の周壁部分の外周面にガイド突部11を突設し、上記ガイド突部11の外周面にらせん溝10を刻設し、上記内筒2の周壁部分に、上記ガイド突部11に挿通状に係合して外部に突出する縦穴2aを形成し、この縦穴2aの上端部から上記内筒2の周壁部分の上端面に達する拡径用の縦溝16を切欠き形成し、上記外筒3の内周面に、上記ガイド突部11のらせん溝10にら合するらせん溝21を刻設し、上記回動操作部7を、上記外筒3に回動自在に外嵌される筒状の袴4と、上記内筒2の下端部外周面から突設され上記袴4の下端開口部4aに固着される筒状の鍔部17とで構成し、この鍔部17の外周部を段落ち状に形成し、この鍔部17の外周部の段落ち部に対応する上記袴4の下端開口部4aの下端面の部分に複数個のリブ25を下向きに突設し、これら複数個のリブ25を上記鍔部17の段落ち部にかしめて溶着し、上記外筒3の下端部外周面から環状の鍔部20を突設して、この鍔部20を上記内筒2の鍔部17上に回動自在に載置し、上記袴4の下端部内周面から、上記外筒3の鍔部20と係合してこの鍔部20が上方に抜け出すのを防止する抜け止め係合部24bを突設したことを特徴とする棒状化粧料容器。
- 上記内筒2の周壁部分の外周面に、上記外筒3の内周面に摺接する突部18を突設した請求項1記載の棒状化粧料容器。
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JP30886797A JP4121593B2 (ja) | 1997-11-11 | 1997-11-11 | 棒状化粧料容器 |
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JPH11137333A JPH11137333A (ja) | 1999-05-25 |
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Cited By (1)
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EP4042901A4 (en) * | 2019-10-12 | 2024-01-10 | Zhejiang Axilone Shunhua Aluminum & Plastic Co., Ltd | PACKAGING TUBE FOR COSMETICS |
-
1997
- 1997-11-11 JP JP30886797A patent/JP4121593B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP4042901A4 (en) * | 2019-10-12 | 2024-01-10 | Zhejiang Axilone Shunhua Aluminum & Plastic Co., Ltd | PACKAGING TUBE FOR COSMETICS |
US12011076B2 (en) | 2019-10-12 | 2024-06-18 | Zhejiang Axilone Shunhua Aluminum & Plastic Co., Ltd | Cosmetic packaging tube |
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JPH11137333A (ja) | 1999-05-25 |
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