JPH07193452A - フィルタ回路 - Google Patents
フィルタ回路Info
- Publication number
- JPH07193452A JPH07193452A JP34759693A JP34759693A JPH07193452A JP H07193452 A JPH07193452 A JP H07193452A JP 34759693 A JP34759693 A JP 34759693A JP 34759693 A JP34759693 A JP 34759693A JP H07193452 A JPH07193452 A JP H07193452A
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- JP
- Japan
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- circuit
- inductor
- capacitor
- filter circuit
- resonance
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 群遅延特性の変動が小さく、しかも小型でコ
ストを低減することができるフィルタ回路を提供する。 【構成】 フィルタ回路10は、並列に接続されたイン
ダクタ12とコンデンサ14とを含む。インダクタ12
とコンデンサ14とは、共振回路16を形成する。共振
回路16は、2段直列に接続され、その一端側には入力
端子Tiが直列に接続される。2段直列に接続された共
振回路16の他端側には、共振回路を構成しないインダ
クタ18が直列に接続される。そして、共振回路16と
インダクタ18とに跨がるようにしてコンデンサ22が
接続される。また、インダクタ18には、出力端子To
が接続される。さらに、共振回路16およびインダクタ
18は、それぞれ別のコンデンサ20を介して共通端子
Tcに接続される。
ストを低減することができるフィルタ回路を提供する。 【構成】 フィルタ回路10は、並列に接続されたイン
ダクタ12とコンデンサ14とを含む。インダクタ12
とコンデンサ14とは、共振回路16を形成する。共振
回路16は、2段直列に接続され、その一端側には入力
端子Tiが直列に接続される。2段直列に接続された共
振回路16の他端側には、共振回路を構成しないインダ
クタ18が直列に接続される。そして、共振回路16と
インダクタ18とに跨がるようにしてコンデンサ22が
接続される。また、インダクタ18には、出力端子To
が接続される。さらに、共振回路16およびインダクタ
18は、それぞれ別のコンデンサ20を介して共通端子
Tcに接続される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はフィルタ回路に関し、
特に、LC共振回路を利用したフィルタ回路に関する。
特に、LC共振回路を利用したフィルタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来のフィルタ回路の一例を示
す回路図である。フィルタ回路1は、並列に接続された
インダクタ2とコンデンサ3とを含む。これらのインダ
クタ2とコンデンサ3とは、共振回路4を形成する。複
数段の共振回路4は、入力端子Tiと出力端子Toとの
間に複数段直列に接続されている。そして、インダクタ
2とコンデンサ3との並列回路は、別のコンデンサ5を
介して共通端子Tcに接続される。
す回路図である。フィルタ回路1は、並列に接続された
インダクタ2とコンデンサ3とを含む。これらのインダ
クタ2とコンデンサ3とは、共振回路4を形成する。複
数段の共振回路4は、入力端子Tiと出力端子Toとの
間に複数段直列に接続されている。そして、インダクタ
2とコンデンサ3との並列回路は、別のコンデンサ5を
介して共通端子Tcに接続される。
【0003】このようなフィルタ回路1では、共振回路
4の段数を増やすことにより、図11に示すように、急
峻な減衰カーブを得ることができる。このようなフィル
タ回路1の群遅延特性は、図12に示すように、カット
オフ周波数f0 付近にポールを持つ。
4の段数を増やすことにより、図11に示すように、急
峻な減衰カーブを得ることができる。このようなフィル
タ回路1の群遅延特性は、図12に示すように、カット
オフ周波数f0 付近にポールを持つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、急峻な減衰
カーブを得るために共振回路を増やすと、群遅延特性の
変動が大きくなるという問題があった。この場合、たと
えばデジタル映像機器などでは、画質の劣化につなが
る。そこで、従来、一部の高級機器では、群遅延補正回
路をフィルタ回路に接続して用いていた。しかしなが
ら、群遅延補正回路をフィルタ回路に接続すると、回路
が大型化し、かつ高価になるという問題があった。
カーブを得るために共振回路を増やすと、群遅延特性の
変動が大きくなるという問題があった。この場合、たと
えばデジタル映像機器などでは、画質の劣化につなが
る。そこで、従来、一部の高級機器では、群遅延補正回
路をフィルタ回路に接続して用いていた。しかしなが
ら、群遅延補正回路をフィルタ回路に接続すると、回路
が大型化し、かつ高価になるという問題があった。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、群
遅延特性の変動が小さく、しかも小型でコストを低減す
ることができるフィルタ回路を提供することである。
遅延特性の変動が小さく、しかも小型でコストを低減す
ることができるフィルタ回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、共振回路
と、この共振回路に直列に接続され、共振回路を形成し
ないインダクタとを含むフィルタ回路であって、共振回
路とインダクタとに跨がるようにして、コンデンサが接
続された、フィルタ回路である。
と、この共振回路に直列に接続され、共振回路を形成し
ないインダクタとを含むフィルタ回路であって、共振回
路とインダクタとに跨がるようにして、コンデンサが接
続された、フィルタ回路である。
【0007】
【作用】共振回路とインダクタとに跨がるようにしてコ
ンデンサを接続することにより、共振回路のみで構成す
るよりも、群遅延特性の変動が小さくなる。
ンデンサを接続することにより、共振回路のみで構成す
るよりも、群遅延特性の変動が小さくなる。
【0008】
【発明の効果】この発明によれば、簡単な回路で遅延特
性の変動を小さくすることができ、回路の小型化および
コストダウンを図ることができる。
性の変動を小さくすることができ、回路の小型化および
コストダウンを図ることができる。
【0009】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す回路図であ
る。フィルタ回路10は、並列に接続されたインダクタ
12とコンデンサ14とを含む。インダクタ12とコン
デンサ14とは、共振回路16を形成する。共振回路1
6は、直列に2段接続される。さらに2段直列に接続さ
れた共振回路16の一端側には、入力端子Tiが直列に
接続される。2段直列に接続された共振回路16の他端
側には、共振回路を構成しないインダクタ18が直列に
接続される。そして、共振回路16とインダクタ18と
に跨がるようにしてコンデンサ22が接続される。ま
た、インダクタ18には、出力端子Toが接続される。
さらに、共振回路16およびインダクタ18は、それぞ
れ別のコンデンサ20を介して共通端子Tcに接続され
る。
る。フィルタ回路10は、並列に接続されたインダクタ
12とコンデンサ14とを含む。インダクタ12とコン
デンサ14とは、共振回路16を形成する。共振回路1
6は、直列に2段接続される。さらに2段直列に接続さ
れた共振回路16の一端側には、入力端子Tiが直列に
接続される。2段直列に接続された共振回路16の他端
側には、共振回路を構成しないインダクタ18が直列に
接続される。そして、共振回路16とインダクタ18と
に跨がるようにしてコンデンサ22が接続される。ま
た、インダクタ18には、出力端子Toが接続される。
さらに、共振回路16およびインダクタ18は、それぞ
れ別のコンデンサ20を介して共通端子Tcに接続され
る。
【0011】このフィルタ回路10は、図2に示すよう
に、ローパスフィルタとして働く。そして、このフィル
タ回路10によれば、2段直列に接続された共振回路1
6により、図11に示す従来のフィルタ回路の特性と同
様に、急峻な減衰カーブを有する優れたフィルタ特性を
得ることができる。また、共振回路16とインダクタ1
8とに跨がるようにしてコンデンサ22を接続すること
により、減衰域に共振点を持たせることができる。その
ため、図3に示すように、図12に示す従来のフィルタ
回路の群遅延特性に比べて、群遅延特性の変動を小さく
することができる。このように、このフィルタ回路10
によれば、簡単な回路で群遅延特性の変動を小さくする
ことができるので、たとえばHDTV用や業務映像機器
用などの用途に使用されるフィルタ回路の小型化および
コストダウンを図ることができる。さらに、コンデンサ
22を接続することによりフィルタ特性が安定するの
で、フィルタ回路10の歩留りが向上する。
に、ローパスフィルタとして働く。そして、このフィル
タ回路10によれば、2段直列に接続された共振回路1
6により、図11に示す従来のフィルタ回路の特性と同
様に、急峻な減衰カーブを有する優れたフィルタ特性を
得ることができる。また、共振回路16とインダクタ1
8とに跨がるようにしてコンデンサ22を接続すること
により、減衰域に共振点を持たせることができる。その
ため、図3に示すように、図12に示す従来のフィルタ
回路の群遅延特性に比べて、群遅延特性の変動を小さく
することができる。このように、このフィルタ回路10
によれば、簡単な回路で群遅延特性の変動を小さくする
ことができるので、たとえばHDTV用や業務映像機器
用などの用途に使用されるフィルタ回路の小型化および
コストダウンを図ることができる。さらに、コンデンサ
22を接続することによりフィルタ特性が安定するの
で、フィルタ回路10の歩留りが向上する。
【0012】図4は図1に示すフィルタ回路の変形例を
示す回路図である。このフィルタ回路10は、並列に接
続されたインダクタ12とコンデンサ14とを含む。イ
ンダクタ12とコンデンサ14とは、共振回路16を形
成する。図4に示すフィルタ回路10では、共振回路1
6は1段である。この共振回路16の一端側には、入力
端子Tiが接続される。共振回路16の他端側には、共
振回路を構成しない第1のインダクタ18が直列に接続
される。そして、共振回路16と第1のインダクタ18
とに跨がるようにして第1のコンデンサ22が接続され
る。また、第1のインダクタ18には、第2のインダク
タ18′が直列に接続される。第2のインダクタ18′
と、共振回路16および第1のインダクタ18とに跨が
るようにして、第2のコンデンサ22′が接続される。
第2のインダクタ18′には、直列に出力端子Toが接
続される。さらに、共振回路16,第1のインダクタ1
8,第2のインダクタ18′は、それぞれ別のコンデン
サ20を介して共通端子Tcに接続される。このフィル
タ10でも上述と同様の効果を得ることができる。
示す回路図である。このフィルタ回路10は、並列に接
続されたインダクタ12とコンデンサ14とを含む。イ
ンダクタ12とコンデンサ14とは、共振回路16を形
成する。図4に示すフィルタ回路10では、共振回路1
6は1段である。この共振回路16の一端側には、入力
端子Tiが接続される。共振回路16の他端側には、共
振回路を構成しない第1のインダクタ18が直列に接続
される。そして、共振回路16と第1のインダクタ18
とに跨がるようにして第1のコンデンサ22が接続され
る。また、第1のインダクタ18には、第2のインダク
タ18′が直列に接続される。第2のインダクタ18′
と、共振回路16および第1のインダクタ18とに跨が
るようにして、第2のコンデンサ22′が接続される。
第2のインダクタ18′には、直列に出力端子Toが接
続される。さらに、共振回路16,第1のインダクタ1
8,第2のインダクタ18′は、それぞれ別のコンデン
サ20を介して共通端子Tcに接続される。このフィル
タ10でも上述と同様の効果を得ることができる。
【0013】また、図5はこの発明の他の実施例を示す
回路図である。フィルタ回路10は、並列に接続された
インダクタ12とコンデンサ14とを含む。インダクタ
12とコンデンサ14とは、共振回路16を形成する。
共振回路16は、2段直列に接続される。2段直列に接
続された共振回路16には、共振回路を構成しないイン
ダクタ18が直列に接続される。また、共振回路16お
よびインダクタ18は、それぞれ別のコンデンサ20を
介して共通端子Tcに接続される。こうしてローパスフ
ィルタ部24が形成される。
回路図である。フィルタ回路10は、並列に接続された
インダクタ12とコンデンサ14とを含む。インダクタ
12とコンデンサ14とは、共振回路16を形成する。
共振回路16は、2段直列に接続される。2段直列に接
続された共振回路16には、共振回路を構成しないイン
ダクタ18が直列に接続される。また、共振回路16お
よびインダクタ18は、それぞれ別のコンデンサ20を
介して共通端子Tcに接続される。こうしてローパスフ
ィルタ部24が形成される。
【0014】さらに、図5に示すフィルタ回路10は、
群遅延補正回路26を含む。群遅延補正回路26は、イ
ンダクタ12を含む。インダクタ12には、1個のコン
デンサ14が並列に接続される。また、インダクタ12
には、直列に接続された2個のコンデンサ14が並列に
接続される。さらに、2個のコンデンサ14は、インダ
クタ18を介して共通端子Tcに接続される。図5に示
すフィルタ回路10では、この群遅延補正回路26が、
上述のローパスフィルタ部24に2段直列に接続され
る。そして、ローパスフィルタ部24と群遅延補正回路
26とに跨がるようにしてコンデンサ22が接続され
る。
群遅延補正回路26を含む。群遅延補正回路26は、イ
ンダクタ12を含む。インダクタ12には、1個のコン
デンサ14が並列に接続される。また、インダクタ12
には、直列に接続された2個のコンデンサ14が並列に
接続される。さらに、2個のコンデンサ14は、インダ
クタ18を介して共通端子Tcに接続される。図5に示
すフィルタ回路10では、この群遅延補正回路26が、
上述のローパスフィルタ部24に2段直列に接続され
る。そして、ローパスフィルタ部24と群遅延補正回路
26とに跨がるようにしてコンデンサ22が接続され
る。
【0015】図5に示すフィルタ回路10によれば、群
遅延補正回路26により、図6に示すように群遅延特性
を平坦化することができる。しかもコンデンサ22によ
って群遅延特性の変動を小さくすることができる。その
ため、上述の実施例と同様に優れたフィルタ回路10を
得ることができる。
遅延補正回路26により、図6に示すように群遅延特性
を平坦化することができる。しかもコンデンサ22によ
って群遅延特性の変動を小さくすることができる。その
ため、上述の実施例と同様に優れたフィルタ回路10を
得ることができる。
【0016】また、図7はこの発明のさらに他の実施例
を示す回路図である。フィルタ回路10は、並列に接続
されたインダクタ12とコンデンサ14とを含む。イン
ダクタ12とコンデンサ14とは、共振回路16を形成
する。共振回路16の一端側は、入力端子Tiに接続さ
れる。共振回路16の他端側は、共振回路を構成しない
インダクタ18に直列に接続される。インダクタ18
は、出力端子Toに接続される。さらに、共振回路16
とインダクタ18とに跨がるようにしてコンデンサ22
が接続される。また、共振回路16およびインダクタ1
8は、それぞれ別の共振回路16を介して共通端子Tc
に接続される。
を示す回路図である。フィルタ回路10は、並列に接続
されたインダクタ12とコンデンサ14とを含む。イン
ダクタ12とコンデンサ14とは、共振回路16を形成
する。共振回路16の一端側は、入力端子Tiに接続さ
れる。共振回路16の他端側は、共振回路を構成しない
インダクタ18に直列に接続される。インダクタ18
は、出力端子Toに接続される。さらに、共振回路16
とインダクタ18とに跨がるようにしてコンデンサ22
が接続される。また、共振回路16およびインダクタ1
8は、それぞれ別の共振回路16を介して共通端子Tc
に接続される。
【0017】図7に示すフィルタ回路10は、バンドパ
スフィルタとして働く。このフィルタ回路10でも、コ
ンデンサ22により図1に示すフィルタ回路10と同様
の効果を得ることができる。
スフィルタとして働く。このフィルタ回路10でも、コ
ンデンサ22により図1に示すフィルタ回路10と同様
の効果を得ることができる。
【0018】さらに、図8はこの発明の別の実施例を示
す回路図である。フィルタ回路10は、並列に接続され
たインダクタ12とコンデンサ14とを含む。インダク
タ12とコンデンサ14とは、共振回路16を形成す
る。共振回路16は、2段直列に接続される。さらに2
段直列に接続された共振回路16の一端側には、入力端
子Tiが直列に接続される。2段直列に接続された共振
回路16の他端側には、共振回路を構成しないインダク
タ18が直列に接続される。そして、共振回路16とイ
ンダクタ18とに跨がるようにしてコンデンサ22が接
続される。また、インダクタ18には、出力端子Toが
接続される。さらに、共振回路16およびインダクタ1
8は、それぞれ別のインダクタ18を介して共通端子T
cに接続される。
す回路図である。フィルタ回路10は、並列に接続され
たインダクタ12とコンデンサ14とを含む。インダク
タ12とコンデンサ14とは、共振回路16を形成す
る。共振回路16は、2段直列に接続される。さらに2
段直列に接続された共振回路16の一端側には、入力端
子Tiが直列に接続される。2段直列に接続された共振
回路16の他端側には、共振回路を構成しないインダク
タ18が直列に接続される。そして、共振回路16とイ
ンダクタ18とに跨がるようにしてコンデンサ22が接
続される。また、インダクタ18には、出力端子Toが
接続される。さらに、共振回路16およびインダクタ1
8は、それぞれ別のインダクタ18を介して共通端子T
cに接続される。
【0019】図8に示すフィルタ回路10は、ハイパス
フィルタとして働く。このフィルタ回路10において
も、コンデンサ22により図1に示すフィルタ回路10
と同様の効果を得ることができる。
フィルタとして働く。このフィルタ回路10において
も、コンデンサ22により図1に示すフィルタ回路10
と同様の効果を得ることができる。
【0020】また、図9はこの発明のさらに別の実施例
を示す回路図である。フィルタ回路10は、並列に接続
されたインダクタ12とコンデンサ14とを含む。イン
ダクタ12とコンデンサ14とは、共振回路16を形成
する。共振回路16の一端側には、入力端子Tiが直列
に接続される。共振回路16の他端側には、共振回路を
構成しないインダクタ18が直列に接続される。そし
て、共振回路16とインダクタ18とに跨がるようにし
てコンデンサ22が接続される。また、このインダクタ
18には、出力端子Toが接続される。さらに、共振回
路16およびインダクタ18は、それぞれ別のインダク
タ18とコンデンサ20との直列回路を介して共通端子
Tcに接続される。
を示す回路図である。フィルタ回路10は、並列に接続
されたインダクタ12とコンデンサ14とを含む。イン
ダクタ12とコンデンサ14とは、共振回路16を形成
する。共振回路16の一端側には、入力端子Tiが直列
に接続される。共振回路16の他端側には、共振回路を
構成しないインダクタ18が直列に接続される。そし
て、共振回路16とインダクタ18とに跨がるようにし
てコンデンサ22が接続される。また、このインダクタ
18には、出力端子Toが接続される。さらに、共振回
路16およびインダクタ18は、それぞれ別のインダク
タ18とコンデンサ20との直列回路を介して共通端子
Tcに接続される。
【0021】図9に示すフィルタ回路10は、帯域除去
フィルタとして働く。このフィルタ10においても、コ
ンデンサ22により図1に示すフィルタ回路10と同様
の効果を得ることができる。
フィルタとして働く。このフィルタ10においても、コ
ンデンサ22により図1に示すフィルタ回路10と同様
の効果を得ることができる。
【図1】この発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1に示すフィルタ回路の反射損失の周波数特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
【図3】図1に示すフィルタ回路の群遅延特性を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図4】図1に示すフィルタ回路の変形例を示す回路図
である。
である。
【図5】この発明の他の実施例を示す回路図である。
【図6】図5に示すフィルタ回路の群遅延特性を示すグ
ラフである。
ラフである。
【図7】この発明のさらに他の実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図8】この発明の別の実施例を示す回路図である。
【図9】この発明のさらに別の実施例を示す回路図であ
る。
る。
【図10】従来のフィルタ回路の一例を示す回路図であ
る。
る。
【図11】図10に示す従来のフィルタ回路の反射損失
の周波数特性を示すグラフである。
の周波数特性を示すグラフである。
【図12】図10に示す従来のフィルタ回路の群遅延特
性を示すグラフである。
性を示すグラフである。
10 フィルタ回路 12 インダクタ 14 コンデンサ 16 共振回路 18 インダクタ 20 コンデンサ 22 コンデンサ
Claims (1)
- 【請求項1】 共振回路、および前記共振回路に直列に
接続され、共振回路を形成しないインダクタを含むフィ
ルタ回路であって、 前記共振回路と前記インダクタとに跨がるようにして、
コンデンサが接続された、フィルタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34759693A JPH07193452A (ja) | 1993-12-25 | 1993-12-25 | フィルタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34759693A JPH07193452A (ja) | 1993-12-25 | 1993-12-25 | フィルタ回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07193452A true JPH07193452A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18391290
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34759693A Pending JPH07193452A (ja) | 1993-12-25 | 1993-12-25 | フィルタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07193452A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015111799A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-06-18 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
WO2017199734A1 (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-23 | 株式会社村田製作所 | 積層フィルタ |
-
1993
- 1993-12-25 JP JP34759693A patent/JPH07193452A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015111799A (ja) * | 2013-10-30 | 2015-06-18 | 株式会社村田製作所 | 電子部品 |
US9479136B2 (en) | 2013-10-30 | 2016-10-25 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electronic component |
WO2017199734A1 (ja) * | 2016-05-18 | 2017-11-23 | 株式会社村田製作所 | 積層フィルタ |
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