JPH07231241A - 弾性表面波装置 - Google Patents
弾性表面波装置Info
- Publication number
- JPH07231241A JPH07231241A JP2012394A JP2012394A JPH07231241A JP H07231241 A JPH07231241 A JP H07231241A JP 2012394 A JP2012394 A JP 2012394A JP 2012394 A JP2012394 A JP 2012394A JP H07231241 A JPH07231241 A JP H07231241A
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- Japan
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- surface acoustic
- acoustic wave
- series
- filter
- wave resonator
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- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明の目的は、通過域と阻止域の周波数が離
れている場合であっても通過域の損失を小さくし、か
つ、高周波域の減衰量を大きく確保することにある。 【構成】本発明においては上記の目的を達成するため
に、梯子型回路あるいは類似の回路の一枝路を単純に弾
性表面波共振器に置き換えるのではなく、特に、弾性表
面波共振器にインダクタを直列接続し、この直列回路に
さらにインダクタを並列接続した枝路を梯子型回路の並
列段に用いることにした。
れている場合であっても通過域の損失を小さくし、か
つ、高周波域の減衰量を大きく確保することにある。 【構成】本発明においては上記の目的を達成するため
に、梯子型回路あるいは類似の回路の一枝路を単純に弾
性表面波共振器に置き換えるのではなく、特に、弾性表
面波共振器にインダクタを直列接続し、この直列回路に
さらにインダクタを並列接続した枝路を梯子型回路の並
列段に用いることにした。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波装置に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の弾性表面波共振器を応用した低損
失フィルタには入力端子と出力端子に直列に弾性表面波
共振器を設けたもの、または、バタワース型の低域通過
型フィルタ、即ち、直列段にインダクタを並列段にキャ
パシタを設けた梯子型構成のフィルタにおいて、キャパ
シタを弾性表面波の送受波器または弾性表面波の共振器
に置き換えたもの、または、電子情報通信学会技術研究
報告ＵＳ９２−５２に述べられる様に弾性表面波共振器
を梯子型に接続したものが用いられていた。
失フィルタには入力端子と出力端子に直列に弾性表面波
共振器を設けたもの、または、バタワース型の低域通過
型フィルタ、即ち、直列段にインダクタを並列段にキャ
パシタを設けた梯子型構成のフィルタにおいて、キャパ
シタを弾性表面波の送受波器または弾性表面波の共振器
に置き換えたもの、または、電子情報通信学会技術研究
報告ＵＳ９２−５２に述べられる様に弾性表面波共振器
を梯子型に接続したものが用いられていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術は何れ
も、弾性表面波共振器の共振周波数（直列共振周波
数）、反共振周波数（並列共振周波数）を通過域、阻止
域またはその逆に利用するものであって、通過域と阻止
域の配置もしくは間隔が限定される問題があった。特
に、要求の通過域と阻止域の間隔が離れている場合、通
過域の損失が大きくなる問題があった。さらに送信周波
数の二倍波等の高周波域における減衰量を大きくとるこ
と、しかも通過域の損失低減と両立させることは困難で
あった。
も、弾性表面波共振器の共振周波数（直列共振周波
数）、反共振周波数（並列共振周波数）を通過域、阻止
域またはその逆に利用するものであって、通過域と阻止
域の配置もしくは間隔が限定される問題があった。特
に、要求の通過域と阻止域の間隔が離れている場合、通
過域の損失が大きくなる問題があった。さらに送信周波
数の二倍波等の高周波域における減衰量を大きくとるこ
と、しかも通過域の損失低減と両立させることは困難で
あった。
【０００４】本発明の目的は、上記の従来技術の問題点
を解決し、通過域と阻止域の周波数が離れている場合で
あっても通過域の損失を小さくし、かつ、高周波域の減
衰量を大きく確保することにある。
を解決し、通過域と阻止域の周波数が離れている場合で
あっても通過域の損失を小さくし、かつ、高周波域の減
衰量を大きく確保することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明においては上記の
目的を達成するために、梯子型回路あるいは類似の回路
の一枝路を単純に弾性表面波共振器に置き換えるのでは
なく、特に、弾性表面波共振器にインダクタを直列接続
し、この直列回路にさらにインダクタを並列接続した枝
路を梯子型回路の並列段に用いることとした。
目的を達成するために、梯子型回路あるいは類似の回路
の一枝路を単純に弾性表面波共振器に置き換えるのでは
なく、特に、弾性表面波共振器にインダクタを直列接続
し、この直列回路にさらにインダクタを並列接続した枝
路を梯子型回路の並列段に用いることとした。
【０００６】
【作用】上記の本発明による梯子型回路の並列段の枝路
においては、弾性表面波共振器の容量と直列のインダク
タの直列共振周波数が送信周波数の２倍程度に高くで
き、この直列共振周波数では上記並列段の枝路のインピ
ーダンスが零となり、信号が伝達せず減衰量の大きな阻
止域が形成される。一方、上記の直列インダクタと並列
インダクタの和のインダクタンスと弾性表面波共振器の
容量で並列共振を生ずるので、上記の直列共振周波数よ
り、はるかに低い並列共振周波数となり、この並列共振
周波数において上記並列段の枝路のインピーダンスは無
限大となるため、損失の非常に小さな通過域が形成され
る。この通過域は、弾性表面波共振器の反共振周波数に
限定される事なく設定する事ができ、自由度が高い。ま
た、弾性表面波共振器の反共振周波数より、高く上記の
通過域を設定しておけば、弾性表面波共振器の直列共振
周波数で通過域の低域側に肩特性の鋭い阻止域が形成で
きる。
においては、弾性表面波共振器の容量と直列のインダク
タの直列共振周波数が送信周波数の２倍程度に高くで
き、この直列共振周波数では上記並列段の枝路のインピ
ーダンスが零となり、信号が伝達せず減衰量の大きな阻
止域が形成される。一方、上記の直列インダクタと並列
インダクタの和のインダクタンスと弾性表面波共振器の
容量で並列共振を生ずるので、上記の直列共振周波数よ
り、はるかに低い並列共振周波数となり、この並列共振
周波数において上記並列段の枝路のインピーダンスは無
限大となるため、損失の非常に小さな通過域が形成され
る。この通過域は、弾性表面波共振器の反共振周波数に
限定される事なく設定する事ができ、自由度が高い。ま
た、弾性表面波共振器の反共振周波数より、高く上記の
通過域を設定しておけば、弾性表面波共振器の直列共振
周波数で通過域の低域側に肩特性の鋭い阻止域が形成で
きる。
【０００７】
【実施例】本発明の好適な実施例を図１により、説明す
る。図１において、梯子型の簡単な構成としてＴ型の構
成のフィルタが形成されており、入力側に内部抵抗Ｒｏ
＝５０Ωの電源Ｅ、出力側に負荷インピーダンスＲｏ＝
５０Ωが接続されている。第一段，第三段は容量Ｃ１＝
Ｃ３の弾性表面波共振器とインダクタンスＬ１＝Ｌ３の
直列、第二段は容量Ｃ２の弾性表面波共振器と直列イン
ダクタンスＬｄ２との直列回路にインダクタンスＬ２を
並列した枝路としている。弾性表面波共振器Ｃ１，Ｃ３
の反共振周波数はフィルタの通過域より低周波側に設定
し、阻止域を形成する。また第一段，第三段の弾性表面
波共振器とインダクタＬ１＝Ｌ３の直列共振周波数が、
フィルタ通過域の中心周波数ｆｏとなるように設定し、
通過域で損失が原理的には零となるようにしている。第
二段の枝路の弾性表面共振器の容量Ｃ２と直列インダク
タＬｄ２の直列共振周波数は中心周波数２ｆｏの高周波
域に設定し、２ｆの近傍を減衰量の大きな阻止域とする
と共に、それ以上の高周波域において、減衰量を確保す
るのに寄与している。第二段の並列インダクタンスＬ２
は第二段全体の反共振周波数が通過域の中心周波数ｆｏ
と一致するように設定し、ｆｏで第二段のインピーダン
スが無限大となり、通過域の中心周波数ｆｏでフィルタ
の損失が原理的に零となるようにしている。また、第二
段の弾性表面波共振器の共振周波数はｆｏより低い周波
数の阻止域の近傍に設定し、直列インダクタンスＬｄ２
との直列共振周波数の一つが阻止域にあたるようにし、
阻止域の減衰量を大きくするのに寄与している。
る。図１において、梯子型の簡単な構成としてＴ型の構
成のフィルタが形成されており、入力側に内部抵抗Ｒｏ
＝５０Ωの電源Ｅ、出力側に負荷インピーダンスＲｏ＝
５０Ωが接続されている。第一段，第三段は容量Ｃ１＝
Ｃ３の弾性表面波共振器とインダクタンスＬ１＝Ｌ３の
直列、第二段は容量Ｃ２の弾性表面波共振器と直列イン
ダクタンスＬｄ２との直列回路にインダクタンスＬ２を
並列した枝路としている。弾性表面波共振器Ｃ１，Ｃ３
の反共振周波数はフィルタの通過域より低周波側に設定
し、阻止域を形成する。また第一段，第三段の弾性表面
波共振器とインダクタＬ１＝Ｌ３の直列共振周波数が、
フィルタ通過域の中心周波数ｆｏとなるように設定し、
通過域で損失が原理的には零となるようにしている。第
二段の枝路の弾性表面共振器の容量Ｃ２と直列インダク
タＬｄ２の直列共振周波数は中心周波数２ｆｏの高周波
域に設定し、２ｆの近傍を減衰量の大きな阻止域とする
と共に、それ以上の高周波域において、減衰量を確保す
るのに寄与している。第二段の並列インダクタンスＬ２
は第二段全体の反共振周波数が通過域の中心周波数ｆｏ
と一致するように設定し、ｆｏで第二段のインピーダン
スが無限大となり、通過域の中心周波数ｆｏでフィルタ
の損失が原理的に零となるようにしている。また、第二
段の弾性表面波共振器の共振周波数はｆｏより低い周波
数の阻止域の近傍に設定し、直列インダクタンスＬｄ２
との直列共振周波数の一つが阻止域にあたるようにし、
阻止域の減衰量を大きくするのに寄与している。
【０００８】図２に上記の実施例の通過周波数特性を示
す。ここで、中心周波数ｆｏは９５０ＭＨｚ（０．９５
ＧＨｚ）と日本国内のデジタルセルラーの送信周波数に
とり、中心周波数ｆｏより低域の阻止域を８２０ＭＨｚ
（０．８２ＧＨｚ）の上記デジタルセルラー受信周波数
に設定してある。図２の点線は弾性表面波共振器を全
て、単純な容量に置き換えて計算した周波数特性であ
る。実線は実験で得た周波数特性であって、通過域で損
失最大値０．４ｄＢ、受信帯域で減衰量４３ｄＢ、２ｆ
ｏ以上の高周波域で減衰量３２ｄＢ以上と、所望の通過
域低損失及び阻止域の大きな減衰量が得られた。従来構
成では第二段の弾性表面波共振器の反共振周波数に損失
の最小値がずれ、所望の通過域では損失が若干大きくな
るだけでなく、２ｆｏに大きな減衰量を実現しようとす
ると通過域の損失がさらに大きなものとなって所望の低
損失が得られなかった。また、本実施例では第一段の弾
性表面波共振器の反共振周波数が受信側周波数の阻止域
に当たるため、受信周波数におけるフィルタの入力イン
ピーダンスが極めて大きく、開放にみなせる程なので、
そのまま受信側フィルタと組み合わせても、受信側フィ
ルタの損失増加（並接損）が殆ど無く、分波器の構成に
有利であるだけでなく、移相回路が不要のため、小型
化，表面実装化に極めて有利である。
す。ここで、中心周波数ｆｏは９５０ＭＨｚ（０．９５
ＧＨｚ）と日本国内のデジタルセルラーの送信周波数に
とり、中心周波数ｆｏより低域の阻止域を８２０ＭＨｚ
（０．８２ＧＨｚ）の上記デジタルセルラー受信周波数
に設定してある。図２の点線は弾性表面波共振器を全
て、単純な容量に置き換えて計算した周波数特性であ
る。実線は実験で得た周波数特性であって、通過域で損
失最大値０．４ｄＢ、受信帯域で減衰量４３ｄＢ、２ｆ
ｏ以上の高周波域で減衰量３２ｄＢ以上と、所望の通過
域低損失及び阻止域の大きな減衰量が得られた。従来構
成では第二段の弾性表面波共振器の反共振周波数に損失
の最小値がずれ、所望の通過域では損失が若干大きくな
るだけでなく、２ｆｏに大きな減衰量を実現しようとす
ると通過域の損失がさらに大きなものとなって所望の低
損失が得られなかった。また、本実施例では第一段の弾
性表面波共振器の反共振周波数が受信側周波数の阻止域
に当たるため、受信周波数におけるフィルタの入力イン
ピーダンスが極めて大きく、開放にみなせる程なので、
そのまま受信側フィルタと組み合わせても、受信側フィ
ルタの損失増加（並接損）が殆ど無く、分波器の構成に
有利であるだけでなく、移相回路が不要のため、小型
化，表面実装化に極めて有利である。
【０００９】なお、本実施例では特にインダクタＬｄ２
をもうけているが、高域側の所要減衰周波数によって
は、小さな値で良い場合があり、ボンディングワイヤの
みで、特に素子として付加しなくとも良い。
をもうけているが、高域側の所要減衰周波数によって
は、小さな値で良い場合があり、ボンディングワイヤの
みで、特に素子として付加しなくとも良い。
【００１０】
【発明の効果】本発明により、高周波で極めて、通過域
損失が小さく、且つ、高域側の減衰量が確保でき、阻止
域の減衰が大きく、阻止域の入力インピーダンスも大き
いフィルタが得られ、しかも小型化，表面実装化ができ
るようになり、デジタルセルラー用のアンテナ分波器の
高性能化，小型化，表面実装化が図れる様になった。
損失が小さく、且つ、高域側の減衰量が確保でき、阻止
域の減衰が大きく、阻止域の入力インピーダンスも大き
いフィルタが得られ、しかも小型化，表面実装化ができ
るようになり、デジタルセルラー用のアンテナ分波器の
高性能化，小型化，表面実装化が図れる様になった。
【図１】本発明の第一の実施例を示す回路図である。
【図２】本発明の第一の実施例のフィルタの通過周波数
特性を示す図である。
特性を示す図である。
Ｅ…電源、Ｃ１，Ｃ２，Ｃ３…第一，第二，第三段の弾
性表面波共振器、Ｌ１，Ｌ３…第一，第三段の直列イン
ダクタ、Ｌｄ２…第二段の枝路の直列インダクタ、Ｌ２
…第二段の枝路の並列インダクタ、Ｒ０…電源内部抵
抗，負荷抵抗。
性表面波共振器、Ｌ１，Ｌ３…第一，第三段の直列イン
ダクタ、Ｌｄ２…第二段の枝路の直列インダクタ、Ｌ２
…第二段の枝路の並列インダクタ、Ｒ０…電源内部抵
抗，負荷抵抗。
Claims (2)
- 【請求項１】弾性表面波共振器にインダクタ素子を並列
接続した枝路を少なくとも一個、並列段に用いて梯子型
構成のフィルタとしたことを特徴とした弾性表面波装
置。 - 【請求項２】弾性表面波共振器にインダクタ素子を直列
接続したものに、更にインダクタを並列接続した枝路を
少なくとも一個、並列段に用いて梯子型構成のフィルタ
としたことを特徴とした弾性表面波装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012394A JPH07231241A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 弾性表面波装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2012394A JPH07231241A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 弾性表面波装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07231241A true JPH07231241A (ja) | 1995-08-29 |
Family
ID=12018351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2012394A Pending JPH07231241A (ja) | 1994-02-17 | 1994-02-17 | 弾性表面波装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07231241A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999023757A1 (en) * | 1997-11-04 | 1999-05-14 | Motorola Inc. | Acoustic wave ladder filter with effectively increased coupling coefficient and method of providing same |
| WO2000030252A1 (fr) * | 1998-11-13 | 2000-05-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Filtre d'ondes acoustiques de surface |
| WO2000030253A1 (en) * | 1998-11-18 | 2000-05-25 | Cts Corporation | Notch filter incorporating saw devices and a delay line |
| US6879224B2 (en) * | 2002-09-12 | 2005-04-12 | Agilent Technologies, Inc. | Integrated filter and impedance matching network |
| EP1804377A2 (en) | 2005-12-26 | 2007-07-04 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | SAW filter and portable terminal |
| CN102763329A (zh) * | 2010-02-25 | 2012-10-31 | 太阳诱电株式会社 | 滤波器、双工器、通信模块、通信装置 |
| US20160065165A1 (en) * | 2013-05-28 | 2016-03-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Tunable filter |
| WO2018159205A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 株式会社村田製作所 | フィルタ装置、マルチプレクサ、高周波フロントエンド回路および通信装置 |
-
1994
- 1994-02-17 JP JP2012394A patent/JPH07231241A/ja active Pending
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999023757A1 (en) * | 1997-11-04 | 1999-05-14 | Motorola Inc. | Acoustic wave ladder filter with effectively increased coupling coefficient and method of providing same |
| US5933062A (en) * | 1997-11-04 | 1999-08-03 | Motorola Inc. | Acoustic wave ladder filter with effectively increased coupling coefficient and method of providing same |
| WO2000030252A1 (fr) * | 1998-11-13 | 2000-05-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Filtre d'ondes acoustiques de surface |
| US6404302B1 (en) | 1998-11-13 | 2002-06-11 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Surface acoustic wave filter utilizing a transmission line with phase characteristics that increase filter out of band attenuation |
| WO2000030253A1 (en) * | 1998-11-18 | 2000-05-25 | Cts Corporation | Notch filter incorporating saw devices and a delay line |
| US6201457B1 (en) * | 1998-11-18 | 2001-03-13 | Cts Corporation | Notch filter incorporating saw devices and a delay line |
| US6879224B2 (en) * | 2002-09-12 | 2005-04-12 | Agilent Technologies, Inc. | Integrated filter and impedance matching network |
| EP1804377A3 (en) * | 2005-12-26 | 2008-01-02 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | SAW filter and portable terminal |
| EP1804377A2 (en) | 2005-12-26 | 2007-07-04 | Nihon Dempa Kogyo Co., Ltd. | SAW filter and portable terminal |
| CN102763329A (zh) * | 2010-02-25 | 2012-10-31 | 太阳诱电株式会社 | 滤波器、双工器、通信模块、通信装置 |
| US20120313726A1 (en) * | 2010-02-25 | 2012-12-13 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Filter, duplexer, communication module and communication device |
| US9124242B2 (en) * | 2010-02-25 | 2015-09-01 | Taiyo Yuden Co., Ltd. | Filter, duplexer, communication module and communication device |
| US20160065165A1 (en) * | 2013-05-28 | 2016-03-03 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Tunable filter |
| US9755614B2 (en) * | 2013-05-28 | 2017-09-05 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Tunable filter |
| WO2018159205A1 (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-07 | 株式会社村田製作所 | フィルタ装置、マルチプレクサ、高周波フロントエンド回路および通信装置 |
| US11146242B2 (en) | 2017-02-28 | 2021-10-12 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Filter device, multiplexer, radio frequency front end circuit, and communication device |
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