JPH07192860A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

Info

Publication number
JPH07192860A
JPH07192860A JP32826893A JP32826893A JPH07192860A JP H07192860 A JPH07192860 A JP H07192860A JP 32826893 A JP32826893 A JP 32826893A JP 32826893 A JP32826893 A JP 32826893A JP H07192860 A JPH07192860 A JP H07192860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
inverter
switching element
filter device
input capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32826893A
Other languages
English (en)
Inventor
Takahiro Miyauchi
貴宏 宮内
Kazuhiko Asada
和彦 麻田
Hideki Omori
英樹 大森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP32826893A priority Critical patent/JPH07192860A/ja
Publication of JPH07192860A publication Critical patent/JPH07192860A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 特定周波数の高周波ノイズを選択的に電源側
に流出する事を阻止出来るインバータ装置を提供する。 【構成】 商用電源1を直流電源に変換する整流器2に
は、フィルタ装置3が接続され、そしてこのフィルタ装
置3にはインバータ部7が接続されている。フィルタ装
置3は、コンデンサ5が接続されたチョークコイル4に
入力コンデンサ6が直列に接続されてなり、またインバ
ータ部7は負荷9に接続された共振コンデンサ8にスイ
ッチング素子10、逆導通ダイオード11などが接続さ
れてなる。スイッチング素子10のオンオフはインバー
タ制御回路12によって制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインバータ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ装置は、図3に示して
いるような構成となっている。つまり、商用電源25を
直流電源に変換する整流器26と、チョークコイル27
と入力コンデンサ28を直列に接続した従来のフィルタ
装置29と、前記入力コンデンサ28の両端に接続する
インバータ部30から構成し、前記インバータ部30は
負荷31と共振コンデンサ32による共振回路とスイッ
チング素子33と前記スイッチング素子33に並列に接
続した逆導通ダイオード34と前記スイッチング素子3
3のオンオフを制御するインバータ制御回路35から構
成しているものである。
【0003】図3に示した構成のインバータ装置は、商
用電源25からの電力を整流器26と従来のフィルタ装
置29により入力コンデンサ28に蓄え、インバータ部
30のスイッチング素子33をインバータ制御回路35
によって高周波スイッチングして入力コンデンサ28か
ら負荷31に高周波電力を供給するものであり、さら
に、従来のフィルタ装置29はLCローパスフィルタの
構成により、インバータ部30で高周波スイッチングす
る事によって発生する高調波などの高周波ノイズを阻止
して、電源側に高周波ノイズが流出する事を防いでい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のイン
バータ装置において、フィルタ装置はLCローパスフィ
ルタにより高周波ノイズを阻止しているため、その阻止
性能は周波数の増大と共に単調に増加するのみであっ
た。
【0005】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、特定周波数の高周波
ノイズを選択的に電源側に流出する事を阻止出来るイン
バータ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のインバータ装置は、商用電源からの出力を
直流電流に変換する整流器と、前記整流器に接続されか
つチョークコイルと入力コンデンサの直列回路にさらに
前記チョークコイルに並列にコンデンサを接続したフィ
ルタ装置と、前記入力コンデンサの両端に接続されるイ
ンバータ部からなり、前記インバータ部は、負荷と共振
コンデンサによる共振回路と、前記共振回路に接続され
るスイッチング素子と、前記スイッチング素子に並列に
接続した逆導通ダイオードと、前記スイッチング素子の
オンオフを制御するインバータ制御回路とを有するもの
である。
【0007】
【作用】上記手段により、チョークコイルと前記チョー
クコイルに並列に接続されたコンデンサとの並列共振に
よりその共振周波数近辺で並列共振回路のインピーダン
スが非常に大きくなり、並列共振周波数近辺の高周波ノ
イズを選択的に電源側に流出しにくくなる。
【0008】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について、図
1を参照しながら説明する。図1において、1は商用電
源、2は商用電源を直流電源に変換する整流器、3はフ
ィルタ装置、」4はチョークコイル、5はコンデンサ、
6は入力コンデンサ、7はインバータ部、8は共振コン
デンサ、9は負荷で加熱コイル、10はスイッチング素
子、11は逆導通ダイオード、12は前記スイッチング
素子のオンオフを制御するインバータ制御回路である。
商用電源1からの電力を整流器2とフィルタ装置3によ
り入力コンデンサ6に蓄え、インバータ部7のスイッチ
ング素子10をインバータ制御回路12によって高周波
スイッチングして入力コンデンサ6から加熱コイル9に
高周波電力を供給し、加熱コイル9からの磁場により加
熱コイル9上に載置した鍋に渦電流を発生させることで
鍋を加熱し、食品を加熱調理する。コンデンサ5の容量
はコンデンサ5とチョークコイル4との並列共振回路の
並列共振周波数がAMラジオ周波数帯(略0.5から
1.5MHz)になるようにしている。インバータ部7
で25kHz程度の高周波スイッチングする事をよって
発生する高調波はAMラジオ周波数帯ではスイッチング
周波数に比較的近いため前記高調波のレベルは高く、A
Mラジオ聴取に妨害となり得る。フィルタ装置3はその
有するチョークコイル4とチョークコイル4に並列に接
続されたコンデンサ5との並列共振によりその共振周波
数近辺であるAMラジオ周波数帯での前記並列共振の回
路のインピーダンスが非常に大きくなることでAMラジ
オ周波数帯の高周波ノイズを阻止して、電源側にAMラ
ジオ周波数帯の高周波ノイズが流出する事を防いでい
る。
【0009】以上のように本実施例によれば、フィルタ
装置でコンデンサとチョークコイルとの並列共振を利用
することによって、電源側にAMラジオ周波数帯の高周
波ノイズが流出する事を防ぐこと、つまりAMラジオ聴
取を妨害しないことが実現できるものである。
【0010】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について図2を参照しながら説明する。図2において、
13は商用電源、14は商用電源を直流電源に変換する
整流器、15はフィルタ装置、16はチョークコイル、
17は入力コンデンサ、18はコイル、19はインバー
タ部、20は共振コンデンサ、21は負荷で加熱コイ
ル、22はスイッチング素子、23は逆導通ダイオー
ド、24は前記スイッチング素子のオンオフを制御する
インバータ制御回路である。コイル18の容量は入力コ
ンデンサ17とコイル18との直列共振回路の直列共振
周波数がAMラジオ周波数帯(略0.5から1.5MH
z)になるようにしている。インバータ部19で25k
Hz程度の高周波スイッチングをする事によって発生す
る高調波はAMラジオ周波数帯ではスイッチング周波数
に比較的近いため前記高調波のレベルは高く、AMラジ
オ聴取に妨害となり得る。フィルタ装置15はその有す
る入力コンデンサ17と入力コンデンサ17に直列に接
続されたコイル18との直列共振によりその共振周波数
近辺であるAMラジオ周波数帯での前記直列共振の回路
のインピーダンスが非常に小さくなることでAMラジオ
周波数帯の高周波ノイズを阻止して、電源側にAMラジ
オ周波数帯の高周波ノイズが流出する事を防いでいる。
これにより、第1の実施例と同様に動作するものであ
る。
【0011】なお上記の2つの実施例では、誘導加熱調
理器について説明したが、もちろんこの商品だけに限定
するものではなく、負荷として高周波トランスを接続し
て高周波加熱調理器とするなど種々の応用例が考えられ
るものである。また前記各実施例は組み合わせて使用す
ることができ、高周波ノイズ阻止能力を増大させるもし
くは複数の周波数帯の高周波ノイズを阻止出来ることは
もちろんのことである。また前記実施例1ではコンデン
サをチョークコイルに並列に接続したが高周波ノイズ阻
止周波数によりコンデンサの代わりにチョークコイルに
寄生する寄生容量を利用したり、前記と同様にして実施
例2のコイルの代わりに入力コンデンサに寄生する寄生
インダクタンスを利用出来ることはいうまでもない。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明のインバータ装置
は、商用電源からの出力を直流電流に変換する整流器
と、前記整流器に接続されかつチョークコイルと入力コ
ンデンサの直列回路にさらに前記チョークコイルに並列
にコンデンサを接続したフィルタ装置と、前記入力コン
デンサの両端に接続されるインバータ部からなり、前記
インバータ部は、負荷と共振コンデンサによる共振回路
と、前記共振回路に接続されるスイッチング素子と、前
記スイッチング素子に並列に接続した逆導通ダイオード
と、前記スイッチング素子のオンオフを制御するインバ
ータ制御回路とを有するので、フィルタ装置でコンデン
サとチョークコイルとの並列共振を利用して、電源側に
AMラジオ周波数帯の高周波ノイズが流出するのを防ぐ
こと、つまりAMラジオ聴取を妨害しないことが実現で
きるものとなる。
【0013】また、チョークコイルと入力コンデンサと
コイルとを直列に接続したフィルタ装置と、前記入力コ
ンデンサと前記コイルとの直列回路の両端に接続される
インバータ部とを有する場合には、直列共振周波数近辺
の高周波数ノイズが電源側に流出するのを防止できるも
のとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のインバータ装置の回路
【図2】本発明の第2の実施例のインバータ装置の回路
【図3】従来のインバータ装置を示す回路図
【符号の説明】
1 商用電源 2 整流器 3 フィルタ装置 4 チョークコイル 5 コンデンサ 6 入力コンデンサ 7 インバータ部 8 共振コンデンサ 9 負荷 10 スイッチング素子 11 逆導通ダイオード 12 インバータ制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用電源からの出力を直流電流に変換す
    る整流器と、前記整流器に接続されかつチョークコイル
    と入力コンデンサの直列回路にさらに前記チョークコイ
    ルに並列にコンデンサを接続したフィルタ装置と、前記
    入力コンデンサの両端に接続されるインバータ部からな
    り、前記インバータ部は、負荷と共振コンデンサによる
    共振回路と、前記共振回路に接続されるスイッチング素
    子と、前記スイッチング素子に並列に接続した逆導通ダ
    イオードと、前記スイッチング素子のオンオフを制御す
    るインバータ制御回路とを有するインバータ装置。
  2. 【請求項2】 チョークコイルと入力コンデンサとコイ
    ルとを直列に接続したフィルタ装置と、前記入力コンデ
    ンサと前記コイルとの直列回路の両端に接続されるイン
    バータ部とを有する請求項1記載のインバータ装置。
JP32826893A 1993-12-24 1993-12-24 インバータ装置 Pending JPH07192860A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32826893A JPH07192860A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 インバータ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32826893A JPH07192860A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 インバータ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07192860A true JPH07192860A (ja) 1995-07-28

Family

ID=18208334

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32826893A Pending JPH07192860A (ja) 1993-12-24 1993-12-24 インバータ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07192860A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104701007A (zh) * 2013-12-04 2015-06-10 铜陵市永生机电制造有限责任公司 一种电磁炉整体式电容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104701007A (zh) * 2013-12-04 2015-06-10 铜陵市永生机电制造有限责任公司 一种电磁炉整体式电容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5658692B2 (ja) 誘導加熱装置
US3973165A (en) Power supply for a microwave magnetron
JPH09247935A (ja) 被制御インダクタを有する共振コンバータ
KR101659001B1 (ko) 단일 인버터를 구비한 유도가열 전기조리기
JP2722738B2 (ja) 誘導加熱装置
KR100318806B1 (ko) 포화자기유도코일을갖는리플전류제너레이터
KR20190074578A (ko) 간섭 소음 제거 및 출력 제어 기능이 개선된 유도 가열 장치
JP2009117200A (ja) 誘導加熱装置
JPH07192860A (ja) インバータ装置
JP3843528B2 (ja) 誘導加熱装置
JP2003282232A (ja) 誘導加熱装置
JP2982364B2 (ja) 誘導加熱用インバータ
JP2003257608A (ja) 誘導加熱調理器
JPS58142783A (ja) 誘導加熱調理器
JPS6116491A (ja) 誘導加熱調理器
JPH0319192Y2 (ja)
KR100186471B1 (ko) 유도가열조리기의 인버터손실 저감장치
JP6832810B2 (ja) 電力変換装置
JPS61230290A (ja) 誘導加熱調理器
JP3937918B2 (ja) 誘導加熱装置、およびこれを用いた誘導加熱調理器と炊飯器
US20240098854A1 (en) Induction-heating-type cooktop
JPH05326128A (ja) 高周波インバータ
JP3334274B2 (ja) インバータ装置
KR100186425B1 (ko) 자성/비자성용기 겸용 유도가열용 인버터
KR0176903B1 (ko) 하프-브릿지형 다출력 전자 유도 가열장치