JPH07192854A - 面状発熱布 - Google Patents

面状発熱布

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Publication number
JPH07192854A
JPH07192854A JP35486193A JP35486193A JPH07192854A JP H07192854 A JPH07192854 A JP H07192854A JP 35486193 A JP35486193 A JP 35486193A JP 35486193 A JP35486193 A JP 35486193A JP H07192854 A JPH07192854 A JP H07192854A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
base cloth
cloth
cord
cord heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP35486193A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Saji
良夫 佐治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Dennetsu Co Ltd
Original Assignee
Nihon Dennetsu Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nihon Dennetsu Co Ltd filed Critical Nihon Dennetsu Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】コードヒーターと電源コードの接続点の保護を
行なわずに耐久性の向上する面状発熱布を提供する。 【構成】基布上にコードヒーターを設けてなる面状発熱
布において、該コードヒーターへ電源を供給するための
コードヒーターへのリード線の接続点を該基布上外で行
なうことを特長とする面状発熱布。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電気毛布、電気パッ
ト、電気カーペット、電気フロアーマット等に組み込ん
で用いられる面状発熱布に関するもので、詳しくは面状
発熱布の基布上に設ける発熱体とその発熱線への電源供
給用リード線の接続位置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より電気毛布等に組み込んで使用さ
れる面状発熱布の発熱体と電源供給用リード線の接続構
造としては、 基布上にコードヒーターを設け、その基布上内でコー
ドヒーターと電源供給用リード線を接続し、該基布外に
その電源供給用コードの一部を導出する。 基布上にコードヒーターを設けその基布上内の端部に
おいてコードヒーターに接続器を設け、該接続器に電源
供給用リード線側の接続器を着脱自在に設ける。 基布上にコードヒーターを設けその基布上内の端部に
該コードヒーターの温度を制御する温度コントローラー
を設け、該コントローラー内において、該コードヒータ
ーへ電源を供給するためのリード線を接続する。等の方
式がある。それぞれについて詳しく説明すると、電気カ
ーペットとか電気フロアーマットなどの床等の上に設置
して使用するものについては、の方式である基布の端
部に温度コントローラーを設けた方式が、 一方、人体
に直接掛けたり巻き付けたりして面状発熱布の形状が一
定となりにくいものには又はの方式が用いられてい
る。以上、、のいずれも基布上のコードヒーター
と電源供給用のリード線の接続点あるいは基布上外のリ
ード線が折り曲げに弱く、とくにおよびはコードヒ
ーターと電源供給用リード線あるいはコードヒーターと
接続端子をカシメあるいは半田付けなどで接続する方式
が一般的であり、その、コードヒーターは、その構造が
発熱体である箔を芯線に巻回した構造であるので、折り
曲げ等の耐久性が強い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし電源供給用リー
ド線との接続点あるいは接続器との接続点との接続点は
発熱体の箔と相手側を半田付けあるいはカシメで接続す
る為、その部分での折り曲げ等の耐外力はもろく、その
ため接続点には、耐久性アップの為に接続点の外郭を樹
脂等で固定するとか接続器と発熱体の外郭を引き抜け止
めなどで樹脂モールドする等の後処理を施さなければな
らず、その様な接続点の保護のために多くの材料費及び
加工費を要していた。そこで、本発明は基布上にコード
ヒーターを設けて成る面状発熱布においてその様なコー
ドヒーターと電源コードの接続点の保護を行なわずに耐
久性の向上する面状発熱布を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明は、上記問題点
を解決する為、基布上にコードヒーターを設けてなる面
状発熱布の、そのコードヒーターの一部を基布上外へ導
出し該コードヒーターへ電源を供給するための電源供給
用リード線と該コードヒーターとの接続点を該基布上外
に設けたことを特徴としたものである。
【0005】
【作用】本発明の面状発熱布に於て、基布上にコードヒ
ーターを設けてなる面状発熱布のコードヒーターの一部
を基布上外に導出して、そのコードヒーターと電源供給
用リード線の接続を基布上外にて行なうことにより、基
布内にコードヒーターと電源供給用リード線の接続点が
無い面状発熱布が完成し、面状発熱布が外力により折曲
げられる事に対する耐久性をコードヒーターの持ち得る
耐久性と同等にまで向上出来るので、面状発熱布を体に
掛けたり捲いたりして折り曲げ、変形しても、基布上内
にコードヒーターと電源供給用リード線の接続点がない
ので、その面状発熱布への外力による基布の変形で接続
点に力が加わるということがなくなり接続点の断線を防
止した耐久性の向上した面状発熱布を得ることが出来
る。
【0006】
【実施例】以下本発明の面状発熱布の一実施例を添付図
面に基づいて説明する。第1図はその一実施例を示した
ものである。基布である不織布1の上面にコードヒータ
ー2を蛇行配置して接着固定するとともに、該不織布の
略中央にはコードヒーター2の温度を検知する為のサー
モスタット3を接着固定する。そして該コードヒーター
及び該サーモスタットのリード線の端末は布織布外へ例
えば150mm程度導出する。そしてその端末にコネク
ターA4を設けて、コントローラーから来る電源供給用
リード線7に設けたコネクターB8と接続する様にした
ものである。また基布上外のコードヒーターにはコード
ヒーター同士が接触してコードヒーターの温度上昇を防
ぐためにコードヒーターの外面にシリコン含浸ガラス編
組スリーブ5をかぶせている。第2図は他の実施例を示
したもので、布織布外のコードヒーターを複数の貫通穴
を設けた断熱チューブ6に挿入することにより、コード
ヒーター間が離脱せず外観が電源コード程度に迄美観が
向上する。
【0007】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明に
よれば、基布上にコードヒーターを設けてなる面状発熱
布の該コードヒーターへ電源を供給するためのリード線
の接続点位置を基布上外にしたことで面状発熱布の基布
上の外力によるコードヒーターと電源供給用リード線間
の断線防止の耐久性が向上した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面状発熱布の配置図である。
【図2】本発明の面状発熱布の他の実施例の配置図であ
る。
【符号の説明】
1 不織布 2 コードヒーター 3 サーモスタット 4 コネクターA 5 シリコン含浸ガラス編組スリーブ 6 断熱チューブ 7 リード線 8 コネクターB

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基布上にコードヒーターを設けてなる面状
    発熱布において、前記コードヒーターの一部を基布上外
    に導出し、該コードヒーターへ電源を供給するための電
    源供給用リード線と該コードヒーターとの接続点を、前
    記基布上外に設けたことを特微とする面状発熱布。
  2. 【請求項2】基布上外のコードヒーターの外郭を、断熱
    チューブで覆ってなる請求項1記載の面状発熱布。
  3. 【請求項3】断熱チューブが複数の貫通穴を設けたもの
    であり、各貫通穴にコードヒーターを貫通した請求項2
    の面状発熱布。
JP35486193A 1993-12-27 1993-12-27 面状発熱布 Pending JPH07192854A (ja)

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JP35486193A JPH07192854A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 面状発熱布

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JP35486193A JPH07192854A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 面状発熱布

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JPH07192854A true JPH07192854A (ja) 1995-07-28

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