JPH07192525A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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Publication number
JPH07192525A
JPH07192525A JP5328947A JP32894793A JPH07192525A JP H07192525 A JPH07192525 A JP H07192525A JP 5328947 A JP5328947 A JP 5328947A JP 32894793 A JP32894793 A JP 32894793A JP H07192525 A JPH07192525 A JP H07192525A
Authority
JP
Japan
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receiving unit
cover
lamps
chassis
lamp
Prior art date
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Pending
Application number
JP5328947A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Igawa
正夫 井川
Hirotaka Matsui
博隆 松井
Yoshinaga Jin
義修 神
Naoki Sugishita
直樹 杉下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP5328947A priority Critical patent/JPH07192525A/ja
Publication of JPH07192525A publication Critical patent/JPH07192525A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2103/00Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes
    • F21Y2103/30Elongate light sources, e.g. fluorescent tubes curved

Landscapes

  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、リモートコントロール用送信
機での送信操作回数を少なくさせるのに有効であるとと
もに、送信動作に対する応答信頼性を確保できる照明器
具を得ることにある。 【構成】リモートコントロール用送信機30により送信さ
れる信号を受信する受信ユニット31と、シャーシ12に支
持されたランプ15、16を受信ユニット31の受信内容に応
じて制御するリモートコントローラ23とを備えるととも
に、前記コントローラ23およびランプ15、16を覆い隠す
拡散透過性材料製のカバー13を備えた照明器具におい
て、受信ユニット31の受信先端部をカバー13の下側外部
に露出させて設けた。それにより、受信ユニット31を直
接見ながらそれに送信できるとともに、受信ユニット31
が受信する送信信号が照明光で弱められることを少なく
したことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモートコントロール
によりランプの点灯、減灯、消灯等の制御が行われるリ
モートコントロール形の照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】図11は従来のリモートコントロール形
照明器具の使用態様を示す斜視図であって、81は照明
器具、82はリモートコントロール用送信機である。照
明器具81は、天井A(図9参照)に直付けされたシャ
ーシ83の下面に拡散透過性材料からなるカバー84を
着脱可能に取付けている。
【0003】図9および図10に示されるようにシャー
シ83の下面には、同心的に配置される大小一対の環形
けい光ランプ85、86が複数のランプホルダ87を介
して夫々取付けられているとともに、これらのランプ8
5、86用の安定器88、89および電子スタータ9
0、91と、常夜灯92が支持される常夜灯ソケット9
3とが夫々取付けられている。大小一対の環形けい光ラ
ンプ85、86は、その口金部85a、86aによるカ
バー84への影の写りを少なくするために、これら口金
部85a、86aが極力離されるように配置されてい
る。
【0004】さらに、シャーシ83の下面には、リモー
トコントローラ94が取付けられているとともに、取付
け金具95がねじ止め等により取付けられている。取付
け金具95は、図9および図10に示されるように一対
の環形けい光ランプ85、86間に対向して設けられ、
その下端面には両ランプ85、86間に挿入される受信
ユニット96が支持されている。
【0005】受信ユニット96は前記送信機82から送
信される信号(赤外線)を受けるものであって、これと
リモートコントローラ94とは電気的に接続されてい
る。リモートコントローラ94は、受信ユニット96で
の受信内容を判断し、その受信内容に応じて前記ランプ
85、86および常夜灯92を制御するマイクロコンピ
ュータを有している。
【0006】このようなリモートコントロール形照明器
具81は、この器具81に向けて図11の点線に示され
るように送信機82から送信された信号を、受信ユニッ
ト96で受けることに基づき、リモートコントローラ9
4での制御動作を介して、カバー84で覆い隠されたラ
ンプ85、86等の点灯、減灯、および消灯等を行うよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記カバー
84は、シャーシ83の下面に取付けられたランプ8
5、86、リモートコントローラ94、および受信ユニ
ット96その他の電気機器をすべて覆い隠しているた
め、カバー84が受信ユニット96の視認を妨げ、この
ユニット96の位置を使用者が知ることはできない。
【0008】そのため、照明器具81に向けて信号を送
信する際に、その送信の狙いが定まらず受信ユニット9
6からずれて送信されることが多く、受信ユニット96
に対して信号を確実に送信するのに、送信操作を2度3
度と繰り返す手間を余儀なくされる場合が多いという問
題がある。
【0009】また、従来の照明器具では、図10および
図11に示されるように受信ユニット96が相隣接する
一対のけい光ランプ85、86のバルブ(発光部)間に
挟まれるように配置されており、点灯時において照明光
の影響を受信ユニット96が強く受けて、送信機82か
ら送信された送信信号が弱められ易い。
【0010】そのため、送信機82の内蔵電池の消耗に
より送信信号の出力レベルが下がったり、或いは、照明
器具81への送信が適正な送信範囲に対してかなりずれ
て送信されたり、または、信号の到達距離限界近くで送
信が行われた場合等、受信ユニット96に対しての送信
信号が微弱となると、それを受信できない可能性が高い
という問題がある。
【0011】本発明の目的は、リモートコントロール用
送信機での送信操作回数を少なくさせるのに有効である
とともに、送信動作に対する応答信頼性を確保できる照
明器具を得ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る照明器具は、リモートコン
トロール用送信機により送信される信号を受信する受信
ユニットと、シャーシに支持されたランプを前記受信ユ
ニットの受信内容に応じて制御するリモートコントロー
ラとを備えるとともに、前記リモートコントローラおよ
び前記ランプを覆い隠す拡散透過性材料製のカバーを備
えた照明器具において、前記受信ユニットの受信先端部
を前記カバーの下側外部に露出させたものである。
【0013】また、同様な目的を達成するために、本発
明の請求項2に係る照明器具は、リモートコントロール
用送信機により送信される信号を受信する受信ユニット
と、シャーシに支持された複数のランプを前記受信ユニ
ットの受信内容に応じて制御するリモートコントローラ
とを備えるとともに、前記リモートコントローラ、前記
受信ユニット、および前記ランプを覆い隠す拡散透過性
材料製のカバーを備えた照明器具において、前記複数の
ランプのうち少なくとも相隣接する二つのランプを、そ
の口金部を接近させて配置するとともに、これら接近さ
れた両口金部間に前記受信ユニットを配設したものであ
る。
【0014】
【作用】前記請求項1の構成においては、受信ユニット
の受信先端部をカバーの下側外部に露出させたから、こ
のユニット部をどの方向からも視認でき、それを目安に
してリモートコントロール用送信機による受信ユニット
への送信を行うことができる。したがって、送信された
信号を受信ユニットに対して有効に及ぼすことができ
る。
【0015】しかも、既述のように受信ユニットの受信
先端部がカバーの下側外部に露出されていることによ
り、点灯時における照明光の受信ユニットへの影響が大
幅に弱まり、受信ユニットの感度低下を防止できるか
ら、送信信号が微弱となった場合でも、送信に対する応
答信頼性を確保できる。
【0016】また、請求項2の構成においては、相隣接
するランプの互いに接近された口金部によりカバーに対
応して形成される影、言い換えれば、光の微弱部をカバ
ーに与えることができる。そのため、この光の微弱部を
目安にして送信を行うことができる。それにより、送信
された信号を、前記光の微弱部に対応して設けられた受
信ユニットに有効に及ぼすことができる。
【0017】しかも、互いに接近された口金部は非発光
部であるため、これらの間に挟まれるように配置された
受信ユニットに対する各ランプからの照明光を少なくで
き、それにより、受信ユニットに送信された信号が照明
光により減衰されることを少なくできるから、送信信号
が微弱となった場合でも、送信動作に対する応答信頼性
を確保できる。
【0018】
【実施例】以下、図1〜図4を参照して本発明の第1実
施例を説明する。図4は第1実施例に係る照明器具11
の全体構成を一部断面して示す側面図であって、この図
に示されるように照明器具11は、ねじ止め等の図示し
ない取付け手段により天井B(図1参照)に直付けされ
るシャーシ12の下面にカバー13を着脱可能に設けて
いる。
【0019】シャーシ12は例えば円形をなし、その中
央部には図2に示されるように円形の中心通孔12aを
有した取付け金具32が設けられている。この通孔12
aには天井Bに予め固定された引っ掛けシーリング本体
25(図1参照)が挿入されるように臨んで配置され
る。勿論、このシーリング本体25には天井裏側に配線
される電源線が接続されている。引っ掛けシーリング本
体25には、本実施例に係る照明器具11が備える引っ
掛けシーリング蓋26が、これら両者に夫々有する導電
金具(図示しない)を互いに噛み合うように引っ掛けて
着脱可能に接続される。引っ掛けシーリング蓋26はこ
れに接続された図示しないコードを介して後述する安定
器等の電気部品に接続されている。
【0020】図2に示されるように取付け金具32はそ
の中心通孔12aの回りに複数の円弧状をなす取付け孔
12bを有している。各取付け孔12bの一端部は広く
なっており、引っ掛けシーリング本体25の回りを囲む
ようにして天井Bに図示しない簡易取付け用の支持金具
が設けられる場合に、この金具の係止突起を各取付け孔
12bに挿通して引っ掛けることにより、ねじ止めによ
ることなく、いわゆる簡易取付け方式によりシャーシ1
2を天井Bに取付け得るようになっている。
【0021】図1および図2に夫々示されるようにシャ
ーシ12の下面には、各種の電気機器、つまり、大小一
対の環形けい光ランプ15、16、各ランプ15、16
用のC&C(コイル・アンド・コア)形安定器17、1
8、各ランプ15、16用の電子スタータ19、20、
常夜灯21が取付けられた常夜灯ソケット22、および
リモートコントローラ23が夫々取付けられている。
【0022】大径な環形けい光ランプ15は、40W用
であるとともに、シャーシ12に固定された複数のラン
プホルダ24がその一端部に有する第1取付け部24a
に着脱可能に支持されている。小径な環形けい光ランプ
16は30W用である。このランプ16は、前記複数の
ランプホルダ24がその他端部に有する第2取付け部2
4bに着脱可能に支持され、環形けい光ランプ15の内
側にこれと同心的に配置されている。
【0023】これら大小一対の環形けい光ランプ15、
16は、その口金部15a、16aによるカバー13へ
の影の写りを極力薄くするために、図2に示されるよう
に口金部15a、16aを極力離して、例えば径方向に
略 180゜離して配置されている。第1、第2の各取付け
部24a、24bは、いずれも前記ランプ15、16に
対してその内周側から係合されている。安定器17、1
8、電子スタータ19、20、および常夜灯21は、図
2に示されるように両けい光ランプ15、16間に形成
される環状の隙間に臨んで夫々配設されている。
【0024】リモートコントローラ23は、図4に示さ
れる前記リモートコントロール用送信機30から送信さ
れる信号(赤外線)を受信する後述の受信ユニットでの
受信内容を判断して、受信内容に応じて環形けい光ラン
プ15、16および常夜灯21を制御(点灯、減灯、消
灯等)する図示しないマイクロコンピュータを備えてい
る。このマイクロコンピュータは、電源投入時に全ての
環形けい光ランプ15、16を点灯させる全灯モードを
有している。
【0025】リモートコントロール用送信機30は、図
示しないが押圧操作部の他に、送信内容を表示するため
の4つの点灯表示部、つまり、全ての環形けい光ランプ
15、16を点灯させることを表示する全灯表示部、大
径の環形けい光ランプ15のみを点灯させることを表示
する減灯表示部、常夜灯21のみを点灯させることを表
示する常夜灯表示部、および消灯を表示する消灯表示部
を有している。また、前記押圧操作部を押圧するごとに
各表示部は順次移り替って点灯表示し、かつ、その表示
に対応した信号が送信機30から送信されるようになっ
ている。
【0026】図1および図2に示されるようにシャーシ
12の中央部下面には、その中心通孔12aを跨いでブ
ラケット金具27がねじ止めされている。この金具27
は、その下端がカバー13の底板内面に接近される高さ
を有しているとともに、その下端面に連結されたねじ受
け28を有している。ねじ受け28は、図3に示される
ように外周面に雄ねじ部28aが形成された軸状をな
し、このねじ受け28にはカバー13を取付けるための
化粧ナット29が着脱可能に螺合される。化粧ナット2
9はその中央部に厚み方向に貫通するねじ孔29a(図
3参照)を有している。
【0027】図1〜図3に示されるようにねじ受け28
には受信ユニット31が内蔵され、その受信先端部31
aはねじ受け28の下面に露出されている。31bは受
信ユニット31の出力端子に一端部が接続された電線で
あって、その他端は前記リモートコントローラ23の入
力端子に接続されている。なお、本発明においては、受
信ユニット31の外周に直接雄ねじ部を形成して、この
ユニット31を直接ブラケット金具27の下端に取付け
ることにより、ねじ受け28を省略しても良い。
【0028】前記カバー13は、例えば乳白色をなす拡
散透過性の合成樹脂材料等で形成されているとともに、
その上端が開口されたグローブ構造をなし、シャーシ1
2の下面に取付けられた安定器等の電気部品等を全て覆
い隠して設けられる。このカバー13の底板中央部には
ねじ受け28が挿通する通孔13aが設けられている。
【0029】そして、カバー13は、その通孔13aを
ねじ受け28に嵌合させた後、通孔13aを通ったねじ
受け28に化粧ナット29を螺合して締め付けることに
より、シャーシ12をその下側から覆い隠して取付けら
れている。このようなカバー13の取付けに伴い、カバ
ー13の下側外部に突出されたねじ受け28の下端部
は、化粧ナット29のねじ孔29aの下端開口に臨んで
配置される。したがって、受信ユニット31の受信先端
部31aはカバー13の外部に露出されている。
【0030】前記構成の照明器具では、以上のようにシ
ャーシ12にカバー13を取付けるための化粧ナット2
9が螺合されるブラケット金具27を利用し、この金具
27のねじ受け28に受信ユニット31を取付けてい
る。そして、ねじ受け28とともに受信ユニット31
は、化粧ナット29のねじ孔29aに挿入され、その受
信先端部31aがカバー13の外部に露出されているか
ら、リモートコントロール用送信機30による受信ユニ
ット31への送信に際し、図4に示されるようにカバー
13の中央部に露出して配置されていて、どの方向から
も直接視認できる化粧ナット29を目安にして送信を行
えばよい。このように送信の狙いを容易に定めることが
できるので、使用上便利である。
【0031】したがって、送信された信号が、受信ユニ
ット31から大きくずれることが少なく、送信された信
号を受信ユニット31に対して有効に及ぼすことができ
るので、送信操作を2度3度と繰り返す手間を余儀なく
されることが少なくなり、少ない送信操作回数で容易に
照明器具11をリモートコントロールできる。
【0032】送信された信号が受信ユニット31で受信
されると、その受信信号は受信ユニット31において電
気信号に変換されてリモートコントローラ23のマイク
ロコンピュータに送られ、このコンピュータにより受信
内容が判断される。そのため、受信内容に基づく前記マ
イクロコンピュータでの処理にしたがい、受信内容に応
じた制御、つまり、大小一対の環形けい光ランプ15、
16の点灯、減灯、消灯等、および常夜灯21の点灯、
消灯が実施される。なお、この制御において消灯時から
動作する時には、まず、初めにマイクロコンピュータに
よる制御で全灯モードが実行されて、環形けい光ランプ
15、16が点灯されるとともに、この後における送信
機30の押圧操作部の押圧にしたがい、環形けい光ラン
プ16の消灯による減灯、環形けい光ランプ15の消灯
および常夜灯21の点灯、常夜灯21の消灯が順次実施
される。そして、この一回りの送信操作に基づく制御が
完了した後に、送信された信号を受信ユニット31が受
けると、再び全灯モードにより環形けい光ランプ15、
16が点灯される。
【0033】しかも、既述のように受信ユニット31は
カバー13に覆い隠されることなく、このカバー13の
下側外部に露出されているから、点灯時における前記各
ランプ15、16の照明光の影響を大幅に弱くでき、点
灯時における受信ユニット31の感度低下を防止でき
る。
【0034】したがって、送信機30の内蔵電池の消耗
により送信信号の出力レベルが下がったり、或いは、照
明器具11への送信が適正な送信範囲に対してかなりず
れて行われた場合等のように受信ユニット31に対する
送信信号が微弱となった場合でも、それを受信できない
可能性を少なくでき、送信動作に対する応答信頼性を確
保できる。
【0035】その上、本実施例では、既述のように受信
ユニット31の受信先端部31aがカバー13の下側外
部に露出されているので、送信信号の受信において、カ
バー13および器具内の電気部品等が信号の減衰要因と
なることがなく、送信信号を直接的に受信できるので、
より一層のこと送信動作に対する応答信頼性を確保でき
る。
【0036】なお、本実施例では、既述のようにカバー
13の取付け用のブラケット金具27を利用して受信ユ
ニット31を取付けて、ユニット金具取付け用部品を格
別に必要としないから、部品点数を削減でき、それに伴
い組立て工数も少なくでき、したがって、安価に製造で
きる。その上、本実施例においては、大小一対の環形け
い光ランプ15、16との関係である程度位置を制約さ
れながらシャーシ12に配置される安定器18、19そ
の他の電気部品に対して、受信ユニット31を大きく離
して設けることができから、シャーシ12に対する各電
気部品の配設密度が粗くなって、部品相互が接触するよ
うなことがなく、容易に取付けを行える利点がある。
【0037】図5および図6は本発明の第2実施例を示
している。この第2実施例において、大小一対の環形け
い光ランプ15、16は、その口金部15a、16aに
よるカバー13への影の写りを濃い目にするために、こ
れら口金部15a、16aが極力接近するように半径方
向に並べて配置されている。そして、これら接近した口
金部15a、16a間に対向してシャーシ12の下面に
はユニット取付け金具35がねじ止め等により固定され
ている。この金具35の下端にはカバー13で覆い隠さ
れる受信ユニット31が取付けられている。
【0038】なお、以上の受信ユニット31の取付け構
造に関連して、前記第1実施例で記載したブラケット金
具、ナット、およびカバー13の通孔は省略されている
とともに、シャーシ12の下面にはこれにカバー13を
支持するためのカバー取付け具14が複数設けられてお
り、これら取付け具14を介してカバー13が取付けら
れるようになっている。また、以上説明した点以外の構
成は、図示しない部分を含めて前記第1実施例と同様な
構成であるので、同一構成部分には前記第1実施例と同
一符号を付して、その説明を省略する。
【0039】このような第2実施例の構成においては、
隣接した大小一対の環形けい光ランプ15、16の口金
部15a、16aが接近されているため、これら口金部
15a、16a、言換えれば、非発光部による影がカバ
ー13に写る。つまり、カバー13における口金部15
a、16aの直下に位置される部分は光の微弱部とな
り、その周囲部分に対し容易に識別できるようになり、
この光の微弱部に対向して受信ユニット31が配置され
ている。
【0040】そのため、照明器具11の点灯状態におい
ては、受信ユニット31がカバー13で覆い隠されてい
るにも拘らず、送信信号を前記光の微弱部を目安にして
送信することができる。それにより、送信された信号を
受信ユニット31から大きくずれることなく有効に及ぼ
して、受信ユニット31への送信を確実にできる。した
がって、少ない送信操作回数で容易に照明器具11を制
御できる。
【0041】しかも、前記口金部15a、16aは隣接
した一対の環形けい光ランプ15、16の非発光部であ
るから、これらの間に挟まれるようにして配置された受
信ユニット31に対する、前記両ランプ15、16から
の照明光を少なくできる。つまり、受信ユニット31に
送信された信号が照明光により減衰されることを少なく
できる。したがって、受信ユニット31に対しての送信
信号が微弱となった場合でも、それを受信できない可能
性が少なくなり、送信動作に対する応答信頼性を確保で
きる。
【0042】本発明の第3実施例を示す図7は、天井直
付け形の4灯用照明器具におけるシャーシ41に対する
4灯の環形けい光ランプ42〜45、および4個の安定
器46等の各種部品の配置を示している。
【0043】シャーシ41は、板金製であって、例えば
略正方形をなしている。このシャーシ41の中心部には
簡易取付け用の連結金具47が取付けられている。この
金具47は、図示しないローゼットが通される円形の中
心通孔47aを有しているとともに、この孔47aの周
囲に複数の円弧状をなす取付け孔47bを有している。
各取付け孔47bは、その一端部のみが広くなってい
る。連結金具47は取付けねじを用いることなく、いわ
ゆる簡易取付け方式により天井にシャーシ41を取付け
る場合に使用される。
【0044】この場合、図示しない前記ローゼットの回
りには支持金具が設けられており、この金具に前記取付
け孔47bに対応して突設された係止突起が、その下端
に有した頭部を、取付け孔47bの広くなった一端部に
通した後、シャーシ41を回動させることにより、前記
頭部を取付け孔47bの孔縁にその下方から引っ掛け
て、シャーシ41を天井に直付けできるようになってい
る。
【0045】前記4灯の環形けい光ランプ42〜45
は、シャーシ41の中心に対して夫々90゜ごとに配置
されている。これらのランプ42〜45はシャーシ41
の下面に固定された複数個のランプホルダ48に夫々着
脱可能に支持されている。そして、各ランプ42〜45
のうち例えば図7において上下に隣接する環形けい光ラ
ンプ42、43と44、45とは、その口金部42a〜
45aを互いに接近させて設けられている。
【0046】シャーシ41の下面には例えば環形けい光
ランプ42、43間に位置してリモートコントローラ4
9が取付けられているとともに、これら両ランプ42、
43の口金部42a、43b間に位置して受信ユニット
50が取付けられている。この受信ユニット50はリモ
ートコントローラ49に電気的に接続されている。
【0047】各環形けい光ランプ42〜45が備える環
形のバルブ42〜45bで囲まれる内側空所に対向する
シャーシ21の下面には、安定器46が夫々配置されて
いるとともに、グローランプソケット51が夫々配置さ
れている。グローランプソケット51には夫々グローラ
ンプ52が着脱可能に取付けられている。
【0048】なお、53は、図7において上下に隣接し
た環形けい光ランプ44、45間に位置してシャーシ4
1の下面に取付けられた開閉スイッチである。このスイ
ッチ53は、これに接続された引き紐54により開閉操
作されて、環形けい光ランプ42〜45の点灯または消
灯をするようになっている。55は紐ガイド34であ
り、引き紐32はシャーシ41に設けた通孔56を通っ
てシャーシ41の上面側に導かれ、さらに紐ガイド55
の先端部を通って下方へ垂らされている。また、図7中
57はシャーシ41をその下側から覆って設けられる拡
散透過性材料製のカバーである。
【0049】この第3実施例の照明器具においては、隣
接する環形けい光ランプ42、43の口金部42a、4
3aが接近されているため、非発光部である口金部42
a、43aによる影がカバー57に写り、この部分の直
下に位置される部分が光の微弱部となって、その周囲部
分に対し容易に識別できるようになる。そして、この光
の微弱部に対応して受信ユニット50が配置されてい
る。したがって、この第3実施例でも、前記第2実施例
と同様に本発明の初期の目的を達成できる。
【0050】図8は本発明の第4実施例を示している。
図8中符号61で示す板金製のシャーシは、長方形をな
している。このシャーシ61の中心部には簡易取付け用
の連結金具62が取付けられている。この金具62は、
図示しないローゼットが通される円形の中心通孔62a
を有しているとともに、この孔62aの周囲に複数の円
弧状をなす取付け孔62bを有している。各取付け孔6
2bは、その一端部のみが広くなっている。連結金具6
2は取付けねじを用いることなく天井にシャーシ61を
いわゆる簡易取付け方式により取付ける場合に使用され
る。
【0051】シャーシ61の下面には、このシャーシ6
1の長手方向に延びて、しかも、互いに平行に配設され
る例えば3本の直管形けい光ランプ64〜66が、夫々
ランプソケット67を介して着脱可能に取付けられてい
る。このような配置により、隣接する各ランプ64〜6
6を支持する各ランプソケット67は、シャーシ61の
幅方向(図8中上下方向)には互いに接近されていると
ともに、それに伴い隣接する各ランプ64〜66の非発
光部である口金部64a〜66aも互いに接近されてい
る。
【0052】シャーシ61の下面には、例えばけい光ラ
ンプ64、65の長手方向一端部間に位置してリモート
コントローラ68が取付けられているとともに、これら
両ランプ64、65の口金部64a、65bおよびこれ
らが接続されるランプソケット67間に位置して受信ユ
ニット69が取付けられている。この受信ユニット69
はリモートコントローラ68に電気的に接続されてい
る。
【0053】さらに、シャーシ61の下面には、前記各
けい光ランプ64〜66に夫々対応する安定器70〜7
2が、各けい光ランプ64〜66間に位置して取付けら
れているとともに、グローランプソケット73が取付け
られている。グローランプソケット73にはグローラン
プ74が着脱可能に取付けられている。また、図8中7
5はシャーシ41をその下側から覆って設けられ拡散透
過性材料製のカバーである。
【0054】この第4実施例の照明器具においても、隣
接する直管形けい光ランプ64、65の非発光部である
口金部64a、65aが接近されているため、これらに
よる影がカバー75に写り、この部分の直下に位置され
る部分が光の微弱部となって、その周囲部分に対し容易
に識別できるようになる。そして、この光の微弱部に対
応して受信ユニット69が配置されている。したがっ
て、この第4実施例でも、前記第2実施例と同様に本発
明の初期の目的を達成できる。
【0055】また、本発明は前記各実施例には制約され
るものではなく、例えば、天井直付け形照明器具以外
に、吊り下げ形、天井埋め込み形等の他の照明器具にも
適用できる。
【0056】
【発明の効果】以上詳記したように本発明は構成されて
いるので、次に記載の効果がある。
【0057】請求項1の照明器具においては、受信ユニ
ットの受信先端部をカバーの下側外部に露出させたこと
により、直接視認できる送信の目安を得て、リモートコ
ントロール用送信機での送信操作回数を少なくさせるの
に有効であるとともに、照明光の影響による受信ユニッ
トの感度低下を防止して、送信信号が微弱となった場合
でも、送信動作に対する応答信頼性を確保できる。
【0058】また、請求項2の照明器具においては、複
数のランプのうち少なくとも相隣接する二つのランプ
を、その口金部を接近させて配置するとともに、これら
接近された両口金部間に受信ユニットを配設したことに
より、カバー上に口金部を原因とする影による送信の目
安を得て、リモートコントロール用送信機での送信操作
回数を少なくさせるのに有効であるとともに、照明光の
影響による受信ユニットの感度低下を少なくして、送信
信号が微弱となった場合でも、送信動作に対する応答信
頼性を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る天井直付け形照明器
具の構成を一部断面して示す側面図。
【図2】同第1実施例に係る照明器具の構成をそのカバ
ーを取外して示す下面図。
【図3】同第1実施例に係る照明器具のカバー取付け構
造を分解してリモートコントローラとともに示す斜視
図。
【図4】同第1実施例に係る照明器具の構成をリモート
コントロール用送信機とともに示す斜視図。
【図5】本発明の第2実施例に係る天井直付け形照明器
具の構成を一部断面して示す側面図。
【図6】同第2実施例に係る天井直付け形照明器具の構
成をそのカバーを取外して示す下面図。
【図7】本発明の第3実施例に係る天井直付け形照明器
具の構成をそのカバーを取外して示す下面図。
【図8】本発明の第4実施例に係る天井直付け形照明器
具の構成をそのカバーを取外して示す下面図。
【図9】従来例に係る照明器具の構成を一部断面して示
す側面図。
【図10】同従来例に係る照明器具の構成をそのカバー
を取外して示す下面図。
【図11】同従来例に係る照明器具の構成をリモートコ
ントロール用送信機とともに示す斜視図。
【符号の説明】
11…照明器具、 12…シャーシ、1
2a…シャーシの中心通孔、 13…カバー、15、
16…環形けい光ランプ、 15a、15b…口金部、
23…リモートコントローラ、 27…ブラケット金
具、28…ねじ受け部、 29…化粧ナッ
ト、29a…ねじ孔、 30…リモート
コントロール用送信機、31…受信ユニット、
31a…受信先端部、41…シャーシ、
42〜45…環形けい光ランプ、42a、43a
…口金部、 48…リモートコントローラ、50
…受信ユニット、 57…カバー、61…シ
ャーシ、 64〜66…直管形けい光ラ
ンプ、64a〜66a…口金部、 67…ランプ
ソケット、68…リモートコントローラ、 69…受
信ユニット、75…カバー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉下 直樹 静岡県三島市南町6番78号 東京電気株式 会社三島工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リモートコントロール用送信機により送信
    される信号を受信する受信ユニットと、シャーシに支持
    されたランプを前記受信ユニットの受信内容に応じて制
    御するリモートコントローラとを備えるとともに、前記
    リモートコントローラおよび前記ランプを覆い隠す拡散
    透過性材料製のカバーを備えた照明器具において、前記
    受信ユニットの受信先端部を前記カバーの下側外部に露
    出させたことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】リモートコントロール用送信機により送信
    される信号を受信する受信ユニットと、シャーシに支持
    された複数のランプを前記受信ユニットの受信内容に応
    じて制御するリモートコントローラとを備えるととも
    に、前記リモートコントローラ、前記受信ユニット、お
    よび前記ランプを覆い隠す拡散透過性材料製のカバーを
    備えた照明器具において、前記複数のランプのうち少な
    くとも相隣接する二つのランプを、その口金部を接近さ
    せて配置するとともに、これら接近された両口金部間に
    前記受信ユニットを配設したことを特徴とする照明器
    具。
JP5328947A 1993-12-24 1993-12-24 照明器具 Pending JPH07192525A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011243501A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Toshiba Lighting & Technology Corp 口金付ランプおよび照明器具
JP2014135243A (ja) * 2013-01-11 2014-07-24 Panasonic Corp 照明装置

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