JPH07192347A - 情報信号の記録再生装置 - Google Patents

情報信号の記録再生装置

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JPH07192347A
JPH07192347A JP34826293A JP34826293A JPH07192347A JP H07192347 A JPH07192347 A JP H07192347A JP 34826293 A JP34826293 A JP 34826293A JP 34826293 A JP34826293 A JP 34826293A JP H07192347 A JPH07192347 A JP H07192347A
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JP
Japan
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capacitance
recording
capacitance value
detecting
arm
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Application number
JP34826293A
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English (en)
Inventor
Fumio Ogasawara
文生 小笠原
Morio Mimura
盛夫 三村
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好に静電容量値の変化を検出してトラッキ
ング誤差信号を発生できる記録再生装置を提供する。 【構成】 静電容量値の検出用電極と再生用の磁気空隙
部とを備えた複合型ヘッドCHを取付けた第1の支持ア
ーム16と、複合磁気ヘッドCHからの出力信号が供給
される回路部24を取付けた第2の支持アーム20との
基部を、同一の支持アーム取付部15に取付ける。複合
型ヘッドにおける静電容量値の検出用電極Eiと情報記
録媒体D面とで構成される可変コンデンサCvを、1つ
のアームの構成素子として用い、他の1つのアームに可
変容量ダイオードDvcを備え、残り2つの他のアーム
に、コンデンサを備えて構成させた静電容量ブリッジ回
路CBに対し、高周波電源HFVから動作電圧を供給す
る。前記の可変容量ダイオードDvcに与える電圧値を
制御して、浮遊容量ならびに回路系中で生じるドリフト
を補正して、位置情報が安定に得られるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報信号の記録再生装
置、特に、幾何学的な形状の変化として記録跡の位置情
報が記録されている情報記録媒体から静電容量値の変化
として記録跡の位置情報を検出できる静電容量値の検出
用電極と磁気記録情報記録再生用の磁気空隙部とを備え
ている複合磁気ヘッドを用いて記録再生動作を行なう情
報信号の記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の情報信号を高い記録密度で記録再
生することについての要望が高まるのにつれて、近年に
なって色々な構成原理や動作原理に基づいて作られた情
報記録媒体を用いて情報信号の高密度記録再生が行われ
るようになったことは周知のとおりであり、例えば、情
報記録媒体の信号面に情報信号に応じた凹凸を形成させ
て情報信号の記録を行い、記録された情報信号を光学的
な手段によって再生するようにしたり、あるいは静電容
量値の変化の検出によって再生するようにした記録再生
装置は、映像信号や音声信号の記録再生用として既に実
用されている。さて、情報記録媒体に幾何学的な形状の
変化として記録されている情報信号の読出しが、静電容
量値の変化検出用の電極による静電容量値の変化の検出
によって行なわれる静電容量値の変化検出型の記録再生
方式は、情報信号の読出しに用いられる電極が極めて薄
いから、高い記録密度の情報信号の読出しを行なうこと
ができるという特徴がある。
【0003】ところで、幾何学的な形状の変化として記
録跡の位置情報が記録されている情報記録媒体から静電
容量値の検出用電極を用いて記録跡の位置情報を検出し
て、前記した静電容量値の検出用電極と磁気記録情報記
録再生用の磁気空隙部とを備えて構成されている複合型
ヘッドをトラッキング制御して、高い記録密度の情報信
号の読出しが行なえるようにした情報信号の記録再生装
置では、静電容量値の検出用電極を用いた情報記録媒体
における記録跡の位置情報の検出が良好なS/Nで安定
に行なわれることが必要である。従来、情報記録媒体か
ら静電容量値の検出用電極を用いて、幾何学的な形状の
変化として記録跡に記録されている記録情報を微小な静
電容量値の変化量として検出する手段としては、例えば
特公昭63ー4272号公報中にも記述されているよう
に、静電容量値の検出用電極と情報記録媒体との間の静
電容量値の変化によって、マイクロ波領域の信号を発振
させる超高周波発振器の共振回路の共振周波数を変化さ
せるようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、超高周波発
振器の共振回路としては空洞共振器の使用が必要とされ
る等の理由によって、装置が大型なものになる他、複数
の静電容量値の検出用電極を用いて複数チャンネル化し
ようとしても、発振器における引込み作用のために、複
数チャンネル化の実現が極めて困難である等の問題点が
あり、例えばハードディスク駆動装置におけるトラッキ
ングサーボのように小型で複数チャンネル化が必要とさ
れる用途には適用できない等の問題があり、その解決策
が求められた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は幾何学的な形状
の変化として記録跡の位置情報が記録されている情報記
録媒体から静電容量値の検出用電極を用いて記録跡の位
置情報を検出できる構成部分を備えている情報信号の記
録再生装置において、前記した静電容量値の検出用電極
を一方の極板として構成される可変コンデンサが、第1
のアームの構成素子とされている静電容量ブリッジ回路
における前記した第1のアームを除く他の3つのアーム
のそれぞれの構成素子として用いられるコンデンサの内
で、前記した3つのアームの内の1つのアームの構成素
子として可変容量ダイオードによって静電容量値が変化
できるコンデンサを用いて構成した静電容量ブリッジ回
路を含んで構成させた静電容量値の変化検出部を備えて
なる情報信号の記録再生装置、及び前記の情報信号の記
録再生装置において、前記した静電容量値の検出用電極
と磁気記録情報記録再生用の磁気空隙部とを備えて構成
されている複合型ヘッドが取付けられている第1の支持
アームと、前記の第1の支持アームの基部が取付けられ
ている支持アーム取付部に基部が取付けられている第2
の支持アームにおける前記した第1の支持アームの複合
型ヘッドの取付け部分に近接した部分に、前記した静電
容量値の検出用電極を一方の極板として構成される可変
コンデンサが、第1のアームの構成素子とされている静
電容量ブリッジ回路における前記した第1のアームを除
く他の3つのアームのそれぞれの構成素子として用いら
れるコンデンサの内で、前記した3つのアームの内の1
つのアームの構成素子として可変容量ダイオードによっ
て静電容量値が変化できるコンデンサを用いて構成した
静電容量ブリッジ回路と、前記の静電容量ブリッジ回路
に接続された検出々力の取出し回路等を取付け、また、
前記した第1,第2の支持アームを一体的に情報記録媒
体と相対的に変位させうるようにした情報信号の記録再
生装置、ならびに前記した情報信号の記録再生装置にお
いて、前記した静電容量値の検出用電極を一方の極板と
して構成される可変コンデンサが、第1のアームの構成
素子とされている静電容量ブリッジ回路における前記し
た第1のアームを除く他の3つのアームのそれぞれの構
成素子として用いられるコンデンサの内で、前記した3
つのアームの内の1つのアームの構成素子として可変容
量ダイオードによって静電容量値が変化できるコンデン
サを用いて構成した静電容量ブリッジ回路の検出出力回
路と、前記した可変容量ダイオードとの間に帰還回路を
構成した静電容量値の変化検出部を備えてなる情報信号
の記録再生装置を提供する。
【0006】
【作用】静電容量値の検出用電極と磁気記録情報記録再
生用の磁気空隙部とを備えて構成されている複合型ヘッ
ドが取付けられている第1の支持アームと、前記した複
合磁気ヘッドからの出力信号が供給される回路部分が取
付けられている第2の支持アームとは、それぞれの基部
が、同一の支持アーム取付部に取付けられた状態で、幾
何学的な形状の変化として記録跡の位置情報が記録され
ている情報記録媒体上で移動して、複合型ヘッドの位置
を情報記録媒体上で変位させる。前記した複合型ヘッド
に設けられている静電容量値の検出用電極と情報記録媒
体面とによって構成される可変コンデンサを、1つのア
ームの構成素子として用い、また、他の1つのアームに
は可変容量ダイオードを含んで構成されているコンデン
サを備えるとともに、残り2つの他のアームには、それ
ぞれ所定の静電容量値を有するコンデンサを備えて構成
させた静電容量ブリッジ回路に対して、高周波電源から
動作電圧を供給する。
【0007】前記の静電容量ブリッジ回路に設けてある
前記の可変容量ダイオードに与える電圧値を制御するこ
とにより、浮遊容量ならびに回路系中で生じるドリフト
を補正して、位置情報が安定に得られる。複合型ヘッド
に近接して設けられている前記の静電容量ブリッジ回路
からの出力を、低入力容量で、かつ高入力インピーダン
スの増幅器で増幅された後に差動増幅器に供給すること
により、静電容量値の検出結果が浮遊容量の変化に影響
され難い状態で、大出力で良好なS/Nの静電容量値の
検出々力が得られる。近接して配置されている第1,第
2の支持アームに、それぞれ取付けられている構成部分
間での配線の引きまわしが少なく浮遊容量等の不安定要
素が軽減されるとともに、雑音の混入も少なくなるの
で、良好な状態の静電容量値の検出々力が得られる。ま
た、第1,第2の支持アームを用いたために、付属回路
の存在が複合型ヘッド側の動きに影響を与えることがな
く最良の動作状態での動作を行なうことができる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の情報信号
の記録再生装置の具体的な内容を詳細に説明する。図1
は本発明の情報信号の記録再生装置の概略構成を示すブ
ロック図、図2は情報記録媒体と複合型ヘッドとの一部
を示す拡大側断面図、図3は本発明の情報信号の記録再
生装置の一部の側断面図、図4は本発明の情報信号の記
録再生装置の一部の側断面図、図5は図4に示す本発明
の情報信号の記録再生装置の平面図である。図1におい
てCB1,CB2,CB3,CB4はそれぞれ静電容量ブリ
ッジ回路である。ところで、前記した各静電容量ブリッ
ジ回路CB1,CB2,CB3,CB4の構成態様は同じで
あり、動作態様も同じであるから、各静電容量ブリッジ
回路CB1,CB2,CB3,CB4について共通する説明
の場合には、添字の1〜4の数字を省略して静電容量ブ
リッジ回路CBのように記載することにする。また、前
記の各静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB3,C
B4は同じ構成態様のものであるために、図1中では静
電容量ブリッジ回路CB1だけについて、それの具体的
な構成を示し、他の静電容量ブリッジ回路CB2,CB
3,CB4は、単に一点鎖線枠で表示している。
【0009】前記した各静電容量ブリッジ回路CB1,
CB2,CB3,CB4には、高周波電源HFVから、情
報記録媒体の記録信号における最高周波数値の5倍以上
の周波数値の高周波駆動電圧が供給されている。前記の
高周波駆動電圧の周波数値は例えば1MHz〜200M
Hzの範囲内で選定されてもよく、以下の実施例の説明
では高周波電源HFVから各静電容量ブリッジ回路CB
1,CB2,CB3,CB4に供給する高周波駆動電圧の周
波数値が40MHzであるとされている。前記した高周
波電源HFVからの高周波駆動電圧は、静電容量ブリッ
ジCB中のb点とd点とに供給されており、静電容量ブ
リッジCBからの出力電圧は、静電容量ブリッジCB中
のa点とc点とから取出される。静電容量ブリッジCB
におけるa点とd点間に構成されるアームには、複合型
ヘッドCHに設けられている静電容量値の検出用電極E
iを一方の極板として、情報記録媒体Dの記録媒体面と
の間に形成される可変容量コンデンサ(可変コンデンサ)
Cvが接続されており、また静電容量ブリッジCBにお
けるa点とb点間に構成されるアームには、コンデンサ
Cabが接続されており、さらに静電容量ブリッジCB
におけるb点とc点間に構成されるアームには、コンデ
ンサCbcが接続されており、さらにまた静電容量ブリ
ッジCBにおけるc点とd点間に構成されるアームに
は、コンデンサCcdと可変容量ダイオードDvcとの
直列接続回路が接続されている。
【0010】前記した可変容量ダイオードDvcは、コ
ンデンサCcdと可変容量ダイオードDvcのカソード
との接続点eに供給される制御電圧によって静電容量値
を変化する。静電容量ブリッジCBにおけるa点とc点
間を橋絡している抵抗Raと抵抗Rbとの直列接続回路
における抵抗Raと抵抗Rbとの接続点fは、静電容量
ブリッジCBにおけるd点を介して、情報記録媒体Dの
表面電位と同電位にされていて、静電容量ブリッジCB
が直流的に浮かないようにしている。前記した静電容量
ブリッジCBは、それの4つのアーム中に、それぞれ備
えている各コンデンサの静電容量値の関係が、ブリッジ
の平衡条件を満足したときに静電容量ブリッジCB中の
a点とc点とが同電位となることは周知のとおりである
が、本発明の情報信号の記録再生装置では、静電容量ブ
リッジCBにおけるa点とd点との間に構成されるアー
ム中の可変コンデンサCvの静電容量値に基づいてトラ
ッキング誤差情報を得て、複合型ヘッドのトラッキング
制御を行なうようにするために、静電容量ブリッジCB
はそれの平衡条件から僅かにずれた状態が動作点となる
ようにして使用される。
【0011】前記した静電容量ブリッジCB中のa点の
電位は、静電容量値の検出のための付属回路CA1にお
ける入力回路1に与えられ、また前記した静電容量ブリ
ッジCB中のc点の電位は、静電容量値の検出のための
付属回路CA1における入力回路2に与えられる。前記
した静電容量値の検出のための付属回路CA1における
入力回路1,2は、それぞれ、低入力容量,高入力イン
ピーダンスを示す回路であって、例えば多段の負帰還増
幅回路によって構成することができる。図2は情報記録
媒体と複合型ヘッドとの一部を拡大して示した側断面図
であり、図中のCHは静電容量値の検出用電極E1,E
2,E3,E4(図1中では静電容量値の検出用電極E1を
Eiのように表示しているが、複数の静電容量値の検出
用電極E1,E2,E3,E4は、図1中に示すようにEi
と表示した場合におけるiが1から4までの例である)
と、磁気記録情報記録再生用の磁気空隙部を有する磁気
ヘッド部Mhとを備えて構成されている複合型ヘッドで
あり、図2中には複合型ヘッドCHの一部が示されてい
る。
【0012】また、図2中のDは情報記録媒体であり、
この情報記録媒体Dの表面には巾がWの凸部(山部)1
3と、巾がWの凹部(谷部)14とが、2Wのピッチで
形成されている。前記の凸部13と凹部14とは、トラ
ッキング情報を得るために情報記録媒体Dの表面に、予
め形成されているものであり、以下の説明においては前
記した凸部13の高さ(凹部14の深さでも同じ)は
0.3μm、ピッチ2Wが3.6μm(凸部(山部)13
の巾と、凹部(谷部)14の巾とが、それぞれ1.8μ
m)であるとされている。前記した情報記録媒体Dが円
盤状の情報記録媒体(ディスク)の場合においては、例
えば表面に凸部13と凹部14とを形成させたガラスま
たはアルミニウムの基盤に下地処理を行なった後に、表
面の凸部13と凹部14上に磁性膜を設けた構成の情報
記録媒体Dが使用される。情報記録媒体Dの表面に形成
される前記した凸部13と凹部14とは、それぞれ連続
的な状態のもの、あるいは間欠的な状態のものとして構
成されてもよいのであるが、前記した凸部13と凹部1
4とは同心円状または渦巻状に構成される。
【0013】以下の記載においては、情報記録媒体Dは
ハードディスクであるとされているが、記録再生動作中
の複合型ヘッドCHは、高速度で回転する情報記録媒体
Dの表面から図2中でhで示されている高さ(例えば
0.05μm)だけスライダーの底面が浮上した状態で
記録再生動作を行なっている。複合型ヘッドCHに設け
られている各静電容量値の検出用電極E1,E2,E3,
E4のそれぞれの巾は、トラッキング情報を得るために
情報記録媒体Dの表面に予め形成されている凸部13の
巾(凹部14の巾でも同じ)Wと同一とされているが、
前記の各静電容量値の検出用電極E1,E2,E3,E4
は、情報記録媒体Dの表面に予め形成されている凸部1
3や凹部14の配置パターンに対して、空間的な位相が
予め定められた状態でずらされているものとして複合型
ヘッドCHに設けられている。
【0014】すなわち、複合型ヘッドCHに設けられて
いる各静電容量値の検出用電極E1,E2,E3,E4の内
で、静電容量値の検出用電極E1は情報記録媒体Dの表
面に予め形成されている凸部13に対して正しく対向し
ている状態の場合には、静電容量値の検出用電極E3と
静電容量値の検出用電極E4とは、ともに情報記録媒体
Dの表面に予め形成されている凸部13と凹部14との
双方に1/2ずつ対向している状態とされ、また静電容
量値の検出用電極E2は情報記録媒体Dの表面に予め形
成されている凹部14に対して正しく対向している状態
にされる。前記のように複数の静電容量値の検出用電極
E1〜E4が、情報記録媒体Dの表面に予め形成されてい
る凸部13と凹部14の配置パターンに対して、空間的
な位相が予め定められた状態でずらされている状態のも
のとした複合型ヘッドCHに設けられることにより、前
記した複数の静電容量値の検出用電極E1〜E4によって
それぞれ検出される静電容量値の変化に基づいて得られ
る信号は、前記した空間的な位相差と対応する電気的な
位相差を有するものとされる。
【0015】例えば、図2に例示されている複数の静電
容量値の検出用電極E1〜E4のような配置パターンで、
各静電容量値の検出用電極E1〜E4が複合型ヘッドCH
に設けられていた場合には、静電容量値の検出用電極E
1と静電容量値の検出用電極E2とによってそれぞれ検出
される静電容量値の変化に基づいて得られる信号は、1
80度の位相差を有する状態のものになり、また静電容
量値の検出用電極E3と静電容量値の検出用電極E4とに
よってそれぞれ検出される静電容量値の変化に基づいて
得られる信号も、180度の位相差を有する状態のもの
になり、かつ静電容量値の検出用電極E1によって検出
される静電容量値の変化に基づいて得られる信号の位相
と、静容量値の検出用電極E3によって検出される静電
容量値の変化に基づいて得られる信号の位相と、静容量
値の検出用電極E2によって検出される静電容量値の変
化に基づいて得られる信号の位相とは、順次に90度の
位相差を有する状態のものになる。
【0016】前記した複合型ヘッドCHに設けられてい
る各静電容量値の検出用電極E1,E2,E3,E4の内
で、静電容量値の検出用電極E1は、静電容量ブリッジ
CB1におけるa点とd点間に構成されるアーム中の可
変コンデンサCvの構成素子として用いられ、また、前
記した静電容量値の検出用電極E2は、静電容量ブリッ
ジCB2におけるa点とd点間に構成されるアーム中の
可変コンデンサCv(図1中には図示が省略)の構成素
子として用いられ、さらに、前記した静電容量値の検出
用電極E3は、静電容量ブリッジCB3におけるa点とd
点間に構成されるアーム中の可変コンデンサCv(図1
中には図示が省略)の構成素子として用いられ、さらに
また前記した静電容量値の検出用電極E4は、静電容量
ブリッジCB4におけるa点とd点間に構成されるアー
ム中の可変コンデンサCv(図1中には図示が省略)の
構成素子として用いられているので、前記した各静電容
量ブリッジCB1〜CB4から、前記した各静電容量ブリ
ッジCB1〜CB4とそれぞれ対応して設けられている静
電容量値の検出のための付属回路CA1〜CA4に与えら
れた信号は、静電容量値の検出のための付属回路CA1
〜CA4の動作、及び増幅器7,8,10,11ならび
に差動増幅器9,12の動作によって、良好なトラッキ
ング誤差信号にされ得るのである。
【0017】図1中に示されている静電容量値の検出の
ための付属回路CA1〜CA4において、それの具体的な
構成を代表的に示してある静電容量値の検出のための付
属回路CA1を代表例として、静電容量値の検出のため
の付属回路CA1〜CA4の構成及び動作の概略を説明す
ると次のとおりである。前記した静電容量ブリッジCB
1中のa点の電位が供給された静電容量値の検出のため
の付属回路CA1中の入力回路1と、前記した静電容量
ブリッジCB1中のc点の電位が供給された静電容量値
の検出のための付属回路CA1中の入力回路2とは、既
述のように、それぞれ、低入力容量,高入力インピーダ
ンスを示す回路であるから、前記した静電容量ブリッジ
CB1によって行なわれる極めて微小な静電容量値の変
化の検出動作が、静電容量ブリッジCB1に後続される
回路配置によって乱されることがない。
【0018】静電容量値の変化の検出によってトラッキ
ング情報を検出するために、情報記録媒体Dの表面に幾
何学的な形状の変化として記録跡の位置情報、すなわち
トラッキング情報を予め記録しておくのに、巾Wが1.
8μmの凸部13と、巾Wが1.8μmの凹部14とを
形成させ、複合型ヘッドCHのスライダの底面が、情報
記録媒体Dの表面から0.05μmだけ浮上している状
態で、前記した複合型ヘッドCHに設けられている各静
電容量値の検出用電極E1(E2,E3,E4)における情
報記録媒体Dの表面と対向する部分(底面)の形状寸法
が、巾1.8μm×長さ15μmの長方形であったとし
た場合に、前記した静電容量値の検出用電極E1(E2,
E3,E4)が凸部13に対面した状態における静電容量
ブリッジCB1におけるa点とd点間に構成されるアー
ム中の可変コンデンサCvの静電容量値は約0.004
8pFであり、また、前記した静電容量値の検出用電極
E1(E2,E3,E4)が凹部14に対面した状態におけ
る静電容量ブリッジCB1におけるa点とd点間に構成
されるアーム中の可変コンデンサCvの静電容量値は約
0.00068pFであって、前記した2つの静電容量
値の差は0.0041pFというように極めて微小な静
電容量値である。
【0019】前記のように、静電容量ブリッジCB1に
おけるa点とd点間に構成されるアーム中の可変コンデ
ンサCvの静電容量値の変化は極めての微小であるか
ら、静電容量ブリッジCB1に後続する回路配置の存在
によっても良好なS/Nで取出すためには、静電容量ブ
リッジCB1に後続する回路配置の入力容量が低く、ま
た高い入力インピーダンスの状態でないと、安定な検出
動作が行なわれないのである。さて、前記した静電容量
ブリッジCB1中のa点の電位が供給された静電容量値
の検出のための付属回路CA1中の入力回路1からの出
力信号と、前記した静電容量ブリッジCB1中のc点の
電位が供給された静電容量値の検出のための付属回路C
A1中の入力回路2からの出力信号は差動増幅器3に供
給されて、差動増幅器3からは前記した2つの出力の差
信号が出力されて、それが増幅器4に与えられる。
【0020】前記した増幅器4の出力信号は、高周波電
源HFVから静電容量ブリッジCBに供給されていた高
周波駆動電圧の周波数を有する高周波信号が、静電容量
ブリッジCB1におけるa点とd点間に構成されるアー
ム中の可変コンデンサCvの静電容量値の変化として検
出されたトラッキング情報によって振幅変調されている
ような状態の波形で、例えば数ボルトの電圧値にまで増
幅されている。そして、前記した増幅器4の出力信号は
直線検波器5に供給される。前記した直線検波器5は、
ダイオードとコンデンサ及び抵抗器とによって構成され
ているものが使用されるが、この直線検波器5では直流
域から100KHz帯までの信号成分を直線検波する。
前記した直線検波器5からの検波出力は、増幅器7と演
算増幅器6とに供給される。
【0021】前記した直線検波器5からの検波出力の内
の直流成分の電圧値は、静電容量ブリッジCB1におけ
るa点とd点間に構成されるアーム中の可変コンデンサ
Cvの静電容量値、及び複合型ヘッドCHに設けられて
いる静電容量値の検出用電極Eiから静電容量ブリッジ
CB1におけるa点までの配線の浮遊容量(例えば1.5
pF)とを合成した静電容量値に対応した電圧値となっ
ているが、複合型ヘッドCHのスライダの底面が、情報
記録媒体Dの表面から0.05μmだけ浮上している状
態で、前記した複合型ヘッドCHに設けられている静電
容量値の検出用電極E1(E2,E3,E4)における情報
記録媒体Dの表面と対向する部分(底面)が、情報記録
媒体Dの表面の凸部13に対面した状態においては、例
えば+3ボルトの直流電圧値が直線検波器5から出力さ
れ、また、前記した複合型ヘッドCHに設けられている
静電容量値の検出用電極E1(E2,E3,E4)における
情報記録媒体Dの表面と対向する部分(底面)が、情報
記録媒体Dの表面の凹部14に対面した状態においては
例えば+1ボルトの直流電圧値が直線検波器5から出力
される。
【0022】それで、既述の例のように複合型ヘッドが
情報記録媒体の記録跡を正しく追跡していて、前記した
静電容量値の検出用電極E1が凸部13に対面した状態
における静電容量ブリッジCB1におけるa点とd点間
に構成されるアーム中の可変コンデンサCvの静電容量
値が約0.0048pFの状態(オントラックの状態)か
ら、前記した静電容量値の検出用電極E1が凹部14に
対面した状態における静電容量ブリッジCB1における
a点とd点間に構成されるアーム中の可変コンデンサC
vの静電容量値は約0.00068pFの状態(オフトラ
ックの状態)に変化したときには、前記した2つの静電
容量値の差の0.0041pFと対応して、ピークツウ
ピークで2ボルトの直流電圧が得られることになる。
【0023】ところで、前記した複合型ヘッドCHに設
けられている静電容量値の検出用電極Eiから静電容量
ブリッジCB1におけるa点までの配線の浮遊容量の
値、または静電容量ブリッジCB1の構成素子の静電容
量値が、例えば温度変化あるいはドリフトにより、極く
僅か、例えば0.002pFだけ変化したとすると、前
記の極く僅かな静電容量値の変化によって、1ボルトの
直流電圧が生じることになるが、前記の1ボルトの直流
電圧値は、複合型ヘッドが既述した空間的な位相として
90度だけ変位した場合に得られる電圧値と同じであ
る。
【0024】前記のように何等かの原因によって微小な
静電容量値の変化が生じた場合であっても、複合型ヘッ
ドが情報記録媒体の記録跡を正しく追跡している状態に
おいては、+3ボルトの出力電圧値が直線検波器5から
得られ、また、オフトラックの状態においては、+1ボ
ルトの出力電圧値が直線検波器5から得られるようにす
るために、静電容量ブリッジCBの出力と対応する直線
検波器5からの検波出力を、演算増幅器6と、例えば抵
抗Ri及びコンデンサCiとによって構成されている積
分回路とを介して、静電容量ブリッジCBにおけるc点
とd点間に構成されるアーム中のコンデンサCcdと可
変容量ダイオードDvcとの接続点eに帰還させてい
る。前記のコンデンサCcdは、前記した帰還回路から
帰還される直流電圧が接地されないようにするためのも
のである。
【0025】前記の演算増幅器6には電源Vccと接地
間に接続されている可変抵抗器(プリセット用の半固定
可変抵抗器)Rvの摺動子の位置によって設定された電
圧が与えられている。前記の可変抵抗器Rvの摺動子の
位置を調節することにより複合型ヘッドの直流的な位置
が変化できるとともに、組立時に各静電容量ブリッジC
B毎の特性のばらつきの補正に用いられる。前記の積分
回路は、直線検波器5の検波出力中における交流成分を
除去する動作を行なう。また、前記した積分回路は、例
えば時定数が3秒程度というように、長い時定数を有す
るものが使用される。前記した帰還回路で帰還された制
御電圧が、静電容量ブリッジCBにおけるc点とd点間
に構成されるアーム中のコンデンサCcdと可変容量ダ
イオードDvcとの接続点eに供給されることにより、
複合型ヘッドCHに設けられている静電容量値の検出用
電極Eiから静電容量ブリッジCB1におけるa点まで
の配線の浮遊容量の値、または静電容量ブリッジCB1
の構成素子の静電容量値が、例えば温度変化あるいはド
リフトにより変化した場合でも、その影響が静電容量値
の検出値に現われないようにすることができる。
【0026】前記した帰還回路の動作によって、安定化
された静電容量値の検出値と対応する信号を出力する各
静電容量値の検出のための付属回路CA1〜CA4から出
力された出力信号は、前記した各静電容量値の検出のた
めの付属回路CA1〜CA4毎に設けられている個別の増
幅器7,8,10,11における対応するものによって
増幅された後に、静電容量値の検出のための付属回路C
A1からの出力信号を増幅する増幅器7の出力信号と、
静電容量値の検出のための付属回路CA2からの出力信
号を増幅する増幅器8の出力信号とは差動増幅器9に供
給され、また、静電容量値の検出のための付属回路CA
3からの出力信号を増幅する増幅器10の出力信号と、
静電容量値の検出のための付属回路CA4からの出力信
号を増幅する増幅器11の出力信号とは差動増幅器12
に供給される。
【0027】前記した差動増幅器9に入力された2信号
は、静電容量ブリッジにおけるa点とd点間に構成され
るアーム中の可変コンデンサCvの構成素子として静電
容量値の検出用電極E1が用いられている静電容量ブリ
ッジCB1による静電容量値の検出々力の信号(図2を
参照して既述した0度位相の信号)と、静電容量ブリッ
ジにおけるa点とd点間に構成されるアーム中の可変コ
ンデンサCvの構成素子として静電容量値の検出用電極
E2が用いられている静電容量ブリッジCB2による静電
容量値の検出々力の信号(図2を参照して既述した18
0度位相の信号)とであるから、前記した差動増幅器9
に入力された互に180度の位相差を有する2信号は、
差動増幅器9において加算されて出力される。
【0028】また、前記した差動増幅器12に入力され
た2信号は、静電容量ブリッジにおけるa点とd点間に
構成されるアーム中の可変コンデンサCvの構成素子と
して静電容量値の検出用電極E3が用いられている静電
容量ブリッジCB3による静電容量値の検出々力を信号
(図2を参照して既述した90度位相の信号)と、静電
容量ブリッジにおけるa点とd点間に構成されるアーム
中の可変コンデンサCvの構成素子として静電容量値の
検出用電極E4が用いられている静電容量ブリッジCB4
による静電容量値の検出々力を信号(図2を参照して既
述した270度位相の信号)とであるから、前記した差
動増幅器12に入力された互に180度の位相差を有す
る2信号は、差動増幅器12において加算されて出力さ
れる。このようにして、前記した差動増幅器9からの出
力信号と、差動増幅器12からの出力信号とは、互に9
0度の位相差を有する安定なトラッキング制御信号とし
てトラッキング制御のために使用できる。
【0029】さて、図1について既述したように、複合
型ヘッドCHに設けられた複数の静電容量値の検出用電
極E1,E2,E3,E4が、各静電容量ブリッジ回路CB
1,CB2,CB3,CB4におけるa点とd点間に構成さ
れるアーム中の可変コンデンサCvの構成部分として機
能するようにして構成されている前記した複数の静電容
量ブリッジ回路CB1,CB2,CB3,CB4と、前記し
た複数の静電容量値の検出のための付属回路CA1〜C
A4とは、それらを複合型ヘッドCHの支持アームに搭
載できる程に極めて小型化された形態のものとして構成
することが可能であり、また各静電容量ブリッジ回路C
B1,CB2,CB3,CB4の動作点の決定に際しての調
整は、各静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB3,
CB4におけるc点とd点間に構成されるアーム中の可
変容量ダイオードDvcの静電容量を、外部から電気的
に制御することができるために、前記した複合型ヘッド
CHに設けられた複数の静電容量ブリッジ回路CB1,
CB2,CB3,CB4と、複数の静電容量値の検出のた
めの付属回路CA1〜CA4などを複合ヘッドCHと一体
化した構成にして、それを複合ヘッドCHの支持アーム
に取付けても、取付け後に機械的な調整作業を行なう必
要もなく使用できる。
【0030】そして、前記のように複合型ヘッドCHに
設けられた複数の静電容量値の検出用電極E1,E2,E
3,E4が、各静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB
3,CB4におけるa点とd点間に構成されるアーム中の
可変コンデンサCvの構成部分として機能するようにし
て構成されている前記した複数の静電容量ブリッジ回路
CB1,CB2,CB3,CB4と、前記した複数の静電容
量値の検出のための付属回路CA1〜CA4などを、複合
型ヘッドCHと一体化した場合には、複合型ヘッドCH
に設けられた複数の静電容量値の検出用電極E1,E2,
E3,E4と、各静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,C
B3,CB4におけるa点との間の配線の長さ、及び前記
した複数の静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB
3,CB4と、前記した複数の静電容量値の検出のための
付属回路CA1〜CA4との間の配線の長さ等を極端に短
くすることができるために、前記した各配線と他の構成
部分との間に生じる浮遊容量を少なくすることが可能で
あるとともに、配線の機械的振動による浮遊容量の変化
による悪影響も無くすることもできる。
【0031】ところで、複合型ヘッドCHを情報記録媒
体面から微小な距離だけ上方に浮上させた状態で記録再
生動作を行なわせる場合には、複合型ヘッドCHはでき
るだけ軽量で小型化されることが望まれるが、前述のよ
うに複数の静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB
3,CB4と、前記した複数の静電容量値の検出のための
付属回路CA1〜CA4などを複合型ヘッドCHと一体化
した場合における複合型ヘッドの形態は、複合型ヘッド
CHが単独の場合に比較して大型化するとともに、重く
なることが避けられない。しかし、既述したように極め
て微小な静電容量値の検出を、安定、かつ良好に行なう
ためには、複合型ヘッドCHに設けられた複数の静電容
量値の検出用電極E1,E2,E3,E4と、前記の複数の
静電容量値の検出用電極E1,E2,E3,E4が可変コン
デンサCvの構成部分として機能するようにして構成さ
れている複数の静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,C
B3,CB4との配線の長さを短くして、前記の配線と他
の構成部分間に生じる浮遊容量を少なくすることが必要
とされる。
【0032】図3及び図4,図5は複合型ヘッドCHの
支持アームと、前記の複数の静電容量値の検出用電極E
1,E2,E3,E4が可変コンデンサCvの構成部分とし
て機能するようにして構成されている複数の静電容量ブ
リッジ回路CB1,CB2,CB3,CB4や、複数の静電
容量値の検出のための付属回路CA1〜CA4などの支持
アームとを別にし、かつ、前記した複合型ヘッドCH
と、複数の静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB
3,CB4及び複数の静電容量値の検出のための付属回路
CA1〜CA4とが近接配置されるようにすることによ
り、前記の問題点を解決できるようにした情報信号の記
録再生装置の構成例を示す図である。まず図3に例示し
た情報信号の記録再生装置において、15はアーム取付
部であり、このアーム取付部15は図示されていない周
知構成の変位駆動機構によって、所定の方向に変位駆動
される。前記のアーム取付部15には、第1の支持アー
ム16の基部と、第2の支持アーム20の基部とが、ス
ペーサ17を介して離隔された状態にされているととも
に、前記の第2の支持アーム20の基部上に設けた板部
材18などを、例えばスポット溶接等の固着手段によっ
て一体的に構成した部材が、ねじ19により固着されて
いる。
【0033】前記した第1のアーム16は、その基部付
近の弾性によって図中の上下方向に変位できるように構
成されている。第1のアーム16の先端部付近にはジン
バルばね21の一端が例えば溶着により固着されてお
り、また、前記のジンバルばね21の他端付近には、複
合型ヘッドCHの上面に例えば接着剤により固着されて
いる。22は前記したジンバルばね21の上面に形成さ
せた突起であり、この突起22の先端は、第1の支持ア
ーム16の下面に対してジンバルばね21の弾力によっ
て圧接している。それで、前記した複合型ヘッドCH
は、前記したジンバルばね21の上面に形成させた突起
22の先端を回動支点として、回動自在な態様となるよ
うにして第1の支持アーム16に支持されている。
【0034】前記した第2の支持アーム20は、前記し
たアーム取付部15に対して、常に一定の関係位置で同
一の姿態を保持した状態で、アーム取付部15と一体的
に移動するが、第1の支持アーム16は、前記したアー
ム取付部15と一体的に移動するとともに、複合型ヘッ
ドCHが情報記録媒体Dの面ぶれに応じて上下方向に変
位するのに応じて前記したジンバルばね21を介して上
下方向にも変位する。24は第2の支持アーム20の先
端部付近の上面に例えば接着剤によって固着させた回路
部であり、前記の回路部24は複数の静電容量ブリッジ
回路CB1,CB2,CB3,CB4及び複数の静電容量値
の検出のための付属回路CA1〜CA4などの諸回路を含
んで構成されている。そして、前記のように第2の支持
アーム20の先端部付近に設けられている回路部24
は、前記した第1の支持アーム16に支持されている複
合型ヘッドCHの空間位置の上方に位置していて、前記
の両者間は短い接続線23によって接続されている。
【0035】このように、図3に示す情報信号の記録再
生装置では、アーム取付部15と一体的に移動するとと
もに、複合型ヘッドCHが情報記録媒体Dの面ぶれに応
じて上下方向に変位するのに応じて前記したジンバルば
ね21を介して上下方向にも変位する第1の支持アーム
16に対して、回動自在に設けられている複合型ヘッド
CHと、アーム取付部15に対して、常に一定の関係位
置で同一の姿態を保持した状態で、アーム取付部15と
一体的に移動する第2の支持アーム20に取付けられた
回路部24とが、短い接続線23によって接続されてい
るので、複合型ヘッドCHに設けられた複数の静電容量
値の検出用電極E(E1,E2,E3,E4をまとめてEで
表現)と、各静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB
3,CB4におけるa点との間の配線の長さ、及び前記し
た複数の静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB3,
CB4と、前記した複数の静電容量値の検出のための付
属回路CA1〜CA4との間の配線の長さ等を極端に短く
することができる。なお、25は複数の静電容量値の検
出のための付属回路CA1〜CA4からの出力信号を伝送
するための伝送路である。
【0036】したがって、図3に示す構成の情報信号の
記録再生装置においては、微小な静電容量値を検出する
部分における配線の長さを短くできることにより、各配
線と他の構成部分との間に生じる浮遊容量を少なくする
ことが可能となり、浮遊容量やドリフトによる静電容量
値の検出動作への悪影響や、配線の機械的振動による浮
遊容量の変化による悪影響も無くすることができる他、
静電容量値の検出用電極Eの入力容量負荷を小にして検
出感度を高めてS/Nの向上も達成できる。
【0037】図3を参照して既述した情報信号の記録再
生装置では、第1の支持アーム16と第2の支持アーム
20とが垂直方向に重ね合わされた状態で、所定の僅か
な距離だけ離隔した状態で設けた場合の構成例であった
が、前記のように第1の支持アーム16と第2の支持ア
ーム20とが垂直方向に重ね合わされた構成態様とした
場合には、装置全体が縦方向の厚みが増して装置の薄型
化に支障が生じるおそれがある。図4及び図5に示す情
報信号の記録再生装置は、第1の支持アーム16と第2
の支持アーム20とが横方向に所定の僅かな距離だけ離
隔した状態で設けることにより、前記した図3に例示し
た情報信号の記録再生装置において生じていた薄型化の
支障を除去できるようにした情報信号の記録再生装置の
構成例を示したものである。
【0038】図4は側面図、図5は平面図であり、図4
及び図5において、既述した図3に示す情報信号の記録
再生装置における構成部分と対応する構成部分には図3
中で使用している図面符号と同一の図面符号を用いてい
る。図4及び図5に例示した情報信号の記録再生装置に
おいて、15はアーム取付部であり、このアーム取付部
15は図示されていない周知構成の変位駆動機構によっ
て、所定の方向に変位駆動される。前記のアーム取付部
15には、第1の支持アーム16の基部と、第2の支持
アーム20の基部とが板部材18に並列的に例えばスポ
ット溶接等の固着手段によって一体的に取付けてなる部
材が、ねじ19により固着されている。前記した第1の
アーム16は、その基部付近の弾性によって図中の上下
方向に変位できるように構成されており、また、それの
先端部付近は第2の支持アーム20の先端部よりも下が
っているようにされている。
【0039】前記した第1のアーム16の先端部付近に
はジンバルばね21の一端が例えば溶着により固着され
ており、また、前記のジンバルばね21の他端付近に
は、複合型ヘッドCHの上面に例えば接着剤により固着
されている。22は前記したジンバルばね21の上面に
形成させた突起であり、この突起22の先端は、第2の
支持アーム16の下面に対してジンバルばね21の弾力
によって圧接している。それで、前記した複合型ヘッド
CHは、前記したジンバルばね21の上面に形成させた
突起22の先端を回動支点として、回動自在な態様とな
るようにして第1の支持アーム16に支持されている。
前記した第2の支持アーム20は、前記したアーム取付
部15に対して、常に一定の関係位置で同一の姿態を保
持した状態で、アーム取付部15と一体的に移動する
が、第1の支持アーム16は、前記したアーム取付部1
5と一体的に移動するとともに、複合型ヘッドCHが情
報記録媒体Dの面ぶれに応じて上下方向に変位するのに
応じて前記したジンバルばね21を介して上下方向にも
変位する
【0040】24は第2の支持アーム20の先端部付近
の上面に例えば接着剤によって固着させた回路部であ
り、前記の回路部24は複数の静電容量ブリッジ回路C
B1,CB2,CB3,CB4及び複数の静電容量値の検出
のための付属回路CA1〜CA4などの諸回路を含んで構
成されている。そして、前記のように第2の支持アーム
20の先端部付近に設けられている回路部24と、前記
した第1の支持アーム16に支持されている複合型ヘッ
ドCHとは短い接続線23によって接続されている。こ
のように、図4及び図5に示す情報信号の記録再生装置
では、アーム取付部15と一体的に移動するとともに、
複合型ヘッドCHが情報記録媒体Dの面ぶれに応じて上
下方向に変位するのに応じて前記したジンバルばね21
を介して上下方向にも変位する第1の支持アーム16に
対して、回動自在に設けられている複合型ヘッドCH
と、アーム取付部15に対して、常に一定の関係位置で
同一の姿態を保持した状態で、アーム取付部15と一体
的に移動する第2の支持アーム20に取付けられた回路
部24とが、短い接続線23によって接続されているの
で、複合型ヘッドCHに設けられた複数の静電容量値の
検出用電極E(E1,E2,E3,E4をまとめてEで表
現)と、各静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB
3,CB4におけるa点との間の配線の長さ、及び前記し
た複数の静電容量ブリッジ回路CB1,CB2,CB3,
CB4と、前記した複数の静電容量値の検出のための付
属回路CA1〜CA4との間の配線の長さ等を極端に短く
することができる。なお、25は複数の静電容量値の検
出のための付属回路CA1〜CA4からの出力信号を伝送
するための伝送路である。
【0041】したがって、図4及び図5に示す情報信号
の記録再生装置においては、微小な静電容量値を検出す
る部分における配線の長さを短くできることにより、各
配線と他の構成部分との間に生じる浮遊容量を少なくす
ることが可能となり、浮遊容量やドリフトによる静電容
量値の検出動作への悪影響や、配線の機械的振動による
浮遊容量の変化による悪影響も無くすることができる
他、静電容量値の検出用電極Eの入力容量負荷を小にし
て検出感度を高めてS/Nの向上も達成できるととも
に、全体を厚さの薄い装置として構成できる。
【0042】前記のように、本発明の情報信号の記録再
生装置では、静電容量値の検出系の回路系を、複合型ヘ
ッドCHの近傍に配置しているから、その部分に磁気ヘ
ッドに対する記録回路系及び再生回路系や前記の両回路
系の切換え系なども配置することができる。それによ
り、磁気ヘッドからの接続線の引きまわしによる損失を
防止できるとともに、高周波域までの記録再生の実現が
容易になる。すなわち薄膜ヘッドにおいては、磁気ヘッ
ドのコイルパターンのインダクタンスが0.4〜0.9μ
H程度であるが、通常の従来装置では、磁気ヘッドと回
路系との間の接続線の長さが大であるために、その接続
線のインダクタンスが0.2μHもあり、それが磁気ヘ
ッドのコイルパターンのインダクタンスと直列に接続さ
れるために、大きな損失を生じさせていた。また、前記
のように磁気ヘッドと回路系との間の接続線の長さが大
であるために、その接続線と他の構成部材との間の浮遊
容量も大きくなり、それが電気回路系の入力容量に加わ
ることにより、再生時のヘッドの共振点が下がり、50
MHz帯の信号の再生も困難になる。
【0043】また、記録時には前記した磁気ヘッドと回
路系との間の長い接続線のインダクタンスと、磁気ヘッ
ドのコイルパターンのインダクタンスとが加算された大
きなインダクタンスによって、記録増幅器から高周波信
号が反射するために、50MHz以上の周波数帯の記録
動作が困難になっていた。しかし、前述のような本発明
の情報信号の記録再生装置では、静電容量値の検出系の
回路系を、複合型ヘッドCHの近傍に配置しているか
ら、その部分に磁気ヘッドに対する記録回路系及び再生
回路系や前記の両回路系の切換え系なども配置すること
ができるから、前記のような従来装置における問題点が
生じることがなく、また、接続線が短いことにより装置
内のデジタル回路部分で発生しているデジタル信号のノ
イズも拾い難くなるために、良好なS/Nを有する信号
の記録再生も可能となり、50MHz帯での記録再生が
インダクタンス値0.6μHのコイルパターンの薄膜ヘ
ッドの使用でも可能になった。
【0044】
【発明の効果】以上、詳細に説明したところから明らか
なように本発明の情報信号の記録再生装置は、静電容量
値の検出用電極と磁気記録情報記録再生用の磁気空隙部
とを備えて構成されている複合型ヘッドが取付けられて
いる第1の支持アームと、前記した複合磁気ヘッドから
の出力信号が供給される回路部分が取付けられている第
2の支持アームとにおける、それぞれの基部が、同一の
支持アーム取付部に取付けられた状態で、幾何学的な形
状の変化として記録跡の位置情報が記録されている情報
記録媒体上で移動して、複合型ヘッドの位置を情報記録
媒体上で変位され、また、前記した複合型ヘッドに設け
られている静電容量値の検出用電極と情報記録媒体面と
によって構成される可変コンデンサを、1つのアームの
構成素子として用い、また、他の1つのアームには可変
容量ダイオードを含んで構成されているコンデンサを備
えるとともに、残り2つの他のアームには、それぞれ所
定の静電容量値を有するコンデンサを備えて構成させた
静電容量ブリッジ回路に対して、高周波電源から動作電
圧を供給して、静電容量ブリッジ回路から複合型ヘッド
に設けられている静電容量値の検出用電極と情報記録媒
体面とによって構成される可変コンデンサの静電容量値
の変化を検出する場合に、前記の静電容量ブリッジ回路
に設けてある前記の可変容量ダイオードに与える電圧値
を制御することにより、浮遊容量ならびに回路系中で生
じるドリフトを補正して、位置情報が安定に得られるよ
うにし、また、複合型ヘッドに近接して設けられている
前記の静電容量ブリッジ回路からの出力を、低入力容量
で、かつ高入力インピーダンスの増幅器で増幅された後
に差動増幅器に供給することにより、静電容量値の検出
結果が浮遊容量の変化に影響され難い状態で、大出力で
良好なS/Nの静電容量値の検出々力が得られ、さら
に、近接して配置されている第1,第2の支持アーム
に、それぞれ取付けられている構成部分間での配線の引
きまわしが少なく浮遊容量等の不安定要素が軽減される
とともに、雑音の混入も少なくなるので、良好な状態の
静電容量値の検出々力が得られるのであり、さらにま
た、第1,第2の支持アームを用いたために、付属回路
の存在が複合型ヘッド側の動きに影響を与えることがな
く最良の動作状態での動作を行なうことができるので、
本発明の情報信号の記録再生装置によれば、既述した問
題点を良好に解決して、微小な静電容量値の変化を良好
かつ安定に検出して、複合型ヘッドを情報記録媒体の記
録跡に良好に追跡させて信号の記録再生動作を行なうこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報信号の記録再生装置の概略構成を
示すブロック図である。
【図2】情報記録媒体と複合型ヘッドとの一部を示す拡
大側断面図である。である。
【図3】本発明の情報信号の記録再生装置の一部の側断
面図である。
【図4】本発明の情報信号の記録再生装置の一部の側断
面図である。
【図5】図4に示す本発明の情報信号の記録再生装置の
平面図である。
【符号の説明】
CB1,CB2,CB3,CB4…静電容量ブリッジ回路、
HFV…高周波電源、D…情報記録媒体、E,Ei,E
1〜E4…静電容量値の検出用電極、CH…複合型ヘッ
ド、Ci,Cab,Cbc,Ccd…コンデンサ、Cv
…可変容量コンデンサ(可変コンデンサ)、Dvc…可
変容量ダイオード、Ra,Rb,Ri…抵抗、CA1〜
CA4…静電容量値の検出のための付属回路、Mh…磁
気記録情報記録再生用の磁気空隙部を有する磁気ヘッド
部、CH…複合型ヘッド、Rv…可変抵抗器(プリセッ
ト用の半固定可変抵抗器)、1,2…静電容量値の検出
のための付属回路における入力回路、4,7,8,1
0,11…増幅器、5…直線検波器、6…演算増幅器、
3,9,12…差動増幅器、13…凸部(山部)、14…
凹部(谷部)、15…アーム取付部、16…第1の支持ア
ーム、17…スペーサ、18…板部材、19…ねじ、2
0…第2の支持アーム、21…ジンバルばね、22…突
起、23,25…接続線、24…回路部、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幾何学的な形状の変化として記録跡の位
    置情報が記録されている情報記録媒体から静電容量値の
    検出用電極を用いて記録跡の位置情報を検出できる構成
    部分を備えている情報信号の記録再生装置において、前
    記した静電容量値の検出用電極を一方の極板として構成
    される可変コンデンサが、第1のアームの構成素子とさ
    れている静電容量ブリッジ回路における前記した第1の
    アームを除く他の3つのアームのそれぞれの構成素子と
    して用いられるコンデンサの内で、前記した3つのアー
    ムの内の1つのアームの構成素子として可変容量ダイオ
    ードによって静電容量値が変化できるコンデンサを用い
    て構成した静電容量ブリッジ回路を含んで構成させた静
    電容量値の変化検出部を備えてなる情報信号の記録再生
    装置。
  2. 【請求項2】 幾何学的な形状の変化として記録跡の位
    置情報が記録されている情報記録媒体から静電容量値の
    検出用電極を用いて記録跡の位置情報を検出できる構成
    部分を備えている情報信号の記録再生装置において、前
    記した静電容量値の検出用電極と磁気記録情報記録再生
    用の磁気空隙部とを備えて構成されている複合型ヘッド
    が取付けられている第1の支持アームと、前記の第1の
    支持アームの基部が取付けられている支持アーム取付部
    に基部が取付けられている第2の支持アームにおける前
    記した第1の支持アームの複合型ヘッドの取付け部分に
    近接した部分に、前記した静電容量値の検出用電極を一
    方の極板として構成される可変コンデンサが、第1のア
    ームの構成素子とされている静電容量ブリッジ回路にお
    ける前記した第1のアームを除く他の3つのアームのそ
    れぞれの構成素子として用いられるコンデンサの内で、
    前記した3つのアームの内の1つのアームの構成素子と
    して可変容量ダイオードによって静電容量値が変化でき
    るコンデンサを用いて構成した静電容量ブリッジ回路
    と、前記の静電容量ブリッジ回路に接続された検出々力
    の取出し回路等を取付け、また、前記した第1,第2の
    支持アームを一体的に情報記録媒体と相対的に変位させ
    うるようにした情報信号の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 低入力容量高入力インピーダンスの入力
    回路を備えた増幅器及び、180度の位相差を有する2
    信号を差動的に増幅する差動増幅器を含んで構成されて
    いる検出々力の取出し回路を用いた請求項2の情報信号
    の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 第1の支持アームと第2の支持アームと
    が上下方向に並列して配置されている請求項2の情報信
    号の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 第1の支持アームと第2の支持アームと
    が横方向に並列して配置されている請求項2の情報信号
    の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 低入力容量高入力インピーダンスの入力
    回路を備えた増幅器や、180度の位相差を有する2信
    号を差動的に増幅する差動増幅器を含んで構成されてい
    る検出々力の取出し回路と一体化して構成された複合型
    ヘッドを用いた請求項2の情報信号の記録再生装置。
  7. 【請求項7】 幾何学的な形状の変化として記録跡の位
    置情報が記録されている情報記録媒体から静電容量値の
    検出用電極を用いて記録跡の位置情報を検出できる構成
    部分を備えている情報信号の記録再生装置において、前
    記した静電容量値の検出用電極を一方の極板として構成
    される可変コンデンサが、第1のアームの構成素子とさ
    れている静電容量ブリッジ回路における前記した第1の
    アームを除く他の3つのアームのそれぞれの構成素子と
    して用いられるコンデンサの内で、前記した3つのアー
    ムの内の1つのアームの構成素子として可変容量ダイオ
    ードによって静電容量値が変化できるコンデンサを用い
    て構成した静電容量ブリッジ回路の検出出力回路と、前
    記した可変容量ダイオードとの間に帰還回路を構成した
    静電容量値の変化検出部を備えてなる情報信号の記録再
    生装置。
  8. 【請求項8】 帰還回路中に大きな時定数を有する時定
    数回路を設けてなる請求項7の情報信号の記録再生装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261654A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Hioki Ee Corp 高調波測定装置
JP2012506057A (ja) * 2008-10-16 2012-03-08 ウステル・テヒノロジーズ・アクチエンゲゼルシヤフト 糸検査用容量性測定回路

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JP2008261654A (ja) * 2007-04-10 2008-10-30 Hioki Ee Corp 高調波測定装置
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