JPH071921A - タイヤに挿入する滑り防止部材及びこの滑り防止部材を使用した滑り防止方法 - Google Patents

タイヤに挿入する滑り防止部材及びこの滑り防止部材を使用した滑り防止方法

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JPH071921A
JPH071921A JP5172430A JP17243093A JPH071921A JP H071921 A JPH071921 A JP H071921A JP 5172430 A JP5172430 A JP 5172430A JP 17243093 A JP17243093 A JP 17243093A JP H071921 A JPH071921 A JP H071921A
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JP
Japan
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slip
tire
tread
prevention member
slip prevention
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JP5172430A
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English (en)
Inventor
Yasunori Sato
安則 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 タイヤの凍結路面走行時の安全性を向上させ
る。 【構成】 タイヤ外周に複数個且つ凹形状のトレッド溝
6とトレッド溝により挟まれるトレッドランド8とによ
りトレッド4を形成し、トレッドランドにスリット10
あるいは挿入孔部を形成し、スリットに脱落防止機能を
付加させて挿入される滑り防止部材12を設けている。
そして、スリットあるいは挿入孔部に滑り防止部材を挿
入し、滑り防止部材の挿入時に脱落防止機能を付加させ
て滑り防止部材の脱落を防止し、車両の走行時にタイヤ
外周に挿入した滑り防止部材を路面に衝接させ、タイヤ
の滑りを防止している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はタイヤに挿入する滑り
防止部材及びこの滑り防止部材を使用した滑り防止方法
に係り、特にタイヤの外周に滑り防止部材を装着し、雪
道、特に凍結路面走行時の安全性を向上させたタイヤに
挿入する滑り防止部材及びこの滑り防止部材を使用した
滑り防止方法に関する。
【0002】
【従来の技術】降雪地においては、車両による雪道、特
に凍結路面走行時の安全性を確保するために、種々方策
が取られている。
【0003】つまり、トレッドに工夫をこらした雪道専
用のスノータイヤや、スノータイヤにスパイクピンを打
ち込んだスパイクタイヤ、そしてタイヤに捲回するタイ
ヤチエーン等を使用している。
【0004】また、市街地においては、路面に水を噴出
させて消雪を果たすべく消雪設備が施されているものも
ある。しかし、市街地以外の箇所においては、設備費用
の点で実施されていないのが現状である。
【0005】このため、市街地及び市街地以外の箇所の
別なく凍結路面を走行する際には、スリップを効果的に
防止できるスパイクタイヤを使用することが最良であっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両におい
て、図21に示す如く、一般的なタイヤ202は、外周
表面に種々のトレッドパターンを形成したゴム製のトレ
ッド204と、このトレッド204内側に位置するカー
カス205と、カーカス205の内周部位に形成される
ビード207とを有している。
【0007】前記トレッドパターンとは、タイヤの路面
に接する部位に形成される模様であり、この模様は、ス
リップ防止を第1の目的とし、トラックの駆動力と制動
力とを重視したラグパターンや、乗用車の乗心地とコー
ナリングとを考慮したリブパターン、あるいは両者の特
徴を合わせ持つブロックパターン等がある。
【0008】また、前記カーカス205に形成されるビ
ード207は、図示しないホイールの外周部位に係合さ
れ、タイヤ付き車輪を構成している。
【0009】上述の凍結路面走行時に使用されるスパイ
クタイヤに打ち込まれるスパイクピンは、鋼鉄製となっ
ていることにより、凍結路面から乾燥路面が露出されて
いる箇所においては、スパイクピンによって路面が切削
され、路面が損傷されて保守に多大な費用を要し、経済
的に不利であるとともに、切削された粉塵が大気中に混
入して粉塵公害を惹起している。
【0010】このため、近時、豪雪地域等の特別な地域
を除いて、スパイクタイヤの使用を禁止する傾向にあ
り、凍結路面走行時の安全性を向上し得るタイヤの出現
が切望されている。
【0011】また、前記トレッドパターンを変更させ接
地時のグリップ力を向上させたスタッドレスタイヤもあ
るが、凍結路面の走行用としては不十分であり、改善が
望まれていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、車両に搭載されるエンジン
からの駆動力を路面に伝達し走行するタイヤにおいて、
タイヤ外周に複数個且つ凹形状のトレッド溝とこのトレ
ッド溝により挟まれるトレッドランドとによりトレッド
を形成し、前記トレッドランドにスリットを形成し、こ
のスリットに脱落防止機能を付加させて挿入される滑り
防止部材を設けたことを特徴とする。
【0013】また、車両に搭載されるエンジンからの駆
動力を路面に伝達し走行するタイヤにおいて、タイヤ外
周に複数個且つ凹形状のトレッド溝とこのトレッド溝に
より挟まれるトレッドランドとによりトレッドを形成
し、前記トレッドランドに挿入孔部を形成し、この挿入
孔部に脱落防止機能を付加させて挿入される滑り防止部
材を設けたことを特徴とする。
【0014】更に、車両に搭載されるエンジンからの駆
動力を路面に伝達し走行するタイヤの滑り防止方法にお
いて、先ずタイヤ外周に複数個且つ凹形状のトレッド溝
とこのトレッド溝により挟まれるトレッドランドとによ
りトレッドを形成し、次に前記トレッドランドにスリッ
トを形成し、このスリットに滑り防止部材を挿入し、滑
り防止部材の挿入時に脱落防止機能を付加させて滑り防
止部材の脱落を防止し、前記車両の走行時にタイヤ外周
に挿入した滑り防止部材を路面に衝接させ、タイヤの滑
りを防止することを特徴とする。
【0015】更にまた、車両に搭載されるエンジンから
の駆動力を路面に伝達し走行するタイヤの滑り防止方法
において、先ずタイヤ外周に複数個且つ凹形状のトレッ
ド溝とこのトレッド溝により挟まれるトレッドランドと
によりトレッドを形成し、次に前記トレッドランドに挿
入孔部を形成し、この挿入孔部に滑り防止部材を挿入
し、滑り防止部材の挿入時に脱落防止機能を付加させて
滑り防止部材の脱落を防止し、前記車両の走行時にタイ
ヤ外周に挿入した滑り防止部材を路面に衝接させ、タイ
ヤの滑りを防止することを特徴とする。
【0016】
【作用】上述の如く発明したことにより、タイヤのトレ
ッドランドにスリットあるいは挿入孔部を形成し、スリ
ットや挿入孔部に滑り防止部材を挿入し、滑り防止部材
の挿入時に脱落防止機能を付加させて滑り防止部材の脱
落を防止し、車両の走行時にタイヤ外周に挿入した滑り
防止部材を路面に衝接させ、タイヤの滑りを防止してい
る。
【0017】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
【0018】図1〜図4はこの発明の第1実施例を示す
ものである。図1において、2はタイヤ、例えばスタッ
ドレスタイヤ、4はトレッドである。
【0019】前記スタッドレスタイヤ2外周たるトレッ
ド4部位には、複数個且つ凹形状のトレッド溝6を形成
するとともに、このトレッド溝6により挟まれるトレッ
ドランド8を形成し、このトレッドランド8に、例えば
スタッドレスタイヤ2の回転方向に対して直交する複数
本のスリット10を形成し、このスリット10に脱落防
止機能を付加させて挿入される滑り防止部材12を設け
た構成とする。
【0020】詳述すれば、図3に示す如く、滑り防止部
材12を硬質ゴムにより形成する際に、基部先端を挿入
し易い形状の断面矢印形状とし、滑り防止部材12の基
部に外側、例えばスタッドレスタイヤ2の回転方向に対
して平行な方向に突出する抜け防止部14を形成する。
【0021】次に作用について説明する。
【0022】前記滑り防止部材12をスタッドレスタイ
ヤ2のスリット10に挿入する際には、図4に示す如
く、滑り防止部材12の基部先端の形状を利用しつつ、
スタッドレスタイヤ2の接線S1に対して垂直に挿入
し、滑り防止部材12の一端たる外側端をスタッドレス
タイヤ2のトレッドランド8から少許突出させる。
【0023】また、前記滑り防止部材12をスタッドレ
スタイヤ2のスリット10に挿入すると、図1及び図2
に示す如く、スリット10を形成したトレッドランド8
の弾性力によりスリット10を元の形状に復帰させるべ
く滑り防止部材12を押圧することとなる。
【0024】このため、このトレッドランド8の弾性力
による押圧力と突出する抜け防止部14とが相俟ってス
リット10からの滑り防止部材12の脱落を防止してい
る。
【0025】更に、車両の走行時には、スタッドレスタ
イヤ2の外周に挿入した滑り防止部材12を路面に衝接
させ、スタッドレスタイヤの滑りを防止している。
【0026】これにより、前記スタッドレスタイヤ2の
スリット10に滑り防止部材12を挿入するのみで対処
することができ、スタッドレスタイヤの凍結路面走行時
の安全性を向上し得て、実用上有利であるとともに、取
付・取り外し作業が容易となり、しかも特別な工具を必
要とせず、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利
である。
【0027】また、前記滑り防止部材12を硬質ゴムに
より縦断面を矢印形状に形成したことにより、スタッド
レスタイヤ2のスリット10への滑り防止部材12の挿
入後には、トレッドランド8の弾性力による押圧力と突
出形成される抜け防止部14とが相俟ってスリット10
からの滑り防止部材12の脱落を確実に防止することが
でき、使い勝手を向上し得るものである。
【0028】図5〜図7はこの発明の第2実施例を示す
ものである。この第2実施例において、上述第1実施例
と同一機能を果たす箇所には同一符号を付して説明す
る。
【0029】この第2実施例の特徴とするところは、第
1実施例においては滑り防止部材12を硬質ゴムにより
断面矢印形状に形成したが、硬質ゴムにより板状部材2
0を形成するとともに、この板状部材20にプラスチッ
ク製の抜け防止部22を装着し、断面矢印形状の滑り防
止部材24を形成した点にある。
【0030】すなわち、図5及び図6に示す如く、抜け
防止部22を形成する際には、板状部材20を保持する
ために、係合溝部26の内側方向に突出する板状部材2
0の抜け阻止部28を形成する。
【0031】また、図5及び図6に示す如く、硬質ゴム
により形成した板状部材20の一端、図においては下端
を抜け防止部22の係合溝部26内に係合させ、抜け阻
止部28によって板状部材20の抜けを阻止しつつ、断
面矢印形状の滑り防止部材24を形成している。
【0032】そして、前記滑り防止部材24をスタッド
レスタイヤ2のスリットに挿入する際には、図7に示す
如く、滑り防止部材24の基部先端の形状を利用しつ
つ、スタッドレスタイヤ2の接線S2に対して少許傾斜
させて挿入する。
【0033】さすれば、前記スタッドレスタイヤ2のス
リットに滑り防止部材24を挿入するのみで対処するこ
とができることにより、上述第1実施例のものと同様
に、スタッドレスタイヤの凍結路面走行時の安全性を向
上し得て、実用上有利であるとともに、取付・取り外し
作業が容易となり、しかも特別な工具を必要とせず、コ
ストを低廉に維持し得て、経済的にも有利である。
【0034】また、前記滑り防止部材24を、硬質ゴム
からなる板状部材20と、この板状部材20に装着した
プラスチック製の抜け防止部22とにより形成したこと
により、スタッドレスタイヤ2のスリットへの滑り防止
部材24の挿入後には、トレッドランドの弾性力による
押圧力と突出するプラスチック製の抜け防止部22とが
相俟ってスリットからの滑り防止部材の脱落をより一層
確実に防止することができ、使い勝手を向上し得るもの
である。
【0035】更に、前記滑り防止部材24をスタッドレ
スタイヤ2のスリットに挿入する際に、スタッドレスタ
イヤ2の接線S2に対して少許傾斜させて挿入すること
により、傾斜方向によってグリップ力の向上、つまりグ
リップ力の調整を果たすことができるとともに、滑り防
止部材24と路面との接触状態を変化させ、凍結路面走
行時の安全性の向上に寄与し得るものである。
【0036】図8はこの発明の第3実施例を示すもので
ある。
【0037】この第3実施例の特徴とするところは、滑
り防止部材30の水平断面形状を波形形状に形成した点
にある。
【0038】すなわち、図8に示す如く、滑り防止部材
30を形成する際に、滑り防止部材30を波形形状、例
えば角部30aを有すべく折曲した形状に硬質ゴムによ
り形成する。
【0039】さすれば、前記スタッドレスタイヤのスリ
ットに滑り防止部材30を挿入した際に、角部30aが
抜け防止部として機能し、滑り防止部材30の脱落を確
実に防止することができる。
【0040】また、前記スタッドレスタイヤのスリット
に滑り防止部材30を挿入するのみで対処することがで
きることにより、上述第1及び第2実施例のものと同様
に、スタッドレスタイヤの凍結路面走行時の安全性を向
上し得て、実用上有利であるとともに、取付・取り外し
作業が容易となり、しかも特別な工具を必要とせず、コ
ストを低廉に維持し得て、経済的にも有利である。
【0041】図9はこの発明の第4実施例を示すもので
ある。
【0042】この第4実施例の特徴とするところは、滑
り防止部材40をピン形状に形成した点にある。
【0043】すなわち、図9に示す如く、前記滑り防止
部材40を、円柱部42と、この円柱部42の一端に装
着される抜け防止部として機能する円錐部44とにより
形成する。
【0044】また、この円柱部42と円錐部44とによ
り前記滑り防止部材40を形成する際に、円柱部42と
円錐部44と硬質ゴムにより一体的に形成することがで
きるとともに、円柱部42を硬質ゴムにより形成し且つ
円錐部44をプラスチックや金属にて形成してもよい。
【0045】さすれば、滑り防止部材40をスタッドレ
スタイヤに装着する際には、スタッドレスタイヤのスリ
ットに複数個の滑り防止部材40を配設したり、スタッ
ドレスタイヤのトレッドランドに新たに挿入孔部(図示
せず)を形成し、この挿入孔部に滑り防止部材40を挿
入することもでき、円錐部44が抜け防止部として機能
し、滑り防止部材40の脱落を確実に防止することがで
きる。
【0046】また、前記スタッドレスタイヤのスリット
あるいは挿入孔部に滑り防止部材40を挿入するのみで
対処することができることにより、上述第1〜第3実施
例のものと同様に、スタッドレスタイヤの凍結路面走行
時の安全性を向上し得て、実用上有利であるとともに、
取付・取り外し作業が容易となり、しかも特別な工具を
必要とせず、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有
利である。
【0047】図10はこの発明の第5実施例を示すもの
である。
【0048】この第5実施例の特徴とするところは、上
述の第4実施例においては滑り防止部材40を抜け防止
部として機能する円錐部44を有するピン形状に形成し
たが、滑り防止部材50を棒状に形成し、この滑り防止
部材50を2次的に湾曲させて抜け防止部として機能さ
せる構成とした点にある。
【0049】すなわち、図10に示す如く、硬質ゴムに
よって棒状の滑り防止部材50を形成する際に、滑り防
止部材50を2次的に湾曲、つまり2次元上において湾
曲させる。
【0050】さすれば、滑り防止部材50をスタッドレ
スタイヤ2に装着する際には、スタッドレスタイヤのト
レッドランドに新たに挿入孔部(図示せず)を形成し、
この挿入孔部に滑り防止部材50を挿入することがで
き、2次的な湾曲形状が抜け防止部として機能し、滑り
防止部材50の脱落を確実に防止することができる。
【0051】また、前記スタッドレスタイヤの挿入孔部
に滑り防止部材50を挿入するのみで対処することがで
きることにより、上述第1〜第4実施例のものと同様
に、スタッドレスタイヤの凍結路面走行時の安全性を向
上し得て、実用上有利であるとともに、取付・取り外し
作業が容易となり、しかも特別な工具を必要とせず、コ
ストを低廉に維持し得て、経済的にも有利である。
【0052】図11はこの発明の第6実施例を示すもの
である。
【0053】この第6実施例の特徴とするところは、上
述第5実施例においては滑り防止部材50を2次的に湾
曲させて抜け防止部として機能させる構成としたが、滑
り防止部材60を棒状に形成し、この滑り防止部材60
を3次的に湾曲させて抜け防止部として機能させる構成
とした点にある。
【0054】すなわち、図11に示す如く、硬質ゴムに
よって棒状の滑り防止部材60を形成する際に、滑り防
止部材60を3次的に湾曲、つまり螺旋形状に湾曲させ
る。
【0055】さすれば、滑り防止部材60をスタッドレ
スタイヤに装着する際には、スタッドレスタイヤのスリ
ットに複数個の滑り防止部材60を配設したり、スタッ
ドレスタイヤのトレッドランドに新たに挿入孔部(図示
せず)を形成し、この挿入孔部に滑り防止部材60を挿
入することもでき、3次的な湾曲形状が抜け防止部とし
て機能し、滑り防止部材60の脱落を確実に防止するこ
とができる。
【0056】また、前記スタッドレスタイヤのスリット
あるいは挿入孔部に滑り防止部材60を挿入するのみで
対処することができることにより、上述第1〜第5実施
例のものと同様に、スタッドレスタイヤの凍結路面走行
時の安全性を向上し得て、実用上有利であるとともに、
取付・取り外し作業が容易となり、しかも特別な工具を
必要とせず、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有
利である。
【0057】図12及び図13はこの発明の第7実施例
を示すものである。
【0058】この第7実施例の特徴とするところは、断
面星形形状の棒状部材70を捩ることにより外周面部位
に凹凸形状を現出させた滑り防止部材72を形成すると
ともに、滑り防止部材72の基部先端の捩り状態を密と
して抜け防止部74を形成した点にある。
【0059】すなわち、図13に示す如く、硬質ゴムに
よって滑り防止部材72を形成する際に、断面星形形状
の棒状部材70を捩ることにより外周面部位に凹凸形状
を現出させるとともに、基部先端の捩り状態のみを密と
し、基部先端に抜け防止部74を形成するものである。
【0060】さすれば、滑り防止部材72をスタッドレ
スタイヤ2に装着する際には、図12に示す如く、スタ
ッドレスタイヤ2のトレッドランド8に新たに挿入孔部
76を形成し、この挿入孔部76に滑り防止部材72を
挿入する。そして、捩り状態を密とした抜け防止部74
が機能し、滑り防止部材72の脱落を確実に防止するこ
とができる。
【0061】また、前記スタッドレスタイヤ2の挿入孔
部76に滑り防止部材72を挿入するのみで対処するこ
とができることにより、スタッドレスタイヤの凍結路面
走行時の安全性を向上し得て、実用上有利であるととも
に、取付・取り外し作業が容易となり、しかも特別な工
具を必要とせず、コストを低廉に維持し得て、経済的に
も有利である。
【0062】更に、図12に示す如く、前記スタッドレ
スタイヤ2の挿入孔部76に滑り防止部材72を挿入す
る際に、挿入孔部76の最奥部まで滑り防止部材72を
挿入しない構成とすれば、走行時に路面の堅さに応じて
滑り防止部材72が進退移動することとなり、環境、つ
まり路面に優しいものとし得て、使い勝手を向上し得る
ものである。
【0063】図14はこの発明の第8実施例を示すもの
である。
【0064】この第8実施例の特徴とするところは、滑
り防止部材80を棒状に形成するとともに、スタッドレ
スタイヤ2のトレッドランド8に形成される挿入孔部8
2を断面矩形状に形成した点にある。
【0065】すなわち、図14(a)に示す如く、滑り
防止部材80を硬質ゴムにより棒状に形成するととも
に、スタッドレスタイヤ2のトレッドランド8には、断
面矩形状の挿入孔部82を形成し、この挿入孔部82を
滑り防止部材80の挿入時の抜け防止部として機能させ
るものである。
【0066】さすれば、滑り防止部材80をスタッドレ
スタイヤ2に装着する際には、図14(a)に示す如
く、スタッドレスタイヤ2のトレッドランド8に形成し
た挿入孔部82に滑り防止部材80を挿入し、図14
(b)に示す如く、挿入孔部82を変形させる。そし
て、変形した挿入孔部82が抜け防止部として機能し、
滑り防止部材80の脱落を確実に防止することができ
る。
【0067】また、前記スタッドレスタイヤ2の挿入孔
部82に滑り防止部材80を挿入するのみで対処するこ
とができることにより、スタッドレスタイヤの凍結路面
走行時の安全性を向上し得て、実用上有利であるととも
に、取付・取り外し作業が容易となり、しかも特別な工
具を必要とせず、コストを低廉に維持し得て、経済的に
も有利である。
【0068】なお、この発明は上述第1〜第8実施例に
限定されるものではなく、種々の応用改変が可能であ
る。
【0069】例えば、この発明の第1実施例において
は、滑り防止部材12を硬質ゴムにより形成する際に、
基部先端を断面矢印形状に形成したが、滑り防止部材に
抜け防止機能を付加できる形状であればよく、図15に
示す如く、断面台形状に滑り防止部材90を形成し、幅
の大なる一辺90aを基部先端とすることもできる。
【0070】また、図16(a)に示す如く、滑り防止
部材100Aを形成する際に、厚みを略同一とし、滑り
防止部材100Aの側面部位に抜け方向に対して逆方
向、つまり挿入方向への動作のみを許容する波形状の抜
け防止部102を形成したり、図16(b)に示す如
く、滑り防止部材100Bを形成する際に、厚みを略同
一とし、滑り防止部材100Bの側面部位に波形状の抜
け防止部104を形成することもできる。
【0071】更に、この発明の各実施例においては、図
17に一点鎖線で示す如く、スタッドレスタイヤ2の回
転方向に対して直交すべく、トレッドランド8に形成さ
れるスリット10を使用して滑り防止部材を挿入する構
成としたが、図17に実線で示す如く、スタッドレスタ
イヤ2の回転方向に対して傾斜すべく、トレッドランド
8にスリット110を形成し、このスリット110に図
示しない滑り防止部材を挿入することもできる。さすれ
ば、傾斜によって直進走行のみならず、コーナリング時
のグリップ力の向上に寄与し得るものである。
【0072】更にまた、この発明の第4実施例において
は、前記滑り防止部材40を、円柱部42と、この円柱
部42の一端に装着される抜け防止部として機能する円
錐部44とにより形成したが、抜け防止部として機能す
る形状であればよく、図18(a)に示す如く、円柱部
120と球体部122とにより滑り防止部材124を形
成することができるとともに、図18(b)に示す如
く、截頭円錐形状に滑り防止部材130を形成すること
もできる。
【0073】また、前記滑り防止部材を挿入孔部に挿入
する際に、図19に示す如く、滑り防止部材140を断
面楕円形状に形成するとともに、挿入孔部142を断面
円形状に形成し、挿入孔部142への滑り防止部材14
0の挿入時に、両者の断面形状の相違を抜け防止部とし
て機能させることも可能である。
【0074】更に、図20に示す如く、滑り防止部材1
50を形成することもできる。つまり、硬質ゴムにより
板状部材152を形成するとともに、この板状部材15
2に金属製の抜け防止部154を装着し、前記滑り防止
部材150を形成するものである。詳述すれば、抜け防
止部154を形成する際に、金属板に表裏両面からたが
ね等の器具によって穿孔を施し、金属板の表裏両面に突
出部156を形成し、この突出部156により抜け防止
を行うものである。この突出部156は、例えば金属板
に表面側の第1突出部156−1と裏面側の第2突出部
156−2とからなり、裏面を内側に位置させつつ前記
板状部材152を抱持すべく金属板を湾曲させ、第1突
出部156−1を前記滑り防止部材150の抜け防止と
して機能させるとともに、第2突出部156−2を板状
部材152の抜け防止として機能させる。このとき、第
1、第2突出部156−1、156−2の突出時の角度
を調整すれば、滑り防止部材150の挿入作業を容易と
し且つ抜け防止を確実に果たし得るものである。
【0075】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、車両に搭載されるエンジンからの駆動力を路面に伝
達し走行するタイヤにおいて、タイヤ外周に複数個且つ
凹形状のトレッド溝とこのトレッド溝により挟まれるト
レッドランドとによりトレッドを形成し、前記トレッド
ランドにスリットを形成し、このスリットに脱落防止機
能を付加させて挿入される滑り防止部材を設けたので、
前記タイヤのスリットに滑り防止部材を挿入するのみで
対処することができ、タイヤの凍結路面走行時の安全性
を向上し得るとともに、取付・取り外し作業が容易とな
り、しかも特別な工具を必要とせず、コストを低廉に維
持し得る。また、前記滑り防止部材のスリットへの挿入
時に脱落防止機能を付加させることにより、トレッドラ
ンドの弾性力による押圧力と脱落防止機能とが相俟って
スリットからの滑り防止部材の脱落を確実に防止するこ
とができ、使い勝手を向上し得る。
【0076】また、車両に搭載されるエンジンからの駆
動力を路面に伝達し走行するタイヤにおいて、タイヤ外
周に複数個且つ凹形状のトレッド溝とこのトレッド溝に
より挟まれるトレッドランドとによりトレッドを形成
し、前記トレッドランドに挿入孔部を形成し、この挿入
孔部に脱落防止機能を付加させて挿入される滑り防止部
材を設けたので、前記タイヤの挿入孔部に滑り防止部材
を挿入するのみで対処することができ、タイヤの凍結路
面走行時の安全性を向上し得るとともに、取付・取り外
し作業が容易となり、しかも特別な工具を必要とせず、
コストを低廉に維持し得る。また、前記滑り防止部材の
挿入孔部への挿入時に脱落防止機能を付加させることに
より、トレッドランドの弾性力による押圧力と脱落防止
機能とが相俟って挿入孔部からの滑り防止部材の脱落を
確実に防止することができ、使い勝手を向上し得る。
【0077】更に、車両に搭載されるエンジンからの駆
動力を路面に伝達し走行するタイヤの滑り防止方法にお
いて、先ずタイヤ外周に複数個且つ凹形状のトレッド溝
とこのトレッド溝により挟まれるトレッドランドとによ
りトレッドを形成し、次に前記トレッドランドにスリッ
トを形成し、このスリットに滑り防止部材を挿入し、滑
り防止部材の挿入時に脱落防止機能を付加させて滑り防
止部材の脱落を防止し、前記車両の走行時にタイヤ外周
に挿入した滑り防止部材を路面に衝接させ、タイヤの滑
りを防止することにより、タイヤの凍結路面走行時の安
全性を向上し得るとともに、取付・取り外し作業が容易
となり、しかも特別な工具を必要とせず、コストを低廉
に維持し得る。また、前記滑り防止部材のスリットへの
挿入時に脱落防止機能を付加させることにより、トレッ
ドランドの弾性力による押圧力と脱落防止機能とが相俟
ってスリットからの滑り防止部材の脱落を確実に防止す
ることができる。
【0078】更にまた、車両に搭載されるエンジンから
の駆動力を路面に伝達し走行するタイヤの滑り防止方法
において、先ずタイヤ外周に複数個且つ凹形状のトレッ
ド溝とこのトレッド溝により挟まれるトレッドランドと
によりトレッドを形成し、次に前記トレッドランドに挿
入孔部を形成し、この挿入孔部に滑り防止部材を挿入
し、滑り防止部材の挿入時に脱落防止機能を付加させて
滑り防止部材の脱落を防止し、前記車両の走行時にタイ
ヤ外周に挿入した滑り防止部材を路面に衝接させ、タイ
ヤの滑りを防止することにより、タイヤの凍結路面走行
時の安全性を向上し得るとともに、取付・取り外し作業
が容易となり、しかも特別な工具を必要とせず、コスト
を低廉に維持し得る。また、前記滑り防止部材の挿入孔
部への挿入時に脱落防止機能を付加させることにより、
トレッドランドの弾性力による押圧力と脱落防止機能と
が相俟って挿入孔部からの滑り防止部材の脱落を確実に
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示すスタッドレスタイ
ヤのトレッドの概略斜視図である。
【図2】滑り防止部材挿入時のスタッドレスタイヤのト
レッドの概略平面図である。
【図3】滑り防止部材の斜視図である。
【図4】スタッドレスタイヤへの滑り防止部材の挿入状
態を示す概略図である。
【図5】この発明の第2実施例を示す滑り防止部材の概
略斜視図である。
【図6】滑り防止部材の断面図である。
【図7】スタッドレスタイヤへの滑り防止部材の挿入状
態を示す概略図である。
【図8】この発明の第3実施例を示す滑り防止部材の斜
視図である。
【図9】この発明の第4実施例を示す滑り防止部材の斜
視図である。
【図10】この発明の第5実施例を示す滑り防止部材の
概略斜視図である。
【図11】この発明の第6実施例を示す滑り防止部材の
概略斜視図である。
【図12】この発明の第7実施例を示すスタッドレスタ
イヤへの滑り防止部材の挿入状態を示す概略拡大図であ
る。
【図13】滑り防止部材の斜視図である。
【図14】この発明の第8実施例を示し、(a)はスタ
ッドレスタイヤへの滑り防止部材の挿入前の状態を示す
概略図、(b)はスタッドレスタイヤへの滑り防止部材
の挿入時の状態を示す概略図である。
【図15】この発明の第1の他の実施例を示す滑り防止
部材の概略斜視図である。
【図16】この発明の第2の他の実施例を示し、(a)
は滑り防止部材の拡大断面図、(b)は滑り防止部材の
拡大断面図である。
【図17】この発明の第3の他の実施例を示すスタッド
レスタイヤのトレッド部分の概略図である。
【図18】この発明の第4の他の実施例を示し、(a)
は滑り防止部材の斜視図、(b)は滑り防止部材の斜視
図である。
【図19】この発明の第5の他の実施例を示すスタッド
レスタイヤの挿入孔部への滑り防止部材の挿入前の状態
を示す概略斜視図である。
【図20】この発明の第6の他の実施例を示す滑り防止
部材の概略拡大断面図である。
【図21】この発明の従来の技術を示すタイヤの概略図
である。
【符号の説明】
2 スタッドレスタイヤ 4 トレッド 6 トレッド溝 8 トレッドランド 10 スリット 12 滑り防止部材 14 抜け防止部
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図15】
【図13】
【図14】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されるエンジンからの駆動力
    を路面に伝達し走行するタイヤにおいて、タイヤ外周に
    複数個且つ凹形状のトレッド溝とこのトレッド溝により
    挟まれるトレッドランドとによりトレッドを形成し、前
    記トレッドランドにスリットを形成し、このスリットに
    脱落防止機能を付加させて挿入される滑り防止部材を設
    けたことを特徴とするタイヤに挿入する滑り防止部材。
  2. 【請求項2】 車両に搭載されるエンジンからの駆動力
    を路面に伝達し走行するタイヤにおいて、タイヤ外周に
    複数個且つ凹形状のトレッド溝とこのトレッド溝により
    挟まれるトレッドランドとによりトレッドを形成し、前
    記トレッドランドに挿入孔部を形成し、この挿入孔部に
    脱落防止機能を付加させて挿入される滑り防止部材を設
    けたことを特徴とするタイヤに挿入する滑り防止部材。
  3. 【請求項3】 車両に搭載されるエンジンからの駆動力
    を路面に伝達し走行するタイヤの滑り防止方法におい
    て、先ずタイヤ外周に複数個且つ凹形状のトレッド溝と
    このトレッド溝により挟まれるトレッドランドとにより
    トレッドを形成し、次に前記トレッドランドにスリット
    を形成し、このスリットに滑り防止部材を挿入し、滑り
    防止部材の挿入時に脱落防止機能を付加させて滑り防止
    部材の脱落を防止し、前記車両の走行時にタイヤ外周に
    挿入した滑り防止部材を路面に衝接させ、タイヤの滑り
    を防止することを特徴とするタイヤに挿入する滑り防止
    部材を使用した滑り防止方法。
  4. 【請求項4】 車両に搭載されるエンジンからの駆動力
    を路面に伝達し走行するタイヤの滑り防止方法におい
    て、先ずタイヤ外周に複数個且つ凹形状のトレッド溝と
    このトレッド溝により挟まれるトレッドランドとにより
    トレッドを形成し、次に前記トレッドランドに挿入孔部
    を形成し、この挿入孔部に滑り防止部材を挿入し、滑り
    防止部材の挿入時に脱落防止機能を付加させて滑り防止
    部材の脱落を防止し、前記車両の走行時にタイヤ外周に
    挿入した滑り防止部材を路面に衝接させ、タイヤの滑り
    を防止することを特徴とするタイヤに挿入する滑り防止
    部材を使用した滑り防止方法。
JP5172430A 1993-06-18 1993-06-18 タイヤに挿入する滑り防止部材及びこの滑り防止部材を使用した滑り防止方法 Pending JPH071921A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021187436A (ja) * 2020-06-02 2021-12-13 ハンコック タイヤ アンド テクノロジー カンパニー リミテッドHankook Tire & Technology Co., Ltd. 3dカーフを適用した空気入りタイヤ

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