JPH07192139A - 分割点設定方法 - Google Patents

分割点設定方法

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JPH07192139A
JPH07192139A JP33034393A JP33034393A JPH07192139A JP H07192139 A JPH07192139 A JP H07192139A JP 33034393 A JP33034393 A JP 33034393A JP 33034393 A JP33034393 A JP 33034393A JP H07192139 A JPH07192139 A JP H07192139A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】文字・図形等の2値の2次元パターンの輪郭線
を、いくつかの区間に分割する分割点を設定する。 【構成】文字・図形の輪郭線をいくつかの区間に分割す
る分割点設定方式において、輪郭線を少なくとも単調増
加あるいは単調減少の区間に分割する第1の分割点設定
手段と、第1の分割点設定手段で設定された連続する2
つの分割点間の輪郭線の形状を調べ、単一の3次曲線で
近似できない区間には新たな分割点を設定する第2の分
割点設定手段により分割点を設定するようにした。 【効果】各分割点間は必ず直線か単一の3次曲線で近似
できるので、高速なアウトラインベクトル化処理が可能
となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字・図形等の2値化
された2次元パターンの輪郭線を複数の区間に分割し直
線や曲線で近似することによりベクトルデータを生成す
るアウトラインベクトル化処理において、輪郭線を複数
の区間に分割するための点(以下分割点という)を設定
する分割点設定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】文字・図形の輪郭線のアウトラインベク
トル化処理は、輪郭線を複数の区間に分割する分割点設
定処理と、各区間を直線や曲線で近似するあてはめ処理
からなる。従来良く用いられる方法を図6、図7を用い
て簡単に説明する。まず、文字・図形から抽出された輪
郭データを図7の510が読み出す。読み出された輪郭
データに対し図7の520では図6に示すように適当な
位置に初期分割点が設定され記憶される。次に図7の5
30のあてはめ処理では、連続する2つの分割点の間
(以下近似区間ともいう)の輪郭線を直線または曲線で
近似し(図7の531)、近似誤差の計算を行う(図7
の732)。そして近似誤差があらかじめ決められた閾
値と比較され(図7の733)、閾値以下であればあて
はめ処理を終了するが、閾値より大きいときは、新しい
分割点を設定し(図7の734)、また、直線や曲線で
近似を行う。同様にして近似誤差が閾値以下になるまで
この動作が繰り返されるという方法である。しかしなが
ら、上記初期分割点の設定位置が適当でないと、あては
め処理で新しい分割点がどんどん増え効率的なベクトル
データが生成されない。また、新しい分割点の位置が適
切でないと近似線が滑らかでなくなる可能性があるなど
の問題がある。これを解決するため、適切な位置に初期
分割点を設定するための方法として、例えば特開昭63
−214759公報に記載されている方法が知られてい
る。これは、輪郭線のX軸方向とY軸方向の極値、及
び、輪郭線上のX軸に平行な直線区間の前後でY軸方向
の向きが反転している前記直線区間の両端点、及び、輪
郭線上でY軸に平行な直線区間の前後でX軸方向の向き
が反転している前記直線区間の両端点に初期分割点を設
定するようにしたことで、それ以前の方法に比べ、近似
区間を直線あるいは曲線で精度良く近似することができ
るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の方法に
おいても、あてはめ処理において、各近似区間で直線ま
たは曲線近似、近似誤差の計算と閾値との比較、新しい
分割点の設定が繰り返されるため、処理に時間がかか
る、あるいは、近似結果が滑らかでなくなる可能性が高
いといった問題点がある。
【0004】本発明の目的は、上記欠点を取り除き、元
画像に対する近似精度が高く、高速な輪郭近似を可能と
する分割点設定方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】文字・図形等の2値化さ
れた2次元パターンの輪郭線を直線や曲線で近似するた
めに前記輪郭線を複数の区間に分割する点(以下分割点
という)を前記輪郭線上に設定するするための分割点設
定方法において、前記輪郭線を少なくとも直線区間ある
いは単調増加区間あるいは単調減少区間に分割するよう
に分割点を設定する第1の分割点設定手段と、前記第1
の分割点設定手段により設定された連続する2つの分割
点の間の輪郭形状を調べ必要があれば新たな分割点を設
定する第2の分割点設定手段により分割点を設定するよ
うにしたことを特徴とする分割点設定方式。
【0006】前記第2の分割点設定手段は、第1の分割
点設定手段から得られる連続する2つの分割点の間の輪
郭線を直線で近似するか曲線で近似するかの判断を行う
曲線判断部と、前記曲線判断部で曲線区間であると判断
された場合に単1の3次曲線で近似可能かどうかを判断
する3次曲線判断部と、前記3次曲線判断部により単一
の3次曲線で近似できないと判断された場合に新たな分
割点を設定する補助分割点設定部により分割点を設定す
るようにしたことを特徴とする請求項1記載の分割点設
定方式。
【0007】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例を示すフローチャート、図2
は図1の103を詳細に説明するためのフローチャー
ト、図3〜4は本発明を説明するための図である。以下
図面を用いて本発明の実施例を説明する。文字・図形の
2値化された2次元パターン(以下入力画像という)か
ら得られた輪郭線データが数値座標データとして輪郭デ
ータ記憶装置に記憶されており、図1の101は、前記
輪郭データ記憶装置より1閉曲線をなす輪郭座標データ
を読み出し102に進む。もし、読み出す輪郭データが
終了したときは全体の処理を終了するようになってい
る。図1の102では、少なくとも輪郭データを直線区
間か単調増加区間あるいは単調減少区間に分割するよう
な分割点を設定し103に進む。簡単には、輪郭データ
のX軸方向の変化とY軸方向変化を調べそれぞれの極値
や極値の両端点に分割点を設定するようにする。これ
は、前記の従来の技術の項で記載した初期分割点の設定
に相当し、他のより効率的な初期分割点の設定方法を用
いても良い。図1の103では、102の第1の分割点
設定手段で設定された連続する2つの分割点の間の輪郭
データを調べ必要があれば新たに分割点を設定するよう
になっている。そして、図1の104で設定された分割
点を記憶する。次に、図1の103の動作を図2を用い
て詳しく説明すると、図2の201は図1の102で設
定された2つの連続する分割点とその間の輪郭データを
読み出す。読み出すデータが終了したときは第2の分割
点の設定処理を終了し、図1の104に進むようになっ
ている。図2の202は201で読み出された近似区間
の輪郭データが直線で近似可能かどうかを判断する。こ
こで、直線近似が可能であるとされた場合は直線近似区
間であるとして、そのまま図2の201に戻る。しか
し、直線近似が可能でないときは曲線近似区間であると
判断し、次の203の3次曲線判断部に進む。図2の2
03では、近似区間の輪郭データが単一の3次曲線で近
似可能かどうかを判断し、近似可能であると判断したと
きには、そのまま201に戻る。もし、単一の3次曲線
で近似不可能であると判断された場合は次の204に進
む。図2の204では、現在の近似区間に1つ以上の新
しい分割点を設定し、近似区間内の連続する2つの分割
点の間が単一の3次曲線で近似可能にするようになって
いる。続いて、図2の202,203,204について
さらに説明する。図2の202の曲線判断部の処理の一
例を図3に示す。近似区間においていくつかの近似誤差
を計算し、それぞれの近似誤差が閾値より大きいときは
曲線であると判断するような方法が考えられる。図2の
203の3次曲線判断部の処理例を図4に示す。図4に
示すように近似直線と輪郭との距離(符号付きの距離と
する)の増減を調べる。単一の3次曲線では増減が必ず
3以下となるので、増減が3以上であれば単一の3次曲
線で近似できないと判断するようにすれば良い。なお、
輪郭データはディジタルデータであるため微少な増減が
多数現れることが考えられるが、平滑化等により滑らか
にすることが有効である。また、より正確に調べるため
には、輪郭データと近似曲線の増減の回数だけでなく増
減量について調べることも考えられる。図2の204の
補助分割点設定部では、前述の増減回数に応じて分割点
を設定するようにすれば良い。例えば増減数が4以上の
時には増減区間を数えたときの偶数番目と奇数番目の境
に設定するようにすることが考えられる。図4を用いて
説明すると、[増加、減少、増加、減少]となっている
ので、2番目の減少区間と3番目の増加区間の境(図中
の○印)に新しい分割点を設定する。なお上記202,
203,204については他の方法を用いることも可能
である。
【0008】
【発明の効果】以上に実施例を上げて詳しく述べたよう
に、本発明により、入力画像の輪郭線を複数の区間に分
割する分割点は、ほとんどの分割点間が直線か単一の3
次曲線で近似可能になる。これによりアウトラインベク
トル化処理のあてはめ処理では、図5に示すように近似
直線または近似曲線の計算だけでよく、効率的で高速な
アウトラインベクトル化処理の実現が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すフローチャートである。
【図2】本発明の実施例を詳しく説明するためのフロー
チャートである。
【図3】本発明の実施例で曲線判定部の動作の一例を示
す図である。
【図4】本発明の実施例で3次曲線判定部と補助分割点
設定部の動作の一例を示す図である。
【図5】本発明の実施例の効果を示す図である。
【図6】従来例を示す図である。
【図7】従来例を示す図である。
【符号の説明】
101 輪郭データの読み出し手段 102 第一の分割点設定手段(初期分割点設定手
段) 103 第二の分割点設定手段 104 分割点記憶手段 201 分割点読みだし部 202 曲線判定部 203 3次曲線判断部 204 補助分割点設定部 510 輪郭データの読みだし処理 520 分割点の設定処理 530 あてはめ(曲線近似)処理 531 近似処理 732 近似誤差の計算 733 近似誤差の比較 734 新しい分割点の設定

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字・図形等の2値化された2次元パタ
    ーンの輪郭線を直線や曲線で近似するために前記輪郭線
    を複数の区間に分割する点(以下分割点という)を前記
    輪郭線上に設定するするための分割点設定方法におい
    て、 前記輪郭線を少なくとも直線区間あるいは単調増加区間
    あるいは単調減少区間に分割するように分割点を設定す
    る第1の分割点設定手段と、前記第1の分割点設定手段
    により設定された連続する2つの分割点の間の輪郭形状
    を調べ必要があれば新たな分割点を設定する第2の分割
    点設定手段により分割点を設定するようにしたことを特
    徴とする分割点設定方法。
  2. 【請求項2】 前記第2の分割点設定手段は、前記第1
    の分割点設定手段から得られる連続する2つの分割点の
    間の輪郭線を直線で近似するか曲線で近似するかの判断
    を行う曲線判断部と、前記曲線判断部で曲線区間である
    と判断された場合に単一の3次曲線で近似可能かどうか
    を判断する3次曲線判断部と、前記3次曲線判断部によ
    り前記単一の3次曲線で近似できないと判断された場合
    に新たな分割点を設定する補助分割点設定部により分割
    点を設定するようにしたことを特徴とする請求項1記載
    の分割点設定方法。
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