JPH07191401A - 撮影情報記録装置 - Google Patents

撮影情報記録装置

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JPH07191401A
JPH07191401A JP5348518A JP34851893A JPH07191401A JP H07191401 A JPH07191401 A JP H07191401A JP 5348518 A JP5348518 A JP 5348518A JP 34851893 A JP34851893 A JP 34851893A JP H07191401 A JPH07191401 A JP H07191401A
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JP
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JP5348518A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Miura
康晶 三浦
Tetsuro Goto
哲朗 後藤
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誤ったデータが写し込まれるのを防止すると
共に、無駄な電池消耗を抑えたデータバック装置を得
る。 【構成】 撮影に関連する情報が記録された記録手段を
着脱可能に構成され、記録手段内の記録情報を、対象と
なる撮影画面の近傍に写込み記録可能な写込み記録手段
を有する写込み記録装置において、記録手段が記録可能
な状態か否かを検出する検出手段と、検出手段により記
録手段が記録可能な状態でないと検出された時に、写込
み記録手段を不作動とする制御部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラと組み合せて使
用することで、コピーライトマーク、撮影年月日、撮影
者の氏名等の撮影情報を記録するのに最適な撮影情報記
録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プロカメラマンは自分の撮影した映像に
常に著作権を意識しており、自分固有の作品であること
を主張するために、プリント印画紙の裏などにコピーラ
イトマーク、撮影年月日、撮影者の氏名などを必ず記し
ている。これによって撮影者の特定と版権の所在を主張
し保護を受けることができ、他人が勝手に複写すること
等が禁止される。
【0003】一方従来より、カメラのアクセサリとし
て、日付などをフィルム上に記録する装置がデータバッ
クと称して存在している。これはLED(発光ダイオー
ド)等によって所望の数字をフィルム上の撮影画面内外
に光学的に記録するものである。この装置によって、被
写体像のほかに撮影日時などが自動的に記録されるの
で、後でフィルムを整理する場合等に便利である。
【0004】以上のような2つの要素を結合させ、コピ
ーライトマークなどの撮影情報をフィルム上に写込み記
録する方法等は、例えば特願平4−256100号に開
示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データバック装置では、日付、時刻、フィルムカウント
値、露出データ等を記録する機能のみ要求されていたた
め、写込み記録用の素子は数字のみを表現可能ないわゆ
る7セグメント素子を並べて構成されていた。したがっ
て、著作権主張者氏名をアルファベットで記録すること
は不可能であった。アルファベットを記録するためには
14セグメントの素子または5×7ドットマトリクス素
子を使用すれば可能であることは知られているが、極め
て狭い撮影画面間に写し込むために、素子自体を非常に
小さくせねばならず、文字品質が落ちる問題や、製造コ
ストのアップ等の問題が新たに発生する。
【0006】また仮にそのような素子が実現されたとし
ても、通常の人名を表記するためには、場合によっては
16桁以上の桁数を要求されるから、これらのすべての
セグメントを駆動するために、複雑な処理回路や多くの
消費電流が必要となる。
【0007】一方、数字に比して複雑である英文字を写
し込む技術としては、例えば実公昭57−51382号
公報に開示されるようなマスキング板を使用したものが
ある。これは文字部が光学的に透過され、他の部分は不
透過であるようなマスキング板の裏面より均一光を投射
し、通過した文字光束をフィルム面に露光させて写込み
記録するものである。
【0008】このような、事前に必要なデータの記録さ
れた記録媒体を使用する装置においては、複雑な英文字
も特に制約なく写込み記録でき、上記のようなコピーラ
イト関連で人名等を写し込むには好適である。
【0009】しかしながら、このような従来の装置にお
いては、撮影者によりマスキング板を交換する必要性が
ありこれを脱着可能に構成することになるが、マスキン
グ板を装填せずに撮影すると均一光の露光になってしま
ったり、マスキング板の装填方向を誤って氏名が上下あ
るいは表裏逆に写し込まれてしまうという危険性があ
る。また、誤った写し込みのための発光は発光素子に無
駄な電流を流すことであるから、いたずらに電池消耗を
招いてしまうという欠点もある。
【0010】従来の装置や開示例においては、以上のよ
うな問題点があったために、例えばコピーライトに関す
るマークや氏名のような英文字を含むデータを写込み記
録可能なデータバックを実現するためには多くの障害が
あった。
【0011】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされた
もので、誤ったデータが写し込まれるのを防止すると共
に、無駄な電池消耗を抑えたデータバック装置を得るこ
とを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明による撮影情報記録装置は、撮影に関連する
情報が記録された記録手段を着脱可能に構成され、記録
手段内の記録情報を、対象となる撮影画面の近傍に写込
み記録可能な写込み記録手段を有する写込み記録装置に
おいて、記録手段が記録可能な状態か否かを検出する検
出手段と、検出手段により記録手段が記録可能な状態で
ないと検出された時に、写込み記録手段を不作動とする
制御部を設けるように構成されている。
【0013】
【作用】上記構成の撮影情報記録装置においては、コピ
ーライトマークや著作権者名等の撮影に関連するデータ
の記録された記録手段が、装置に装填されない場合や逆
さまに装填された場合等、記録可能な状態にない場合に
は、写し込み記録手段を動作させないことで写し込み記
録を行わないように構成されているため、誤ったデータ
が写し込まれるのを防止すると共に、無駄な電池消耗を
抑えたデータバック装置を得ることが可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0015】図1は、本発明による撮影情報記録装置の
一実施例を示す斜視図であり、本発明による撮影情報記
録装置をカメラに装着した外観を示している。
【0016】図1において、カメラ1に装着されたレン
ズ2を通過した被写体像はファインダ3で視認され、シ
ャッタボタン4を押すと装填されているフィルム上に露
光される。液晶表示デバイス6は、カメラ1の様々な情
報を表示するためにカメラ1の上部に設置される。デー
タバック5は、複数の操作ボタン群8と液晶表示デバイ
ス7を有するとともに、係止部9の操作によって開閉可
能な蓋部10を有している。操作ボタン群8としては、
設定開始/終了、機能選択、数値選択、数値修正、写込
み/非写込み切り替えの5個のボタンが用意されてい
る。これらの用途については図12の処理ルーチンと共
に後述する。蓋部10の外側にはオンオフ切り替え可能
なカードスイッチ11が設けられている。
【0017】図2は、図1におけるデータバック5を開
いた状態の外観を示す斜視図である。不図示のフィルム
カートリッジはフィルム室12に装填され、引き出され
たフィルムはアパーチャ13上を通過してスプール14
に巻き付けられる。ここでデータバック5の内側にはフ
ィルムをアパーチャ13に密着させる役目を果たす圧板
15が設置されている。圧板15には、2カ所に孔16
および17が設けられ、これらの孔16および17を介
して写し込まれるべきコピーライトに関するデータや時
刻に関するデータ等がフィルム裏面に投影され、光学的
に記録される。
【0018】データバック5に対して写込み動作を指令
する写込み信号は、カメラ1のアパーチャ13外周とデ
ータバック5の圧板15下部にそれぞれペアで設けられ
た複数の接点19および18を介して授受される。
【0019】図3は、図1におけるデータバック5の蓋
部10を開いた状態の外観を示す斜視図である。カード
21にはマスク部22及びランド23が設けられてい
る。マスク部22には、写し込むべき文字部のみを光学
的に透過し、それ以外を不透過としたマスキング板が設
置されている。蓋部10には2本の接点ピン24および
25と拡散板55が設けられている。データバック5の
カバー38には、カード21の装填部26が設けられて
いる。この装填部26の周りは壁部27で取り囲まれて
いる。またカード21が装填された際にそのマスク部2
2に対応する位置には孔30が設けられている。蓋部1
0側には閉じた際に壁部27が入り込むように溝部28
が設けられている。また、係止部9に係合する位置には
係合溝29が設けられている。
【0020】図4は、データバック5をカメラ1から取
り外した状態で圧板15側からみた平面図である。図4
は、以下の断面図の断面位置を明確にするためのもので
あるので、詳細な説明は省略する。
【0021】図5および図6は、図4のA−A線断面図
であり、図5は蓋部10を閉じた状態を示し、図6は蓋
部10を開いた状態を示している。以下、蓋部10を除
く部分について、まず図5にて説明を行う。
【0022】圧板15のフィルム接触面と反対側にはピ
ン31が植設されている。このピン31の端部はデータ
バック本体5の孔に挿入され、抜け止めリング32で脱
落を阻止される。データバック本体5と圧板15の間に
はバネ33が設置されている。図5ではこれらのピン3
1、抜け止めリング32、およびバネ33は、一組のみ
描かれているが実際には三組設置されている。従って、
圧板15はデータバック本体5に対して弾力的に支持さ
れ、データバック5が閉成された際にカメラ内のフィル
ムの、光軸方向位置基準となる。カバー38の内部に
は、データバック本体5に隣接してプリズム保持板34
が設置されている。プリズム保持板34上には、偏芯ピ
ン35および直角プリズム36が設置され、段付きビス
37で保持される。この部分の構造については、図9の
平面図にて詳述する。
【0023】レンズ40が保持されたレンズ台座39
は、データバック本体5に固着される。回路基板41上
には表示用液晶板42が設けられており、カバー38に
設けられた透明板43を通して表示を確認可能である。
カバー38に組み込まれた係止部9は、バネ44により
蓋部10側に付勢されている。従って、蓋部10が閉じ
られた時に係合溝29に係合して閉成状態を維持し、係
止部9をバネ44に抗して図中上方に移動させると係合
が解除され、蓋部10が開放可能となるのは前述の通り
である。
【0024】カバー38には、回路基板41のある側と
蓋部10の設置された側を隔てる壁部45が設けられて
いる。壁部45には、孔46が設けられている。また、
壁部45の内部にはシャッタ板47が組み込まれ、バネ
50にて蓋部10側に付勢されている。シャッタ板47
には壁部の孔46と略同一の孔48が設けられている。
シャッタ板47の一端49は、蓋部10と当接可能とな
っている。
【0025】LEDコントロール基板51はカバー38
に固定され、蓋部10側の電気部品と、可撓性のフレキ
シブルプリント板52で接続される。直角プリズム53
はカバー38の孔30の位置に設置されている。
【0026】次に、図6にて蓋部10およびカード21
の断面構造を説明する。
【0027】カード21には、マスク部22とランド2
3が設けられている。マスク部22には、コピーライト
マークおよび著作権主張者名の文字を光学的に透過し、
それ以外の部分が不透過であるマスキング板が設置され
ている。ランド23は、カード21を装填する際に、蓋
部10側の2本の接点ピン24および25と接触し、両
者を導通するために設けられている。バックライトLE
D54はフレキシブルプリント板52に接続されてお
り、拡散板55を通して拡散光を発光可能に構成され
る。
【0028】蓋部10の開閉は蝶番部56により可能で
あるが、前述のようにフレキシブルプリント板52には
可撓性が有るため開閉動作が妨げられることはない。蓋
部10が閉成された際に溝部28が壁部27に入り込
み、遮光性を供することと、係合溝29が係止部9によ
り係止されることは前述の通りである。
【0029】図7は、図4のB−B線断面図である。圧
板15にビス63で固定される写込みブロック61中に
はレンズ62が設けられ、一端は圧板15の孔16に入
り込み、他端にはLEDアレイ基板64が固定される。
LEDアレイ基板64上には後述のように4組の7セグ
メントLEDペア65a、65b、65c、および65
d(図7中では65で示す)が設置され、この各セグメ
ントの発光形態を変化させると、レンズ62によってそ
の像が圧板15と密着している不図示のフィルム上に結
像され任意の数字を写込み記録することが可能である。
【0030】LEDアレイ基板64は、フレキシブルプ
リント板66により回路基板41に電気的に接続され
る。フレキシブルプリント板66は可撓性であるため圧
板15が揺動しても何等差し支えがない。一方、回路基
板41はフレキシブルプリント板67によってLEDコ
ントロール基板51とも電気的に接続される。フレキシ
ブルプリント板67が壁部45とデータバック本体5の
間に挟み込まれているのは蓋部10側と回路基板41側
との間の、壁部45による遮光性を維持するためであ
る。
【0031】図8は図4のC−C線断面図である。圧板
15には前述のように写込みブロック61が固定されて
いるが、4組の7セグメントLEDペア65a、65
b、65c、および65dと、レンズ62とが設置さ
れ、それぞれのペアで2桁の数値及び小数点を写込み可
能で、フィルム給送方向に対して直角方向に計8桁の任
意の数値を写し込むことが可能である。これらの数値
は、孔17を通して行われる直角プリズム36によるコ
ピーライト関連の写込みに連なるような位置に写し込ま
れることになる。
【0032】18は前述の接点群であり、カメラに装着
された際に、それぞれがバネ群68により接触圧を受け
るとともに、回路基板41とカメラ1との信号の授受を
可能としている。操作ボタン群8はそれぞれ回路基板4
1に隣接して設置され、外部より押圧されると導電ゴム
8aが回路基板41に接し、信号の出力を行う。
【0033】図9は圧板側からみた平面図であり、写込
みブロック61の圧板15への取付方法と、プリズム保
持板34のデータバック本体5への取付方法を示してい
る。説明の都合上、圧板15の一部を破断して示す。
【0034】プリズム保持板34に植設された偏芯ピン
35は、データバック本体5に開けられた長孔5aから
突出している。プリズム保持板34は3カ所のU字溝部
34aにおいて段付きビス37により押さえられてい
る。従って、偏芯ピン35の回動によってプリズム保持
板34をデータバック本体5に対してフィルム給送方向
に微調整可能である。これによって撮影画面に対してマ
スク部22の投影位置をフィルム給送方向に微調整する
ことが可能となる。
【0035】なお、この微調整によってレンズ40から
結像面までの距離が変わり、投影像の焦点のずれる心配
があるが、実際には焦点移動量はごく僅かであるので全
く問題はない。また、孔34bはピン31および抜け止
めリング32の逃げである。
【0036】写込みブロック61は、4本の段付きビス
63で圧板15に固定されている。圧板15において、
段付きビス63の入る4カ所の座ぐり孔は、フィルム給
送方向に長孔となっており、段付きビス63をすべてゆ
るめることによって圧板15に対して写込みブロック6
1の位置を調整することができ、やはり撮影画面に対す
る数値データ記録写込み位置をフィルム給送方向に調整
することが可能となる。 図10は、本発明によるデー
タバック5とカメラ1内のブロック結線図である。
【0037】接点79および80から左側がカメラ1に
相当し、右側がデータバック5に相当する。先ずカメラ
1の回路部分から説明する。
【0038】回路の作動はすべて電池70からの給電に
よる。カメラ1の制御はすべてCPU74を中心として
実行される。CPU74には、測光回路71からの被写
体輝度信号と、フィルム感度検出回路72からのフィル
ム感度信号と、各種スイッチの状態検出回路73からの
状態信号とが入力される。スイッチ状態検出回路73に
は前述のシャッタボタン4に連動する電源スイッチとレ
リーズスイッチも含まれる。
【0039】CPU74は、液晶ドライバ75を介して
液晶表示デバイス6にて露光条件の表示を行い、シャッ
タ76を開閉して所定時間の露光を行い、絞り77の開
口径を可変して透過光量の制御を行い、モータ78を回
転させてフィルムの巻き上げ巻き戻し等を行う。さらに
データバック5に対しては、接点79を介してトランジ
スタ81を駆動して、写込み信号の出力を行う。接点8
0は接地レベルの信号端子である。ここで接点79およ
び80は、図2における接点19および18と同義であ
る。
【0040】次にデータバック5の回路について下記に
説明する。
【0041】電池82がCPU85を含めた各部分へ給
電する。CPU85にはスイッチ検出回路83からの、
前述した複数の操作ボタン群8のオンオフ状態が入力さ
れるとともに、接点79を介して写込み信号が入力され
る。またCPU85には発振器84の出力が入力され、
これをCPU85は日付時刻に関するデータ演算の基準
とする。スイッチ88は、図3の2本の接点ピン24お
よび25とランド23とによって構成され、カード21
を正規の位置に装填し蓋部10を閉成することによって
オン状態となる。
【0042】一方、CPU85は液晶ドライバ86を介
して液晶表示デバイス7を駆動し、液晶表示デバイス7
にて露光条件または日付時刻の表示を行う。さらにCP
U85は、写込み信号によってLEDドライバ87を介
してLEDアレイ基板64上の7セグメントLEDペア
65a、65b、65c、および65dの各セグメント
を適宜発光させ、必要な数値データの写込みを行うとと
もに、バックライトLED54を発光させ、必要なコピ
ーライトデータの写込みも実行する。
【0043】図11は、図10に示したカメラ1内のC
PU74による処理ルーチンを示すフローチャートであ
る。本ルーチンはCPU74に給電が行われている間、
繰り返し実行される。以下にその説明を行う。
【0044】ステップS1において、測光回路71およ
びフィルム感度検出回路72からの測光信号および感度
信号をそれぞれ取り込む。ステップS2において、両者
を演算し、適正露出条件であるシャッタ時間および絞り
値を演算する。ステップS3において、以上で求めた露
光条件やスイッチ状態検出回路73で設定された撮影モ
ードなどを液晶表示デバイス6に表示する。ステップS
4において、スイッチ状態検出回路73を介してシャッ
タボタン4が押されたか否かを判断する。押されていた
場合には、ステップS5に移行する。押されていない場
合には、ステップS1に復帰して上記の処理を繰り返
す。
【0045】シャッタボタン4が押されていた場合に
は、ステップS5においてトランジスタ81を一定時間
オンし、データバック5に対してデータ写し込み動作を
接点79を介して指令する。ステップS6において、不
図示の反射ミラーを上昇させ、撮影光路から退避させ
る。ステップS7において、絞り77を所定絞り開口と
なるように制御する。ステップS8において、シャッタ
76を開閉してフィルムへの露光を制御する。ステップ
S9において、露光動作が完了したのでモータ78を正
転させて、フィルムの給送とメカニズムの付勢動作を行
う。以上にて露光動作が一巡したのでステップS1に復
帰して上記の処理を繰り返す。
【0046】図12は、図10に示したデータバック5
内のCPU85による処理ルーチンを示すフローチャー
トである。本ルーチンはCPU85に給電が行われてい
る間繰り返し実行されるが、説明を明確にするため発振
器84の出力を計数して時刻データを更新する公知のカ
レンダ機能に付いては省略した。
【0047】以下にその説明を行う。
【0048】ステップS11において、現在の作動モー
ドを判断する。設定開始/終了ボタンが押された場合に
は、設定モードと通常モードが切り替わるように動作す
る。ここでは、モードがどちらになっているかを判断す
る。設定モードの場合にはステップS32に分岐し、通
常モードの場合にはステップS12に移行する。
【0049】ステップS12において、機能選択ボタン
が押されたか否かの判断を行う。写込み機能には、「年
月日」、「月日年」、「日月年」、「時分秒」、「固定
数値」、「アップカウント値」の6種類の写込み機能が
あり、いずれかを選択可能であるが、機能選択ボタンが
押された際にはステップS13に分岐し、押されない場
合には現在の機能のままステップS14に移行する。
【0050】ステップS13において、機能の更新を行
う。上記6種類の写込み機能は順序付けされており、現
在選択されている機能から次の機能へ変更される。この
順序付けはエンドレスであり、最終の機能の次には最初
の機能が選択される。従って、使用者は所定の回数だけ
機能選択ボタンを押すことによって、所望の写込み機能
を選択可能である。ステップS14において、カードス
イッチ11の状態を判断する。オフであればステップS
17に分岐し、オンであればステップS15に移行す
る。
【0051】ステップS15において、カード21のラ
ンド23と2本の接点ピン24および25で構成される
スイッチ88の状態を判断する。スイッチ88がオフで
あればステップS16に分岐し、オンであればステップ
S17に移行する。
【0052】ステップS16において、上記のスイッチ
88がオフである旨の警告(警告1)を行う。ステップ
S17において、接点79をモニタして、カメラ1から
写込み信号が入力されたか否かを判断する。入力されて
いなければステップS11に復帰する。ステップS18
において、カードスイッチ11の状態を判断する。オフ
であればステップS25に分岐し、オンであればステッ
プS19に移行する。ステップS19において、カード
21のランド23と2本の接点ピン24および25で構
成されるスイッチ88の状態を判断する。オフであれば
ステップS20に分岐し、オンであればステップS21
に移行する。ステップS20において、カードスイッチ
11がオンであるにもかかわらずカード21内の文字が
写し込まれなかった旨の警告(警告2)を行う。
【0053】ステップS21において、バックライトL
ED54をフィルム感度情報に従い、所定時間発光し、
マスク部22上の文字をフィルム裏面より写し込む。ス
テップS22において、データ写し込みフラグがオン
(1)かオフ(0)かを判断する。オンの場合はステッ
プS18に移行し、オフの場合はステップS22に分岐
する。データ写込みフラグのセットリセット方法につい
ては後述する。ステップS23において、現在選択され
ている写込み機能が「年月日」機能であるか否かを判断
する。「年月日」機能である場合にはステップS27に
分岐する。
【0054】ステップS24において、第1桁および第
2桁の7セグメントLEDペア65aを発光する。ここ
で写し込まれる数値は、写込み機能がいずれであっても
西暦年の下位2桁である。ステップS25において、デ
ータ写し込みフラグがオン(1)かオフ(0)かを判断
する。オンの場合はステップS26に移行し、オフの場
合はステップS11に復帰する。
【0055】ステップS26において、第3桁および第
4桁の7セグメントLEDペア65bを発光する。ここ
で写し込まれる数値は、選択されている写込み機能によ
って異なり、「年月日」機能では西暦年の下位2桁、
「月日年」機能では月、「日月年」機能では日、「時分
秒」機能では時、「固定数値」機能では設定されている
固定数値6桁の上位2桁、「アップカウント値」機能で
は現在のカウント値6桁の上位2桁を写し込む。
【0056】ステップS27において、第3桁および第
4桁の7セグメントLEDペア65bを発光する。この
ステップは写込み機能に無関係に西暦年の下位2桁を写
し込む。ステップS28において、第1桁および第2桁
の7セグメントLEDペア65aを発光させる。ここで
写し込まれる数値は西暦年の上位2桁である。ステップ
S29において、データ写し込みフラグがオン(1)か
オフ(0)かを判断する。オンの場合はステップS30
に移行し、オフの場合はステップS11に復帰する。
【0057】ステップS30において、第5桁および第
6桁の7セグメントLEDペア65cを発光する。ここ
で写し込まれる数値は、選択されている写込み機能によ
って異なり、「年月日」機能では月、「月日年」機能で
は日、「日月年」機能では月、「時分秒」機能では分、
「固定数値」機能では設定されている固定数値6桁の中
位2桁、「アップカウント値」機能では現在のカウント
値6桁の中位2桁を写し込む。
【0058】ステップS31において、第7桁および第
8桁の7セグメントLEDペア65dを発光する。ここ
で写し込まれる数値は、選択されている写込み機能によ
って異なり、「年月日」機能では日、「月日年」機能、
「日月年」機能では年、「時分秒」機能では秒、「固定
数値」機能では設定されている固定数値6桁の下位2
桁、「アップカウント値」機能では現在のカウント値6
桁の下位2桁を写し込む。以下、ステップS11に復帰
し、上記動作を繰り返す。
【0059】ステップS32において、設定モードが終
了したか否かを判断する。設定開始/終了ボタンが押さ
れ設定モードから通常モードに切り替わったと判断され
る場合にはステップS11に復帰する。ステップS33
において、数値修正ボタンが押されたか否かを判断す
る。押されたと判断される場合にはステップS34に分
岐する。
【0060】ステップS34において、数値の更新を行
う。現在修正可能で点滅表示されている2桁の数値に対
して1を加算する。ステップS35において、桁選択ボ
タンが押されたか否かを判断する。桁選択ボタンが押さ
れたと判断される場合にはステップS36に移行し、そ
れまでの2桁の数値は決定されたものとする。ステップ
S36において、数値修正可能であった、それまでの2
桁を点滅表示から点灯状態とし、次の2桁を点滅状態と
し修正可能とする。それまでが最下位2桁であった場合
には最上位2桁に復帰させることによって再修正も可能
である。以下、ステップS32に復帰し、上記動作を繰
り返す。
【0061】以上のルーチン処理のうち、数値の設定動
作の部分を実際の操作ボタン群8の操作に対応させて説
明を加える。表示数値はその時の選択されている写込み
機能によって異なるが、基本的な設定動作は同じであ
る。
【0062】設定開始/終了ボタンが押され、通常モー
ドから設定モードに切り替えられた際に、7セグメント
LED65a、65b、65c、および65dに対応す
る4組の2桁表示、すなわち計8桁の表示数値のうち、
第3桁および第4桁が点滅状態になり、修正可能である
ことを表示する。この状態で数値修正ボタンを押すと現
在の数値に1が加算される。従って、このボタンを任意
の回数押すことによって所望の数値を設定することが可
能である。所望の数値を設定後、桁選択ボタンを押すこ
とでそれまでの第3桁および第4桁は点滅から点灯状態
になり、替わって、第5桁および第6桁が点滅状態にな
る。これらの数値も数値修正ボタンを適当な回数押すこ
とで所望の数値を設定可能である。同様に第7桁および
第8桁にも所望の数値が設定される。
【0063】以上の操作にて所望の数値が設定された
後、設定開始/終了ボタンを押すことにより設定モード
から通常モードに切り替えられ、表示は全て点灯状態に
復帰する。なお、写込み機能のうち、時刻に関する機
能、「年月日」、「月日年」、「日月年」、「時分秒」
機能では、内蔵の発振器84を利用した不図示のタイマ
回路の出力によって表示を更新し、常時その時点の日付
または時刻を表示するように構成される。また、「固定
数値」機能では設定された任意の6桁の数値を、「アッ
プカウント値」機能では1コマの撮影が遂行され、写込
み信号の入力によって、不図示の内部カウンタに1を加
算し、表示するように構成される。
【0064】また、写込み/非写込み切り替えボタンは
機能選択とは無関係に、これらの数値データを写し込む
か否かの切り替えを行うためのもので、押す度にデータ
写込みフラグの0または1を切り替え、写込みか非写込
みかを選択できる。
【0065】次に、実際の撮影動作時の処理ルーチンに
ついて、図3、図5、図6、図7、および図8を交えて
説明する。
【0066】通常モードの場合、機能選択ボタンの押圧
により所望の写込み機能が選択される。まず、カード2
1が装填され、カードスイッチ11がオンとなってお
り、かつ、データ写込みフラグが1(オン)となってい
る場合、すなわち、コピーライトに関するデータおよび
数値データの双方を写込み記録する場合について述べ
る。
【0067】カメラ1にフィルムが装填されデータバッ
ク5が閉じられた後、初期動作によりフィルムの最初の
1コマ目が撮影待機状態となる。カード21は蓋部10
を開放した状態で、データバック5の装填部26に装填
される。この際、正常な位置に装填されると、蓋部10
を閉じた時、2本の接点ピン24および25がカードの
ランド23に接触するため、図10におけるスイッチ8
8がオンとなる。蓋部10が閉じられると、装填部26
の周囲を取り囲む壁部27が蓋部10の溝部28に入り
込み、遮光性を有するのは前述の通りである。
【0068】蓋部10は、係止部9と係合溝29が係合
することで閉鎖状態を保持する。蓋部10の閉成に伴
い、図5および図6にて示したように、シャッタ板47
の一端49がバネ50に抗して蓋部10に押され、孔4
8と壁部45の孔46に重なり、これを閉成状態から開
放状態とする。このシャッタ板47による壁部45の開
放動作は、蓋部10の溝部28による遮光性の発効より
も後となるように、壁部27、溝部28、シャッタ板4
7、および壁部45は構成されているため、外部より迷
光が入って圧板15の孔17を通してフィルムに漏光し
てしまうことはない。
【0069】写し込み信号が入力される以前は、ステッ
プS14およびS15により、ステップS16の警告1
の動作には入らない。カメラ1より写込み信号が入力さ
れると、ステップS17、S18、およびS19に従
い、警告2の動作には入らずに、ステップS21にてバ
ックライトLED54が所定時間発光される。その結
果、カード21のマスク部22上のコピーライトに関す
るシンボルマークおよび氏名は直角プリズム53および
36を通じてレンズ40によってフィルム裏面より結像
され記録される。この時の光路の中心は図5および図6
にて一点鎖線で示した通りである。
【0070】この後、データ写込みフラグは1となって
いるため、処理ルーチンのステップS23に移行する。
ステップS23では写込み機能が「年月日」機能か否か
の判定が行われ、「年月日」機能の場合には、LED6
5bの発光により西暦年の下位2桁、LED65aの発
光により西暦年の上位2桁、LED65cの発光により
月、LED65dの発光により日、の順で写込み記録を
実行する。この時の写込み形態の例を図13(a)に示
す。図中、101は本データの対象となる撮影画面であ
り、102は前回の撮影画面である。データは今回の撮
影画面と前回の撮影画面の間に写し込み記録される。1
03は著作権を主張するためのシンボルマーク及び著作
権主張者名であり、104は西暦年、105は日付を示
す写込み記録である。
【0071】なお、西暦年の下位2桁を先に写し込む理
由は、予期せぬ事故等により途中から写し込みが不可能
となった場合を想定し、より重要度の高い方から記録し
ておきたいためである。
【0072】次に、ステップS23に戻り、「年月日」
機能でない場合について説明する。
【0073】この時には、まず、LED65aの発光に
より西暦年の下位2桁の写込みを行った後、ステップS
26、S30、およびS31により、LED65b、L
ED65c、およびLED65dを順次発光して設定さ
れている写込み機能に対する所定の写込み記録を実行す
る。この時の写込み形態の例を図13(b)に示す。本
例は写込み機能として「時分秒」機能を選択した場合で
ある。図中、103は前例同様であるが、106は西暦
年の下位2桁、107は撮影時の時刻の時分秒を示す写
込み記録である。
【0074】次に、カード21が装填され、カードスイ
ッチ11がオンで、データ写込みフラグが0(オフ)と
なっている場合、すなわち、コピーライトに関するデー
タは写込み記録するが、数値データは記録しない場合に
ついて述べる。
【0075】写し込み信号が入力される以前の動作につ
いては前述と同様である。カードスイッチ11はオン、
スイッチ88もオンのため、写込み信号の入力によりス
テップS17、S18、およびS19に従い、バックラ
イトLED54が発光され、前述のようにコピーライト
に関するシンボルマークおよび氏名が写込み記録され
る。ステップS22ではデータ写込みフラグが0のため
ステップS27に分岐し、LED65bの発光により西
暦年の下位2桁の写込みを行った後、LED65aの発
光により西暦年の上位2桁の写込みを実行し、終了す
る。この時の写込み形態の例を図13(c)に示す。図
中、103は前例同様であり、108は西暦年を示す。
【0076】次に、カードスイッチ11がオフでデータ
写込みフラグが1(オン)となっている場合、すなわ
ち、コピーライトに関するデータは写込み記録しない
が、数値データは記録する場合について述べる。なお、
この場合にはカードスイッチがオフのため、スイッチ8
8の状態、すなわちカード21が装填されているか否か
については、フローチャートを見ればわかるように、無
関係である。
【0077】ステップS18でカードスイッチ11はオ
フのためバックライトLED54の発光をせずにステッ
プS25に分岐する。その後、ステップS26、S3
0、およびS31により、LED65b、LED65
c、およびLED65dを順次発光して設定されている
写込み機能に対する所定の写込み記録を実行する。この
時の写込み形態の例を図13(d)に示す。本例は写込
み機能として「時分秒」機能を選択した場合である。図
中、109が時分秒を示す。
【0078】次に、カードスイッチ11がオフでデータ
写込みフラグが0(オフ)となっている場合、すなわ
ち、コピーライトに関するデータおよび数値データの双
方とも写込み記録しない場合について述べる。
【0079】この時にはステップS18にてステップS
25に分岐するが、そこでステップS11に復帰してし
まうため、いずれのLEDも発光されない。従って、フ
ィルムには何も写込み記録されることなく一連の撮影動
作を終了する。
【0080】最後に、カードスイッチ11はオンである
が、スイッチ88がオフの場合、すなわちカード21の
装填されない、または正常に装填されていない場合につ
いて述べる。
【0081】写し込み信号の入力される以前は、ステッ
プS15によりステップS16に分岐され、カードスイ
ッチ11がオンになっているにもかかわらずカード21
が非装填または誤装填されている旨の警告1の動作を実
行する。警告1の形態については後述する。この状態で
写し込み信号が入力されると、ステップS17およびS
18を経過してステップS19でステップS20に分岐
される。
【0082】ステップS20では、コピーライトに関す
るマークおよび氏名が写し込みされなかった旨を警告す
る警告2の動作を実行する。警告2の形態については後
述する。しかる後、ステップS25に分岐し、数値デー
タの写し込みを行う場合にはステップS26、S30、
およびS31を実行し、そうでない場合はステップS1
1に戻る。
【0083】以上でコピーライトデータの写込みと数値
写込み機能との関連についての説明は終わる。
【0084】次に、図14にて警告1および2の動作形
態の説明を行う。図14(a)は、警告1の動作形態を
示したものである。データバック5の液晶表示デバイス
7には、シャッタ秒時の表示201、絞り値の表示20
2、枚数計表示203の他に、コピーライト表示20
4、西暦年表示205が存在する。さらに、表示20
8、209、および210によって、選択されている機
能に応じて、「年月日」、「月日年」、「日月年」、
「時分秒」、「固定数値」、および「アップカウント
値」を表示可能となっている。本例では「年月日」を表
示した場合を示す。
【0085】これらの表示のうち、コピーライト表示2
04、西暦年表示205はカードスイッチ11のオン状
態の際に点灯し、オフで消灯する。また、表示208、
209、および210は、数値データ写し込みフラグが
1(オン)の際に点灯し、0(オフ)では消灯するよう
に構成される。カードスイッチ11がオンにもかかわら
ず、カード21が非装填または誤装填状態でスイッチ8
8はオフの状態では、カードを表す表示206を点滅さ
せ、警告する。これが、警告1の動作形態である。
【0086】図14(b)は、警告2の動作形態を示し
たものである。
【0087】上記の警告1の動作にもかかわらず、撮影
動作に入ってしまった場合、エラー表示207を点滅さ
せるとともに、今まで点灯状態であったコピーライト表
示204および西暦年表示205を点滅状態に移行さ
せ、コピーライトに関するデータ写し込みにエラーが発
生したということを警告する。これが警告2の動作形態
である。なお、本実施例では、警告2の動作中は、警告
1の動作は実行しないようになっているが、警告2では
警告1も同時に動作させるようにしても差し支えがな
い。
【0088】以上で説明した実施例によれば、数値以外
の文字を必要とする、例えば著作権に関するコピーライ
トのシンボルマークや著作権主張者名の写込み記録を、
マスキング板方式に代表されるような既に所定の方法で
可視的に記録された記録媒体上のデータをフィルム面上
に結像させることで写し込み記録するように構成し、さ
らに、記録媒体は交換可能であるとともに、記録媒体の
非装填または誤装填状態の場合には、記録動作を自動的
に不作動とするように構成したため、無駄な電流消費を
防止し、誤った記録を予防する効果が得られる。
【0089】また、記録媒体の非装填または誤装填状態
において、実際に撮影動作に入る以前の警告動作と、撮
影後の警告動作とを異なる形態としたため、使用者にと
って誤操作の状態が理解し易くなっている。
【0090】さらに、記録媒体上のデータの写し込み記
録が誤操作により実行されなかった場合でも、それ以外
の必要な数値データの写し込み記録のは何等影響を与え
ず、被害を最小限に止めるという効果もある。
【0091】なお、本発明の実施例においては、記録媒
体としてマスキング板を使用し、透過光で写し込み記録
を実行するようにしたが、記録媒体として例えば反射率
の異なる文字を記録したものを使用し、反射光で写し込
み記録を実行するように構成しても何等差し支えないこ
とはいうまでもない。
【0092】
【発明の効果】以上のように、本発明の撮影情報記録装
置によれば、検出手段により記録手段が記録可能な状態
でないと検出された時に、写込み記録手段を不作動とす
る制御部を設けるように構成したので、誤ったデータが
写し込まれるのを防止すると共に、無駄な電池消耗を抑
えたデータバック装置を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図3】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図4】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す平面図である。
【図5】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す断面図である。
【図6】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す断面図である。
【図7】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す断面図である。
【図8】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す断面図である。
【図9】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を示
す拡大平面図である。
【図10】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を
示すブロック結線図である。
【図11】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を
示すフローチャートである。
【図12】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を
示すフローチャートである。
【図13】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を
示す正面図である。
【図14】本発明による撮影情報記録装置の一実施例を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 カメラ 5 データバック 8 操作ボタン群 10 蓋部 15 圧板 21 カード 22 マスク部 54 バックライトLED 61 写込みブロック 64 LEDアレイ基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影に関連する情報が記録された記録手段
    を着脱可能に構成され、該記録手段内の記録情報を、対
    象となる撮影画面の近傍に写込み記録可能な写込み記録
    手段を有する写込み記録装置において、 該記録手段が記録可能な状態か否かを検出する検出手段
    と、 該検出手段により該記録手段が記録可能な状態でないと
    検出された時に、該写込み記録手段を不作動とする制御
    部とを有する撮影情報記録装置。
JP5348518A 1993-12-27 1993-12-27 撮影情報記録装置 Pending JPH07191401A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5348518A JPH07191401A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 撮影情報記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5348518A JPH07191401A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 撮影情報記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07191401A true JPH07191401A (ja) 1995-07-28

Family

ID=18397555

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5348518A Pending JPH07191401A (ja) 1993-12-27 1993-12-27 撮影情報記録装置

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