JPH0719018B2 - カメラ - Google Patents

カメラ

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JPH0719018B2
JPH0719018B2 JP61022384A JP2238486A JPH0719018B2 JP H0719018 B2 JPH0719018 B2 JP H0719018B2 JP 61022384 A JP61022384 A JP 61022384A JP 2238486 A JP2238486 A JP 2238486A JP H0719018 B2 JPH0719018 B2 JP H0719018B2
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JP
Japan
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strobe
camera
shutter
light emission
flash
Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP61022384A
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JPS62180342A (ja
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秀邦 相澤
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS62180342A publication Critical patent/JPS62180342A/ja
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  • Shutter-Related Mechanisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明カメラを以下の項目に従って説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第5図] D.発明が解決しようとする問題点[第6図] E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例[第1図乃至第4図] H.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なカメラに関するものである。
(B.発明の概要) 本発明は、カメラにおいて、 強い光を発生する部分を有し動きのある被写体に対して
自然なストロボ撮影をできるようにするために、 演算手段により算出したストロボ発光期間を、減算手段
によりシャッター開放期間から減算し、シャッター開放
後その減算により得た時間経過したタイミングでストロ
ボの発光を開始させるようにしてシャッター開放の終了
と、ストロボ発光の終了とを一致させるようにしたもの
である。
(C.従来技術)[第5図] 従来のストロボ内蔵カメラはストロボ撮影をする場合の
ストロボの発光開始タイミングが第5図に示すようにシ
ャッターの全開タイミングに同期するようにされてい
た。
(D.発明が解決しようとする問題点)[第6図] ところで、従来のストロボ内蔵カメラのようにストロボ
の発光開始タイミングをシャッターの開放時に設定する
と、強い光を発生する部分を有し速く動く被写体に対し
てストロボ撮影をしたとき被写体の動きが不自然に現わ
れてしまうという問題を有している。第6図(A)、
(B)に従ってその問題を具体的に説明する。
同図(A)は暗い背景の下でシャッター開放期間内にお
いて破線で示す位置から2点鎖線で示す位置まで矢印で
示すように前方へ移動する自動車aをフラッシュしない
で撮影した場合の映像を実線で示すもので、bは強い光
を発生するランプ、cはランプbによって描かれた帯状
の像である。フラッシュしないのでこの帯状の像cのみ
が現れ、破線、2点鎖線で示す自動車a本体は現われな
いのである。
同図(B)は同図(A)で示したと同じケースでストロ
ボ撮影をした場合の映像を示す。ストロボ撮影をした場
合はシャッター開放後直ちにフラッシュされる(発光時
間が例えば数千分の1秒乃至数万分の1秒であるのに対
してストロボ撮影におけるシャッター開放期間は例えば
60分の1秒であり、発光時間に比して非常に長い)の
で、シャッター開放直後のときの自動車aが撮影され
る。即ち、第6図(A)における破線で示したところに
位置する自動車aが撮影される。しかし、強い光を発生
するランプbは同図(A)に示す場合と全く同じように
フラッシュとは無関係にシャッター開放期間中カメラに
把えられるので自動車aからその走行方向に(前方に)
延びる帯状の像cをつくる。
そして、このように映像ができると自動車aは走行方向
と逆に動いているように、即ち、バックしているように
見えてしまうという不自然さがあった。これが強い光を
発生する部分を有し速く動く被写体をストロボ撮影する
場合に被写体の動きが不自然に撮影されるという問題で
ある。
本発明はこの問題を解決すべく為されたもので、被写体
の動きが不自然に現れないようにすることのできるカメ
ラを提供することを目的とするものである。
(E.問題点を解決するための手段) 本発明カメラは、上記問題点を解決するため、ストロボ
を発生させるストロボ発光期間を演算する演算手段と、
設定された所定のシャッター開放期間から該ストロボ発
光期間を減算する減算手段と、上記シャッター開放期間
の開始時間から上記減算手段より得た減算時間経過した
タイミングストロボを発光させるよう制御するストロボ
発光制御手段と、を具備することを特徴とする。
(F.作用) 本発明カメラによれば、演算手段により算出したストロ
ボ発光期間を、減算手段によりシャッター開放期間から
減算し、シャッター開放後その減算により得た時間経過
したタイミングでストロボの発光を開始させるので、シ
ャッター開放の終了と、ストロボ発光の終了とを一致さ
せることができる。
従って、被写体の強い光を発する部分が被写体の移動方
向と反対方向に延びるようにすることが可能になる。依
って、被写体が実際の移動方向と逆方向で動くように見
えてしまうという不自然さを回避することができる。
(G.実施例)[第1図乃至第4図] 以下に、本発明カメラを添附図面に示した実施例に従っ
て詳細に説明する。
第1図乃至第4図は本発明カメラをストロボ内蔵カメラ
に適用した一つの実施例を説明するためのものである。
第1図はカメラの内部回路の構成を示す回路ブロック図
であり、同図において、1は制御回路で、マイクロコン
ピユーターからなりカメラ全体をコントロールする働き
をする。2はカメラに内蔵されたストロボ装置、3はAF
センサーで、被写体のカメラからの距離を測定するため
のものである。4は距離演算回路でAFセンサー3からの
出力に基づいて被写体のカメラからの距離を算出する距
離演算回路、5は焦点制御機構で、該距離演算回路5で
カメラからの距離が算出された被写体に合焦するように
焦点を制御する。6は絞り、7は映像部に入射される光
の強さを検出する測光センサー、8はシャッター機構、
9はシャッター速度設定部、10はフィルム等の感度を支
持するASA(ISO)感度指示部である。
第2図は回路動作を説明するためのフローチャートであ
る。
(イ)電源が投入されると動作を開始しストロボ装置2
内の図示しないコンデンサが充電される。充電が終了す
るとストロボ装置2から制御回路1へ充電終了信号が送
出される。
(ロ)制御回路1へ充電終了信号が入力されると被写体
に焦点が合っているか否かの判定が為される。
(ハ)上記ステップ(ロ)の判定結果が「イイエ」であ
れば焦点合わせを行わせ、それが終ると上記ステップ
(ロ)に戻る。
(ニ)上記ステップ(ロ)の判定結果が「ハイ」であれ
ば被写体のカメラからの距離Dを算出する。
(ホ)次いで、シャッター優先モードであるか否かを判
定する。
(ヘ)上記ステップ(ホ)の判定結果が「ハイ」であれ
ば指定されているシャッター速度がストロボ同調速度
(本例では1/60秒)以下になっているか否かを判定す
る。
(ト)上記ステップ(ヘ)の判定結果が「ハイ」であれ
ばシャッター速度をストロボ同調速度以下の指定された
値に設定する。
(チ)上記ステップ(ヘ)の判定結果が「イイエ」であ
ればシャッター速度をストロボ同調速度(1/60秒)に設
定する。
(リ)上記ステップ(ト)あるいは(チ)においてシャ
ッター速度の設定が行なわれたときは絞りFをストロボ
のガイドナンバーG(Gno)及び上記距離(被写体のカ
メラからの距離)DからF=G/Dの演算式により算出す
る。
ここで、この演算式について説明する。元来、ストロボ
撮影における適正露光は、ストロボのガイドナンバーGn
o、距離D及び撮影レンズのFナンバーが決まれば自ず
と決定され、Gno=D×Fの式が成立する。尚、一般に
はASA(ISO)100の状態のストロボのガイドナンバーを
ストロボのガイドナンバーとしているものが多く、フィ
ルムの感度が変わったとき[その場合ASA(ISO)感度指
示部10の指示内容(値)も切換わることになる。]はAS
A100の何倍であるかを求め、その倍数の平方根を求めれ
ば良い。例えばASA200であればガイドナンバーがASA100
のときの になる。依って、制御回路1がASA(ISO)感度指示部10
からフィルム感度情報を取り込みガイドナンバーを入力
することにより上記演算式から適正絞り値Fを算出する
ことができるのであり、本ステップ(リ)においてその
絞り値Fの算出を行うのである。
(ヌ)上記ステップ(リ)の絞りFの算出が終わると絞
りの実際の値が算出結果どうりになるように絞り6を制
御する。
(ル)前記ステップ(ホ)の判定結果が「イイエ」であ
れば、即ち絞り優先モードの場合は既に決められている
絞りでシャッター同調が可能であるかどうかの判定をす
る。
(ヲ)上記ステップ(ル)の判定結果が「ハイ」であれ
ばそのシャッター速度をストロボ同調速度(60分の1
秒)に設定する。
(ワ)上記ステップ(ル)の判定結果が「イイエ」であ
ればシャッター速度同調可能な限度でもっとも近い絞り
にシャッター速度をセットする。
(カ)次に、ガイドナンバーG(Gno)(=D×F)を
求める。
(ヨ)ステップ(ヌ)あるいは(カ)が完了するとガイ
ドナンバーGに基づいてストロボを発光させるべき時間
tを演算により求める。次に、シャッター開放期間(例
えば1/60秒)Tからストロボを発生させるべき時間tを
減算してシャッター全開後ストロボの発光を開始させる
べき時点までの時間、即ちフラッシュ待ち時間tdを算出
する。
(タ)シャッターがレリーズされたときはシャッターが
全開した時点から計時を開始する。
(レ)上記待ち時間td経過したときストロボに発光を開
始させる。
(ソ)発光開始後時間t経過したとき(このときはシャ
ッターが閉じるときでもある)ストロボに発光を停止さ
せる。
この一連のプロセスによって1回のストロボ撮影が行わ
れる。
このようなカメラによれば、第3図に示すようにシャッ
ターが閉じる間際にストロボを発光する。従って、第4
図(A)に示すようにシャッター開放期間T内に破線で
示す位置から2点鎖線で示す位置まで移動する自動車a
をストロボ撮影した場合には同図(B)に示すように撮
影される[同図(A)はフラッシュしないで撮影をした
場合を示す]。即ち、自動車aの強い光を発するランプ
bは撮影された自動車aのランプの位置から後側に延び
る帯状体cを描く。従って、自動車aはその走行方向に
動くように見え、従来のように自動車aがその走行方向
と逆の方向に動くようにストロボ撮影されるという不自
然なストロボ撮影が為されることを回避することができ
る。
尚、日中シンクロの様に被写体の輝度が強く、測光素子
により検出された露光量が所定量を越えようとした場合
にはストロボの発光を停止させるような動作を第2図の
フローチャートで示した動作に追加するようにしても良
い。
また、本発明は銀塩フィルムに撮影する普通のスチルカ
メラのほか、撮影素子により撮影した静止画像の映像信
号を磁気ディスクに記録する電子スチルカメラにも適用
することができる。
尚、上記実施例は本発明をストロボを内蔵したカメラに
適用したものであった。しかし、本発明はストロボとカ
メラ本体とを別体したものにも適用することができ、そ
のような場合、上記ストロボ発光制御回路はカメラと別
体のストロボに内蔵されることになる。
(H.発明の効果) 以上に述べたところから明らかなように、本発明カメラ
は、ストロボを発生させるストロボ発光期間を演算する
演算手段と、設定された所定のシャッター開放期間から
該ストロボ発光期間を減算する減算手段と、上記シャッ
ター開放期間の開始時間から上記減算手段より得た減算
時間経過したタイミングでストロボを発光させるよう制
御するストロボ発光制御手段を具備することを特徴とす
る。
従って、本発明カメラによれば、演算手段により算出し
たストロボ発光期間を、減算手段によりシャッター開放
期間から減算し、シャッター開放後その減算により得た
時間経過したタイミングでストロボの発光を開始させる
ので、シャッター開放の終了と、ストロボ発光の終了と
を一致させることができる。
従って、被写体の強い光を発する部分が被写体の移動方
向と反対方向に延びるようにすることが可能になる。依
って、被写体が実際の移動方向と逆方向に動くように見
えてしまうという不自然さを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明カメラの実施の一例を説明す
るためのもので、第1図は回路構成を示す回路ブロック
図、第2図は動作を示すフローチャート、第3図はシャ
ッターの開閉タイミングに対するストロボの発光タイミ
ングを示すタイムチャート、第4図(A)、(B)は撮
影例を示す図で、同図(A)はフラッシュしない場合、
同図(B)はフラッシュ(ストロボ撮影)した場合を示
し、第5図はシャッターの開閉タイミングに対する従来
のストロボの発光タイミングを示すタイムチャート、第
6図(A)、(B)は問題点を説明するための撮影例を
示す図で、同図(A)はフラッシュしない場合を示し、
同図(B)は従来のストロボによる撮影をした場合を示
す。 符号の説明 2……ストロボ、(ヨ)……ストロボ発光期間を演算す
る演算手段、減算手段、(タ)、(レ)、(ソ)……ス
トロボ発光制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストロボを発生させるストロボ発光期間を
    演算する演算手段と、 設定された所定のシャッター開放期間から該ストロボ発
    光期間を減算する減算手段と、 上記シャッター開放期間の開始時間から上記減算手段よ
    り得た減算時間経過したタイミングでストロボを発光さ
    せるよう制御するストロボ発光制御手段と、 を具備することを特徴とするカメラ
JP61022384A 1986-02-04 1986-02-04 カメラ Expired - Lifetime JPH0719018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61022384A JPH0719018B2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61022384A JPH0719018B2 (ja) 1986-02-04 1986-02-04 カメラ

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Publication Number Publication Date
JPS62180342A JPS62180342A (ja) 1987-08-07
JPH0719018B2 true JPH0719018B2 (ja) 1995-03-06

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ID=12081157

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JPH01302237A (ja) * 1988-05-30 1989-12-06 Nikon Corp 閃光撮影装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3941197A (en) * 1974-07-01 1976-03-02 Hughes Tool Company Rotary percussion earth boring bit
JPS5145345U (ja) * 1974-09-28 1976-04-03
JPS528444U (ja) * 1975-07-07 1977-01-21

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