JPH0719012Y2 - 電圧検出回路 - Google Patents

電圧検出回路

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JPH0719012Y2
JPH0719012Y2 JP11092889U JP11092889U JPH0719012Y2 JP H0719012 Y2 JPH0719012 Y2 JP H0719012Y2 JP 11092889 U JP11092889 U JP 11092889U JP 11092889 U JP11092889 U JP 11092889U JP H0719012 Y2 JPH0719012 Y2 JP H0719012Y2
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JP
Japan
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inverter
circuit
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voltage
input
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JP11092889U
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JPH0351380U (ja
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正三 落合
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New Japan Radio Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、IC(集積回路)内に組み込まれて電源電圧の
低下を検出する電圧検出回路に関する 〔従来の技術〕 従来、IC内部の電源ラインの電圧低下を検出する回路と
しては、その電源電圧を抵抗により分割して適当な反転
レベル(検出閾値)を設定したインバータに入力させる
か、或いは基準電圧を印加した比較器に入力させて、電
源電圧が所定値以下になったか否かを検出するよう構成
していた。そして、その検出出力を制御回路に入力させ
てICの制御(例えば、動作停止)を行っていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、このような電圧検出回路をICに内蔵させた場
合、分割用抵抗や基準電圧源を内蔵させるためにチップ
面積が大きくなったり、素子の製造上のバラツキによる
検出電圧のバラツキを補正するための調整用抵抗を外付
けしたり或いはIC内でトリミングを行う等の対策を講じ
なければならなかった。
本考案はこのよな点に鑑みてなされたものであり、その
目的は、分割用抵抗や基準電圧源を必要とせず、またバ
ラツキも少ない電圧検出回路を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
このために本考案は、縦続接続した奇数個のインバータ
群と、該奇数個のインバータ群の初段のインバータの入
力と同相となる点を分岐点として該分岐点の電圧を入力
するよう縦続接続した偶数個のインバータ群と、上記奇
数個のインバータ群の両端間に接続した抵抗と、上記偶
数個のインバータ群の内の終段のインバータと上記奇数
個のインバータ群の内の上記初段のインバータとの間に
接続したコンデンサとからなる発振回路を具備し、上記
分岐する点から上記コンデンサ側のインバータの反転レ
ベルを上記抵抗側のインバータの反転レベルよりも低く
設定して構成した。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について説明する。第1図はその
一実施例の電圧検出のためのCR発振回路を示す図であ
る。本実施例では、3個のインバータ1〜3を縦続接続
し、このインバータ1〜3の内の初段のインバータ1の
入力と同相の電圧が現れる終段のインバータ3の入力を
受けるように、2個のインバータ4、5を縦続接続し、
インバータ3の出力とインバータ1の入力との間に抵抗
6を、またインバータ5の出力とインバータ1の入力と
の間にコンデンサ7を接続してCR発振回路を構成してい
る。そして、インバータ3の反転レベルをVT1、インバ
ータ4の反転レベルをVT2として、その反転レベルをVT1
>VT2の関係に設定している。
このように構成すると、電源電圧が正常な間はコンデン
サ7に充電した電荷を抵抗6を介して放電し、これを繰
り返して発振を行う。しかし、特定の電圧以下になる
と、インバータ2の出力が“H"レベルから“L"レベルに
移行するとき、インバータ3とインバータ4の反転レベ
ルの違いにより、インバータ3が先に反転する。このと
きインバータ4は、入力が中間レベル(1/2VDD)まで下
がっているので出力レベルがわずかであるが上がるが、
インバータ5の出力のレベルを動かすほどにはでない状
態を作り出すことができる。
このような状態では、インバータ5は全く動作しないた
め、第1図の回路は第2図に示す回路と等価に扱うこと
ができる。このときは、インバータ1〜3の出力が中間
レベルで安定状態となり、発振が停止する。
この発振停止時のインバータ5の出力は必ず“H"レベル
にあるから、これを検出することにより電源電圧が低下
したことを検出することができる。第3図に第1図の点
a〜dの電圧波形を(a)〜(d)で示した。
第4図はこの発振停止を検出するための回路を示す図で
ある。8は第1図に示したCR発振回路、9、10は縦続接
続したデレイフリップフロップ回路、11はクロック入力
端子、12は出力端子である。
この回路では、クロック入力端子11に印加するクロック
の周波数をCR発振回8の発振周波数よりも充分低く選定
する。
この結果、CR発振回路8からパルスが出力している間は
そのパルスの立下りエッジでフリップフロップ回路9、
10がリセットされるので、フリップフロップ10のQ2出力
は“L"レベルに固定される。
しかし、そのCR発振回路8の発振動作が停止して、その
出力が“H"レベルから変化しなくなると、まずフリップ
フロップ9がクロックの立下りによりQ1出力を“H"レベ
ルにして後段のフリップフロップ10のD端子に印加する
ので、その次のクロックの立下り時にそのフリップフロ
ップ10のQ2出力が“H"レベルに変化して固定される。
よって、出力端子12の出力が“L"レベルのときは電源電
圧正常、“H"レベルのとき異常低下を示すことができ
る。第5図にこの第4図のタイミングチャートを示し
た。
なお、CR発振回路8の発振停止を検出する回路は、第4
図に示した回路に限定されるものではない。
〔考案の効果〕
以上説明したよに本考案は、同じ電圧を入力する2つの
インバータの反転レベルを異ならせることにより電源電
圧低下による発振停止を生ぜしめて、その電源電圧低下
を検出できるようにしたものであり、その反転レベルの
違いは小さいもので充分であるので、製造上のバラツキ
による影響を少なくでき、トリミング等の調整は必要な
い。また従来のように分割用抵抗や基準電圧源等も必要
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の電源電圧低下検出回路用発
振回路の回路図、第2図はその発振回路の発振停止時の
等価回路の回路図、第3図は発振回路の発振動作のタイ
ミングチャート、第4図は発振停止を検出する検出回路
の回路図、第5図はその検出回路のタイミングチャート
である。 1〜5…インバータ、6…抵抗、7…コンデンサ、8…
CR発振回路、9、10…ディレイフリップフロップ回路、
11…クロック入力端子、12…出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦続接続した奇数個のインバータ群と、該
    奇数個のインバータ群の初段のインバータの入力と同相
    となる点を分岐点として該分岐点の電圧を入力するよう
    縦続接続した偶数個のインバータ群と、上記奇数個のイ
    ンバータ群の両端間に接続した抵抗と、上記偶数個のイ
    ンバータ群の内の終段のインバータと上記奇数個のイン
    バータ群の内の上記初段のインバータとの間に接続した
    コンデンサとからなる発振回路を具備し、上記分岐する
    点から上記コンデンサ側のインバータの反転レベルを上
    記抵抗側のインバータの反転レベルよりも低く設定した
    ことを特徴とする電圧検出回路。
JP11092889U 1989-09-25 1989-09-25 電圧検出回路 Expired - Lifetime JPH0719012Y2 (ja)

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JP11092889U JPH0719012Y2 (ja) 1989-09-25 1989-09-25 電圧検出回路

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JPH0351380U JPH0351380U (ja) 1991-05-20
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JP3039196U (ja) * 1996-11-08 1997-07-11 稔 柿山 植栽装置

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