JPH0719004Y2 - 舶用主機の回転数検出装置 - Google Patents

舶用主機の回転数検出装置

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JPH0719004Y2
JPH0719004Y2 JP1988139837U JP13983788U JPH0719004Y2 JP H0719004 Y2 JPH0719004 Y2 JP H0719004Y2 JP 1988139837 U JP1988139837 U JP 1988139837U JP 13983788 U JP13983788 U JP 13983788U JP H0719004 Y2 JPH0719004 Y2 JP H0719004Y2
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JP1988139837U
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功 岸本
隆義 前田
勲 佐藤
直樹 田村
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株式会社ナブコ
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D45/00Electrical control not provided for in groups F02D41/00 - F02D43/00

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、舶用主機の回転数を制御する調速装置におい
て使用される、舶用主機の回転数検出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種の舶用主機の回転数検出装置としては、第
5図に示すものがある。第5図において、舶用主機のタ
ーニングギヤ1に近接して設けてありターニングギヤ1
の歯に応じたパルスPを発生するセンサー2の出力を回
転数検出器3に印加し、この回転数検出器3は、印加さ
れたセンサー2の出力をメモリー6で記憶する構成であ
る。また、センサー2の出力はタイミング検出器7に印
加され、このタイミング検出器7は、センサー2のパル
スの立ち上がり又は立ち下がりの何れかを検出して、そ
の検出信号を回転数検出器3のメモリー6に印加する構
成である。そして、上記構成の回転数検出装置は、メモ
リー6に記憶している回転数データをタイミング検出器
7からの出力があった時、その時の実回転数信号Xiを出
力するようになっている(昭和63年2月19日出願に係る
出願人自身の先願である実願昭63−21457号参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した従来の技術は、タイミング検出器7の出力があ
った時に回転数検出器3のメモリー6からの実回転数信
号Xiを出力するものである。
このため、この装置によると舶用主機の一回転内の回転
数の変動〔舶用主機の回転数は、シリンダー内に爆発が
発生した時増加し、次の爆発まで減少する。この回転数
の変動は、低回転数になるに従って大きくなる。〕も実
回転数信号Xiとして出力するという問題点も有してい
た。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の手段は、舶用主機の
ターニングギヤに近接して設けられターニングギヤの回
転に応じたパルスを発生するセンサーと、このパルスを
デジタル信号に変換する変換器を備えた回転数検出器
と、前記パルスに同期して作動し前記回転数検出器の出
力側に実回転数を出力させるタイミング検出器と、前記
回転数検出器の出力側に接続し関数の個数の前記実回転
数を平均して平均値を出力する平均値演算器とを備えた
舶用主機の回転数検出装置において、前記回転数検出器
の変換器または出力側に接続し、変換器の出力または前
記実回転数に関連して舶用主機の回転数が高くなると小
さい数値、低くなると大きい数値となる前記関数を平均
値演算器に出力する関数発生器を備えた構成としたこと
である。
〔作用〕
本考案は、回転数検出器の変換器または出力側に接続
し、変換器の出力または前記実回転数に関連して関数発
生器が舶用主機の回転数に応じた数値(舶用主機の回転
数が小さいと大きな数値、舶用主機の回転数が大きいと
小さな数値)を出力し、この数値に応じた個数の実回転
数を平均値演算器が平均化するようになっている。従っ
て、舶用主機の回転数の大小による回転数の変動が少な
くなり、安定した実回転数が出力されることになる。
さらに、制御に悪影響を与える回転数の周期的な微小変
動の影響が平均化による影響よりも大きな回転数域にお
いて、平均化する実回転数の個数を増やして周期的な微
小変動の影響を軽減させることができる一方、周期的な
微小変動の影響が小さな回転数域において、平均化する
実回転数の個数を減らして平均化による回転数の検出遅
れを最小に抑えることができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明する。
第1図は、本考案の第1実施例である舶用主機の回転数
検出装置の構成を示すブロック図である。第1図におい
て、ターニングギヤ1は、舶用主機の出力側に設けられ
た歯車である。このターニングギヤ1には、その歯に接
近して近接センサー等のセンサー2が設けられている。
このセンサー2は、ターニングギヤ1の歯が接近してき
たときにその出力が大きくなり、歯が離れるとその出力
は小さくなる信号Pを発生する。なお、このセンサー2
は波形整形機能を有するものである。また、このセンサ
ー2の出力側には、センサー2が発信する信号の周波数
に応じた電圧を発生する周波数電圧変換器4と、この周
波数電圧変換器4の出力をデジタル信号に変換するA/D
変換器5と、メモリー6とで構成した回転数検出器3が
接続してある。この回転数検出器3のメモリー6には、
出力側3Aを介して平均値演算器9が接続される。
タイミング検出器7は、センサー2の出力側とメモリー
6の間に設けられ、センサー2の信号に同期したパルス
信号をメモリー6に出力する。
メモリー6は、A/D変換器5からの出力Xを記憶し、パ
ルス検出器7からのパルス信号に応じた値Xi(実回転
数)を出力する。
関数発生器10は、A/D変換器5の出力Xの大小に応じ
て、関数nを出力する。このn値は、平均化される実回
転数Xiの母集団の数に相当するもので、A/D変換器5の
出力Xが大きくなると小さな値nとし、出力Xが小さく
なると大きな値がnとなる。即ち、回転数が低いと微変
動の周期が長くなるので、多くの個数Xiで回転数の平均
化を図り、回転数が大きくなるに従って少ない個数Xi
平均化を図るものである。
平均値演算器9は、メモリー6からの出力Xiとそれ以前
の出力Xiを関数発生器10の出力nの値のn個加算し、関
数発生器10の出力nで除したものである。この平均値演
算は、出力Xiの各々に対して行われる。
出力端8は、平均値演算器9の出力が取り出される部分
で制御系に接続される。
次に、この考案の第1実施例の作動を第2図に基づいて
説明する。
第2図(a)はA/D変換器5の出力を示しており、この
出力Xは周期的な微変動を伴う。第2図(b)はセンサ
ー2からのパルス信号Pを示し、第2図(c)は回転数
検出器3の出力側3Aからの出力Xi(実回転数)を示し、
第2図(d)は関数発生器10の出力nに基づく平均値演
算器9の演算結果を示す図面である。なお、説明の適宜
上、舶用主機が1気筒でターニングギヤ1の歯数を4枚
としている。第2図(a)のA〜Eはシリンダの爆発サ
イクル毎のA/D変換器の出力Xを示し、指令回転数100rp
mに対して±1rpmの周期的微変動を伴って回転し(区間
A)、一旦その回転数が上昇し(区間B、C、D)、再
び100±1rpmに戻った(区間E)する。この第2図
(a)の微変動を伴う回転数波形に対し、第2図(b)
のパルスPの立ち上がり時にサンプリングして、第2図
(c)に示す実回転数信号Xiが得られる。例えば、ここ
で関数発生器10の出力nを4とすると、平均値演算器9
においては、B区間の最初の実回転数信号100rpmに対
し、その直前の99、100、101rpm(A区間の後半の3つ
の信号)も加えた4つの実回転数信号を加算して、4で
割って平均値100rpmを得る。このように各々の実回転数
信号について、平均演算を施して得られた出力が第2図
(d)に示されるものである。周期的な微変動は姿を消
して、区間B、C、Dの回転数の上昇のみが安定的に得
られる。
第3図は第2実施例を示し、上記第1実施例と異なる点
は、関数発生器10の回転数情報を回転数発生器3の出力
側3Aから取り込む点である。回転数の絶対値の大小が判
ればよく、メモリー6の前後を問わない。
第4図は第3実施例を示し、上記第1実施例と異なる点
は、タイミング検出器7からの出力をA/D変換器5に直
接印加し、A/D変換器5からパルスに同期した実回転数
信号を得るようにしたものである。メモリー6は必須で
はない。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のように、回転数検出器の変換器または
出力側に接続し、変換器の出力または前記実回転数に関
連して舶用主機の回転数が高くなると小さい数値、低く
なると大きい数値となる前記関数を平均値演算器に出力
する関数発生器を備えた構成である。
これにより、関数の数値に応じた個数の実回転数を平均
値演算器が平均化するため、舶用主機の回転数の大小に
関係なくその1回転中の変動を極力小さな値にして常に
安定した実回転数を得ることができる。このため、制御
系の無駄な動きを防止できる。
さらに、制御に悪影響を与える回転数の周期的な微小変
動の影響が平均化による影響よりも大きな回転数域にお
いて、平均化する実回転数の個数を増やして周期的な微
小変動の影響を軽減することができる一方、周期的な微
小変動の影響が小さな回転数域において、平均化する実
回転数の個数を減らして平均化による回転数の検出遅れ
を最小に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の構成を示すブロック図、
第2図は本考案の実施例の作動を示すグラフ図、第3図
本考案の第2実施例の構成を示すブロック図、第4図本
考案の第3実施例の構成を示すブロック図、第5図は従
来例の構成を示すブロック図である。 1…ターニングギヤ、2…センサー、3…回転数検出
器、6…メモリー、7…タイミング検出器、9…平均値
演算器、10…関数発生器、Xi…実回転数、X…回転数。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】舶用主機のターニングギヤに近接して設け
    られターニングギヤの回転に応じたパルスを発生するセ
    ンサーと、このパルスをデジタル信号に変換する変換器
    を備えた回転数検出器と、前記パルスに同期して作動し
    前記回転数検出器の出力側に実回転数を出力させるタイ
    ミング検出器と、前記回転数検出器の出力側に接続し関
    数の個数の前記実回転数を平均して平均値を出力する平
    均値演算器とを備えた舶用主機の回転数検出装置におい
    て、 前記回転数検出器の変換器または出力側に接続し、変換
    器の出力または前記実回転数に関連して舶用主機の回転
    数が高くなると小さい数値、低くなると大きい数値とな
    る前記関数を平均値演算器に出力する関数発生器を備え
    ていることを特徴とする舶用主機の回転数検出装置。
JP1988139837U 1988-10-26 1988-10-26 舶用主機の回転数検出装置 Expired - Lifetime JPH0719004Y2 (ja)

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WO2016056732A1 (ko) * 2014-10-07 2016-04-14 주식회사 현대케피코 런-아웃을 갖는 회전체에 대한 회전체 검출 센서 제어 장치 및 방법

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JPH0260874U (ja) 1990-05-07
KR900006658A (ko) 1990-05-08

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