JPH0518310A - 舶用主機関の回転数検出装置 - Google Patents
舶用主機関の回転数検出装置Info
- Publication number
- JPH0518310A JPH0518310A JP22873491A JP22873491A JPH0518310A JP H0518310 A JPH0518310 A JP H0518310A JP 22873491 A JP22873491 A JP 22873491A JP 22873491 A JP22873491 A JP 22873491A JP H0518310 A JPH0518310 A JP H0518310A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main engine
- pulse
- converter
- marine main
- rotation speed
- Prior art date
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- Pending
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- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 回転数の変動に応じてサンプリング間隔を可
変にする舶用主機関の回転数検出装置を提供する。 【構成】 舶用主機関のターニングギヤTGの回転を検
出してパルスを発生するセンサSEと、そのパルスを周
波数/電圧変換してアナログ信号を出力する第1変換器
FVと、そのアナログ信号をデジタル信号に変換しこれ
を実回転数として出力する第2変換器ADと、を備えた
舶用主機関の回転数検出装置において、検知器EDを介
して上記パルスに同期してデジタル信号を実回転数とし
て抽出するように構成した。
変にする舶用主機関の回転数検出装置を提供する。 【構成】 舶用主機関のターニングギヤTGの回転を検
出してパルスを発生するセンサSEと、そのパルスを周
波数/電圧変換してアナログ信号を出力する第1変換器
FVと、そのアナログ信号をデジタル信号に変換しこれ
を実回転数として出力する第2変換器ADと、を備えた
舶用主機関の回転数検出装置において、検知器EDを介
して上記パルスに同期してデジタル信号を実回転数とし
て抽出するように構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、舶用主機関の回転数を
制御する調速装置において使用され、その主機関の実回
転数を検出する装置に関する。
制御する調速装置において使用され、その主機関の実回
転数を検出する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この回転数検出装置の従来例として図4
に示すものがある。図4において、TGは図外の主機関
のターニングギヤ、SEは例えば近接スイッチ等のセン
サ、FVは周波数/電圧変換する第1変換器、ADはア
ナログ/デジタル変換する第2変換器である。
に示すものがある。図4において、TGは図外の主機関
のターニングギヤ、SEは例えば近接スイッチ等のセン
サ、FVは周波数/電圧変換する第1変換器、ADはア
ナログ/デジタル変換する第2変換器である。
【0003】センサSEは、ターニングギヤTGの歯の
凹凸の通過(回転)を検出してその回転速度に応じたパ
ルスPUを発生する。なお、このセンサSEは波形整形
機能を有するものである。第1変換器FVは、センサS
EからのパルスPUを周波数/電圧変換してアナログ信
号ASを出力する。第2変換器ADは、第1変換器FV
からのアナログ信号ASを一定時間毎にサンプリングし
てデジタル信号に変換し、これを実回転数FBとして出
力する。この実回転数FBが図外の調速装置にフィード
バックされて主機関の調速制御に使用される。
凹凸の通過(回転)を検出してその回転速度に応じたパ
ルスPUを発生する。なお、このセンサSEは波形整形
機能を有するものである。第1変換器FVは、センサS
EからのパルスPUを周波数/電圧変換してアナログ信
号ASを出力する。第2変換器ADは、第1変換器FV
からのアナログ信号ASを一定時間毎にサンプリングし
てデジタル信号に変換し、これを実回転数FBとして出
力する。この実回転数FBが図外の調速装置にフィード
バックされて主機関の調速制御に使用される。
【0004】舶用主機関の調速制御においては、指令回
転数を一定に保持していても、各シリンダ毎の爆発によ
って実回転数に微変動を生じている。この微変動の周期
はその回転数の増加に伴なって短くなる。これは高回転
になるほど各シリンダの爆発の間隔が短くなるからであ
る。
転数を一定に保持していても、各シリンダ毎の爆発によ
って実回転数に微変動を生じている。この微変動の周期
はその回転数の増加に伴なって短くなる。これは高回転
になるほど各シリンダの爆発の間隔が短くなるからであ
る。
【0005】今、図3(イ)に具体的数値で示すよう
に、指令回転数100rpmに対して±1rpmの微変
動を伴なって回転し(区間A)、一旦その回転数が上昇
し(区間B,C,D)、再び100±1rpmに戻った
(区間E)とする。この区間A〜Eの回転数を、図3
(ニ)に示す一定時間毎にサンプリングしてデジタル化
すると、図3(ホ)に示す実回転数FBが得られる。な
お、図3に示す例は、説明の便宜上、主機関が1気筒で
ターニングギヤTGの歯数を4個としている。
に、指令回転数100rpmに対して±1rpmの微変
動を伴なって回転し(区間A)、一旦その回転数が上昇
し(区間B,C,D)、再び100±1rpmに戻った
(区間E)とする。この区間A〜Eの回転数を、図3
(ニ)に示す一定時間毎にサンプリングしてデジタル化
すると、図3(ホ)に示す実回転数FBが得られる。な
お、図3に示す例は、説明の便宜上、主機関が1気筒で
ターニングギヤTGの歯数を4個としている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3
(イ),(ニ),(ホ)に示すように、区間Aと区間E
においてはその回転数波形が同じであるにも拘わらず、
サンプリング後の実回転数FBが異なっている。これ
は、回転数の変動に対して常に一定時間毎にサンプリン
グしており、そのサンプリング時の回転数の位相が異な
るためである。
(イ),(ニ),(ホ)に示すように、区間Aと区間E
においてはその回転数波形が同じであるにも拘わらず、
サンプリング後の実回転数FBが異なっている。これ
は、回転数の変動に対して常に一定時間毎にサンプリン
グしており、そのサンプリング時の回転数の位相が異な
るためである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、回転
数の変動に応じてサンプリング間隔を可変にするもので
あり、その手段は、舶用主機関のターニングギヤの回転
を検出してパルスを発生するセンサと、そのパルスを周
波数/電圧変換してアナログ信号を出力する第1変換器
と、そのアナログ信号をデジタル信号に変換しこれを実
回転数として出力する第2変換器と、を備えた舶用主機
関の回転数検出装置において、上記パルスに同期してデ
ジタル信号を実回転数として抽出するように構成したこ
とである。
数の変動に応じてサンプリング間隔を可変にするもので
あり、その手段は、舶用主機関のターニングギヤの回転
を検出してパルスを発生するセンサと、そのパルスを周
波数/電圧変換してアナログ信号を出力する第1変換器
と、そのアナログ信号をデジタル信号に変換しこれを実
回転数として出力する第2変換器と、を備えた舶用主機
関の回転数検出装置において、上記パルスに同期してデ
ジタル信号を実回転数として抽出するように構成したこ
とである。
【0008】
【作用】この手段によれば、センサから得られるパルス
の周期がターニングギヤの回転数変動に応じたものであ
るため、このパルスに同期させることによりサンプリン
グ間隔が回転数の変動に応じたものとなり、回転数が変
動しても常に回転数変動波形の同じ位相の値を抽出する
ことになる。したがって、同じ回転数(例えば図3の区
間Aと区間E)であれば、サンプリング後の実回転数F
Bが同じ値となる。
の周期がターニングギヤの回転数変動に応じたものであ
るため、このパルスに同期させることによりサンプリン
グ間隔が回転数の変動に応じたものとなり、回転数が変
動しても常に回転数変動波形の同じ位相の値を抽出する
ことになる。したがって、同じ回転数(例えば図3の区
間Aと区間E)であれば、サンプリング後の実回転数F
Bが同じ値となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図3にもとづ
いて説明する。なお、従来例と同一構成部分について
は、図4と同一符号を付してその説明を省略する。
いて説明する。なお、従来例と同一構成部分について
は、図4と同一符号を付してその説明を省略する。
【0010】第1実施例を示す図1において、EDはセ
ンサSEからのパルスPUのエッジを検出する検知器で
あり、そのパルスPUの立ち上り時に検知信号を第2変
換器ADに伝達する。この検知信号が入力された時点で
第2変換器ADが実回転数FBを出力する。この第1実
施例によれば、図3(イ)の回転数変動波形に対し、図
3(ロ)のパルスPUの立ち上り時にサンプリングし
て、図3(ハ)に示す実回転数FBが得られ、回転数変
動波形が同じ区間Aと区間Eにおいては、同一の実回転
数FBとなる。
ンサSEからのパルスPUのエッジを検出する検知器で
あり、そのパルスPUの立ち上り時に検知信号を第2変
換器ADに伝達する。この検知信号が入力された時点で
第2変換器ADが実回転数FBを出力する。この第1実
施例によれば、図3(イ)の回転数変動波形に対し、図
3(ロ)のパルスPUの立ち上り時にサンプリングし
て、図3(ハ)に示す実回転数FBが得られ、回転数変
動波形が同じ区間Aと区間Eにおいては、同一の実回転
数FBとなる。
【0011】図2は第2実施例を示し、上記第1実施例
と異なる点は、第2変換器ADからのデジタル信号をメ
モリMEに入力し、上記検知器EDからの検知信号に同
期して実回転数FBを抽出する点であり、その具体的サ
ンプリングの例は、図3(イ),(ロ),(ハ)と同様
である。
と異なる点は、第2変換器ADからのデジタル信号をメ
モリMEに入力し、上記検知器EDからの検知信号に同
期して実回転数FBを抽出する点であり、その具体的サ
ンプリングの例は、図3(イ),(ロ),(ハ)と同様
である。
【0012】なお、上記実施例において、検知器EDは
パルスPUの立ち上りを検出するものとしたが、パルス
PUの下り時を検出するものであっても良い。また、上
記実施例において、パルスPUを直接に検知器EDへ導
入したが、パルスPUを分周してから検知器EDへ導入
しても良い。
パルスPUの立ち上りを検出するものとしたが、パルス
PUの下り時を検出するものであっても良い。また、上
記実施例において、パルスPUを直接に検知器EDへ導
入したが、パルスPUを分周してから検知器EDへ導入
しても良い。
【0013】
【発明の効果】以上の本発明によれば、回転数変動に対
して常に同じ位相でサンプリングできるために、精度の
良い実回転数信号を舶用主機関の調速装置に利用でき
る。また、従来装置に少し変更を加えるだけで実施容易
である。
して常に同じ位相でサンプリングできるために、精度の
良い実回転数信号を舶用主機関の調速装置に利用でき
る。また、従来装置に少し変更を加えるだけで実施容易
である。
【図1】本発明の第1実施例の構成説明図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成説明図である。
【図3】本発明の実施例および従来例の各作動説明図で
ある。
ある。
【図4】従来例の構成説明図である。
TG ターニングギヤ PU パルス SE センサ FV 第1変換器 AD 第2変換器 FB 実回転数 ED 検知器 ME メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02P 15/00 303 K 8923−3G
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 舶用主機関のターニングギヤの回転を検
出してパルスを発生するセンサと、そのパルスを周波数
/電圧変換してアナログ信号を出力する第1変換器と、
そのアナログ信号をデジタル信号に変換しこれを実回転
数として出力する第2変換器と、を備えた舶用主機関の
回転数検出装置において、 上記パルスに同期してデジタル信号を実回転数として抽
出するように構成したことを特徴とする舶用主機関の回
転数検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22873491A JPH0518310A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 舶用主機関の回転数検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22873491A JPH0518310A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 舶用主機関の回転数検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0518310A true JPH0518310A (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=16880982
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22873491A Pending JPH0518310A (ja) | 1991-08-13 | 1991-08-13 | 舶用主機関の回転数検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0518310A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110058562A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-07-26 | 于天阔 | 一种船舶航速信号转换扩展器 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141750A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-08-14 | Diesel Kiki Co Ltd | 内燃機関用回転速度デ−タ発生装置 |
-
1991
- 1991-08-13 JP JP22873491A patent/JPH0518310A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59141750A (ja) * | 1983-01-19 | 1984-08-14 | Diesel Kiki Co Ltd | 内燃機関用回転速度デ−タ発生装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110058562A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-07-26 | 于天阔 | 一种船舶航速信号转换扩展器 |
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