JPH07189747A - ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 - Google Patents

ディーゼルエンジンの燃料噴射装置

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JPH07189747A
JPH07189747A JP33093293A JP33093293A JPH07189747A JP H07189747 A JPH07189747 A JP H07189747A JP 33093293 A JP33093293 A JP 33093293A JP 33093293 A JP33093293 A JP 33093293A JP H07189747 A JPH07189747 A JP H07189747A
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JP
Japan
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fuel injection
diesel engine
governor
fuel
amount
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JP33093293A
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English (en)
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Minoru Minami
実 南
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition

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  • High-Pressure Fuel Injection Pump Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ロードセンシングタイマの作動領域を広くする
ことができ、しかも、エンジン性能上の要求を満足でき
るようにする。 【構成】燃料噴射ポンプ1は、ロードセンシングタイマ
(LST)と、ブーストコンペンセータ61とを備え
る。オリフィス47及び逃がし通路48のチューニング
が図られることにより、ディーゼルエンジンEの高負荷
の段階でLSTが作動しはじめ、排気エミッションの向
上等が図られるが、低回転時に全負荷であってもガバナ
スリーブ43に応力がかかることがある。しかし、ガバ
ナレバー26とガバナスリーブ43先端との間にはコイ
ルスプリング70が設けられており、該コイルスプリン
グ70の抗力により、ガバナスリーブ43に所定値以上
の応力が加わらない限りガバナレバー26は移動しな
い。従って、低回転時において、大きな出力が要求され
ているにもかかわらず、LSTが作動することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディーゼルエンジンの燃
料噴射装置に係り、詳しくは、過給機を備えたディーゼ
ルエンジンの過給量に応じて燃料噴射量を増量させる過
給圧補償装置(BCS)と、エンジン負荷に応じて噴射
時期を制御するロードセンシングタイマ(LST)とを
備えてなるディーゼルエンジンの燃料噴射装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、過給機を備えたディーゼルエンジ
ンにおいては、燃料噴射量を全負荷時に増量する機構と
して例えば過給圧補償装置たるブーストコンペンセータ
(以下、「ブーコン」という)を設けたものが知られて
いる(特開平2−61330号公報等)。これは、燃料
噴射量調整機構の最大噴射量の規制部材を、過給圧を用
いて増量側に駆動するものである。一般的なブーコン
は、ダイヤフラムにより区分された圧力室と背圧室とを
備え、圧力室には吸気管内圧が導入され、背圧室には大
気圧が導入される。従って、過給機が作動して吸気管内
の過給圧が所定値以上になると、これを受けたダイヤフ
ラムは所定距離だけ偏倚し、ストッパーを増量側に駆動
する。このストッパーは、燃料噴射ポンプにおけるスピ
ルリングを用いた燃料噴射量調整機構の最大噴射量を規
制する部材として働いているので、全負荷時の燃料噴射
量はさらに増量されることとなる。
【0003】一方、ディーゼルエンジンに対する燃料噴
射時期を制御するロードセンシングタイマ(以下、「L
ST」という)を設けたものが知られている(実開昭6
1−51445号公報)。このLSTは、ポンプ室内の
圧力を制御して、エンジン負荷に応じたタイマ進角特性
を得るためのものである。すなわち、軽負荷走行時に
は、LSTによりタイマ進角量が少なくなるよう制御さ
れ、高負荷走行時にはタイマの進角量が多くなるよう制
御される。
【0004】より詳しく説明すると、LSTは、燃料圧
逃がし通路を有するガバナシャフトと、該ガバナシャフ
トに対し軸方向に移動可能に支持されたガバナスリーブ
と、該ガバナスリーブに取付けられたフライウエイトと
を備えている。ガバナスリーブは、ディーゼルエンジン
の負荷に応じて移動規制されるとともに、自身にはオリ
フィスが形成されている。
【0005】そして、あるエンジン負荷において、フラ
イウエイトによりガバナスリーブが押されて移動する。
そして、燃料圧逃がし通路とオリフィスとが一致した場
合に、ポンプ室内の燃料は、ガバナスリーブのオリフィ
ス、ガバナシャフト逃がし通路を通ってフィードポンプ
の吸入側へ逃げ、圧力が低下する。このため、タイマピ
ストンはタイマスプリングの付勢力により遅角側へと引
き戻され、タイマ進角量が少なくなるよう制御される。
その結果、軽負荷時にはノック音が低減され、静粛性が
確保されるとともに、排気エミッションの向上及び失
火、白煙の防止が図られる。一方、タイマ進角量が多く
なるよう制御された場合には、主として出力の向上が図
られる。LSTは、エンジン負荷が70〜25%の間で
作動し、進角量(遅角量)は、ガバナスリーブに設けら
れたオリフィスの大きさや位置、及びタイマスプリング
のばね定数によって左右される。
【0006】近年では、上記の両装置、すなわち、ブー
コン及びLSTを共に具備した技術というのも考えられ
るようになってきている。この場合、エンジン回転数と
燃料噴射量との関係は、図11に示すようなものとな
る。同図に示すように、ブーコンが設けらている場合に
は、ブーコンが設けられていない場合に比べて、噴射量
は大きなものとなる。一方で、いわゆる一般的なチュー
ニングの施されたLSTを設けた場合、LSTが作動し
はじめる領域は、ブーコンが設けらていない場合の噴射
量特性よりも幾分少ないという特性を有する。そして、
噴射量が所定の量まで低下したならば、LSTの作動が
完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術では、以下に示すような不具合があった。すなわち、
排気エミッションの向上、騒音の防止という観点からす
れば、図12に示すように、LSTの作動する領域は広
い方が、すなわち、比較的高負荷の(噴射量の多い)段
階で、LSTが作動しはじめることが望ましい。このよ
うな特性となるようにするためには、前記オリフィスと
逃がし通路との距離を適宜にチューニングしてやればよ
い。
【0008】しかし、上記のような特性を有するように
チューニングを施した場合、過給圧が低い(もしくは過
給していない)低回転時には、全負荷(アクセルペダル
全開)であっても、LSTが作動してしまうおそれがあ
った。そのため、図13に示すように、アクセルペダル
の踏込量が全開で、大きな出力が要求されている場合で
あっても、LSTが作動してしまい、このため、タイマ
が要求された進角側へは制御されずに、遅角側に制御さ
れてしまうおそれがあった。その結果、かかる低回転領
域における出力性能が著しく不足してしまうとともに、
スモークの発生量が増大してしまい、エンジン性能上の
要求を満足させることができないというおそれがあっ
た。
【0009】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、過給圧補償装置とロードセン
シングタイマとを共に備えてなるディーゼルエンジンの
燃料噴射装置において、ロードセンシングタイマの作動
領域を広くすることができ、しかも、エンジン性能上の
要求を満足することのできるディーゼルエンジンの燃料
噴射装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明においては、往復動により燃料をディー
ゼルエンジンへ圧送するためのプランジャ、自身の移動
により前記プランジャの有効ストローク量を変更させる
スピルリング、前記ディーゼルエンジンの負荷に応じて
駆動され、前記スピルリングを移動させるためのテンシ
ョンレバーを含むガバナレバー及び前記テンションレバ
ーの動きを規制して燃料噴射量の最大噴射量を規制する
ための規制部材を備えてなる燃料噴射量調整機構と、前
記プランジャを往復動させるためのカム機構と、少なく
とも前記ディーゼルエンジンの回転数に応じて前記カム
機構の駆動タイミングを調節して燃料噴射時期を調整す
るタイマ機構とをそれぞれ内部に有してなる燃料噴射ポ
ンプと、前記ディーゼルエンジンの吸気系に設けられた
過給機による過給量が所定値以上となったとき、前記燃
料噴射量調整機構における前記規制部材を駆動して、前
記プランジャの有効ストローク量を増大させることによ
り前記ディーゼルエンジンへの燃料噴射量を増量する過
給圧補償装置と、燃料圧逃がし通路を有するガバナシャ
フトと、該ガバナシャフトに対し軸方向に移動可能に支
持され、前記ディーゼルエンジンの負荷に応じて移動規
制されるとともに、自身にはオリフィスを有し、かつ、
前記ガバナレバーの動きを調整するガバナスリーブとを
備え、前記オリフィス及び前記逃がし通路を通っての前
記燃料噴射ポンプ内の燃料圧力の逃げを制御することに
より、前記タイマ機構を制御して燃料の噴射時期を制御
する前記燃料噴射ポンプ内に設けられたロードセンシン
グタイマとを備えたディーゼルエンジンの燃料噴射装置
において、前記ガバナレバーと前記ガバナスリーブ先端
との間に、弾性部材を設けたことをその要旨としてい
る。
【0011】また、第2の発明においては、第1の発明
に記載された前記弾性部材は、コイルスプリングよりな
ることをその要旨としている。
【0012】
【作用】上記第1の発明の構成によれば、燃料噴射ポン
プ内において、カム機構では、プランジャが往復動され
る。
【0013】また、燃料噴射量調整機構では、プランジ
ャの往復動により燃料がディーゼルエンジンへ圧送され
る。ディーゼルエンジンの負荷に応じてテンションレバ
ーを含むガバナレバーが駆動され、スピルリングが移動
する。このとき、スピルリングの移動により、プランジ
ャの有効ストローク量が変更される。また、規制部材に
より、テンションレバーの動きが規制されて、燃料噴射
量の最大噴射量が規制される。
【0014】さらに、タイマ機構では、少なくともディ
ーゼルエンジンの回転数に応じてカム機構の駆動タイミ
ングが調節されて燃料噴射時期が調整される。また、デ
ィーゼルエンジンの吸気系には過給機が設けられ、該過
給機による過給量が所定値以上となったとき、過給圧補
償装置は、前記燃料噴射量調整機構における規制部材を
駆動する。これにより、プランジャの有効ストローク量
が増大され、ディーゼルエンジンへの燃料噴射量が増量
される。
【0015】さらに、燃料噴射ポンプ内に設けられたロ
ードセンシングタイマの、ガバナシャフトに対し軸方向
に移動可能に支持されたガバナスリーブは、ガバナレバ
ーの動きを調整する。そして、ガバナスリーブのオリフ
ィスと、ガバナシャフトの燃料圧逃がし通路とが一致し
たとき、オリフィス及び逃がし通路を通って、燃料噴射
ポンプ内の燃料圧力の逃げが制御される。これにより、
タイマ機構が制御されて燃料の噴射時期が制御される。
【0016】そして、本発明では、オリフィス及び逃が
し通路のチューニングが図られることにより、ディーゼ
ルエンジンの比較的高負荷の段階で、ロードセンシング
タイマが作動しはじめるようにすることが可能である。
かかるチューニングが施されることにより、排気エミッ
ションの向上、騒音の防止が図られる。そして、上記の
ようなチューニングを施した場合、過給圧が低い(もし
くは過給していない)低回転時に、全負荷(アクセルペ
ダル全開)であっても、ガバナスリーブに応力が加わ
り、該ガバナスリーブが移動してしまう可能性がある。
【0017】しかし、本発明の構成によれば、ガバナレ
バーとガバナスリーブ先端との間に、弾性部材が設けら
れている。このため、ガバナレバーは、弾性部材の存在
により、所定値以上の応力が加わらない限り移動しな
い。従って、ディーゼルエンジンの低回転時において
は、ガバナレバーの移動を規制することが可能となる。
そのため、低回転時において大きな出力が要求されてい
るにもかかわらず、ロードセンシングタイマが作動し
て、タイマ機構が遅角側に制御されてしまうのが防止さ
れる。
【0018】また、第2の発明によれば、第1の発明の
弾性部材は、コイルスプリングよりなる。従って、第1
の発明の作用に加えて、コイルスプリングのばね定数等
を調節することにより、特性が容易に調整することが可
能となる。また、燃料噴射ポンプ内には、その他のスプ
リングも多数配設されうることから、腐食、破損等のお
それもない。さらに、ガバナレバー及びガバナスリーブ
先端に対する装着及び取外しが容易に行われる。
【0019】
【実施例】以下、本発明におけるディーゼルエンジンの
燃料噴射装置を具体化した一実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
【0020】図1は本実施例において、車両に搭載され
たディーゼルエンジンの燃料噴射装置の主要部を示す概
略構成図である。また、図2は本実施例における過給機
付ディーゼルエンジンシステムの概略断面図を示してい
る。
【0021】これらの図に示すように、ディーゼルエン
ジンEには、燃料を該エンジンE内へ噴射するための分
配型燃料噴射ポンプ1が設けられている。また、ディー
ゼルエンジンEには、各気筒に連通する吸気通路49及
び排気通路50がそれぞれ設けられている。又、吸気通
路49には過給機を構成するターボチャージャ51のコ
ンプレッサ52が設けられ、排気通路50にはターボチ
ャージャ51のタービン53が設けられている。更に、
排気通路50にはウェイストゲートバルブ54が設けら
れている。周知のように、ターボチャージャ51は排気
ガスのエネルギーを利用してタービン53を回転させ、
その同軸上にあるコンプレッサ52を回転させて吸入空
気を昇圧させる。そして、吸入空気が昇圧されることに
より、高密度の空気が主燃焼室55へ送り込まれて副燃
焼室56を通じて噴射された燃料が多量に燃焼され、デ
ィーゼルエンジンEの出力が増大される。又、ウェイス
トゲートバルブ54が開閉されることにより、ターボチ
ャージャ51による吸入空気の昇圧レベルが調節され
る。
【0022】次に、分配型燃料噴射ポンプ1について詳
しく説明する。分配型燃料噴射ポンプ1のポンプハウジ
ング2下部には、図2の左右方向へ延びるドライブシャ
フト3が配設されている。このドライブシャフト3はデ
ィーゼルエンジンEによって回転駆動される。ドライブ
シャフト3上には、燃料タンク(図示しない)内の燃料
をポンプハウジング2内の燃料室14へ供給するための
ベーン型フィードポンプ(図1では90度展開されてい
る)4のロータ4aが一体回転可能に取付けられてい
る。
【0023】ポンプハウジング2下部において、ドライ
ブシャフト3と同一軸線上にはシリンダ5が取付けら
れ、このシリンダ5内に燃料加圧用のプランジャ6が摺
動可能に嵌挿されている。プランジャ6の先端面(図の
右端面)とシリンダの内底面との間の空間は高圧室7と
なっている。ドライブシャフト3とプランジャ6とは図
示しないカップリング8によって連結されている。この
連結により、プランジャ6はドライブシャフト3と一体
的に回転可能であり、かつ、ドライブシャフト3に対し
て軸線方向(図の左右方向)への相対的な移動が可能で
ある。
【0024】ポンプハウジング2下部には、ドライブシ
ャフト3を中心とするローラリング10が回動自在に取
付けられている。ローラリング10のプランジャ6側の
面には複数のローラが等角度毎に支持されている。一
方、プランジャ6の基端部(図の左端部)にはカムプレ
ート12が一体回転可能に取付けられている。カムプレ
ート12のドライブシャフト3側の面には、ディーゼル
エンジンEの気筒数と同数のフェイスカム12aが形成
されている。プランジャ6及びカムプレート12は、ス
プリング13によって常にローラに押し付けられてい
る。そして、前記ドライブシャフト3の回転力がカップ
リング8を介してカムプレート12に伝達されることに
より、同カムプレート12及びプランジャ6が回転しな
がら図中左右方向へ往復動する。この往復動により、前
記高圧室7内が加圧及び減圧される。これらローラリン
グ10、ローラ、カムプレート12及びスプリング13
等によりカム機構が構成されている。
【0025】ディーゼルエンジンEの気筒毎に設けられ
た燃料噴射弁へ前記高圧室7内の加圧燃料を分配して圧
送するために、プランジャ6内には燃料通路18が形成
され、該燃料通路18及びポンプハウジング2に形成さ
れた燃料管20等を介して燃料噴射弁が接続されてい
る。
【0026】前記噴射を終了させるために、プランジャ
6の基端部側には、前記燃料通路18を中心として半径
方向外方へ延びるスピルポート23が設けられている。
スピルポート23はプランジャ6の外周面に開口してい
る。また、プランジャ6上にはスピルリング24が軸線
方向への相対摺動可能かつ相対回動可能に外嵌されてい
る。燃料の圧送は、前記噴射行程後にプランジャ6がさ
らに往動し、スピルリング24によって塞がれていたス
ピルポート23が、そのスピルリング24のプランジャ
6先端側端面(右端面)から抜け出て燃料室14内に開
放されたときに終了する。このときには、加圧燃料がス
ピルポート23から溢流して圧力が急激に低下する。圧
力低下により燃料の圧送が終わり、燃料噴射弁からの燃
料噴射も停止する。
【0027】燃料の噴射量は、加圧開始から加圧終了ま
でに移動するプランジャ6の距離(有効ストローク量)
によって決定される。この有効ストローク量を変化させ
ることで燃料噴射量の調整が行われる。
【0028】この調整に際しては、プランジャ6の往復
動のストロークが一定であることから、スピルリング2
4の軸線方向の位置を変化させるようにしている。本実
施例では、スピルリング24を図の右方へ変位させる
と、有効ストローク量が増大して加圧の終了が遅くな
り、燃料噴射量が増加する。これとは逆に、スピルリン
グ24を図の左方へ変位させると、有効ストローク量が
短くなって加圧の終了が早くなり、燃料噴射量が減少す
る。
【0029】さらに、ディーゼルエンジンEの運転状況
(回転数や負荷)に応じて前記スピルリング24の位置
を調整するために、ポンプハウジング2には遠心力式の
ガバナ機構Gが内蔵されている。すなわち、本実施例で
は、プランジャ6、スピルリング24、ガバナ機構G等
により噴射量調整機構が構成されている。
【0030】このガバナ機構Gについて説明すると、ポ
ンプハウジング2内にはテンションレバー30及びコン
トロールレバー31を有するガバナレバー26が設けら
れている。ガバナレバー26は、ポンプハウジング2上
部に回動可能に取付けられたフルロードアジャスタ28
によって受け止められている。ガバナレバー26におい
ては、さらには支軸29が固定され、この支軸29にテ
ンションレバー30及びコントロールレバー31が回動
可能に連結されている。コントロールレバー31の下端
はスピルリング24に連結されており、この連結箇所が
軸線方向へ移動することによりスピルリング24の位置
が変化する。
【0031】また、前記フルロードアジャスタ28は、
全負荷時の燃料噴射量を調整するためのものであり、こ
れをねじ込むと、ガバナレバー26が反時計回り方向へ
回動し、支軸29及びスピルリング24が燃料増量方向
(図の右方向)へ移動する。
【0032】一方、ポンプハウジング2にはアジャステ
ィングレバー32が回動可能に取付けられている。アジ
ャスティングレバー32はアクセルペダルに連結されて
おり、その踏み込み量に応じて、アイドル位置と、全負
荷位置との間で回動する。アジャスティングレバー32
と前記テンションレバー30上端とはコントロールスプ
リング33等によって連結されている。そして、アクセ
ルペダルが踏み込まれてアジャスティングレバー32が
回動されると、コントロールスプリング33が引っ張ら
れ、テンションレバー30が反時計回り方向へ回動す
る。この回動により、支軸29及びスピルリング24が
燃料増量方向へ移動する。テンションレバー30の回動
は規制部材としてのストッパ36によって規制される。
【0033】なお、前記コントロールレバー31とテン
ションレバー30との間にはコイル状のアイドルスプリ
ング37及び板状のスタートスプリング38が介在され
ている。
【0034】一方、前記ドライブシャフト3の上方には
ガバナシャフト39が回転可能に支持され、その外周に
は伝達ギヤ40及びガバナケース41が取付けられてい
る。伝達ギヤ40は前記ドライブシャフト3上のタイミ
ングギヤに噛み合っており、そのタイミングギヤの回転
にともない増速されて回転する。ガバナシャフト39上
にはガバナスリーブ43が軸線方向への摺動可能に外嵌
され、その先端が前記コントロールレバー31に当接し
ている。ガバナケース41内には複数のフライウエイト
44が設けられ、これらは伝達ギヤ40の回転数に応じ
た遠心力をガバナスリーブ43に伝達する。そして、回
転数が高くなるとフライウエイト44が開いてガバナス
リーブ43に対し、図の右方への応力を付与し、移動さ
せる。そして、コントロールレバー31を時計回り方向
へ回動させて、スピルリング24を噴射量減量方向(図
の左方向)へ移動させるようになっている。
【0035】また、ポンプハウジング2の下部には、燃
料室14内の燃料圧により作動する燃料噴射時期制御用
の油圧式タイマ(図では90度展開されている)46が
内蔵されている。タイマ46は、ドライブシャフト3の
回転方向に対するローラリング10の位置を調整するこ
とにより、フェイスカム12aがローラに係合する時
期、すなわちカムプレート12及びプランジャ6の往復
動タイミングを制御するものである。タイマ46は、タ
イマピストン46a及びタイマスプリング46bを備え
ている。
【0036】さらに、本実施例では、公知のロードセン
シングタイマ(LST)が設けられている。すなわち、
図1に示すように、前記ガバナスリーブ43にはオリフ
ィス47が形成され、ガバナシャフト39には、燃料圧
逃がし通路48が形成されている。燃料圧逃がし通路4
8は、レギュレーティングバルブ45を介してフィード
ポンプ4の吸入側に連通されている。
【0037】そして、ガバナスリーブ43がフライウエ
イト44により押されて相対移動し、オリフィス47と
燃料圧逃がし通路48とが一致したとき、燃料室14内
の燃料は燃料圧逃がし通路48を通ってフィードポンプ
4の吸入側に逃げる。このため、前記タイマ46のタイ
マピストン46aがタイマスプリング46bの付勢力に
より引き戻され、噴射時期が遅角側へと制御されるよう
になっている。
【0038】さらに、本実施例では、公知の過給圧補償
装置としてのブーストコンペンセータ(ブーコン)61
がポンプハウジング2の上部に設けられている。このブ
ーコン61は、前記ストッパ36を、前記ターボチャジ
ャ51による過給圧を用いて、燃料噴射量を増量側に駆
動するものである。ブーコン61は、ダイヤフラム62
により区分された圧力室63と背圧室64とを備え、ダ
イヤフラム62にはプッシュロッド65が設けられてい
る。また、プッシュロッド65はテーパ部65aを備
え、該テーパ部65aには、前記ストッパ36の先端に
設けられたコネクティングピン36aの先端部分が当接
している。前記圧力室63には前記吸気通路49の内圧
が導入され、背圧室64には大気圧が導入される。
【0039】そして、ターボチャージャ51が作動して
吸気通路49内の過給圧が所定値以上になると、図3に
示すように、これを受けたダイヤフラム62は、図の下
方に所定距離だけ偏倚する。これに伴いプッシュロッド
65はその周りに設けられたスプリング66の付勢力に
抗して図の下方へ移動する。このとき、前記テーパ部6
5aの作用によりコネクティングピン36aが移動する
とともに、前記ストッパ36が回動する(このため、ス
トッパ36はコントロールアームともよばれる)。この
ストッパ36は、前記テンションレバー30を規制する
ものであるため、該ストッパ36の回動によりテンショ
ンレバー30の移動量が拡大されるようになる。その結
果、スピルルング24が増量側へと移動され、全負荷時
の燃料噴射量が増量されるようになっている。
【0040】さて、本実施例では、図1に示すように、
前記ガバナレバー26のコントロールレバ31と、前記
ガバナスリーブ43の先端部との間には、弾性部材とし
てのコイルスプリング70が設けられている。このコイ
ルスプリング70は、燃料噴射ポンプ1内の設けられて
いる他のスプリングと同等の素材により構成されてい
る。
【0041】次に、前記のように構成された本実施例の
作用及び効果について説明する。基本的には、燃料噴射
ポンプ1内において、カム機構10、12、13により
プランジャ6が往復動される。
【0042】また、燃料噴射量調整機構では、プランジ
ャ6の往復動により燃料がディーゼルエンジンEへ圧送
され、燃料が噴射される。このとき、ディーゼルエンジ
ンEの負荷(アクセルペダルの開度)に応じてテンショ
ンレバー30を含むガバナレバー26が駆動され、スピ
ルリング24が移動する。このとき、スピルリング24
の移動により、プランジャ6の有効ストローク量が変更
される。また、ストッパ36により、テンションレバー
30の動きが規制されて、最大噴射量が規制される。
【0043】さらに、タイマ26においては、少なくと
もディーゼルエンジンEの回転数に応じてカム機構1
0、12、13の駆動タイミングが調節されて燃料噴射
時期が調整される。
【0044】また、ディーゼルエンジンEの吸気通路4
9にはターボチャージャ51が設けられ、該ターボチャ
ージャ51による過給量が所定値以上となったとき、上
述した動きにより、ブーコン61は、前記ストッパ36
を回動させる。これにより、プランジャ6の有効ストロ
ーク量が増大され、ディーゼルエンジンEへの燃料噴射
量の増量が図られる。
【0045】さらに、燃料噴射ポンプ1内に設けられた
LSTの、ガバナシャフト39に対し軸方向に移動可能
に支持されたガバナスリーブ43は、ガバナレバー26
の動きを調整する。そして、図6に示すように、ガバナ
スリーブ43のオリフィス47と、ガバナシャフト39
の燃料圧逃がし通路48とが一致したとき、オリフィス
47及び逃がし通路48を通って、燃料噴射ポンプ1内
の燃料圧力の逃げが許容される。これにより、タイマ4
6が上述のように駆動されて燃料の噴射時期が遅角側に
制御される。
【0046】そして、本実施例では、オリフィス47及
び逃がし通路48のチューニングが図られることによ
り、図9に示すように、比較的ディーゼルエンジン1の
高負荷の段階で、LSTが作動しはじめるようになって
いる(LSTが作動しはじめる領域が比較的高負荷側に
シフトしている)。かかるチューニングが施されること
により、排気エミッションの向上、騒音の防止が図られ
る。そして、上記のようなチューニングを施した場合、
過給圧が低い(もしくは過給していない)低回転時に、
全負荷(アクセルペダル全開)であっても、ガバナスリ
ーブ43には、図4,7において、図の右側へ応力がか
かることがある。かかる場合、従来技術では、ガバナス
リーブは、右側へ移動してしまっていた。
【0047】しかし、本実施例によれば、ガバナレバー
26とガバナスリーブ43先端との間に、コイルスプリ
ング70が設けられている。このため、ガバナレバー2
6は、該コイルスプリング70の抗力により、ガバナス
リーブ43に所定値以上の応力が加わらない限り移動し
ない。従って、ディーゼルエンジンEの低回転時におい
ては、ガバナレバー26の移動を規制することが可能と
なる。そのため、図9,10に示すように、低回転時に
おいて大きな出力が要求されているにもかかわらず、L
STが作動してしまって、タイマ26が遅角側に制御さ
れてしまうのを防止することができる。その結果、ディ
ーゼルエンジンEの性能上の要求(出力特性の向上、ス
モークの発生防止、燃費の悪化防止等)を充分に満足す
ることができる。
【0048】一方、回転数が増大し、図5,6,8に示
すように、ガバナスリーブ43に所定値以上の応力、つ
まり、コイルスプリング70の抗力以上の応力が加わっ
た場合には、従前通り、ガバナスリーブ43が移動し、
オリフィス47と燃料圧逃がし通路48とが一致する。
このため、オリフィス47及び逃がし通路48を通っ
て、燃料噴射ポンプ1内の燃料圧力の逃げが許容され
る。従って、タイマ46が駆動され、燃料の噴射時期を
遅角側に制御することができる。すなわち、回転数が所
定以上である場合には、LSTの作動領域を広くするこ
とができる。
【0049】すなわち、本実施例によれば、LSTの作
動領域を広くすることができるのと同時に、ディーゼル
エンジンEの性能上の要求を充分に満足することができ
るのである。
【0050】また、本実施例では、弾性部材として、コ
イルスプリング70を採用した。従って、コイルスプリ
ング70のばね定数等を適宜に調節することにより、特
性を容易に調整することができる。また、燃料噴射ポン
プ1内には、その他のスプリングも多数配設されうるこ
とから、腐食、破損等のおそれもない。さらに、ガバナ
レバー26及びガバナスリーブ43先端に対する装着及
び取外しを比較的容易に行うことができる。
【0051】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一部
を適宜に変更して次のように実施することもできる。 (1)前記実施例では、弾性部材としてコイルスプリン
グ70を採用したが、低回転数時に、ガバナスリーブ4
3の移動を規制することのできる弾性部材であれば、例
えばジャックポット、ゴム又はスポンジ等の弾性体(但
し、燃料等によって腐食、損傷されないもの)を採用し
てもよい。
【0052】(2)前記実施例では、ガバナスリーブ4
3先端と、ガバナレバー26のコントロールレバー31
との間にコイルスプリング70を設けるようにしたが、
ガバナスリーブ43先端と、ガバナレバー26のテンシ
ョンレバー30との間にコイルスプリング70を設ける
ようにしてもよい。
【0053】(3)前記実施例では、過給機としてター
ボチャージャ51を採用したが、スーパーチャージャで
あってもよい。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
過給圧補償装置とロードセンシングタイマとを共に備え
てなるディーゼルエンジンの燃料噴射装置において、ロ
ードセンシングタイマの作動領域を広くすることがで
き、しかも、エンジン性能上の要求を満足することがで
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例において、車両に
搭載されたディーゼルエンジンの燃料噴射装置を示す概
略構成図である。
【図2】一実施例における過給機付ディーゼルエンジン
システムの概略断面図である。
【図3】一実施例において、ブーコンの作用を説明する
ための概略図である。
【図4】一実施例において、LSTを主とした燃料噴射
装置の作用を説明する概略断面図である。
【図5】一実施例において、LSTを主とした燃料噴射
装置の作用を説明する概略断面図である。
【図6】一実施例において、LSTを主とした燃料噴射
装置の作用を説明する概略断面図である。
【図7】一実施例において、コイルスプリング近傍の作
用を説明する拡大断面図である。
【図8】一実施例において、コイルスプリング近傍の作
用を説明する拡大断面図である。
【図9】一実施例において、エンジン回転数に対する燃
料噴射量(エンジン負荷)の特性を説明するグラフであ
る。
【図10】一実施例において、エンジン負荷に対する進
角量の特性を従来技術と対比して説明するグラフであ
る。
【図11】従来技術において、エンジン回転数に対する
燃料噴射量(エンジン負荷)の特性を説明するグラフで
ある。
【図12】従来技術において、所定のチューニングを施
した場合のエンジン回転数に対する燃料噴射量(エンジ
ン負荷)の特性を説明するグラフである。
【図13】従来技術において、エンジン負荷に対する進
角量の特性を示すものであって、不具合の発生を説明す
るためのグラフである。
【符号の説明】
1…燃料噴射ポンプ、6…燃料噴射量調整機構を構成す
るプランジャ、10…カム機構を構成するローラリン
グ、12…カム機構を構成するカムプレート、13…カ
ム機構を構成するスプリング、24…燃料噴射量調整機
構を構成するスピルリング、26…燃料噴射量調整機構
を構成するガバナレバー、30…燃料噴射量調整機構を
構成するテンションレバー、36…規制部材としてのス
トッパ、39…ロードセンシングタイマ(LST)を構
成するガバナシャフト、43…LSTを構成するガバナ
スリーブ、46…タイマ機構を構成するタイマ、47…
オリフィス、48…燃料圧逃がし通路、49…吸気系と
しての吸気通路、51…過給機としてのターボチャージ
ャ、61…過給圧補償装置としてのブーストコンペンセ
ータ(ブーコン)、70…弾性部材としてのコイルスプ
リング、E…ディーゼルエンジン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 往復動により燃料をディーゼルエンジン
    へ圧送するためのプランジャ、自身の移動により前記プ
    ランジャの有効ストローク量を変更させるスピルリン
    グ、前記ディーゼルエンジンの負荷に応じて駆動され、
    前記スピルリングを移動させるためのテンションレバー
    を含むガバナレバー及び前記テンションレバーの動きを
    規制して燃料噴射量の最大噴射量を規制するための規制
    部材を備えてなる燃料噴射量調整機構と、前記プランジ
    ャを往復動させるためのカム機構と、少なくとも前記デ
    ィーゼルエンジンの回転数に応じて前記カム機構の駆動
    タイミングを調節して燃料噴射時期を調整するタイマ機
    構とをそれぞれ内部に有してなる燃料噴射ポンプと、 前記ディーゼルエンジンの吸気系に設けられた過給機に
    よる過給量が所定値以上となったとき、前記燃料噴射量
    調整機構における前記規制部材を駆動して、前記プラン
    ジャの有効ストローク量を増大させることにより前記デ
    ィーゼルエンジンへの燃料噴射量を増量する過給圧補償
    装置と、 燃料圧逃がし通路を有するガバナシャフトと、該ガバナ
    シャフトに対し軸方向に移動可能に支持され、前記ディ
    ーゼルエンジンの負荷に応じて移動規制されるととも
    に、自身にはオリフィスを有し、かつ、前記ガバナレバ
    ーの動きを調整するガバナスリーブとを備え、前記オリ
    フィス及び前記逃がし通路を通っての前記燃料噴射ポン
    プ内の燃料圧力の逃げを制御することにより、前記タイ
    マ機構を制御して燃料の噴射時期を制御する前記燃料噴
    射ポンプ内に設けられたロードセンシングタイマとを備
    えたディーゼルエンジンの燃料噴射装置において、 前記ガバナレバーと前記ガバナスリーブ先端との間に、
    弾性部材を設けたことを特徴とするディーゼルエンジン
    の燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 前記弾性部材は、コイルスプリングより
    なることを特徴とする請求項1に記載のディーゼルエン
    ジンの燃料噴射装置。
JP33093293A 1993-12-27 1993-12-27 ディーゼルエンジンの燃料噴射装置 Pending JPH07189747A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6883316B2 (en) * 2003-06-23 2005-04-26 Toyota Uidosha Kabushiki Kaisha Control system for a turbo-charged diesel aircraft engine
CN113545613A (zh) * 2021-07-27 2021-10-26 吴博 一种具有空气加湿功能的智能床头柜

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