JPH07189589A - トンネル機械の制御装置及び制御方法 - Google Patents

トンネル機械の制御装置及び制御方法

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JPH07189589A
JPH07189589A JP34771493A JP34771493A JPH07189589A JP H07189589 A JPH07189589 A JP H07189589A JP 34771493 A JP34771493 A JP 34771493A JP 34771493 A JP34771493 A JP 34771493A JP H07189589 A JPH07189589 A JP H07189589A
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JP
Japan
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cutter head
cutter
earth pressure
conduit
angle
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Application number
JP34771493A
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English (en)
Inventor
Norio Takahashi
典夫 高橋
Yutaka Kato
豊 加藤
Yoji Kasuga
庸治 春日
Matsuyuki Fujii
松幸 藤井
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロッド管の先端に、先端に方向制御カッタヘ
ッド部を有する先導管を接続し、推進ジャッキで送り出
して地中を掘進するトンネル掘削機の方向制御の精度を
向上する。 【構成】 先導管10の先端に、揺動シリンダ12によ
り揺動自在に装着されたカッタヘッド部11に、側面に
加わる土圧を検出する土圧センサ14を取着し、制御器
5と接続する。先導管10の位置と傾斜角とを検出する
レーザ装置15と制御器5とを接続する。制御器5は、
掘削計画線に合わせて揺動したカッタヘッド部11の揺
動角を、土圧センサ14からの検出値により、土圧の大
小に対応して補正し、土圧により変化する先導管10の
傾斜角を補正して方向制御の精度を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上下水道、ガス管ある
いは電力線用の管等を、非開削で埋設するトンネル掘削
機の制御装置及び制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は地中掘削機の全体構成図を示し、
発進立坑1には先導管10が設置されている。先導管1
0の先端のカッタヘッド部11は先導管10に内設され
た揺動シリンダにより揺動するようになっており、先導
管10の内部にはカッタ・スクリュが内蔵されている。
2は推進ジャッキ、3は反力バー、4はカッタ・スクリ
ュ回転駆動装置、5は制御器、6は油圧装置である。
【0003】作業はカッタ・スクリュを回転し、掘削し
ながら推進ジャッキ2により先導管10を地中に掘進さ
せ、一定長さ掘進後、推進ジャッキ2を元の位置に戻
し、所定長のロッド管を先導管10の後部に継ぎ足して
再び推進ジャッキ2により掘進させる。この作業を繰り
返して地中にロッド管を埋設する。ロッド管は地表面に
施された掘削計画線に沿って埋設して行くが、埋設方向
を掘削計画線に沿って変換する場合には、制御器5は先
導管10の位置及び傾斜角と、掘削計画線とから先導管
10の先端のカッタヘッド部11の揺動角を算出し、信
号を発信して図7に示すようにカッタヘッド部11を揺
動シリンダによって角度θだけ傾ける。この状態で推進
ジャッキ2により推力Fを与えると、カッタヘッド部1
1には土圧P(側圧)が発生し、この状態でさらに推力
Fを与えると、図8に示すように先導管10はもとの中
心線に対して角度αだけ傾斜し、方向変換がなされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のごとく、ロッド
管の方向を変換する場合には、掘削計画線に従い、先導
管10の現在位置及び傾斜角と掘削計画線との情報に基
づいてカッタヘッド部11を角度θだけ揺動させ、カッ
タヘッド部11の側面に土圧Pを発生させて先導管10
を傾斜させている。そのため、土圧Pの大小は先導管1
0の傾斜角に影響を及ぼす。即ち、土圧Pは土壌が固け
れば大きくなり、柔らかければ小さくなる。土圧Pが大
きいと先導管10は掘削計画線よりも大きく傾斜するこ
ととなり、土圧Pが小さいと予先導管10は掘削計画線
よりも小さく傾斜することとなる。そのため、先導管1
0の予定の傾斜角に対してカッタヘッド部11の揺動量
の不足、あるいは揺動量過多という問題が生ずる。
【0005】本発明は上記の問題点に着目してなされた
もので、土壌の硬軟によるカッタヘッド部の揺動量の過
不足が発生することがなく、先導管の掘削計画線に対す
る方向精度が良好なトンネル機械の制御装置及び制御方
法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係わるトンネル機械の制御装置(第1装置
発明)は、発進立坑から到達立坑までの間を、所定長の
ロッド管を順次継ぎ足し、これを推進ジャッキにより順
次送り出しつつ、該ロッド管の先端に接続された、先端
に方向制御用のカッタヘッド部を有する先導管を、地表
面に施した掘削計画線に沿わせて掘進するトンネル掘削
機において、少なくとも前記先導管の位置および傾斜角
の検出手段と、前記先導管の先端のカッタヘッド部に加
わる土圧の検出手段と、予め土圧基準値と、土圧に対す
る前記カッタヘッド部の揺動角の補正値とを記憶し、前
記先導管の傾斜角制御を行う制御器とを備えたこととし
た。
【0007】尚、上記第1発明におけるトンネル機械の
制御装置における制御方法(第1方法発明)は、前記制
御器は、(1)先ず、先導管の位置及び傾斜角の検出手
段から先導管の位置及び傾斜角を入力し、(2)次に、
先導管の現在位置における傾斜角と目標傾斜角とからカ
ッタヘッド部の揺動角を求め、(3)次に、土圧検出手
段から現在の土圧を入力し、(4)次に、現在の土圧と
土圧基準値とを比較し、(5)次に、前記カッタヘッド
部の揺動角と土圧比較結果からカッタヘッド部の補正揺
動角を演算し、以上により先導管の方向制御を行うこと
とした。
【0008】また、本発明に係わるトンネル機械の制御
装置(第2装置発明)は、発進立坑から到達立坑までの
間を、所定長のロッド管を順次継ぎ足し、これを推進ジ
ャッキにより順次送り出しつつ、該ロッド管の先端に接
続された、先端に方向制御用のカッタヘッド部を有する
先導管を、地表面に施した掘削計画線に沿わせて掘進す
るトンネル掘削機において、少なくとも前記先導管の位
置及び傾斜角の検出手段と、前記先導管に内設されたカ
ッタ・スクリュの回転トルク検出手段と、予めカッタ・
スクリュ回転トルク基準値と、カッタ・スクリュ回転ト
ルクに対する前記カッタヘッド部の揺動角の補正値とを
記憶し、前記先導管の傾斜角制御を行う制御器とを備え
たこととした。
【0009】尚、上記第2装置発明におけるトンネル機
械の制御装置における制御方法(第2方法発明)は、前
記制御器は、(1)先ず、先導管の位置及び傾斜角の検
出手段から先導管の位置及び傾斜角を入力し、(2)次
に、先導管の現在位置における傾斜角と目標傾斜角とか
らカッタヘッド部の揺動角を求め、(3)次に、カッタ
・スクリュ回転トルク検出器から現在のカッタ・スクリ
ュ回転トルクを入力し、(4)次に、現在のカッタ・ス
クリュ回転トルクとカッタ・スクリュ回転トルク基準値
とを比較し、(5)次に、前記カッタヘッド部の揺動角
とカッタ・スクリュ回転トルク比較結果からカッタヘッ
ド部の補正揺動角を演算し、以上により先導管の方向制
御を行うこととした。
【0010】
【作用】上記構成によれば、トンネル掘削機に先導管の
位置と傾斜角との検出手段と、先導管の先端に加わる土
圧又はカッタ・スクリュ回転トルクの検出手段と、制御
器とを備え、制御器に予め土圧基準値と、土圧に対する
カッタヘッド部揺動角の補正値又はカッタ・スクリュ回
転トルク基準値と、カッタ・スクリュ回転トルクに対す
るカッタヘッド部揺動角の補正値とを記憶させ、先導管
の方向制御に当たっては、土圧又はカッタ・スクリュ回
転トルクによってカッタヘッド部揺動角を補正するよう
にしたため、土壌の硬さに応じてカッタヘッド部揺動角
の補正を行うことができ、地表面に施した掘削計画線に
対する先導管傾斜角の誤差を低減することができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明に係るトンネル機械の制御装置
の実施例について、図面を参照して詳述する。図2はト
ンネル機械の断面図であり、先導管10の先端にはカッ
タヘッド部11が揺動シリンダ12により揺動自在に装
着されている。13はカッタ・スクリュ、14は土圧セ
ンサ、15は先導管10の位置、傾きを測定するための
レーザ装置、16はカッタ・スクリュ回転トルクセンサ
である。2は推進ジャッキ、3は反力バー、4はカッタ
・スクリュ回転駆動装置、5は制御器、6は油圧装置、
20はロッド管である。制御器5と土圧センサ14及び
レーザ装置15とは細い実線に示すように接続してい
る。
【0012】図7に示すように先導管10のカッタヘッ
ド部11の揺動角をθとした場合、推力Fを加えると前
述のごとく土壌の硬軟により土圧P(側圧)が変化し、
そのために、先導管10の傾斜角が変化して方向制御の
精度が低下する。この欠点を除去するためには土圧Pに
応じてカッタヘッド部11の揺動角θを補正する必要が
ある。図3は土圧Pとカッタヘッド部11の揺動角θの
補正値との関係を示すグラフであり、縦軸はカッタヘッ
ド部11の揺動角θの補正値Δθで0点から上は+補正
値、下は−補正値である。横軸は土圧Pであり、右に行
くに従って値は大きくなる。P1 は先導管10の傾斜角
αに影響を与えない土圧の上限値であり、P2 は下限値
である。いま、土圧がP3 でP3 >P1 の場合には補正
値は−Δθ3 となる。土圧がP4 でP4 <P2 の場合に
は補正値は+Δθ4 となる。
【0013】次に先導管の方向制御方法を図5に示すフ
ローチャートにより説明する。ステップ101で、制御
器5に予め前述の土圧の上、下限値P1 、P2 と、図3
に示す土圧Pとカッタヘッド部11の揺動角θの補正値
Δθとの関係を記憶させる。ステップ102で、制御器
5はレーザ装置15から先導管10の現在位置S及び傾
斜角αを入力する。ステップ103で、制御器5は、現
在位置Sにおける先導管10の傾斜角α及び目標傾斜角
α0 (掘削計画線に示された角度)とからカッタヘッド
部11の揺動角θ1 を算出する。ステップ104で、制
御器5は土圧センサ14から現在の土圧Pを入力する。
ステップ105で、制御器5は現在の土圧Pと、上限値
1 および下限値P2 とを比較する。P>P1 の場合に
はステップ106でθ1 をΔθで補正し、θ1 −Δθに
よりカッタヘッド部11の揺動角θ2 を求める。P<P
2 の場合にはステップ107でθ1 をΔθで補正し、θ
1 +Δθによりカッタヘッド部11の揺動角θ2 を求め
る。P2 ≦P≦P1 の場合にはカッタヘッド部11の揺
動角を補正する必要がないため、ステップ108でθ2
=θ1 とする。ステップ109でカッタヘッド部11を
揺動角θ2 で揺動し、先導管10の方向制御を行う。
【0014】第2実施例は、図2において、細い点線で
示すように、制御器5とレーザ装置15およびカッタ・
スクリュ回転トルクセンサ16とを接続する。他は第1
実施例と同一なので説明は省略する。
【0015】土壌が硬くなるとカッタ・スクリュ13の
回転トルクは大きくなる。その場合、カッタヘッド部1
1の揺動角θは同じでも土圧は大きいため先導管10の
傾斜角は大きくなる。土壌が柔らかい場合にはカッタ・
スクリュの回転トルクは小さくなり、土圧は小さいため
先導管の傾斜角は小さくなる。即ち、カッタ・スクリュ
回転トルクの大小によりカッタヘッド部11の揺動角θ
を補正する必要がある。図4はカッタ・スクリュ回転ト
ルクTとカッタヘッド部11の揺動角の補正値との関係
を示すグラフであり、縦軸は傾斜角の補正値Δθであ
り、横軸はカッタ・スクリュ回転トルクTである。T1
は先導管10の傾斜角に影響を与えないカッタ・スクリ
ュ回転トルクTの上限値であり、T2 は下限値である。
この場合も図3の場合と同様に、T>T1 のときはΔθ
は−補正となり、T<T2 のときは+補正となる。Tに
対する補正値Δθはグラフから読み取ることができる。
【0016】次にカッタスクリュ回転トルクTによる先
導管の方向制御の方法を図6のフローチャートにより説
明する。ステップ201で、制御器5に予め前述のカッ
タ・スクリュ回転トルクの上、下限値T1 、T2 と、図
4に示すカッタ・スクリュ回転トルクとカッタヘッド部
11の揺動角θの補正値との関係を記憶させる。ステッ
プ202で、制御器5はレーザ装置15から先導管10
の現在位置Sと、び傾斜角αとを入力する。ステップ2
03で、制御器5は、現在位置Sにおける先導管10の
傾斜角αと、目標傾斜角α0 (掘削計画線に示された角
度)とからカッタヘッド部11の揺動角θ1 を算出す
る。ステップ204で、制御器5はカッタ・スクリュ回
転トルクセンサ16から現在のカッタ・スクリュ回転ト
ルクTを入力する。ステップ205で、制御器5は現在
のカッタ・スクリュ回転トルクTと、上限値T1 及び下
限値T2 とを比較する。T>T1 の場合にはステップ2
06でθ1 をΔθで補正し、θ1 −Δθによりカッタヘ
ッド部11の揺動角θ2 を求める。T<T2 の場合には
ステップ207でθ1 をΔθで補正し、θ1 +Δθによ
りカッタヘッド部11の揺動角θ2 を求める。T2 ≦T
≦T1 の場合にはカッタヘッド部11の揺動角を補正す
る必要がないため、ステップ208でθ2 =θ1 とす
る。ステップ209でカッタヘッド部11を揺動角θ2
で揺動し、先導管10の方向制御を行う。尚、本実施例
ではカッタとスクリューとが一体となったトンネル機械
の例を示したが、カッタとスクリューとが別駆動される
形式の場合は、カッタ回転トルク、スクリュー回転トル
ク又は両回転トルクを同時に用いて上述のように制御す
ればよい。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は先端に方
向制御用のカッタヘッド部を有する先導管およびロッド
管を推進ジャッキにより順次送り出し、地表面に施した
掘削線に沿って掘進するトンネル掘削機に、少なくとも
先導管の位置及び傾斜角の検出手段と、先導管の先端の
カッタヘッド部に加わる土圧又は先導管に内設したカッ
タ・スクリュの回転トルクの検出手段と、制御器とを備
えた。そして、制御器に予め土圧基準値又はカッタ・ス
クリュ回転トルク基準値と、土圧又はカッタ・スクリュ
回転トルクに対するカッタヘッド部揺動角の補正値とを
記憶させ、現在の土圧又はカッタ・スクリュ回転トルク
とそれぞれの基準値とを比較してカッタヘッド部の補正
揺動角を演算してカッタヘッド部を揺動し、先導管の方
向制御を行うようにした。そのため、カッタヘッド部の
揺動角の土壌の硬軟による過不足が補正され、先導管の
掘削計画線に対する精度を向上することのできるトンネ
ル機械の制御装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネル掘削機の全体構成図である。
【図2】本発明のトンネル掘削機の構成を示す断面図で
ある。
【図3】土圧とカッタヘッド部揺動角補正値との関係を
表すグラフである。
【図4】カッタ・スクリュ回転トルクとカッタヘッド部
揺動角補正値との関係を表すグラフである。
【図5】ガイド揺動角を土圧により補正する先導管の方
向制御方法を説明するフローチャートである。
【図6】カッタヘッド部揺動角をカッタ・スクリュ回転
トルクにより補正する先導管の方向制御方法を説明する
フローチャートである。
【図7】先導管推進時の土圧の説明図である。
【図8】先導管傾斜の説明図である。
【符号の説明】
2 推進ジャッキ 4 カッタ・スクリュ駆動装置 5 制御器 10 先導管 11 カッタヘッド部 12 揺動シリンダ 13 カッタ・スクリュ 14 土圧センサ 15 先導管の位置および傾斜角を検出するレーザ装
置。 16 カッタ・スクリュ回転トルクセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 松幸 神奈川県平塚市万田1200 株式会社小松製 作所研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発進立坑から到達立坑までの間を、所定
    長のロッド管を順次継ぎ足し、これを推進ジャッキによ
    り順次送り出しつつ、該ロッド管の先端に接続された、
    先端に方向制御用のカッタヘッド部を有する先導管を、
    地表面に施した掘削計画線に沿わせて掘進するトンネル
    掘削機において、少なくとも前記先導管の位置及び傾斜
    角の検出手段と、前記先導管の先端のカッタヘッド部に
    加わる土圧の検出手段と、予め土圧基準値と、土圧に対
    する前記カッタヘッド部の揺動角の補正値とを記憶し、
    前記先導管の傾斜角制御を行う制御器とを備えたことを
    特徴とするトンネル機械の制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御器は、(1)先ず、先導管の位
    置及び傾斜角の検出手段から先導管の位置及び傾斜角を
    入力し、(2)次に、先導管の現在位置における傾斜角
    と目標傾斜角とからカッタヘッド部の揺動角を求め、
    (3)次に、土圧検出手段から現在の土圧を入力し、
    (4)次に、現在の土圧と土圧基準値とを比較し、
    (5)次に、前記カッタヘッド部の揺動角と土圧比較結
    果からカッタヘッド部の補正揺動角を演算し、以上によ
    り先導管の方向制御を行うことを特徴とするトンネル機
    械の制御方法。
  3. 【請求項3】 発進立坑から到達立坑までの間を、所定
    長のロッド管を順次継ぎ足し、これを推進ジャッキによ
    り順次送り出しつつ、該ロッド管の先端に接続された、
    先端に方向制御用のカッタヘッド部を有する先導管を、
    地表面に施した掘削計画線に沿わせて掘進するトンネル
    掘削機において、少なくとも前記先導管の位置及び傾斜
    角の検出手段と、前記先導管に内設されたカッタ・スク
    リュの回転トルク検出手段と、予めカッタ・スクリュ回
    転トルク基準値と、カッタ・スクリュ回転トルクに対す
    る前記カッタヘッド部の揺動角の補正値とを記憶し、前
    記先導管の傾斜角制御を行う制御器とを備えたことを特
    徴とするトンネル機械の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記制御器は、(1)先ず、先導管の位
    置および傾斜角の検出手段から先導管の位置及び傾斜角
    を入力し、(2)次に、先導管の現在位置における傾斜
    角と目標傾斜角とからカッタヘッド部の揺動角を求め、
    (3)次に、カッタ・スクリュ回転トルク検出器から現
    在のカッタ・スクリュ回転トルクを入力し、(4)次
    に、現在のカッタ・スクリュ回転トルクとカッタ・スク
    リュ回転トルク基準値とを比較し、(5)次に、前記カ
    ッタヘッド部の揺動角とカッタ・スクリュ回転トルク比
    較結果からカッタヘッド部の補正揺動角を演算し、以上
    により先導管の方向制御を行うことを特徴とするトンネ
    ル機械の制御方法。
JP34771493A 1993-12-24 1993-12-24 トンネル機械の制御装置及び制御方法 Pending JPH07189589A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102518445A (zh) * 2012-01-09 2012-06-27 北京众策创晟掘进装备有限公司 盾构机的激光导向控制系统及方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102518445A (zh) * 2012-01-09 2012-06-27 北京众策创晟掘进装备有限公司 盾构机的激光导向控制系统及方法

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