JP4080930B2 - 地盤孔明機の作業機操作装置及び作業機操作方法 - Google Patents

地盤孔明機の作業機操作装置及び作業機操作方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、地盤孔明機の作業機操作装置及び作業機操作方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、水道管、ガス管、下水管、信号ケーブル用鞘管、ファイバケーブル等の管(以下「被埋設管」とする)を非開削で地中に埋設する作業に用いる地盤孔明機としては、ロッド推進装置(機構)を備えたものがある。この地盤孔明機は、図7に示すように、下部に走行体101を有する機体102を備え、この機体102にロッド推進機構103が設けられている。このロッド推進機構103は、前後方向に沿って配設されるフレーム104と、このフレーム104に沿って前後方向に往復移動する回転モータ105とを備える。ここで、この地盤孔明機における前方とは、貫入立坑P1側をいい、後方とは、反貫入立坑側をいう。そして、地盤に孔を明ける際には、回転モータ105の前方に前後方向に沿って配設されるロッド106を装着し、直線の孔を掘削し、明ける場合は、回転モータ105により、ロッド106を介して、このロッド先端部に装着されている斜切り先導体(パイロットヘッド)107を回転させながら、フレーム104に沿って回転モータ105を推進させる。また、方向変換する場合(曲線の孔を掘削し、明ける場合)は、回転モータ105を回転させずに停止させ、この状態でフレーム104に沿って回転モータを推進させ(ロッド106を推進させ)、斜切り先導体107の斜切り面を土圧に作用させて、斜切り面の反対方向に方向変更させ推進させる。このように、ロッド106を推進させて、斜切り先導体107が到達立坑P3まで達するように掘削する。この到達立坑P3までの先行孔がパイロット孔108であり、到達立坑P3までパイロット孔108を明けた後、到達立坑P3で、斜切り先導体107を、被埋設管を装着した拡径リーマに換え、拡径リーマを回転させ拡径した孔に被埋設管を埋設しながらパイロット孔108に沿わせて引き戻すことにより管を埋設する。なお、貫入立坑P1はロッド106を地中に導入するための孔である。そして、発進立坑P2と到達立坑P3との間に上記水道管等の被埋設管が埋設される。
【0003】
ところで上記従来の地盤孔明機においては、先導体(パイロットヘッド)107を地中に推進する場合に、地中の土質等によってパイロットヘッド107が予定した方向とは異なる方向に推進することがあるので、施工中にパイロットヘッド107の推進方向を変更する必要がある。このため、ロッド回転角を検出する回転角センサを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。すなわち、ロッド回転角を検出し、この回転角でパイロットヘッド107の向きを判断して、これに基づいて推進方向を修正していた。
【0004】
また、パイロットヘッド107内にゾンデ(ピッチ、ロール、ヨー角度検出器付き発信器)を内蔵させて、パイロットヘッド107の方向、角度、深度をロケータ(受信器)で測定するものもある(例えば、特許文献2参照)。この場合、方向修正はその都度、測定結果に基づいてパイロットヘッド107先端のローリング角度を変え、回転停止させ、推進させることによって行っている。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−342796公報(第3−6頁、図1、図2)
【特許文献2】
特開2002−168086公報(第3−4頁、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記特許文献1に記載のものにおいて、回転角センサにて、ロッド106根元でローリング角を検出してその検出結果を回転角制御装置にてフィードバックすることになるが、このようにフィードバックにしても、根元での角度とパイロットヘッド107の角度にずれが生じる。それはロッド106の接続本数が増えると、ロッド106の捩れ、ロッドネジ部の食い込みが増して角度ずれが生じるためである。この角度ずれは土質強度が高い(回転トルク大)ほど顕著であるが、一定ではない。
【0007】
また、上記特許文献1に記載のものでは、ロッド106根元での回転角検出が不正確なため、上記特許文献2に記載のように、ゾンデを配置することによって、補正することができる。しかしながら、方向修正のため、現在値から目標ローリング角度を狙ってパイロットヘッド107を回転させようとする場合、この作業は、オペレータのレバー操作のタイムラグ、バルブの応答性、ロッドの捩れにより、パイロットヘッド107が停止するまでの惰走角度を予測しながら所定角度で停止させる必要があり、その操作には熟練技術が必要であった。また、回転レバー操作は、ロッドの逆転でロッド継手ネジを孔中で弛めないよう、正転のみ行うため、目標角度を行き過ぎた場合には、逆転できず、常に正転側で位置決めしなければならず、習熟度が低いときにはこの操作が何度も繰り返され、無駄が多いことになる。さらにパイロットヘッド107を何度も回転させると、パイロットヘッド107周辺部の外周が拡径されて、パイロットヘッド107が下方に落下して姿勢が変化し、再測定して方向修正をやり直す必要が生じる。また、多量の掘削液により掘削部が軟らかくなり、斜切り面の土圧が低下し、パイロットヘッド107の食い込みが悪くなり、所定の位置で方向修正ができないという問題も生じる。
【0008】
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、簡単な操作でもって正確に先導体の回転角度位置を修正することが可能な地盤孔明機の作業機操作装置及び作業機操作方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段及び効果】
そこで請求項1の地盤孔明機の作業機操作装置は、ロッドの先端に装着する先導体43を有し、ロッドを推進・回転させることにより地盤に孔を掘削する地盤孔明機の作業機操作装置において、上記先導体43に内蔵させた発信器54と、上記発信器54より発信される現状回転角度位置を探知する探知器55と、上記探知器55より得られる現状回転角度位置を入力する現状角度表示指示ボタン65aと修正角度位置を入力する修正角度指示ボタンMとを設ける共に、上記現状回転角度表示指示ボタン65aと上記修正角度指示ボタンMとが、上記先導体43の回転角度位置を表示するため360度を複数に分割されたワンタッチ操作パネル21と、上記各角度位置の入力された現状角度表示指示ボタン65aと上記修正角度指示ボタンMとを点灯させ、また、上記ワンタッチ操作パネル21への各位置角度の入力によってロッド回転用モータ8を駆動するドリル操作信号とロッド推進用モータ18を駆動するフィーダ操作信号とを出力して上記先導体43を修正角度位置まで修正回転させると共に、上記修正回転中に、修正回転角度位置の修正角度指示ボタンMまでの先導体43の回転に合わせ順次現状角度表示指示ボタン65aを点灯させる制御手段52とを有することを特徴としている。
【0010】
上記請求項1の地盤孔明機の作業機操作装置では、ワンタッチ操作パネル21の角度表示指示ボタン65を操作するだけの簡単な作業で、先導体43の回転角度位置の修正が行え、地盤孔明作業を高能率に行える。また従来のように熟練技能を要する訳ではないので、オペレータの疲労度は減少し、さらに修正精度、つまり孔明作業精度も向上する。
【0012】
また、上記地盤孔明機の作業機操作装置では、上記請求項1の作業機操作装置の作用効果に加えて、現状の先導体(斜切り先導体)の斜切り面位置(角度)を表示・指示する現状角度表示指示ボタン65aと、斜切り先導体の斜切り面位置(角度)の修正を指示する修正角度指示ボタンMとを別々に配列したので、操作が容易でしかも誤動作が防止できる。しかも、上記地盤孔明機の作業機操作装置では、現状角度表示指示ボタン65aで現状の位置合わせ作業を行い、修正角度指示ボタンMで修正回転角度位置を指示すれば、修正回転角度位置に至るまでの間の先導体43の回転状況が、連続的に点灯表示されるので、その状況を直感的に理解し易く、そのため操作ミスの低減効果が得られる。この結果、孔明作業の高能率化、高精度化を図ることが可能となる。
【0013】
請求項の地盤孔明機の作業機操作装置は、上記ワンタッチ操作パネル21は、12分割表示されていることを特徴としている。
【0014】
請求項の地盤孔明機の作業機操作装置では、ワンタッチ操作パネル21を12分割することにより、時計をイメージした表示構成としていることから、普段の生活環境で親しんだ表示態様となって、オペレータに解り易く、従って操作ミスを低減し得ることになる。そのため孔明作業を一段と高能率、高精度に行うことが可能となる。
【0015】
請求項の地盤孔明機の作業機操作方法は、次のA〜Hの各工程を有することを特徴としている。
A:探知器55よりの先導体回転位置情報を得る工程、
B:360度を複数に区切る現状角度表示指示ボタン65aと修正角度指示ボタンMとを設けたワンタッチ操作パネル21で現状回転角度位置を現状角度表示指示ボタン65に入力する工程、
C:入力部の現状角度表示指示ボタン65aを点灯する工程、
D:Aの工程で得られた情報から修正回転角度位置を修正角度指示ボタンMに入力する工程、
E:修正回転角度位置の修正角度指示ボタンMを点灯する工程、
F:先導体43の回転を開始する工程、
G:修正回転角度位置の修正角度指示ボタンMまで先導体の回転に合わせ順次現状角度表示指示ボタン65aを点灯する工程、
H:修正回転角度位置にまで先導体43が回転したときに停止する工程。
【0016】
請求項の地盤孔明機の作業機操作方法では、現状角度表示指示ボタン6aで現状の位置合わせ作業を行い、修正角度指示ボタンMで修正回転角度位置を指示すれば、修正回転角度位置に至るまでの間の先導体43の回転状況が、連続的に点灯表示されるので、その状況を直感的に理解し易く、そのため操作ミスの低減効果が得られる。この結果、孔明作業の高能率化、高精度化を図ることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
次に、この発明の地盤孔明機の作業機操作装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、地盤孔明機を構成するドリル駆動装置を示し、このドリル駆動装置は、図1と図2に示すように、走行体1を有する機体2と、この機体2上に設けられるロッド推進機構4とを備える。この機体2の内部にはエンジン、作動油タンク、作業機バルブ等が搭載される。また、この機体2の後端部に左右一対のアウトリガ3、3を備える。そして、走行体1は機体2幅方向である左右にそれぞれ設けた履帯からなる。なお、この走行体1としては車輪でも良い。
【0018】
上記ロッド推進機構4は、機体2の上部に前後方向に移動自在に取付けたフレーム5を有し、このフレーム5に沿って前後方向に往復移動するクレードル6を配置している。このクレードル6にロッド装着部7を有するロッド回転用モータ8を取付けている。また、フレーム5の前端下方には、アンカー固定体9を備えると共に、その上方にロッドRを挟んで固定するロッドクランプ10と、ロッドRを挟んで回転するロッドレンチ11とをそれぞれ取付けている。このロッドクランプ10とロッドレンチ11とにより、ロッドRの連結あるいは切り離しを行う。ただし、通常の連結はロッドクランプ10にてロッドRをクランプし、ロッド回転モータ8の回転トルクにて実施する。ここで、上記前後方向における前方とは、上記ロッドクランプ10側(走行体1の進行方向前方側)をいい、後方側とは上記アウトリガ3、3側をいう。このため、後述する座席20を図1に示す状態として、この座席20にオペレータが着座した際に、このオペレータは前方を向くことになり、また、この図1の状態では、後述する操作盤19の表示パネル21が後方を向いていることになる。
【0019】
アンカー固定体9は、横方向(左右方向)に伸びる基板(アンカープレート)12と、この基板12の両端部から突設される突出片13、13とを有し、基板12の端部に第1差し込み口14、14が設けられると共に、突出片13、13に第2差し込み口15、15が設けられている。各差し込み口14、15は短筒体からなる。この場合、第1差し込み口14は、その軸心が基板12と直交する方向に対して傾斜して、下方に向かって順次接近するのが好ましいが、もちろん傾斜させなくてもよい。また、基板12には支持部16が連設され、この支持部16が、フレーム5の前端部に枢支軸17を介して連結されている。このため、基板12は枢支軸17を中心に矢印のように上下方向に揺動が可能とされ、フレーム5が前方に移動した際に、地面Eに接地することができる。
【0020】
すなわち、フレーム5と機体2との間に移動用シリンダ(図示省略)を取付けて、この移動用シリンダによりフレーム5が機体2に対して前後方向に移動するように設定する。この場合、この移動用シリンダを伸ばすと、フレーム5が機体2に対して後方に移動して、フレーム5の前端に備えたアンカー固定体9が地面Eより離れる。また、この移動用シリンダを縮ますと、フレーム5が機体2に対して前方に移動して、フレーム5の前端に備えたアンカー固定体9が地面Eに接地される。この状態で、アンカーバーを差し込み口14、15に差し込んで、地面(地盤)に打ち込む。なお、移動用シリンダを伸ばすことによって、フレーム5を前方に移動させると共に、移動用シリンダを縮ませることによって、フレーム5を後方に移動させるようにしてもよい。
【0021】
また、フレーム5の前端に従動用スプロケット(図示省略)を取付け、フレーム5の後端に駆動用スプロケット(図示省略)を取付けて、この駆動用スプロケットと従動用スプロケットとにわたってチェーンを巻き掛け、この巻き掛けたチェーンにクレードル6を固定すると共に、フレーム5の後端にロッド推進用モータ18を取付けて、ロッド推進用モータ18を駆動用スプロケットに連結する。これにより、ロッド推進用モータ18により駆動用スプロケットが正逆回転して、チェーンを介してクレードル6がフレーム5に沿って前後方向に往復移動する。
【0022】
そして、ロッド回転用モータ8のロッド装着部7にロッドを前後方向に向けて装着して、このロッド回転用モータによりロッドRを回転させると共に、ロッド推進用モータ18によりクレードル6及びロッド回転用モータ8をフレーム5に沿って移動させて、ロッドRを地中に送り込むあるいは引き戻すことができる。
【0023】
また、機体2前部の一方の側方(この場合、例えば左側とする)に、オペレータが座るオペレータシート(座席)20と、作業状況を表示する表示パネル21を備えた操作盤19と、機体2の走行を操作するための走行レバー22等が設けられている。なお、機体2の他方の側方(右側)に、複数のロッドR・・(図2参照)を収納する収納部24を備えるロッドラック装置23を配置している。この場合、図示しないが、ロッド交換装置を装着して、このロッド交換装置にて、収納部24に収納したロッドRをロッド推進機構4に搬送すると共に、ロッド推進機構4からロッドRを収納部24に搬送することができるようにしてもよい。
【0024】
上記座席20は、座部20aと、背もたれ部20bとを有し、座部20aの基板25の後方(背もたれ部20b側)に支持フレーム26が配置され、この支持フレーム26の一端部が機体2に設けられた支持軸27にて回転自在に支持されている。すなわち、図1と図2に示すように、機体2の側面から大きくはみ出て、オペレータがこの座席20に着座した際に、前方を向く状態(張出状態)と、背もたれ部20bの背面側が側方を向き、この背もたれ部20bが機体2の側面から僅かにはみ出して、機体2の収納スペース29に収納される状態(収納状態)等に切換えることができる。この際、上記張出状態及び収納状態での固定を可能とするのが好ましく、さらには、それらの中間状態での固定を可能としてもよい。
【0025】
そして座席20の前方にはステップ部材30が配置されている。ステップ部材30は、第1部30aと第2部30bとを有し、第1部30aが機体2に固定され、第2部30bがこの第1部30aに対して折り畳み可能として枢結されている。すなわち、図2に示すように、第2部30bを展開した状態とすれば、第2部30bが張出状態の座席20に対して、前方下方に位置し、第2部30bを折り畳んだ状態とすれば、第1部30aと第2部30bとが重なって、機体2の側面からステップ部材30がはみ出さない状態となる。
【0026】
上記操作盤19は、ロッド推進機構4を操作することができる作業機操作装置の要部を構成し、図3に示すように、前面下端部に下方に向かって順次前方に突出する傾斜面部31aを有するケーシング31を備え、このケーシング31の傾斜面部31aから作業機操作レバー32が突設されている。この作業機操作レバー32は、ロッド推進機構4における各種の作業を操作するためのレバーであって、前後左右に揺動させることによって各種の作業を可能としている。また、この操作盤19の傾斜面部31aには、他の各種の操作スイッチ(例えば、この装置に搭載されているエンジンをコントロールするスイッチ等)が設けられ、この傾斜面部31aよりも上方の平面部31bに上記表示パネル21が設けられている。
【0027】
そして、図2に示すように、機体2に操作盤支持部材35を立設し、この支持部材35に上記操作盤19を支持させている。この場合、上記ステップ部材30の第1部30aの前方において、フロアフレーム36が設けられ、このフロアフレーム36から操作盤支持部材35が立設されている。そして、支持部材35は、機体2から立設される支柱35aと、この支柱35aの上部に設けられる回転部35bとからなり、この回転部35bに操作盤19が支持されている。このため、操作盤19は、支持部材35の鉛直軸心を中心に回転する。また、上記走行レバー22は操作盤19を支持する支持部材35に隣設される。すなわち、支持部材35が立設されたフロアフレーム36から、この支持部材35の反ロッドラック装置 側(壁側)に走行レバー22が立設される。なお、座席20の収納スペース29の後方側には、アウトリガ3の操作レバーを備えた後方操作盤40が配置されている。
【0028】
上記のように構成されたドリル駆動装置は、走行時には、フレーム5を機体2に対して後方に移動させて、アンカー固定体9を地面Eより浮かせた状態とすると共に、アウトリガ3の地面接地部3aを上昇させて、地面Eより浮かせた状態とし、さらに、ステップ部材30を展開状態とすると共に、座席20を張出状態とする。この際、操作パネル21が座席20側(後方)を向くように操作盤19を回転させておく。この状態でステップ部材30を介してオペレータが乗車して座席20に座ることが可能であり、着座した状態での走行レバー22の操作が可能となって、ドリル駆動装置を走行させることができる。
【0029】
そして、このドリル駆動装置を使用して、作業(管埋設作業)を行うには、フレーム5を機体2に対して前方に移動させて、アンカー固定体9を地面Eに接地すると共に、アウトリガ3の地面接地部3aを下降させて、地面Eに接地する。この状態において、アンカー固定体9の第1差し込み口14、14及び第2差し込み口15、15にアンカーバー(図示省略)を差し込んで、地面Eに打ち込んで、アンカー固定体9を地面Eに固定する。なお、第2差し込み口15、15が鉛直軸に対して傾斜しているので、打ち込み後のアンカーバーの抜けを有効に防止している。
【0030】
その後は、ロッド回転用モータ8のロッド装着部7にロッドRを前後方向に向けて装着して、このロッド回転用モータ8によりロッドRを回転させると共に、ロッド推進用モータ18によりクレードル6をフレーム5に沿って前方に移動させて、ロッドRを地中に送り込む。この際、複数のロッドRを継ぎ足しつつ地中を推進する。地中からロッドRを引き抜くには、クレードル6をフレーム5に沿って後方へ移動させて、ロッドRを継ぎ外して行けばよい。
【0031】
すなわち、最初のロッドRの先端に先導体(パイロットヘッド)43を装着して、複数のロッドRを継ぎ足しつつ地中に送り込んでいけば、パイロット孔を形成することができ、その後、先導体(パイロットヘッド)43に代えて、被埋設管を接続したリーマ(拡径具)を最初のロッドRの先端に装着して、地中からロッドRを引き抜ぬけば、水道管やガス管等の被埋設管を埋設することができる。なお、パイロット孔を形成する際には、図示省略の掘削液供給装置を介してパイロットヘッドから掘削液が噴射されると共に、パイロット孔の拡径する際にも、掘削液供給装置を介してリーマから掘削液が噴射される。
【0032】
また、この地盤孔明機にて、孔明作業を行う場合、図6に示すように、ロッドRの先端に先導体(パイロットヘッド)43が接続され、このパイロットヘッド43内にはコイル等の発信器54(図5参照)が内蔵されている。この発信器(ゾンデ)54からの信号が、埋設計画線上を歩行する作業者(オペレータ)が携帯する磁気探知機(ロケータ)等の探知器55によって探知される。この探知によってパイロットヘッド43の位置、深さ及び推進方向を監視することができる。この場合、検知(探知)された各種のデータ(パイロットヘッド43の位置、深さ及び推進方向等)が後述する制御手段(コントローラ)52に入力される。なお、図6において、P1は貫入立坑であり、P2は発進立坑である。
【0033】
ところで、図5に示すように、上記パイロットヘッド43の前面は傾斜面(斜切り面)56に成形されているので、ロッドRの回転を停止した状態でロッドRを推進(前進)させると、傾斜面(斜切り面)56が土壌から反力を受け、これによりパイロットヘッド43が反傾斜面方向へと曲がって方向変換することができる。なお、図5では、パイロットヘッド43の先端のドリルビット57が傾斜面(斜切り面)56を形成している。このため、このパイロットヘッド43が回転することによって、このドリルビット57にて掘削、直進することができる。
【0034】
この地盤孔明機の作業機操作装置は、この図5に示すように、先導体(パイロットヘッド)43の現状回転角度位置と修正回転角度位置とをそれぞれ上記表示パネル21の角度表示指示ボタン65(図4参照)に入力することにより先導体43を修正角度位置まで修正回転させる先導体回転位置合せシステム66を備えている。すなわち、この先導体回転位置合せシステム66は、発信器54と、ロケータ(探知器)55と、探知器55からのデータが入力される制御手段52と、上記パネル21等にて構成することができる。
【0035】
また、図5に示す先導体位置合せシステム66では、上記角度表示指示ボタン65を、現状の角度表示及び指示を行う現状角度表示指示ボタン65aとして、先導体(パイロットヘッド)43の現状回転角度位置と修正角度位置とを図4に示す表示パネル21(いわゆるワンタッチ操作パネル)の現状角度表示指示ボタン65aと修正角度指示ボタンMで入力することにより先導体(パイロットヘッド)43を修正角度位置まで修正回転させることも可能である。なお、図示していないが、先導体43の現状回転位置はロケータ55以外に自動的にロッドRの基端部(ロッド回転モータ8部)に検出センサを設け、その検出結果を制御手段52に入力、処理し、ワンタッチ操作パネル21の現状角度表示指示ボタ65aの適合位置が点灯するようになっている。ただこの値はロッドRの捩れ等により誤差を生じる。そのため現状回転角位置をロケータ55の値に修正入力している。その後の角度修正の間は、ロッド長さ変化はなく、推進を停止した状態で角度修正する為に、ロッドRかかる負荷(トルク)変化は微小(ロッド捩れ変化微小)で角度修正に影響ない範囲である。そのためロケータ55の現状回転角度値を入力した後はロッドRの基端部(ロッド回転モータ8部)の検出センサによる検出値により角度検出している。
【0036】
なお、上記先導体回転位置合せシステム66は、後述するように上記パネル21にロッドトルク等を表示することを可能とする制御回路45を備えている。この制御回路45は、上記ロッド回転用モータ8の回転数を検出する回転数センサ46と、ロッド推進用モータ18の回転数を検出する回転数センサ47と、ロッド回転用モータ8の入口圧力を検出する入口用圧力センサ48と、ロッド回転用モータ8の出口圧力を検出する出口用圧力センサ49と、ロッド推進用モータ18の入口圧力を検出する入口用圧力センサ50と、ロッド推進用モータ18の出口圧力を検出する出口用圧力センサ51と、各センサ46・・からの検出値が入力される制御手段(コントローラ)52と、モータ8、18の回転方向を切換える切換手段53等を備える。
【0037】
また、上記表示パネル21は、上記したように、オペレータの指やペンにて画面の所定部位を接触することによって、画面表示を切換えることができるいわゆるワンタッチ操作パネルである。この場合、上記図4の先導体43の回転角度位置を表示するため360度を複数に分割する上記角度表示指示ボタン65を設けた画面が表示される。具体的には、図4において、「1」〜「12」で表されるように、時計の表示と全く同様に、周方向に沿って30度ピッチで角度表示指示ボタン65を配置する。そして、角度表示指示ボタン65によって、現状回転角度位置と修正回転角度位置等を表すことができる。また、角度表示指示ボタン65を現状角度表示指示ボタン65aとし、この現状角度表示指示ボタン65aで現状の角度表示及び指示し、修正角度指示ボタンMにて修正角度位置を表示、指示することができる。
【0038】
そして、パイロット孔形成時には、先導体43が孔の計画線に対してずれている場合に、先導体43をその計画線に沿うようにその向きを修正する必要があり、この際、先導体43の現状回転角度位置と修正回転角度位置とをそれぞれ上記角度表示指示ボタン65、又は角度表示指示ボタン65aと修正角度指示ボタンMに入力することにより先導体43を修正角度位置まで修正回転させるになる。この修正は、先導体43が孔の計画線に対してずれていれば、これを探知器(ロケータ)55を持っているオペレータが検知することになり、ここで、ロッドRの回転を停止させ、ロケータ55を持っているオペレータが、この状態での先導体回転位置情報を、パネル21を操作するオペレータに無線又は有線等にて送る。そして、360度を複数に区切る角度表示指示ボタン65を設けたパネル21で、このパネル21を操作するオペレータが、上記ロケータ55を持っているオペレータから得た現状回転角度位置に対応する角度表示指示ボタン65に接触することによって、入力状態として、現状回転角度位置の角度表示指示ボタン65を点灯させる。この際、パネル21上には、ロッド回転モータ8の回転数センサ47に基づく先導体43の回転角度が表示されているが、制御手段52では、パネル21上の表示角度(例えば、図4における「12」の位置とする)と、実際の角度である測定角度θ1とを比較する。この角度が一致していれば、次のズレ修正を行わない。しかしながら、上記表示角度は最後端のロッドRの回転角に基づくものであるので、ロッドRを複数本接続すること等によって、最先端のロッドRに接続された先導体43の回転角と一致しない場合がある。そのため、その測定角度θ1と表示角度θ3とにズレが生じる場合があるので、このような場合(表示値がずれている場合)、そのズレ分を修正するために、そのズレ分を考慮して、測定角度であるθ1を現在角度θ3´(例えば、図4における「1」の位置)として、これに対応する角度表示指示ボタン65を入力状態として、点灯させる。
【0039】
次に、パネル21を操作するオペレータが、あらかじめ決めた修正回転角度位置(目標角度θ4の位置であって、例えば、図4における「9」の位置)に対応する角度表示指示ボタン65、又は現状角度表示指示ボタン65aと修正角度指示ボタンMに接触して、これを入力状態として点灯させる。ここで、あらかじめ決めた修正回転角度位置とは、先導体43が孔の計画線に対してずれている場合に、先導体43をその計画線に沿うようになる角度であって、上記ロケータ55を持っているオペレータからその位置が指示される。そのため、コントローラ52にて目標角度θ4(入力角)と現在角度θ3´(現在角)とを比較して、この現在角から入力角(目標角)に到達する回転角を計算し、この計算に基づいて、先導体43を回転させる。すなわち、上記のように、角度表示指示ボタン65、又は角度表示指示ボタン65aと修正角度指示ボタンMが入力状態とされることによって、コントローラ52からの指令信号にて、ロッド回転用モータ8をその指令信号に基づく回転角だけ駆動させて、先導体43を停止させ、この状態で、ロッドRを押し込めば、先導体43が方向修正されて、先導体43を計画線上に戻すことができる。この場合、画面上において、時計廻りに、角度表示指示ボタン65が順次点灯しながら目標角の角度表示指示ボタン65又は修正角度指示ボタンMに達する。また、実際の先導体43の回転も、機体2後方からみて時計廻りである。そして、この方向修正のための回転は、入力角θ4と現在角θ3´との差が十分小さくなったときに停止する。すなわち、角度をラジアン単位で表し、│θ3´−θ4│<=ε(所定値)で表すことができる。具体的には、所定値εは現在角をθ3´とした場合、(πn/6)−θ=π/24の範囲に入るときに停止する。この場合、n(修正角度指示ボタン番号)=0,1,2・・・12で等分である。なお、修正角度指示ボタンMと角度表示指示ボタン65の数を12より大きくすればするほど精度が向上するが、12等分の分割が実用的である。
【0040】
このように、上記作業機操作装置では、ワンタッチ操作パネル21の角度表示指示ボタン65、又は現状角度表示指示ボタン65aと修正角度指示ボタンMを操作するだけの簡単な作業で、先導体43の回転角度位置の修正が行え、地盤孔明作業を高能率に行える。また従来のように熟練技能を要する訳ではないので、オペレータの疲労度は減少し、さらに修正精度、つまり孔明作業精度も向上する。ワンタッチ操作パネル21を12分割することにより、時計をイメージした表示構成としていることから、普段の生活環境で親しんだ表示態様となって、オペレータに解り易く、従って操作ミスを低減し得ることになる。そのため孔明作業を一段と高能率、高精度に行うことが可能となる。さらに、修正回転角度位置に至るまでの間の先導体43の回転状況が、連続的に点灯表示されるので、その状況を直感的に理解し易く、そのため操作ミスの低減効果が得られる。この結果、孔明作業の高能率化、高精度化を図ることが可能となる。
【0041】
ところで、上記ワンタッチ操作パネル21は、上記図4のグラフを表示する方向修正ボタン60と、掘削液の流量変更画面を表示する流量変更ボタン61と、ロッドトルク等を表示するトルク押引力連続表示ボタン62等を有する。すなわち、方向修正ボタン60に接触することによって、図4の修正画面が現れ、流量変更ボタン61に接触することによって、流量変更画面が現れ、トルク押引力連続表示ボタン62に接触することによって、ロッドトルク等を表示する画面が現れる。ここで、流量変更画面とは、上記掘削液の流量を調整することができる画面である。
【0042】
また、トルク押引力連続表示ボタン62に接触することによってあらわれる画面には、例えば、ロッド押引力及びロッドトルクを規定値(最大値)に対する百分率で表示することができる。ここで、ロッド押引力とは、パイロット孔を形成する際のロッドRの押し込み力及び被埋設管を埋設する際のロッドRの引き力をいう。この場合、ロッド引き力及びロッドトルクの表示について述べれば、入口用圧力センサ48にて検出したロッド回転用モータ8の入口圧力と、出口用圧力センサ49にて検出したロッド回転用モータ8の出口圧力とを、制御手段52に入力し、それらの差からロッドトルクTを求めると共に、入口用圧力センサ50にて検出したロッド推進用モータ18の入口圧力と、出口用圧力センサにて検出したロッド推進用モータ18の出口圧力とを、制御手段52に入力し、それらの差からロッド引き力を求める。そして、この演算(計算)したロッド引き力及びロッドトルクを、それぞれ規定値(最大値であって、リリーフ圧)に対する百分率に換算して、表示パネル21上に表示する。この際、別途入力手段により入力したリーマ引込み長さと関連付けて行う。すなわち、上記ロッド推進用モータ18の回転数を検出する回転数センサ47にて、掘削距離(長さ)を計算して、横軸に掘削距離をとり、縦軸にロッド引き力及びロッドトルクを規定値に対する百分率に換算した値をとって、予め設定した長さ分の掘削距離が変化する毎にグラフ表示するようにしている。具体的には、図5に示すように、Lを掘削距離とし、lを所定長さ(定数)としたときに、L=n・lとして、(n=0,1,2・・)の時に測定、表示するように、この測定、表示時のトリガ信号が上記制御手段52に入力され、この時に得られた各ロッド引き力及びロッドトルクの平均値が順次表示されていく。さらに具体的には、例えば1m毎に測定、表示を行うようにしている。そしてこの測定、表示時においては、複数回のサンプリングによって得られる所定引込み距離毎の平均値として表示する。すなわち、微小時間(例えば、0.1秒)の間で複数回(例えば、10回)だけサンプリングして、この平均値をとる。
【0043】
これによって、土質変化、掘削液供給異常に起因する過負荷状態を感知でき、それに応じてロッド引き力やロッドトルク等を変更できるので、管埋設作業時等のおいては、埋設管の破損、リーマ周辺機器の損傷を未然に防止して円滑な管埋設作業が行えることになる。なお、上記図5において、ドリル操作信号とは、ロッド回転用モータ8を駆動させる信号であり、ロッドRを正転(例えば、右回転)させる正転信号と、この正転に対して逆方向に回転させる逆転信号とがあり、フィーダ操作信号とは、ロッド推進用モータ18を駆動させる信号であって、ロッドRを前進させる前進信号と、ロッドRを後進させる後進信号とがある。
【0044】
ところで、幅の広い道路等における作業にあっては、座席20を展開状態(張出状態)として、オペレータがその座席20に座って、作業を行うことができるが、幅の狭い道路等における作業にあって、座席20を張り出し位置にすることができないとき、すなわち、狭い道路等の側端部に壁等が設けられており、その壁際にこの装置を配置する必要があるときには、座席20を収納状態とすると共に、ステップ部材30を折り畳んだ状態とする。このため、オペレータがその座席20に座って、作業することができない。この場合には、フレーム5を前方へ伸ばすことによって生じている機体前方のスペースに、オペレータが位置して作業を行うことになる。そして、オペレータがスペースに位置する場合には、パネル21が、側方(壁側)又は前方側を向くように操作盤19を回転させておけば、機体前方のスペースに位置するオペレータは、操作盤19に設けられた作業機操作レバー32の操作が可能となると共に、この操作パネル21の観察が可能となる。このため、機体2を壁際に寄せた状態での孔明作業が可能となる。
【0045】
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、ワンタッチ操作パネル21を、12分割表示に限るものではなく、増減は任意に行うことができる。すなわち、分割表示を多くすれば、その分高精度に方向修正を行うことができ、分割表示を少なくすれば、あまり高精度に方向修正を行うことができないが、その分迅速な方向修正を行うことができる。なお、地盤孔明機として、ドリル駆動装置のみをもって構成しても、このドリル駆動装置に、ロッド先端側に掘削液を供給するための掘削液供給装置を加えたものでもって、構成するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の作業機操作装置が使用された地盤孔明機の実施形態を示す側面図である。
【図2】上記地盤孔明機の平面図である。
【図3】上記作業機操作装置の操作盤の正面図である。
【図4】上記作業機操作装置の操作盤のワンタッチ操作パネルを示す正面図である。
【図5】上記作業機操作装置の制御部を示す簡略ブロック図である。
【図6】上記地盤孔明機によるパイロット孔を形成する方法を示す簡略図である。
【図7】従来のパイロット孔を形成する方法を示す簡略図である。
【符号の説明】
21・・ワンタッチ操作パネル、 43・・先導体、 55・・ロケータ、 65・・角度表示指示ボタン、 66・・先導体回転位置合せシステム、 M・・修正角度指示ボタン

Claims (3)

  1. ロッドの先端に装着する先導体(43)を有し、ロッドを推進・回転させることにより地盤に孔を掘削する地盤孔明機の作業機操作装置において、 上記先導体(43)に内蔵させた発信器(54)と、 上記発信器(54)より発信される現状回転角度位置を探知する探知器(55)と、 上記探知器(55)より得られる現状回転角度位置を入力する現状角度表示指示ボタン(65a)と修正角度位置を入力する修正角度指示ボタン(M)とを設ける共に、上記現状回転角度表示指示ボタン(65a)と上記修正角度指示ボタン(M)とが、上記先導体(43)の回転角度位置を表示するため360度を複数に分割されたワンタッチ操作パネル(21)と、上記各角度位置の入力された現状角度表示指示ボタン(65a)と上記修正角度指示ボタン(M)とを点灯させ、また、上記ワンタッチ操作パネル(21)への各位置角度の入力によってロッド回転用モータ(8)を駆動するドリル操作信号とロッド推進用モータ(18)を駆動するフィーダ操作信号とを出力して上記先導体(43)を修正角度位置まで修正回転させると共に、上記修正回転中に、修正回転角度位置の修正角度指示ボタン(M)までの先導体(43)の回転に合わせ順次現状角度表示指示ボタン(65a)を点灯させる制御手段(52)とを有することを特徴とする地盤孔明機の作業機操作装置。
  2. 上記ワンタッチ操作パネル(21)は、12分割表示されていることを特徴とする請求項1に記載の地盤孔明機の作業機操作装置。
  3. 次のA〜Hの各工程を有する地盤孔明機の作業機操作方法、
    A:探知器(55)よりの先導体回転位置情報を得る工程、
    B:360度を複数に区切る現状角度表示指示ボタン(65a)と修正角度指示ボタン(M)とを設けたワンタッチ操作パネル(21)で現状回転角度位置を現状角度表示指示ボタン(65a)に入力する工程、
    C:入力部の現状角度表示指示ボタン(65a)を点灯する工程、
    D:Aの工程で得られた情報から決めた修正回転角度位置を修正角度指示ボタン(M)に入力する工程、
    E:修正回転角度位置の修正角度指示ボタン(M)を点灯する工程、
    F:先導体(43)の回転を開始する工程、
    G:修正回転角度位置の修正角度指示ボタン(M)まで先導体(43)の回転に合わせ順次現状角度表示指示ボタン(65a)を点灯する工程、
    H:修正回転角度位置にまで先導体(43)が回転したときに停止する工程。
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