JPH07189540A - 引戸障子用自動施錠装置 - Google Patents

引戸障子用自動施錠装置

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Publication number
JPH07189540A
JPH07189540A JP33511593A JP33511593A JPH07189540A JP H07189540 A JPH07189540 A JP H07189540A JP 33511593 A JP33511593 A JP 33511593A JP 33511593 A JP33511593 A JP 33511593A JP H07189540 A JPH07189540 A JP H07189540A
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JP
Japan
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sliding door
gear
spiral spring
elastic energy
crescent
Prior art date
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Pending
Application number
JP33511593A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Sekiba
淳 関場
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Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
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Publication of JPH07189540A publication Critical patent/JPH07189540A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引戸障子を閉鎖する事により、自動的に施錠
できる様にする。 【構成】 室内側の引戸障子にクレセント金具5を、室
外側の引戸障子に受金具を設ける。室内側の引戸障子を
開放状態から閉鎖状態とした場合に、上記クレセント金
具5を上記受金具に係合させる平面渦巻きばねを設け
る。この平面渦巻きばねは、上記室内側の引戸障子の、
何れの方向への移動によっても、弾性エネルギ蓄積機構
11により、弾性エネルギを蓄積する。上記室内側の引
戸障子の非閉鎖時に於いては、弾性エネルギ放出阻止機
構12が、上記クレセント金具5の回動を阻止する。こ
の引戸障子を完全に閉鎖した場合、弾性エネルギ放出阻
止機構12が外れる。この結果、平面渦巻きばねの復元
力によりクレセント金具5が回動し、受金具に係合す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係る引戸障子用自動施
錠装置は、片引き式、或は引き違い式の窓装置に付設
し、この窓装置を構成する引戸障子を閉鎖した場合に自
動的に施錠できる、引戸障子用自動施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般家屋等の窓開口を開閉する為に従来
から、図9に示す様な引き違い式の窓装置が広く使用さ
れている。この窓装置は、上下の横枠17、17と左右
の竪枠18、18とから成る窓枠1の内側に2枚(又は
3枚以上)の引戸障子2a、2bを、引き違い式に建て
込む事により、構成されている。各引戸障子2a、2b
の竪辺を構成し、各引戸障子2a、2bの閉鎖時に互い
に対向する召し合わせ框3a、3bの間には施錠装置4
を設けて、各引戸障子2a、2bを閉鎖状態で固定自在
としている。
【0003】この施錠装置4は、図10〜11に詳示す
る様に、クレセント金具5と受金具6とから構成され
る。この内のクレセント金具5は、室内側の引戸障子2
aを構成する召し合わせ框3aの外周側面に固定し、受
金具6は、室外側の引戸障子2bを構成する召し合わせ
框3bの室内側内周側面に固定している。施錠時には上
記クレセント金具5のレバー7を回動させる事で、この
レバー7の基端部に設けた立壁8を受金具6の係止部9
に進入させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記施錠装
置4は人手により施錠する為、施錠をし忘れる場合があ
る。この様に施錠をし忘れた場合、この引戸障子を介し
て外部からの不法な侵入を許してしまう等、防犯上、大
きな問題がある。本発明の引戸障子用自動施錠装置は、
上述の様な事情に鑑みて考えられたもので、引戸障子を
閉鎖するのに伴い、自動的に施錠できる施錠装置を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の引戸障子用自動
施錠装置は、上下の横枠と左右の竪枠とから成る窓枠の
内側に、左右方向に亙る移動自在に設けられた引戸障子
の召し合わせ框の中間部に固定されるクレセント金具
と、この引戸障子を閉鎖した状態で上記召し合わせ框と
対向する召し合わせ部材の中間部に固定され、上記クレ
セント金具と係脱自在な受金具とから成る施錠装置を、
上記引戸障子を閉鎖するのに伴って作動させるものであ
る。
【0006】この様な引戸障子用自動施錠装置は、上記
引戸障子を開放状態から閉鎖状態とした場合に、その弾
性復元力により上記クレセント金具を回動させて上記受
金具に係合させる渦巻きばねと、上記引戸障子の、上記
召し合わせ部材に対する相対移動に伴って、上記渦巻き
ばねを弾性変形させ、この渦巻きばねに弾性エネルギを
蓄積する、弾性エネルギ蓄積機構と、上記引戸障子の非
閉鎖時に、上記渦巻きばねに蓄積された弾性エネルギが
放出されるのを阻止する、弾性エネルギ放出阻止機構と
を備えている。
【0007】このうちの弾性エネルギ蓄積機構は、上記
クレセント金具の軸の周囲に、この軸に対する回転自在
に支持された第一の歯車と、この第一の歯車を、引戸障
子の移動方向に拘らず、一の向きに回転させる回転機構
とを有している。そして、上記渦巻きばねは、その一端
部を上記クレセント金具の軸に固定の部材に、その他端
部を上記第一の歯車に、それぞれ結合されている。
【0008】又、上記弾性エネルギ放出阻止機構は、そ
の基端に係合片を形成すると共に、その先端を一の横枠
に固定の部材に対向させた、昇降自在なロッドと、上記
横枠の内側で、上記引戸障子が閉鎖状態にある場合にこ
の引戸障子の召し合わせ框と整合する位置に設けられ、
引戸障子を閉鎖方向に移動させる事に伴い、上記ロッド
の先端との係合に基づきこのロッドを、上記一の横枠か
ら離れる方向に変位させる傾斜面を有するガイド片と、
上記クレセント金具の軸に固定され、上記引戸障子を開
放方向に移動自在とすべく、このクレセント金具を非施
錠状態とした場合に、上記係合片と係合する係合部を形
成した回転板とを有している。
【0009】更に、上記回転機構は、上記引戸障子の移
動に伴い、その移動方向に応じた方向に回転自在な回転
体と、この回転体をその先端部に固定した縦軸の基端部
に固設された第一の傘歯車と、この第一の傘歯車と噛合
する第二の傘歯車と、この第二の傘歯車をその一端に固
定し、上記クレセント金具の軸と平行に設けられた横軸
の中間部に固定された第二の歯車と、引戸障子の開放方
向と閉鎖方向との何れか一方への移動に伴い上記回転体
が一方向に回転している場合に上記第一、第二の両歯車
に噛合し、上記第一の歯車を、上記渦巻きばねが弾性エ
ネルギを蓄積する上記一の向きに回転させる、第一の従
動歯車群と、引戸障子の開放方向と閉鎖方向との他方へ
の移動に伴い上記回転体が他方向に回転している場合に
上記第一、第二の両歯車に噛合し、上記第一の歯車を、
上記渦巻きばねが弾性エネルギを蓄積する上記一の向き
に回転させる、上記第一の従動歯車群よりも軸方向他側
に設けられた第二の従動歯車群と、上記横軸とこの横軸
を枢支する部材との間に設けられ、この横軸を軸方向一
側に向け付勢する事で上記第二の歯車を、上記第一の従
動歯車群に噛合させる傾向とするばねとを有している。
【0010】更に、上記回転機構は、引戸障子が上記他
方に移動する際に、上記横軸を上記ばねに抗して軸方向
他側に移動させる事で、第一、第二の両歯車と第二の従
動歯車群とを噛合させるべく、上記第一の傘歯車の歯の
形状を、引戸障子の上記他方への移動時に於ける第一の
傘歯車の回転方向前側面の傾斜を、後側面の傾斜よりも
緩くし、上記第二の傘歯車の歯の形状を、引戸障子の上
記他方への移動時に於ける第二の傘歯車の回転方向後側
面の傾斜を、前側面の傾斜よりも緩くしている。これと
共に、これら第一、第二の各傘歯車の歯の高さを、上記
横軸が軸方向他側に向け水平移動した場合でも互いに噛
合する寸法としている。
【0011】
【作用】上述の様に構成される本発明の引戸障子用自動
施錠装置の作用は、以下の通りである。即ち、施錠され
た状態の引戸障子を開放する場合、手指によりクレセン
ト金具を回動させて施錠を解く。これにより、上記引戸
障子は開放方向に移動自在となる。更に、上記クレセン
ト金具を回動させる事に伴って、弾性エネルギ放出阻止
機構をなすロッド基端部の係合片と、上記クレセント金
具の軸に固定の回転板に形成した係合部とが係合する。
この為、引戸障子の非閉鎖時(移動時、並びに開放した
ままの状態時)に於いて、上記クレセント金具が非施錠
状態に保持される。
【0012】上記引戸障子を開放方向に移動させる状態
に於いて、上記回転機構は、圧縮ばねの弾力、或は第
一、第二の傘歯車の歯の形状に起因する押圧力に基づ
き、第一の従動歯車群と第二の従動歯車群との何れか一
方の従動歯車群が、第一、第二の両歯車と噛合した状態
である。従って、上記引戸障子を開放方向に移動させる
事により、上記回転体、第一、第二の傘歯車、第一の従
動歯車群と第二の従動歯車群との何れか一方を介して上
記第一の歯車が一の向きに回転し、渦巻きばねを巻く。
【0013】上記引戸障子を開放した後この引戸障子を
閉鎖する場合、引戸障子の閉鎖方向への移動に伴って上
記回転体は、引戸障子を開放する場合とは逆方向に回転
する。従って、互いに噛合する第一、第二の傘歯車を介
して上記第二の歯車が、開放方向への移動時とは逆方向
に回転する。この場合に於いて、上記回転機構は、第
一、第二の傘歯車の歯の形状に起因する押圧力、或は圧
縮ばねの弾力に基づき、第一の従動歯車群と第二の従動
歯車群との他方の従動歯車群が、第一、第二の両歯車と
噛合した状態である。従って、引戸障子を閉鎖方向に移
動させた場合に於いても、渦巻きばねは弾性エネルギを
蓄積する向きに弾性変形する。
【0014】引戸障子が閉鎖位置に近付いた場合、弾性
エネルギ放出阻止機構を構成するロッドの先端はガイド
片の傾斜面に係合し、引戸障子の移動と共に一の横枠か
ら離れる様に変位する。そして、上記引戸障子が完全に
閉鎖位置に達した際には、ロッドの変位に伴ってこのロ
ッド基端の係合片と回転板の係合部との係合が外れ、上
記クレセント金具の回動が自在となる。
【0015】上記渦巻きばねは、引戸障子の移動に伴
い、その弾性エネルギが増加する方向に巻かれている
為、上記クレセント金具が回動自在になる事に伴って、
その弾性復元力により、自由状態に戻ろうとする。この
弾性復元力に基づき、上記渦巻きばねの一端が結合され
たクレセント金具の軸が回動し、このクレセント金具が
受金具に係合する。
【0016】
【実施例】図1〜7は、本発明の第一実施例を示してい
る。本発明の引戸障子用自動施錠装置は、前記図9に示
す様に、室内側の引戸障子2aの召し合わせ框3aの中
間部に固定されるクレセント金具5と、室外側の引戸障
子2bの召し合わせ框3bの中間部に固定され、上記ク
レセント金具5と係脱自在な受金具6とから成る施錠装
置4を、上記引戸障子2aを閉鎖するのと同時に自動的
に作動させて施錠するものである。上記引戸障子2bを
構成する召し合わせ框3bが、引戸障子を閉鎖した状態
で召し合わせ框と対向する召し合わせ部材に相当する。
【0017】この様な本発明の引戸障子用自動施錠装置
は、上記引戸障子2aを開放状態から閉鎖状態とした場
合に、上記クレセント金具5を回動させて上記受金具6
に係合させる平面渦巻きばね10と、上記引戸障子2a
の、上記引戸障子2bに対する相対移動に伴って、上記
平面渦巻きばね10を弾性変形させ(巻き)、この平面
渦巻きばね10に弾性エネルギを蓄積する、弾性エネル
ギ蓄積機構11と、上記引戸障子2aを移動させている
場合、或は開放したままの状態とした場合に、上記平面
渦巻きばね10に蓄積された弾性エネルギが放出されて
クレセント金具5が上記受金具6と係合するのを阻止す
る、弾性エネルギ放出阻止機構12とを備えている。
【0018】このうちの弾性エネルギ蓄積機構11は、
上記クレセント金具5の軸13に、この軸13に対する
回転自在に支持された第一の歯車14と、この第一の歯
車14を、引戸障子2aの移動方向に拘らず一定方向に
回転させる回転機構15とを備えている。これら第一の
歯車14と回転機構15の一部とは、上記クレセント金
具5を設けた竪框3aの内側に固定したケーシング41
内に収納した状態で設けている。上記第一の歯車14の
軸方向一端側(図1の右端側)は、この第一の歯車14
の中心位置に形成した、軸13挿通用の通孔と同心の円
筒部16としている。そして、この円筒部16の内側
に、上記平面渦巻きばね10を設けている。
【0019】上記平面渦巻きばね10の中心側端部10
aは、上記軸13に固定している。又、平面渦巻きばね
10の外周側端部10bは、上記円筒部16の内側に固
定する。これにより、平面渦巻きばね10は、第一の歯
車14の円筒部16の内側で、軸13の周囲に巻き回し
た状態となる。
【0020】上記回転機構15は、次の様に構成されて
いる。即ち、図7に示す様に、上記引戸障子2aの上辺
から突出した縦軸21の上端部に、窓枠1を構成する上
側の横枠17のガイド板19に当接自在な状態で、回転
体であるローラ20を設けている。このローラ20は、
引戸障子2aの移動時に、その外周面と上記ガイド板1
9の側面との摩擦に伴い、その移動方向に応じた方向に
回転自在である。このローラ20をその上端に固定した
縦軸21の下端には、第一の傘歯車22を固設してい
る。図1に於いて23は、上記縦軸21を回転自在に支
持する軸受装置である。
【0021】上記ケーシング41内で、第一の歯車14
の近傍位置には、この第一の歯車14を支持する軸13
と平行な横軸24を設けている。この横軸24の一端部
(図1の右端部)は、上記ケーシング41から突出し、
上記第一の傘歯車22と対向している。そして、この横
軸24の一端に第二の傘歯車25を固設し、上記第一の
傘歯車22と噛合させている。又、上記ケーシング41
内に於いて、上記横軸24の中間部には第二の歯車26
を固定している。この第二の歯車26は、上記ローラ2
0の回転力を上記第一の歯車14に伝える為のもので、
次述する圧縮ばね27、或は第一、第二の傘歯車22、
25の歯30a、30bの形状に起因する押圧力によっ
て、後述する第一、第二の従動歯車群28、29の何れ
か一方と噛合する。尚、図1は第二の歯車26を中立位
置に描いているが、実際にはこの中立位置で第二の歯車
26が回転する事はない。
【0022】上記圧縮ばね27は、上記ケーシング41
の他端側(図1の左端側)内面と上記横軸24の他端側
(図1の左端側)との間に装着する。引戸障子2aが閉
鎖状態にある場合、上記横軸24は、この圧縮ばね27
の弾性力により軸方向一端側(図1の右端側)に向けて
押され、第二の歯車26が上記第一の従動歯車群28と
噛合した状態となっている。
【0023】上記第一の従動歯車群28は、奇数個、又
は偶数個の歯車により構成され、第二の歯車26の一方
向の回転を上記第一の歯車14に伝える。又、上記第二
の従動歯車群29は、偶数個、又は奇数個の歯車により
構成され、第二の歯車26の他方向の回転を上記第一の
歯車14に伝える。本実施例の場合、上記第一の従動歯
車群28を2個の歯車31、32により構成し、第二の
従動歯車群29を、1個の歯車33により構成してい
る。そして、これら第一、第二の各従動歯車群28、2
9を軸方向(図1の左右方向)に亙り互いに並列に設け
る事により、上記第二の歯車26が上記横軸24の軸方
向に亙る移動に伴って、何れか一方の従動歯車群28、
29と噛合自在としている。尚、上記第一、第二の従動
歯車群28、29は、第一の歯車14と常に噛合してお
り、上記横軸24の移動により選択的に第二の歯車26
と噛合する。
【0024】即ち、第一の従動歯車群28を軸方向一側
(クレセント金具5から遠い側)に、第二の従動歯車群
29を軸方向他側(クレセント金具5に近い側)に、そ
れぞれ設けている。これら第一、第二の従動歯車群2
8、29は、引戸障子2aの開放方向、閉鎖方向の何れ
の方向への移動によっても上記第一の歯車14を同一方
向に回転させ、上記平面渦巻きばね10を巻いてその弾
性エネルギを蓄積する働きを有する。この為、上記第
一、第二の従動歯車群28、29を構成する各歯車の数
は、一方の歯車群の歯車が奇数個であれば、他方の歯車
群の歯車は偶数個とする。
【0025】一方、互いに噛合する上記第一の傘歯車2
2と第二の傘歯車25とのそれぞれの歯30a、30b
は、図2に示す様に構成している。即ち、第一の傘歯車
22の歯30a、30aは、引戸障子2aの閉鎖方向へ
の移動時に於ける第一の傘歯車22の回転方向前側面の
傾斜を、後側面の傾斜よりも緩くしている。又、上記第
二の傘歯車25の歯30b、30bは、引戸障子2aの
閉鎖方向への移動時に於ける第二の傘歯車25の回転方
向後側面の傾斜を、前側面の傾斜よりも緩くしている。
これと共に、これら第一、第二の各傘歯車22、25の
歯30a、30bの高さを、上記各歯30a、30bの
それぞれ傾斜の緩い面同士が噛合する事で上記横軸24
が軸方向他側に移動し、第二の歯車26と第二の従動歯
車群29とが噛合した場合でも、これら各歯30a、3
0bが互いに噛合し得る寸法としている。
【0026】この結果、引戸障子2aの開放方向への移
動により、上記第一の傘歯車22が一方向に回転した場
合、第一の傘歯車22と第二の傘歯車25とは、図2
(A)に示す様に深く噛合し、通常通り回転を伝達す
る。一方、引戸障子2aの閉鎖方向への移動により、第
一の傘歯車22が他方向に回転した場合、上記第一の傘
歯車22は、図2(B)に示す様に、第二の傘歯車25
を図1で左方に押圧する。これにより、横軸24は上記
圧縮ばね27の弾力に抗して同図の左方に押圧され、同
図の左方に移動する。この結果、この横軸24に固定さ
れた第二の歯車26が、上記第二の歯車群29と噛合す
る。
【0027】又、前記弾性エネルギ放出阻止機構12の
構成は、以下の通りである。上記ケーシング41に穿設
した透孔42を介して弾性材製のロッド34を、図1、
並びに図5〜7に示す様に、引戸障子2aの上辺から突
出させている。このロッド34の上端部は、上記横枠1
7のガイド板19の室内側面に対向している。又、ロッ
ド34の下端部は、上記ケーシング41内に存在する。
そして、この下端に係合片35を形成している。更に、
図示は省略したが、このロッド34の中間部と召し合わ
せ框3aに固定の部分との間に、このロッド34を上昇
方向に付勢するばねを設けている。このばねとしては、
圧縮ばね、引っ張りばね等を採用できる。要は、ロッド
34を上昇方向に付勢するものであれば良い。
【0028】上記クレセント金具5の軸13には回転板
36を支持固定している。この回転板36は、上記引戸
障子2aを移動自在とすべくクレセント金具5を解錠し
た場合に、軸13と共に回動し、上記係合片35と係合
する、係合部である係合凹部37を形成している。
【0029】更に、上記横枠17の内側で、引戸障子2
aの閉鎖位置に整合する部分には、図1に示す様な傾斜
面38を有するガイド片39を設けている。上記ロッド
34の先端は、引戸障子2aの閉鎖方向の移動に伴っ
て、この傾斜面38に係合し下降する。
【0030】上述の様に構成される本発明の引戸障子用
自動施錠装置の作用は、以下の通りである。即ち、施錠
された状態の引戸障子2aを開放する(図5に於いて引
戸障子2aを左方に移動させる)場合、先ず、手指によ
りクレセント金具5を回動させて施錠を解く。これによ
り、上記引戸障子2aは開放方向に移動自在となる。更
に、上記クレセント金具5を回動させると共に引戸障子
2aを開放方向に移動させると、上記ロッド34の上昇
に伴って、上記係合片35と上記係合凹部37とが、図
3に示す様に係合する。この為、引戸障子2aの移動
時、並びに引戸障子2aを開放したままの状態に於い
て、上記クレセント金具5が平面渦巻きばね10の弾性
復元力に基づいて施錠方向に回動するのが防止される。
【0031】上記引戸障子2aを開放方向に移動させる
状態に於いては、上記圧縮ばね27の弾力により、第
一、第二の両歯車14、26と、第一の従動歯車群28
とが噛合した状態である。従って、上記引戸障子2aを
開放方向に移動させる事により、上記ローラ20、第
一、第二の傘歯車22、25、第一の従動歯車群28を
介して上記第一の歯車14が一の向き(図3で反時計回
り)に回転し、平面渦巻きばね10を巻く。
【0032】上記引戸障子2aを開放した後、この引戸
障子2aを閉鎖する場合、引戸障子2aを上記の場合と
は逆に(図5に於いて引戸障子2aを右方に)移動させ
る。この際、上記ローラ20は上記の場合とは逆方向に
回転する。従って、第二の歯車26もそれまでとは逆方
向に回転する。この場合に於いて、第一の傘歯車22と
第二の傘歯車25との噛合部には、図2(B)に示す様
に、前述した歯30a、30bの形状に基づき、第一の
傘歯車22の回転に伴って軸方向他側に向かう分力fが
生じる。
【0033】この分力fにより第二の傘歯車25が押圧
され、上記圧縮ばね27の弾力に抗してこの第二の傘歯
車25を固定する横軸24が、図1で左方に移動する。
この結果、この横軸24の中間部に固定された第二の歯
車26は、上記回転機構15を構成する第二の従動歯車
群29と噛合し、上記第一の歯車14を、引き戸障子2
aを開放方向に移動させた場合と同一方向に回転させ
る。即ち、引戸障子2aを閉鎖方向に移動させた場合に
於いても、弾性エネルギ蓄積機構11は、平面渦巻きば
ね10の弾性エネルギを蓄積させる。
【0034】引戸障子2aの閉鎖方向への移動に伴い、
引戸障子2aが閉鎖位置に近付いた場合、ロッド34の
先端は、上側の横枠17の内側に設けたガイド片39の
傾斜面38と係合する事で下降する。そして、図6に示
す様に上記引戸障子2aが完全に閉鎖位置に達した際に
は、ロッド34は最下位置にまで下降し、図4に示す様
に係合片35と上記係合凹部37との係合が外れ、上記
クレセント金具5の回動が自在となる。
【0035】上記第一の歯車14の内側に設けられた平
面渦巻きばね10は、引戸障子2aの移動に伴い、その
弾性エネルギが増加する方向に巻かれている為、上記ク
レセント金具5が回動自在になる事に伴って、その弾性
復元力により、自由状態に戻ろうとする。この結果、上
記平面渦巻きばね10の中心側端部10aが結合された
軸13が回動し、クレセント金具5が受金具6に係合す
る。この場合に於いて、ローラ20とガイド板19との
摩擦によりローラ20が回転する事はない。従って、回
転機構15側が回転する事はない。
【0036】尚、引戸障子2aの移動に伴ってローラ2
0は滑る事なく、確実に回転しなければならない。この
為、上記ローラ20(更には、ガイド板19)を摩擦係
数の大きい材料製とする等の対策を施す。或は、上記ガ
イド板19にラック部を設けると共に、上記ローラ20
に代えて上記ラック部と噛合しつつ回転自在なピニオン
を設けても良い。又、第二の歯車26と第一の従動歯車
群28とを噛合させる為のばねとして、圧縮ばね27を
採用したが、これに代えてケーシング41の一端側内面
と横軸24の一端部との間に、引っ張りばねを設けても
良い。又、回転板36に形成する係合部を、係合凹部3
7に代えて係合凸部とする事もできる。
【0037】本発明の引戸障子用自動施錠装置は、上述
の様に構成され作用する為、引戸障子を閉鎖する事で自
動的に施錠される。従って、施錠し忘れる事による外部
からの侵入を防止でき、防犯上有効である。尚、上述し
た実施例は、引き違い式の窓装置に於ける室内側の引戸
障子2aに本発明を適用し、この引戸障子2aを閉鎖し
た場合にのみ、自動的に施錠できる様にした例に就いて
説明した。この様な本実施例は片開き式の窓装置に適用
する事も勿論できる。
【0038】次に、図8は本発明の第二実施例を示して
いる。本実施例の場合、上記ローラ20を、室外側の引
戸障子2bを構成する上框40の室内側面に当接させて
いる。従って、本実施例に於いては、上記ローラ20を
召し合わせ框3aから突出させるのではなく、上記召し
合わせ框3aの室外側面で上記上框40と同じ高さ位置
に開口43を形成し、この開口43から上記ローラ20
の室外側半部を突出させている。この室外側半部が、上
記引戸障子2bの上框40に当接し、且つ、何れかの引
戸障子2a、2bの移動に伴って上記ローラ20が回転
する。その他の構成、並びに作用は、前述の第一実施例
と同様である。尚、引き違い式の窓装置に本発明を適用
した、この第二実施例に於いては、室内側、室外側、何
れか一方の引戸障子(例えば、室外側の引戸障子2b)
のみを開放し、何れか他方の引戸障子(例えば、室内側
の引戸障子2a)は閉鎖状態にある場合、当該開放され
ている引戸障子(2b)を閉鎖する事で自動的に施錠さ
れる。
【0039】尚、前述した第一実施例、並びに上述した
第二実施例に於いては、その構成を上下逆にし、ローラ
20を、下側の横枠17に付設のレール(第一実施例の
場合)、或は引戸障子2bの下框の室内側面(第二実施
例の場合)に当接させる様に構成する事も可能である。
但し、この場合に於いては、上記ローラ等の構成各部材
と引戸障子の車輪等とが干渉しない様にする。
【0040】又、前述した各実施例に於いて、渦巻きば
ねとして、平面渦巻きばね10を採用し、第一の歯車1
4に形成した円筒部16内にこの平面渦巻きばね10を
設けた例に就いて説明したが、本発明はこれに限定され
るものではない。例えば、渦巻きばねとして円錐渦巻き
ばねを採用すると共に、第一の歯車14に上記円筒部1
6を形成する事なく、上記円錐渦巻きばねの両端をそれ
ぞれ軸13と第一の歯車14とに結合しても良い。又、
上述の各実施例に於いては、平面渦巻きばね10の中心
側端部10aを軸13に、外周側端部10bを第一の歯
車14に、それぞれ結合しているが、これを逆にし、中
心側端部10aを第一の歯車14に、外周側端部10b
を軸13に、それぞれ結合しても良い。更に、上記平面
渦巻きばね10の中心側、外周側、何れかの端部10
a、10bを軸13に結合する代わりに、軸13に固定
の部材である、例えば回転板36に結合する事もでき
る。
【0041】尚、上記平面渦巻きばね10(本発明の装
置を構成する渦巻きばね)の巻き方向は、引戸障子2a
を閉鎖した場合にクレセント金具5を施錠方向に回動さ
せる向きとする。即ち、その弾性復元力により自由状態
に戻ろうとした場合、クレセント金具5の軸13を、上
記クレセント金具5の施錠方向に回動させる向きとす
る。
【0042】更に、上述した各実施例に於いては、引戸
障子2aの開放方向への移動時に第一の従動歯車群28
と第二の歯車26とが噛合し、引戸障子2aの閉鎖方向
への移動時に第二の従動歯車群29と第二の歯車26と
が噛合する様に構成しているが、これに限定される事は
ない。即ち、上記構成とは逆に、引戸障子2aの開放方
向への移動時に、第一、第二の傘歯車22、25の噛合
に基づいて第二の従動歯車群29と第二の歯車26とが
噛合し、引戸障子2aの閉鎖方向への移動時に、上記圧
縮ばね27の弾力に基づいて第一の従動歯車群28と第
二の歯車26とが噛合する様に構成する事もできる。
【0043】この場合に於いて、第一、第二の傘歯車2
2、25の各歯30a、30bの形状は、図2に示す前
記実施例の場合とは逆に形成する。又、上記平面渦巻き
ばね10がその弾性復元力により自由状態に戻ろうとし
た場合に、クレセント金具5の軸13を、上記クレセン
ト金具5の施錠方向に回動させる必要上、第一、第二の
各従動歯車群28、29を構成する、それぞれの歯車の
個数を、前記実施例の場合とは逆に(第一の従動歯車群
28を奇数個の歯車により、第二の従動歯車群29を偶
数個の歯車により)構成する。
【0044】要は、引戸障子2aを、開放方向、閉鎖方
向、何れの方向に移動させても上記平面渦巻きばね10
が巻かれ、且つ、引戸障子2aが完全に閉鎖された場合
に、平面渦巻きばね10の弾性復元力によって軸13が
回動し、クレセント金具5が受金具6に係合する様、第
一、第二の傘歯車22、25の歯30a、30bの形
状、並びに第一、第二の従動歯車群28、29を構成す
る、それぞれの歯車の個数を決定すれば良い。
【0045】
【発明の効果】本発明の引戸障子用自動施錠装置は、上
述の様に構成され作用する為、引戸障子を閉鎖するのに
伴って自動的に施錠される。従って、施錠する為の面倒
がなくなると共に、施錠のし忘れがなくなる為、防犯
上、及び実用上、大きな効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例を示す縦断面図。
【図2】第一、第二の傘歯車の歯の断面形状、並びに噛
合状態を示す図。
【図3】本発明の第一実施例の要部を、引戸障子を開放
する状態で示す模式図。
【図4】同じく引戸障子を閉鎖した状態で示す模式図。
【図5】本発明装置を付設した引戸障子を開放状態で示
す正面図。
【図6】同じく、閉鎖状態で示す正面図。
【図7】ローラとガイド片との位置関係を示す、窓装置
上部の縦断面図。
【図8】本発明の第二実施例を示す、引戸障子の上部斜
視図。
【図9】本発明が設けられる窓装置を室内側から見た
図。
【図10】施錠装置を構成するクレセント金具を示す、
図9のA矢視図。
【図11】同じく施錠装置を構成する受け金具を示す、
図9のB−B拡大断面図。
【符号の説明】
1 窓枠 2a、2b 引戸障子 3a、3b 召し合わせ框 4 施錠装置 5 クレセント金具 6 受金具 7 レバー 8 立壁 9 係止部 10 平面渦巻きばね 10a 中心側端部 10b 外周側端部 11 弾性エネルギ蓄積機構 12 弾性エネルギ放出阻止機構 13 軸 14 第一の歯車 15 回転機構 16 円筒部 17 横枠 18 竪枠 19 ガイド板 20 ローラ 21 縦軸 22 第一の傘歯車 23 軸受装置 24 横軸 25 第二の傘歯車 26 第二の歯車 27 圧縮ばね 28 第一の従動歯車群 29 第二の従動歯車群 30a、30b 歯 31、32、33 歯車 34 ロッド 35 係合片 36 回転板 37 係合凹部 38 傾斜面 39 ガイド片 40 上框 41 ケ−シング 42 透孔 43 開口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下の横枠と左右の竪枠とから成る窓枠
    の内側に、左右方向に亙る移動自在に設けられた引戸障
    子の召し合わせ框の中間部に固定されるクレセント金具
    と、この引戸障子を閉鎖した状態で上記召し合わせ框と
    対向する召し合わせ部材の中間部に固定され、上記クレ
    セント金具と係脱自在な受金具とから成る施錠装置を、
    上記引戸障子を閉鎖するのに伴って作動させる引戸障子
    用自動施錠装置であって、 上記引戸障子を開放状態から閉鎖状態とした場合に、そ
    の弾性復元力により上記クレセント金具を回動させて上
    記受金具に係合させる渦巻きばねと、 上記引戸障子の、上記召し合わせ部材に対する相対移動
    に伴って、上記渦巻きばねを弾性変形させ、この渦巻き
    ばねに弾性エネルギを蓄積する、弾性エネルギ蓄積機構
    と、 上記引戸障子の非閉鎖時に、上記渦巻きばねに蓄積され
    た弾性エネルギが放出されるのを阻止する、弾性エネル
    ギ放出阻止機構とを備え、 上記弾性エネルギ蓄積機構は、上記クレセント金具の軸
    の周囲に、この軸に対する回転自在に支持された第一の
    歯車と、この第一の歯車を、引戸障子の移動方向に拘ら
    ず一の向きに回転させる回転機構とを有し、 上記渦巻きばねは、その一端部を上記クレセント金具の
    軸に固定の部材に、その他端部を上記第一の歯車に、そ
    れぞれ結合されており、 上記弾性エネルギ放出阻止機構は、その基端に係合片を
    形成すると共に、その先端を一の横枠に固定の部材に対
    向させた、昇降自在なロッドと、上記横枠の内側で、上
    記引戸障子が閉鎖状態にある場合にこの引戸障子の召し
    合わせ框と整合する位置に設けられ、引戸障子を閉鎖方
    向に移動させる事に伴い、上記ロッドの先端との係合に
    基づきこのロッドを、上記一の横枠から離れる方向に変
    位させる傾斜面を有するガイド片と、上記クレセント金
    具の軸に固定され、上記引戸障子を開放方向に移動自在
    とすべく、このクレセント金具を非施錠状態とした場合
    に、上記係合片と係合する係合部を形成した回転板とを
    有し、 上記回転機構は、上記引戸障子の移動に伴い、その移動
    方向に応じた方向に回転自在な回転体と、この回転体を
    その先端部に固定した縦軸の基端部に固設された第一の
    傘歯車と、この第一の傘歯車と噛合する第二の傘歯車
    と、この第二の傘歯車をその一端に固定し、上記クレセ
    ント金具の軸と平行に設けられた横軸の中間部に固定さ
    れた第二の歯車と、引戸障子の開放方向と閉鎖方向との
    何れか一方への移動に伴い上記回転体が一方向に回転し
    ている場合に上記第一、第二の両歯車に噛合し、上記第
    一の歯車を、上記渦巻きばねが弾性エネルギを蓄積する
    上記一の向きに回転させる、第一の従動歯車群と、引戸
    障子の開放方向と閉鎖方向との他方への移動に伴い上記
    回転体が他方向に回転している場合に上記第一、第二の
    両歯車に噛合し、上記第一の歯車を、上記渦巻きばねが
    弾性エネルギを蓄積する上記一の向きに回転させる、上
    記第一の従動歯車群よりも軸方向他側に設けられた第二
    の従動歯車群と、上記横軸とこの横軸を枢支する部材と
    の間に設けられ、この横軸を軸方向一側に向け付勢する
    事で上記第二の歯車を、上記第一の従動歯車群に噛合さ
    せる傾向とするばねとを有し、 且つ、上記回転機構は、引戸障子が上記他方に移動する
    際に、上記横軸を上記ばねに抗して軸方向他側に移動さ
    せる事で、第一、第二の両歯車と第二の従動歯車群とを
    噛合させるべく、上記第一の傘歯車の歯の形状を、引戸
    障子の上記他方への移動時に於ける第一の傘歯車の回転
    方向前側面の傾斜を、後側面の傾斜よりも緩くし、上記
    第二の傘歯車の歯の形状を、引戸障子の上記他方への移
    動時に於ける第二の傘歯車の回転方向後側面の傾斜を、
    前側面の傾斜よりも緩くすると共に、これら第一、第二
    の各傘歯車の歯の高さを、上記横軸が軸方向他側に向け
    水平移動した場合でも互いに噛合する寸法としたもので
    ある、 引戸障子用自動施錠装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114352162A (zh) * 2022-01-20 2022-04-15 刘爱粉 一种自动开合的铝合金门窗
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