JPH09303027A - キャビネットのロック装置 - Google Patents

キャビネットのロック装置

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JPH09303027A
JPH09303027A JP8117966A JP11796696A JPH09303027A JP H09303027 A JPH09303027 A JP H09303027A JP 8117966 A JP8117966 A JP 8117966A JP 11796696 A JP11796696 A JP 11796696A JP H09303027 A JPH09303027 A JP H09303027A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キャビネットの電気錠を、静かに作動すると共
に、停電又は電池切れの場合でも支障なく解施錠できる
ようにする。 【手段】錠7をキャビネット1のかまち4の内部に配置
し、この錠7に、モータ8の回転をウォーム27,29
びギア28,18通じて動力伝達し、錠7のピニオンギ
ア20でラック9を水平動させることにより、キャビネ
ット1における多段の抽斗3を一斉にロックする。錠7
のキー穴15はかまち4の前方に臨んでおり、キー14
によっても解施錠できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後動自在な抽斗
を備えたキャビネットや、水平回動式の扉又はスライド
式の引き戸を備えたキャビネットのロック装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】これらキャビネットのロック装置はキー
で解施錠操作する手動式の錠を使用するのが一般的であ
るが、多数のキャビネットを一括管理する場合の容易性
やキー所持の手間軽減等のために、電気錠を使用するこ
とも普及している。この電気錠としては、通電のON・
OFFによって可動鉄心が突出・後退動する電磁ソレノ
イドを使用したものが殆どであり、その例として例えば
実公平4−32465号公報には、複数段の抽斗を備え
たキャビネットのオールロック装置として、キャビネッ
ト本体の奥部に電磁ソレノイドを設け、全段の抽斗を引
き出し動不能にロックするための上下長手の作動杆を、
電磁ソレノイドで駆動することが記載されている。
【0003】また、扉を水平回動自在に装着したキャビ
ネットや金庫の場合、従来は、扉の裏面に電磁ソレノイ
ドを設け、キャビネット本体や金庫本体の係合部に係脱
する閂杆を電磁ソレノイドによって駆動するように構成
している(例えば実公平2−40207号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
駆動手段として電磁ソレノイドを使用したものは、可動
鉄心が瞬間的に前進・後退動するため、大きな作動音が
して人に不快感を与える場合がある問題があった。ま
た、前記実公平4−32465号公報のように、キャビ
ネット本体の奥部に電磁ソレノイドを配置した構成で
は、当該電磁ソレノイドの取付けやメンテナンスが厄介
であるという問題があった。
【0005】更に、電気錠の電源として建物の交流電源
を使用すると、一々電池の消耗を管理する必要がなくて
便利であるが、その場合、実公平2−40207号)の
ように電磁ソレノイドを扉や抽斗に取り付けた場合に
は、電源用のコードは、扉や抽斗の動きを損なうことな
い状態で扉や抽斗に引き出さなくてはならないため、配
線が面倒であるという問題があった。
【0006】更に、電磁ソレノイドを使用した電気錠は
電気的な制御によってしか解施錠することができず、キ
ーを使用した手動による解施錠とは併用できない不便も
あった。本発明はこれらの問題を解消した電気的なロッ
ク装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため本発明では、前
向きに開口したキャビネット本体と、該キャビネット本
体内に前後動自在に装着した適宜段数の抽斗とを備え、
前記キャビネット本体の開口縁のうち全周又は一部を、
断面コ字状又は断面角筒状等の中空状に形成して成るキ
ャビネットにおいて、「前記キャビネット本体における
中空状の開口縁のうち適宜部位に、モータによって解施
錠操作される錠を設け、このモータ駆動式の錠によって
抽斗を引き出し不能にロックする」の構成にした。
【0008】また、水平回動式の扉又はスライド式の引
き戸とを備えたキャビネットにおいても、「前記キャビ
ネット本体における中空状の開口縁のうち適宜部位に、
モータによって解施錠操作される錠を設け、このモータ
駆動式の錠によって扉又は引き戸をロックする」の構成
にした。
【0009】
【発明の奏する効果】このように構成すると、モータ駆
動式の錠をキャビネット本体に設けたものであるから、
モータの駆動電源として建物の交流電源を使用した場合
であっても、電源用等のコードの配線が著しく簡単であ
り、しかも、モータ駆動式の錠はキャビネット本体のデ
ッドスペースである開口縁の中空部に配置したものであ
るから、キャビネット本体の収納スペースが低下したり
体裁を悪化したりすることはない。
【0010】また、モータ駆動式の錠をキャビネット本
体の開口縁に設けたものであるから、キャビネット本体
に設けたものでありながら、それら錠やモータ等の部材
の取付けとメンテナンスとが楽になる。また、モータ駆
動式であるため、電磁ソレノイドを使用した場合のよう
に可動鉄心が瞬間的に摺動することによる作動音が発生
することはなく、従って、人に不快感を与えることを防
止又は著しく低減できる。
【0011】ところで、キーを使用した手動式の錠は、
一般に、キーの回動操作によって閂杆を前進・後退させ
ることによって解施錠するように構成しているが、本発
明では、キーの回動操作に置き換えて、閂杆の前進・後
退動をモータで駆動するように変更することがごく簡単
にできるから、例えば抽斗を多段に備えたキャビネット
のオールロック装置のように多数の部材からなるロール
装置であっても、従来の手動式の錠の部分にモータ駆動
式の錠を置き換えるだけで、従来のオールロック装置の
部材を殆どそのまま利用することが可能となり、従っ
て、それだけ設計変更の手間を軽減し得る利点もある。
【0012】更に、モータの回転によって閂杆(作動
杆)を駆動するものであるため、手動式の錠の回転部分
をモータで回転させるように構成することにより、キー
を使用して解施錠できる状態のままでモータにて解錠錠
できる構成にすることができ、このことと、錠をキャビ
ネットの開口縁に設けたこととにより、錠をキーによっ
ても解施錠できる構成にすることが簡単に行えるから、
例えば、電源として交流電源を使用した状態で停電した
場合や、電源として電池式にした状態で電池が切れてし
まった場合であっても、支障なく解施錠することができ
る構成にすることが簡単にできる利点もある。
【0013】この場合、請求項2のように構成すると、
錠を解施錠するために抽斗の鏡板に穿設した通孔は見出
しカードによって塞がれているから、抽斗の鏡板に通孔
を設けたことによって外観が悪化することを防止できる
利点がある。
【0014】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。図1〜図7は第1実施形態を示してお
り、このうち図1(A)は本発明に係るキャビネット1
が組み込まれたシステム家具の斜視図、同図(B)は前
記キャビネット1の部分斜視図である。キャビネット1
は、前面を開口した金属板製のキャビネット本体2と、
その内部に前後動自在に装架した3段の抽斗3とを備え
ており、キャビネット本体2のかまち4と左右縦枠部5
とは中空状に形成されている。
【0015】図2は前記キャビネット1におけるオール
ロック装置の概略図、図2(A)ははオールロック装置
の駆動機構を後方から見た概略図である。両図に示すよ
うに、オールロック装置は、キャビネット1のかまち4
の内部に装着したホルダー6に取付けた錠7とモータ8
とラック(閂杆、作動杆)9、キャビネット1の内側面
に上下動自在に装着した縦杆10、ラック9の先端と縦
杆10の上端との間に延びるようにしてキャビネット1
の天板11の下面に回動自在に取り付けたクランク式の
連動部材12とを備えている。
【0016】そして、ラック9を突出後退させて連動部
材12を回動させ、連動部材12の回動によって縦杆1
0を上下動させることにより、キャビネット本体2の内
側面のうち各抽斗3に対応した箇所に回動自在に取り付
けた鉤体13を一斉に回動させ、各鉤体13を各抽斗3
の側面に突設する等した係止部(図示せず)に係脱させ
ることにより、各抽斗3は一斉にロックしたりロック解
除されたりする。以下、各部位の詳細を説明する。
【0017】図4はロック装置の要部を後方から見た分
解斜視図、図5(A)(B)はそれぞれ要部を後方から
見た組み立て状態の斜視図、図6は要部を後方から断面
図、図7(A)は図6のA−A視断面図、図7(B)は
図6のB−B視断面図である。キャビネット本体2のか
まち4は後ろ向き開口の断面略コ字状に形成されてお
り、このかまち4の内部に平面視で略コ字状に形成した
合成樹脂製のホルダー6を配置し、このホルダー6に、
錠7とモータ8とを、その軸線が前後方向に延びるよう
にして取付けている。錠7には手動式のキー14を差し
込むためのキー穴15が開口しており、図2のように、
キー穴15を、かまち4の前面に開口した穴から外側に
露出させている。
【0018】錠7は、八角等の非円形の鍔16aを備え
た本体16と、本体16から後ろ向きに突設した第1ロ
ータ17と、第1ロータ17に一体的に嵌着した第1ギ
ア18と、第1ロータ17の後端から突出した第2ロー
タ19に一体的に固着したピニオンギア20とを備えて
いる。本体16の鍔16aは、ホルダー6に設けた八角
孔21に回転不能に嵌着しており、且つ、図7(A)に
示すように、本体16はホルダー6とかまち4とによっ
て前後動不能に保持されている。
【0019】ホルダー6には、その背面と下面とに重な
る断面略L字状のカバー板23がねじ止めによって固着
されており、前記ピニオンギア20の後端面から同心状
に突出した突起24をカバー板23の穴で支持してい
る。また、カバー板23の左右両端に横向き突設した水
平片23aを、かまち4の下面にねじ止め等にて固着し
ている。
【0020】図4や図6、図7(B)に示すように、前
記モータ8は、その回転軸25が前向きに突出するよう
にしたホルダー6にねじ26で固着されており、その回
転軸25に第1ウォーム(ねじ軸)27を固着してい
る。ホルダー6には、第1ウォーム27の回転を許容す
るために凹所6aを形成している。ホルダー6のうち錠
7の第1ギア18とモータ8の第1ウォーム27との間
の部位には、下部を第2ギア20と成し上部を第2ウォ
ーム29と成した中間軸30を、ピン31及び止めねじ
32を介して水平回転自在に取付け、この中間軸30の
第2ギア28をモータ8の第1ウォーム27と噛合さ
せ、中間軸30の第2ウォーム29を錠7の第1ギア1
8と噛合させている。
【0021】前記ホルダー6の上部後端には切り欠き6
bを形成し、この切り欠き6bに前記ラック9を嵌め込
んで、これをカバー板23の上水平片23bで抜け不能
且つ摺動自在に保持している。図3(B)に示すよう
に、ラック9の下面にはラック歯9aを形成しており、
このラック歯9aを前記錠7のピニオンギア20に噛合
させている。従って、モータ8を正逆回転させると、各
ウォーム27,29とギア28,18とを介してピニオ
ンギア20が正逆回転し、これによってラック9が前進
・後退動する。
【0022】錠の第1ロータ17と第2ロータ19との
間には図示しないクラッチが介在しており、キー14を
使用しない状態では、クラッチは入りの状態にばね付勢
されていて両ロータ17,19は一体に回転し、キー1
4を差し込むとクラッチが切れて、第1ロータ17は回
転せず第2ロータ19のみが回転するように設定してい
る。
【0023】図4及び図6に示すように、ホルダー6の
内部のうちら錠7を挟んでモータ8と反対側に位置した
部位に左右一対のリミットスイッチ34を設け、ラック
9の下面に固着した当たり部材35を両リミットスイッ
チ34のアームに当てることにより、ラック9の移動ス
トロークを規制している。図3(A)や図5(B)に示
すように、ラック9の先端には、正面視で傾斜状に延び
るガイド穴36aを備えたガイド部材36を設けてお
り、このガイド穴36に連動部材12の一端を摺動自在
に嵌め込んでいる。連動部材12の一端は、ロック解除
状態ではガイド穴36aの上端に位置している。
【0024】連動部材12は、キャビネット本体2の天
板の下面に設けた軸受け37により、前後方向に延びる
軸線回りに回動し得るように支持されている。また、図
2に示すように、連動部材12の他端は、前記縦杆10
の上端に設けた係止片10aの下面に当てている。縦杆
10はばね38で下向きに引張り付勢されている。最上
段に位置した抽斗3の鏡板40は、キャビネット本体2
のかまち4を覆うような高さに設定されており、図2及
び図7(A)に示すように、鏡板40の上部前面には、
見出しカード41の装着部の一例としての蟻溝42が、
正面視で錠7と重なる高さで左右全長にわたって延びる
ように形成されており、この蟻溝42に挿入した透明板
43によって見出しカード41を押さえ固定している。
見出しカード41及び透明板43は左右いずれかの方向
に引き出すことができる。
【0025】そして、最上段に位置した抽斗3における
鏡板40のうち前記蟻溝42の箇所に、抽斗3を押し込
んで状態でキー14を錠7に抜き差しできるようにした
通孔44を穿設している。前記モータ8の駆動電源とし
ては電池を使用しても良いが、建物の交流電源を使用す
ると、電池交換の手間が不要になると共に、一つのトラ
ンスで多数の家具のモータに給電できるので、特に実施
形態のようなシステム家具のロック装置には好適であ
る。
【0026】以上の構成において、各抽斗3をキャビネ
ット本体2内に収納した状態で、例えば図1(A)に符
号45で示すコントロールパネルを操作したり、或いは
家具とは別の場所に設けた制御装置を操作したり、或い
はリモコン操作したりしてモータ8を一定数だけ正転さ
せると、ラック9が前進動する。すると、連動部材12
は、その一端が下がり後端が上昇するように回動し、こ
れにより、キャビネット本体2の縦杆10が上昇動し、
これにより、各鉤体13がロック方向に回動して各抽斗
3は一斉にロックされる。逆の操作でモータ8を逆転さ
せると、逆の動きによってロックが解除される。
【0027】そして、停電によってモータを駆動できな
くなった場合には、見出しカード41を引き抜いて通孔
44からキー14を差し込むことより、錠7を手動で解
施錠することができる。なお、蟻溝42は鏡板40の左
右全長にわたって形成する必要はなく、また、透明板4
3及び見だしカード41はその弾性に抗して変形させる
ことによって蟻溝42に出し入れするようにしても良
い。
【0028】上記の第1実施形態は多段の抽斗3をオー
ルロックすることに適用した場合であったが、図8に概
略だけ示す第2実施形態のように、かまち4内に設けた
モータ8及び錠7によって、閂杆46を抽斗3の鏡板4
0に上方から係脱させることにより、上段の抽斗3のみ
をロックするようにしても良い。図9(A)(B)に示
すのは観音開き式の扉47を備えたキャビネット1に適
用した第3実施形態であり、このうち(A)は正面図、
(B)は(A)のB−B視概略平面図である。この実施
形態では、一方の扉47の自由端の箇所に上下全長にわ
たって延びるラッチ杆48を回転自在に取付け、このラ
ッチ杆48の上下両端又は上端のみにラッチ爪49を設
け、ラッチ爪49をキャビネット本体2のかまち4に形
成した係合穴50に係脱させるようにした場合におい
て、キャビネット本体2のかまち4のうち係合穴50の
近傍の箇所にモータ8と錠7を設け、この錠7の閂杆4
6をラッチ爪49の側面に向けて前後動自在に構成した
ものである。
【0029】他方、図9(C)に示すのは、片開き式の
扉47を備えたロッカー等のキャビネット1に適用した
第4実施形態であり、この実施形態では、キャビネット
本体2のうち扉47の自由端が重なる一方の縦枠部5の
内部にモータ駆動式の錠7を設け、この錠7の閂杆(図
示せず)を扉47に係脱させるようにしたものである。
図9(C)に一点鎖線で示すように、キャビネット本体
2の開口縁のうち下枠部51の中空部内に錠7とモータ
8を設けても良い。
【0030】これら図8〜図9の各実施形態とも、図示
していないが、錠7はキーによっても解施錠できるよ
う、その鉤穴を外側に開口させている。なお、本発明は
スライド式の引き戸を備えたキャビネットにも適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はシステム家具の斜視図、(B)は本発
明に係るキャビネットの部分斜視図である。
【図2】ロック装置の概略斜視図。
【図3】(A)(B)とも作動杆への動力伝達機構を示
す斜視図である。
【図4】要部の分解斜視図である。
【図5】(A)は要部を後方から見た斜視図、(B)は
ロック装置の連動機構の部分斜視図である。
【図6】要部を後方から見た断面図である。
【図7】(A)は図6のA−A視断面図、(B)は図6
のB−B視断面図である。
【図8】第2実施形態の概略側断面図である。
【図9】(A)は第3実施形態に係る観音開き式のキャ
ビネットの正面図、(B)は(A)のB−B視平断面
図、(C)は第4実施形態の正面図である。
【符号の説明】
1 キャビネット 2 キャビネット本体 3 抽斗 4 かまち 6 ホルダー 7 錠 8 モータ 9 ラック 12 連動杆 14 キー 40 鏡板 41 見出しカード 42 蟻溝 43 透明板 44 通孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前向きに開口したキャビネット本体と、該
    キャビネット本体内に前後動自在に装着した適宜段数の
    抽斗とを備え、前記キャビネット本体の開口縁のうち全
    周又は一部を、断面コ字状又は断面角筒状等の中空状に
    形成して成るキャビネットにおいて、 前記キャビネット本体における中空状の開口縁のうち適
    宜部位に、モータによって解施錠操作される錠を設け、
    このモータ駆動式の錠によって抽斗を引き出し不能にロ
    ックすることを特徴とするキャビネットのロック装置。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、前記キャビネット
    本体の開口縁のうち少なくともその上端を構成する上か
    まちを中空状に形成し、このかまちの内部に、モータで
    解施錠操作できると共にキーによっても解施錠操作でき
    る錠を、そのキー穴がかまちの前方に開口するようにし
    て配設する一方、 かまちの下方の収納空間に配置した抽斗の鏡板を、抽斗
    をキャビネット本体内に押し込んだ状態で前記かまちの
    前面を塞ぐような高さに設定し、この鏡板の上部前面
    に、見出しカードの装着部を、正面視で前記キー穴と重
    複するようにして形成し、この鏡板の見出しカード装着
    部に、抽斗を収納した状態で前記キーを錠前のキー穴に
    挿入できるようにした通孔を穿設したことを特徴とする
    キャビネットのロック装置。
  3. 【請求項3】前面を開口したキャビネット本体と、該キ
    ャビネット本体の開口部を開閉自在に塞ぐ水平回動式の
    扉又はスライド式の引き戸とを備え、前記キャビネット
    本体の開口縁のうち全周又は一部を、断面コ字状又は断
    面角筒状等の中空状に形成して成るキャビネットにおい
    て、 前記キャビネット本体における中空状の開口縁のうち適
    宜部位に、モータによって解施錠操作される錠を設け、
    このモータ駆動式の錠によって扉又は引き戸をロックす
    ることを特徴とするキャビネットのロック装置。
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