JP3177447B2 - キャビネットのロック装置 - Google Patents

キャビネットのロック装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前後動自在な抽斗
を備えたキャビネットや、水平回動式の扉又はスライド
式の引き戸を備えたキャビネットのロック装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】これらキャビネットのロック装置はキー
で解施錠操作する手動式の錠を使用するのが一般的であ
るが、多数のキャビネットを一括管理する場合の容易性
やキー所持の手間軽減等のために、電気錠を使用するこ
とも普及している。
【0003】 この電気錠としては、通電のON・OFF
によって可動鉄心が突出・後退動する電磁ソレノイドを
使用したものが殆どである。その例として例えば実公平
4−32465号公報には、複数段の抽斗を備えたキャ
ビネットのオールロック装置として、キャビネット本体
の奥部に電磁ソレノイドを設け、全段の抽斗を引き出し
動不能にロックするための上下長手の作動杆を、電磁ソ
レノイドで駆動することが記載されている。
【0004】 また、扉を水平回動自在に装着したキャビ
ネットや金庫の場合、従来は、扉の裏面に電磁ソレノイ
ドを設け、キャビネット本体や金庫本体の係合部に係脱
する閂杆を電磁ソレノイドによって駆動するように構成
している(例えば実公平2−40207号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のように
駆動手段として電磁ソレノイドを使用したものは、可動
鉄心が瞬間的に前進・後退動するため、大きな作動音が
して人に不快感を与える場合がある問題があった。
【0006】 また、前記実公平4−32465号公報の
ように、キャビネット本体の奥部に電磁ソレノイドを配
置した構成では、当該電磁ソレノイドの取付けやメンテ
ナンスが厄介であるという問題があった。
【0007】 ところで、 電気錠の電源として建物の交流
電源を使用すると、一々電池の消耗を管理する必要がな
くて便利である。しかし、実公平2−40207号公報
ように電磁ソレノイドを扉や抽斗に取り付けた場合に
は、電源用のコードは、扉や抽斗の動きを損なうこと
ない状態で扉や抽斗に引き出さなくてはならないため、
配線が面倒であるという問題があった。
【0008】 更に、電磁ソレノイドを使用した電気錠は
電気的な制御によってしか解施錠することができず、キ
ーを使用した手動による解施錠とは併用できない不便も
あった。本発明はこれらの問題を解消した電気的なロ
ック装置を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、前向
きに開口したキャビネット本体と、該キャビネット本体
内に前後動自在に装着した適宜段数の抽斗とを備え、前
記キャビネット本体の開口縁のうち少なくともその上端
を構成する上かまちが中空状に形成されているキャビネ
ットを対象にしている。
【0010】 そして、請求項1では、「前記かまちの内
部に、各抽斗を引き出し不能にロックしたり引き出し可
能にロック解除したりするための作動杆と、この作動杆
を駆動し得モータと、かまちの外側に開口したキー穴
から挿入したキーの回転操作によって前記作動杆を駆動
し得る錠とを設けており、 前記錠には、キーを抜いた状
態では前記モータによってのみ作動杆が駆動可能とな
り、キーを挿入すると当該キーによってのみ作動杆が駆
動可能となるように切り替えるクラッチを内蔵してい
る」という構成を特徴としている。
【0011】 請求項3の発明は、 前面を開口したキャビ
ネット本体と、該キャビネット本体の開口部を開閉自在
に塞ぐ水平回動式の扉又はスライド式の引き戸とを備
え、前記キャビネット本体の開口縁のうち全周又は一部
を、断面コ字状又は断面角筒状等の中空状に形成して成
るキャビネットを対象にしている。
【0012】 そして、請求項3では、「 前記キャビネッ
ト本体における中空状の開口縁のうち適宜部位に、扉又
は引き戸を開閉不能にロックしたり開閉可能にロック解
除したりするための作動杆と、この作動杆を駆動し得る
モータと、開口縁の外側に開口したキー穴から挿入した
キーの回転操作によって前記作動杆を駆動し得る錠とを
設けており、前記錠には、キーを抜いた状態では前記モ
ータによってのみ作動杆が駆動可能となり、キーを挿入
すると当該キーによってのみ作動杆が駆動可能となるよ
うに切り替えるクラッチを内蔵している」という構成を
特徴としている。
【0013】
【発明の奏する効果】本発明は、モータ駆動式の錠をキ
ャビネット本体に設けたものであるから、モータの駆動
電源として建物の交流電源を使用した場合であっても、
電源用等のコードの配線が著しく簡単であり、しかも、
モータ駆動式の錠はキャビネット本体のデッドスペース
である開口縁の中空部に配置したものであるから、キャ
ビネット本体の収納スペースが低下したり体裁悪化し
たりすることはない。
【0014】 また、モータや錠をキャビネット本体の開
口縁に設けたものであるから、それら錠やモータ等の部
材の取付けとメンテナンスとが楽になる。また、モータ
駆動式であるため、電磁ソレノイドを使用した場合のよ
うに可動鉄心が瞬間的に摺動することによる作動音が発
生することはなく、従って、人に不快感を与えることを
防止又は著しく低減できる。
【0015】 ところで、作動杆が常にモータに連動して
いると、キーによって作動杆を駆動しようとしても、モ
ータが抵抗となって作動杆を駆動することができない。
この点、本発明では、錠にクラッチを設けたことによ
り、作動杆はモータによる駆動とキーによる駆動とに選
択して駆動されるため、モータによる解施錠とキーによ
る解施錠とを確実に併用することができる。
【0016】 求項2のように構成すると、錠を解施錠
するために抽斗の鏡板に穿設した通孔は見出しカードに
よって塞がれているから、抽斗の鏡板に通孔を設けたこ
とによって外観が悪化することを防止できる利点があ
る。
【0017】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0018】 図1〜図7は第1実施形態を示しており、
このうち図1(A)は本発明に係るキャビネット1が組
み込まれたシステム家具の斜視図、同図(B)は前記キ
ャビネット1の部分斜視図である。キャビネット1は、
前面を開口した金属板製のキャビネット本体2と、その
内部に前後動自在に装架した3段の抽斗3とを備えてお
り、キャビネット本体2のかまち4と左右縦枠部5とは
中空状に形成されている。
【0019】 図2は前記キャビネット1におけるオール
ロック装置の概略図、図2(A)ははオールロック装置
の駆動機構を後方から見た概略図である。両図に示すよ
うに、オールロック装置は、キャビネット1のかまち4
の内部に装着したホルダー6に取付けた錠7とモータ8
とラック(閂杆、作動杆)9、キャビネット1の内側面
に上下動自在に装着した縦杆10、ラック9の先端と縦
杆10の上端との間に延びるようにしてキャビネット1
の天板11の下面に回動自在に取り付けたクランク式の
連動部材12とを備えている。
【0020】 そして、ラック9を突出後退させて連動部
材12を回動させ、連動部材12の回動によって縦杆1
0を上下動させると、キャビネット本体2の内側面のう
ち各抽斗3に対応した箇所に回動自在に取り付けた鉤体
13一斉に回動し、各鉤体13が、各抽斗3の側面に
突設する等した係止部(図示せず)に係脱ることによ
り、各抽斗3は一斉にロックされたりロック解除された
りする。以下、各部位の詳細を説明する。
【0021】 図4はロック装置の要部を後方から見た分
解斜視図、図5(A)(B)はそれぞれ要部を後方から
見た組み立て状態の斜視図、図6は要部を後方から断面
図、図7(A)は図6のA−A視断面図、図7(B)は
図6のB−B視断面図である。
【0022】 キャビネット本体2のかまち4は後ろ向き
開口の断面略コ字状に形成されており、このかまち4の
内部に平面視で略コ字状に形成した合成樹脂製のホルダ
ー6を配置し、このホルダー6に、錠7とモータ8と
を、その軸線が前後方向に延びるようにして取付けてい
る。錠7には手動式のキー14を差し込むためのキー穴
15が開口しており、図2のように、キー穴15を、か
まち4の前面に開口した穴から外側に露出させている。
【0023】 錠7は、八角等の非円形の鍔16aを備え
た本体16と、本体16から後ろ向きに突設した第1ロ
ータ17と、第1ロータ17に一体的に嵌着した第1ギ
ア18と、第1ロータ17の後端から突出した第2ロー
タ19に一体的に固着したピニオンギア20とを備えて
いる。
【0024】 本体16の鍔16aは、ホルダー6に設け
た八角孔21に回転不能に嵌着しており、且つ、図7
(A)に示すように、本体16はホルダー6とかまち4
とによって前後動不能に保持されている。
【0025】 ホルダー6には、その背面と下面とに重な
る断面略L字状のカバー板23がねじ止めによって固着
されており、前記ピニオンギア20の後端面から同心状
に突出した突起24をカバー板23の穴で支持してい
る。また、カバー板23の左右両端に横向き突設した水
平片23aを、かまち4の下面にねじ止め等にて固着し
ている。
【0026】 図4や図6、図7(B)に示すように、前
記モータ8は、その回転軸25が前向きに突出するよう
してホルダー6にねじ26で固着されており、その回
転軸25に第1ウォーム(ねじ軸)27を固着してい
る。ホルダー6には、第1ウォーム27の回転を許容す
るために凹所6aを形成している。
【0027】 ホルダー6のうち錠7の第1ギア18とモ
ータ8の第1ウォーム27との間の部位には、下部を第
2ギア20と成し上部を第2ウォーム29と成した中間
軸30を、ピン31及び止めねじ32を介して水平回転
自在に取付け、この中間軸30の第2ギア28をモータ
8の第1ウォーム27と噛合させ、中間軸30の第2ウ
ォーム29を錠7の第1ギア18と噛合させている。
【0028】 前記ホルダー6の上部後端には切り欠き6
bを形成し、この切り欠き6bに前記ラック9を嵌め込
んで、これをカバー板23の上水平片23bで抜け不能
且つ摺動自在に保持している。図3(B)に示すよう
に、ラック9の下面にはラック歯9aを形成しており、
このラック歯9aを前記錠7のピニオンギア20に噛合
させている。
【0029】 従って、モータ8を正逆回転させると、各
ウォーム27,29とギア28,18とを介してピニオ
ンギア20が正逆回転し、これによってラック9が前進
・後退動する。
【0030】の第1ロータ17と第2ロータ19と
の間には図示しないクラッチが介在しており、キー14
を使用しない状態では、クラッチは入りの状態にばね付
勢されていて両ロータ17,19は一体に回転し、キー
14を差し込むとクラッチが切れて、第1ロータ17は
回転せず第2ロータ19のみが回転するように設定して
いる。
【0031】 図4及び図6に示すように、ホルダー6の
内部のうち錠7を挟んでモータ8と反対側に位置した部
位に左右一対のリミットスイッチ34を設け、ラック9
の下面に固着した当たり部材35を両リミットスイッチ
34のアームに当てることにより、ラック9の移動スト
ロークを規制している。
【0032】 図3(A)や図5(B)に示すように、ラ
ック9の先端には、正面視で傾斜状に延びるガイド穴3
6aを備えたガイド部材36を設けており、このガイド
穴36に連動部材12の一端を摺動自在に嵌め込んでい
る。連動部材12の一端は、ロック解除状態ではガイド
穴36aの上端に位置している。
【0033】 連動部材12は、キャビネット本体2の天
板の下面に設けた軸受け37により、前後方向に延びる
軸線回りに回動し得るように支持されている。また、図
2に示すように、連動部材12の他端は、前記縦杆10
の上端に設けた係止片10aの下面に当っている。縦杆
10はばね38で下向きに引張り付勢されている。
【0034】 最上段に位置した抽斗3の鏡板40は、キ
ャビネット本体2のかまち4を覆うような高さに設定さ
れている。図2及び図7(A)に示すように、鏡板40
の上部前面には、見出しカード41の装着部の一例とし
ての蟻溝42が、正面視で錠7と重なる高さで左右全長
にわたって延びるように形成されており、この蟻溝42
に挿入した透明板43によって見出しカード41を押さ
え固定している。見出しカード41及び透明板43は左
右いずれかの方向に引き出すことができる。
【0035】 そして、最上段に位置した抽斗3における
鏡板40のうち前記蟻溝42の箇所に、抽斗3を押し込
んで状態でキー14を錠7に抜き差しできるようにした
通孔44を穿設している。
【0036】 前記モータ8の駆動電源としては電池を使
用しても良いが、建物の交流電源を使用すると、電池交
換の手間が不要になると共に、一つのトランスで多数の
家具のモータに給電できるので、特に実施形態のような
システム家具のロック装置には好適である。
【0037】 以上の構成において、各抽斗3をキャビネ
ット本体2内に収納した状態で、例えば図1(A)に符
号45で示すコントロールパネルを操作したり、或いは
家具とは別の場所に設けた制御装置を操作したり、或い
はリモコン操作したりしてモータ8を一定数だけ正転さ
せると、ラック9が前進動する。
【0038】 すると、連動部材12は、その一端が下が
後端が上昇するように回動することにより、キャビ
ネット本体2の縦杆10が上昇動し、これにより、各鉤
体13がロック方向に回動して各抽斗3は一斉にロック
される。逆の操作でモータ8を逆転させると、逆の動き
によってロックが解除される。
【0039】 そして、停電によってモータを駆動できな
くなった場合には、見出しカード41を引き抜いて通孔
44からキー14を差し込むことより、錠7を手動で
解施錠することができる。
【0040】 なお、蟻溝42は鏡板40の左右全長にわ
たって形成する必要はなく、また、透明板43及び見だ
しカード41はその弾性に抗して変形させることによっ
て蟻溝42に出し入れするようにしても良い。
【0041】 上記の第1実施形態は多段の抽斗3をオー
ルロックすることに適用した場合であったが、図8に概
略だけ示す第2実施形態のように、かまち4内に設けた
モータ及錠(いずれも図示せず)によって、閂杆46
を抽斗3の鏡板40に上方から係脱させることにより、
上段の抽斗3のみをロックするようにしても良い。
【0042】 図9(A)(B)に示すのは観音開き式の
扉47を備えたキャビネット1に適用した第3実施形態
であり、このうち(A)は正面図、(B)は(A)のB
−B視概略平面図である。
【0043】 この実施形態では、一方の扉47の自由端
の箇所に上下全長にわたって延びるラッチ杆48を回転
自在に取付け、このラッチ杆48の上下両端又は上端の
みにラッチ爪49を設け、ラッチ爪49をキャビネット
本体2のかまち4に形成した係合穴50に係脱させるよ
うにした場合において、キャビネット本体2のかまち4
のうち係合穴50の近傍の箇所にモータ8と錠7を設
け、この錠7の閂杆46をラッチ爪49の側面に向けて
前後動自在に構成している。
【0044】 他方、図9(C)に示すのは、片開き式の
扉47を備えたロッカー等のキャビネット1に適用した
第4実施形態である。この実施形態では、キャビネット
本体2のうち扉47の自由端が重なる一方の縦枠部5の
内部にモータ駆動式の錠7を設け、この錠7の閂杆(図
示せず)を扉47に係脱させるようにしている。図9
(C)に一点鎖線で示すように、キャビネット本体2の
開口縁のうち下枠部51の中空部内に錠7とモータ8を
設けても良い。
【0045】 これら図8〜図9の各実施形態とも、図示
していないが、錠7はキーによっても解施錠できるよ
う、そのキー穴を外側に開口させている。なお、本発明
はスライド式の引き戸を備えたキャビネットにも適用で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)はシステム家具の斜視図、 (B)は本発明に
係るキャビネットの部分斜視図である。
【図2】ロック装置の概略斜視図。
【図3】(A)(B)とも作動杆への動力伝達機構を示す斜視
図である。
【図4】要部の分解斜視図である。
【図5】 (A)は要部を後方から見た斜視図、 (B)はロッ
ク装置の連動機構の部分斜視図である。
【図6】要部を後方から見た断面図である。
【図7】 (A)は図6の A-A視断面図、(B)は図6の B
-B視断面図である。
【図8】第2実施形態の概略側断面図である。
【図9】 (A)は第3実施形態に係る観音開き式のキャビ
ネットの正面図、 (B)は (A)の (B)視平断面図、 (C)は
第4実施形態の正面図である。
【符号の説明】 1 キャビネット 2 キャビネット本体 3 抽斗 4 かまち 6 ホルダー 7 錠 8 モータ 9 ラック 12 連動杆 14 キー 40 鏡板 41 見出しカード 42 蟻溝 43 透明板 44 通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 65/46 A47B 88/00 E05B 47/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前向きに開口したキャビネット本体と、該
    キャビネット本体内に前後動自在に装着した適宜段数の
    抽斗とを備え、前記キャビネット本体の開口縁のうち少
    なくともその上端を構成する上かまちが中空状に形成さ
    れているキャビネットにおいて、 前記かまちの内部に、各抽斗を引き出し不能にロックし
    たり引き出し可能にロック解除したりするための作動杆
    と、この作動杆を駆動し得るモータと、かまちの外側に
    開口したキー穴から挿入したキーの回転操作によって前
    記作動杆を駆動し得る錠とを設けており、 前記錠には、キーを抜いた状態では前記モータによって
    のみ作動杆が駆動可能となり、キーを挿入すると当該キ
    ーによってのみ作動杆が駆動可能となるように切り替え
    るクラッチを内蔵している、 ことを特徴とするキャビネットのロック装置。
  2. 【請求項2】「請求項1」において、前記 かまちの下方の収納空間に配置した抽斗の鏡板を、
    抽斗をキャビネット本体内に押し込んだ状態で前記かま
    ちの前面を塞ぐような高さに設定し、この鏡板の上部前
    面に、見出しカードの装着部を、正面視で前記キー穴と
    重複するようにして形成し、この鏡板の見出しカード装
    着部に、抽斗を収納した状態で前記キーを錠前のキー穴
    に挿入できるようにした通孔を穿設していること、 特徴とするキャビネットのロック装置。
  3. 【請求項3】前面を開口したキャビネット本体と、該キ
    ャビネット本体の開口部を開閉自在に塞ぐ水平回動式の
    扉又はスライド式の引き戸とを備え、前記キャビネット
    本体の開口縁のうち全周又は一部を、断面コ字状又は断
    面角筒状等の中空状に形成して成るキャビネットにおい
    て、 前記キャビネット本体における中空状の開口縁のうち適
    宜部位に、扉又は引き戸を開閉不能にロックしたり開閉
    可能にロック解除したりするための作動杆と、この作動
    杆を駆動し得るモータと、開口縁の外側に開口したキー
    穴から挿入したキーの回転操作によって前記作動杆を駆
    動し得る錠とを設けており、 前記錠には、キーを抜いた状態では前記モータによって
    のみ作動杆が駆動可能となり、キーを挿入すると当該キ
    ーによってのみ作動杆が駆動可能となるように切り替え
    るクラッチを内蔵している、 ことを特徴とするキャビネットのロック装置。
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