JP5042044B2 - 搬送用キャビネットにおける抽斗施錠構造 - Google Patents
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Description
キャビネット本体Cにおける各抽斗列の前面には上下に亙る抜け止めのための棒状の規制バー1がそれぞれ回動自在に配設されており、これらの各規制バー1の上端側1Aはクランクアーム10とフック軸11を形成するごとくクランク型に屈曲成形されて、前記フック軸11の突端部には掛合部11aが形成されており、かつ、前記クランクアーム10は、キャビネット本体Cの前面に添わせたとき、前記キャビネット本体Cの上部前面に配設したカバー部材2に設けた落とし溝21内に収容可能である一方、
前記キャビネット本体Cの上部には、ガイドレール4に沿って水平方向に往復動自在なスライドバー3が配設されており、このスライドバー3には前記抽斗列に対応する少なくとも複数のロック突起31・31…が突設され、かつ、各ロック突起31にはフック部32が成形され、かつ、同スライドバー3本体には歯列を有するラック部33が形成されて、スライドバー3が前記フック軸11方向に進行したとき、前記ロック突起31のフック部32はフック軸11の掛合部11aと掛合し、スライドバー3が後退したときはフック部32は掛合部11aから離脱可能に構成されているとともに、
前記ガイドレール4の側傍には、キー51をキー孔52に抜き差しして軸部53を回動可能であって、この軸部53に連動して回転可能なピニオン部54を備えたキーボックス5が配設されており、
前記ピニオン部54は前記スライドバー3のラック部33と噛合されて、前記キー51の回転操作により、当該スライドバー3がガイドレール4に沿って規制バー1のフック軸11方向に移動して、前記各フック部32が各規制バー1の前記掛合部11aに掛合せしめ、このとき、クランクアーム10がカバー部材2の落とし溝21に収容した状態で当該規制バー1の上方への移動を拘束する一方、
前記キー51を反対方向に回転させたとき、スライドバー3は反対側に移動して各フック部32と掛合部11aとの掛合が解除され、規制バー1を持ち上げてクランクアーム10がカバー部材2の落とし溝21の側壁部21aを壁越しに回動させることによって、抽斗列の前面から退避可能にするとともに、
前記規制バー1の掛合部11aおよびスライドバー3のフック部32との掛合箇所は、前記カバー部材2に被覆され、かつ、前記スライドバー3のラック部33および前記キーボックス5のピニオン部54との噛合箇所がハウジングカバー6に被覆可能に構成するという技術的手段を採用したことによって、搬送用キャビネットにおける抽斗施錠機構を完成させた。
1A 上端側
1B 下端側
10 クランクアーム
11 フック軸
11a 掛合部
12 筒体
2 カバー部材
21 落とし溝
21a 側壁部
3 スライドバー
31 ロック突起
32 フック部
33 ラック部
34 表示部
4 ガイドレール
5 キーボックス
51 キー
52 キー孔
53 軸部
54 ピニオン部
6 ハウジングカバー
61 窓部
B 抽斗
C キャビネット本体
Claims (4)
- 上下に複数段かつ左右に複数列に抽斗B・B…が配置されて成る搬送用キャビネットにおいて、
キャビネット本体Cにおける各抽斗列の前面には上下に亙る抜け止めのための棒状の規制バー1がそれぞれ回動自在に配設されており、これらの各規制バー1の上端側1Aはクランクアーム10とフック軸11を形成するごとくクランク型に屈曲成形されて、前記フック軸11の突端部には掛合部11aが形成されており、かつ、前記クランクアーム10は、キャビネット本体Cの前面に添わせたとき、前記キャビネット本体Cの上部前面に配設したカバー部材2に設けた落とし溝21内に収容可能である一方、
前記キャビネット本体Cの上部には、ガイドレール4に沿って水平方向に往復動自在なスライドバー3が配設されており、このスライドバー3には前記抽斗列に対応する少なくとも複数のロック突起31・31…が突設され、かつ、各ロック突起31にはフック部32が成形され、かつ、同スライドバー3本体には歯列を有するラック部33が形成されて、スライドバー3が前記フック軸11方向に進行したとき、前記ロック突起31のフック部32はフック軸11の掛合部11aと掛合し、スライドバー3が後退したときはフック部32は掛合部11aから離脱可能に構成されているとともに、
前記ガイドレール4の側傍には、キー51をキー孔52に抜き差しして軸部53を回動可能であって、この軸部53に連動して回転可能なピニオン部54を備えたキーボックス5が配設されており、
前記ピニオン部54は前記スライドバー3のラック部33と噛合されて、前記キー51の回転操作により、当該スライドバー3がガイドレール4に沿って規制バー1のフック軸11方向に移動して、前記各フック部32が各規制バー1の前記掛合部11aに掛合せしめ、このとき、クランクアーム10がカバー部材2の落とし溝21に収容した状態で当該規制バー1の上方への移動を拘束する一方、
前記キー51を反対方向に回転させたとき、スライドバー3は反対側に移動して各フック部32と掛合部11aとの掛合が解除され、規制バー1を持ち上げてクランクアーム10がカバー部材2の落とし溝21の側壁部21aを壁越しに回動させることによって、抽斗列の前面から退避可能にするとともに、
前記規制バー1の掛合部11aおよびスライドバー3のフック部32との掛合箇所は、前記カバー部材2に被覆され、かつ、前記スライドバー3のラック部33および前記キーボックス5のピニオン部54との噛合箇所がハウジングカバー6に被覆可能に構成したことを特徴とする搬送用キャビネットにおける抽斗施錠機構。 - 規制バー1のフック軸11における掛合部11aとして、先端部の周面に小径の凹溝が設けられている一方、この凹溝に掛合するフック部32には凹入部32aが成形されていることを特徴とする請求項1記載の搬送用キャビネットにおける抽斗施錠機構。
- スライドバー3の本体に表示部34が設けられている一方、この表示部34はハウジングカバー6に開口された窓部61から露出しており、当該スライドバー3のスライド移動によって、施錠状態に対応する異なる表示が視認できることを特徴とする請求項1または2記載の搬送用キャビネットにおける抽斗施錠機構。
- 規制バー1の把持部分の芯材に筒体12が挿通されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の搬送用キャビネットにおける抽斗施錠機構。
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JP2008000814A JP5042044B2 (ja) | 2008-01-07 | 2008-01-07 | 搬送用キャビネットにおける抽斗施錠構造 |
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JP2009161990A JP2009161990A (ja) | 2009-07-23 |
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