JPH0718917B2 - 磁界検出装置 - Google Patents
磁界検出装置Info
- Publication number
- JPH0718917B2 JPH0718917B2 JP4499587A JP4499587A JPH0718917B2 JP H0718917 B2 JPH0718917 B2 JP H0718917B2 JP 4499587 A JP4499587 A JP 4499587A JP 4499587 A JP4499587 A JP 4499587A JP H0718917 B2 JPH0718917 B2 JP H0718917B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic field
- detection
- detection electrode
- magnetic
- amplifier
- Prior art date
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- Measuring Magnetic Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、記録や再生等に使用する磁気ヘッド等の磁界
の分布状態を測定するのに適する磁界検出装置に関する
ものである。
の分布状態を測定するのに適する磁界検出装置に関する
ものである。
［従来の技術］ 従来、磁気ヘッド等の磁界発生体の磁界の分布状態を測
定する場合は、微小な検出コイルまたはホール素子等を
使用して、測定点を順次移動しながら測定値をプロット
していた。
定する場合は、微小な検出コイルまたはホール素子等を
使用して、測定点を順次移動しながら測定値をプロット
していた。
［発明が解決しようとする課題］ 上述した従来の測定では、測定用素子を磁界発生体全体
に亘って測定しなければならないことより、測定に時間
が掛り、測定用素子を移動する機構が複雑となってい
た。
に亘って測定しなければならないことより、測定に時間
が掛り、測定用素子を移動する機構が複雑となってい
た。
［課題を解決するための手段］ 本発明は上述した従来の問題点を解決するためになされ
たもので、X,Y軸方向に夫々間隔を以って配設された複
数の非磁性体からなる検出電極と、該複数の検出電極の
端部に順次接続された増幅器及び同期整流器と、前記X,
Y軸方向に配設された複数の電極線群を磁界発生体の発
生する磁界を横切るように磁界発生体上を円運動する駆
動手段とを有する磁界検出装置を提案するものである。
たもので、X,Y軸方向に夫々間隔を以って配設された複
数の非磁性体からなる検出電極と、該複数の検出電極の
端部に順次接続された増幅器及び同期整流器と、前記X,
Y軸方向に配設された複数の電極線群を磁界発生体の発
生する磁界を横切るように磁界発生体上を円運動する駆
動手段とを有する磁界検出装置を提案するものである。
［作 用］ 磁界を発生するものの上方に、X,Y軸方向に夫々配設さ
れた複数の検出電極を配置して、発生した磁界内を検出
電極が回転移動することにより、各検出電極に励起され
た電流を処理して、磁界の分布状態を検出するものであ
る。
れた複数の検出電極を配置して、発生した磁界内を検出
電極が回転移動することにより、各検出電極に励起され
た電流を処理して、磁界の分布状態を検出するものであ
る。
［実施例］ 本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する。第１
図に示すようにＸ軸方向に非磁性体として銅の検出電極
X1〜Xnを配置し、このＸ軸方向の検出電極X1〜Xnと直交
するＹ軸方向にも銅の検出電極Y1〜Ymが配設される。こ
のX,Y軸方向の検出電極X1〜Yn,Y1〜Ymの各端部には増幅
器１が夫々接続され、この増幅器１には同期整流回路２
が接続され、この同期整流回路２は制御回路３に接続さ
れている。ここで、増幅器１と同期整流回路２とは各検
出電極X1〜Xn,Y1〜Ym毎に接続され、総ての同期整流回
路２は制御回路３に接続される。（図面上は説明の便宜
上、各軸方向のまとまった検出電極に増幅器が１個接続
さているように表示している。）各検出電極X1〜Xn,Y1
〜Ymは第２図の検出電極部４として、全体がモータ５に
クランク棒６を介して連結されている。
図に示すようにＸ軸方向に非磁性体として銅の検出電極
X1〜Xnを配置し、このＸ軸方向の検出電極X1〜Xnと直交
するＹ軸方向にも銅の検出電極Y1〜Ymが配設される。こ
のX,Y軸方向の検出電極X1〜Yn,Y1〜Ymの各端部には増幅
器１が夫々接続され、この増幅器１には同期整流回路２
が接続され、この同期整流回路２は制御回路３に接続さ
れている。ここで、増幅器１と同期整流回路２とは各検
出電極X1〜Xn,Y1〜Ym毎に接続され、総ての同期整流回
路２は制御回路３に接続される。（図面上は説明の便宜
上、各軸方向のまとまった検出電極に増幅器が１個接続
さているように表示している。）各検出電極X1〜Xn,Y1
〜Ymは第２図の検出電極部４として、全体がモータ５に
クランク棒６を介して連結されている。
モータ５と検出電極部４とを連結するクランク棒６につ
いての一例を、第４図を参照して説明する。モータ５の
回転中心から外れた位置ピン９でクランク棒６の一端を
軸支する。クランク棒６の他端をモータ５と同一回転す
るプーリー８にピン10で軸支する。クランク棒６の中間
から突出した先端は検出電極部４に固着されている。
いての一例を、第４図を参照して説明する。モータ５の
回転中心から外れた位置ピン９でクランク棒６の一端を
軸支する。クランク棒６の他端をモータ５と同一回転す
るプーリー８にピン10で軸支する。クランク棒６の中間
から突出した先端は検出電極部４に固着されている。
検出電極部４の下方には磁力発生体７が配置されてお
り、この磁力発生体には矢印方向に磁力が発生してい
る。このように配置された状態でモータ５を回転駆動す
ると、検出電極部４は磁性発生体７上を円運動する。こ
の検出電極部４のＸ軸方向の各電極には、Ｘ∝sinθ.B
・ｄ（θは磁界への電極線の交差角度:Bは磁界の強さ:d
は検出電極の長さ）で表わされる起電力に比例した起電
力が発生する。またＹ軸方向の各電極にも同様にＹ∝co
sθ.B・ｄに比例した起電力が発生する。ここで、各検
出電極毎に発生する起電力は電磁誘導則（フレミングの
右手の法則）に則り、各検出電極X1〜Xn,Y1〜Ymに生じ
る起電力は、長さｄの電極が横切った磁界の強さＢに比
例するものである。この各検出電極X1〜Xn,Y1〜Ymに発
生する起電力は正弦波で表わされるが、増幅器１で増幅
された後それぞれの回転方向、即ちＸ成分はsinθ、Ｙ
成分はcosθで同期整流回路２で整流され、更に平滑化
されて直流が得られる。
り、この磁力発生体には矢印方向に磁力が発生してい
る。このように配置された状態でモータ５を回転駆動す
ると、検出電極部４は磁性発生体７上を円運動する。こ
の検出電極部４のＸ軸方向の各電極には、Ｘ∝sinθ.B
・ｄ（θは磁界への電極線の交差角度:Bは磁界の強さ:d
は検出電極の長さ）で表わされる起電力に比例した起電
力が発生する。またＹ軸方向の各電極にも同様にＹ∝co
sθ.B・ｄに比例した起電力が発生する。ここで、各検
出電極毎に発生する起電力は電磁誘導則（フレミングの
右手の法則）に則り、各検出電極X1〜Xn,Y1〜Ymに生じ
る起電力は、長さｄの電極が横切った磁界の強さＢに比
例するものである。この各検出電極X1〜Xn,Y1〜Ymに発
生する起電力は正弦波で表わされるが、増幅器１で増幅
された後それぞれの回転方向、即ちＸ成分はsinθ、Ｙ
成分はcosθで同期整流回路２で整流され、更に平滑化
されて直流が得られる。
ここで、磁性発生体７が一定の磁界が発生している（直
流）ので検出電極部４を円運動してやると起電力が発生
し、磁界への各電極線の交差角度が０度〜360度で変化
する。また、同期整流回路２は検出電極部４の回転、即
ちモータ５の回転に同期して整流される。
流）ので検出電極部４を円運動してやると起電力が発生
し、磁界への各電極線の交差角度が０度〜360度で変化
する。また、同期整流回路２は検出電極部４の回転、即
ちモータ５の回転に同期して整流される。
この直流を各検出電極毎に制御回路３で検出し、適宜手
段（例えばCRT,プリンタ等）へ第３図に示すような情報
を表示する。
段（例えばCRT,プリンタ等）へ第３図に示すような情報
を表示する。
［発明の効果］ 本発明は、如上のような構成となしたので、磁力発生体
の検出された磁気分布は各点における磁界の強さではな
く、各検出電極が横切った全体の磁界を表わすが、磁気
ヘッド等の磁界の分布を検査判別するのに有効なもので
ある。
の検出された磁気分布は各点における磁界の強さではな
く、各検出電極が横切った全体の磁界を表わすが、磁気
ヘッド等の磁界の分布を検査判別するのに有効なもので
ある。
尚、実施例においては、増幅器、整流器を検出電極毎に
配設して説明したが、１個の増幅器、整流器を順次各検
出電極に切換えることもでき、また駆動手段も円運動が
できるものであれば適宜手段を採用しても良いものであ
る。
配設して説明したが、１個の増幅器、整流器を順次各検
出電極に切換えることもでき、また駆動手段も円運動が
できるものであれば適宜手段を採用しても良いものであ
る。
図面は本発明の一実施例を示し、第１図は検出を説明す
る概念図、第２図は動作説明図、第３図は磁界対応検出
電圧分布図、第４図は検出電極部の駆動手段説明図であ
る。 １……増幅器、２……同期整流回路、３……制御回路、
４……検出電極部、５……モータ、６……クランク棒、
７……磁性発生体、８……プーリー、９……ピン、10…
…ピン、X,Y……検出電極
る概念図、第２図は動作説明図、第３図は磁界対応検出
電圧分布図、第４図は検出電極部の駆動手段説明図であ
る。 １……増幅器、２……同期整流回路、３……制御回路、
４……検出電極部、５……モータ、６……クランク棒、
７……磁性発生体、８……プーリー、９……ピン、10…
…ピン、X,Y……検出電極
Claims (1)
- 【請求項１】X,Y軸方向に夫々間隔を以って配設された
複数の非磁性体からなる検出電極と、該複数の検出電極
の端部に順次接続された増幅器及び同期整流器と、前記
X,Y軸方向に配設された複数の電極線群を磁界発生体の
発生する磁界を横切るように磁界発生体上を円運動する
駆動手段とを有することを特徴とする磁界検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4499587A JPH0718917B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 磁界検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4499587A JPH0718917B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 磁界検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63210790A JPS63210790A (ja) | 1988-09-01 |
| JPH0718917B2 true JPH0718917B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=12707012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4499587A Expired - Lifetime JPH0718917B2 (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 磁界検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0718917B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10295617B2 (en) | 2013-02-25 | 2019-05-21 | Kenjiro Kimura | Distribution analyzing device and distribution analyzing method |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP4499587A patent/JPH0718917B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63210790A (ja) | 1988-09-01 |
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