JPH07188709A - 内外面に異形部を有する粉末成形体の製造方法 - Google Patents

内外面に異形部を有する粉末成形体の製造方法

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JPH07188709A
JPH07188709A JP33302993A JP33302993A JPH07188709A JP H07188709 A JPH07188709 A JP H07188709A JP 33302993 A JP33302993 A JP 33302993A JP 33302993 A JP33302993 A JP 33302993A JP H07188709 A JPH07188709 A JP H07188709A
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punch
die
powder
core
powder compact
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JP33302993A
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Toshihiro Nakajima
稔弘 中島
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】粉末成形体の内外面の境界部における剪断の発
生を抑制して、該剪断による粉末成形体の強度低下を抑
制しつつ、内外面に歯部等の異形部を有する粉末成形体
を製造する。 【構成】ダイ2を回転不能とし、かつ、コア3を回転可
能とした状態で、上外パンチ4及び上内パンチ5を下降
させ、下外パンチ6及び下内パンチ7とで圧粉して粉末
成形体を成形する。このとき、ダイ2は回転せずに下降
し、ダイ2の歯部形成部20aと下外パンチ6の螺合部
6aが螺合することにより、下外パンチ6が回転する。
粉末成形体の外面においては、粉末を回転させようとす
るダイ2からの摺動抵抗が粉末に及ばないので、粉末成
形体の内外面の中間付近で剪断が発生することを抑制で
きる。脱型する際には、ダイ2及びコア3を回転させ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内外面に歯部等の異形
部が形成された粉末成形体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にヘリカルギヤを製造する場合に
は、切削加工あるいは研削加工を最大限に省略し、なお
かつ製造工程をできるだけ少なくして費用を低減させる
目的から、最近では粉末冶金法によって製造されること
が多い。この粉末冶金法は、粉末を圧縮して粉末成形体
を成形する工程と、粉末成形体を焼結する工程と、焼結
体にサイジング等の後処理を施す工程とからなる。
【0003】例えば、中心に貫通した軸孔を有し、外面
に所定の角度で傾斜した歯部が形成されたヘリカルギヤ
形状の粉末成形体を成形する場合、所定の歯部形成部が
形成された貫通孔を有するダイ及び該貫通孔内に配設さ
れたコア間に原料粉末を充填し、上パンチ及び下パンチ
をダイの貫通孔内に挿入せしめて、ダイ及びコア間に充
填された粉末を上パンチ及び下パンチにより圧粉して粉
末成形体を形成する方法が従来より知られている(特開
昭62−1801号公報)。このように外面に歯部が形
成されたヘリカルギヤ形状の粉末成形体を成形する場
合、圧粉工程時にダイ又はパンチのいずれか一方を回転
させながらパンチをダイの貫通孔内に挿入せしめる必要
がある。また、粉末成形体を脱型する際にも、ダイ又は
パンチのいずれか一方を回転させる必要がある。
【0004】ここで、外面及び内面の双方に歯部が形成
されたヘリカルギヤ形状の粉末成形体を成形する場合、
パンチ回転方式の型構成にすると、脱型工程時に、粉末
成形体を回転させてダイの貫通孔から抜き出そうとして
も、粉末成形体の内外面に形成された歯部とダイ、コア
の歯部形成部とが干渉してしまうため、粉末成形体を回
転させてダイの貫通孔内から抜き出すことができない。
このため、内外面に歯部を有する粉末成形体を成形する
場合は、図10に示すようなダイ・コア回転方式の型構
成にする必要がある。
【0005】このダイ・コア回転方式の型構成では、ダ
イ90の貫通孔90a及びコア91の外面の所定位置に
はそれぞれ所定の歯部形成部90b及び91aと螺合部
91cが設けられるとともに、下パンチ92の外面及び
内面にはそれぞれダイ90の歯部形成部90b及びコア
91の螺合部91cと螺合可能な螺合部92a及び92
bが設けられている。上内パンチ93の内面には、コア
91の歯部形成部91aと螺合可能な螺合部93aが設
けられている。また、ダイ90及びコア91は、それぞ
れベアリング90c及び91bを介して図示しないダイ
プレート及びコアプレートに回転可能に支持されてい
る。
【0006】圧粉工程時には、ダイ90、コア91及び
下パンチ92により形成されたキャビティ内に原料粉末
を充填した後、上内パンチ93及び上外パンチ94を支
持する図示しない上パンチホルダーを下降させることに
より、上内パンチ93及び上外パンチ94と下パンチ9
2とで粉末を圧縮する。この時、ダイ90及びコア91
が回転しながら下降する。すなわち、ダイ90の歯部形
成部90bと下パンチ92の螺合部92aとの螺合によ
り、ダイ90は回転しながら下降する。また、コア91
の螺合部91cと下パンチ92の螺合部92bとの螺合
により、コア91は回転しながら下降する。そして、固
定された下パンチ92とダイ90の貫通孔90a内に挿
入された上内パンチ93及び上外パンチ94との間で粉
末が圧縮されて粉末成形体が成形される。この粉末成形
体をダイ90の貫通孔90aから抜き出すには、ダイ9
0及びコア91をそれぞれ回転させながら下降させるこ
とにより、粉末成形体自身を回転させずに脱型すること
ができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ダイ・コア回転方式の型構成の場合、圧粉工程時に、キ
ャビティ内に充填された粉末は、粉末成形体の内外面付
近において、ダイ90及びコア91の歯部形成部90b
及び91aとの摺動抵抗により該歯部形成部90b及び
91aのリードに沿って回転しながら成形される。この
粉末が回転されるねじれ量は、固定された下パンチ92
を基準とすると、下パンチ92から離れる程大きくな
る。そして、歯部のねじれ角が大きな場合や軸方向寸法
が大きな場合は、それに応じてねじれ量も大きくなる。
【0008】ここで、粉末成形体の内外面に形成される
歯部のねじれの方向が逆の場合、図11に示すように、
粉末の回転のねじれ方向も逆となるため、その境界での
剪断力により粉末成形体の強度が低下したり、割れが発
生したりするという問題がある。この問題は、内外面に
形成される歯部のねじれの方向が同一であっても、その
ねじれの量に大きなずれがあると同様に発生する。
【0009】なお、パンチ回転方式の型構成とすれば、
ダイ90及びコア91の歯部形成部90b及び91aと
粉末との摺動抵抗がないので上記問題は発生しないが、
上述したように、パンチ回転方式では内外面に歯部を有
する粉末成形体を脱型することができない。本発明は上
記実情に鑑みてなされたものであり、粉末成形体の内外
面の境界部における剪断の発生を抑制して、該剪断によ
る粉末成形体の強度低下を抑制しつつ、内外面に歯部等
の異形部を有する粉末成形体を製造することのできる製
造方法を提供することを解決すべき技術課題とするもの
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の内外面に異形部を有する粉末成形体の製造方
法は、貫通孔を有するダイ及び該貫通孔内に配設された
コアの少なくともいずれか一方を回転不能とし、かつ、
上パンチ及び下パンチの少なくともいずれか一方を回転
させながら該ダイの貫通孔内に挿入せしめて、該ダイ及
びコア間に充填された粉末を該上パンチ及び下パンチに
より圧粉して内外面に異形部を有する粉末成形体を成形
する圧粉工程と、上記ダイ及び上記コアを回転させて上
記粉末成形体を脱型する脱型工程とからなることを特徴
とするものである。
【0011】また、上記課題を解決する請求項2記載の
内外面に異形部を有する粉末成形体の製造方法は、貫通
孔を有するダイ及び該貫通孔内に配設されたコア間に充
填された粉末を上パンチ及び下パンチにより圧粉して粉
末成形体を成形する内外面に異形部を有する粉末成形体
の製造方法において、上記粉末成形体の内外面の間に凹
部が設けられるように上記ダイ及びコア間に凸型を配し
つつ成形することを特徴とするものである。
【0012】内外面に異形部を有する粉末成形体として
は、内面及び外面の双方に歯部が形成されたもの、外面
に歯部が形成され内面にスプライン等の断面円形でない
異形部が形成されたものなどを挙げることができる。ま
た、内面及び外面に形成された歯部は、そのねじれ方向
が逆のものや、ねじれ方向が同一であるがそのねじれ角
にずれがあるものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の内外面に異形部を有する粉末成
形体の製造方法では、圧粉工程時において、ダイ及びコ
アの少なくともいずれか一方を回転不能とし、かつ、上
パンチ及び下パンチの少なくともいずれか一方を回転さ
せながら該ダイの貫通孔内に挿入せしめて、該ダイ及び
コア間に充填された粉末を該上パンチ及び下パンチによ
り圧粉して内外面に異形部を有する粉末成形体を成形す
る。このように、ダイ及びコアのいずれか一方を回転さ
せずに粉末成形体を成形するため、ダイ及びコアのいず
れか一方からは粉末が摺動抵抗を受けない。例えば、ダ
イを回転不能とした場合、粉末成形体の外面において、
粉末を回転させようとするダイからの摺動抵抗が粉末に
及ばないので、粉末成形体の内外面の中間付近で剪断が
発生することを抑制できる。
【0014】また、請求項2記載の内外面に異形部を有
する粉末成形体の製造方法では、粉末成形体の内外面の
間に凹部が設けられるようにダイ及びコア間に凸型を配
しつつ成形するので、ダイ及びコアから粉末が摺動抵抗
を受けることにより粉末成形体の内外面において粉末が
回転してねじれても、上記凹部によりお互いのねじれの
影響が遮断される。このため、粉末成形体の内外面の中
間付近で剪断が発生することを抑制できる。
【0015】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (第1実施例)本実施例は、外面の軸方向一端側(図1
の下端側、以下同様)に所定の角度で傾斜した多数の歯
部10が形成されるとともに、内面の軸方向他端側(図
1の上端側、以下同様)に所定の角度で歯部10とは逆
方向に傾斜した多数の歯部11が形成されたヘリカルギ
ヤ形状の粉末成形体1を製造するものである。
【0016】図1から図3に示す本実施例に用いる成形
装置は、ダイ2と、コア3と、上外パンチ4と、上内パ
ンチ5と、下外パンチ6、下内パンチ7とから主に構成
されている。なお、ダイ2、上外パンチ4、上内パンチ
5、下外パンチ6及び下内パンチ7は略円筒形状をな
し、コア3は略円柱形状をなしている。また、これらの
ダイ2、コア3、上外パンチ4、上内パンチ5、下外パ
ンチ6及び下内パンチ7は、それぞれの中心軸が一致す
るように配置されている。
【0017】ダイ2は、断面形状をヘリカルギヤの断面
形状に対応させた貫通孔20が形成され、この貫通孔2
0には軸方向一端側に上記歯部10に対応した形状の歯
部形成部20aが軸方向他端側に平坦部20bを残して
形成されている。このダイ2は、駆動装置(図示せず)
により上下動可能に支持されたダイプレート(図示せ
ず)に第1ベアリング81を介して回転可能に取り付け
られている。そして、ダイ2及びダイプレートには、両
者を連結する着脱可能な第1固定ピン21が取り付けら
れている。この第1固定ピン21がダイ2及びダイプレ
ートに挿着された状態ではダイプレートに対するダイ2
の回転が規制され、第1固定ピン21がダイ2及びダイ
プレートから抜脱された状態ではダイプレートに対して
ダイ2が回転可能とされる。
【0018】コア3は、ヘリカルギヤの中心孔及びヘリ
カルギヤの内面に歯部11を形成するためのもので、そ
の軸方向他端側の外周面に上記歯部11に対応した形状
の歯部形成部3aが設けられるとともに、軸方向一端側
の外周面に螺合部3bが設けられている。このコア3
は、駆動装置(図示せず)により上下動可能に支持され
たコアプレート(図示せず)に第2ベアリング82を介
して回転可能に取り付けられている。
【0019】上外パンチ4は、上下動可能に支持された
上パンチホルダー(図示せず)の下面に固定されてい
る。上外パンチ4はその内面に中央孔40を有するとと
もに、その軸方向一端側は外面形状が上記ダイ2の貫通
孔20の平坦部20bの内面形状と同一形状とされて該
貫通孔20の平坦部20b内に摺動しつつ挿入可能とさ
れている。
【0020】上内パンチ5は、上記上パンチホルダーの
下面に第3ベアリング83を介して回転可能に取り付け
られている。この上内パンチ5は上外パンチ4の中央孔
40内に挿通され、上内パンチ5と上外パンチ4とは相
対回転可能とされている。上内パンチ5の内面に設けら
れた中央孔50の軸方向一端側には、コア3の歯部形成
部3aと螺合可能な螺合部50aが設けられており、こ
の中央孔50内にコア3が螺合しつつ挿入可能とされて
いる。
【0021】下外パンチ6は、図示しない下パンチホル
ダーに第4ベアリング84を介して回転可能に取り付け
られている。下外パンチ6は、内面に中央孔60を有す
るとともに、外面に上記ダイ2の貫通孔20の歯部形成
部20aと螺合可能な螺合部6aが設けられており、ダ
イ2の貫通孔20内に螺合しつつ挿入可能とされてい
る。そして、下外パンチ6及び下パンチホルダーには、
両者を連結する着脱可能な第2固定ピン61が取り付け
られている。この第2固定ピン61が下外パンチ6及び
下パンチホルダーに挿着された状態では下パンチホルダ
ーに対する下外パンチ6の回転が規制され、第2固定ピ
ン61が下外パンチ6及び下パンチホルダーから抜脱さ
れた状態では下パンチホルダーに対して下外パンチ6が
回転可能とされる。
【0022】下内パンチ7は、上記下パンチホルダーに
固定されるとともに、下外パンチ6の中央孔60内に挿
通され、下内パンチ7と下外パンチ6とは相対回転可能
とされている。下内パンチ7の内面には、コア3の螺合
部3bと螺合可能な螺合部7aが設けられている。下内
パンチ7の内面に設けられた中央孔70内にはコア3が
挿通され、下内パンチ7とコア3とは軸方向の相対移動
及び相対回転が可能とされている。
【0023】以上の構成を有する成形装置を用いて粉末
成形体を成形するには、まず、ダイ2の貫通孔20、コ
ア3、下外パンチ6及び下内パンチ7により形成された
キャビティ内に原料粉末を充填する。この際、第1固定
ピン21はダイ2及びダイプレートに挿着されてダイプ
レートに対するダイ2の回転が規制され、かつ、第2固
定ピン61は下外パンチ6及び下パンチホルダーから抜
脱して下パンチホルダーに対して下外パンチ6が回転可
能の状態とされている。そして、上外パンチ4及び上内
パンチ5が取り付けられた上パンチホルダーを駆動装置
により下降させることにより、上外パンチ4及び上内パ
ンチ5と下外パンチ6及び下内パンチ7とで粉末を圧縮
する。この時、上外パンチ4の軸方向一端側はダイ2の
貫通孔20の平坦部20b内に摺動しつつ挿入される。
また、上内パンチ5の軸方向一端側は、その螺合部50
aがコア3の歯部形成部3aに螺合しつつダイ2の貫通
孔20内に挿入される。さらに上パンチホルダーを下降
させると、ダイ2が回転せずに下降し、またコア3は回
転しながら下降する。なお、ダイ2が回転せずに下降す
る際には、ダイ2の貫通孔20の歯部形成部20aと下
外パンチ6の螺合部6aとが螺合することにより下外パ
ンチ6が回転しつつダイ2が下降する。また、コア3
は、螺合部3bと下内パンチ7の螺合部7aとの螺合に
より下外パンチ6とは逆方向に回転しながら下降する。
【0024】このようにして、上外パンチ4及び上内パ
ンチ5と下外パンチ6及び下内パンチ7とで粉末を圧縮
して粉末成形体を形成した後は、第1固定ピン21をダ
イ2及びダイプレートから抜脱してダイプレートに対し
てダイ2を回転可能とし、かつ、第2固定ピン61を下
外パンチ6及び下パンチホルダーに挿着して下パンチホ
ルダーに対する下外パンチ6の回転が規制された状態と
する。そして、ダイ2が支持されたダイプレート及びコ
ア3が支持されたコアプレートを下降させる。この時、
ダイ2及びコア3はそれぞれ逆方向に回転しながら下降
する。そして、粉末成形体がダイ2及びコア3の外に表
出するまでダイプレート及びコアプレートを下降させた
後、粉末成形体を取り出す。
【0025】本実施例では、圧粉工程時、粉末成形体の
外面においてはダイ2が回転することなく固定されて下
外パンチ6が回転し、粉末成形体の内面においてはコア
3が回転する。ここで、キャビティ内の粉末は、粉末成
形体の内外面においてそれぞれ圧縮されながらダイ2及
びコア3の歯部形成部20a及び3aのリードに沿って
逆方向に回転する。しかし、粉末成形体の外面において
は、ダイ2が回転せずに下外パンチ6が回転するため、
ダイ2から粉末を回転させようとする摺動抵抗が粉末に
及ぶことがなく、また下外パンチ6に近い程つまり軸方
向一端側に近い程粉末が回転する回転量が大きくなり、
下外パンチ6から遠い程この回転量が小さくなる。一
方、粉末成形体の内面においては、コア3が回転するた
め、下内パンチ7に近い程つまり軸方向一端側から遠い
程粉末が回転する回転量が大きくなり、下内パンチ7に
近い程この回転量が小さくなる。このため、軸方向他端
側において、粉末成形体の外面における粉末の回転の影
響が、粉末成形体の内面における粉末の回転に及ぶこと
がダイ2及びコア3双方回転する型構成と比べて少なく
なる。したがって、粉末成形体の内外面の中間付近で剪
断が発生することを抑制でき、該剪断による粉末成形体
の強度低下を抑制することが可能となる。
【0026】(第2実施例)本実施例は、外面の軸方向
一端側に所定の角度で傾斜した多数の歯部10が形成さ
れるとともに、内面の軸方向一端側に所定の角度で歯部
10とは逆方向に傾斜した多数の歯部11が形成された
ヘリカルギヤ形状の粉末成形体1を製造するものであ
る。
【0027】図4に示す本実施例に係る成形装置につい
て、上記第1実施例に係る成形装置と異なる構成のみを
以下説明する。コア3は、その外周面に軸方向他端側に
所定長さの平坦部3bを残して上記歯部11に対応した
形状の歯部形成部3aが設けられている。そして、コア
3及びコア3を支持するコアプレートには、両者を連結
する着脱可能な第3固定ピン31が取り付けられてい
る。この第3固定ピン31がコア3及びコアプレートに
挿着された状態ではコアプレートに対するコア3の回転
が規制され、第3固定ピン31がコア3及びコアプレー
トから抜脱された状態ではコアプレートに対してコア3
が回転可能とされる。
【0028】上内パンチ5の内面に設けられた中央孔5
0の軸方向一端側には、螺合部が設けられておらず、こ
の中央孔50内にコア3が摺動しつつ挿入可能とされて
いる。下外パンチ6は図示しない下パンチホルダーに固
定されている。また、下内パンチ7は、下パンチホルダ
ーに第5ベアリング85を介して回転可能に取り付けら
れている。この下内パンチ7の中央孔70の軸方向他端
側には、上記コア3の歯部形成部3aと螺合可能な螺合
部70aが設けられている。そして、下内パンチ7及び
下パンチホルダーには、両者を連結する着脱可能な第4
固定ピン71が取り付けられている。この第4固定ピン
71が下内パンチ7及び下パンチホルダーに挿着された
状態では下パンチホルダーに対する下内パンチ7の回転
が規制され、第4固定ピン71が下内パンチ7及び下パ
ンチホルダーから抜脱された状態では下パンチホルダー
に対して下内パンチ7が回転可能とされる。
【0029】以上の構成を有する成形装置を用いて粉末
成形体を成形するには、まず、ダイ2の貫通孔20、コ
ア3、下外パンチ6及び下内パンチ7により形成された
キャビティ内に原料粉末を充填する。この際、第1固定
ピン21はダイ2及びダイプレートから抜脱してダイプ
レートに対してダイ2が回転可能の状態とされ、かつ、
第3固定ピン31はコア3及びコアプレートに挿着され
てコアプレートに対するコア3の回転が規制され、か
つ、第4固定ピン71は下内パンチ7及び下パンチホル
ダーから抜脱して下パンチホルダーに対して下内パンチ
7が回転可能の状態とされている。そして、上外パンチ
4及び上内パンチ5が取り付けられた上パンチホルダー
を駆動装置により下降させることにより、上外パンチ4
及び上内パンチ5と下外パンチ6及び下内パンチ7とで
粉末を圧縮する。この時、上外パンチ4及び上内パンチ
5の軸方向一端側はダイ2の貫通孔20の平坦部20b
及びコア3の外面の平坦部3bに摺動しつつ挿入され
る。そして、ダイ2は、歯部形成部20aと下外パンチ
6の螺合部6aとの螺合により、回転しながら下降す
る。コア3は、第3固定ピン31により回転が規制され
ているので、回転せずに下降する。なお、コア3が回転
せずに下降する際には、コア3の歯部形成部3aと下内
パンチ7の螺合部70aとが螺合することにより下内パ
ンチ7が回転しつつコア3が下降する。また、下内パン
チ7は、ダイ2とは逆方向に回転する。
【0030】このようにして、上外パンチ4及び上内パ
ンチ5と下外パンチ6及び下内パンチ7とで粉末を圧縮
して粉末成形体を形成した後は、第3固定ピン31をコ
ア3及びコアプレートから抜脱してコアプレートに対し
てコア3を回転可能とし、かつ、第4固定ピン71を下
内パンチ7及び下パンチホルダーに挿着して下パンチホ
ルダーに対する下内パンチ7の回転が規制された状態と
する。そして、ダイ2が支持されたダイプレート及びコ
ア3が支持されたコアプレートを下降させる。この時、
ダイ2及びコア3はそれぞれ逆方向に回転しながら下降
する。そして、粉末成形体がダイ2及びコア3の外に表
出するまでダイプレート及びコアプレートを下降させた
後、粉末成形体を取り出す。
【0031】本実施例では、圧粉工程時、粉末成形体の
外面においてはダイ2が回転して下外パンチ6が固定さ
れ、粉末成形体の内面においてはコア3が固定されて下
内パンチ7が回転する。その結果、粉末成形体の外面に
おいては、下外パンチ6から遠い程つまり軸方向他端側
に近い程粉末が回転する回転量が大きくなり、下外パン
チ6に近い程この回転量が小さくなる。一方、粉末成形
体の内面においては、コア3が回転しないためコア3か
ら粉末を回転させようとする摺動抵抗が粉末に及ぶこと
がなく、また下内パンチ6に近い程つまり軸方向一端側
に近い程粉末が回転する回転量が大きくなり、下外パン
チ6から遠い程この回転量が小さくなる。このため、軸
方向一端側において、粉末成形体の内面における粉末の
回転の影響が、粉末成形体の外面における粉末の回転に
及ぶことがダイ2及びコア3双方回転する型構成と比べ
て少なくなる。したがって、粉末成形体の内外面の中間
付近で剪断が発生することを抑制でき、該剪断による粉
末成形体の強度低下を抑制することが可能となる。
【0032】(第3実施例)本実施例は、外面に所定の
角度で傾斜した多数の歯部10が形成されるとともに、
内面に所定の角度で歯部10とは逆方向に傾斜した多数
の歯部11が形成されたヘリカルギヤ形状の粉末成形体
1を製造するものである。図5から図7に示す本実施例
に係る成形装置について、上記第1実施例に係る成形装
置と異なる構成のみを以下説明する。
【0033】ダイ2の貫通孔20には、軸方向全長にわ
たって上記歯部10に対応した形状の歯部形成部20a
が形成されている。このダイ2は、駆動装置(図示せ
ず)により上下動可能に支持されたダイプレート(図示
せず)に第1ベアリング81を介して回転可能に取り付
けられており、ダイ2及びダイプレートには第1固定ピ
ンが取り付けられていない。
【0034】コア3の外周面には、上記歯部11に対応
した形状の歯部形成部3aが設けられている。上外パン
チ4は、上下動可能に支持された上パンチホルダー(図
示せず)の下面に第6ベアリング86を介して回転可能
に取り付けられている。また、上外パンチ4の外面に
は、上記ダイ2の歯部形成部20aと螺合可能な螺合部
4aが設けられ、上外パンチ4はこの螺合部4aと歯部
形成部20aとの螺合によりダイ2に貫通孔20内に螺
合しつつ挿入可能とされている。
【0035】上外パンチ4と上内パンチ5との間には、
略円筒形状の上中パンチ8が配設されている。この上中
パンチ8は上記上パンチホルダーに固定され、その軸方
向一端側の先端部が上外パンチ4及び上内パンチ5の先
端部から突出しており、この突出した先端部8aが本発
明の凸型を構成する。本実施例の成形装置では、上記第
1実施例の成形装置における下外パンチ6及び下内パン
チ7の代わりに、これらを一体化した下パンチ6’が用
いられている。この下パンチ6’は、図示しない下パン
チホルダーに固定されている。下パンチ6’は、その外
面に上記ダイ2の歯部形成部20aと螺合可能な外面螺
合部60aが設けられ、その内面に上記コア3の歯部形
成部3aと螺合可能な内面螺合部60bが設けられてい
る。また、下パンチ6’の内外面の中央にはリング状貫
通孔が形成され、このリング状貫通孔内に略円筒状の下
中パンチ9が摺動可能に配設されている。
【0036】以上の構成を有する成形装置を用いて粉末
成形体を成形するには、まず、下中パンチ9の先端部を
下パンチ6’から突出させた状態にし、ダイ2の貫通孔
20、コア3及び下パンチ6’により形成されたキャビ
ティ内に原料粉末を充填する。そして、上外パンチ4、
上内パンチ5及び上中パンチ8が取り付けられた上パン
チホルダーを駆動装置により下降させて、まず図6に示
すように上中パンチ8のみを上記キャビティ内に挿入す
る。これにより、下中パンチ9はキャビティ内から退避
するとともに、キャビティの内外面の中央部付近の粉末
が上中パンチ8により押されて移送される。そして、図
7に示すように、さらに上記上パンチホルダーを下降さ
せることにより、上外パンチ4、上内パンチ5及び上中
パンチ8と下パンチ6’及び下中パンチ9とで粉末を圧
縮する。この時、上外パンチ4の軸方向一端側はダイ2
の貫通孔20内に歯部形成部20aと螺合しつつ挿入さ
れる。また、上内パンチ5の軸方向一端側は、その螺合
部50aがコア3の歯部形成部3aに螺合しつつダイ2
の貫通孔20内に挿入される。これにより、ダイ2及び
コア3が互いに逆方向に回転しながら下降する。
【0037】このようにして、粉末成形体を形成した後
は、ダイ2が支持されたダイプレート及びコア3が支持
されたコアプレートを下降させる。この時、ダイ2及び
コア3はそれぞれ逆方向に回転しながら下降する。そし
て、粉末成形体がダイ2及びコア3の外に表出するまで
ダイプレート及びコアプレートを下降させた後、粉末成
形体を取り出す。
【0038】本実施例では、圧粉工程時、粉末成形体の
外面においてはダイ2が回転し、粉末成形体の内面にお
いてはコア3が回転する。ここで、キャビティ内の粉末
は、粉末成形体の内外面においてそれぞれ圧縮されなが
らダイ2及びコア3の歯部形成部20a及び3aのリー
ドに沿って逆方向に回転する。しかし、粉末成形体の内
外面の中央部に凸型としての上中パンチ8を配しつつ成
形しているので、粉末成形体の内外面の中央部には凹部
が設けられている。この凹部により、粉末成形体の内外
面における粉末の回転の影響がお互いに遮断される。こ
のため、粉末成形体の内外面の中間付近で剪断が発生す
ることを抑制でき、該剪断による粉末成形体の強度低下
を抑制することが可能となる。
【0039】(第4実施例)本実施例は、外面の軸方向
一端側に所定の角度で傾斜した多数の歯部10が形成さ
れるとともに、内面の軸方向一端側に所定の角度で歯部
10とは逆方向に傾斜した多数の歯部11が形成された
ヘリカルギヤ形状の粉末成形体1を製造するものであ
る。
【0040】図8から図9に示す本実施例に係る成形装
置について、上記第1実施例に係る成形装置と異なる構
成のみを以下説明する。ダイ2は、駆動装置(図示せ
ず)により上下動可能に支持されたダイプレート(図示
せず)に第1ベアリング81を介して回転可能に取り付
けられており、ダイ2及びダイプレートには第1固定ピ
ンが取り付けられていない。
【0041】コア3は、その外周面に軸方向他端側に所
定長さの平坦部3bを残して上記歯部11に対応した形
状の歯部形成部3aが設けられている。本実施例の成形
装置では、上記第1実施例の成形装置における上外パン
チ4及び上内パンチ5の代わりに、これらを一体化した
上パンチ4’が用いられている。この上パンチ4’は、
図示しない上パンチホルダーに固定されている。上パン
チ4’は、その外面及び内面をそれぞれ上記ダイ2の平
坦部20b及び上記コア3の平坦部3bに摺動しつつダ
イ2の貫通孔20内に挿入可能とされている。
【0042】また、上記第1実施例の成形装置における
下外パンチ6及び下内パンチ7の代わりに、これらを一
体化した下パンチ6’が用いられている。この下パンチ
6’は、図示しない下パンチホルダーに固定されてい
る。下パンチ7’は、その外面に上記ダイ2の歯部形成
部20aと螺合可能な外面螺合部60aが設けられ、そ
の内面に上記コア3の歯部形成部3aと螺合可能な内面
螺合部60bが設けられている。また、下パンチ6’の
軸方向他端面には、その内外面の中央にリング状の凸部
62が形成されている。
【0043】上記構成を有する成形装置によっても、上
記第3実施例と同様に、粉末成形体の内外面の中間付近
で剪断が発生することを抑制でき、該剪断による粉末成
形体の強度低下を抑制することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1記載の内外
面に異形部を有する粉末成形体の製造方法では、圧粉工
程時において、ダイ及びコアのいずれか一方を回転させ
ずに粉末成形体を成形するため、ダイ及びコアのいずれ
か一方からは粉末を回転させようとする摺動抵抗が粉末
に及ばないので、粉末成形体の内外面の中間付近で剪断
が発生することを抑制でき、該剪断による粉末成形体の
強度低下を抑制することが可能となる。
【0045】また、請求項2記載の内外面に異形部を有
する粉末成形体の製造方法では、粉末成形体の内外面の
間に凹部が設けられるようにダイ及びコア間に凸型を配
しつつ成形するため、内外面における粉末のねじれの影
響が上記凹部によりお互いに遮断されるので、粉末成形
体の内外面の中間付近で剪断が発生することを抑制で
き、該剪断による粉末成形体の強度低下を抑制すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例1に係る成形装置の全体構成を模式的
に示す断面図であり、粉末を充填した状態を示す図であ
る。
【図2】本実施例1に係り、圧粉した状態を模式的に示
す半部断面図である。
【図3】本実施例1に係り、脱型工程を模式的に示す半
部断面図である。
【図4】本実施例2に係る成形装置の全体構成を模式的
に示す半部断面図であり、粉末を充填した状態を示す図
である。
【図5】本実施例3に係る成形装置の全体構成を模式的
に示す半部断面図であり、粉末を充填した状態を示す図
である。
【図6】本実施例3に係り、圧粉する直前の状態を模式
的に示す半部断面図である。
【図7】本実施例3に係り、圧粉した状態を模式的に示
す半部断面図である。
【図8】本実施例4に係る成形装置の全体構成を模式的
に示す半部断面図であり、粉末を充填した状態を示す図
である。
【図9】本実施例4に係り、圧粉した状態を模式的に示
す半部断面図である。
【図10】従来の成形装置の全体構成を模式的に示す半
部断面図であり、粉末を充填した状態を示す図である。
【図11】従来の成形方法において、圧粉工程時に、粉
末成形体の内外面において粉末が動く様子を示す説明図
である。
【符号の説明】
1は粉末成形体、10、11は歯部、2はダイ、20は
貫通孔、3はコア、4は上外パンチ、5は上内パンチ、
6は下外パンチ、7は下内パンチ、4’は上パンチ、
6’は下パンチ、8は上中パンチ、9は下中パンチ、6
2は凸部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔を有するダイ及び該貫通孔内に配
    設されたコアの少なくともいずれか一方を回転不能と
    し、かつ、上パンチ及び下パンチの少なくともいずれか
    一方を回転させながら該ダイの貫通孔内に挿入せしめ
    て、該ダイ及びコア間に充填された粉末を該上パンチ及
    び下パンチにより圧粉して内外面に異形部を有する粉末
    成形体を成形する圧粉工程と、 上記ダイ及び上記コアを回転させて上記粉末成形体を脱
    型する脱型工程とからなることを特徴とする内外面に異
    形部を有する粉末成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】 貫通孔を有するダイ及び該貫通孔内に配
    設されたコア間に充填された粉末を上パンチ及び下パン
    チにより圧粉して粉末成形体を成形する内外面に異形部
    を有する粉末成形体の製造方法において、 上記粉末成形体の内外面の間に凹部が設けられるように
    上記ダイ及びコア間に凸型を配しつつ成形することを特
    徴とする内外面に異形部を有する粉末成形体の製造方
    法。
JP33302993A 1993-12-27 1993-12-27 内外面に異形部を有する粉末成形体の製造方法 Pending JPH07188709A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001035714A (ja) * 1999-05-19 2001-02-09 Toshiba Corp ボンド磁石とボンド磁石の製造方法、およびそれを用いたアクチュエータ
CN100462165C (zh) * 2006-08-08 2009-02-18 海门市常乐粉末冶金厂 粉末冶金内螺旋棘轮的制造方法及模具

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