JPH07188586A - 粉体塗料の調色方法 - Google Patents
粉体塗料の調色方法Info
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- JPH07188586A JPH07188586A JP35185193A JP35185193A JPH07188586A JP H07188586 A JPH07188586 A JP H07188586A JP 35185193 A JP35185193 A JP 35185193A JP 35185193 A JP35185193 A JP 35185193A JP H07188586 A JPH07188586 A JP H07188586A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C1/00—Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
- C09C1/0081—Composite particulate pigments or fillers, i.e. containing at least two solid phases, except those consisting of coated particles of one compound
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- C09C1/0081—Composite particulate pigments or fillers, i.e. containing at least two solid phases, except those consisting of coated particles of one compound
- C09C1/0084—Composite particulate pigments or fillers, i.e. containing at least two solid phases, except those consisting of coated particles of one compound containing titanium dioxide
-
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- C09C3/00—Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
- C09C3/04—Physical treatment, e.g. grinding, treatment with ultrasonic vibrations
- C09C3/045—Agglomeration, granulation, pelleting
Abstract
(57)【要約】
【目的】 原色粉体塗料の2種以上を乾式混合すること
によって行う粉体塗料の調色方法を提供する。 【構成】 平均粒子径が10μ以下の原色粉体塗料の2
種以上を溶融することなく乾式混合して色合せを行い、
ついで塗装に適する範囲の粒子径まで造粒することから
なる粉体塗料の調色方法。
によって行う粉体塗料の調色方法を提供する。 【構成】 平均粒子径が10μ以下の原色粉体塗料の2
種以上を溶融することなく乾式混合して色合せを行い、
ついで塗装に適する範囲の粒子径まで造粒することから
なる粉体塗料の調色方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉体塗料の調色方法に
関し、さらに詳しくは、原色粉体塗料の2種以上を乾式
混合することによって行う調色方法に関するものであ
る。
関し、さらに詳しくは、原色粉体塗料の2種以上を乾式
混合することによって行う調色方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、粉体塗料の調色は、合成樹脂、硬
化剤、添加剤などに所望の色相を出すための数色の顔料
を加えて、これらを混合機で一定時間混合しその混合物
を押出機等で溶融混練し、その後冷却、粉砕、分級して
得られる粉体塗料を被塗物に塗装してその色相、色調を
確認することによって行っていた。もし色相、色調が基
準色と一致しないときは、前記した混合物に調整用の顔
料を添加し、再度混合、溶融混練、粉砕、分級、塗装、
色確認という手順を繰返して調色を行っている。
化剤、添加剤などに所望の色相を出すための数色の顔料
を加えて、これらを混合機で一定時間混合しその混合物
を押出機等で溶融混練し、その後冷却、粉砕、分級して
得られる粉体塗料を被塗物に塗装してその色相、色調を
確認することによって行っていた。もし色相、色調が基
準色と一致しないときは、前記した混合物に調整用の顔
料を添加し、再度混合、溶融混練、粉砕、分級、塗装、
色確認という手順を繰返して調色を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の粉体塗料の調色
方法では、一連の色確認作業工程或いは色調整用顔料を
添加してからの一連の色確認作業の全工程に1時間前後
を要し、通常このような調色作業を数回行うことから調
色に数時間を要するという問題がある。
方法では、一連の色確認作業工程或いは色調整用顔料を
添加してからの一連の色確認作業の全工程に1時間前後
を要し、通常このような調色作業を数回行うことから調
色に数時間を要するという問題がある。
【0004】また、通常押出機は連続運転しており、色
の一致しない押出品は、次バッチに混入して再度溶融混
練されるため熱履歴を受けて粉体塗料が品質劣化をきた
すという問題がある。
の一致しない押出品は、次バッチに混入して再度溶融混
練されるため熱履歴を受けて粉体塗料が品質劣化をきた
すという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
粉体塗料の調色方法の問題点を解決するために、従来の
混合、溶融混練による調色とは異なる方法、例えば原色
粉体塗料同志を混合する乾式混合調色及び該調色の修正
に際し製造された粉体塗料に原色粉体塗料を混合する方
法を検討したところ、いずれの場合も従来の原色粉体塗
料は粒子径が一般に30〜50μと大きいことから、調
色後の粉体塗料を塗膜化した場合均一な色調が得られず
色斑点のある塗膜になったが、原色粉体塗料の平均粒子
径を10μ以下とすることによって解決できることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
粉体塗料の調色方法の問題点を解決するために、従来の
混合、溶融混練による調色とは異なる方法、例えば原色
粉体塗料同志を混合する乾式混合調色及び該調色の修正
に際し製造された粉体塗料に原色粉体塗料を混合する方
法を検討したところ、いずれの場合も従来の原色粉体塗
料は粒子径が一般に30〜50μと大きいことから、調
色後の粉体塗料を塗膜化した場合均一な色調が得られず
色斑点のある塗膜になったが、原色粉体塗料の平均粒子
径を10μ以下とすることによって解決できることを見
い出し、本発明を完成するに至った。
【0006】かくして、本発明に従えば、平均粒子径が
10μ以下の原色粉体塗料の2種以上を溶融することな
く乾式混合して色合せを行い、ついで塗装に適する範囲
の粒子径まで造粒することを特徴とする粉体塗料の調色
方法が提供される。
10μ以下の原色粉体塗料の2種以上を溶融することな
く乾式混合して色合せを行い、ついで塗装に適する範囲
の粒子径まで造粒することを特徴とする粉体塗料の調色
方法が提供される。
【0007】以下、本発明を具体的に説明する。本発明
における原色粉体塗料は、所望の色調の粉体塗料を得る
ための原色種であって、従来の粉体塗料の製造方法、例
えば合成樹脂、硬化剤、添加剤などに原色顔料を加え、
この混合物を混合機で混合し、押出機等で溶融混練し、
ついで粉砕、分級する方法によって製造される。但し、
従来の粉体塗料は、粒子径において平均粒子径が静電塗
装適性面から30〜50μの範囲であるのに対して、本
発明で用いられる原色粉体塗料の平均粒子径は10μ以
下、好ましくは1〜4μに細粒化した微粒子状粉末であ
る点で従来の粉体塗料とは大きく相違する。
における原色粉体塗料は、所望の色調の粉体塗料を得る
ための原色種であって、従来の粉体塗料の製造方法、例
えば合成樹脂、硬化剤、添加剤などに原色顔料を加え、
この混合物を混合機で混合し、押出機等で溶融混練し、
ついで粉砕、分級する方法によって製造される。但し、
従来の粉体塗料は、粒子径において平均粒子径が静電塗
装適性面から30〜50μの範囲であるのに対して、本
発明で用いられる原色粉体塗料の平均粒子径は10μ以
下、好ましくは1〜4μに細粒化した微粒子状粉末であ
る点で従来の粉体塗料とは大きく相違する。
【0008】このような微粒子状粉末を得るには、溶融
混練された粉体塗料を例えば、ハンマーミル、ジェット
衝撃ミルなどの粉砕装置を用いて物理的粉砕が行われ、
ついで空気分級機、マイクロン・クラッシファイアーな
どの分級機を用いて平均粒子径10μ以下に分級する方
法が用いられる。
混練された粉体塗料を例えば、ハンマーミル、ジェット
衝撃ミルなどの粉砕装置を用いて物理的粉砕が行われ、
ついで空気分級機、マイクロン・クラッシファイアーな
どの分級機を用いて平均粒子径10μ以下に分級する方
法が用いられる。
【0009】かくして得られる微粒子状の原色粉体塗料
を2種以上用いて、これらを所望の色調に応じて適宜混
合し、目視で判断することによって容易に調色を行うこ
とが可能である。しかして得られる粉体塗料は色ずれの
小さい、かつ色斑点のない良好な塗膜を形成する。上記
した方法で調色し終った粉体塗料微粒子は、静電塗装作
業性に適する範囲の平均粒子径、例えば30〜50μの
粒子径まで造粒される。造粒の方法は、粉体塗料粒子が
熱履歴を受けない方法であれば特に制限されないが、通
常は撹拌槽を用いてバインダーを添加する造粒方法ある
いはバインダーを使用しないでローラー等で圧縮する圧
縮造粒方法が用いられる。
を2種以上用いて、これらを所望の色調に応じて適宜混
合し、目視で判断することによって容易に調色を行うこ
とが可能である。しかして得られる粉体塗料は色ずれの
小さい、かつ色斑点のない良好な塗膜を形成する。上記
した方法で調色し終った粉体塗料微粒子は、静電塗装作
業性に適する範囲の平均粒子径、例えば30〜50μの
粒子径まで造粒される。造粒の方法は、粉体塗料粒子が
熱履歴を受けない方法であれば特に制限されないが、通
常は撹拌槽を用いてバインダーを添加する造粒方法ある
いはバインダーを使用しないでローラー等で圧縮する圧
縮造粒方法が用いられる。
【0010】本発明の調色方法が適用される粉体塗料
は、バインダー成分である合成樹脂として、ポリエチレ
ン、ナイロン樹脂、塩化ビニル樹脂などの非反応性バイ
ンダー;エポキシ樹脂/アミン系、エポキシ樹脂/酸無
水物系、ポリエステル/メラミン樹脂系、自己硬化アク
リル樹脂、ポリエステル/エポキシ樹脂系、アクリル/
多塩基酸樹脂系などの反応性バインダー;など主として
従来から公知の樹脂系が用いられる。特に、本発明は、
調色時に溶融混練工程を従来のように数回繰返すことが
ないので、反応性バインダーからなる粉体塗料の調色に
有利である。また、着色に用いられる顔料は、当該技術
分野で一般に用いられているものであればよく、粉体塗
料の焼付温度等によって適宜選択される。
は、バインダー成分である合成樹脂として、ポリエチレ
ン、ナイロン樹脂、塩化ビニル樹脂などの非反応性バイ
ンダー;エポキシ樹脂/アミン系、エポキシ樹脂/酸無
水物系、ポリエステル/メラミン樹脂系、自己硬化アク
リル樹脂、ポリエステル/エポキシ樹脂系、アクリル/
多塩基酸樹脂系などの反応性バインダー;など主として
従来から公知の樹脂系が用いられる。特に、本発明は、
調色時に溶融混練工程を従来のように数回繰返すことが
ないので、反応性バインダーからなる粉体塗料の調色に
有利である。また、着色に用いられる顔料は、当該技術
分野で一般に用いられているものであればよく、粉体塗
料の焼付温度等によって適宜選択される。
【0011】本発明の粉体塗料の調色方法は、原色粉体
塗料として平均粒子径が10μ以下のものを使用するこ
とが有利である。なお、調色の際色の変動範囲が小さい
微調整に限定されるが、原色粉体塗料の一種を、通常の
平均粒子径である20〜50μのものを用いることによ
っても目視で調色することができ、色斑点のない良好な
塗膜を形成する粉体塗料が得られる。
塗料として平均粒子径が10μ以下のものを使用するこ
とが有利である。なお、調色の際色の変動範囲が小さい
微調整に限定されるが、原色粉体塗料の一種を、通常の
平均粒子径である20〜50μのものを用いることによ
っても目視で調色することができ、色斑点のない良好な
塗膜を形成する粉体塗料が得られる。
【0012】
【作用及び発明の効果】本発明の粉体塗料の調色方法に
おいて、原色粉体塗料の平均粒子径を通常の粉体塗料よ
りはるかに小さい10μ以下にすることによって、2種
以上の原色粉体塗料を適宜混合して従来考えられなかっ
た目視で色調を判別することができ、その結果、基準色
との色ずれも小さく、且つ得られる塗膜に色斑点も生じ
ないものである。
おいて、原色粉体塗料の平均粒子径を通常の粉体塗料よ
りはるかに小さい10μ以下にすることによって、2種
以上の原色粉体塗料を適宜混合して従来考えられなかっ
た目視で色調を判別することができ、その結果、基準色
との色ずれも小さく、且つ得られる塗膜に色斑点も生じ
ないものである。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
する。
【0014】微細原色粉体塗料の製造例 ポリエステル樹脂(ユピカ社製ユピカコートGV−74
0)1,000部、硬化剤(ブロックイソシアネート)
180部、酸化チタン650部、レベリング剤(共栄社
油脂化学工業社製ポリフロ−S)10部及び硬化促進剤
(武田薬品工業社製フォメートTK−1)1部をヘンシ
ェルミキサー、次いで2軸押出装置及び粉砕装置を使用
する従来から公知の方法に従って製造したポリエステル
粉体塗料(以下「試料A」と称する。溶融温度135〜
145℃、平均粒子径35μ)を更に微粒子化するた
め、微粉砕機ジェットミルで粉砕後分級機マイクロンク
ラッシファイアーで分級し、平均粒子径を10μ以下に
する(以下「試料a」と称する。平均粒子径は1〜4
μ)。次にポリエステル樹脂(ユピカ社製ユピカコート
GV−740)1,000部、硬化剤(ブロックイソシ
アネート)180部、カーボンブラック30部、レベリ
ング剤(共栄社油脂化学工業社製ポリフロ−S)10部
及び硬化促進剤(武田薬品工業社製フォメートTK−
1)1部を用いて上記と同様な公知の方法に従って製造
したポリエステル粉体塗料(以下「試料B」と称する。
溶融温度135〜145℃、平均粒子径40μ)を上記
と同様な方法によって、平均粒子径を10μ以下にする
(以下「試料b」と称する。平均粒子径1〜4μ)。
0)1,000部、硬化剤(ブロックイソシアネート)
180部、酸化チタン650部、レベリング剤(共栄社
油脂化学工業社製ポリフロ−S)10部及び硬化促進剤
(武田薬品工業社製フォメートTK−1)1部をヘンシ
ェルミキサー、次いで2軸押出装置及び粉砕装置を使用
する従来から公知の方法に従って製造したポリエステル
粉体塗料(以下「試料A」と称する。溶融温度135〜
145℃、平均粒子径35μ)を更に微粒子化するた
め、微粉砕機ジェットミルで粉砕後分級機マイクロンク
ラッシファイアーで分級し、平均粒子径を10μ以下に
する(以下「試料a」と称する。平均粒子径は1〜4
μ)。次にポリエステル樹脂(ユピカ社製ユピカコート
GV−740)1,000部、硬化剤(ブロックイソシ
アネート)180部、カーボンブラック30部、レベリ
ング剤(共栄社油脂化学工業社製ポリフロ−S)10部
及び硬化促進剤(武田薬品工業社製フォメートTK−
1)1部を用いて上記と同様な公知の方法に従って製造
したポリエステル粉体塗料(以下「試料B」と称する。
溶融温度135〜145℃、平均粒子径40μ)を上記
と同様な方法によって、平均粒子径を10μ以下にする
(以下「試料b」と称する。平均粒子径1〜4μ)。
【0015】実施例1 標本色相を得るため、平均粒子径が各々3.2μの試料
a100部対試料b900部の割合で混合機ハイスピー
ドミキサーに仕込み、約20分間混合後、サンプリング
し目視による色調確認を行ない、更に標本に近づけるた
め試料bを少量追加し約10分間混合する。その後、バ
インダー添加による造粒を行ない、次にバインダー中の
揮発分を除去するため減圧下約30分間脱気し、更に造
粒乾燥した粉体塗料内の150メッシュ篩残分を除去す
る。得られた粉体塗料を脱脂したスチール板に静電スプ
レー塗装後190℃で20分間焼き付けた後試験した。
a100部対試料b900部の割合で混合機ハイスピー
ドミキサーに仕込み、約20分間混合後、サンプリング
し目視による色調確認を行ない、更に標本に近づけるた
め試料bを少量追加し約10分間混合する。その後、バ
インダー添加による造粒を行ない、次にバインダー中の
揮発分を除去するため減圧下約30分間脱気し、更に造
粒乾燥した粉体塗料内の150メッシュ篩残分を除去す
る。得られた粉体塗料を脱脂したスチール板に静電スプ
レー塗装後190℃で20分間焼き付けた後試験した。
【0016】実施例2 標本色相を得るため、平均粒子径が各々1.8μの試料
a900部対試料b100部の割合で実施例1と同様に
約20分間混合し、ここで色調を標本と近づけるため試
料aを少量加え、更に約10分間混合する。その後、実
施例1と同様な手順で得られた粉体塗料を脱脂したスチ
ール板に静電スプレー塗装後190℃で20分間焼き付
けた後試験した。
a900部対試料b100部の割合で実施例1と同様に
約20分間混合し、ここで色調を標本と近づけるため試
料aを少量加え、更に約10分間混合する。その後、実
施例1と同様な手順で得られた粉体塗料を脱脂したスチ
ール板に静電スプレー塗装後190℃で20分間焼き付
けた後試験した。
【0017】実施例3 標本色相を得るため平均粒子径が35μの試料A999
部と平均粒子径が1.8μの試料b1部を混合機ヘンシ
ェルミキサーに仕込み約20分間混合後、サンプリング
し目視による色調確認を行ない、更に標本に近づけるた
め試料bを微量追加し約10分間混合する。均一化され
た粉体塗料を脱脂したスチール板に静電スプレー塗装後
190℃で20分間焼き付けた後試験した。
部と平均粒子径が1.8μの試料b1部を混合機ヘンシ
ェルミキサーに仕込み約20分間混合後、サンプリング
し目視による色調確認を行ない、更に標本に近づけるた
め試料bを微量追加し約10分間混合する。均一化され
た粉体塗料を脱脂したスチール板に静電スプレー塗装後
190℃で20分間焼き付けた後試験した。
【0018】比較例1 製造例で述べた通常の粒子径をもつ粉体塗料である試料
A100部対試料B900部を混合機ヘンシェルミキサ
ーに仕込み約30分間混合する。均一混合された粉体塗
料を脱脂したスチール板に静電スプレー塗装後190℃
で20分間焼き付けた後試験した。
A100部対試料B900部を混合機ヘンシェルミキサ
ーに仕込み約30分間混合する。均一混合された粉体塗
料を脱脂したスチール板に静電スプレー塗装後190℃
で20分間焼き付けた後試験した。
【0019】
【表1】
Claims (3)
- 【請求項1】 平均粒子径が10μ以下の原色粉体塗料
の2種以上を溶融することなく乾式混合して色合せを行
い、ついで塗装に適する範囲の粒子径まで造粒すること
を特徴とする粉体塗料の調色方法。 - 【請求項2】 原色粉体塗料の平均粒子径が1〜4μで
ある請求項1記載の調色方法。 - 【請求項3】 原色粉体塗料の1種が平均粒子径20〜
50μである請求項1記載の調色方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35185193A JPH07188586A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 粉体塗料の調色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP35185193A JPH07188586A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 粉体塗料の調色方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07188586A true JPH07188586A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18420043
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP35185193A Pending JPH07188586A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 粉体塗料の調色方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07188586A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO1998051748A1 (fr) * | 1997-05-15 | 1998-11-19 | Kansai Paint Co., Ltd. | Peinture pulverulente en granules et son procede de preparation |
US6207768B1 (en) | 1996-11-28 | 2001-03-27 | Kao Corporation | Combining differently colored powder coatings which heat-cure to homogeneous hue |
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-
1993
- 1993-12-27 JP JP35185193A patent/JPH07188586A/ja active Pending
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