JPH07186732A - 電気自動車のバッテリケース構造 - Google Patents

電気自動車のバッテリケース構造

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JPH07186732A
JPH07186732A JP5331080A JP33108093A JPH07186732A JP H07186732 A JPH07186732 A JP H07186732A JP 5331080 A JP5331080 A JP 5331080A JP 33108093 A JP33108093 A JP 33108093A JP H07186732 A JPH07186732 A JP H07186732A
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JP
Japan
Prior art keywords
battery case
battery
frame
width direction
vehicle width
Prior art date
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Pending
Application number
JP5331080A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Namiiri
厚 波入
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 剛性が高く熱膨張等による影響を低減でき、
ハーネスの配索作業が安全に行える。 【構成】 複数のバッテリ2が配置されたバッテリフレ
ーム1上部に、フロントバッテリケース13Aと一般部
13Bとを有するバッテリケース12を取り付ける。フ
ロントバッテリケース13Aの前部には温調風導入のた
めのディフューザ14を設ける。フロントバッテリケー
ス13Aの車幅方向中央部にはハーネス20を外側に引
き出すため左右に一対の貫通孔18を設けてあり、両者
の境界部分19は末広がり状に形成してある。フロント
バッテリケース13Aの車幅方向全体にわたって上部リ
ブ21とディフューザ14を挾んで下部リブ22を設け
てある。フロントバッテリケース13Aはバッテリフレ
ーム1に対して車幅方向中央部を取付基準として固定し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気自動車のバッテ
リケース構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気自動車のバッテリケース構造として
は、例えば特開平5−193367号公報に示されてい
るものがある。
【0003】これは、電気自動車の車体の両サイドメン
バにバッテリボックスが吊下され、このバッテリボック
スの上部にバッテリカバーが取り付けられている。
【0004】バッテリカバーは箱型形状にされバッテリ
ボックスの周囲にロック部材を介して固定されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記バッテリケース構
造にあっては、バッテリボックスを覆うことでバッテリ
を保護するようになっているが、バッテリのハーネス等
を引き出すための開口部等を形成するため強度を十分に
確保しなければならない。また、バッテリの発熱による
熱膨張を考慮して、とりわけバッテリボックスへの取付
部分にいては強度を高めることが必要となってくる。
【0006】そこで、この発明は、剛性が高く、熱膨張
等による影響をできるだけ少なくしバッテリのハーネス
の配索も安全に行える電気自動車のバッテリケース構造
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】格子状に配置された仕切
フレームによってバッテリの収納部が区画形成されたバ
ッテリフレームの上部を覆う電気自動車のバッテリケー
ス構造であって、バッテリケースは樹脂製の部材でバッ
テリの上部を覆う一般部と前側のフロントバッテリケー
スとを備え、フロントバッテリケースの前部にはバッテ
リの温調風導入のためのディフューザが形成され、フロ
ントバッテリケースの車幅方向中央部にはバッテリフレ
ームの右半部と左半部のバッテリの各ハーネスを外側に
引き出す一対の貫通孔が設けられ、各貫通孔の境界部分
は互いに外側に向かって末広がり状に形成され、フロン
トバッテリケースの車幅方向全体にわたりリブを設ける
と共に前記ディフューザの仕切板上にバッテリケースの
一般部を覆いかぶせるように配置し、フロントバッテリ
ケースのバッテリフレームに対する取付基準を車幅方向
中央部とした。
【0008】
【作用】フロントバッテリケースの車幅方向中央部に設
けた貫通孔から右半部のバッテリ群のハーネスと左半部
のバッテリ群のハーネスとを引き出すと、末広がり状に
形成された貫通孔の境界部分により各ハーネスは互いに
遠ざかるように引き出される。また、フロントバッテリ
ケースは車幅方向全体にわたってリブを設けて剛性を確
保し、ディフューザの仕切板上にバッテリケースの一般
部を覆いかぶせるように配置して支持剛性を高める。そ
して、フロントバッテリケースの車幅方向中央部を基準
にしてバッテリフレームにフロントバッテリケースを取
り付け、熱による伸縮の影響を少なくする。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面と共に説明
する。
【0010】図7において、1はバッテリフレームを示
し、バッテリフレーム1は両側部に前後方向に沿うサイ
ドフレーム4が設けられ、後部と前部とには各々車幅方
向に沿うリヤフレーム5とフロントフレーム6とが設け
られ、各サイドフレーム4の後端にリヤフレーム5に接
続されるサブフレーム7が設けられている。
【0011】そして、両サイドフレーム4に車幅方向に
沿って仕切フレームとしての横フレーム8が設けられ、
この横フレーム8に交叉してリヤフレーム5と横フレー
ム8間及び横フレーム8間に仕切フレームとしての縦フ
レーム9が設けられている。
【0012】このように、格子状に配置された横フレー
ム8と縦フレーム9とによって複数のバッテリ7の収納
部10が区画形成され、各収納部10にバッテリ2がセ
ットされるようになっている。
【0013】ここで、上記バッテリフレーム1の上部に
は図1〜6に示すように繊維強化性樹脂から成るバッテ
リケース12が取り付けられ、このバッテリケース12
によってバッテリフレーム1上のバッテリ2を覆うよう
になっている。
【0014】バッテリケース12は、図1に示すように
フロントバッテリケース13Aとバッテリ2の上を覆う
一般部13Bとを有している。
【0015】フロントバッテリケース13Aの前壁上部
にはバッテリ2の温調風を導入するためのディフューザ
14が左右に形成されている。尚、15は導入口を示
す。
【0016】ディフューザ14内には図2に示すように
各バッテリ2列に温調風を指向させる仕切板16が取り
付けられている。
【0017】また、図1に示すようにフロントバッテリ
ケース13Aの前壁の車幅方向中央部には各ディフュー
ザ14間に凸部17が設けられ、ここに貫通孔18が左
右一対設けられている。そして、各貫通孔18の境界部
分19は図2に示すように、外側に向かって末広がり状
に形成されている。このように構成された境界部分19
によってバッテリフレーム1内のバッテリ2の右半部の
バッテリ2群と左半部のバッテリ2群の各ハーネス20
が互いに交叉した後に各貫通孔18から外側に引き出さ
れている。
【0018】そして、図5にも示すようにフロントバッ
テリケース13Aの車幅方向全体にわたりディフューザ
14の上部にリブとしての上部リブ21とディフューザ
14の下部にリブとしての下部リブ22が各々設けら
れ、ディフューザ14の下壁には下側に車体前後方向に
向かって縦リブ23が設けられている。
【0019】上記リブ21の後方には前記仕切板16に
支持される棚部24が設けられ、ここにバッテリケース
12の一般部13Bの前縁のフランジ部25が重合され
(図5参照)、図6に示すようにボルト26、ナット2
7によって固定されている。
【0020】フロントバッテリケース13Aの下壁の前
縁には、フランジ部28が形成され、このフランジ部2
8と前記凸部17の貫通孔18の下側とに、バッテリフ
レーム1のフロントフレーム6の前壁の取付孔29に整
合するボルト孔30が設けられている。また、図6に示
すようにフロントバッテリケース13Aの下壁及び前記
凸部17の下壁にはバッテリフレーム1のフロントフレ
ーム6の上壁の取付孔31に対応するボルト32のボル
ト孔33が設けられている。
【0021】ここで、図6に示すように上記フロントバ
ッテリケース13Aの凸部17下壁のボルト孔33とバ
ッテリフレーム1のフロントフレーム6上壁の取付孔3
1及びフロントバッテリケース13Aの凸部17のボル
ト孔30と対応するフロントフレーム6前壁の取付孔2
9とが、フロントバッテリケース13Aとフロントフレ
ーム6との取付基準となっている。
【0022】尚、上記取り付け基準となっている取付孔
31の左右にはフロントフレーム6の車体フロア34へ
の取付孔35が設けられている。
【0023】一方、車体フロア34は図1に示すように
フロアパネル36の両側縁にサイドシル37が取り付け
られ、フロアパネル36の両側下面には、バッテリフレ
ーム1のサイドフレーム4に取り付けられるサイドメン
バ38が取り付けられ、フロアパネル36の前側下面に
はバッテリフレーム1のフロントフレーム6に取り付け
られるフロントクロスメンバ39が取り付けられてい
る。
【0024】そして、このフロントクロスメンバ39は
サイドメンバ38の内側壁からフロアパネル36のトン
ネル部40において、前記フロントバッテリケース13
Aの凸部17をまたぎ下方に延出する2つの突出部41
を備え、この突出部41の下壁が前記フロントフレーム
6の取付孔35に取り付けられるようになっている。
【0025】上記実施例構造によれば、フロントバッテ
リケース13Aがディフューザ14を一体形成した部材
であるため、別途ディフューザ14を設けた場合に比較
して低コストで製造でき、組み付けも容易となる。
【0026】そして、バッテリ2のハーネス20は境界
部分19によって互いに離れる方向に引き出されるため
両ハーネス20が短絡することがなく作業も行い易い。
【0027】また、フロントバッテリケース13Aの車
幅方向全体にわたり上部リブ21と下部リブ22とが設
けられ、また車体前後方向に縦リブ23が設けられ、更
にディフューザ14の仕切板16によって棚部24が支
持されこの棚部24にバッテリケース12の一般部13
Bを重合して固定してあるため、フロントバッテリケー
ス13Aの剛性と、一般部13Aの支持剛性が高まる。
【0028】そして、フロントバッテリケース13Aの
凸部17のボルト孔30とフロントフレーム6の取付孔
29及びフロントバッテリケース13Aの凸部17の下
壁のボルト孔33とフロントフレーム6の取付孔31を
取付基準としているため、車幅方向中央部が取付基準と
なり、その結果、熱膨張、熱収縮によるフロントバッテ
リケース13Aの寸法変化の影響を低減することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
フロントバッテリケースにディフューザが一体成形して
あるため、別途ディフューザを設けた場合に比較して低
コスト化を図ることができ、簡単に組み付けることがで
きる。
【0030】また、バッテリフレームの右半部のバッテ
リのハーネスと左半部のバッテリのハーネスが貫通孔か
ら外側へ引き出される場合に、末広がり状の境界部分に
よって互いに遠ざかるようにして引き出されるため、両
ハーネスが短絡することがなくなり作業の安全性を高め
ることができる。
【0031】また、フロントバッテリケースの車幅方向
全体にわたってリブが設けられ、ディフューザの仕切板
上にバッテリケースの一般部を覆いかぶせるように配置
したため、フロントバッテリケースの剛性を高めること
ができる。
【0032】そして、フロントバッテリケースの車幅方
向中央部にバッテリフレームに対する取付基準を設定し
たため熱膨張、熱収縮による影響を低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部分解斜視図。
【図2】バッテリケースの一般部を外した状態の部分平
面図。
【図3】図2の部分正面図。
【図4】図2の部分側面図。
【図5】図2のA−A線に沿う断面図。
【図6】図2のB−B線に沿う断面図。
【図7】バッテリフレームの斜視図。
【符号の説明】
1…バッテリフレーム 2…バッテリ 8…横フレーム(仕切フレーム) 9…縦フレーム(仕切フレーム) 10…収納部 12…バッテリケース 13A…フロントバッテリケース 13B…一般部 14…ディフューザ 16…仕切板 18…貫通孔 19…境界部分 20…ハーネス 21…上部リブ(リブ) 22…下部リブ(リブ)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状に配置された仕切フレームによっ
    てバッテリの収納部が区画形成されたバッテリフレーム
    の上部を覆う電気自動車のバッテリケース構造であっ
    て、バッテリケースは樹脂製の部材でバッテリの上部を
    覆う一般部と前側のフロントバッテリケースとを備え、
    フロントバッテリケースの前部にはバッテリの温調風導
    入のためのディフューザが形成され、フロントバッテリ
    ケースの車幅方向中央部にはバッテリフレームの右半部
    と左半部のバッテリの各ハーネスを外側に引き出す一対
    の貫通孔が設けられ、各貫通孔の境界部分は互いに外側
    に向かって末広がり状に形成され、フロントバッテリケ
    ースの車幅方向全体にわたりリブを設けると共に前記デ
    ィフューザの仕切板上にバッテリケースの一般部を覆い
    かぶせるように配置し、フロントバッテリケースのバッ
    テリフレームに対する取付基準を車幅方向中央部とした
    ことを特徴とする電気自動車のバッテリケース構造。
JP5331080A 1993-12-27 1993-12-27 電気自動車のバッテリケース構造 Pending JPH07186732A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007057753A2 (en) * 2005-11-21 2007-05-24 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Harness routing structure

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