JPH0718672Y2 - 申込用紙分離取込装置 - Google Patents

申込用紙分離取込装置

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JPH0718672Y2
JPH0718672Y2 JP3463989U JP3463989U JPH0718672Y2 JP H0718672 Y2 JPH0718672 Y2 JP H0718672Y2 JP 3463989 U JP3463989 U JP 3463989U JP 3463989 U JP3463989 U JP 3463989U JP H0718672 Y2 JPH0718672 Y2 JP H0718672Y2
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徹 竹之内
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グローリー工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、保険加入の手続き、あるいは特定の会への入
会申込手続き等(一般に申込手続きという)の自動化の
ための装置に係り、特に申込控えと申込用紙とが綴られ
た申込証書を装置へ挿入することにより、申込用紙と申
込控えとを分離し、申込用紙は収納し、申込控えは返却
する申込用紙分離取込装置に関する。
(従来の技術) 申込手続きにおいては、申込者によって申込控えと申込
用紙とが綴られた申込証書に所定の申込事項を記入し、
その申込証書の申込用紙と申込控えとを申込者あるいは
申込みを受付ける係員が手で分離している。
そのため、申込者あるいは係員の手間、繁雑さを要して
いる。しかも、申込者あるいは係員の手作業故、思い違
い、手違い等で申込用紙と申込控えとを間違えて渡した
りしている。特に、申込用紙を投函ボックスへ投函する
場合には、思い違い、手違い等で申込控えを投函ボック
スに投函してしまうと、容易には申込控えを回収でき
ず、再度申込手続きをする必要があったり、投函ボック
スの管理人(係員)の手間を要することになる。
(考案が解決しようとする課題) 前記のように、従来は、申込証書の申込用紙と申込控え
を分離し、申込用紙を収納すると共に申込控えを返却す
る動作を自動的に行う装置がなく、このことが申込手続
きの省力化をさまたげており、申込者、係員等を煩わし
ている。
本考案は、このような課題に鑑みなされたもので、申込
証書の申込用紙と申込控えとを自動的に分離すると共に
申込用紙を自動収納することにより、申込手続きを省力
化でき、しかも、申込用紙の分離、収納を確実に行なえ
る申込用紙分離取込装置を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本考案の申込用紙分離取込装置は、申込控えの表面にそ
の申込控えの長さより短い長さの申込用紙を長さ方向一
端側でとじると共にはがし可能に設けられた申込証書
を、その長さ方向一端側を先端として挿入する申込証書
挿入部と、この申込証書挿入部に挿入される申込証書を
前側から後側へ向かう受入れ方向または後側から前側に
向かう戻し方向に略直線状態で移動させる搬送通路を有
する搬送手段、受入れ方向へ移動されてくる申込証書を
搬送通路の末端から円弧状にせしめて方向変換する方向
変換搬送体およびこの方向変換搬送体に対向して申込証
書を挟持搬送する対向搬送体を有する方向変換部、方向
変換された申込証書を前側へ送る印字通路、方向変換部
における受入れ方向末端域に方向変換搬送体と協働して
申込証書を印字通路へ送る第1の搬送回転体を備え、申
込控えの後端域部分が方向変換部に位置している状態で
の方向変換搬送体、対向搬送体、第1の搬送回転体の一
時停止により申込証書が印字通路に一時停止される申込
証書搬送部と、この一時停止された申込証書の申込用紙
上に所定事項を印字する印字部と、前記第1の搬送回転
体の近傍位置でかつ第1の搬送回転体より戻し方向側位
置で方向変換搬送体に対向して設けられると共に方向変
換搬送体の周面に近接する方向へ付勢力が付与されて回
動支持され、申込用紙が方向変換搬送体および第1の搬
送回転体により戻し方向へ移動される際に申込用紙の受
入れ方向後端縁に係合して申込控えから申込用紙をはが
す爪部、はがされた申込用紙を搬送ガイドする分離ガイ
ド面を有する分離爪と、前記はがされた申込用紙を第1
の搬送回転体との間で挟持して搬送する第2の搬送回転
体を有し、はがされた申込用紙を収納する収納部とを具
備したものである。
(作用) 本考案の申込用紙分離取込装置では、申込証書挿入部に
挿入される申込証書を搬送通路の搬送手段によって前側
から後側に向かう受入れ方向に搬送し、搬送通路の末端
に搬送される申込証書を方向変換部の方向変換搬送体と
対向搬送体とで挟持搬送して円弧状に方向変換し、方向
変換される申込証書を方向変換搬送体と第1の搬送回転
体とが協働して印字通路へ送り、申込控えの後端域部分
が方向変換部に位置している状態で方向変換搬送体、対
向搬送体、第1の搬送回転体の一時停止により申込証書
を印字通路に一時停止させる。
そして、印字部によって申込証書の申込用紙上に所定事
項を印字する。
その後、申込用紙を方向変換搬送体および第1の搬送回
転体により戻し方向へ移動させる。その際、分離爪の爪
部が方向変換搬送体と第1の搬送回転体との挟持域近傍
で姿勢が安定している申込証書の申込用紙の受入れ方向
後端縁に係合し、申込用紙を申込控えからはがして分離
すると共に、その申込用紙を分離爪の分離ガイド面で第
1の搬送回転体と第2の搬送回転体との間にガイドし、
申込用紙を第1の搬送回転体と第2の搬送回転体との間
で挟持して収納部に収納する。申込控えは方向変換部お
よび搬送通路を経て申込証書挿入部へ返却する。
(実施例) 以下、本考案の申込用紙分離取込装置の一実施例を図面
を参照して説明する。
まず、第5図ないし第7図で申込証書11について説明す
る。この申込証書11は、例えば旅行保険の航空用または
鉄道用の保険加入に用いられるものとし、3通の比較的
薄手の用紙12,13,14からなる申込用紙15と、申込者が受
取る比較的厚手の申込控え16とからなり、申込控え16の
表面にその申込控え16の長さより短い長さの申込用紙15
が長さ方向一端側の糊付部17を介してはがし可能にとじ
られ、申込控え16は中央部で2つに折り畳まれて申込用
紙15を表裏方向から挟み込んで覆えるようになってい
る。その申込用紙15には、氏名記入欄、住所・電話番号
記入欄、保険開始日記入欄、保険期間の選択記入欄、旅
行先記入欄からなる申込者記入欄18が設けられていると
共に、受付日、受付番号、取り扱い会社等の所定の受付
事項が自動保険加入機側で印字される受付印字欄19が設
けられ、かつ、表面の用紙12には自動保険加入機への挿
入方向を示す矢印Aが表示され、さらに、用紙12〜14の
申込者記入欄18および受付印字欄19の裏面に、下側の用
紙13,14および申込控え16に対しての転写用のカーボン
を備えている。また、申込控え16の縁部には、例えば航
空用を2本、鉄道用を3本として保険の種類を表示する
バーコード20を備えている。
次に、第1図ないし第4図で申込用紙分離取込装置の構
成について説明する。
第1図および第2図(図面左側を前側とし右側を後側と
する)において、申込用紙分離取込装置は、申込証書11
が挿入される申込証書挿入部21と、この申込証書挿入部
21に挿入される申込証書11を受入れて搬送する申込証書
搬送部22と、この申込証書搬送部22によって搬送されて
くる申込証書11に所定事項を印字する印字部23と、申込
証書11の申込用紙15と申込控え16とを分離する分離部24
と、分離された申込用紙15を収納する収納部25とから構
成されている。
前記申込証書挿入部21は、前面板31に設けられた挿入口
32と、この挿入口32の下側縁部に嵌合する挿入台33と、
挿入口32の上側縁部から斜め後方に向かって突出して挿
入台33の上方に挿入空間を構成する挿入枠34とから構成
され、この挿入口32には、申込者によって所定の申込事
項が記入された記入済み申込証書11が、第5図および第
7図のように申込控え16を開いて申込用紙15を上方に向
けた状態でかつ申込用紙15の長さ方向一端側の糊付部17
を先端として挿入される。
前記申込証書搬送部22は、挿入口32に挿入される申込証
書11を前側から後側へ向かう受入れ方向または後側から
前側に向かう戻し方向に略直線状態で移動させる搬送手
段35を備えると共に、受入れ方向へ移動されてくる申込
証書11を円弧状にせしめて方向変換する方向変換部36を
備えている。
この搬送手段35では、挿入台33の上面後端部に連通して
挿入口32に挿入される申込証書11を受入れて搬送する略
直線状態の搬送通路37を有し、この搬送通路37は上下の
ガイド板38,39間で構成し、搬送通路37の中間部に上下
一対のローラ40,41が搬送通路37内に侵入配置されてい
る。上側のローラ40はアーム40aによって上下動可能に
支持され、下側のローラ41は図示しないモータで正逆回
転駆動され、そして、このローラ40,41間に取込んだ申
込証書11を搬送通路37の後方の受入れ方向あるいは前方
の戻し方向に向けて搬送する。
また、この搬送通路37の後側末端下部の中央域に図示し
ないモータによって正逆回転される大径で幅が通路幅よ
りも狭い方向変換搬送体としてのローラ42が配設されて
いると共に、このローラ42の周面上部に圧接するローラ
42と同幅の対向搬送体としてのローラ43、周面後部に圧
接するローラ42と同幅の対向搬送体としてのローラ44、
周面下部に圧接する通路幅と同程度の幅広の第1の搬送
回転体としてのローラ45がそれぞれ配設され、かつ、ロ
ーラ42の周面の円弧に沿った曲面のガイド面46を有する
ガイド体47が各ローラ42,43,44の両側部域に配設されて
いる。従って、これらのローラ42〜45、ガイド体47によ
って受入れ方向へ移動されてくる申込証書11を円弧状に
せしめて方向変換する前記方向変換部36が構成されてい
る。なお、ローラ43はアーム43aによってローラ42に接
離可能に支持され、ローラ44,45も同様に図示しないア
ームでローラ42に接離可能に支持されている。
なお、ローラ42およびローラ43は搬送通路37の搬送手段
35の機能の一部としても共用され、また、ローラ42およ
びローラ45は後述する印字通路48の搬送手段としても使
われる。
さらに、ローラ42,45間の前側に連通する印字通路48が
上下のガイド板49,50間に形成され、上側のガイド板49
は前方に長く延設されている。
前記印字部23は、ガイド板49の延設部分の下方(印字通
路48の末端下方)に配設され、例えばドットプリンタが
用いられ、印字位置Pに搬送されてきた申込証書11の受
付印字欄19に所定の受付事項を印字する。
前記分離部24は、ローラ42,45間の後側に配設された分
離爪51を有している。この分離爪51は、第3図および第
4図にも示すように、ローラ42よりも幅広の基部52が両
側に突出する支軸53によって揺動可能に軸支され、この
基部52の前側にローラ42の幅と略同一幅まで絞り込まれ
て爪部54が形成され、この爪部54の下側に連続して前面
に円弧状の分離ガイド面55を有するガイド片56が突設さ
れ、また、基部52の後面に突片57が突設され、そして、
突片57に張設されたスプリング58によって爪部54の先端
がローラ42の周面に近接するように回動付勢されると共
に、その回動付勢を突片57が当接するストッパ59によっ
て規制するようになっている。この爪部54の先端部はロ
ーラ42のローラ45と圧接する下端部位置より後側位置で
かつ上側位置に設定されていると共に、爪部54の先端部
とローラ42の周面との間には申込証書11の厚みよりも狭
い最小間隙が設定されている。
前記収納部25は、分離部24の下方に配設され、前記ロー
ラ45の周面後部に圧接する第2の搬送回転体としてのロ
ーラ60を有すると共に、その下方に申込用紙15を回収す
る回収箱61が設けられている。
また、前記搬送通路37の前端部および後端部の通路一側
に証書位置センサS1,S2が配設され、前記印字通路48の
通路一側に証書位置センサS3が配設され、搬送通路37の
ローラ40の前側に申込証書11に表示されたバーコード20
を読取るためのバーコードリーダ62が配設され、印字通
路48の下側に印字検出センサ63が配設され、収納箱61の
上側に収納確認センサ64が配設されている。
次に、このように構成された申込証書分離取込装置の作
用を第8図(a)(b)(c)(d)、第9図(a)
(b)(c)(d)を参照して説明する。
まず、第8図(a)のように、申込者によって所定の申
込事項が記入された記入済み申込証書11が、第5図およ
び第7図のように申込控え16を開いて申込用紙15を上に
向けた状態でかつ申込用紙15の長さ方向一端側の糊付部
17を先端側にして申込証書挿入部21の挿入口32に挿入さ
れ、その挿入過程で申込証書11の先端部が証書位置検知
センサS1で検知されると、モータで各ローラ41,42が正
転駆動され、ローラ40,41間で申込証書11の先端部をく
わえ込んで搬送通路37内を後方の受入れ方向に搬送す
る。
ついで、第8図(b)のように、搬送通路37内を後方の
受入れ方向に向けて搬送される申込証書11の先端部が証
書位置検知センサS2で検知されると、このとき申込証書
11に表示されたバーコード20の部分がバーコードリーダ
62を通過するタイミングにあり、そのバーコードリーダ
62で申込証書11のバーコード20が読取られ、この読取り
結果に基づき、挿入方向が正しいかどうか判断すると共
に、航空用か鉄道用かの保険の種類またはその他のもの
かを判断する。このとき、申込証書11の挿入方向(この
挿入方向には、挿入前後方向、表裏方向、申込控え16を
開いていなかった場合を含む)が間違っているためにバ
ーコードリーダ62でバーコード20が読取られなかった場
合、あるいは他のカード等が挿入されてバーコードリー
ダ62で所定のバーコードデータが得られなかった場合に
は、前記モータでローラ41,42が逆転駆動され、その申
込証書11等を今までとは逆の戻し方向に搬送して挿入口
32に返却する。
ついで、第8図(c)のように、証書位置検知センサS1
を通過した申込証書11の先端部側は、方向変換部36に進
入し、ローラ42,43間にくわえ込まれ、ガイド体47のガ
イド面46によりローラ42の周面に沿って湾曲され、さら
に、ローラ42,44間にくわえ込まれ、ローラ42と分離爪5
1との間を通過し、ローラ42,45間にくわえ込まれてゆ
き、搬送方向が前方に変換されると共に上下面が逆にな
る。なお、申込証書11の先端部がローラ42と分離爪51と
の間を通過する際、そのローラ42と分離爪51との間の間
隙が申込証書11の厚みよりも狭く設定されているので、
その分離爪51をスプリング58の付勢に抗して回動させる
ことになり、また、申込証書11の介在状態では、スプリ
ング58の付勢で分離爪51の先端部が申込証書11に圧接さ
れる。
ついで、申込証書11の先端部が証書位置検知センサS3
検知されると、申込証書11を所定距離搬送して一時停止
する(第8図(d)の位置)。このとき、印字検出セン
サ63で通過する申込証書11の受付印字欄19に印字がなさ
れているかどうか確認し、もし、受付印字を完了して保
険申込者に対して返却された申込控え16(申込用紙15が
はがされた状態)が再度挿入されたために印字されてい
るならば、その申込控え16を挿入口32へ返却する。
そして、第8図(d)のように、一時停止された申込証
書11は、受付印字欄19が印字部23の印字位置Pにセット
され、申込用紙15の挿入先端の糊付部17と反対の挿入後
端が分離爪51を通過してその前側まで搬送され、申込控
え16の挿入後端域部分が方向変換部36のローラ42とロー
ラ44およびガイド体47との間に位置している状態にあっ
てローラ42の周面に沿って湾曲される。
また、印字部23の印字位置Pにセットされた申込証書11
の受付け印字欄19に保険の種類に応じた所定の受付事項
が印字される。このとき、申込用紙15の各用紙12〜14の
裏面には転写用のカーボンがあるので、表面の用紙12に
印字することによって他の用紙13,14および申込控え16
にも印字される。
印字完了後、モータでローラ41,42が逆転駆動され、申
込証書11が今までとは逆の戻し方向に搬送される。この
ときも、印字検出センサ63で通過する申込証書11の受付
印字欄19に印字がなされたかどうか確認し、印字部23の
異常等で印字されなかった場合には、搬送動作を停止し
てそれに対応した処理を行う。
そして、第9図(a)(b)のように、申込証書11の受
付印字欄19に印字有りと確認されて申込証書11の戻し方
向への搬送が継続されると、申込用紙15の挿入先端の糊
付部17と反対の挿入後端が分離爪51の爪部54に係合して
申込控え16から分離される。このとき、申込用紙15の挿
入後端が自重で下方に下がると共に、申込控え16がロー
ラ42の周面に沿って上方に湾曲されることで申込用紙15
から離反することにより、その申込用紙15を分離爪51の
爪部54で申込控え16から引き剥がして分離しやすくな
る。
ついで、第9図(c)のように、分離爪51によって分離
された申込用紙15は、ローラ45,60間にくわえ込まれて
下方の収納箱61に収納され、一方、申込控え16は挿入口
32に向かっての搬送が継続されている。
そして、第9図(d)のように、申込控え16は、搬送通
路37を搬送されて挿入口32に返却される。
以上のように、申込者によって所定の申込事項が記入さ
れた記入済み申込証書11を挿入すれば、受付事項の印
字、申込用紙15と申込控え16との分離、申込用紙15の回
収および申込控え16の返却を自動的に機械で行なうた
め、従来作業で行なわれていた申込証書11の申込用紙15
と申込控え16との分離動作、申込用紙の投入動作等を行
なわずにすみ、保険加入手続きの省力化に寄与できる。
しかも、この申込証書分離取込装置を利用すれば、顧客
による自動申込機、係員による係員用申込書受付機を作
ることも可能となる。
なお、前記申込証書搬送部22では、複数のローラを組合
わせて搬送手段35を構成していたが、ベルトとプーリ
や、ローラとベルト等の組合わせで構成してもよい。ま
た、大径のローラ42の周面とローラ43,44,45およびガイ
ド体47で方向変換部36を構成していたが、例えば搬送通
路37のガイド板38,39と印字通路48のガイド板49,50とを
円弧状のガイド板で連続させ、そのガイド板でガイドさ
れる申込証書11を例えばローラ40,41のように構成した
複数のローラ等で搬送するようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案の申込用紙分離取込装置によれば、申込証書を申
込証書挿入部から搬送通路および方向変換部を通じて印
字通路に搬送して印字した後、申込証書を戻し方向へ移
動させる際、分離爪により申込証書の申込用紙を申込控
えから自動的に分離すると共に分離した申込用紙を収納
部に自動収納し、申込控えのみを申込証書挿入部へ自動
返却することができるため、申込者、係員等を煩わすこ
となく、申込手続きの省力化に寄与でき、さらに、この
装置を利用すれば、顧客による自動申込機、係員による
係員用申込書受付機を作ることも可能となる。
しかも、分離爪は揺動可能に設けて申込証書の印字通路
方向への移動を可能とすると共に方向変換搬送体と第1
の搬送回転体との挟持域近傍で姿勢が安定している申込
用紙を分離し、分離爪の爪部ではがされる申込用紙を分
離爪の分離ガイド面で第1の搬送回転体と第2の搬送回
転体との間へガイドして収納部へ収納させるため、申込
用紙の詰まり、折れ曲がり、破れ、しわなどが発生する
ことなく、申込用紙の分離、収納を確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の申込証書分離取込装置の一実施例を示
す側面図、第2図はその平面図、第3図は分離爪の斜視
図、第4図は分離爪部分の背面図、第5図は申込証書の
斜視図、第6図はその正面図、第7図はその斜視図、第
8図(a)(b)(c)(d)および第9図(a)
(b)(c)(d)は申込証書の分離取込動作を説明す
る側面図である。 11……申込証書、15……申込用紙、16……申込控え、21
……申込証書挿入部、22……申込証書搬送部、23……印
字部、25……収納部、35……搬送手段、36……方向変換
部、37……搬送通路、42……方向変換搬送体としてのロ
ーラ、43,44……対向搬送体としてのローラ、45……第
1の搬送回転体としてのローラ、48……印字通路、51…
…分離爪、54……爪部、55……分離ガイド面、60……第
2の搬送回転体としてのローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】申込控えの表面にその申込控えの長さより
    短い長さの申込用紙を長さ方向一端側でとじると共には
    がし可能に設けられた申込証書を、その長さ方向一端側
    を先端として挿入する申込証書挿入部と、 この申込証書挿入部に挿入される申込証書を前側から後
    側へ向かう受入れ方向または後側から前側に向かう戻し
    方向に略直線状態で移動させる搬送通路を有する搬送手
    段、受入れ方向へ移動されてくる申込証書を搬送通路の
    末端から円弧状にせしめて方向変換する方向変換搬送体
    およびこの方向変換搬送体に対向して申込証書を挟持搬
    送する対向搬送体を有する方向変換部、方向変換された
    申込証書を前側へ送る印字通路、方向変換部における受
    入れ方向末端域に方向変換搬送体と協働して申込証書を
    印字通路へ送る第1の搬送回転体を備え、申込控えの後
    端域部分が方向変換部に位置している状態での方向変換
    搬送体、対向搬送体、第1の搬送回転体の一時停止によ
    り申込証書が印字通路に一時停止される申込証書搬送部
    と、 この一時停止された申込証書の申込用紙上に所定事項を
    印字する印字部と、 前記第1の搬送回転体の近傍位置でかつ第1の搬送回転
    体より戻し方向側位置で方向変換搬送体に対向して設け
    られると共に方向変換搬送体の周面に近接する方向へ付
    勢力が付与されて回動支持され、申込用紙が方向変換搬
    送体および第1の搬送回転体により戻し方向へ移動され
    る際に申込用紙の受入れ方向後端縁に係合して申込控え
    から申込用紙をはがす爪部、はがされた申込用紙を搬送
    ガイドする分離ガイド面を有する分離爪と、 前記はがされた申込用紙を第1の搬送回転体との間で挟
    持して搬送する第2の搬送回転体を有し、はがされた申
    込用紙を収納する収納部と を具備したことを特徴とする申込用紙分離取込装置。
JP3463989U 1989-03-27 1989-03-27 申込用紙分離取込装置 Expired - Lifetime JPH0718672Y2 (ja)

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