JP3710155B2 - 単片印刷物の丁合方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、単片状の印刷物を所望枚数ずつ丁合する丁合方法に関し、特に、丁合すべき各印刷物にはあらかじめ、所定の順序で所望情報を印刷するとともに、丁合にともない選択的になされる前処理加工及び後処理加工を指示する第1の機械読み取り用制御マークを印刷し、加えて、表紙が存在する場合には表紙となるべき印刷物に第1の機械読み取り用制御マークとは構成態様を異にする第2の機械読み取り用制御マークを印刷しておき、これら印刷物を、単片状態において所定の順序で所望枚数毎に重ね合わせて丁合する丁合方法に関する。なお、本明細書における印刷なる用語は、印字をも含む概念で用いる。
【0002】
【従来の技術】
単片状の印刷物を所望枚数ずつ丁合する丁合方法は、従来から種々知られている。しかしながら、丁合にともない選択的になされる前処理加工、例えば押印処理加工、及び後処理加工、例えば契印用の穿孔処理加工、を行うとともに、印刷ミス等によって丁合すべきでない印刷物や、前処理加工あるいは後処理加工が適正に行われなかった場合の丁合物を、適正な丁合物とは区分して集積する丁合方法は、従来存在しなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、従来にあっては、丁合工程とは別に前処理加工や後処理加工を施す必要があったので、これらの作業を各別に施すことは煩雑であるとともに、効率が劣るという不都合があった。本発明はこのような不都合を解消した丁合方法を提供するとを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために本発明の丁合方法は、丁合すべき各印刷物にはあらかじめ、所定の順序で所望情報を印刷するとともに、丁合にともない選択的になされる前処理加工及び後処理加工を指示する単数又は複数の機械読み取り用制御マークを印刷し、これら印刷物を、単片状態において所定の順序で所望枚数毎に重ね合わせて丁合する丁合方法であって、各単片印刷物を移送しながら機械読み取り用制御マークを読み取り、読み取り不能な単片印刷物は移送径路から排除し、残った単片印刷物は読み取った機械読み取り用制御マークに応じて前処理加工を施した後、丁合物に読み取り済の機械読み取り用制御マークに応じて後処理加工を施した後、単位印刷物毎に正常スタッカ部へ移送するものである。
【0005】
また、丁合すべき各印刷物にはあらかじめ、所定の順序で所望情報を印刷するとともに、丁合にともない選択的になされる前処理加工及び後処理加工を指示する単数又は複数の第1の機械読み取り用制御マークを印刷し、加えて、表紙が存在する場合には表紙となるべき印刷物に第1の機械読み取り用制御マークとは構成態様を異にする第2の機械読み取り用制御マークを印刷しておき、これら印刷物を、単片状態において所定の順序で所望枚数毎に重ね合わせて丁合する丁合方法であって、各単片印刷物を移送しながら第1の機械読み取り用制御マークを読み取り、読み取り不能な単片印刷物は移送径路から排除し、残った単片印刷物は読み取った第1の機械読み取り用制御マークに応じて前処理加工を施した後、さらに移送して、表紙が存在する場合には表紙となるべき印刷物を検出してこれが最上位になるよう重ね合わせて丁合し、この丁合の前後いずれかにおいて第2の機械読み取り用制御マークを読み取って、既に読み取り済の第1の機械読み取り用制御マークの読み取り内容と比較し、不一致があれば丁合物を不良スタッカ部へ移送し、一致していれば丁合物に読み取り済の第1の機械読み取り用制御マークに応じて後処理加工を施した後、正常スタッカ部へ移送するものである。
【0006】
さらに、上述した丁合方法において、選択的になされる前処理加工を押印処理加工とし、後処理加工を丁合後の綴じ合わせ加工と穿孔契印処理加工とし、表紙が存在する場合には、第2の機械読み取り用制御マークはバーコードを採用し、このバーコードを丁合すべき各印刷物の重ね合わせの前後いずれかにおいて読み取って表紙となるべき印刷物を検出してこれが最上位になるよう丁合してもよい。
【0007】
【作用】
丁合すべき各印刷物にあらかじめ機械読み取り用制御マークを印刷し、この機械読み取り用制御マークに基づいて、指示された前処理加工及び後処理加工を行う一方、前記機械読み取り用制御マークが読み取り不能な印刷物は移送径路から排除し、正常な印刷物は単位印刷物(丁合した一組の印刷物をいう)毎に、正常スタッカ部へ移送する。
【0008】
また、表紙が存在する場合には、丁合すべき各印刷物にあらかじめ第1の機械読み取り用制御マークを印刷し、表紙となるべき印刷物には前記第1の機械読み取り用制御マークとともに、構成態様の異なる第2の機械読み取り用制御マークを印刷しておき、前記第1の機械読み取り用制御マークに基づいて、指示された前処理加工及び後処理加工を行う一方、各印刷物毎に正常な印刷物か否かの判断を行う。そして、第1、第2の各機械読み取り用制御マークの読み取り内容によって、適正な丁合物か否かの判断を行い、正常もしくは不良に応じて正常スタッカ部もしくは不良スタッカ部へ振り分けて移送する。
【0009】
【実施例】
以下、本発明を前処理加工として2回の押印処理加工を行い、後処理加工として綴じ合わせ加工と穿孔契印処理加工とを行う場合に適用した、好適な実施例について添付図面に基づき詳細に説明する。ここにおいて、図1は前処理、後処理を含む一連の丁合作業を行う装置を制御系統とともに示す概略的な側面図、図2は制御系統を省略した装置の概略的な平面図、図3は各印刷物における第1の機械読み取り用制御マークの印刷位置及び前処理、後処理の加工位置を示す概略的な平面図、図4は表紙となるべき印刷物の一例を示す概略的な平面図、図5及び図6は表紙以外の印刷物の一例を示す概略的な平面図、図7は綴じ合わせた丁合物を示す概略的な斜視図である。
【0010】
まず、図3〜図5に基づいて、丁合の対象となる印刷物について説明する。図3に示すように、印刷物1a,1b,1cの綴じ部端側には、綴じの内側(幅方向中央側)1〜2mmの位置の一直線上に位置する6箇所に、第1の機械読み取り用制御マークたるチェックマーク2a,2b,2c,2d,2e,2fの印刷位置が設定されている。チェックマーク2aは、印刷物を発行する会社の社判の押印を行うためのものであり、チェックマーク2bは枚数検出を行うためのものであり、チェックマーク2cは印刷物の作成担当者の職印の押印を行うためのものであり、チェックマーク2dは綴じ合わせを行うためのものであり、チェックマーク2eは穿孔による契印を行うためのものであり、チェックマーク2fはパリティチェックのためのものである。
【0011】
そして、チェックマーク2aは、社判を押印する印刷物1b,1cにのみ印刷される。チェックマーク2bは、例外的に丁合を必要としない単頁の印刷物と表紙となる印刷物1a以外のすべての印刷物1b,1cに印刷され、このチェックマーク2bが検出されない印刷物1b,1cは白紙または単頁の印刷物と判断され、正常な移送径路から排除される。チェックマーク2cは、職印を押印する印刷物1a,1b,1cにのみ印刷される。そして、チェックマーク2d,2eは、綴じを必要とする丁合物で表紙が存在せず、最上位に重ねられる印刷物1b,1c、または表紙となるべき印刷物1aにのみ印刷される。また、チェックマーク2fは前記チェックマーク2a,2b,2c,2d,2eの印刷数が奇数個の印刷物1b,1cに印刷される。
【0012】
一方、チェックマーク2aの検出による社判の押印は社判押印位置3aになされ、チェックマーク2cの検出による作成担当者の職印の押印は職印押印位置3bになされる。また、チェックマーク2eの検出により行う穿孔による契印は穿孔契印位置3cになされる。これらの社判押印位置3a、職印押印位置3bは横書きの場合の位置で、横書きにあっては伝達情報5b,5c(図5,図6参照)を綴じ部端側から反対端に向けて印刷するから、図3の下部から上部に向けて上下反転した印刷がなされる。穿孔契印位置3cは、横書き、縦書きを問わず同一位置に行なわれる。一方、縦書きの場合は、通常の上下状態で綴じ部端側から反対端側に向けて印刷される。
【0013】
次に、表紙となるべき印刷物1aの一例を図4に基づいて説明する。この印刷物1aには、各チェックマーク2d,2eが印刷されるとともに、この印刷物1aが表紙となる丁合物の枚数、社判及び職印の押印の有無、穿孔契印の有無、綴じ合わせの有無を記録したバーコード4が、上下反転状態で印刷されている。例えば、このバーコード4は、丁合される一組の印刷物の枚数が12枚、印刷物には社判、職印を押印するものがあり、丁合物35(図7参照)は穿孔契印及び綴じ合わせすることを記録している。また、この印刷物1aには、宛名情報5aが印刷され、この宛名情報5aも横書きの場合は上述した伝達情報5b,5cと同様に上下反転状態で印刷する。なお、前記バーコード4を印刷物1aの上下方向ほぼ中央部に設けると、印刷物1aの上下を逆転してもバーコード4はほぼ同一位置に存在するから、縦書き、横書きのいずれの場合にも、同一端側で綴じることが可能となる。
【0014】
続いて、表紙以外の印刷物1b,1cの例を図5、図6に基づいて説明する。印刷物1bには、伝達情報5bとともに、各チェックマーク2a,2b,2c,2fが印刷され、社判と職印が押印される印刷物であることを示している。また、印刷物1cには、伝達情報5cとともに、各チェックマーク2b,2fが印刷され、特に処理加工する必要のない印刷物であることを示している。
【0015】
次に、図1及び図2に基づき上述の如き印刷物1a,1b,1cを丁合するとともに、その前後の処理加工を施す丁合装置について説明する。丁合装置11は、単片状の各印刷物1a,1b,1cを移送する上下一対の給紙ロール12を備え、その前段には各印刷物1a,1b,1cの各チェックマーク2a,2b,2c,2d,2e,2fをそれぞれ読み取るためのマークセンサ13a,13b,13c,13d,13e,13fと、印刷物1a,1b,1cの先端を検知して各種動作の開始基準時を指示する動作開始センサ14を備えている。前記給紙ロール12の後段には、チェックマーク2bの印刷されていない白紙及び単頁の印刷物1a,1b,1cを移送径路から排出するための、水平状態から上方へ回動可能な排出ゲート15が設けられ、この排出ゲート15が上方へ回動して移送径路から排出された印刷物1a,1b,1cは、その下方に配置した排出スタッカ16に収容される。なお、チェックマーク2bが印刷されていない印刷物において、他のチェックマーク2dが印刷されている印刷物は、表紙となる印刷物1aであり、この表紙となる印刷物1aは前記排出スタッカ16には収容されないように構成されている。
【0016】
排出ゲート15に続いて、社判を押印する上下一対の押印ロール17と、職印を押印する上下一対の押印ロール18とが設けられている。これら押印ロール17,18は、待機時には上下一対のロールが離反した状態にあって、印刷物1a,1b,1cをフリー状態で通過させる一方、動作時には上下一対のロールが接近するとともに回転して、その版面で所定の印刷物1a,1b,1cに押印するものである。
【0017】
押印ロール18に続いて、さらに各印刷物1a,1b,1cを移送するための上下一対の給紙ロール19が設けられている。この給紙ロール19に続いて、印刷物1aのバーコード4を読み取るためのバーコードリーダ20が設けられ、また、移送されてきた各印刷物1a,1b,1cを位置決めするストッパー(図示せず)と、丁合すべく突き揃える左右二対の突き揃えレバー21,22が配置されている。これら突き揃えレバー21,22は、待機時には印刷物1a,1b,1c載置面から下方に退避しており、動作時には前記載置面より上方に突出して突き揃え動作を行うものである。
【0018】
また、上述のストッパーで位置決めされる所定位置Aに移送されてきた各印刷物1a,1b,1cに対して、穿孔契印するパーフォレータ23と、綴じ合わせをするステッチャー24が設けられている。さらに、印刷物1a,1b,1cの移送径路を挟んで互いに反対側に位置する、正常な丁合物を収容する正常スタッカ25と不良な丁合物を収容する不良スタッカ26とを備え、また、これら各スタッカ25,26に丁合物35(図7参照)を移送するための移送コロ27,28を備えている。
【0019】
図1に示すように、マークセンサ13a,13b,13c,13d,13e,13f、動作開始センサ14、バーコードリーダ20の各検出装置のほか、排出ゲート15、各押印ロール17,18、パーフォレータ23、ステッチャー24の各駆動部は、制御部30に電気的に接続され、前記各検出装置にからの検出信号に応じた前記制御部30の制御信号によって、駆動制御されるよう構成されている。また、前記制御部30には、操作ボタン等の各種入力部材が設けられた操作入力部31と、動作状態等を表示するための表示部32と、制御データを記憶するとともに、読み取った各種データを記憶する記憶部33とが電気的に接続されている。
【0020】
次に、丁合動作について図1及び図2に基づき説明する。あらかじめ所定の順序で所定の宛名情報5a、伝達情報5b,5c、チェックマーク2a,2b,2c,2d,2e,2f、バーコード4が印刷された単片状の印刷物1a,1b,1cは、所定の順序で丁合装置11にセットされ、順次、給紙ロール12によって移送される。この移送過程において、各マークセンサー13a,13b,13c,13d,13e,13fが各チェックマーク2a,2b,2c,2d,2e,2fを読み取って検出信号を制御部30に送り、動作開始センサ14が印刷物先端を検出して検出信号を制御部30へ送る。
【0021】
そして、印刷物1a,1b,1cのチェックマーク2b(表紙の場合はチェックマーク2d)が検出されなかった場合には、白紙状の不良な印刷物1a,1b,1cと判断し、排出ゲート15が上方に回動してその印刷物1a,1b,1cを排出スタッカ16に収容する一方、前記チェックマーク2bを検出した印刷物1a,1b,1cは押印ロール17,18へ向けて移送する。そして、チェックマーク2aを検出した印刷物1b,1cに対しては、押印ロール17で社判を押印し、チェックマーク2cを検出した印刷物1b,1cに対しては、押印ロール18で職判を押印したうえ、給紙ロール19によって、丁合すべく重ね合わせる所定位置Aへ移送する。
【0022】
表紙となるべき印刷物1aがこの所定位置Aに送られてくる過程で、チェックマーク2bが印刷されておらず、チェックマーク2dが印刷されていることが検知されて表紙であると判断されて、バーコードリーダ20が作動してバーコード4を読み取ると、制御部30でバーコードリーダ20による読み取り情報と、既に読み取って記憶部33に記憶していた各マークセンサ13a,13b,13c,13d,13e,13fによる読み取り情報とを比較し、一致しない場合には、丁合不良として重ね合わせた丁合物35を移送コロ28を駆動して不良スタツカ26に収容する。一方、各読み取ったデータが一致した場合には、重ね合わせた丁合物35を突き揃えレバー21,22で正規の積み重ね状態に修正した後、チェックマーク2dを検出している場合にはステッチャー24によって針金29で2箇所で綴じ合わせ、さらに、チェックマーク2eを検出している場合にはパーフォレータ23によって穿孔契印34を行う(図7参照)。そして、この丁合物35を移送コロ27を駆動して正常スタッカ25に収容する。
【0023】
通常、綴じ合わせ作業はチェックマーク2dを検出して行われるが、表紙が存在しない場合には、チェックマーク2cを有する印刷物1b,1cが最上位に重ねられた状態で、綴じ合わせ作業をすることなく、丁合物35として正常スタッカ25に収容される。
【0024】
なお、本発明は、上述した実施例に限らず、例えば、押印は2種類ではなく1種類でもよいほか、押印や穿孔契印に換えた前処理加工あるいは後処理加工を行うこともできる。また、不良スタッカ26と正常スタッカ25とは、印刷物1a,1b,1cの移送径路を挟んで常に反対側に設けなくてもよい。さらに、印刷物1a,1b,1cに設けるチェックマーク2a,2b,2c,2d,2e,2fの位置や数も上述したものに限定されず、バーコード4の位置も上述したものに限定されないほか、第1、第2の機械読み取り用マークの構成態様も上述したものに限定されない。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したところで明らかなように、本発明によれば、丁合すべき各印刷物にあらかじめ機械読み取り用制御マークを印刷し、この機械読み取り用制御マークに基づいて、指示された前処理加工及び後処理加工を行う一方、前記機械読み取り用制御マークが読み取り不能な印刷物は移送径路から排除し、正常な印刷物は単位印刷物(丁合した一組の印刷物をいう)毎に、正常スタッカ部へ移送するので、正確な丁合い作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
【0026】
また、本発明によれば、丁合すべき各印刷物にあらかじめ第1の機械読み取り用制御マークを印刷し、表紙となるべき印刷物には前記第1の機械読み取り用制御マークとともに、構成態様の異なる第2の機械読み取り用制御マークを印刷しておき、前記第1の機械読み取り用制御マークに基づいて、指示された前処理加工及び後処理加工を行う一方、各印刷物毎に正常な印刷物か否かの判断を行い、また、第1、第2の各機械読み取り用制御マークの読み取り内容を比較して、適正な丁合物か否かの判断を行ったうえ、後処理加工を施すので、正確な丁合い作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 前処理、後処理を含む一連の丁合作業を行う装置を制御系統とともに示す概略的な側面図。
【図2】 制御系統を省略した装置の概略的な平面図。
【図3】 各印刷物における第1の機械読み取り用制御マークの印刷位置及び前処理、後処理の加工位置を示す概略的な平面図。
【図4】 表紙となるべき印刷物の一例を示す概略的な平面図。
【図5】 表紙以外の印刷物の一例を示す概略的な平面図。
【図6】 同じく表紙以外の印刷物の一例を示す概略的な平面図。
【図7】 綴じ合わせた丁合物を示す概略的な斜視図
【符号の説明】
1a 表紙となるべき印刷物
1b,1c 表紙以外の印刷物
2a,2b,2c,2d,2e,2f チェックマーク
4 バーコード
5a,5b 伝達情報
11 丁合装置
12 給紙ロール
13a,13b,13c,13d,13e,13f マークセンサ
14 動作開始センサ
15 排出ゲート
16 排出スタッカ
17,18 押印ロール
19 給紙ロール
20 バーコードリーダ
21,22 突き揃えレバー
23 パーフォレータ
24 ステッチャー
25 正常スタッカ
26 不良スタッカ
30 制御部
31 操作部
32 表示部
33 記憶部
35 丁合物
Claims (3)
- 丁合すべき各印刷物にはあらかじめ、所定の順序で所望情報を印刷するとともに、丁合にともない選択的になされる前処理加工及び後処理加工を指示する機械読み取り用制御マークを印刷し、これら印刷物を、単片状態において所定の順序で所望枚数毎に重ね合わせて丁合する丁合方法であって、各単片印刷物を移送しながら機械読み取り用制御マークを読み取り、読み取り不能な単片印刷物は移送径路から排除し、残った単片印刷物は読み取った機械読み取り用制御マークに応じて前処理加工を施した後、丁合物に読み取り済の機械読み取り用制御マークに応じて後処理加工を施した後、単位印刷物毎に正常スタッカ部へ移送することを特徴とする単片印刷物の丁合方法。
- 丁合すべき各印刷物にはあらかじめ、所定の順序で所望情報を印刷するとともに、丁合にともない選択的になされる前処理加工及び後処理加工を指示する第1の機械読み取り用制御マークを印刷し、加えて、表紙が存在する場合には表紙となるべき印刷物に第1の機械読み取り用制御マークとは構成態様を異にする第2の機械読み取り用制御マークを印刷しておき、これら印刷物を、単片状態において所定の順序で所望枚数毎に重ね合わせて丁合する丁合方法であって、各単片印刷物を移送しながら第1の機械読み取り用制御マークを読み取り、読み取り不能な単片印刷物は移送径路から排除し、残った単片印刷物は読み取った第1の機械読み取り用制御マークに応じて前処理加工を施した後、さらに移送して、表紙が存在する場合には、表紙となるべき印刷物を検出してこれが最上位になるよう重ね合わせて丁合し、この丁合の前後いずれかにおいて第2の機械読み取り用制御マークを読み取って、この読み取った第2の機械読み取り用制御マークの読み取り内容と、既に読み取り済の第1の機械読み取り用制御マークの読み取り内容と比較し、不一致があれば丁合物を不良スタッカ部へ移送し、一致していれば丁合物に読み取り済の第1の機械読み取り用制御マークに応じて後処理加工を施した後、正常スタッカ部へ移送することを特徴とする単片印刷物の丁合方法。
- 丁合すべき各印刷物にはあらかじめ、所定の順序で所望情報を印刷するとともに、丁合にともない選択的になされる丁合前の押印処理加工及び丁合後の綴じ合わせ加工と穿孔契印処理加工を含む制御内容を指示する複数の第1の機械読み取り用制御マークを印刷し、加えて、丁合時に表紙が存在する場合には表紙となるべき印刷物に第1の機械読み取り用制御マークとは構成態様を異にする第2の機械読み取り用制御マークたるバーコードを印刷しておき、これら印刷物を、単片状態において所定の順序で所望枚数毎に重ね合わせて丁合する丁合方法であって、各単片印刷物を移送しながら第1の機械読み取り用制御マークを読み取り、読み取り不能な単片印刷物は移送径路から排除し、残った単片印刷物は読み取った第1の機械読み取り用制御マークの指示内容に応じて押印処理加工を施した後、さらに移送して、表紙が存在する場合には表紙となるべき印刷物を検出してこれが最上位になるよう重ね合わせて丁合し、この丁合の前後いずれかにおいてバーコードを読み取って、この読み取ったバーコードの読み取り内容と、既に読み取り済の第1の機械読み取り用制御マークの読み取り内容と比較し、不一致があれば丁合物を不良スタッカ部へ移送し、一致していれば丁合物に読み取り済の第1の機械読み取り用制御マークに応じて綴じ合わせ加工、穿孔契印処理加工を施した後、正常スタッカ部へ移送することを特徴とする単片印刷物の丁合方法。
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