JP3606720B2 - 製本装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、印字された連続用紙あるいはぺージ単位用紙から得た単位用紙を、順に移送して丁合単位毎にバッファ部で丁合した後、ステープル等で綴じあわせ冊子に製本する製本装置に関する。例えば、前記連続用紙は、両側近傍に沿って長手方向に伸びるマージン切り取り用ミシン目と、一定間隔をおいて幅方向に伸びる複数の裁断用ミシン目とが設けられ、各ミシン目によって区分された単位用紙となる区画内に事項欄があらかじめ印刷され、各事項欄に所定事項が各別にページプリンタ(図示せず)で印字されている。そして、この連続用紙は表紙となる1枚の単位用紙と、この単位用紙と丁合すべき複数の単位用紙とが、丁合すべき1丁合単位を成すよう順次連設されている。また、ぺージ単位用紙は、1ぺージを複数に区画し、1丁合単位を成すよう形成されている。
【0002】
【従来の技術】
従来の製本装置は、例えば、連続用紙を幅方向に伸びる各ミシン目で蛇腹状に折り畳んで重ねた状態で配置し、上部から順次引き出して各処理部に供給する供給部と、引き出した連続用紙のマージンを切り取り用ミシン目で切断し除いた後の連続用紙を裁断ミシン目で裁断し単位用紙となす裁断部と、単位用紙を順に移送、反転させて単位毎に丁合し、ステープル等で綴じ合わせる綴じ部と、綴じ合わせて冊子となったものを取り出して設定順にストックするスタッカ部とから構成したものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例にあっては、前記反転機構が複雑で大型であるため、ユニットも大型化し設置スペースを広くとらなければならないだけでなく、製本機能のみを有するものであったため、専用機化し、用紙を裁断するだけの処理ができないという不都合があった。本発明は、この不都合を考慮してなされたもので、ユニットを小型化でき、製本機能のほかに連続用紙の裁断機能のみを利用することが可能な製本装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された本発明の製本装置は、丁合すべき単位用紙が連接されてなる連続用紙あるいは丁合すべき1丁合単位を成す単位用紙が複数枚連接されてなるぺージ単位用紙を供給する供給部と、この供給部から供給された連続用紙あるいはぺージ単位用紙を裁断して単位用紙となす裁断部と、この裁断部から移送されてきた各単位用紙を順次下に繰り入れて各丁合単位毎に丁合するバッファ部と、この丁合した単位用紙を綴じ合わせる綴じ部と、この綴じ合わせた冊子をストックするスタッカ部とを備え、前記バッファ部は、単位用紙を停止する閉鎖状態と通過させる開放状態に変位するストッパーを有し、このストッパーを、搬入した単位用紙を1丁合単位になるまで閉鎖状態とし丁合が終了すると前記1丁合単位の単位用紙を綴じ部に移送すべく開放状態とする冊子モードと、前記ストッパーが開放状態のままになる裁断モードとに切り換え得るゲートを設けてなるものである。
【0005】
また、請求項2に記載の本発明の製本装置は、丁合すべき単位用紙が連接されてなる連続用紙あるいは丁合すべき1丁合単位を成す単位用紙が複数枚連接されてなるぺージ単位用紙を供給する供給部と、この供給部から供給された連続用紙あるいはぺージ単位用紙を裁断して単位用紙となす裁断部と、この裁断部から移送された各単位用紙を順次下に繰り入れて各丁合単位毎に丁合するバッファ部と、この丁合した単位用紙を綴じ合わせる綴じ部と、この綴じ合わせた冊子をストックするスタッカ部とを備えた製本装置であって、バッファ部は、単位用紙を停止する閉鎖状態と通過させる開放状態に変位するストッパーを有し、このストッパーを、搬入した単位用紙を1丁合単位になるまで閉鎖状態とし丁合が終了すると前記1単位の単位用紙を綴じ部に移送すべく開放状態とする冊子モードと、前記ストッパーが開放状態のままになる裁断モードとに切り換え得るゲートと、このゲートの手前に配置され、単位用紙が進行方向に向かって下降傾斜して乗るよう、かつ乗った単位用紙の下面が搬入経路を塞ぐようなした用紙支持部材を設けてなるものである。
【0006】
また、請求項3に記載の本発明の製本装置は、請求項1又は請求項2に記載された構成に加えて、冊子の表紙となる単位用紙に表紙マークを付すとともに、用紙移送経路における、供給部の後段と綴じ部の後段に、前記表紙マークを読み取る第1、第2マーク読み取り部をそれぞれ設置し、第1マーク読み取り部で前記表紙マークを読み取ったとき、、裁断部での裁断処理、バッファ部での丁合処理、綴じ部での綴じ処理と、これら各部間の移送とは継続したまま、供給部の用紙供給処理を一時停止するように制御するための制御部を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明をぺージ単位用紙を処理するものに適用した好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。ここにおいて、添付図面の図1は製本装置の概略的な全体図、図2はぺージ単位用紙の平面図、図3はバッファ部を示す拡大図、図4は供給部とスリッターの拡大図、図5は各部の回路接続図、図6は動作のフローチャートである。
【0008】
図1に示すように、製本装置1は、ぺージ単位用紙2を、重ねた状態で載置し、最上部のものからピックアップして次工程(スリッター4)に供給する供給部3と、ピックアップしたぺージ単位用紙2を裁断し単位用紙2a,2bとなす裁断部5と、この裁断部5から移送され搬入した各単位用紙2a,2bを丁合するバッファ部6と、丁合された単位用紙を綴じ合わせる綴じ部7と、綴じ合わせて冊子となったものをストックするスタッカ部8と、前記各部材を支持しキャスターにより移動可能な基台9とから構成する。なお、符号4はスリッターで用紙移送方向と平行方向に裁断する場合に使用するものであり、連続用紙のマージナル部の切断にも使用する。また、符号10はマージナル部を収納するマージナルボックスである。
【0009】
図2に示すように、前記ぺージ単位用紙2は、一定間隔をおいて幅方向に伸びる複数の裁断用ミシン目11よって区分され、複数の単位用紙2a,2bとなる区画内に事項欄12があらかじめ印刷されている。そして、各事項欄12内に所定事項13が各別にページプリンタ(図示せず)で印字され、各単位用紙2a,2bは、表紙マーク14が付された表紙になる単位用紙2aと、これに続く所定枚数、例えば、4枚の単位用紙2bとで1丁合単位となるよう連設されている。
【0010】
図1に示すように、連続用紙2の移送経路における供給部3の後段位置であるスリッター4、裁断部5間には、表紙となる単位用紙2aの前記表紙マーク14を読み取る第1のマーク読み取り部15が設けられ、また、前記移送経路における裁断部5の後段である綴じ部7、スタッカ部8間には、前記表紙マーク14を読み取る第2のマーク読み取り部16が設けられている。そして、第1のマーク読み取り部15で表紙マーク14を検出したとき、裁断部5、バッファ部6、綴じ部7の各処理動作及び該各部の移送は継続したまま、供給部3からの連続用紙2の供給を停止し、第2のマーク読み取り部16で表紙マーク14を検出したとき、スタッカ部8を始動させるとともに、ぺージ単位用紙2の供給を再開するように構成してある。
【0011】
図1及び図4に示したように、供給部3は、ぺージ単位用紙2を積み重ねた状態で載置する昇降可能なリフター17と、前記ぺージ単位用紙2を上部から引き出し裁断部5に供給するよう、ぺージ単位用紙2を上から引き出す駆動輪であるピックアップローラ18と、このピックアップローラ18に連動しぺージ単位用紙2を水平に移送するためのフィードローラ19と、両ローラ18,19を支持するローラ受け20を回転軸21を中心に回転変位可能とするためのアーム22とを備えるピックアップ装置23とから構成する。このピックアップ装置23は、必要に応じて例えば、2枚重なった状態で供給したり、紙詰まりをおこした場合のように、ぺージ単位用紙2の供給が不適正である場合に、手動によって前記ローラ受け22を回転軸23を中心に回転変位(図4の一点鎖線参照)させ、紙詰まり等のぺージ単位用紙2を除去することが可能である。
【0012】
図1及び図4に示したように、スリッター4は、下側の支持ローラと上下で対をなすように配置され、マージンを備えた別途連続用紙を処理すべく、マージンを取り除くための、単位用紙移送方向と平行に伸びる切り取り用ミシン目をカットするよう構成されている。またこのスリッター4は、例えば、マージンを有しない連続用紙や移送歩行と平行な切り用ミシン目を有しないぺージ単位用紙2を処理する場合には、斜め上方に変位して連続用紙やぺージ単位用紙2に接触しないように回転可能な変位部材24に支持されている。
【0013】
図1に明示したように、前記裁断部5は、ぺージ単位用紙2を、速度差により裁断用ミシン目12で裁断するための低速ローラ25及び高速ローラ26と、裁断を補助するブレード27とを備える。
【0014】
図1及び図3に明示したように、バッファ部6は、単位用紙2a,2bを停止する閉鎖状態と通過させる開放状態に変位するストッパー28を有し、このストッパー28を、搬入した単位用紙2a,2bが1丁合単位になるまで閉鎖し、丁合が終了すると前記1丁合単位の単位用紙2a,2bを綴じ部7に移送すべく開放する冊子モードと、前記ストッパー28が開放状態のままになる裁断モードとに切り換え得るゲート29と、このゲート29の手前に配置され、単位用紙2a,2bが進行方向に向かって下降傾斜して乗るよう、かつ乗った単位用紙2a,2bの下面が移送経路を塞ぐよう、すなわち該下面に後続の単位用紙2bの先端が突き当たるようなした、回転駆動し得る用紙支持部材たる第1,第2支持ローラ30,31と、この第2支持ローラ31の上方に配置し搬入した単位用紙2a,2bを上から押さえ得るようになした押えローラ32とを備える。この押えローラ32は、搬入された単位用紙2a,2bを上から押え、前記第1,第2支持ローラ30,31の回転駆動で単位用紙2a、2b先端をストッパー28に突き当てて揃える動作を補助するためのものである。また、前記ゲート29は、ほぼL字状に折曲した前記ストッパー28と、このストッパー28の一端部を固定し、アーム33を有する回転軸34に回転変位可能に支持され、図3において引張バネ35によって時計回りに付勢された支持部材36と、前記アーム33を反時計回りに回転するよう押し出すシリンダー37と、このシリンダー37とは反対側からモード固定部材38を介して前記アーム33を時計回りに回転するよう押し出すシリンダー39とから構成する。
【0015】
図3に示したように、上述のバッファ部6は、冊子モードにおいてはシリンダー39が引っ込んだ状態を維持し、シリンダー37が突き出す(図示状態)と、ストッパー28が、アーム33、支持部材36を介して回転軸34を中心に反時計回りに回転変位してゲート29は閉鎖状態(図3の実線状態)となり、また、シリンダー37が引っ込むと、ストッパー28が、前記と同様に回転軸34を中心に時計回りに回転変位してゲート29は通過モード(図3の一点鎖線状態)となる。また、シリンダー37を引っ込めシリンダー39を突き出すとゲート29は通過モードとなって、ストッパー28が図3の一点鎖線状態となり単位用紙2a,2bは直接綴じ部7を経て前記スタッカ部8に送られるのである。なお、図中、符号40は単位用紙2a,2bが上方に飛び出さないように設けた上側規制部材、符号41は単位用紙2a,2bが下方に飛び出さないように設けた下側規制部材、符号42は、一枚ずつの単位用紙2a,2bを正規の移送経路でバッファ部6に移送されるようにガイドするフィードローラ、符号43は、丁合状態の単位用紙2a,2bを正規の移送経路で綴じ部7に移送するようにガイドするフィードローラである。
【0016】
上記のように構成したバッファ部6は、前記冊子モード(ストッパー28が上がった状態)において、先ず、表紙となる単位用紙2aがフィードローラ42を経て搬入すると、第1、第2紙支持ローラ30,31の上に乗りストッパー28に先端が突き当たって停止する。この停止状態にある単位用紙2aは、後端側が上方に位置した傾斜状態にあり、その下面は、搬入経路上に位置して後続の単位用紙2bの先端に対して斜めに露出した状態になっている。続いて、後続の単位用紙2bが搬入すると、前記先行の単位用紙2aの下面に斜めに衝突し、該下面と用紙支持部材たる第1支持ローラ30及び第2ローラ31との間に進入する。このようにしてさらに続く単位用紙2bも前記単位用紙2bの下側に進入し、設定した枚数に達し1丁合単位の単位用紙2a,2bが重ね合わされて丁合が終了すると、シリンダー37が引っ込み引張バネ35により前記ストッパー28が時計回りに回転変位して下がり、1丁合単位の単位用紙2a,2bは綴じ部7に移送されるのである。
【0017】
図1に示したように、前記綴じ部7は、1丁合単位の単位用紙2a、2bを、表紙となる単位用紙2aが上側になって重なった状態で支持するベルト44と、丁合された単位用紙2a,2bを綴じ合わせるステッチャー45とからなる。
【0018】
図1に示したように、スタッカ部8は、コンベア46と、このコンベア46の外端(図面上、右端)に設けた傾斜ストッパー47とから構成する。そして、綴じ部7からコンベア46に排出された冊子は、コンベア46を図面の左端から右端に向かって移送され、傾斜ストッパー47の斜面によりかかった状態で斜めに立ち、続く冊子が前記冊子の斜面によりかかった状態で斜めに立つという動作を繰り返して冊子をストックするものである。
【0019】
図5に示したように、上記製本装置1は、各部の動作を制御部48で制御するように構成される。なお図中、符号49は、キーボード(図示せず)に各種操作キーを配置してなる操作部、符号50は、仕上げた冊子の数等を記憶する記憶部、符号51は、製本装置1の駆動状態や仕上げた冊子の数等を表示する表示部である。
【0020】
続いて、製本装置1の冊子モードの動作を図6を参照しながら説明する。操作者が操作部49のキーを操作して冊子の設定数等の設定、モード設定(この場合は冊子モード)等を入力する一方、スリッター4を変位部材24を回転して斜め上方に変位し、ぺージ単位用紙2に接触しないように入力して、スタートキーをオンすると、供給部3、裁断部5、バッファ部6及び綴じ部7が駆動し(ステップ101)、ぺージ単位用紙2が裁断部5に送られて裁断され、冊子の表紙となる単位用紙2aと2ぺージ以降となる単位用紙2bが連設された順番で移送され、順次下に繰り入れられるようにバッファ部6で重ね合わされて丁合される。この時、1丁合単位の単位用紙2a,2bが供給部3から送り出された後、ぺージ単位用紙2の進行端に区画された次の表紙となる単位用紙2aが裁断部5手前位置に達すると、第1のマーク読み取り部15が表紙マーク14を検出し(ステップ102)、裁断部5、バッファ部6、綴じ部7は駆動状態のまま、供給部3によるぺージ単位用紙2の供給を停止する(ステップ103)。
【0021】
そして、丁合された単位用紙2a,2bが綴じ部7で綴じられて冊子となって送り出され、この冊子最上位の単位用紙2aに付した表紙マーク14を第2のマーク読み取り部16が検出する(ステップ104)と、供給部3が再駆動して新たなぺージ単位用紙2が裁断部5へ供給される一方、冊子がスタッカ部8に排出(ステップ105)される。このスタッカ部8では冊子がコンベア46上を図1の左端から右端に向かって移送され、傾斜ストッパー47の斜面によりかかった状態で斜めに立ち、続く冊子が前記冊子の斜面によりかかった状態で斜めに立つという動作を繰り返して冊子をストックする。
【0022】
このようにして冊子を作成し、そのスタック量が設定数に達していない場合は、ステップ101に戻って供給部3、裁断部5及びバッファ部6、綴じ部7が駆動し、前述の動作が繰り返される一方、冊子が設定数に達した場合には、停止信号が出力され(ステップ106)、製本装置1は停止する。一方、傾斜ストッパー47に寄り掛かってストックされた前記設定数の冊子は運搬車等で運搬し、さらに冊子を作成する場合には前記スタートキーをオンし、前述と同様の作業を続ける。
【0023】
また、操作者が、設定モードを裁断モードに切り換えて入力し、スタートキーをオンするとバッファ部6は、シリンダー37が引っ込みシリンダー39が突出してアーム33を図3の時計回りに押し、ストッパー28を下げた状態になるので、単位用紙2a,2bはバッファ部6を通過する。この通過した単位用紙2a,2bは、綴じ部7で綴じられずに、この綴じ部7も通過してスタッカ部8に冊子となることなく移送されるのである。
【0024】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、1丁合単位を成す単位用紙が複数枚連接したぺージ単位用紙を処理するほか、連続用紙の処理に適用してもよい。この連続用紙を使用する場合は、供給部3としてトラクタ装置を使い、また、スリッター4によってマージナル部を切断除去する。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載された本発明は、丁合すべき1単位を成す単位用紙からなる連続用紙あるいは丁合すべき1単位を成す単位用紙が複数枚連接したぺージ単位用紙を、設定どおりの順序と枚数で丁合し綴じ合わせることができるとともに、冊子になったものを取り出して丁合順に正確にストックすることができ、また、冊子モードと裁断モードに切換自在なので、裁断装置として利用することができるという効果を奏する。
【0026】
また、請求項2に記載された本発明は、1丁合単位を成す単位用紙からなる連続用紙あるいは1丁合単位を成す単位用紙が複数枚連接したぺージ単位用紙を、設定どおりの順序と枚数で丁合し綴じ合わせることができるとともに、冊子になったものを取り出して丁合順に正確にストックすることができ、また、冊子モードと裁断モードに切換自在なので、裁断装置として利用することができ、さらに、バッファ部に用紙支持部材を設けたので、冊子モードにおいて、後続の単位用紙が前の単位用紙の下側に進入し、各単位用紙が設定どおりに確実に重なり、冊子を作成し得るという効果を奏する。
【0027】
また、請求項3に記載された本発明は、請求項1又は請求項2に記載された発明の効果に加えて、供給部から1単位の連続用紙あるいはぺージ単位用紙を送り出すと、該供給を一旦停止し、先行する1単位のものが冊子となった後、再供給を行うように構成したので、設定どおりの順序でより正確に丁合し綴じ合わせることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】製本装置の概略的な全体図。
【図2】ぺージ単位用紙の平面図。
【図3】バッファ部を示す拡大図。
【図4】供給部とスリッター部分の拡大図。
【図5】各部の回路接続図。
【図6】動作のフローチャート。
【符号の説明】
1 製本装置
2 ぺージ単位用紙
2a,2b 単位用紙
3 供給部
4 スリッター
5 裁断部
6 バッファ部
7 綴じ部
8 スタッカ部
14 表紙マーク
15 第1のマーク読み取り部
16 第2のマーク読み取り部
28 ストッパー
29 ゲート
48 制御部
Claims (3)
- 丁合すべき単位用紙が連接されてなる連続用紙あるいは丁合すべき1丁合単位を成す単位用紙が複数枚連接されてなるぺージ単位用紙を供給する供給部と、この供給部から供給された連続用紙あるいはぺージ単位用紙を裁断して単位用紙となす裁断部と、この裁断部から移送されてきた各単位用紙を順次下に繰り入れて各丁合単位毎に丁合するバッファ部と、この丁合した単位用紙を綴じ合わせる綴じ部と、この綴じ合わせた冊子をストックするスタッカ部とを備えた製本装置であって、バッファ部は、単位用紙を停止する閉鎖状態と通過させる開放状態に変位するストッパーを有し、このストッパーを、搬入した単位用紙を1丁合単位になるまで閉鎖状態とし丁合が終了すると前記1丁合単位の単位用紙を綴じ部に移送すべく開放状態とする冊子モードと、前記ストッパーが開放状態のままになる裁断モードとに切り換え得るゲートを設けてなることを特徴とする製本装置。
- 丁合すべき単位用紙が連接されてなる連続用紙あるいは丁合すべき1丁合単位を成す単位用紙が複数枚連接されてなるぺージ単位用紙を供給する供給部と、この供給部から供給された連続用紙あるいはぺージ単位用紙を裁断して単位用紙となす裁断部と、この裁断部から移送された各単位用紙を順次下に繰り入れて各丁合単位毎に丁合するバッファ部と、この丁合した単位用紙を綴じ合わせる綴じ部と、この綴じ合わせた冊子をストックするスタッカ部とを備えた製本装置であって、バッファ部は、単位用紙を停止する閉鎖状態と通過させる開放状態に変位するストッパーを有し、このストッパーを、搬入した単位用紙を1丁合単位になるまで閉鎖状態とし丁合が終了すると前記1丁合単位の単位用紙を綴じ部に移送すべく開放状態とする冊子モードと、前記ストッパーが開放状態のままになる裁断モードとに切り換え得るゲートと、このゲートの手前に配置され、単位用紙が進行方向に向かって下降傾斜して乗るよう、かつ乗った単位用紙の下面が搬入経路を塞ぐようなした用紙支持部材を設けてなることを特徴とする製本装置。
- 冊子の表紙となる単位用紙に表紙マークを付すとともに、用紙移送経路における、供給部の後段と綴じ部の後段に、前記表紙マークを読み取る第1、第2マーク読み取り部をそれぞれ設置し、第1マーク読み取り部で前記表紙マークを読み取ったとき、裁断部での裁断処理、バッファ部での丁合処理、綴じ部での綴じ処理と、これら各部間の移送とは継続したまま、供給部の用紙供給処理を一時停止するように制御するための制御部を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載された製本装置。
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- 1997-09-30 JP JP28257797A patent/JP3606720B2/ja not_active Expired - Fee Related
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