JPH0718671B2 - 衝撃点火装置 - Google Patents

衝撃点火装置

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JPH0718671B2
JPH0718671B2 JP4066096A JP6609692A JPH0718671B2 JP H0718671 B2 JPH0718671 B2 JP H0718671B2 JP 4066096 A JP4066096 A JP 4066096A JP 6609692 A JP6609692 A JP 6609692A JP H0718671 B2 JPH0718671 B2 JP H0718671B2
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ティーアールダブリュ レパ ゲゼルシャフト ミットベシュレンクテル ハフツング
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    • F42—AMMUNITION; BLASTING
    • F42C—AMMUNITION FUZES; ARMING OR SAFETY MEANS THEREFOR
    • F42C19/00—Details of fuzes
    • F42C19/08—Primers; Detonators
    • F42C19/10—Percussion caps

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のための拘束装置
の中で点火薬キャップを設けた花火技術によるガス発生
器のための衝撃点火装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】衝撃作用によって花火技術によるガス発
生器カートリッヂの機械的トリガー作用においては、衝
撃作用は確実にトリガー作用を行うために、点火薬キャ
ップの中心上で極めて正確に行わなければならない。も
し点火薬キャップに対して打撃力を伝達するために打撃
ピンを用いている場合には、前記ピンは正確に案内しな
ければならず、点火薬キャップの中心と正確に整列して
いなければならない。この要求は狭い構造物と組立体と
の公差によってのみ満たされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】最初に述べた型の衝撃
点火装置においては、本発明は、狭い構造物及び組立体
の公差を狭くしても確実に点火させることという課題に
基づいている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この問題は本発明による
前述した型の衝撃点火装置によって解決され、衝撃伝達
要素がガス発生器のハウジングのガイド孔の中で、点火
薬キャップの衝撃面に対向して収納され、その自由端を
ガイド孔から突出させていることを特徴とする。前記ガ
イド孔は衝撃伝達要素を点火薬キャップあるいは起曝用
キャップに対して正しく中心的に整列しており、前記要
素をその位置に保持している。従って、衝撃伝達要素の
突出した自由端に衝撃がかかるとその結果確実に点火が
行われる。打撃あるいは衝撃は点火薬キャップの軸線を
中心的に案内される必要はなく、その反対に、衝撃伝達
要素の自由端を打撃するのは鈍い衝撃部材、鉄床、レバ
ーあるいはその類似物で十分である。
【０００５】本発明によって得られる利点は、特に、ガ
ス発生器と衝撃部材とが、一方で、衝撃伝達要素に打撃
を加え、他方でそれらが互いに他に対して可動的な安全
ベルト装置の締付装置の２つの組立体に配置されている
場合に得られる。例えば、ガス発生器は安全ベルト装置
のバックルと係合する締付装置の転置可能なブロックの
中に収納することができる。そのような構造において
は、ガス発生器上の点火薬キャップと静止部材内で案内
される打撃ピンとを正確に整列させるためには、構造物
と組立体との公差は高くする必要がある。対照的に、本
発明による衝撃点火装置の構造に関していうと、衝撃を
与える打撃ピンあるいはその他の部材がガス発生器の軸
線に対して数ミリメートルぐらい偏っていても確実なト
リガー作用を行うことができる。
【０００６】衝撃点火装置の好ましい実施例においては
衝撃伝達要素はボールとして構成されている。ボールを
ガス発生器のハウジングのガイド孔の中へ導入すること
には、どんな整列やあるいは調整も全く必要とせず、従
って自動生産に適している。
【０００７】
【実施例】本発明の他の特徴や利点は、以下の説明と図
面とを参照することによって明らかになるであろう。図
１は衝撃点火装置を有した花火技術によるガス発生器の
軸方向断面図であり、図２はガス発生器の他の実施例の
部分図であり、図３は本発明による衝撃点火装置を有し
た締付装置の概略的な部分断面図である。
【０００８】図１に示した実施例においては、花火技術
によるガス発生器の円筒上ハウジング１０が集合体、例
えば、自動車の安全ベルト装置における締付装置の孔１
２の中に挿入されている。ガス発生器のハウジング１０
は２つのピン１４によって孔１２に中に固定されてい
る。ガス発生器には花火技術によるチャージ１６と点火
薬キャップ１８とが設けられている。花火技術のチャー
ジ１６と点火薬キャップ１８とは従来通りに構成されて
おり、従って詳細に説明しないことにする。ガス発生器
のハウジング１０は点火薬キャップ１８の衝撃面の中心
領域に対向してガイド孔２０を有しており、その中にボ
ール２２が受留められている。前記ボール２２はガイド
孔２０から突出しており、この孔はその外端において、
例えばコーキングによって狭くなっており、その中にボ
ール２２が保持されている。ガイド孔２０から突出した
ボール２２の端部に対向して、機械的なトリガー装置の
一部分として示されている衝撃部材あるいは打撃部材２
４の鈍端が存在する。付勢されると、これもまた、挿入
された打撃ピンであってもよい打撃部材２４がボール２
２に向かって駆動される。ボール２２は点火薬キャップ
１８の衝撃面の中へ正確に中心的に貫通し、それによっ
てガス発生器を点火させる。打撃部材２４の軸線がガス
発生器と必ずしも正確に整列されている必要はないが、
反対に、打撃部材２４の鈍端がボール２２の突出部分を
打つようになっていることが必要なだけであることが明
らかである。ボール２２はガイド孔２０によって点火薬
キャップ１８と正確に整列され、かつその位置に保持さ
れた衝撃伝達要素を形成している。
【０００９】図２は衝撃伝達要素はボールではなくピン
２６として形成されている実施例を示している。前記ピ
ン２６は、点火薬キャップ１８に対向した端部におい
て、拡大された丸い頭部を有しており、これはガイド孔
２０の拡大部の中に受留められている。ピン２６の点火
薬キャップ１８から離れた方の端部はガイド孔２０から
突出しており、この孔はその内部でピン２６を固定する
ために段付の孔として形成されている。この実施例にお
いても同様に、ガス発生器を付勢するために打撃部材２
４がその鈍端を衝撃伝達要素、即ち、ガイド孔２０から
突出したピン２６の端部に向けて駆動される。
【００１０】図３は、図１に示した型のガス発生器を、
自動車の安全ベルト装置の締付装置に用いているところ
を示している。荷重を支持する寸法になっていてかつ自
動車の車体にねじ留めされた取付金具３０上で、円筒状
のブロック３２が自動車の床の方へ向かって転置可能的
に案内される。安全ベルト装置のバックル３４が円筒状
ブロック３２のチェンバー３８の中に収納されている。
剛的なピストン棒４４を介して取付金具３０に結合され
たピストン４２が、円筒状ブロック３２の円筒状孔４０
の中に収納されている。自動車感知式のトリガー機構４
６が取付金具３０に固定されている。これは枢軸的に取
付けられた衝撃部材４８を含み、前記部材は圧縮ばね４
９の作用によって円筒状のガイド孔内に受留められた打
撃ピン５０の一端に向かって動くことができ、前記ピン
の他端はガス発生器３６のボール２２に直接対向して位
置している。従って、前記打撃ピン５０は図１に示され
た打撃部材２４に対応している。前記枢軸衝撃部材４８
は止め金機構（図示せず）によって図３に示された休止
位置に保持されており、この衝撃部材４８のロック状態
は自動車感知式の質量体によって解除され、前記衝撃部
材はバイアスばね４９によって打撃ピン５０の隣接端部
に向かって駆動され、前記ピンの鈍端がボール２２を打
ち、ボールを衝撃伝達要素１８の中へ駆動する。ガス発
生器３６が点火され、それによって発生されたガスは円
筒状孔４０のチェンバー３８を通して供給され、ピスト
ン４２は取付金具３０に固定されているので、円筒状ブ
ロック３２を自動車の床の方へ駆動し、バックル３４も
同伴され、ベルトの緩みが安全ベルト装置から除かれ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】衝撃点火装置を有した花火技術によるガス発生
器の軸方向断面図。
【図２】ガス発生器の他の実施例の部分図。
【図３】本発明による衝撃点火装置を有した締付装置の
概略的な部分断面図。
【符号の説明】
１０ ハウジング １８ 点火薬キャップ ２０ ガイド孔 ２２ 衝撃伝達要素（ボール） ２４ 打撃部材 ２６ 衝撃伝達要素（ピン） ３０、３２ 締付装置の部材 ３６ ガス発生器 ５０ 打撃部材

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 自動車のための拘束装置の中で点火薬キ
    ャップを設けた花火技術によるガス発生器のための衝撃
    点火装置において、衝撃伝達要素（２２、２６）が、ガ
    ス発生器のハウジング（１０）のガイド孔（２０）の中
    で、点火薬キャップ（１８）の衝撃面に対向して収納さ
    れ、その自由端をガイド孔（２０）から突出させている
    ことを特徴とする衝撃点火装置。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の装置において、前記衝
    撃伝達要素（２２、２６）の自由端は打撃部材（２４）
    に対向して配置され、衝撃伝達要素（２２、２６）の自
    由端に対向した前記部材の領域は、前記自由端の断面積
    よりもかなり大きい衝撃点火装置。
  3. 【請求項３】 請求項２に記載の装置において、ガス発
    生器（３６）と打撃部材（５０）とは、互いに他に対し
    て可動的な安全ベルト装置の締付装置の２つの組立体
    （３０、３２）の中に配置されている衝撃点火装置。
  4. 【請求項４】 請求項１から３までのいずれか一つの項
    に記載の装置において、前記衝撃伝達要素はボール（２
    ２）として形成されている衝撃点火装置。
  5. 【請求項５】 請求項４に記載の装置において、前記ガ
    イド孔（２０）はその外端において狭くなっており、ボ
    ール（２２）はガイド孔（２０）の中で拘束されて保持
    されている衝撃点火装置。
  6. 【請求項６】 請求項１から３までのいずれか一つの項
    に記載の装置において、前記衝撃伝達要素はピン（２
    ６）として構成されている衝撃点火装置。
  7. 【請求項７】 請求項６記載の装置において、前記ピン
    （２６）は点火薬キャップ（１８）に対向して配置され
    た内端において丸くなっている衝撃点火装置。
  8. 【請求項８】 請求項６あるいは７に記載の装置におい
    て、前記ガイド孔（２０）は外側に向かって狭くなった
    段付孔として形成され、ピン（２６）にはガイド孔の拡
    大部分の中に受留められた拡大頭部が形成されている衝
    撃点火装置。
JP4066096A 1991-03-25 1992-03-24 衝撃点火装置 Expired - Fee Related JPH0718671B2 (ja)

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